JPH0740237U - タンク用キャップ - Google Patents

タンク用キャップ

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JPH0740237U
JPH0740237U JP7416293U JP7416293U JPH0740237U JP H0740237 U JPH0740237 U JP H0740237U JP 7416293 U JP7416293 U JP 7416293U JP 7416293 U JP7416293 U JP 7416293U JP H0740237 U JPH0740237 U JP H0740237U
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JP
Japan
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cap
plate
tank
mouthpiece
guide
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JP7416293U
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学 賀川
和弘 石井
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体を外部へ漏出させず、かつ取り扱いの容
易なキャップの実現。 【構成】 タンクの口金内に配置される、偏平な筒状の
軸筒部11をキャップ本体10の中央部に内方へ突出さ
せて設ける。口金部の内周縁Pに係合可能なばね性材料
からなる係合片12を板状部材13の外方へ突出させて
複数個設け、これを前記軸筒部11の内側端部に回らな
いように取り付ける。さらにキャップ装着時口金内周に
接して案内となる案内片14を板状部材13と一体に複
数個設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃料タンクなどのタンクの燃料供給口に取り付けるキャップに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のキャップは内部に弁機構などを設けるために、例えば実公平3−46 27号公報の図に見られるような深さを必要としていた。しかし満タンに給油し た場合、キャップが深いと内方端が液中に浸るか或いは液面に極く接近するため 、液が暖められたときに膨張し、キャップ内へ侵入して外部へ洩れ易くなるとい う問題を生じる。
【0003】 これに対し、キャップの内側部分はそれが突出していることにより、キャップ を口金部に嵌め込むときのガイドの役目も果たしているので、この観点からは内 側部分は深目の方が良く、浅いキャップの場合は特に手探りで蓋をするような場 合に不便であり、かつ不確実性も増す。なお、取り扱い中、転がるのを防ぐには 全体的に平たいキャップがのぞましい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題とするところは液体を 外部へ漏らすおそれが殆んどなく、口金部への装着などの取り扱いをしやすいタ ンク用キャップを実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、タンク用キャップについて口金内に配置さ れる偏平な筒状の軸筒部11をキャップ本体10の中央部に内向きに突出させて 設け、口金部の内周縁に係合可能な係合片12をばね性を有する材料からなる板 状部材13の外縁より半径方向外方へ突出させて複数個設けるとともに、該板状 部材13を軸筒部11の内側端部に回らないように取り付け、キャップ装着の際 に口金内周に接し案内となる、案内片14を前記係合片12間における板状部材 13に複数個内方へ突出させて設けるという手段を講じたものである。
【0006】
【実施例】
これは自動車用燃料タンクの燃料注入口を閉じるキャップに関する実施例であ り、Cはキャップ、Oは注入口の口金部を示す。
【0007】 キャップ10にはその鍔状の周辺部より内方へ突出するように偏平な筒状の軸 筒部11が形成され、全体としてほぼ円盤状といって良い程度の偏平な形態を有 している。故に軸筒部11の外面は、本体中央部に位置して、その空間Sはタン ク内外を通気する通気機構の一部として利用される。この軸筒部11の内側端部 は、次に述べる板状部材13の取り付け面となる。
【0008】 上述の板状部材13は、口金部Oの内周縁Pに係合させてキャップCを装着す る、係合片12を有している。例示の係合片12は軸筒部11よりも半径方向外 方へ突出するように180度間隔で設けられ、各端部の内周縁Pに摺動する面は 凸状に形成されている。この係合片12は、そのばね弾性により内周縁Pに圧接 するのでばね性を有する鋼板その他の金属板によって製造される。なお係合片1 2の数は通常2個で良いが、それ以上設けることは自由である。
【0009】 この板状部材13には、キャップ装着の際に口金内周に当ってその部分を口金 部O内に導入する案内となる案内片14が設けられる。この案内片14は板状部 材13の中心から放射状に数個設け、それらの端部を内方へ折り曲げて内方へ突 出させることにより形成される。よって係合片12と案内片14とは、板状部材 13を原板をプレスして打ち抜きかつ曲げることによって一時に製造できる。
【0010】 さらに板状部材13の中心部には透孔が形成され、そこに前記軸筒部11の中 心部の開口縁をかしめ付けて板状部材13とキャップ本体10とが結合一体化さ れる。16はそのかしめ部を示す。17はその板状部材13に併設した耳金であ り、落下防止用の鎖などの取り付けに用いられる。18は板状部材13の回り止 め突起を示す。
【0011】 キャップCには本体外面を覆うカバー20が組み合わされるが、本考案では軸 筒部11を外方に延長してほぼU字形断面のシール部15を形成し、そのシール 部15をカバー20の内面に密接させている。このシール部15により通気性が 阻害されるのを防止するため、通気溝19がカバー内面に設けられる。
【0012】 カバー20は、キャップ本体10の鍔状部に突出させた数個の係止突部21を 係合させる凹部22と抜け止めのための爪23を周縁に有し、また軸筒部11の 中に入り込む立ち上がり壁24をカバー中央部の内側に突出させている。25は カバー内面の中心に突出する軸で、前記かしめ部16の中心孔から突出し、タン ク内外を通じる気溝26を側面に有する。
【0013】 各図中、27は本体鍔状部内面に配置されるパッキングであり、口金部Oの隆 起部Qに接する。28は必要に応じて使用される止め具、Rは口金部Oの切欠で あり、係合片12がそこを通過する。
【0014】 このような構成を有するキャップCは、その内側に案内片14と軸25が突出 する程度の偏平な形態に全体をまとめることができ、しかも各案内片14は口金 部O内に入り込んでその壁面に当たり、キャップCが正しく装着され得る位置に あることを知らせる作用を発揮する。また案内片14は軸25の保護にもなる。 そのような位置関係でキャップCを口金部Oに嵌めつけるとき、係合片12は切 欠Rから内部へ入り内周縁Pに係合、固定される。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、全体が非常に薄く なりキャップ内方端が液面に浸ったり触れるまでにはならず、従って液体を外部 へ洩らすおそれが殆んどなく、しかも案内片14によりキャップが口金部内にあ ることが分かるので手探りでも的確な装着が可能になるなど、偏平なキャップと して大変取り扱いがし易いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るタンク用キャップの1実施例を示
す分解斜視図。
【図2】同上のキャップの内面図。
【図3】同じく図2のIII−III線に沿う断面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの口金に嵌め付けるキャップであ
    って、口金内に配置される偏平な筒状の軸筒部11をキ
    ャップ本体10の中央部に内向きに突出させて設け、口
    金部の内周縁に係合可能な係合片12をばね性を有する
    材料からなる板状部材13の外縁より半径方向外方へ突
    出させて複数個設けるとともに、該板状部材13を軸筒
    部11の内側端部に回らないように取り付け、キャップ
    装着の際に口金内周に接し案内となる、案内片14を前
    記係合片12間における板状部材13に複数個内方へ突
    出させて設けたことを特徴とするタンク用キャップ。
  2. 【請求項2】 キャップ本体10は外側に取り付けられ
    るカバー20を有し、カバー20の内側に接してタンク
    内液の洩れを防ぐシール部15を軸筒部11の外側の部
    分より外方へ突出させて環状に形成した請求項第1項記
    載のタンク用キャップ。
JP1993074162U 1993-12-27 1993-12-27 タンク用キャップ Expired - Lifetime JP2521062Y2 (ja)

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JPH0740237U true JPH0740237U (ja) 1995-07-18
JP2521062Y2 JP2521062Y2 (ja) 1996-12-25

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180147U (ja) * 1982-05-27 1983-12-01 本田技研工業株式会社 燃料タンクのフイラキヤツプ
JP3078633U (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 ジェー クン ラー テント支柱及びその連結構造

Patent Citations (2)

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JP3078633U (ja) * 1999-12-27 2001-07-10 ジェー クン ラー テント支柱及びその連結構造

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JP2521062Y2 (ja) 1996-12-25

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