JPH0736245Y2 - 油空圧シリンダのストロークセンサ - Google Patents
油空圧シリンダのストロークセンサInfo
- Publication number
- JPH0736245Y2 JPH0736245Y2 JP1986193294U JP19329486U JPH0736245Y2 JP H0736245 Y2 JPH0736245 Y2 JP H0736245Y2 JP 1986193294 U JP1986193294 U JP 1986193294U JP 19329486 U JP19329486 U JP 19329486U JP H0736245 Y2 JPH0736245 Y2 JP H0736245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic sensor
- piston rod
- hydraulic
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Actuator (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、油圧および空圧シリンダのストロークを検
出するセンサに関する。
出するセンサに関する。
(従来の技術) 油空圧シリンダを摺動するピストンロッドの側面部に所
定のピッチで溝を刻設して磁気スケールを形成し、この
磁気スケールを磁気センサで読み取ることにより、ピス
トンロッドのストロークを検出する装置がある(特開昭
60-120214号公報等参照)。
定のピッチで溝を刻設して磁気スケールを形成し、この
磁気スケールを磁気センサで読み取ることにより、ピス
トンロッドのストロークを検出する装置がある(特開昭
60-120214号公報等参照)。
ところで、このような装置では、例えば第3図に示すよ
うにシリンダ1のヘッド部に設けた穴2に磁気センサ3
がブッシュ4を介して挿入されると共に、カバー5との
間に介装した弾性リング6を介してブッシュ4の先端が
ピストンロッド7の側面に押接され、これにより磁気セ
ンサ3とピストンロッド7との所定の間隙を保つこと
で、磁気センサ3の安定した性能を得るようにしてい
る。
うにシリンダ1のヘッド部に設けた穴2に磁気センサ3
がブッシュ4を介して挿入されると共に、カバー5との
間に介装した弾性リング6を介してブッシュ4の先端が
ピストンロッド7の側面に押接され、これにより磁気セ
ンサ3とピストンロッド7との所定の間隙を保つこと
で、磁気センサ3の安定した性能を得るようにしてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、磁気センサ3とピストンロッド7との間隙を
保つブッシュ4は、磁気センサ3の基部8に合わせて内
側に段付部9が設けられているため、段付部9の加工が
やりづらく、前記所定の間隙を保つためのブッシュ4の
先端から段付部9までの寸法精度に誤差が生じやすいと
いう問題があった。
保つブッシュ4は、磁気センサ3の基部8に合わせて内
側に段付部9が設けられているため、段付部9の加工が
やりづらく、前記所定の間隙を保つためのブッシュ4の
先端から段付部9までの寸法精度に誤差が生じやすいと
いう問題があった。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解消するため、ピストンロッ
ドの外周に磁気スケールを形成し、この磁気スケールに
近接して磁気センサを設置した油空圧シリンダのストロ
ークセンサにおいて、ピストンロッドと摺接する非磁性
部材を、磁気センサ先端部の磁気感知面に直接被着す
る。
ドの外周に磁気スケールを形成し、この磁気スケールに
近接して磁気センサを設置した油空圧シリンダのストロ
ークセンサにおいて、ピストンロッドと摺接する非磁性
部材を、磁気センサ先端部の磁気感知面に直接被着す
る。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す要部断面図で、10はシリ
ンダ(ヘッド部を表す)、11は側面部に磁気スケール
(図示しない)を形成したピストンロッド、12は磁気セ
ンサである。
ンダ(ヘッド部を表す)、11は側面部に磁気スケール
(図示しない)を形成したピストンロッド、12は磁気セ
ンサである。
磁気センサ12は、先端部13に非磁性部材であるキャップ
14が装着され、シリンダ10に設けた穴15に挿入される。
このキャップ14は非磁性体の所定板厚の薄板からプレス
加工等により形成される。
14が装着され、シリンダ10に設けた穴15に挿入される。
このキャップ14は非磁性体の所定板厚の薄板からプレス
加工等により形成される。
そして、磁気センサ12の基部16にかぶさって磁気センサ
12の位置ずれを防ぐ筒状のホルダ17が穴15に嵌挿される
と共に、カバー18との間にホルダ17、磁気センサ12を介
してその先端部13のキャップ14をピストンロッド11の側
面に押接するスプリング19が介装される。
12の位置ずれを防ぐ筒状のホルダ17が穴15に嵌挿される
と共に、カバー18との間にホルダ17、磁気センサ12を介
してその先端部13のキャップ14をピストンロッド11の側
面に押接するスプリング19が介装される。
また、磁気センサ12の回り止めを行うように、磁気セン
サ12の基部16に溝20が形成され、この溝20に係合するピ
ン21がホルダ17に取り付けられる。
サ12の基部16に溝20が形成され、この溝20に係合するピ
ン21がホルダ17に取り付けられる。
なお、図示しないがホルダ17とカバー18との間に位置決
めピンが設けられる。
めピンが設けられる。
したがって、磁気センサ12とピストンロッド11との間隙
は、キャップ14を形成する薄板の板厚によって定まるた
め、従来例のように加工がやりづらいということはな
く、また薄板の厚さは高精度で確保できるため、磁気セ
ンサ12とピストンロッド11との間隙を所定の寸法に正確
に設定することができ、この結果磁気センサ12の性能を
向上することができる。
は、キャップ14を形成する薄板の板厚によって定まるた
め、従来例のように加工がやりづらいということはな
く、また薄板の厚さは高精度で確保できるため、磁気セ
ンサ12とピストンロッド11との間隙を所定の寸法に正確
に設定することができ、この結果磁気センサ12の性能を
向上することができる。
第2図は本考案の他の実施例を示すもので、磁気センサ
12の先端部13に非磁性体の所定板厚の薄板からなる円板
22を接着したものである。このようにすれば、より加工
性が向上する。
12の先端部13に非磁性体の所定板厚の薄板からなる円板
22を接着したものである。このようにすれば、より加工
性が向上する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ピストンロッドと摺接す
る非磁性部材を、磁気センサ先端部の磁気感知面に直接
被着したので、磁気センサとピストンロッドとの間隙を
容易かつ正確に設定することができ、したがってセンサ
の性能が向上するという効果が得られる。
る非磁性部材を、磁気センサ先端部の磁気感知面に直接
被着したので、磁気センサとピストンロッドとの間隙を
容易かつ正確に設定することができ、したがってセンサ
の性能が向上するという効果が得られる。
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図は本
考案の他の実施例を示す部分側面図、第3図は従来例の
要部断面図である。 10……シリンダ、11……ピストンロッド、12……磁気セ
ンサ、13……先端部、14……キャップ、22……円板。
考案の他の実施例を示す部分側面図、第3図は従来例の
要部断面図である。 10……シリンダ、11……ピストンロッド、12……磁気セ
ンサ、13……先端部、14……キャップ、22……円板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−30602(JP,A) 実開 昭53−59844(JP,U) 実開 昭54−86059(JP,U) 実開 昭56−27614(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ピストンロッドの外周に磁気スケールを形
成し、この磁気スケールに近接して磁気センサを設置し
た油空圧シリンダのストロークセンサにおいて、ピスト
ンロッドと摺接する非磁性部材を、磁気センサ先端部の
磁気感知面に直接被着したことを特徴とする油空圧シリ
ンダのストロークセンサ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193294U JPH0736245Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 油空圧シリンダのストロークセンサ |
US07/130,821 US4839591A (en) | 1986-12-16 | 1987-12-09 | Magnetic stroke sensor for detecting the stroke of a fluid-power cylinder |
DE3789366T DE3789366T2 (de) | 1986-12-16 | 1987-12-15 | Hubsensor für flüssigkeitsbetriebene Zylinder. |
EP87118581A EP0271878B1 (en) | 1986-12-16 | 1987-12-15 | Stroke sensor for a fluid-power cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193294U JPH0736245Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 油空圧シリンダのストロークセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397804U JPS6397804U (ja) | 1988-06-24 |
JPH0736245Y2 true JPH0736245Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31149187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986193294U Expired - Lifetime JPH0736245Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 油空圧シリンダのストロークセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736245Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5148340B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-02-20 | 本田技研工業株式会社 | センサー構造 |
KR20200105144A (ko) * | 2019-02-28 | 2020-09-07 | 한온시스템 주식회사 | 압축기 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359844U (ja) * | 1976-10-25 | 1978-05-22 | ||
DE2933557C2 (de) * | 1979-08-18 | 1982-11-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Meßumformer zur berührungslosen Weg- oder Geschwindigkeitsmessung |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP1986193294U patent/JPH0736245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6397804U (ja) | 1988-06-24 |
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