JPH0740245B2 - メモリ干渉検出装置 - Google Patents

メモリ干渉検出装置

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JPH0740245B2
JPH0740245B2 JP62208680A JP20868087A JPH0740245B2 JP H0740245 B2 JPH0740245 B2 JP H0740245B2 JP 62208680 A JP62208680 A JP 62208680A JP 20868087 A JP20868087 A JP 20868087A JP H0740245 B2 JPH0740245 B2 JP H0740245B2
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JP
Japan
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memory
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memory interference
cache
detection device
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JP62208680A
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督三 清原
雅士 出口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高速化のためにパイプライン処理が用いられ
た計算機等においてメモリの整合性を維持するためのメ
モリ干渉検出装置に関するものである。
オペランド・ライト時の書込み完了前や、キャッシュメ
モリを実装した場合のキャッシュ・ミス時の更新中に、
高速化のため次アクセス以降のアクセスを行なう場合
に、メモリの整合性維持のために、次アクセス以降のア
ドレスを書込み対象アドレスや更新中のアドレスと比較
し、同一アドレスでない(すなわち、メモリ干渉してい
ない)ことを確認しなければならない。この検出を行な
うのがメモリ干渉検出装置の役割である。
従来の技術 従来は、主として、オペランド・ライト時には次アクセ
スを書込み完了まで、キャッシュ・ミス時には次アクセ
スを更新完了まで遅延させることによりメモリの整合性
を維持していた。メモリ干渉検出を行う場合にも、レジ
スタと比較装置の組合せにより対応していた。
第3図はこの従来のメモリ干渉検出装置のブロック図を
示すものであり、9はアドレスを保持するためのレジス
タ、10は入力されたアドレスと前記レジスタ9に保持さ
れているアドレスとを比較する比較装置である。
以上のように構成された従来のメモリ干渉検出装置にお
いては、書込み対象アドレスや更新中のアドレスを前記
レジスタ9に格納し、高速化のために行なう次アクセス
以降のアドレスと前記レジスタに保持されたアドレスを
前記比較装置10で比較する。一致していればアクセスを
書込み完了もしくは更新完了まで遅延させる。一致して
いなければ後続のアクセスを続行させる。また、書込み
完了もしくは更新完了時には、メモリ干渉検出を無効化
する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、高速化をより進め
るために複数のアドレスを対象としてメモリ干渉を検出
しようとした場合、レジスタと比較装置の組を複数、メ
モリ干渉検出のためだけに実装しなければならず、素子
数および配線数の両面において回路規模が大幅に増加す
るという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、素子数および配線数の両面に
おいて回路規模の大幅な増加を伴わず、複数のアドレス
を対象としたメモリ干渉の検出が可能なメモリ干渉検出
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、メモリ干渉を示す属性情報を付加したキャッ
シュメモリを用いたメモリ干渉検出装置である。
作用 本発明は前記した構成により、メモリの整合性を維持す
るため、後続の同一アドレスへのアクセスが不可能なア
ドレスに対するキャッシュメモリのエントリにメモリ干
渉を示す情報を格納し、後続のキャッシュメモリ・アク
セス時に対応するエントリのメモリ干渉を示す情報を出
力しメモリ干渉の検出を行なうことにより、素子数およ
び配線数の両面において回路規模の大幅な増加を伴わ
ず、複数のアドレスを対象としたメモリ干渉の検出を可
能とする。
実施例 第1図は本発明の一実施例におけるキャッシュメモリを
用いたメモリ干渉検出装置のブロック図を示すものであ
る。第2図にバリッドビットおよび、ウエイトビットの
制御のための真理値表を示す。(なお、キャッシュメモ
リとして2ウェイ・セットアソシアティブ方式、各エン
トリはワード(4バイト)単位の場合を示す。) 同図において、1は入力アドレスバス、2aはウェイ0の
タグ部、2bはウェイ1のタグ部、3aはウェイ0のバリッ
ドビット部、3bはウェイ1のバリッドビット部、4aはウ
ェイ0のウエイトビット部、4bはウェイ1のウエイトビ
ット部、5aはウェイ0のデータ部、5bはウェイ1のデー
タ部、6は制御部、7はデータ選択装置、8は出力デー
タバスである。各エントリは、ワード(4バイト)単位
とし、バリッドビットおよび、ウエイトビットの管理も
この単位で行なう。
以上のように構成された本実施例のメモリ干渉検出装置
について、以下その動作を説明する。
前記入力アドレスバス1の下位数ビットは、インデック
スとして、前記タグ部2a、2b、前記バリッドビット部3
a、3b、前記ウエイトビット部4a、4b、前記データ部5
a、5bに接続され、記憶されている情報の選択に使用さ
れる。前記タグ部2a、2bでは、対象となるアドレスの上
位ビットが読みだされ、前記入力アドレスバス1の上位
ビットとの比較を行ない、結果の一致情報をEQ0、EQ1と
して、前記制御部6に出力する。前記バリッドビット部
3a、3bでは、対象となるアドレスのバリッドビットが読
みだされ、V0、V1として、前記制御部6に出力する。前
記ウエイトビット部4a、4bでは、対象となるアドレスの
ウエイトビットが読みだされ、W0、W1として、前記制御
部6に出力する。前記制御部6では、第2図に示した真
理値表に従い制御を行なう。キャッシュ・ヒット時に
は、前記データ部5a、5bで読出されたデータを前記デー
タ選択装置7で選択し、前記出力データバス8へ出力す
る。
バリッドビット(V)および、ウエイトビット(W)の
意味を以下に示す。
(V、W)=(1、0)…キャッシュ・ヒット。(メモ
リ干渉なし。) (0、0)…キャッシュ・ミスヒット。
(メモリ干渉なし。) (*、1)…メモリ干渉発生。
メモリ干渉発生時には、ウエイトビットを'1'とし、タ
グが一致するしない場合(第1表のAの場合)はタグも
設定する。メモリ干渉解消時には、ウエイトビットを′
0′とする。この時、バリッドビットの状態('0'また
は'1')で、メモリ干渉解消後のデータが、有効なデー
タか、無効なデータかの識別を行う。(たとえば、ワー
ド(4バイト)内の一部のバイトのみへのメモリライト
の場合、メモリ干渉解消後のキャッシュデータ部のデー
タの一部には無効なデータが含まれている。このため、
そのワード(4バイト)は、無効なデータとして取扱は
なければならない。) 後続のアクセスが、メモリ干渉発生状態のアドレスに対
する場合(第2図のD、E、H、Iの場合)、キャッシ
ュへのアクセスを繰返し行うことにより、ロック状態に
入る。その間に、メモリ干渉解消されると、自動的にロ
ック状態が解除される。
制御は、メモリ・アクセスのタイプにより以下の3つに
分けられる。
・リードのみ :キャッシュ・ミスヒット時(第2図のA、B、Fの場
合)には、メモリ干渉発生状態に設定し、ミスヒットし
たデータの読出しを行う。読出したデータをキャッシュ
にライトする際、メモリ干渉解消状態に設定する。
・ライトのみ :キャッシュ・ミスヒット時(第2図のA、B、Fの場
合)およびキャッシュ・ヒット時(第2図のC、Gの場
合)には、メモリ干渉発生状態に設定する。ライトすべ
きデータをメモリおよびキャッシュにライトする際、メ
モリ干渉解消状態に設定する。
・リードおよびライト :キャッシュ・ミスヒット時(第2図のA、B、Fの場
合)およびキャッシュ・ヒット時(第2図のC、Gの場
合)には、メモリ干渉発生状態に設定する。ライトすべ
きデータをメモリおよびキャッシュにライトする際、メ
モリ干渉解消状態に設定する。
(なお、キャッシュ・ミスヒット時(第2図のA、B、
Fの場合)には、ミスヒットしたデータの読出しを行
う。しかし、読出したデータをキャッシュにライトする
際、メモリ干渉解消状態には設定しない。) 以上のように本実施例によれば、キャッシュメモリに属
性情報としてウエイトビットだけを追加することによ
り、複数のアドレスを対象としたメモリ干渉の検出を可
能とする。このため、メモリ干渉検出のために追加すべ
き素子は、メモリ干渉の発生を示すウエイトビットのみ
に限定され、配線の増加はない。
(たとえば、容量が1Kバイト、前記アドレスバス1が32
ビットの場合は、前記タグ部2a、2bに必要なビット数は
2×128×23、前記バリッドビット部3a、3bに必要なビ
ット数は2×128×1、前記ウイエトビット部4a、4bに
必要なビット数は2×128×1、前記データ部5a、5bに
必要なビット数は2×128×32となり、素子数の増加は
2%以内に限定される。) 本実施例の応用としてはパイプライン処理プロセッサに
用いられるキャッシュ・メモリやアドレス変換バッフ
ァ、ミスヒット時の更新のために多くの時間が必要なデ
ィスク・キャッシュやネットワーク用バッファ等におい
て効果が著しい。
なお、第1の実施例においてキャッシュメモリとして2
ウェイ・セットアソシアティブ方式、各エントリはワー
ド(4バイト)単位の場合を示したが、方式および各エ
ントリの構成を変更してもよい。
また、第1の実施例において管理の単位をワード(4バ
イト)としたが、1バイト単位、2バイト単位等に変更
してもよい。
また、第1の実施例においてタグ部、データ部等を持つ
キャッシュメモリとしたが、回路規模の制限等によりキ
ャッシュ機能を不必要な場合は、ウエイトビット部のみ
を実装してもよい。この場合は、一種のハッシュテーブ
ルとなる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、素子数および配
線数の両面において回路規模の大幅な増加を伴わず、複
数のアドレスを対象としたメモリ干渉の検出が可能なメ
モリ干渉検出装置を提供することができ、その応用はパ
イプライン処理プロセッサに用いられるキャッシュ・メ
モリやアドレス変換バッファ、ミスヒット時の更新のた
めに多くの時間が必要なディスク・キャッシュやネット
ワーク用バッファ等と広範囲に渡り、その実用的効果は
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例のキャッシュメモリを
用いたメモリ干渉検出装置のブロック図、第2図はバリ
ッドビットおよび、ウエイトビットの制御のための真理
値表を示す説明図、第3図は従来のメモリ干渉検出装置
のブロック図である。 1……入力アドレスバス、2a……ウェイ0のタグ部、2b
……ウェイ1のタグ部、3a……ウェイ0のバリッドビッ
ト部、3b……ウェイ1のバリッドビット部、4a……ウェ
イ0のウエイトビット部、4b……ウェイ1のウエイトビ
ット部、5a……ウェイ0のデータ部、5b……ウェイ1の
データ部、6……制御部、7……データ選択装置、8…
…出力データバス。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペランドライト時には書き込みが終了す
    るまでの間に、キャッシュミスやオペランドプリフェッ
    チに伴う主記憶へのアクセス時には読み込みが終了する
    までの間に、後続のアクセスが要求された場合、後続の
    アクセスに伴い入力されたアドレスに対応したデータと
    同時にメモリ干渉を示す情報を出力する、メモリ干渉を
    示す属性情報を付加したキャッシュメモリを用いたメモ
    リ干渉検出装置。
  2. 【請求項2】オペランドライトのタイミングが、その結
    果が反映すべき後続のオペランドリードのタイミングよ
    り遅れる場合、先行的にライトすべきオペランドアドレ
    スを登録し、オペランドライト時には書き込みが終了す
    るまでの間に、キャッシュミスやオペランドプリフェッ
    チに伴う主記憶へのアクセス時には読み込みが終了する
    までの間に、後続のアクセスが要求された場合、後続の
    アクセスに伴い入力されたアドレスに対応したデータと
    同時にメモリ干渉を示す情報を出力する、メモリ干渉を
    示す属性情報を付加したキャッシュメモリを用いたメモ
    リ干渉検出装置。
  3. 【請求項3】キャッシュデータの管理される単位毎に、
    有効なデータが存在するか否かを示すバリッドビット
    と、メモリ干渉状態を示すウェイトビットを備えたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメモリ干渉検
    出装置。
  4. 【請求項4】キャッシュデータの管理される単位毎に、
    有効なデータが存在するか否かを示すバリッドビット
    と、メモリ干渉状態を示すウェイトビットを備え、先行
    的にライトすべきオペランドアドレスを登録する場合に
    は、前記ウェイトビットをセットすることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のメモリ干渉検出装置。
  5. 【請求項5】キャッシュデータの管理される単位毎に、
    有効なデータが存在するか否かを示すバリッドビット
    と、オペランドライト時には書き込みが終了するまでの
    間、キャッシュミスやオペランドプリフェッチに伴う主
    記憶へのアクセス時には読み込みが終了するまでの間、
    等のメモリ干渉状態を示すウェイトビットを備えたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のメモリ干渉検
    出装置。
  6. 【請求項6】キャッシュデータの管理される単位毎に、
    有効なデータが存在するか否かを示すバリッドビット
    と、オペランドライト時には先行的にライトすべきオペ
    ランドアドレスを登録する時点から実際に書き込みが終
    了するまでの間、キャッシュミスやオペランドプリフェ
    ッチに伴う主記憶へのアクセス時には読み込みが終了す
    るまでの間、等のメモリ干渉状態を示すウェイトビット
    を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    メモリ干渉検出装置。
JP62208680A 1987-08-21 1987-08-21 メモリ干渉検出装置 Expired - Lifetime JPH0740245B2 (ja)

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JPS6451545A JPS6451545A (en) 1989-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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