JPH073737B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH073737B2
JPH073737B2 JP23071086A JP23071086A JPH073737B2 JP H073737 B2 JPH073737 B2 JP H073737B2 JP 23071086 A JP23071086 A JP 23071086A JP 23071086 A JP23071086 A JP 23071086A JP H073737 B2 JPH073737 B2 JP H073737B2
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JP
Japan
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magnetic head
disk
main power
turned
voice coil
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JP23071086A
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JPS6386168A (ja
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利光 滝沢
健治 浅井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ボイスコイルモータを使用する磁気ヘッド駆
動機構を備えた磁気ディスク装置に関する。
(従来の技術) 従来、ハードディスク装置である磁気ディスク装置で
は、第4図に示すように、磁気ヘッド10のシーク動作に
必要なキャリッジ11の駆動源としてボイスコイルモータ
12を使用する方式が多い。この方式の磁気ディスク装置
では、装置の主電源のオフ時には磁気ヘッド10を磁気デ
ィスク(以下単にディスクと称す)13の最内周にあるCS
Sエリア14まで移動させるリトラクト機構が設けられて
いる。
リトラクト機構は、第3図に示すように、主電源がオフ
されると、磁気ディスク装置の制御回路(以下CPUと称
す)15の制御によりスイッチ回路16がオフ動作して、リ
トラクト電源17によりボイスコイルモータ12を駆動する
機構である。これにより、キャリッジ11が所定の時間だ
け移動して、磁気ヘッド10はCSSエリア14までリラクト
されることになる。主電源がオンされると、CPU15の制
御によりスイッチ回路16がオン動作して、ボイスコイル
モータ12はボイスコイルモータ(VCM)駆動回路18によ
り駆動されることになる。
リトラクトされた磁気ヘッド10は、ディスクのCSSエリ
ア14に接触して停止し、主電源のオンによりCSSエリア1
4からシーク動作のスタートを行なう。
これは、ボイスコイルモータ12を使用するキャリッジ機
構では、主電源のオフ時に磁気ヘッド10をディスク13上
の停止位置で保持することができないため、CSSエリア1
4までリトラクトし、磁気ヘッド10を固定させるためで
ある。
ところで、前記のように磁気ヘッド10をディスク13の最
内周までリトラクトさせる場合、磁気ヘッド10は回転停
止寸前のディスク13と接触し、摺動しながらディスク13
上に着地することになる。このため、磁気ヘッド10とCS
Sエリア14である特定トラックとが接触する回数が多く
なり、その接触部分は摩耗し易くなる。これにより、例
え磁気ヘッド10の摩耗した表面から塵が発生し、この塵
が磁気ヘッド10に付着して磁気ヘッド10の機能を損うよ
うな事態が発生することがある。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のリトラクト方式では、磁気ヘッド10がディスク13
と接触して停止する際に、特定の部分(CSSエリア14)
のみと接触することになる。このため、磁気ヘッド10と
接触するディスク13のCSSエリア14は摩耗し易くなり、
この摩耗により塵が発生して磁気ヘッド10を損傷させる
などの問題がある。
本発明の目的は、磁気ヘッドをリトラクトさせる際に、
磁気ヘッドとディスクとの接触による摩耗を大幅に減少
して、磁気ヘッドが損傷するなどの事態を確実に防止す
ることができる磁気ディスク装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用) 本発明は、主電源のオフ時に、主電源のオフ直後から磁
気ディスクの回転の停止直前までの所定の期間後にボイ
スコイルモータの駆動をモータ駆動手段による駆動から
リトラクト駆動手段による駆動への切換え制御を行なう
モータ駆動制御手段を備えた磁気ディスク装置である。
リトラクト手段は、主電源のオフ時に磁気ヘッドを磁気
ディスクの最内周位置にリトラクトさせるために、ボイ
スコイルモータを駆動させる駆動手段である。
このような構成により、主電源オフ時に、磁気ヘッドが
リトラクトする際に、ディスクの特定部部分のみと接触
することなく、ディスクの摩耗を大幅に防止することが
できる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。第1図
は同実施例の装置の構成を示すブロック図である。第1
図において、リレー20は磁気ディスク装置の主電源のオ
フ時に、ボイスコイルモータ12のVCM電流iの切換えを
行なうリトラクト制御用リレーである。リレードライバ
21は、CPU15の制御によりリレー20を駆動するリレー駆
動回路である。CPU15は、磁気ディスク装置の制御回路
を構成するマイクロプロセッサである。リレー20は、オ
ン動作でノーマルオープン接点NO側へスイッチ動作し、
VCM駆動回路18からのVCM電流iをボイスコイルモータ12
へ転送することになる。VCM駆動回路18は、例えば12Vの
主電源によりVCM電流iを出力して、ボイスコイルモー
タ12を駆動するための駆動回路である。
コンデンサ22は、リトラクト動作時のVCM電流iを発生
するためのリトラクト電源を構成し、主電源により常時
充電されている。低抗器23は、コンデンサ22とCR回路で
ある放電回路を構成するための抵抗器である。一方、コ
ンデンサ24は、主電源により常時充電されており、リレ
ー25を駆動するための駆動回路を構成する。
リレー25は、オン動作でリレー20のノーマルクローズ接
点NCを接地側へ接続し、またオフ動作でリレー20のノー
マルクローズ接点NCをコンデンサ22及び抵抗器23からな
る放電回路側へ接続する。尚、ダイオード26,27はそれ
ぞれ逆電流防止用のダイオードである。
次に、同実施例の動作を説明する。先ず、主電源がオン
されている動作時では、CPU15は動作オン信号をリレー
ドライバ21へ出力し、リレー20をオン動作させるように
制御する。これにより、リレー20はノーマルオープン接
点NO側へスイッチ動作することになる。このため、ボイ
スコイルモータ12は、VCM駆動回路18からVCM電流iを供
給されて駆動する。
ボイスコイルモータ12の駆動により、キャリッジが駆動
し、このキャリッジに搭載された磁気ヘッドはディスク
上をシーク動作する。このとき、第2図に示すように、
磁気ヘッドのシーク動作期間では、ディスクは主電源に
基づいて所定の回転数(例えば3600rpm)で正常回転し
ている。即ち、磁気ヘッドは、回転するディスク上を浮
上した状態でシーク動作する。
次に、主電源がオフされると、CPU15は動作オン信号の
出力を停止する。このため、リレードライバ21はリレー
20をオフ動作させることになる。これにより、リレー20
はノーマルクローズ接点NC側へスイッチ動作する。ここ
で、コンデンサ22,24は、それぞれ主電源がオンの場合
に常時充電されている。
リレー25は、コンデンサ24の放電によりオン動作するた
め、主電源のオン期間では常にオン動作であり、ノーマ
ルオープン接点NO側へスイッチ動作している。主電源が
オフされても、第2図に示すように、リレー25はコンデ
ンサ24の放電時間だけオン動作の状態である。このた
め、主電源がオフされてからリレー25がオン動作してい
るまでの期間、ボイスコイルモータ12は接地されてお
り、VCM電流iの供給が停止された状態である。これに
より、磁気ヘッドは移動することなく、第2図に示すよ
うに、電源オフ時に位置決めされていたディスク上の位
置で待機(ウェイト)している状態となる。また、主電
源がオフされたため、ディスクの回転数は減少している
状態である。
コンデンサ24の放電が終了すると、リレー25はオフ動
作、即ちノーマルクローズ接点NC側へスイッチ動作す
る。このため、ボイスコイルモータ12は、コンデンサ22
及び抵抗器23からなる放電回路に接続された状態とな
る。これにより、ボイスコイルモータ12には、コンデン
サ22からの放電電流であるVCM電流iが供給されること
になる。このVCM電流iは、コンデンサ22及び抵抗器23
のCR時定数により決定され、例えば第2図に示すような
波形となる。ボイスコイルモータ12の駆動により、磁気
ヘッドはリトラクトが開始されて、ウェイトした位置か
らディスクの最内周へ移動される。磁気ヘッドは、第2
図に示すように、コンデンサ22からの放電の終了、即ち
移動停止の直前からディスクの回転停止直前(第2図の
矢印30)の間に、ディスクに接触し摺動を開始すること
になる。
このようにして、磁気ディスク装置の主電源がオフされ
ると、VCM駆動回路18からコンデンサ22及び抵抗器23のC
R回路であるリトラクト駆動回路に動作が切換えられ
て、磁気ヘッドのリトラクト動作が実行される。この場
合、主電源にオフ時から所定の時間(即ち、コンデンサ
24の放電時間に相当する時間)まで、磁気ヘッドは移動
することなく、主電源がオフされた時点で位置決めされ
ていたディスク上の位置で待機状態となる。この期間、
ディスクは主電源がオフのため、回転数が減少してい
る。
磁気ヘッドは、リトラクト動作が開始されると、最内方
向へ移動し、最内周のCSSエリアに移動する途中で、デ
ィスクが回転停止するため、この回転が停止する直前の
移動位置でディスクと接触し、摺動することになる。し
たがって、リトラクトにより、磁気ヘッドがディスクと
接触し摺動を開始する位置は所定の範囲内でランダムと
なる。ここで、ディスクと接触し摺動を開始する位置
は、主電源のオフ時に磁気ヘッドが位置決めされていた
位置及びディスクの回転停止直前に磁気ヘッドが移動し
ている位置により決定される。ディスクの回転停止直前
での磁気ヘッドの位置は、コンデンサ24の放電時間によ
るリレー25の動作時間に基づいて決定される。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、主電源のオフ時に
磁気ヘッドをリトラクトさせる際に、磁気ヘッドがディ
スクと接触し摺動を開始する位置をランダムにすること
ができる。このため、磁気ヘッドが接触し摺動する位置
がディスクの最内周の特定エリアのみに限定されること
を防止することができる。
したがって、ディスクの特定エリアが磁気ヘッドとの接
触により摩耗するような事を大幅に防止し、摩耗により
ディスクの表面から塵等が発生するような事態を防止す
ることができる。これにより、磁気ヘッドのリトラクト
動作の回数が多い場合でも、これによりディスクの寿命
が低下したり、また摩耗による塵で磁気ヘッドが損傷す
るような不都合な事態を確実に防止することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる装置の構成を示すブロ
ック図、第2図は同実施例の動作を説明するためのタイ
ミングチャート、第3図は従来のリトラクト機構を説明
するためのブロック図、第4図は磁気ヘッドのリトラク
ト動作を説明するためのブロック図である。 10……磁気ヘッド、12……ボイスコイルモータ、13……
ディスク、15……マイクロプロセッサ、18……VCM駆動
回路、20,25……リレー、22,24……コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを塔載したキャリッジを移動さ
    せるボイスコイルモータと、 主電源により前記ボイスコイルモータを駆動するモータ
    駆動手段と、 主電源のオフ時に前記磁気ヘッドを前記磁気ディスクの
    所定エリアに移動させるために前記ボイスコイルモータ
    を駆動するリトラクト手段と、 主電源のオフ直後から所定時間後に前記ボイスコイルモ
    ータの駆動を前記モータ駆動手段による駆動から前記リ
    トラクト手段による駆動へ切替える制御手段とを具備し
    たことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP23071086A 1986-09-29 1986-09-29 磁気ディスク装置 Expired - Lifetime JPH073737B2 (ja)

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JP23071086A JPH073737B2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29 磁気ディスク装置

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JP6032712B2 (ja) 2013-11-28 2016-11-30 キャタピラー エス エー アール エル 走行装置および作業機械

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