JPH0738967A - 機器管理システムおよび機器管理システムの機器接続設定方法 - Google Patents

機器管理システムおよび機器管理システムの機器接続設定方法

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JPH0738967A
JPH0738967A JP5180270A JP18027093A JPH0738967A JP H0738967 A JPH0738967 A JP H0738967A JP 5180270 A JP5180270 A JP 5180270A JP 18027093 A JP18027093 A JP 18027093A JP H0738967 A JPH0738967 A JP H0738967A
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signal
terminal
centralized control
equipment
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Application number
JP5180270A
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English (en)
Inventor
Toyohiro Kobayashi
豊博 小林
Toshiyasu Higuma
利康 樋熊
Kazuhiko Nanjo
和彦 南条
Shigeki Suzuki
繁樹 鈴木
Masahiro Inoue
雅裕 井上
Nobumasa Amagasa
信正 天笠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各室の電力使用量等の自動検針をおこない、
課金請求を、および、デマンド省エネ制御の為のエアコ
ン、温水器の運転制御を行う様なシステムにおいて、各
部屋の前記メータ類パルス入力とエアコン等の制御通信
は別々のIFUで構成されていた。これを、これら端末
機器の計測、制御、監視の為の入出力端子のどれにでも
接続可能とする接続チャンネルを有するIFUを設置、
この各部屋のIFUの複数のチャンネルにシステム設計
上接続されているべき機器の機種情報を表示する手段を
設け、施工時、メインテナンス時の時間短縮、信頼性向
上を狙う。 【構成】 中央のパソコンの画面にて、各部屋のIFU
の複数チャンネルに取り付けるべき端末機器機種情報、
その部屋の区分情報をシステム設計上より指定、設定す
る。その情報を各IFUに送信、各IFUにその内容設
定されIFUの表示器がその内容を表示する。これによ
り各部屋では接続端末機器を間違えることなく複数のマ
ルチチャンネルに接続できる。これによりシステム構成
の自動設定を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅設備機器等の機
器管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空調機の制御装置は例えば特開平
1−28445号公報に示されたようなものがあり、空
調機に設けられたホームオートメーション(HA)端子
を介して図15のような運転制御信号が空調機に送信さ
れてくる。この信号は通常(社)日本電機工業会(JE
MA)で定められたJEM1436(以下JEM−Aと
称す)規格に基づく一定時間(T1)長のパルス信号に
よるON/OFF信号90の他に温度設定信号等の情報
信号91を含んでおり、細かい運転制御を可能にしてい
る。
【0003】また、図16は(社)日本電機工業会で定
められた、無極性2線式シリアルHA端子(以下JEM
−Sと称す)の規格に基づくHAシステムの主要構成を
示す回路図であり、従来のON/OFF信号のみと異な
り、シリアル伝送文パルス信号により温度設定等の細か
い運転制御を可能にしている。この信号の詳細を図17
に示す。
【0004】また、図18は例えば特開平4−5649
8号公報に示された従来の自動検針装置である。図19
において需要家において使用される電力、ガス、水道量
等の各種データを検出する複数のデータ検出手段である
検出装置101が、需要家に分散して設けられている。
この検出装置101には、例えば、電力消費量を測定
し、所定の電力消費量に達する度に測定したデータを出
力する各メータM1 、M2 ・・・・Mn と、その測定データ
を所定の伝送信号に変換して発信する各発信器T1 、T
2 ・・・・Tn をそれぞれ一組とした複数の検出装置1が、
需要家において分散配置されて、各種データを検出して
いる。需要家に設けられたこれらの複数の検出装置10
1は、伝送線102を介して、端末装置103に接続さ
れている。この端末装置103は、各検出装置101に
より測定され送信された各種データを収集し、処理し、
管理する。端末装置103で管理されている各種データ
は、情報センター等に設けられた集中管理手段である。
集中管理装置107からの所定期間毎(例えば、一ケ月
毎)の検出指令信号に基づき、集中管理装置107へ伝
送線104を介して伝送される。端末装置103におい
て、検出装置101からの各種データは、伝送線102
を介して入力インターフェイス108に入力される。こ
の入力インターフェイス108に入力された各種データ
信号は論理信号に変換され、データ制御手段である制御
回路109へ伝送される。制御回路109はマイクロプ
ロセッサで構成されており、第1の記憶手段であるカウ
ンタ110、プログラムメモリ111、表示手段である
表示回路112及び第2の記憶手段であるデータメモリ
114にデータ伝送できるようにそれぞれ接続されてい
る。なお、この端末装置3には、送受信手段である送受
信回路113が設けられており、この送受信回路113
により制御回路9と集中管理装置107との間の各種デ
ータ伝送が行われている。複数の検出装置101におい
て検出された各種データ、例えば、メータM1 、M2 ・・
・・Mn により測定された電力消費量は、発振器T1 、T
2 ・・・・Tn において所定の電力消費量に達する度に発生
するパルス信号に変換され出力される。このパルス信号
は入力インターフェイス108及び制御回路109を介
して、カウンタ110に累積加算される。プログラムメ
モリ111は、制御回路109を実行させるのに必要な
プログラムデータを記憶しており、表示回路112は制
御回路109に入出力された各種データの状態及び内容
を表示する。例えば、この表示回路12はテレビモニタ
等で構成され、電力消費量等を表示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の端末機器の制御
装置は上記のように構成されており、上記特開平1−2
8445号の場合、JEM−Aの規格の端末機器にパル
ス信号を解読処理する特別な回路を付加することにより
細かい運転制御ができるものであり、かつ上記特開平4
−56498号の場合、例えば電力量のようなデータを
所望時に呼び出すことのできる特定の目的のための自動
検針装置である。しかしながら寮やマンション等の各室
に設けられた設備機器の場合、端末機器の規格が異なっ
たり制御や計測の目的や種類が違うという問題があり、
しかも機器の種類が違っているため、例え検針を行なう
場合でも、課金の条件、内容等が異なるので、一括して
取り扱うことのできない多くの端末機器を必要としかつ
対象機器が多岐にわたる場合にはどの端末機器が何の機
器の端末であるか、どこに向を接続したら良いか判断が
困難である等の問題点があった。
【0006】この発明はかかる問題点を解決されるため
になされたものであり、例えば、寮やマンションに設け
られる多岐の種類にわたる住宅設備機器等のような多数
の機器の管理を一括して取り扱うことができ、かつ施工
時やメインテナンス時にかかる時間を大巾に短縮し、機
器管理の信頼性を向上できるシステムを提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明における機器管
理システムは、外部から制御又はモニターが可能な異な
る種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の
端子を設けて、各機器と信号の送受信をおこなう機器接
続手段と、この機器接続手段を介して各機器と信号の送
受信をおこない、各機器を外部から制御又はモニターす
る集中制御装置と、この集中制御装置にて設定された機
器接続手段および機器に関する情報を集中制御装置から
受信して表示する機器接続手段に設けられた表示手段を
備えたものである。
【0008】又、集中制御装置にて設定された機器接続
手段および各機器に関する情報は、少なくとも特定の機
器接続手段に接続される複数の機器の種別および配置情
報を含むものである。又、集中制御装置に設けられ、あ
らかじめ設定された機器接続手段および機器に関する情
報を選択可能に表示する表示手段と、を備えたものであ
る。
【0009】又、機器接続手段に設けられ、機器接続手
段に接続される機器からの接続機器に関する情報を受信
し、この接続機器に関する情報を表示する表示手段を備
え、機器接続手段から集中制御装置に表示手段に表示さ
れた接続機器に関する情報を送信可能とするものであ
る。
【0010】又、集中制御装置もしくは機器接続手段の
少なくとも一方に設けられ、集中制御装置にて設定され
た情報と機器接続手段に接続される機器からの接続機器
に関する情報を比較する比較手段と、を備えたものであ
る。
【0011】又、機器接続手段に接続され、外部から制
御又はモニターが可能な複数の機器に接続可能な共通な
複数の端子を設けて、各機器と信号の送受信を行なう他
の機器接続手段を備え、他の機器接続手段と集中制御装
置との間の信号の送受信を機器接続手段を介して行なう
ものである。
【0012】又、外部から制御又はモニターが可能な複
数の機器それぞれに設けられた接続可能な共通端子と接
続して各機器と信号の送受信を行なう第1の機器接続手
段と、第1の機器接続手段を介して各機器と信号の送受
信を行ない各機器を外部から制御又はモニターする集中
制御装置と、集中制御装置と接続されて第1の機器接続
手段とは異なる場所に配置され、各機器とは異なる種類
の機器との送受信を行なう第2の機器接続手段と、第2
の機器接続手段近傍に設けられ、第1の機器接続手段に
接続された各機器の制御又はモニターされた情報に関す
る信号を前記集中制御装置から前記第2の機器接続手段
を介して受信して、内容を表示する表示手段と、を備え
たものである。
【0013】又、この各機器が、洗濯室や浴室等の共用
室に設置された共用機器の運転動作情報を検知する手段
であり、この表示手段が、各個々の部屋に設けられ、共
用機器の空き状態、使用状況等の情報を報告するもので
ある。
【0014】又、外部から制御又はモニター可能な異な
る種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の
端子を設けて、前記各機器と信号の送受信が可能な機器
接続手段と、機器接続手段を介して各機器と信号の送受
信をおこない、各機器を外部から制御又はモニターする
集中制御装置と、を有する機器管理システムにおいて、
機器接続手段および機器に関する情報を集中制御装置に
設定するステップと、設定された情報を機器接続手段に
設けた表示装置に表示するステップと、を備え、機器接
続手段の各端子に接続する各機器を前記表示装置にて確
認できるようにしたものである。
【0015】又、外部から制御又はモニター可能な異な
る種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の
端子を設けて、各機器と信号の送受信をおこなう機器接
続手段と、機器接続手段を介して各機器と信号の送受信
をおこない、各機器を外部から制御又はモニターする集
中制御装置と、を有する機器管理システムにおいて、機
器接続手段および機器に関する情報を集中制御装置に設
定するステップと、機器接続手段に接続される機器から
の接続機器に関する情報を機器接続手段を介して集中制
御装置に送信するステップと、集中制御装置に設定され
た機器に関する情報と、機器からの接続機器に関する情
報を比較して一致しているかどうかを判定するステップ
と、を備えたものである。
【0016】
【作用】上記のように構成された管理システムは、外部
から制御又はモニターが可能な複数の種類の機器が接続
可能な機器接続手段を設け、この機器接続手段に設けた
表示手段に、集中制御装置にて設定した機器接続手段お
よび機器に関する情報を表示する。
【0017】この表示する情報には、機器接続手段とそ
れに接続されるべき機器の種別および配置が含まれる。
【0018】又、設定する情報は集中制御装置にあらか
じめ覚え込ませた中から選択する。
【0019】又、各端末の機器から自分自身の情報を発
信させて機器接続手段に表示させる。
【0020】又、設定された機器の情報と機器から発信
させた情報を比較できるようにする。
【0021】又、機器接続手段に、これを介して中央制
御装置との間の送受信を行なう他の機器接続手段を設け
て、機器の増加に対しても管理できるようにする。
【0022】又、一つの機器接続手段に接続された機器
の情報を他の機器接続手段を介して表示できるようにす
る。これにより共用室の共用機器の情報が各室にてわか
る。
【0023】又、機器接続手段の各端子に接続されるべ
き各機器の内容が表示されるので、接続を簡単に、確実
に行なえる。
【0024】又、機器接続手段の各端子に接続した各機
器が正しいかどうかを自動的に判別できる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す機器管理システ
ム構成図であり、1a、1b、1cは例えば複数の異な
る部屋にそれぞれ設けられた空調機等の端末機器で、1
a、1bは内部の回路構成及び端子1fの構造が(社)
日本電機工業会(JEMA)によるHA(ホームオート
メーション)の規格で2線無極性シリアルHA端子の規
格(以下JEM−Sと称す)に準じたものであり、1c
は内部の回路構成及び端子1f’の構造が同JEMAに
よるHAの規格JEM1436(以下JEM−Aと称
す)に準じたものである。3a、3b、3cは前記端末
機器1a、1b、1cと中央装置4との間に各々介在さ
せたインターフェースユニット(以下IFUと称す)、
2a、2b、2cは上記各端末機器1a、1b、1cの
端子1f又は1f’と前記IFU3a、3b、3cとの
間に介在し、それぞれの間の信号接続を可能にするアダ
プターである。
【0026】4は、各空調機を制御したり、ガスメータ
5a、5b、5cや電力量計6a、6b、6cをモニタ
ーしている中央装置である。
【0027】図2は図1における空調機1cとこれに信
号接続されるインターフェースユニット3c及び集中管
理装置との間の主要回路構成を示す回路図であり、空調
機1cの内部の回路構成及び端子1f’の構造及びイン
ターフェース3cの回路構成は上述の通りJEM−Aの
規格に準じ動作可能なものとなっている。7は入出力イ
ンターフェース、8は制御回路、9はIFUと集中管理
装置16との間を通信線13を介して信号の送受信を行
なう送受信回路、10は表示器、11は表示器切替手
段、12はIFUアドレスである。
【0028】図3は上記図1のシステムにおけるIFU
と端末機器との間のタイミングチャートであり、aはJ
EM−Aの規格に基づくIFUから端末方向への運転制
御信号を表わし、bはこの発明の特徴であるIFUから
端末機器方向への識別信号を表わし、cはJEM−Aの
規格に基づく端末方向からIFUへの運転モニター信号
を表わし、dはこの発明の特徴である端末方向からIF
Uへの応答信号を表わしている。図においてa、cの信
号は単純なパルス信号で構成されたON/OFF信号又
はモニター信号であり、b、dの信号は例えば図に附記
されたような制御コード等を含むシリアル伝送文パルス
信号となっている。
【0029】次に、上記のように構成されたシステムの
動作を説明する。中央装置4から例えば空調機1aの室
内設定温度調整を行う場合、中央装置4は接続機器の外
部制御端子種類及び端末機種確認指示をすべくIFU3
aにイニシャル識別信号を送信する。IFU3aはこれ
を受け、端末機器1aに対し、図3(b)に示すような
シリアル伝送文パルス信号による識別信号を送信手段よ
り送信する。この識別信号には制御コード、機種応答要
求情報コード等の情報が盛り込まれていると共にそのパ
ルス幅がJEM−Aの規格によって定められた運転制御
信号のパルス時間長200〜300msより短い時間長
である例えば123、2msとなっている。
【0030】空調機の端末1aはこのシリアル信号を受
信し、自身はシリアル信号を解読処理する能力を有する
JEM−Sの規格に準じているから、このシリアル信号
の情報内容を理解し、応答信号としてJEM−S規格に
基づくACK(acknowledge)及び所定のシ
リアル伝送文パルス信号による応答信号を一定時間内に
送信する。また、回線トラブル等により正常なシリアル
信号が受信できなかった場合にはNAK(negati
ve acknowledge)を返し、IFU3aは
これを受けて再び同様の信号を送信する。
【0031】IFU3aは受信手段にて端末機器1aか
らの応答信号を受信すると、判別手段にて一定時間以内
に所定シリアル伝送文パルス信号による応答信号があっ
たか否かによって該端末機器1aがJEM−S規格に基
づく機器であることを判別し、その情報を中央装置4に
送信する。中央装置4はこの情報に基づきJEM−Sで
あることを確認すると、端末機器1aはシリアル信号に
よる室内温度設定調整が可能であるので、設定温度変更
を指示する。IFU3aはこれを受けて端末機器1aに
JEM−S規格に基づく運転制御信号を送信し、端末機
器1aはこれを受信して設定温度を変更する。
【0032】一方、中央装置4から例えば空調機1cの
室内設定温度調整を行おうとする場合、上記と同様、中
央装置4は端末機器の外部制御端子種類及び端末機種確
認指示をすべくIFU3cにイニシャル識別信号を送信
する。IFU3cはこれを受け、端末機器1cに対し、
図3(b)に示すようなシリアル信号による識別信号を
送信する。この識別信号は上述のものと同様、制御コー
ド、機種応答要求情報コード等の情報が盛り込まれてい
ると共にそのパルス幅がJEM−Aの規格によって定め
られた運転制御信号のパルス時間長200〜300ms
より短い時間長である例えば123、2msとなってい
る。
【0033】端末機器1cはこの識別信号を受信する
が、自身はJEM−Aの規格に準じており、この識別信
号のパルス幅が200ms未満であるため、該識別信号
が規格に準じた正常な信号でないと判断し、エラー処理
すると共に運転モニター信号の出力レベル値を変更しな
いまま無応答の状態を保つか、所定時間後にNAK又は
JEM−S規格の端末機器ではない旨のコード情報を返
す。JEM−Aの規格によれば、運転モニター信号の応
答開始時間は決められていて、且つJEM−Sの規格の
端末機器が返す応答信号のタイミングより後になるか
ら、IFU3cの判別手段は端末機器1cがJEM−S
ではないこと、即ちJEM−A規格に基づく端末である
ことを判断し、その情報を中央装置4に送信し、中央装
置4はJEM−Aであることを確認すると、端末1cは
室内温度設定調整が不可能であるので、以後JEM−A
の規格で制御できる範囲内で制御を行う。
【0034】その制御内容は、JEM−AではON/O
FF制御のみなので、例えば中央装置からの指示がON
又はOFFに関するものであれば、JEM−A規格に準
じたON/OFF切替えの運転制御信号を端末機器1c
に送信すればよいし、室内温度設定に関するものであれ
ば、その指示は受け付けられない旨の表示を中央装置に
出力する等してもよい。また、例えば中央装置4からの
デマンド制御要求に対して等、冷房中の室内設定温度上
昇指示や暖房中の室内設定温度下降指示であれば、OF
F信号を伝送して一時的に空調機を停止させることも可
能である。
【0035】この発明におけるHAシステムの端末機器
判別方法は、一定時間長のパルス信号を運転制御信号と
して受信可能な端末機器に、前記一定時間より短いパル
スのシリアル伝送文による識別信号をIFUから送信
し、この端末機器がこの識別信号に反応せず、信号値レ
ベルが変わらないことを利用して、IFUは該端末機器
がシリアル伝送文パルス信号を解読不能であることを判
別し、シリアル伝送文パルス信号を解読応答可能な端末
機器が前記識別信号に対して前記一定時間以内にシリア
ル伝送文による所定の応答信号を返送することにより、
該端末機器かシリアル伝送文パルス信号を解読可能であ
ることを判別する。
【0036】また、シリアル伝送文に含まれた種類情報
によりシリアル伝送文パルス信号の解読応答可能な端末
機器における種別が行われ、端末機器の種類に応じた制
御範囲を識別する。
【0037】また、端末機器からシリアル伝送文パルス
信号として送信される応答信号は、該シリアル伝送文に
該端末機器の種類情報を含むものである。すなわち複数
のIFUの複数の入出力I/Fが住設家電機器等のシリ
アルHA端子等多信号外部接続端子で接続され、端末機
器を接続時、接続機器情報が端末機器自身より前記IF
Uに送信され、設定登録し、かつIFUの表示器に表
示、その内容を集中制御装置に送信することができる。
しかも送信された端末機器接続情報を、中央制御装置内
に設定等録されたテキストデータと端末機器名称データ
との変換を行い画面に表示する。
【0038】テキストデータとは漢字、ひらがな等、人
が見て分かる言葉、単語の意味を16進数等CPUに分
かる様に変更したコードデータ、意味対応のテーブル構
成を持ち、例えばオペコードとして接続端末機器情報0
1、オペランド1として100V電力量計01、200
V電力量計02、ガスメータ03・・・、エアコン0
8、電気温水器09というデータに対し、接続端末の情
報テキストデータは01、08の如く順に設定される。
これによって集中制御装置によって設定されたチャンネ
ル接続情報と、例えば、施工作業完了後端末機自身より
の端末機器種別情報とを比較しその判定情報を表示する
ことができる。
【0039】この手順を説明する。先ず中央装置の画面
にIFUのチャンネル別に機器の記号と名称を含む、機
器コードを設定する。次にチャンネルNoと機器名コー
ドをデータAとして記憶させる。一方、接続された端末
機器より機器接続手段であるIFUに接続チャンネルを
通して機器自身の機器名コードを送信する。この送信さ
れた機器名コードをIFUは中央装置にチャンネルNo
と対応させて送信する中央装置はメモリ内にてIFUN
o、チャンネルNo、機器名コードをデータBとして記
憶する。中央装置は先のデータAとこのデータBを比較
し、一致か不一致か不一致かを表示して、次の手順、例
えば不一致ならば手直しの手順を表示することになる。
【0040】次に第2図の詳細について説明する。通信
端末インターフェースユニット(IFU)3は、集中管
理装置16より例えばバス式通信線13で、IFU3内
の送受信回路9に接続されている。このIFU3は寮室
等に対応し複数全機バス配線3に接続される。IFU3
内の制御回路は送受信回路9と接続され、集中管理装置
16からの「チャンネル端末指定」情報をシリアル信号
で受信し、その内容を表示器10に表示する。また制御
回路8は複数の端末機器の制御、モニター信号を接続す
るための入出力I/F(接続チャンネル)回路7を通
し、例えば、寮室101号室のエアコン10外部制御端
子とまた電力量計6aのパルス出力端子と接続されてい
る。寮室120号室も同様接続されている。ここで、入
出力I/F(4シャンネル接続)回路7は、複数同等回
路で、図中4チャンネル示している。この回路は、エア
コン等住設家電機器のシリアル外部制御、電力量計、ガ
スメータ、水道メータのパルス入力を行える様構成して
いる。これは、エアコン、電力量計等前記端末機器から
見ると、どのチャンネルへ接続しても良い事が大きな特
長に成っている。制御回路より、チャンネル端末指定の
内容を表示する様、表示器が接続されている。例えば表
示器は入出力I/F(チャンネル接続)のチャンネル番
号、機器名称記号、部屋番号を表示する様構成されてい
る。
【0041】図2の例では4チャンネル(CH)あるケ
ースを示しており、表示器は2チャンネルは機器名称記
号は8であり、部屋は102号室であることを示してい
る。このチャンネルの切替を表示切替手段11で実施で
きる。又IFUアドレスはIFUの番号区分のためのも
のである。
【0042】図4〜6は例えば図2におけるIFU3の
端末機器側の端子数を3端子とした回路図であり、図4
はJEM−A又はJEM−Sの規格の端末と信号接続し
た場合の主要回路構成を示す回路図、図5は例えばパル
ス発振形の水道メーターやガスメーター等において一般
的に使用されている3線式パルスメーターと信号接続し
た場合の主要回路構成を示す回路図、図6は2線式パル
スメーターと信号接続した場合の主要回路構成を示す回
路図である。
【0043】図4において、端末側のアダプター2とI
FU3とはアダプター2のIFU側端子2g、2hとI
FU3のアダプター側端子3g、3hとが信号接続され
ており、予備入力端子3iは接続されていない。図4中
3はIFU3内の入出力I/F回路7を示し、2、1は
エアコン等住設家電機器の例えばシリアル外部制御端子
回路を部を示す。アダプター回路2はエアコンに内蔵さ
れ回路1と一体でも良いし、分離しその近傍に置いても
良い。図4において、前記入出力回路の出入力接続部3
g、3hは無極性で、双方向にシリアル通信可能なよう
に構成されている。
【0044】図5において、例えば中央装置から制御さ
れることなく情報を提供するのみのパルス発振形のガス
メーターや水道メーター等の3線式パルスメーター6の
IFU側端子部の端子6g、6h、6iとIFU3の3
線式パルスメーター側端子部の端子3g、3h及び予備
入力端子3iとがそれぞれ信号接続されている。上記の
構成により3線式パルスメーターの情報が中央装置(図
1の中央装置4に相当)に送られ、中央装置にて各室の
ガス、水道等の使用量や代金の管理が一括して可能とな
る。
【0045】図6において、例えば電力計等の2線式パ
ルスメーター17のIFU側端子部の端子17g、17
hがIFU3の2線式パルスメーター側端子部の端子3
g、3hと信号接続されている。予備入力端子3iは接
続されていない。この場合も3線式パルスメーターの場
合と同様、2線式パルスメーターの情報が中央装置に送
られ、中央装置にて各室の電力計等の使用量や代金の管
理が一括して可能となる。図6は例えば防犯センサー、
緊急呼び出しスイッチ等接点信号回路17の取り込み接
続を説明している図であるが、例えば洗濯機の上ぶたに
取付けたマグネットスイッチのようなものでも良い。
又、共同風呂の混み具合を知る為、着替ロッカードアに
取付けたマグネットスイッチの場合でも良い。この様に
入出力I/F回路7は同一回路で図4〜6のように様々
な端末機器を接続できるよう共通な端子構成としてい
る。これにより住設家電機器の如く多種類の機器それぞ
れの制御、モニター用マルチ入力接続端子としている。
【0046】このようにIFU3の端末側端子部に共通
の端子を設け、端子数の異なる3線式のパルス発振形メ
ーターとの信号接続を可能としたので、IFU3は共通
で、HA端子や2線式、3線式パルスメーターを接続で
き、JEMA規格に基づくHA機器だけでなく幅広い端
末機器の接続が可能となり、これらを中央装置で一元的
に制御・管理することが可能となる。尚、上記実施例で
は予備入力端子が1つだったが、複数あってもよい。
【0047】上記におけるJEM−S、JEM−Aの規
格に準じた各端末機器は、通常のHAシステムに組み入
れても何ら遜色なく動作可能である。IFU3にこの入
出力I/F回路7を複数持たせチャンネル番号を割り振
ると、遠隔制御、モニターを必要とする複数の住設家電
機器等を、その番号自由に接続できる。
【0048】このような住設家電機器、計量機器、セキ
ュリティ機器の如く本発明のシステムに接続可能な多種
類の機器の例を次表に示す。
【0049】
【表1】
【0050】図7は集中管理装置16の管理室モニター
パソコン14による、複数IFU3の複数入出力I/F
7(以下接続チャンネルと言う)の接続端末機器種類、
設置部屋情報を設定する方法を説明している。複数のI
FU3のアドレス(IFUの絶対番号)を指定する欄3
1、それに対応する前記接続チャンネル番号指定欄32
(図中4チャンネルであるが、後で示す拡張子機IFU
が接続されている場合は例えば8チャンネルまで指定で
きる。)、また、それに対応する接続端末機器の記号を
指定する欄33、接続チャンネル番号に対応して部屋割
振り番号を指定する欄34から構成されている。上記各
指定欄31、32、33、34に管理室パソコンから入
力された情報は、システムの全体構成を設定する為のも
ので、パソコン内のアプリケーションソフトで処理さ
れ、データとして内部的に整理され、通信線を通じ、通
信情報フォーマットにして各IFUに送信される。
【0051】なお図7に示すIFUアドレス毎の各チャ
ンネルと割振り端末機器はあらかじめ標準の構成が登録
されていても良い。登録された記号及び、又は名称をパ
ソコン端末にて表示させ、この有無を選択することによ
り、より早い入力が可能となる。
【0052】例えば図7の設定画面に重ねて、機器コー
ドメニュー画面を呼びだし、カーソル位置をメニュー画
面、設定画面間を動かしてIFUアドレスとCHに対応
した機器の設定を選択しなおすことができる。
【0053】上記の構成によるシステム全体の様々な構
成例を図8(a)〜(d)に示す。図中(a)は、IF
Uの例えば4チャンネルを各種端末機器接続し、1部屋
に割り振られた場合。(b)は2部屋に、(c)は4部
屋に、例えば同じ端末機器電力量計を割り振られ場合。
(d)は拡張子機IFU20を含め4部屋に電力量計と
ガスメータを割り振った場合を示している。このように
例えば、寮、マンション管理システムの全体システム構
成を図8(a)〜(d)のように、図面化し、選択、受
注承諾受け、管理室モニター画面図7のように設定し、
その設定情報が各部屋のIFU3に伝達、設定、表示さ
れる。施工者は、その表示内容に従って現場の各部屋で
端末機器の接続配線を入出力I/Fに接続すれば良い。
受注情報から一貫性があり、誤配線なく、施工時、メイ
ンテ時大変便利である。
【0054】以上のように本発明の実施例では、自動検
針の為の電力量計、ガスメータ、水道メータ等の例えば
計測パルス発信信号配線の接続、エアコン、電気温水器
等住宅設備機器のHA端子等外部制御端子との接続、ま
た、さらに防犯センサー、ナースコールスイッチ等多種
類の計測、制御、監視対象端末機器を同一の接続端子に
接続可能とするマルチ入力接続手段(以下接続チャンネ
ルと言う)を複数有し、この接続チャンネルの複数の番
号と、その番号の接続チャンネルに接続される端末機器
名を例えばコード番号で表わした機器種別情報、さら
に、前記端末機器が設置されている部屋種別、区分情報
の設定方法を表示できるものである。さらに、複数のI
FUと通信情報交換を行う集中制御装置が設置され、集
中制御装置より、各IFUの複数の接続チャンネルに接
続すべき端末機器の機器情報、部屋情報を各IFUに割
振り通信、各IFUにて、その設定情報を記憶保持し、
IFUの表示手段に表示する。これにより、かく部屋で
のIFUの複数接続チャンネルのそれぞれにどの様な端
末機器が接続されているべきかを施工、メインテナンス
時に分かりやすくしている。
【0055】さらに集中制御装置のおけるパソコン等の
映像画面入力により、IFUのチャンネル接続情報を設
定し、シリアル通信フォーマットにテキストデータ変換
し複数のIFUに送信する手段、および、そのチャンネ
ルに接続すべき端末機器の種類名称、前記部屋種別、区
分名称を同じ集中制御装置内の初期設定情報より検索前
記チャンネル接続情報と関連し集中制御装置画面に表示
手段を有している。
【0056】次に図9にて各IFUの複数の接続チャン
ネルに接続される端末機器の種別や端末機器が設定され
る部屋種別、区分を示す機器情報を中央装置から各IF
Uに設定する通信のチャンネル端末指定通信のシーケン
スについて説明する。中央装置からIFU1に対し、予
め設定されている上記機器情報を接続チャンネル毎に一
括して指定する通信情報である「チャンネル端末指定」
が送信される。IFU1は「チャンネル端末指定」を受
信すると、その機器情報を保持し、その内容を必要に応
じてIFU1の持つ表示手段に表示する。また、IFU
1は中央装置から送信された「チャンネル端末指定」を
正常に受信し、処理したことを示す「チャンネル端末設
定応答」を中央装置に返送する。このような通信シーケ
ンスはIFU1の持つ接続チャンネルの数だけ繰り返し
行なわれ、正常に通信が終了した時点でIFU1に対す
る機器情報設定は完了する。中央装置はIFU1への機
器情報設定が完了すると、IFU2に対する機器情報設
定を行う。中央装置はIFU1への機器情報設定が完了
すると、IFU2に対する機器情報設定を行う。中央装
置はシステムに接続される全てのIFUに対して機器情
報設定を同様な通信シーケンスで実施する。
【0057】IFUの複数の接続チャンネルに接続され
る端末機器の機器情報を通信することにより、各IFU
に機器情報を設定し、その情報をIFUの表示手段に表
示することで、複数の接続チャンネルとそれに接続され
る端末機器との対応を取ると同時に、各部屋でのIFU
の複数の接続チャンネルに接続される端末機器の機器情
報を施工、メンテナンス時に分かりやすく提示できる。
【0058】次に図10により中央装置とIFU間の通
信情報フォーマットについて説明する。通信情報は、そ
の優先度を示す優先コード(PR)、通信情報を送信し
た中央装置およびIFUのアドレスを示す自己アドレス
コード(SA)、通信情報の受信相手となる中央装置お
よびIFUのアドレスを示す相手アドレスコード(D
A)、通信の制御情報を示す制御コード(CC)、通信
情報のデータ長を示す電文長コード(BC)、通信情報
の内容を示すデータ部(DATA)、通信情報のエラー
チェックを行なうフレームチェックコード(FCC)で
構成される。図中のACK/NAKは受信相手からの通
信情報の受信結果を示すコードである。また、データ部
についてその内容をさらに説明する。データ部は、デー
タの種別を示すオペレーションコード(OPC)、デー
タの内容を複数の項目に分割したオペランド(OPR)
で構成される。図に示した例を用いて説明すると、IF
Uの複数の接続チャンネルの機器情報を設定する「チャ
ンネル端末指定」は、IFUの接続チャンネル番号を示
すOPR1、接続チャンネルに接続される端末機器名を
示すOPR2、端末機器が設置される部屋情報を示すO
PR3で構成される。例えば、IFUの接続チャンネル
番号1にエアコンを接続し、そのエアコンが部屋1に設
置される場合は、OPR1は「チャンネルNO1」、O
PR2は「接続機器エアコン」、OPR3は「部屋1」
を示すヘキサコード(HEX)すなわち16進数をそれ
ぞれの位置に入れて、通信情報を形成する。
【0059】次に図11、図12にて本発明実施例のI
FUの拡張チャンネル接続設定方法説明図およびチャン
ネル設定通信シーケンスを説明する。図11にIFUに
拡張子機IFU(以下SIFUと言う)18を接続した
回路を示す。IFU3の制御回路8からSIFU18の
制御回路19には例えば1チップマイコンのシリアル通
信入出力UART回路23等で通信接続される。SIF
U18には前記の入出力I/F回路20が複数搭載さ
れ、前記IFUの複数チャンネル番号のつづきの番号と
して指定設定される。この指定情報は前記集中管理装置
16よりIFU3経由SIFU18に設定される。この
指定情報はIFUの制御回路19の記憶部に記憶され、
かつ表示器10に表示される様構成されている。このよ
うに構成することにより、良くありがちな事であるが、
当初集合住宅は例えば、IFUを建築予算の不足から、
各部屋電力量計検針課金とエアコンの外部端子接続によ
る例えば群電力デマンド制御の機能のみでシステム構成
決定され運営されたとする。この場合、1個のIFUで
2部屋設定でき大変経済的である。その後、このシステ
ムによる上記の機能が大変有効である事が認識され、さ
らにガスメータ自動検針課金、課金不払いの場合のガス
風呂遠隔外部制御端子による遮断機能を追加したいと言
った希望に対し、本発明はSIFU18を追加すること
により容易に対応可能である。
【0060】図12にSIFU18のチャンネル設定通
信シーケンスを説明する。集中管理装置16からSIF
U18接続確認指令コマンドが複数のIFU3へ送信さ
れる。図ではIFU1とする。IFU1がSIFU18
を子機として接続している場合、SIFU接続応答コマ
ンドを返信する。中央装置4はIFU+SIFU分のチ
ャンネル接続番号をIFU1に送信、IFU1はSIF
にSIFU分のチャンネル接続情報を送信、かつその情
報を、IFU1の表示器10に表示する。すなわち、I
FUは他の第2の端末機器接続拡張IFU(子供、サブ
コントローラ、以下SIFUと言う)を通信接続し、S
IFUの複数のマルチ接続チャンネルに接続される端末
機器の機器種別情報を前記IFUの制御回路に設定記憶
保持し表示できるのでシステム構成のバリエーションが
増えるとともに運営後システムを容易に拡張できる。
【0061】次に図13は本発明の他の実施例の構成図
を示す。共用洗濯室にはIFU3(図中上)および洗濯
機が設置される。各洗濯機の蓋にはマグネットセンサ等
の開閉状態を出力するセンサ25a〜dが取り付けら
れ、洗濯機の運転動作情報を出力する。洗濯機NO.1
〜NO.4の運転動作情報は入出力I/F7の各チャン
ネルCH1〜CH4を介して制御回路に入力される。入
力された洗濯機の運転動作情報は、送受信回路を介して
集中管理装置へ出力される。また、寮内の部屋101号
室にはIFU(図中下)、100V電力量計、エアコ
ン、200V電力量計、温水器およびメッセージ表示器
が設置される。IFUの入出力I/FCH1、CH3に
はそれぞれ100V電力量計、200V電力量計の計測
パルス発信信号配線が接続され、電力量の計測パルス発
信信号がIFUの制御回路に入力される。入力された計
測パルス発信信号は送受信回路24を介して集中管理装
置へ出力される。IFUの入出力I/FCH2、CH4
にはそれぞれエアコン、温水器のHA端子等の外部制御
端子が接続され、送受信回路を介して制御回路に入力さ
れた運転制御信号が各機器へ出力される。また、各機器
の運転モニタ信号が制御回路へ入力され、送受信回路を
介して集中管理装置へ出力される。さらに、IFUの送
信回路にはメッセージ表示器が接続され、送受信回路を
介して制御回路に入力されたメッセージ情報が出力され
る。なおメッセージ表示器には、管理室モニターの画面
でメッセージを選択してIFU3を介して文字をスクロ
ールする。このスクロール表示は洗濯機の空情報と言う
ものから各種メッセージ、例えば残高不足、管理人室立
寄依頼という各様な情報伝達を各室へ送付することもで
きる。
【0062】図14に洗濯機室情報モニタ動作シーケン
スを示す。洗濯機室に設置された複数の洗濯機の使用状
況をモニタし、各部屋に洗濯機の空き情報を表示する動
作において、その通信シーケンスを示す。 S1:管理人室に設置の中央装置4から、洗濯機室にあ
るIFU3に洗濯機動作確認指示コマンドが送信され
る。 S2:IFU3は同コマンドを受信すると、マルチ接続
チャネルに接続された洗濯機の蓋開閉モニタスイッチ2
5の状態を各々モニタし、 S3:たとえば洗濯機蓋スイッチOFF(蓋が空いてい
る)確認の応答を中央装置へ送信する。 S4:IFU3はCH1〜CH4の各チャネルに対し同
様の処理を行い、各チャネル毎に対応した洗濯機の蓋の
状態を中央装置に送信する。 S5:中央装置は上記S1からS4までの処理を繰り返
し行い、たとえば5分間の間、定期的に各洗濯機の蓋の
状態をモニタし、蓋が空いている洗濯機を検知すると、
その洗濯機が空いていると認識する。 S6:中央装置は、寮室のたとえば101号室に設置さ
れたIFU1に、上記S5の操作で得た情報に基づき作
成した洗濯機空き情報通知を送信する。 S7:IFU1は洗濯機空き情報通知を受け取ると同室
に設置されているメッセージ表示器にこの通報を転送
し、 S8:メッセージ表示器は洗濯機空き情報に基づき空い
ている洗濯機の番号などを表示する。 S9〜S11:同様に寮室102号室に設置されている
IFU2に対しても、同一の洗濯機空き情報を送信し、
上記と同様部屋内に設置されたメッセージ表示器に空い
ている洗濯機の情報を表示する。
【0063】以上のように、複数のIFUの1台を例え
ば共用洗濯室に設置、その接続チャンネルに洗濯機の運
転動作情報を検知する手段を接続し、前記運転動作情報
を集中制御装置に通信する。また、他の複数のIFU
は、各部屋に設置され、液晶漢字表示等によるメッセー
ジ表示手段を有し、共用洗濯機の空き状態、使用状況
等、前記運転動作情報を受信し、遠隔場所の各部屋へ表
示、報知する。この結果寮室から離れた場所にある洗濯
機などの機器の使用状況が各部屋の中で把握できるた
め、寮内の共用機器の効率的利用の促進が図れる。
【0064】なお、上記説明は共用洗濯室に設置された
洗濯機の空き情報で説明したが、共用室にて共用機器を
使用するものならなんでも良いことを例えば共用風呂の
例で説明する。共用風呂室の着替ロッカーに開閉センサ
ー、すなわちマグネットスイッチ等を取付けて、この開
閉情報を上記の同様に各部屋の表示器にメッセージしつ
づけることができる。すなわち風呂の混み具合をあらわ
す文字を中央装置で設定して表示すれば良い。これによ
って寮やマンションの居住者は例えば無人状態を確認し
て風呂に入ることができる等多大の利便性が得られるこ
とになる。
【0065】本発明は上述のような構成により、例えば
寮全体の電力量を常に計測し夏場等空調電力負荷のピー
クを抑えるよう各室のエアコンの運転の制御を行なった
り、省エネ運転を所定のプログラム制御で行なうことも
可能となる。さらに本発明は別途現金入金機を設置しパ
ルス発信情報を送ることにより、残高情報を各部屋に表
示することも可能である。さらに本発明は電気、水道、
ガス等に対し、各室の使用量に応じて公平に按分課金す
ることができるとともに、各課金の状態を直ちにかつ一
括して中央でまとめることも可能である。さらにメッセ
ージ表示器を管理人室近傍に設け、各室出入口のパルス
発信情報により、在・不在モニター等も容易に行なうこ
ともできる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、機器管理システム施工時やメインテナンス時にI
FUの表示器の内容に従って各現場で端末機器を接続で
き、作業時間を大巾に短縮できるとともに信頼性の高い
システムを得ることができる。
【0067】又本発明は一つのIFUに接続された機器
の状態をモニターして、他のIFUの表示器の表示させ
るので共用機器の効率的利用の促進が図れる。とともに
利用者は多大の利便性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における機器管理システムのシステム
構成図である。
【図2】この発明におけるJEM−A規格の端末機器と
IFUとの間の主要回路構成を示す回路図である。
【図3】この発明におけるIFUと端末機器との間のタ
イミングチャートである。
【図4】この発明における端末機器とIFUとの間の回
路図である。
【図5】この発明における端末機器とIFUとの間の回
路図である。
【図6】この発明における端末機器とIFUとの間の回
路図である。
【図7】この発明における集中管理室モニターパソコン
に情報を設定する方法の説明図である。
【図8】この発明のシステム全体の構成の説明図であ
る。
【図9】この発明のチャンネル端末指定通信シーケンス
である。
【図10】この発明の通信情報フォーマット説明図であ
る。
【図11】この発明の拡張チャンネル接続設定方法説明
図である。
【図12】この発明の拡張チャンネル設定通信シーケン
スである。
【図13】この発明の他の実施例の構成図である。
【図14】この発明の洗濯機室情報モニタ動作シーケン
スである。
【図15】従来のHAシステムにおける信号の波形図で
ある。
【図16】従来のJEM−S規格のHAシステムの主要
回路構成を示す回路図である。
【図17】従来のJEM−S規格のシリアル伝送文パル
ス信号の電文構成を示す構成図である。
【図18】従来の自動検針装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 端末機器 1h ジャンパー線 2 アダプター 3 インターフェースユニット(IFU) 3i 予備入力端子 4 中央装置 5 ガスメータ 6 電力量計 7 入出力I/F 8 制御回路 10 CHNO表示器 11 表示切替手段 14 管理室モニター 16 集中管理装置 17 2線式パルスメータ 18 拡張子機IFU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 繁樹 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 井上 雅裕 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社生活システム研究所内 (72)発明者 天笠 信正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から制御又はモニターが可能な異な
    る種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の
    端子を設けて、前記各機器と信号の送受信をおこなう機
    器接続手段と、 前記機器接続手段を介して前記各機器と信号の送受信を
    おこない、前記各機器を外部から制御又はモニターする
    集中制御装置と、 前記集中制御装置にて設定された前記機器接続手段およ
    び前記機器に関する情報を前記集中制御装置から受信し
    て表示する前記機器接続手段に設けられた表示手段と、 を備えた機器管理システム。
  2. 【請求項2】 前記集中制御装置にて設定された前記機
    器接続手段および前記各機器に関する情報は、少なくと
    も特定の機器接続手段に接続される複数の機器の種別お
    よび配置情報を含むことを特徴とする請求項1記載の機
    器管理システム。
  3. 【請求項3】 前記集中制御装置に設けられ、あらかじ
    め設定された前記機器接続手段および前記機器に関する
    情報を選択可能に表示する表示手段と、を備えた請求項
    1記載の機器管理システム。
  4. 【請求項4】 前記機器接続手段に設けられ、前記機器
    接続手段に接続される機器からの接続機器に関する情報
    を受信し、この接続機器に関する情報を表示する表示手
    段を備え、前記機器接続手段から前記集中制御装置に前
    記表示手段に表示された接続機器に関する情報を送信可
    能とすることを特徴とする請求項1記載の機器管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記集中制御装置もしくは前記機器接続
    手段の少なくとも一方に設けられ、前記集中制御装置に
    て設定された情報と前記機器接続手段に接続される機器
    からの接続機器に関する情報を比較する比較手段と、を
    備えた請求項5記載の機器管理システム。
  6. 【請求項6】 前記機器接続手段に接続され、外部から
    制御又はモニターが可能な複数の機器に接続可能な共通
    な複数の端子を設けて、前記各機器と信号の送受信を行
    なう他の機器接続手段を備え、前記、他の機器接続手段
    と前記集中制御装置との間の信号の送受信を前記機器接
    続手段を介して行なうことを特徴とする請求項1記載の
    機器管理システム。
  7. 【請求項7】 外部から制御又はモニターが可能な複数
    の機器それぞれに設けられた接続可能な共通端子と接続
    して前記各機器と信号の送受信を行なう第1の機器接続
    手段と、 前記第1の機器接続手段を介して前記各機器と信号の送
    受信を行ない前記各機器を外部から制御又はモニターす
    る集中制御装置と、 前記集中制御装置と接続されて前記第1の機器接続手段
    とは異なる場所に配置され、前記各機器とは異なる種類
    の機器との送受信を行なう第2の機器接続手段と、 前記第2の機器接続手段近傍に設けられ、前記第1の機
    器接続手段に接続された前記各機器の制御又はモニター
    された情報に関する信号を前記集中制御装置から前記第
    2の機器接続手段を介して受信して、内容を表示する表
    示手段と、 を備えた機器管理システム。
  8. 【請求項8】 前記各機器が、寮・マンション等の共用
    室に設置された共用機器の運転動作情報を検知する手段
    であり、前記表示手段が、各個々の部屋に設けられ、前
    記共用機器の空き状態、使用状況等の情報を報告するこ
    とを特徴とする請求項7記載の機器管理システム。
  9. 【請求項9】 外部から制御又はモニター可能な異なる
    種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の端
    子を設けて、前記各機器と信号の送受信が可能な機器接
    続手段と、 前記機器接続手段を介して前記各機器と信号の送受信を
    おこない、前記各機器を外部から制御又はモニターする
    集中制御装置と、を有する機器管理システムにおいて、 前記機器接続手段および前記機器に関する情報を前記集
    中制御装置に設定するステップと、 前記設定された情報を前記機器接続手段に設けた表示装
    置に表示するステップと、を備え、 前記機器接続手段の各端子に接続する各機器を前記表示
    装置にて確認できるようにしたことを特徴とする機器管
    理システムの機器接続設定方法。
  10. 【請求項10】 外部から制御又はモニター可能な異な
    る種類の複数の機器それぞれに接続可能な共通な複数の
    端子を設けて、前記各機器と信号の送受信をおこなう機
    器接続手段と、 前記機器接続手段を介して前記各機器と信号の送受信を
    おこない、前記各機器を外部から制御又はモニターする
    集中制御装置と、を有する機器管理システムにおいて、 前記機器接続手段および前記機器に関する情報を前記集
    中制御装置に設定するステップと、 前記機器接続手段に接続される前記機器からの接続機器
    に関する情報を前記機器接続手段を介して前記集中制御
    装置に送信するステップと、 前記集中制御装置に設定された前記機器に関する情報
    と、前記機器からの接続機器に関する情報を比較して一
    致しているかどうかを判定するステップと、 を備えた機器管理システムの機器接続設定方法。
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