JPH0740788Y2 - 管接続装置用係止具 - Google Patents

管接続装置用係止具

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JPH0740788Y2
JPH0740788Y2 JP1988168227U JP16822788U JPH0740788Y2 JP H0740788 Y2 JPH0740788 Y2 JP H0740788Y2 JP 1988168227 U JP1988168227 U JP 1988168227U JP 16822788 U JP16822788 U JP 16822788U JP H0740788 Y2 JPH0740788 Y2 JP H0740788Y2
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Japan
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locking
plate
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locking plate
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修一 小野寺
雅博 安西
裕典 野崎
康成 木島
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株式会社ガスター
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給湯器の内部配管接続のような省スペースで
の接続に適した管接続装置用の係止具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
各種装置の配管には、それぞれ使用条件に適した管接続
装置が用いられているが、給湯器用の管接続装置として
は、給湯器の小形化および整備性向上のため、(イ)狭
い空間内で容易に着脱できること、(ロ)着脱に特殊な
工具を必要とせず、できれば素手で行なえること、が要
求される。
このような要求に対応すべく考案された従来技術とし
て、第4図および第5図に示す管接続装置が知られてい
る(実開昭62−177993号公報参照)。
この従来技術を第4図及び第5図について説明すると、
11は接続すべき一方の管で、これにリング状の係止板12
を摺動自在に嵌合し、かつ、その係止板12より管端側に
該一方の管と一体をなす一対のリング状突起13a,13bを
間隔をへだてて形成し、そのリング状突起13a,13bの間
の管外周にOリング14とバックアップリング15とを嵌着
する。
他方の接続すべき管16には、該管16と摺動する縮径部17
aを有する接続筒17を摺動自在に嵌合し、かつ、管16の
他端には、前記の管11と同様に、一対のリング状突起18
a,18bを形成すると共に、その一対のリング状突起の間
の管外周にOリング19とバックアップリング20とを嵌着
する。そして、前記の接続筒17は、その内径dがOリン
グ14,19を圧縮して液密を保つ寸法であって、かつ、そ
の長さlが双方の管のOリングを覆い得る長さとし、そ
の開口端に前記係止板12とほゞ等径の係止段17bを形成
する。
そして、この従来技術においては、第4図(ロ)に示す
係止具21を使用して第5図に示すように双方の管11,16
を接続する。すなわち、この係止具21は、前記係止板12
および接続筒の係止段17bを同時に抱持し得る断面コ字
状をなすと共に円弧状の一対の係止部21aをバネ弾性を
有する把持部21bを介して一体となしたもので、第5図
に示すように、管11と管16とをほゞ衝接させた状態で係
止板12をリング状突起13aにつき当て、次いで接続筒17
を管端方向に摺動させてその係止板17bを係止板12と当
接させ、この状態で係止板12と係止段17bとに係止具21
を嵌着することにより管11と管16とを接続する。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図および第5図に示す管接続装置は、第4図(ロ)
に示す係止具を使用するので、狭い空間内でも特殊な工
具を使用することなく管を接続することができるが、こ
れを工業的に実施しようとしたところ、以下に述べる不
具合があることが判った。
すなわち、第4図(ロ)に示す形状の係止具を工業的に
生産するためには、第6図の展開図に示す形状の金属板
をプレスで曲げ加工する必要があるが、そうすると、一
対の係止部21aの両側板21a′はコ字形に折曲げると共に
さらに円弧状に彎曲されるため、第7図に示すように両
側板21a′に多数の皺22が出来てこのままでは両側板21
a′の間隔寸法を実用上必要とする精度に維持すること
ができないことを知った。
本考案は前記の如き従来技術の問題点を改善し、狭い空
間内で特殊な工具を使用することなく管を接続すること
ができるのは勿論であるが、さらに前記の如き多数の皺
が生ずることのない管接続装置用の係止具を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成するため、互いに当接
させた係止板と係止段の外周および両側を抱持するコ字
形断面を有する一対の係止部をバネ弾性を有する把持部
を介して一体に連設した管接続装置用の係止具におい
て、前記係止具の一対の係止部を、前記当接させた係止
板と係止段の外周に外接する平板状の背板と、その背板
から略々直角に内方へ折り曲げると共にその内周縁に円
弧状の切欠きを形成した両側抱持板とにより構成したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如く、コ字形断面を有する一対の係止
部そのものを円弧状に曲げるのではなく、背面側は係止
板と係止段の外周に外接する平板状の背板であって、そ
の背板から略々直角に内方へ折り曲げると共にその内周
縁に円弧状の切欠きを形成した両側抱持板としたので、
両側抱持板に皺が生ずることなく、従って、両側抱持板
の間隔寸法を必要とする精度に保って管の接続を円滑に
行なうことができる。
〔実施例〕
第1図(a),(b)は本考案による係止具8の斜視図
および正面図である。この係止具8は、1枚の鋼板をプ
レス加工することにより、後述する管側の係止板3と被
接続物側の係止段7の外周および両側を抱持する一対の
係止部8a,8bを把手部8cを介して一体に連接して形成
し、その一対の係止部8a,8bが開閉可能なようにバネ弾
性を持たせたものであるが、本考案は、前記の係止部8
a,8bを、係止板3と被接続物側係止段7に外接する平板
状の背板8a−1,8b−1と、その背板8a−1,8b−1からほ
ゞ直角に内方へ折り曲げると共にその内周縁に円弧状の
切欠き8d,8eを形成した両側抱持板8a−2,8b−2とによ
り構成する。
すなわち、本考案は、第2図の展開図に示す形状の鋼板
を点線の部分から折曲げて第1図に示す形状の係止具8
を構成する。
第3図は本考案の係止具8を用いた管接続装置の一例を
示すもので、先端に突条2を設けた管1にカラー4,シー
ルパッキン5を装着して被接続物6の管接続口に挿入
し、予め管1に外嵌しておいたリング状の係止板3をカ
ラー4と被接続物6の管接続口に形成させた係止段7に
当接させ、この状態で係止具8をその一対の係止部8a,8
bが係止板3と係止段7の外周および両側を抱持するよ
うに嵌着して接続を完了する。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、互いに当接させた管側の
係止板と被接続物側の係止段の外周および両側を抱持す
るコ字形断面を有する一対の係止部をバネ弾性を有する
把持部を介して一体に連接した管接続装置用係止具にお
いて、前記当接させた係止板と係止段の外周に外接する
平板状の背板と、その背板から略々直角に内方へ折り曲
げると共にその内周縁に円弧状の切欠きを形成した両側
抱持板とにより構成したので、係止具に皺が生ずること
なく、このため、両側抱持板の間隔寸法を必要とする精
度に保って管の接続および離脱を容易にかつ円滑に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a),(b)は本考案による係止具の斜視図お
よび正面図、第2図はその展開図、第3図は本考案の係
止具を用いた管接続装置の一例を示す断面図である。第
4図および第5図は従来例であって、第4図(イ)は接
続すべき管を分離した状態を示す断面図、第4図(ロ)
は係止具の斜視図、第5図は接続状態を示す断面図であ
る。第6図は従来例の係止具の展開図、第7図は従来例
の係止具の不具合を示す斜視図である。 1…管、3…係止板、4…カラー、5…シールパッキ
ン、6…被接続物、7…被接続物の係止段、8…係止
具、8a,8b…一対の係止部、8c…把持部、8a−1,8b−1
…背板、8a−2,8b−2…両側抱持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続すべき管に摺動自在に外嵌した係止板
    を被接続物の管接続口に設けた係止段に当接させ、この
    当接させた係止板と係止段の外周および両側を抱持する
    コ字形断面を有する一対の係止部をバネ弾性を有する把
    持部を介して一体に連設した係止具により管と被接続物
    とを接続すべくなした管接続装置において、前記係止具
    の一対の係止部を、前記互いに当接させた係止板と係止
    段の外周に外接する平板状の背板と、その背板から略々
    直角に内方へ折り曲げると共にその内周縁に円弧状の切
    欠きを形成した両側抱持板とにより構成したことを特徴
    とする管接続装置用係止具。
JP1988168227U 1988-12-28 1988-12-28 管接続装置用係止具 Expired - Fee Related JPH0740788Y2 (ja)

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