JPH0739410A - 環状装身具等のスライド式止め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 この発明は、複数のスライド部分をもつ止め
具を、環状装身具・時計のベルト等に付けて、落下を防
止し、かつ着脱を容易にする装置に関するものである。 【構成】 スライド金具（４）〜（７）を設け、その最
小部分（７）に留め金（１）を、最大部分（４）に留め
金（２）とバネ（３）を設けて、環状装身具・時計のベ
ルト等に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】

【００１】

【産業上の利用分野】この発明は、環状装身具・時計の
ベルト等の両端にスライド式止め具を固定することによ
り、落下を防止し、かつ、着脱を容易にする装置に関す
るものである。

【００２】

【従来の技術】従来の止め具は、２点に分かれているた
め、止め具が外れると、装身具等が落下しやすく、か
つ、片手で止めにくいという欠点があった。

【００３】

【発明が解決しようとする課題点】本発明は、その欠点
を除いて、装身具等を落とす可能性を減らし、かつ片手
で容易に着脱できる止め具を発明したものである。

【００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、 （イ） スライド式金具４〜７を設ける。この金具は大
４から小５が抜け落ちないように、以下５〜７の金具も
同様に、抜け落ちないよう、開口部を順次狭くしたもの
である。 （ロ） スライド金具７に留め金１を、スライド金具４
に留め金２とバネ３を設置する。バネ３の形状について
は、現在実行中の他の特許権及び実用新案権を侵さない
ことを、確認済みである。 （ハ） 以上の止め具を、環状装身具等の両端に固定す
る。

【００５】

【作用】本発明は、以上のような構造であるから、これ
を使用する時は、留め金１と２を外し、スライド部分を
伸ばし、腕等に装身具・時計のベルト等をはめた後、ス
ライド部分を縮め、留め金１と２をはめ合わせる。

【００６】

【実施例】なお、本発明の実施にあたって、次のごとき
ことができる。 （イ） スライド部分の数、３個以上であれば、何個で
もよい。 （ロ） スライド部分の形状は、箱形・円筒形・三角柱
形等にできる。 （ハ） 留め金の位置は変更できる。

【００７】

【発明の効果】したがって、着脱が容易になり、かつ落
下しにくい止め具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面の断面図。スライド部分を伸ばし
た状態。

【図２】本発明の正面図。スライド部分を伸ばした状
態。

【図３】スライド部分４の展開図と留め金２とバネ３の
形状。

【図４】スライド部分を縮めた状態の断面図。

【符号の説明】

１は留め金 ２は留め金 ３はバネ ４はスライド式金具 ５はスライド式金具 ６はスライド式金具 ７はスライド式金具

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 複数のスライド式金具を設ける。
   金具４〜７は、大きい金具から小さい金具が抜け落ちな
   いよう、順次狭くする。 （ロ） 留め金１をスライド部分７に設け、留め金２と
   バネ３をスライド部分４に設ける。 （ハ） スライド部分の両端を、環状装身具等の両端に
   固定する。 以上のごとく構成された、環状装身具等のスライド式止
   め具。