JPH073744B2 - ディスク用オ−トチェンジャ−装置 - Google Patents

ディスク用オ−トチェンジャ−装置

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JPH073744B2
JPH073744B2 JP12623987A JP12623987A JPH073744B2 JP H073744 B2 JPH073744 B2 JP H073744B2 JP 12623987 A JP12623987 A JP 12623987A JP 12623987 A JP12623987 A JP 12623987A JP H073744 B2 JPH073744 B2 JP H073744B2
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chassis
plate
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spring
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学 菅井
令 中山
芳明 仲川
義浩 有村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンパクトディスク(CD)等のディスク用オ
ートチェンジャー装置、特に振動の影響を受け易い自動
車等で使用するディスク用オートチェンジャー装置に関
する。
従来の技術 従来の車載用のCDオートチェンジャー装置は、オートチ
ェンジャー機構、プレーヤ機構が組込まれたシャーシ
を、ケース内にダンパーを介して支持する構造であり、
上記ダンパーを使用することにより、自動車の振動が、
プレーヤ機構の光ピックアップ部等に伝達することによ
る“音飛び”を防止しようとするものであった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の装置では、ダンパーの共振周
波数を100Hzより小さくしても、自動車において最も伝
わり易い振動(100Hz程度)を充分に減衰させることが
できず、トラッキングサーボ、フォーカスサーボにもか
かわらず、100Hz程度の振動が光ピックアップ部等に伝
わり、“音飛び”を起すものであった。
本発明は上記従来の問題点を除去するものであり、特に
100Hz程度の振動を充分減衰することができ、“音飛
び”の発生を防止できるディスク用オートチェンジャー
装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、ターンテーブル
及び光ピックアップ部が設けられた基板を、オートチェ
ンジャー用シャーシに第1のダンパーを介して支持し、
さらに上記オートチェンジャー用シャーシをケース内に
第2のダンパーを介して支持し、上記第1のダンパーの
共振周波数と上記第2のダンパーの共振周波数とを相違
させることを特徴とするものである。
作用 本発明は、上記のような構成であり、2種類のダンパー
を介して光ピックアップ部等をケース内に支持している
ため、光ピックアップ部に伝わる振動を充分に減衰する
ことができ、“音飛び”を防止できる。
実 施 例 第1図、第2図は本発明の一実施例の上面、側面を示し
ている。第1図、第2図において、200は上面が開口し
た箱形のケース、1は箱形のシャーシであり、このシャ
ーシ1内に後述のオートチェンジャー機構、プレーヤ機
構が組込まれている。39は第3図A,Bに示す形状のゴム
製のダンパーであり、このダンパー39は上記シヤーシ1
の側板の孔部に取付けられている。201はケース200のネ
ジ穴に螺合されたネジであり、このネジ201の先端部は
上記ダンパー39の中心孔39Aに挿入されている。202は一
端が上記シヤーシ1に係止された他端がケース200の内
壁に係止されたスプリングであり、上記シャーシ1はケ
ース200内にダンパー39、スプリング202により可動可能
に支持されている。21Aは、上下に移動する昇降台上に
設けられた板であり、この板21A上に、ディスク用のマ
ガジンが係止され、昇降台の上下動に伴って、マガジン
も上下動する。84はプレーヤ部のターンテーブル88、レ
ンズ90等からなる光ピックアップ部を支持する基板であ
り、この基板84はプレーヤのシヤーシ50に油入ダンパー
85、スプリング86により可動可能に支持されている。
このように、本実施例では、オートチェンジャー機構、
プレーヤ機構が組込まれたシヤーシ1をケース200内に
可動可能に支持し、かつシャーシ1に対してプレーヤ部
のターンテーブル88、光ピックアップ部等を可動可能に
支持することによって、外部振動の影響を除去する構造
になっている。
次に、シャーシ1に組込まれるオートチェンジャー機構
について第4図、第5図とともに詳細に説明する。
第4図、第5図において、1A,1BはL字状のシャーシで
あり、このシャーシ1A,1Bの端部をネジ止めすることに
より箱型のシャーシ1が構成される。2は上記シャーシ
1の内部に取付けられる基板であり、この基板2にはモ
ータ3が固定されている。4はモータ3の回転軸に固定
されたウォーム歯車、5は基板2の中央に回転可能に支
持された大歯車、6A,6B,6Cは基板2に回転自在に支持さ
れた歯車であり、これら歯車6A,6B,6Cは上記大歯車5に
常時噛合している。7は基板2に定された軸8に回転自
在に支持された歯車であり、この歯車7には上記ウォー
ム歯車4に噛合するウォーム歯車部7Aと上記歯車6Aに噛
合する歯車部7Bとが形成されている。上記モータ3が回
転すると、その回転力はウォーム歯車4、歯車7、歯車
6Aを介して大歯車5に伝達され、さらに歯車6B,6Cに伝
達される。9は歯車状の回転体であり、この回転体9は
基板2に固定された軸10に回転可能に支持されている。
この歯車状の回転体9の下部には上記大歯車5に噛合す
る歯車部9Aが一体に形成されている。11は基板2に固定
されたフォトカプラであり、このフォトカプラ11を構成
する発光素子と受光素子との間に上記歯車状の回転体9
が介在する。上記モータ3により大歯車5が回転駆動さ
れると、回転体9も回転し、フォトカプラ11よりパルス
が発生する。12は基板2に固定された位置検出用のマイ
クロスイッチ、13A,13B,13Cは基板2の孔部に支持され
た軸受である。14A,14B,14Cは一端部に小歯車15A,15B,1
5Cが固定されたネジ棒であり、このネジ棒14A〜14Cの下
端はそれぞれ上記軸受13A〜13Cに支持される。16A,16B,
16Cは板バネ17A,17B,17Cを介してシャーシ1A,1Bの突片1
8A,18B,18Cの孔部に支持された軸受であり、上記ネジ棒
14A〜14Cの上端は上記軸受16A〜16Cに支持される。この
ように、上記ネジ棒14A〜14Cは、シャーシ1A,1Bの突片1
8A〜18Cに支持された軸受16A〜16Cと、基板2に支持さ
れた軸受13A〜13Cにより回転可能に支持される。各ネジ
棒14A〜14Cの小歯車15A〜15Cは上記歯車6A〜6Cに噛合す
る。19A,19Bはガイド棒であり、このガイド棒19A,19Bの
一端は基板2の孔に挿入され、他端はシャーシ1Aの突片
20A,20Bの孔に挿入されて支持される。
21は昇降台であり、この昇降台21の上面には板21Aが固
定されている。またこの昇降台21にはナット22A〜22Cが
支持されている。23A〜23Cは上記ナット22A〜22Cを上方
に付勢する板バネである。上記ナット22A〜22Cは上記ネ
ジ棒14A〜14Cに螺合している。24A,24Bは昇降台21に形
成されたガイド孔であり、このガイド孔24A,24Bに上記
ガイド棒19A,19Bが挿入される。モータ3により大歯車
5が回転駆動されると、歯車6A〜6Cが回転し、この歯車
6A〜6Cに噛合する小歯車15A〜15Cが回転する結果、ネジ
棒14A〜14Cも回転し、昇降台21が上方又は下方に移動す
る(第6図)。25A,25Bは第7図A,Bにも示すようにピン
26A,26Bにより昇降台21に回動可能に支持されたロック
片、27A,27Bはロック片25A,25Bを付勢するバネであり、
このバネ27A,27Bに付勢され、上記ロック片25A,25Bは、
昇降台21上に載置されるマガジンMをロックする(第7
図A)。28A,28Bはシャーシ1A,1Bに一体に形成されたカ
ム片であり、上記昇降台21が上方に移動していく際に、
ロック片25A,25Bの一端が上記カム片28A,28Bに当接する
ため、バネ27A,27Bの付勢力に抗してロック片25A,25Bが
回動し、昇降台21上のマガジンMのロックを解除する
(第7図B)。29はシャーシ1Aに取付けられたマイクロ
スイッチであり、このマイクロスイッチ29は、昇降台21
が最上部に移動した際に、この昇降台21により駆動され
る。30は昇降台21の一側部に回動自在に支持されたレバ
ーであり、このレバー30には、昇降台21にマガジンが載
置された際に、このマガジンに当接する当接部30Aが一
体に形成されている。31は昇降台21に固定されたマイク
ロスイッチであり、このマイクロスイッチ31は上記レバ
ー30の当接部30Aにより駆動される。32はシャーシ1Aに
回動可能に支持されたレバー、33は一端が上記レバー32
の一端に係止され、他端がシャーシ1Aの係止片に係止さ
れたバネ、34はシャーシ1Aに一体に形成されたストッパ
ーであり、バネ33により付勢されたレバー32は上記スト
ッパー34により回動が規制される。35はシャーシ1Bの内
面に摺動可能に支持された摺動板、36は一端が上記摺動
板35に係止され、他端がシャーシ1Bの係止部に係止され
たバネであり、このバネ36により上記摺動板35は第5図
の矢印X方向に付勢される。37は摺動板35の一端に取付
けられた駆動片であり、この駆動片37によりマガジンの
回動アームが駆動される。38はシャーシ1A,1Bの上部に
固定される枠体であり、この枠体38で構成されるマガジ
ン挿入口38Aよりマガジンが挿入される。39はシャーシ1
A,1Bの外面に取付けられたゴム製のダンパーであり、シ
ャーシ1A,1Bの外面を覆うケース200に螺合されたネジ20
1が上記ダンパー39の中心孔39Aに挿入され、シャーシ1
A,1B等はケース200内に可動可能に支持される。
第5図において、40はプレーヤであり、このプレーヤ40
はシャーシ1内にネジ止めされる。41はプレーヤ40のシ
ャーシにネジ止めされたローラ支持板、42A,42Bはロー
ラ支持板41の一部を折曲げてなる折曲部であり、この折
曲部42A,42Bには軸受43A,43Bが取付けられている。44は
上記軸受43A,43Bに回転自在に支持されたシャフトであ
り、このシャフト44の一端に歯車44Aが固定されてい
る。45は上記シャスト44に回転自在に支持されたロー
ラ、46は折曲部42A,42Bの長孔47A,47Bに挿入されたシャ
フトであり、このシャフト46に従動ローラ48A,48Bが回
転自在に支持されている。48Cはシャフト46に支持され
たスプリングであり、このスプリング48Cの弾性力によ
り上記従動ローラ48A,48Bは折曲部42A,42B方向に付勢さ
れている。上記従動ローラ48A,48Bは、中央部側の径は
折曲部42A,42B側の径に比べ小さい。46A,46Bは一端が折
曲部42A,42Bに係止され、他端が上記シャフト46に係止
されたバネであり、このバネ46A,46Bの弾性力により、
上記シャフト46は上方に付勢され、従動ローラ48A,48B
はローラ45に押圧される。49は折曲部42Bに回転自在に
支持された歯車であり、この歯車49は上記歯車44Aに噛
合する。
次にプレーヤ40について説明する。第8図〜第11図にお
いて、50はプレーヤのシャーシ、51はモータ基板であ
り、このモータ基板51にモータ52が取付けられている。
53はモータ52の回転軸に固定されたウォーム歯車、54は
モータ基板51に回転自在に支持された歯車であり、この
歯車54は上記ウォーム歯車53に螺合するウォーム歯車部
54Aとかさ歯車部54Bから構成される。55はモータ基板51
に回転自在に支持された歯車であり、この歯車55には上
記かさ歯車部54Bと噛合するかさ歯車部55Aと歯車部55B
とから構成される。上記モータ基板51はシャーシ50にネ
ジ止めされる。56はシャーシ50の側面に植設された軸に
回転自在に支持された歯車であり、この歯車56は上記歯
車55の歯車部55Bに噛合する歯車部56Aと他の歯車部56B
とから構成される。57は歯車部57Aと57Bとから構成され
る歯車であり、歯車部57Aは上記歯車56の歯車部56Aに噛
合する。58は上記歯車57を支持する軸59に回転可能に支
持されたピン駆動板であり、このピン駆動板58には凹部
58A,58Bが形成されている。60は板バネであり、上記ピ
ン駆動板58は、上記板バネ60の弾性力により上記歯車57
の端面にワッシャー61を介して押圧されている。
上記モータ52の回転力は、ウォーム歯車53、歯車54、歯
車55、歯車56を介して歯車57に伝達され、この歯車57お
よびピン駆動板58が回転する。
62はシャーシ50の側板に植設された軸62Eに回転可能に
支持された回動板であり、この回動板62には、上記歯車
57の歯車部57Bに噛合する歯車部62A、上記ピン駆動板58
の凹部58A,58Bに入るピン62B,62C及びカム孔62Dが形成
されている。63はローラ支持板であり、このローラ支持
板63の左右に設けられたピン63A,63Bがシャーシ50の側
板の孔に挿入され、ローラ支持板63はシャーシ50に回動
自在に支持される。63C,63Dはローラ支持板63に一体に
形成された折曲板であり、この折曲板63C,63Dにシャフ
ト64が支持されている。65A,65Bは上記シャフト64に回
転自在に支持された従動ローラであり、この従動ローラ
65A,65Bの折曲板63C,63D側の径は中央部側の径より大き
く形成されている。66はシャフト64に支持されたスプリ
ングであり、このスプリング66の弾性力により従動ロー
ラ65A,65Bは折曲板63C,63D方向に付勢されている。67A,
67Bはローラ支持板63にネジ止めされるディスク挿入防
止部材、68A,68Bは折曲板63C,63Dに設けられた駆動ピン
であり、駆動ピン68Bは、シャーシ50の側板の孔を介し
て、上記回動板62のカム孔62Dに挿入されている。69Aは
一端が軸62Eに係止され、他端が駆動ピン68B先端に係止
された反転バネ、69Bは、一端がシャーシ50の側板に係
止され他端が駆動ピン68Aに係止された反転バネであ
る。70A,70Bは、シャーシ50の側板の内面に摺動自在に
支持されたスライダーであり、このスライダー70A,70B
には、上記駆動ピン68A,68Bが挿入される傾斜したカム
孔71A,71Bが形成されている。72はスライダー70Bに植設
されたピンであり、このピン72はシャーシ50の側板に形
成された長孔73を貫通して外方に突出している。74はシ
ャーシ50の側板に回動自在に支持されたアームであり、
このアーム74に形成された長孔74Aに上記ピン72が挿入
されている。75はシャーシ50の側板に回転自在に支持さ
れたアームであり、このアーム75に形成された長孔75A
に、スライダー70Aに植設されたピン76が挿入されてい
る。77はシャーシ50の側板にネジ止めされたプランジャ
ーのソレノイド、77Aはプランジャーの可動片であり、
この可動片77Aの先端にはピン77Bが植設されている。77
Cは可動片77Aを付勢するスプリングである。78はシャー
シ50の側板に摺動自在に支持されたスライダーであり、
このスライダー78の凹部78Aに上記可動片77Aのピン77B
が係合している。79A,79Bはシャーシ50の側板に係止さ
れた軸受であり、この軸受79A,79Bにシャフト80が回転
自在に支持されている。81はローラであり、このローラ
81は上記シャフト80に回転自在に支持されている。80A
はシャフト80の一端に取付けられた歯車であり、この歯
車80Aは前記歯車57の歯車部57Aに噛合する。50Aはシャ
ーシ50の底板部の一部を折曲げてなる折曲板部であり、
この折曲板部50Aは、シャーシ50の側板と平行である。8
2は折曲板部50Aに摺動自在に支持されたスライダー、83
はシャーシ50の底板部に回転自在に支持された連続アー
ムであり、この連結アーム83に形成された孔83A,83B
に、上記スライダー82のピン82A及び前記スライダー70B
のピン70Cが挿入される。上記スライダー70A,70B 82の
先端部には後述の基板84を係止するための係止部が形成
されている。
84は油入ダンパー85によりシャーシ50に可動可能に支持
された基板、86は一端がシャーシ50に係止され、他端が
上記基板84に係止されたスプリングである。87は上記基
板84に固定されたプレーヤユニットであり、このプレー
ヤユニット87には、ターンテーブル88、このターンテー
ブル88を回転駆動するモータ89、レーザダイオードから
出た光をディスクに集光するレンズ90を含む光学系、上
記レンズ90をディスクの半径方向に移動させるためのモ
ータ91、ディスクで反射した光を検出するディテクタ等
が設けられている。92は上記基板84に回動可能に支持さ
れたクランプ支持板であり、このクランプ支持板92には
クランプ板93が回転自在に支持されている。92B,92Cは
クランプ支持板92に植設されたストッパーピンであり、
プレーヤ40内に移送されたディスクはこのストッパーピ
ン92B,92Cに当接して移送が停止される。ディスクの中
央孔の孔縁部は、上記ターンテーブル88と上記クランプ
板93とにより挾持される。94はシャーシ50の上端開口部
を覆う蓋板であり、この蓋板94はシャーシ50にネジ止め
される。95は蓋板94に取付けられたディスク挿入防止部
材、96は蓋板94に取付けられたプリント基板であり、こ
のプリント基板96には2つの受光素子96A,96Bが設けら
れている。97はシャーシ50にネジ止めされたプリント基
板であり、このプリント基板97には2つの発光素子97A,
97B及びマイクロスイッチ97Cが取付けられている。上記
プリント基板96の受光素子96A,96Bと上記プリント基板9
7の発光素子97A,97Bでフォトカプラが構成され、この2
対のフォトカプラにより、ディスクのプレーヤへの挿入
又は排出が検出される。
98は第11図にも示すように上記蓋板94にネジ止めされた
歯車支持板であり、この歯車支持板98には、前記歯車49
に噛合する歯車99が回転自在に支持されている。100は
歯車支持板98に回転自在に支持された歯車であり、この
歯車100は上記歯車99及び前記歯車56の歯車部56Aに噛合
する歯車部100Aと歯車部100Bとから構成される。101は
歯車支持板98に回転自在に支持された間欠歯車であり、
この間欠歯車101は上記歯車100の歯車部100Bに噛合可能
である。この間欠歯車101の片面には第12図にも示すよ
うにストッパー片101B,101Cが設けられ、他面には軸101
Aが一体に形成されている。上記軸101Aは前記オートチ
ェンジャーの摺動板35の長孔35Aに回転可能に支持され
たローラ35Bの中心孔に挿入される。102は歯車支持板98
に回動自在に支持されたL字状のアームであり、このア
ーム102の一端に形成された孔102Aに、プランジャー77
のピン77Bが挿入される。102Bはアーム102の他端に植設
されたピンであり、このピン102Bは、上記間欠歯車101
の片面に設けられたストッパー片101Bに係合可能であ
る。103は一端が歯車支持板98に係止され、他端が上記
アーム102に係止されたスプリングである。104は上記ア
ーム102と同軸上に回転自在に支持されたアームであ
り、このアーム104の先端には、摺動板35の凹部35Cに係
合可能なピン104Aが植設されている。105は一端が上記
アーム102に係止され、他端が上記アーム104に係止され
たスプリングである。上記アーム102がプランジャー77
により駆動されると、アーム102は回動され、さらにこ
のアーム102の折曲片102Cにより、アーム104も駆動され
て、アーム104はアーム102と同一方向に回動する。
上記オートチェンジャー、プレーヤは、中央処理装置CP
U、ランダムアクセスメモリRAM、リードオンリーメモリ
ROM等からなるコントローラにより制御される。
第13図〜第16図は、マガジンを示している。第13図〜第
16図において、150は下面と前面とが開口した筐体、151
は筐体150の下面の開口部を閉成する底面板であり、こ
の底面板151はネジで筐体150に取付けられる。152は筐
体150の前面開口部に積重ねられた複数枚の仕切板であ
り、この仕切板152間よりディスクが出入する。153は回
動レバーであり、複数個の回動レバー153が筐体150に回
動自在に支持されている。この回動レバー153を回動さ
せると、筐体150内に収納されたディスクが押され筐体1
50の前面開口部よりディスクが排出される。154は筐体1
50の両側面に形成された溝155の下端に一体に形成され
たロック板であり、このロック板154がオートチェンジ
ャーのロック片25A,25Bによりロックされる。
第15図はマガジンの底面板151を取外した状態を示して
いる。第15図において、156,157,158は筐体150内に形成
された円弧状の突条であり、この突条156〜158にはディ
スク159の外周部が挿入される複数の円弧状の溝156A,15
7A,158Aが平行に形成されている。160は筐体150に一体
に形成された軸であり、この軸160に前記複数の回動レ
バー153が回動可能に支持されている。152は前記仕切板
であり、この仕切板152の両側部には凹部162A,162Bが形
成されている。163A,163Bは仕切板152の両側部に一体に
形成されたスペーサ部であり、一方のスペーサ部163Aに
はL字状の係止部164、筐体150の内壁に一体に形成され
た突部150Aに挿入される溝部165が形成され、他方のス
ペーサ部163Bには軸受部166及び突起167が形成されてい
る。168は仕切板152の表裏に形成された突条であり、こ
の突条168はスペーサ部163A,163B側が高く、仕切板152
の中央部側が低くなるようわずかに傾斜しており、ディ
スク159の外周部のみが突条168に接する。170は板バネ
であり、この板バネ170の一側部には分割されたバネ片1
71が一体に形成されている。なおバネ片171の先端部は
L字状に折曲げられている。172は板バネ170に形成され
た軸受部である。173は規制板であり、この規制板173に
は、仕切板152の突起167が挿入される孔174が形成され
ている。175は軸であり、この軸175は各仕切板152の軸
受部166及び板バネ170の軸受部166に挿入され、軸175の
両端は、それぞれ筐体150、底面板151に形成された穴に
挿入される。176は筐体150の側板の内面にネジ止めされ
る板バネであり、この板バネ176の一側部には分割され
たバネ片177が一体に形成され、他側部にも分割された
バネ片178が一体に形成されている。なおバネ片177の先
端部はL字状に折曲げられている。上記板バネ176のバ
ネ片178の先端は仕切板152の係止部164に挿入されてい
る。一側部が軸175で支持された仕切板152の他側部は、
板バネ176のバネ片178の弾性力によって引張られる。
第15図に示す状態で、回動レバー153を回動させると、
第16図に示すように、ディスク159の後部は回動レバー1
53により押され、仕切板152の間から外部に押し出され
る。この場合、板バネ170,176のバネ片171,177は一担デ
ィスク159により押圧された後復元し、この復元力によ
りディスク169を前方に押す。また演奏が終了し、ディ
スク159をマガジンに収納する際にも、バネ片171,177は
一担ディスク159により押圧された後復元し、この復元
力によりディスク159を付勢して収納する。
次に、上記実施例の動作について説明する。マガジンを
オートチェンジャーに挿入する前、昇降台21は最上部に
位置している。昇降台21が最上部に位置している状態で
は、この昇降台21に回動自在に支持されたレバー30の一
端部は、シャーシ1Aに支持されたレバー32に当接してい
るため、レバー30の他端の当接部30Aは昇降台21より上
方に位置している。この状態でマガジンを枠体38より挿
入し、バネ33の弾性力に抗してマガジンを下方に押圧す
ると、このマガジンによってレバー30の当接部30Aが押
され、レバー30が回動する。レバー30が回動し当接部30
Aが昇降台21とほぼ同一面まで動くと、この当接部30Aに
よってマイクロスイッチ31がONする(第17図のt1)。マ
イクロスイッチ31がONすると、モータ3が回転し、モー
タ3の回転駆動力が、ウォーム歯車4、歯車7、歯車6A
を介して大歯車5に伝達され大歯車5が回転し、この大
歯車5に噛合する歯車6B,6Cも回転する。このため、ネ
ジ棒14A,14B,14Cに固定された小歯車15A,15B,15Cが歯車
6A,6B,6Cにより回転されるため、ネジ棒14A〜14Cも回転
する。ネジ棒14A〜14Cが回転すると、このネジ棒14A〜1
4Cに螺合するナット22A〜22Cが設けられた昇降台21がガ
イド棒19A,19Bに案内されて下降する。昇降台21が下降
し始めると、シャーシ1Aに設けられたマイクロスイッチ
29はOFFする(第17図のt2)。昇降台21が下降していく
途中でロック片25A,25Bのカム片28A,28Bによる強制駆動
がなくなり、ロック片25A,25Bバネ27A,27Bにより付勢さ
れて回動し、マガジンのロック板154に係合し、マガジ
ンは昇降台21にロックされる。昇降台21が最下部に達す
ると、基板2に設けられたマイクロスイッチ12が昇降台
21によって駆動され、マイクロスイッチ12がONし、モー
タ3への通電が遮断されモータ3の回転が停止する(第
17図のt3)。モータ3への通電が遮断された後、所定時
間経過すると、モータ3へ逆方向の電流が供給され始め
モータ3は逆回転し、昇降台21は上昇し始める(第17図
のt4)。モータ3が逆回転し始めてから、フォトカプラ
11より所定数のパルスが出力されると、モータ3への逆
方向電流の供給が停止され、昇降台21の上昇が停止する
(第17図のt5)。この昇降台21の停止位置が基準位置
(マガジン内に収納された最上部のディスクを取出す位
置)となる。
モータ3の回転が停止(第17図のt5)した後、所定時間
経過すると、プランジャーのソレノイド77に通電される
(第17図のt6)。プランジャーのソレノイド77に通電さ
れ可動片77Aが吸引されると、この可動片77Aにピン77B
で連結されたアーム102が回動するとともに、このアー
ム102の折曲片102Cによりアーム104も回動する。上記の
ようにアーム102が回動すると、このアーム102の先端の
ピン102Bと間欠歯車101に設けられたストッパー片101B
との係合が外れる。また上記のようなアーム104が回動
すると、アーム104のピン104Aと摺動板35の凹部35Cとの
係合が外れる。アーム104のピン104Aと摺動板35の凹部3
5Cとの係合が外れると、バネ36の付勢力により摺動板35
は少し摺動する。このため、この摺動板35の長孔35Aに
軸101A、ローラ35Bを介して係合している間欠歯車101が
わずかに回動し、間欠歯車101が歯車100の歯車部100Bに
噛合する。プランジャー77に通電された後、所定時間経
過すると、モータ52に電流が供給されモータ52が所定方
向に回転し始める(第17図のt7)。
モータ52が回転すると、このモータ52の回転駆動力が、
ウォーム歯車53、歯車54、歯車55、歯車56、歯車100を
介して間欠歯車101に伝達され、間欠歯車101が回転す
る。間欠歯車101が回転すると、この間欠歯車101の軸10
1Aに係合する摺動板35が摺動し、この摺動板板35に取付
けられた駆動片37がマガジンの回動レバー153の1つを
押し、この回動レバー153を回動させる。回動レバー153
が回動すると、マガジン内に収納されたディスク159が
回動レバー153によって押され、ディスク159が外に押し
出される。またモータ52の回転駆動力は、歯車57を介し
て歯車80Aに伝達されるとともに、歯車100、歯車99、歯
車49を介して歯車44Aに伝達されるため、ローラ81、従
動ローラ65A,65B、及びローラ45、従動ローラ48A,48Bが
回転する。このため、マガジンより押し出されたディス
ク159は、まず回転しているローラ45と従動ローラ48A,4
8Bとに挾持されて移送され、さらに回転しているローラ
81と従動ローラ65A,65Bとに挾持されて移送される。デ
ィスク169の移送途中で、発光素子97Aより受光素子96A
に向けて出された光が移送されるディスク159により遮
られ(第17図のt8)。さらに発光素子97Bより受光素子9
6Bに向けて出された光が移送されるディスク159により
遮られる(第17図のt9)。さらにディスク159が移送さ
れると、発光素子97Aと受光素子96Aとの間のディスク15
9により遮光がなくなり(第17図のt10)。ディスク157
が所定位置まで移送されたことが検出される。なお、間
欠歯車101が所定角度回転すると、間欠歯車101に形成さ
れたストッパー片101Cがアーム102のピン102Bに当接
し、間欠歯車101の回動が阻止される。t10より所定時間
後にプランジャーのソレノイド77への通電が遮断される
(第17図のt11)。ソレノイド77への通電が遮断される
と、スライダー78が矢印X′方向に動く。このため、こ
のスライダー78の突片78Bによって引張られて歯車57の
歯車部57Bとの噛合が禁止されていた回動板62の歯車部6
2Aは、回転している歯車57の歯車部57Bに噛合し、回動
板62は回動する。この際、ピン駆動板58も回動する。
上記のように、モータ52の回転駆動力により回動板62が
回動すると、この回動板62の孔に挿入されたローラ支持
板63の駆動ピン68Bが回動板62によって下方に押され
る。このためロール支持板63はピン63A,63Bを支点とし
て回動する。ローラ支持板63が回動すると、このローラ
支持板63に支持された従動ローラ65A,65Bも下方に移動
する。このため、ディスク159は下方に移動し、ディス
ク159の中心孔はターンテーブル88の突出部に嵌合す
る。またローラ支持板63が回動するとこのローラ支持板
63によってマイクロスイッチ97CがONする(第17図の
t11)上記ローラ支持板63の駆動ピン63A,63Bはそれぞれ
スライダー70A,70Bの傾斜したカム孔71A,71Bに挿入され
ているため、ローラ支持板63の駆動ピン68A,68Bが下方
に移動すると、この駆動ピン68A,68Bに駆動されてスラ
イダー70A,70Bは矢印X′方向へ摺動する。またスライ
ダー70Bに連結アーム83を介して連結されたスライダー8
2は矢印X方向へ摺動する。スライダー70A,70B及びスラ
イダー82がそれぞれ矢印X′,X方向に摺動すると、これ
らスライダー70A,70B,82の先端挾持部に挾持されて位置
規制されていた基板84は油入ダンパー85により可動可能
に支持されることになる。またアーム74はスライダー70
Bに植設されたピン72を介してスライダー70Bに連結され
ているため、スライダー70Bが矢印X′方向に摺動する
と、アーム72は時計方向に回動する。アーム74はクラン
プ支持板92の回動を規制するためのものであり、アーム
74が上記の通り時計方向に回動すると、クランプ支持板
92はスプリング92Aに付勢されて回動し、ターンテーブ
ル88の突出部に嵌合されたディスク159の中央孔の孔縁
部をクランプ板93が押す。このため、ディスク159はタ
ーンテーブル88とクランプ板93とにより挾持される。
このように、モータ52の回転駆動力により回動板62が回
動すると、従動ローラ65A,65Bが下方へ移動し、このた
めディスク159が下方に移動してターンテーブル88の突
出部に嵌合するとともに、クランプ板93が下方に移動し
て、このクランプ板93とターンテーブル88とでディスク
169を挾持し、さらに基板84が可動可能となる。また、
マイクロスイッチ97CがONして所定時間経過するとモー
タ52への電流の供給が遮断されモータ52の回転が停止す
る(第17図のt12)。
以上でディスク169のローディングが終了し、以降ディ
スク169の再生が行なわれる。ディスク169の再生は、モ
ータ89でターンテーブル88を回転させることにより、デ
ィスク169を回転させ、レンズ90より出てディスク169で
反射した光をレンズ90を介して検出することにより行
う。
次に、ディスク159をイジェクトする動作について説明
する。
ディスク159の再生が終了し、また再生途中でディスク
イジェクトが指示される(第17図のt13)と、所定時間
後モータ52が逆方向に回転する(第17図のt14)。モー
タ52が逆回転すると、歯車57が回転し、この歯車57とと
もにピン駆動板58が回動し、回動板62のピン62Cを駆動
し、回動板62を回動させ、回動板62の歯車部62Aを歯車5
7の歯車部57Bに噛合させる。このため回動板62は回動す
る。回動板62が回動すると、この回動板62により駆動ピ
ン68Bが上方に駆動される。このため、ローラ支持板63
が回動し、従動ローラ65A,65Bが上方へ移動し、ディス
ク159を上方に持ち上げ、回転しているローラ81とでデ
ィスク159を挾持する。また駆動ピン68Bが上方に駆動さ
れると、スライダー70A,70B及びスライダー82はそれぞ
れ矢印X,X′方向に摺動し基板84を位置規制するととも
に、アーム72は反時計方向に回動し、クランプ支持板92
を上方に回動させる。
従動ローラ65A,65Bにより上方に持ち上げられたディス
ク159は、モータ52の回転駆動力により回転されている
ローラ81により、矢印X′方向に移送される。さらにデ
ィスク159は、モータ52の回転駆動力により回転されて
いるローラ45と従動ローラ48A,48Bにより挾持され、マ
ガジン方向に移送される。この移送途中において、受光
素子96Aはディスク159により遮光され(第17図の
t16)、受光素子96Bは遮光が終了し(第17図のt17)、
さらに受光素子96Aの遮光が終了する(第17図のt18)。
受光素子96Aの遮光の終了が検出されてから所定時間経
過すると、モータ52への通電が遮断されモータ52の回転
が停止する(第17図のt19)。モータ52の回転が停止す
るまでの間にディスク159はマガジン内に収納される。
ここで、他のディスクの再生が指示されると、モータ3
が回転し、昇降台21が上方に移動し、マガジンが上方に
移動する。モータ3が回転すると、回転体9も回転し、
フォトカプラ11よりパルスが出力される。このフォトカ
プラ11より出力されるパルスを所定数計数すると、モー
タ3の回転が停止し、第17図のt6以降の動作が行なわれ
る。
ディスクの再生が終了し、マガジンイジェクトスイッチ
(図示せず)を操作する(第17図のt20)と、モータ3
に通電され、モータ3が回転する。このため、昇降台21
が上昇する。昇降台21が上昇していく途中で、ロック片
25A,25Bの一端はシャーシ1A,1Bに形成されたカム片に当
接し、ロック片25A,25Bがバネ27A,27Bの付勢力に抗して
回動され、マガジンのロックを解除する。さらに昇降台
21が上昇すると、この昇降台21に支持されたレバー30の
一端が、シャーシ1Aに支持されたレバー32に当接する。
このためレバー30は昇降台21の上昇に応じて回動し、レ
バー30の当接部30Aが昇降台21の面より上方に移動す
る。このため、昇降台21に載置されたマガジンの一部が
当接部30Aにより持ち上げられ、マガジン挿入口38Aから
のマガジンの取出しが容易になる。なおレバー30の当接
部30Aによりマガジンが持ち上げられると、マイクロス
イッチ31はOFFとなる(第17図のt21)。昇降台21が最上
部まで上昇すると、マイクロスイッチ29がONとなり、モ
ータ3が停止する(第17図のt22)。
第18図(A),(B)は上記実施例の振動伝達特性を示
している。第18図(A)において、lはケース200から
シャーシ1への振動伝達特性を示しており、ケース200
内にシャーシ1を可動可能に支持するダンパー39の共振
周波数fobに一致する周波数の振動が、シャーシ1に伝
わり易く、振動周波数が共振周波数fobより高くなる
と、ケース200からシャーシ1への振動伝達率は低下す
る。第18図(A)において、mは、プレーヤ40のシャー
シ50から、ターンテーブル88等を支持する基板84への振
動伝達特性を示しており、シャーシ50に基板84を可動可
能に支持する油入ダンパー85の共振周波数foaに一致す
る周波数の振動が、基板84に伝わり易く、振動周波数が
共振周波数foaより高くなると、シャーシ50から基板84
への振動伝達率は低下する。上記実施例では、ケース20
0内にダンパー39を介してシャーシ1を可動可能に支持
し、かつシャーシ1に固定されたプレーヤのシャーシ50
に油入ダンパー85を介して基板84を可動可能に支持して
いるため、ケース200から基板84への振動伝達特性は、
第18図(A)の特性lとmととを合成した特性(第18図
B)となり、特に共振周波数foa近傍より高い周波数の
振動伝達を大きく減衰できるものである。
一般に自動車においては、100Hz程度の振動が伝わり易
く、この100Hz程度の振動が車載用のCDオートチェンジ
ャーに伝った場合、トラッキングサーボ、フォーカスサ
ーボにもかかわらず、“音飛び”を起し易くなる。また
コンパクトディスクCDは100Hz近傍で共振し易い。これ
に対し、本実施例では、二重ダンパー構造であるため、
100Hz近傍の振動を大きく減衰させることができ、“音
飛び”等を防止できるものである。なお100Hz近傍の振
動減衰量を大きくするためには、好ましくは第1,第2の
ダンパーの共振周波数を、ともに50Hz以下にする必要が
ある。
発明の効果 本発明は上記のように二重ダンパー構造であるため、自
動車等のように振動し易い環境で使用しても“音飛び”
を防止できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるディスク用オートチ
ェンジャー装置の上面図、第2図は同装置の一部を断面
で示す側面図、第3図A,Bは同装置に使用するダンパー
の断面図及び背面図、第4図は同装置の要部の側面図、
第5図は同分解斜視図、第6図は同装置の一部の上面
図、第7図A,Bは同装置のマガジンロック機構の正面
図、第8図、第9図は同ディスク用オートチェンジャー
のプレーヤの側面図、第10図は同プレーヤの分解斜視
図、第11図は同プレーヤの一部の側面図、第12図は同プ
レーヤの間欠歯車部の側面図、第13図は同ディスク用オ
ートチェンジャー装置に用いるマガジンの斜視図、第14
図は同マガジンの要部の分解斜視図、第15図、第16図は
同マガジンの底面板を除去した上面図、第17図は同ディ
スク用オートチェンジャー装置の動作説明図、第18図A,
Bは同装置の振動伝達特性を示す図である。 1A,1B……シャーシ、2……基板、3……モータ、4…
…ウォーム歯車、5……大歯車、6A,6B,6C……歯車、7
……歯車、7A……ウォーム歯車部、7B……歯車部、8…
…軸、9……回転体、10……軸、11……フォトカプラ、
12……マイクロスイッチ、13A,13B,13C……軸受、14A,1
4B,14C……ネジ棒、15A,15B,15C……小歯車、16A,16B,1
6C……軸受、17A,17B,17C……板バネ、18A,18B,18C……
突片、19A,19B……ガイド棒、20A,20B……突片、21……
昇降台、21A……板、22A,22B,22C……ナット、23A,23B,
23C……板バネ、24A,24B……ガイド孔、25A,25B……ロ
ック片、26A,26B……ピン、27A,27B……バネ、28A,28B
……カム片、29……マイクロスイッチ、30……レバー、
30A……当接部、31……マイクロスイッチ、32……レバ
ー、33……バネ、34……ストッパー、35……摺動板、35
A……長孔、35B……ローラ、35C……凹部、36……バ
ネ、37……駆動片、38……枠体、38A……マガジン挿入
口、39……ダンパー、40……プレーヤ、41……ローラ支
持板、42A,42B……折曲部、43A,43B……軸受、44……シ
ャフト、44A……歯車、45……ローラ、46……シャフ
ト、46A,46B……バネ、47A,47B……長孔、48A,48B……
従動ローラ、48C……スプリング、49……歯車、50……
シャーシ、50A……折曲板部、51……モータ基板、52…
…モータ、53……ウォーム歯車、54……歯車、54A……
ウォーム歯車部、54B……かさ歯車部、55……歯車、55A
……かさ歯車部、55B……歯車部、56……歯車、56A,56B
……歯車部、57……歯車、57A,57B……歯車部、58……
ピン駆動板、58A,58B……凹部、59……軸、60……板バ
ネ、61……ワッシャー、62……回動板、62A……歯車
部、62B,62C……ピン、62D……カム孔、62E……軸、63
……ローラ支持板、63A,63B……ピン、63C,63D……折曲
板、64……シャフト、65A,65B……従動ローラ、66……
スプリング、67A,67B……ディスク挿入防止部材、68A,6
8B……駆動ピン、69A,69B……反転バネ、70A,70B……ス
ライダー、70C……ピン、71A,71B……カム孔、72……ピ
ン、73……長孔、74……アーム、75A……長孔、76……
ピン、77……ソレノイド、77A……可動片、77B……ピ
ン、77C……スプリング、78……スライダー、78A……凹
部、79A,79B……軸受、80……シャフト、80A……歯車、
81……ローラ、82……スライダー、82A……ピン、83…
…連結アーム、83A,83B……孔、84……基板、85……油
入ダンパー、86……スプリング、87……プレーヤユニッ
ト、88……ターンテーブル、89……モータ、90……レン
ズ、91……モータ、92……クランプ支持板、93……クラ
ンプ板、94……蓋板、95……ディスク挿入防止部材、96
……プリント基板、96A,96B……受光素子、97……プリ
ント基板、97A,97B……発光素子、97C……マイクロスイ
ッチ、98……歯車、100……歯車、100A,100B……歯車
部、101……間欠歯車、101A……軸、101B,101C……スト
ッパー片、102……アーム、102A……孔、102B……ピ
ン、103……スプリング、104……アーム、104A……ピ
ン、105……スプリング、150……筐体、151……底面
板、152……仕切板、153……回動レバー、154……ロッ
ク板、155……溝、156,157,158……突条、156A,157A,15
8A……溝、159……ディスク、160……軸、162A,162B…
…凹部、163A,163B……スペーサ部、164……係止部、16
5……溝部、166……軸受部、167……突起、168……突
条、170……板バネ、171……バネ片、172……軸受部、1
73……規制板、174……孔、175……軸、176……板バ
ネ、177……バネ片、178……バネ片、200……ケース、2
01……ネジ、202……スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲川 芳明 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 有村 義浩 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 日野 豊 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターンテーブル及び光ピックアップ部が設
    けられた基板をオートチェンジャー用シャーシに第1の
    ダンパーを介して支持するとともに、上記オートチェン
    ジャー用シャーシをケース内に第2のダンパーを介して
    支持し、上記第1のダンパーの共振周波数と上記第2の
    ダンパーの共振周波数とを相違させたディスク用オート
    チェンジャー装置。
  2. 【請求項2】第1、第2のダンパーの共振周波数を50Hz
    より小さくし100Hz近傍で振動減衰量を大にした特許請
    求の範囲第1項記載のディスク用オートチェンジャー装
    置。
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