JPH0738246Y2 - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JPH0738246Y2
JPH0738246Y2 JP6881889U JP6881889U JPH0738246Y2 JP H0738246 Y2 JPH0738246 Y2 JP H0738246Y2 JP 6881889 U JP6881889 U JP 6881889U JP 6881889 U JP6881889 U JP 6881889U JP H0738246 Y2 JPH0738246 Y2 JP H0738246Y2
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JP
Japan
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conveyor belt
belt
conveyor
back surface
ridge
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JP6881889U
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JPH039309U (ja
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光富 水津
和広 山野
三郎 田川
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Okura Yusoki KK
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Okura Yusoki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ベルトコンベヤに関するものである。
(従来の技術) 従来のベルトコンベヤとして、特公昭36-3271号公報あ
るいは特公昭36-3272号公報に示されているように、品
物の搬送面を構成するコンベヤベルトの表面に対する裏
面に、コンベヤベルトの長さ方向に沿った凸条を設け、
この凸条に対する係合凹溝を駆動プーリや搬送路のベル
ト支持部や搬送路端部のエンドローラ等に設け、凸条と
係合凹溝の係合により、コンベヤベルトの蛇行を防止す
るようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように、コンベヤベルトの裏面に凸条を設け、
この凸条に対応した係合凹溝を、駆動プーリや搬送路の
ベルト支持部やエンドプーリ等の、コンベヤベルトの裏
面に対する対裏面部材に形成し、凸条と係合凹溝を係合
すると、コンベヤベルトの蛇行を防止することはできる
が、コンベヤベルトの表面が裏面の凸条に沿って微妙に
盛上がるため、この部分が、駆動プーリにコンベヤベル
トを巻付けるためのテークアップローラやコンベヤベル
トのリターン側を支持するためのリターンローラ等の、
コンベヤベルトの表面に対する対表面部材に部分的に強
く接触して擦れるため、コンベヤベルトの表面が裏面の
凸条に沿って部分的に汚れるという問題が発生する。
この問題は、近年のように、清潔さや清浄さを要求され
る食品加工やハイテク製品の生産にベルトコンベヤが広
く用いられるようになって、とくに解消が求められ始め
た。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、上述し
たような凸条と係合凹溝の係合により蛇行防止を行なっ
ているベルトコンベヤにおいて、コンベヤベルトの表面
が裏面の凸条に沿って部分的に汚れるのを防止すること
を目的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案のベルトコンベヤは、品物Wの搬送面を構成する
コンベヤベルト21の表面に対する裏面にコンベヤベルト
21の長さ方向に沿った凸条25を設け、この凸条25に対応
した係合凹溝26,27,28をコンベヤベルト21の裏面に対す
る対裏面部材3,4,6,15に形成するとともに、凸条25に対
応した逃げ凹溝29をコンベヤベルト21の表面に対する対
表面部材5,13,14に形成したものである。
(作用) 本考案のベルトコンベヤは、コンベヤベルト21裏面の凸
条25と対裏面部材3,4,6,15の係合凹溝26,27,28の係合に
より、コンベヤベルト21の蛇行を防止し、対表面部材5,
13,14の逃げ凹溝29により、コンベヤベルト21の表面が
裏面の凸条25に沿って対表面部材5,13,14に部分的に強
く接触して擦れるのを防止するものである。
(実施例) 本考案のベルトコンベヤの一実施例を図面を参照して説
明する。
第5図はベルトコンベヤを示し、1はコンベヤフレーム
で、このコンベヤフレーム1は、複数の脚2上に水平に
支持され、その両端上側部にそれぞれ第3図に示す対裏
面部材としてのエンドローラ3,4が回動自在に軸支され
ているとともに、その中間下側部に対表面部材としての
リターンローラ5が回動自在に軸支されている。
そして、このコンベヤフレーム1の上側部には第1図に
示す対裏面部材としての板状のベルト支持部6が上記前
後一対のエンドローラ3,4の間に位置して設けられれて
いる。
また、上記コンベヤフレーム1の前端部近くの下方部に
駆動部11が設けられている。この駆動部11は、駆動部フ
レーム12に前後一対の第2図に示す対表面部材としての
テークアップローラ13,14を回動自在に軸支するととも
に、このテークアップローラ13,14の下方に位置して、
上記駆動部フレーム12に第4図に示す対裏面部材として
の駆動プーリ15を回動自在に軸支し、この駆動プーリ15
を駆動部フレーム12に設けたモータ16により図示時計方
向に回転するようにしたものである。
そして、幅の広い薄肉のコンベヤベルト21が、第1図に
示したベルト支持部6の上から、順番に、前側のエンド
ローラ3、前側のテークアップローラ13、駆動プーリ1
5、後側のテークアップローラ14、リターンローラ5、
後側のエンドローラ4に掛け回され、ベルト支持部6の
上に戻るように無端状に形成されており、モータ16によ
り駆動プーリ15を図示時計方向に回動することによっ
て、コンベヤベルト21が回行し、板状のベルト支持部6
上を後方のエンドローラ4側から前方のエンドローラ3
側に移動するコンベヤベルト21の表面に品物Wを支持し
て品物Wを搬送するようになっている。
そうして、このベルトコンベヤでは、上記板状のベルト
支持部6上で品物Wの搬送面を構成するコンベヤベルト
21の表面に対する裏面の中央部に、第1図ないし第4図
に示すように、コンベヤベルト21の長さ方向に沿った凸
条25が設けられ、この凸条に対応して、第1図に示した
ベルト支持部6の上面、第3図に示したエンドローラ3,
4の外周面及び第4図に示した駆動プーリ15の外周面に
それぞれ係合凹溝26,27,28が設けられているとともに、
第2図に示したテークアップローラ13,14の外周面及び
上記リターンローラ5の外周面にそれぞれ逃げ凹溝29が
形成されている。
このため、コンベヤベルト21が回行する際には、コンベ
ヤベルト21の裏面の凸条25が、後方のエンドローラ4の
係合凹溝27、ベルト支持部6の係合凹溝26、前方のエン
ドローラ3の係合凹溝27及び駆動プーリ15の係合凹溝28
に係合しながら移動するので、コンベヤベルト21の蛇行
を阻止することができる。
そして、このようにコンベヤベルト21の裏面に凸条25を
設けると、コンベヤベルト21の表面が裏面の凸条25に対
応して微妙に盛上がり、そのままでは、この盛上がった
部分が、テークアップローラ13,14やリターンローラ5
に部分的に強く接触して擦れることによって、汚れ易く
なるが、このベルトコンベヤでは、コンベヤベルト21表
面の盛上がった部分に対して逃げ凹溝29を形成してある
ので、コンベヤベルト21表面の盛上がった部分が、テー
クアップローラ13,14やリターンローラ5に擦れること
がなく、したがって、コンベヤベルト21の表面が部分的
に汚れるのを防止することができる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案のベルトコンベヤは、コンベヤ
ベルトの裏面に形成した凸条が、コンベヤベルトの裏面
に対する対裏面部材に形成した係合凹溝を移動するよう
にして、コンベヤベルトの蛇行を防止しているが、コン
ベヤベルトの表面に対する対表面部材に逃げ凹溝を形成
したので、コンベヤベルトの表面が裏面の凸条に沿って
対表面部材に部分的に強く接触して擦れるのを防止する
ことができ、したがって、コンベヤベルトの表面が部分
的に汚れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はその搬送路部分
の断面図、第2図はそのテークアップローラ部のコンベ
ヤベルトの断面図、第3図はそのエンドローラ部のコン
ベヤベルトの断面図、第4図はその駆動プーリ部のコン
ベヤベルトの断面図、第5図は全体の側面図である。 W……品物、3,4……対裏面部材としてのエンドロー
ラ、5……対表面部材としてのリターンローラ、6……
対裏面部材としてのベルト支持部、13,14……対表面部
材としてのテークアップローラ、15……対裏面部材とし
ての駆動プーリ、21……コンベヤベルト、25……凸条、
26,27,28……係合凹溝、29……逃げ凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】品物の搬送面を構成するコンベヤベルトの
    表面に対する裏面にコンベヤベルトの長さ方向に沿った
    凸条を設け、この凸条に対応した係合凹溝をコンベヤベ
    ルトの裏面に対する対裏面部材に形成するとともに、凸
    条に対応した逃げ凹溝をコンベヤベルトの表面に対する
    対表面部材に形成したことを特徴とするベルトコンベ
    ヤ。
JP6881889U 1989-06-13 1989-06-13 ベルトコンベヤ Expired - Lifetime JPH0738246Y2 (ja)

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JP6881889U JPH0738246Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 ベルトコンベヤ

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JP6881889U JPH0738246Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 ベルトコンベヤ

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JPH039309U JPH039309U (ja) 1991-01-29
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JP2014076893A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Yamato Scale Co Ltd 計量コンベヤ用プーリ及び計量装置

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JPH039309U (ja) 1991-01-29

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