JPH0737691Y2 - フィルターエレメント - Google Patents

フィルターエレメント

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JPH0737691Y2
JPH0737691Y2 JP1991042396U JP4239691U JPH0737691Y2 JP H0737691 Y2 JPH0737691 Y2 JP H0737691Y2 JP 1991042396 U JP1991042396 U JP 1991042396U JP 4239691 U JP4239691 U JP 4239691U JP H0737691 Y2 JPH0737691 Y2 JP H0737691Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
guide means
hole
filter element
bolt
head cover
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991042396U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04126711U (ja
Inventor
孝 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、圧縮空気中の塵やオイ
ルダスト等を除去するエアーフィルター又は液体を濾過
するために使用されるフィルターにおいて、フィルター
エレメントの交換が容易なものに関する。
【0002】
【従来技術】従来のフィルターエレメントとしては、図
4に示されるようにその中心部に口1を有するヘッドカ
バー2と、中心にテンションボルト3を貫通するための
穴4を有するボトムカバー5との間に円筒状のフィルタ
ー層6を装着したものが知られている。かかるフィルタ
ーエレメントでは、フィルター装置のカバー9を開けた
後に、ヘッドカバー2の口1からフィルター装置8に装
着されたテンションボルト3を挿入し、さらにボトムカ
バー5の穴4を貫通させた後にナットを螺合することに
より締め付け固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらかかる従
来のフィルターエレメントの場合は、ヘッドカバー及び
ボトムカバーを構成する円板の中心に口や穴をあけただ
けのものであるために、フィルターエレメントを交換す
る際に、テンションボルトをボトムカバーの小さな穴に
貫通させることが非常に難しく、何回も試行錯誤を繰り
返しながら填め込まなければならなかった。またフィル
ターエレメントが多数林立している場合は、交換の為に
フィルター装置内に上体を中に入れ腕を延ばすことがで
きず、長いエレメントのボトムカバーの端を持って固定
位置を合わせることが非常に難しいといった不都合があ
る。そこで本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑みなさ
れたもので、フィルターエレメントの交換が容易なもの
を提供することを目的とする。
【0004】すなわち本考案は、その中心に空気の入口
又は出口を有するヘッドカバーと、その中心にテンショ
ンボルトを貫通するための穴があけられたボトムカバー
と、両カバー間に装着された円筒状のフィルターとから
なるものにおいて、前記ヘッドカバーの入口又は出口に
連設された円錐状で頂点部にテンションボルト貫通用の
穴を有し側面に多数のスリットを有するボルト案内手段
と、前記ボトムカバーの穴の周囲に設けられたすり鉢状
のボルト案内手段とからなり、該すり鉢状のボルト案内
手段が前記ヘッドカバーに向けて広がるように形成され
たフィルターエレメントにより本目的を達成する。また
請求項2の考案は、空気の流れをスムーズにするために
スリットの形状を渦巻状に形成した。
【0005】
【作用】本考案にかかるフィルターエレメントでは、フ
ィルターエレメントの空気口がかなり広径である関係か
らテンションボルトを容易に挿入することができる。そ
の際ヘッドカバーにボトムカバーに向けて円錐上の案内
手段が形成されている関係からボルトは円錐の内側面に
より方向を矯正されて頂上部の穴を貫通し、ボトムカバ
ーに向けて進むことになる。ボトムカバーの穴の周囲に
は、すり鉢状の案内手段が形成されている関係から、ボ
ルトの位置が多少ずれてもすり鉢状の側面に案内されて
ボトムカバーの穴を貫通させることができる。そしてナ
ットをボルトに螺合することにより、装置にエレメント
をしっかりと装着することができる。
【0006】本実施例にかかるフィルターエレメントで
は、ヘッドカバーの口から連設された円錐状の案内手段
の側面に多数のスリットをあけている関係から、フィル
タエレメントを装着した状態で装置を作動した時には、
フィルターの口から流入した空気又は液体は、円錐状案
内手段の側面に設けたスリットからフィルター層に向け
て流入する。
【0007】
【実施例】以下に本考案を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。10は、中央に空気流入用の口12
を有し、外周縁に円筒状フィルター14を係止するため
のリブ16を有する円板状のヘッドカバーであり、該ヘ
ッドカバー10の口12からボトムカバー18に向けて
突出した円錐状の案内手段20が連設されている。案内
手段20の頂上部には、テンションボルト22が貫通す
るための穴24があけられており、また案内手段の側面
には空気又は液体が流下するためのスリット26が設け
られている。このスリット26の幅は、テンションボル
ト22の径よりも狭くなるように形成されている。
【0008】ボトムカバー18は、中央にテンションボ
ルト22貫通用の穴30を有し、外周縁に前述同様にフ
ィルター14を係止するためのリブ32を有する円板状
のものからなり、前記貫通用の穴30からヘッドカバー
10に向けて広がるすり鉢状の案内手段34が形成され
ている。
【0009】図2に示すものは、ヘッドカバー10の案
内手段20に設けたスリット26の形状の第2実施例を
示すものであり、図のものでは円錐状の案内手段の側面
に沿って渦巻状に形成してある。この形状にすることに
より空気又は液体の流れがスムーズとなる。尚、スリッ
ト26の断面積の総和が、ヘッドカバー10の口12の
断面積よりも広くなるように形成するのが望ましい。狭
く形成すると、案内手段の存在により圧力損失が生じる
からである。
【0010】以上述べたように本考案にかかるフィルタ
ーエレメントでは、ボトムカバー18を持ってフィルタ
ー装置のテンションボルト22をフィルターエレメント
の口12から挿入する。するとテンションボルト22の
径がスリット26の幅よりも大きく形成してある関係か
ら、テンションボルト22は案内手段の内側面に沿って
移動し、案内手段に設けた穴24からボトムカバー18
に向けて進む。
【0011】テンションボルト22は、穴24により案
内されて進む関係から、その先端は位置がほとんどずれ
ることなく進み、ボトムカバー18と当接する。ボトム
カバー18の穴30の周囲にすり鉢状の案内手段34が
形成されている関係から、ボルトの先端の位置がずれた
としても案内手段の側面により案内され、最終的にボト
ムカバー18の穴30を貫通することになる。しかる後
に、ナットをボルト22に螺合しフィルター装置にフィ
ルターエレメントを固く装着する。
【0012】
【効果】以上述べたように本考案にかかるフィルターエ
レメントは、従来のものにはなかった案内手段をヘッド
カバーとボトムカバーの双方に設けたので、装置へのフ
ィルターエレメントの装着を簡単に行うことができる。
またフィルターエレメントの口をボルトに挿入するだけ
でよく、位置合わせのために装置内を覗き込む必要もな
く、作業性に優れる。また円錐状の案内手段のスリット
の形状を渦巻状に形成することにより、エレメントへの
気体又は液体の流入時の圧力損失を最小に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる実施例の縦断面図である。
【図2】ヘッドカバーの円錐状案内手段のスリットの形
状を示す平面図である。
【図3】テンションボルトを挿入する状態を示す端面図
である。
【図4】従来のフィルターエレメントを装置に装着する
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ヘッドカバー 12 口 14 フィルター 16 リブ 18 ボトムカバー 20 案内手段 22 テンションボルト 24 穴 26 スリット 30 穴 32 リブ 34 案内手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その中心に空気の入口又は出口を有する
    ヘッドカバーと、その中心にテンションボルトを貫通す
    るための穴があけられたボトムカバーと、両カバー間に
    装着された円筒状のフィルターとからなるものにおい
    て、前記ヘッドカバーの入口又は出口に連設された円錐
    状で頂点部にテンションボルト貫通用の穴を有し側面に
    多数のスリットを有するボルト案内手段と、前記ボトム
    カバーの穴の周囲に設けられたすリ鉢状のボルト案内手
    段とからなり、該すり鉢状のボルト案内手段が前記ヘッ
    ドカバーに向けて広がるように形成されていることを特
    徴とするフィルターエレメント。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドカバーのボルト案内手段の側
    面部に設けた多数のスリットが渦巻状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のフィルターエレメン
    ト。
JP1991042396U 1991-05-10 1991-05-10 フィルターエレメント Expired - Lifetime JPH0737691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042396U JPH0737691Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 フィルターエレメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042396U JPH0737691Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 フィルターエレメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04126711U JPH04126711U (ja) 1992-11-18
JPH0737691Y2 true JPH0737691Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31922901

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991042396U Expired - Lifetime JPH0737691Y2 (ja) 1991-05-10 1991-05-10 フィルターエレメント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2829828C2 (de) * 1978-07-07 1986-09-25 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Für eine Brennkraftmaschine bestimmte Zündanlage

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Publication number Publication date
JPH04126711U (ja) 1992-11-18

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