JPH073673Y2 - 発熱素子の放熱構造 - Google Patents

発熱素子の放熱構造

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JPH073673Y2
JPH073673Y2 JP1989093849U JP9384989U JPH073673Y2 JP H073673 Y2 JPH073673 Y2 JP H073673Y2 JP 1989093849 U JP1989093849 U JP 1989093849U JP 9384989 U JP9384989 U JP 9384989U JP H073673 Y2 JPH073673 Y2 JP H073673Y2
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heat
heat dissipation
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ccd
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弘 大坂
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テレビカメラ等の電子機器の筐体において、
例えばCCD駆動用の集積回路素子の如く、稼働中に発熱
する素子(以下発熱素子という)の放熱構造に関するも
のである。
[従来の技術] テレビカメラのCCD駆動用の集積回路素子(以下ICとい
う)などは、稼働中に発熱量が大きいため通常放熱板に
より放熱している。
第4図は実開昭55-1226号公報に開示されたテレビカメ
ラの断面図で、カメラ本体1内にはCCD3が取付けられた
プリント配線基板2が設けられており、このプリント配
線基板2にはCCD駆動用ICその他の電気部品が実装され
ている。なお、6はカメラ本体1に装着されたレンズで
ある。
このようなテレビカメラにおいては、一般に第5図に示
すように、プリント配線基板2に実装されたCCD駆動用I
C4の上面に、熱伝導の良好な金属材料(以下熱良導体と
いう)からなる放熱板5を当接して固定し、この放熱板
5を介して放熱していた。
また、例えば実開昭54-1370号公報に示すように、プリ
ント配線基板に放熱板を取付け、この放熱板に絶縁紙を
介して半導体素子を配設し、この半導体素子をばね材か
らなる押え板によって固定するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような放熱構造では、放熱容量の小さい放熱板の
みによって放熱しているので充分な放熱効果が得られな
い。特にCCD駆動用ICのように発熱量の大きい素子の場
合は放熱効果が不充分のため、ときとして撮像機能の低
下を来たすこともあった。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、CC
D駆動用IC等の放熱効果が大きく、機能の低下を来すお
それのない電子機器の発熱素子の放熱構造を得ることを
目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る発熱素子の放熱構造は、熱良導体からなる
筐体にこれと一体的に形成された少なくとも1本の放熱
支柱と、該放熱支柱に固定されプリント配線基板に実装
された発熱素子に当接した放熱板とからなり、該放熱板
に接触片を設けて該接触片をプリント配線基板のアース
端子に接続したものである。
[作用] 発熱素子の熱は放熱板、放熱支柱から筐体に伝導され、
その間にこれら各部から放熱するので、充分な放熱効果
が得られる。
また、放熱板の接触片をプリント配線基板のアース端子
に接続して放熱板にアース機能を持たせることにより、
ノイズに強い電子機器を得ることができる。
[実施例] 第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図はその右側面
図である。図において、1aはアルミニウム合金等の熱良
導体からなるカメラ本体のシャーシ部(以下カメラ本体
という)で、前面(図の左方)には調整ねじ31を介して
レンズ6を装着するレンズ装着部12が設けられている。
また背面(図の右方)にはCCD3、プリント配線基板2等
の取付部13が設けられており、周縁にはプリント配線基
板2の位置決め支柱14及びこの支柱14より若干長く、後
述の放熱板5aを固定する放熱支柱15,16が一体に形成さ
れている。17はレンズ装着部12とCCD等の取付部13との
間に設けられた隔壁で、中心部には光の通過孔18が設け
られており、これに近接してCCD3が取付けられている。
19,19aは支柱15,16の端部に設けられたねじ孔、20〜20c
は隔壁17に設けられ、プリント配線基板2を支持する支
持柱21を立設するためのねじ孔である。
5aは例えばアルミニウム、銅の如き熱伝導が良好で、か
つ導電率の高い材料からなる放熱板で、第3図に示すよ
うに一方の側の両端部には先端部が同方向に折曲げられ
た接触片22,22aが設けられている。23,23aは放熱支柱1
5,16に設けたねじ孔19,19aと整合する位置に設けた貫通
孔である。なお、32はCCD等の取付部13のカバーであ
る。
次に、上記のように構成したカメラ本体1aの組立順序の
一例を説明する。先ず、CCD3を取付けたカメラ本体1aの
隔壁17に設けたねじ孔20〜20cにそれぞれ支持柱21を螺
入し、立設する。ついでプリント配線基板2を位置決め
支柱14に当接し、各支持柱21にねじ止めして固定する。
この状態で放熱支柱15,16に放熱板5をねじ止めし、そ
の接触片22,22aをプリント配線基板2のアース端子には
んだ付けする。
なお、放熱支柱15,16は、プリント配線基板2にCCD駆動
用ICを実装したときの高さh分だけ位置決め支柱14より
長く選ばれているので、放熱板5aを取付けたときは、そ
の下面がCCD駆動用ICの上面に接触している。
上記のように構成した本考案において、いま、CCD駆動
用IC4が稼動して発熱すると、その熱は放熱板5a、放熱
支柱15,16を経てカメラ本体1aに伝導され、その間にこ
れらの各部から放熱される。また放熱板5aに設けた接触
片22,22aはプリント配線基板2のアース端子に接続され
ているので、放熱板5aはアース機能を持つことになる。
上記の実施例では図示のカメラ本体1aに本考案を実施し
た場合を示したが、例えば放熱支柱15,16を熱伝導の良
好な材料で別体に造り、これをカメラ本体1aに一体的に
取付けるなど、種々変形することができる。
また、発熱素子としてCCD駆動用IC4を例示したが、その
他の半導体素子、電気部品の放熱にも本考案を実施する
ことができる。
さらに、放熱板5aをほぼ半月状に形成し、両端部に2個
の接触片22,22aを設けた場合を示したが、その形状はこ
れを取付けるカメラ本体1aの形状、取付位置などに応じ
て種々変更しうるものであり、接触片22,22aの位置、数
等も適宜変更することができる。
なお、上記の実施例では、テレビカメラに本考案を実施
した場合を示したが、その他の電子機器にも本考案を実
施することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は熱良導体から
なる筐体と一体的に形成した放熱支柱に放熱板を取付
け、この放熱板に発熱素子を当接させる共に、放熱板に
設けた接続片をプリント配線基板のアース端子に接続し
てアース機能を持たせるようにしたので、従来に比べて
放熱容量が格段に大きい放熱構造を得ることができる。
このため、発熱素子の発熱を充分かつ確実に放熱できる
ので、機能に支障を来すおそれがなく、その上ノイズに
強い電子機器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図はその右側面
図、第3図(a)は本考案に使用する放熱板の実施例の
平面図、(b)はその側面図、第4図は従来のテレビカ
メラの一例を示す断面図、第5図は従来の発熱素子の放
熱構造の一例を示す模式図である。 1a:カメラ本体、2:プリント配線基板、3:CCD、4:CCD駆
動IC、,5a:放熱板、13:CCD等の取付部、14:位置決め支
柱、15,16:放熱支柱、17:隔壁、22,22a:接触片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱良導体からなる筐体にこれと一体的に形
    成された少なくとも1本の放熱支柱と、該放熱支柱に固
    定されプリント配線基板に実装された発熱素子に当接し
    た放熱板とからなり、該放熱板に接触片を設けて該接触
    片をプリント配線基板のアース端子に接続したことを特
    徴とする発熱素子の放熱構造。
JP1989093849U 1989-08-11 1989-08-11 発熱素子の放熱構造 Expired - Lifetime JPH073673Y2 (ja)

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JPH0334292U JPH0334292U (ja) 1991-04-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101369703B1 (ko) * 2010-02-12 2014-03-03 한국전자통신연구원 발열소자를 위한 열 방출 구조

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JPH0334292U (ja) 1991-04-04

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