JPH0742082Y2 - ストロークセンサを備えた油空圧シリンダ - Google Patents
ストロークセンサを備えた油空圧シリンダInfo
- Publication number
- JPH0742082Y2 JPH0742082Y2 JP1986193296U JP19329686U JPH0742082Y2 JP H0742082 Y2 JPH0742082 Y2 JP H0742082Y2 JP 1986193296 U JP1986193296 U JP 1986193296U JP 19329686 U JP19329686 U JP 19329686U JP H0742082 Y2 JPH0742082 Y2 JP H0742082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- sensor
- magnetic sensor
- piston rod
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、油圧及び空圧シリンダのストロークを検出
するセンサの取付構造に関する。
するセンサの取付構造に関する。
(従来の技術) 油空圧シリンダを摺動するピストンロッドの側面部に所
定のピッチで溝を刻設して磁気スケールを形成し、この
磁気スケールを磁気センサで読み取ることにより、ピス
トンロッドのストロークを検出する装置がある(特開昭
60-120214号公報参照)。
定のピッチで溝を刻設して磁気スケールを形成し、この
磁気スケールを磁気センサで読み取ることにより、ピス
トンロッドのストロークを検出する装置がある(特開昭
60-120214号公報参照)。
ところで、このような装置では、例えば第3図に示すよ
うにシリンダ1のヘッド部に設けた穴2に磁気センサ3
がブッシュ4を介して挿入されると共に、カバー5との
間に介装した弾性リング6を介してブッシュ4の先端が
ピストンロッド7の側面に押接され、これにより磁気セ
ンサ3とピストンロッド7との所定の間隙を保つこと
で、磁気センサ3の安定した性能を得るようにしてい
る。
うにシリンダ1のヘッド部に設けた穴2に磁気センサ3
がブッシュ4を介して挿入されると共に、カバー5との
間に介装した弾性リング6を介してブッシュ4の先端が
ピストンロッド7の側面に押接され、これにより磁気セ
ンサ3とピストンロッド7との所定の間隙を保つこと
で、磁気センサ3の安定した性能を得るようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このような磁気センサ3は組付け時に所定の
向きにセットする必要があり、かつシリンダ1のヘッド
部の肉厚が大きくなると磁気センサ3を挿入する穴2が
小径で深さの大きいものになってしまう。
向きにセットする必要があり、かつシリンダ1のヘッド
部の肉厚が大きくなると磁気センサ3を挿入する穴2が
小径で深さの大きいものになってしまう。
このため磁気センサ3の組付け分解作業が極めて面倒で
作業効率を低下させるものであった。
作業効率を低下させるものであった。
(問題点を解決するための手段) この考案は、このような問題点を解消するため、ピスト
ンロッドの外周に磁気スケールを形成し、この磁気スケ
ールに対向してシリンダ側に形成したセンサ穴に磁気セ
ンサを設置した油空圧シリンダにおいて、磁気センサを
先端部に回転不能に固定する筒状のホルダを設けると共
に、前記センサ穴をこのホルダを挿通可能な寸法に形成
して該センサ穴に磁気センサを保持したホルダを挿入し
て、ホルダの磁気センサ側端部をピストンロッド外周側
に対向させ、このホルダと背後のシリンダ側との間に当
該ホルダをピストンロッド側に押圧するスプリングを介
装し、ホルダとシリンダ側との間にホルダの回転を規制
する位置決め手段を設ける。
ンロッドの外周に磁気スケールを形成し、この磁気スケ
ールに対向してシリンダ側に形成したセンサ穴に磁気セ
ンサを設置した油空圧シリンダにおいて、磁気センサを
先端部に回転不能に固定する筒状のホルダを設けると共
に、前記センサ穴をこのホルダを挿通可能な寸法に形成
して該センサ穴に磁気センサを保持したホルダを挿入し
て、ホルダの磁気センサ側端部をピストンロッド外周側
に対向させ、このホルダと背後のシリンダ側との間に当
該ホルダをピストンロッド側に押圧するスプリングを介
装し、ホルダとシリンダ側との間にホルダの回転を規制
する位置決め手段を設ける。
(実施例) 第1図、第2図は本考案の実施例を示すもので、10はシ
リンダ(ヘッド部を表す)、11は側面部に磁気スケール
(図示しない)を形成したピストンロッド、12は磁気セ
ンサである。
リンダ(ヘッド部を表す)、11は側面部に磁気スケール
(図示しない)を形成したピストンロッド、12は磁気セ
ンサである。
磁気センサ12の先端部13には所定の高さのカラー14が装
着されると共に、その先端部13の外径よりも大きい磁気
センサ12の基部15を挟んで筒状のホルダ16がカラー14に
圧入により嵌合され固定される。
着されると共に、その先端部13の外径よりも大きい磁気
センサ12の基部15を挟んで筒状のホルダ16がカラー14に
圧入により嵌合され固定される。
カラー14は、これらをシリンダ10に形成したセンサ穴17
に嵌装した図示状態にて、磁気センサ12とピストンロッ
ド11との所定の間隙が得られるように高さが定められ、
またホルダ16の上部にはセンサ穴17の穴径よりも大きい
抜け落ち防止用の段付部18が設けられる。
に嵌装した図示状態にて、磁気センサ12とピストンロッ
ド11との所定の間隙が得られるように高さが定められ、
またホルダ16の上部にはセンサ穴17の穴径よりも大きい
抜け落ち防止用の段付部18が設けられる。
そして、ホルダ16を囲いシリンダ10に固定されるカバー
19との間に、ホルダ16、磁気センサ12を介してカラー14
をピストンロッド11に押接するスプリング20が介装され
る一方、カバー19とホルダ16及びホルダ16と磁気センサ
12との間に位置決めピン21,22が設置される。
19との間に、ホルダ16、磁気センサ12を介してカラー14
をピストンロッド11に押接するスプリング20が介装され
る一方、カバー19とホルダ16及びホルダ16と磁気センサ
12との間に位置決めピン21,22が設置される。
位置決めピン21はホルダ16の上面に突設され、カバー19
に設けた穴23に係合する。位置決めピン22はホルダ16の
側面に挿通され、磁気センサ12の基部15に設けた溝24に
係合される。
に設けた穴23に係合する。位置決めピン22はホルダ16の
側面に挿通され、磁気センサ12の基部15に設けた溝24に
係合される。
したがって、組付時には磁気センサ12を所定の向きにセ
ットする必要があるが、磁気センサ12とホルダ16及びホ
ルダ16とカバー19との間に設けた位置決めピン21,22に
より、磁気センサ12を所定の向きに的確にセットするこ
とができる。
ットする必要があるが、磁気センサ12とホルダ16及びホ
ルダ16とカバー19との間に設けた位置決めピン21,22に
より、磁気センサ12を所定の向きに的確にセットするこ
とができる。
また、カラー14はピストンロッド11と摺接するため、ピ
ストンロッド11の伸縮にしたがって回動しかねないが、
位置決めピン21,22によりカラー14、磁気センサ12、ホ
ルダ16が回動することは防止され、磁気センサ12の向き
が変わることはない。このため、センサの良好な性能が
維持される。
ストンロッド11の伸縮にしたがって回動しかねないが、
位置決めピン21,22によりカラー14、磁気センサ12、ホ
ルダ16が回動することは防止され、磁気センサ12の向き
が変わることはない。このため、センサの良好な性能が
維持される。
そして、磁気センサ12はホルダ16に嵌合された小組み状
態でセンサ穴17に挿入されるので、センサ穴17が小径で
深い場合でも磁気センサ12の組付けや取り出しが容易
で、しかもホルダ16に段付部18を設けたため、シリンダ
10の分解時にホルダ16、磁気センサ12、カラー14が内側
に落ちることがなく、したがって組付け時の作業性が良
好となる。
態でセンサ穴17に挿入されるので、センサ穴17が小径で
深い場合でも磁気センサ12の組付けや取り出しが容易
で、しかもホルダ16に段付部18を設けたため、シリンダ
10の分解時にホルダ16、磁気センサ12、カラー14が内側
に落ちることがなく、したがって組付け時の作業性が良
好となる。
また、ホルダ16はセンサ穴17の軸方向への移動を許容す
るよう組付けるため、ピストンロッド11の撓みや振動等
にも追従し、磁気センサ12とピストンロッド11との所定
の間隙を保つことができ、安定した検出精度が得られ
る。
るよう組付けるため、ピストンロッド11の撓みや振動等
にも追従し、磁気センサ12とピストンロッド11との所定
の間隙を保つことができ、安定した検出精度が得られ
る。
なお、シリンダ10に形成するセンサ穴17は直円筒状で良
いため加工が容易である。
いため加工が容易である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、センサの組付けにあたっ
ては予め磁気センサを回転不能に組み付けたホルダをセ
ンサ穴に落とし込むように挿入し、このホルダをシリン
ダ側との間で回転方向に位置決めするだけであり、また
分解作業においてもホルダをセンサ穴から抜き出すだけ
であるので、センサの組付け及び分解作業性が大幅に向
上する。
ては予め磁気センサを回転不能に組み付けたホルダをセ
ンサ穴に落とし込むように挿入し、このホルダをシリン
ダ側との間で回転方向に位置決めするだけであり、また
分解作業においてもホルダをセンサ穴から抜き出すだけ
であるので、センサの組付け及び分解作業性が大幅に向
上する。
また、磁気センサ側端部をピストンロッド外周側に対向
させたホルダをスプリングを介してピストンロッド側に
押圧するようにしたので、磁気センサをピストンロッド
の撓みや振動に追従させることができ、これにより磁気
センサとピストンロッドとの間に所定の間隙を保つこと
ができるので安定した検出精度を発揮させられるという
効果も得られる。
させたホルダをスプリングを介してピストンロッド側に
押圧するようにしたので、磁気センサをピストンロッド
の撓みや振動に追従させることができ、これにより磁気
センサとピストンロッドとの間に所定の間隙を保つこと
ができるので安定した検出精度を発揮させられるという
効果も得られる。
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第2図はそ
んおA−A線断面図、第3図は従来例の要部断面図であ
る。 10……シリンダ、11……ピストンロッド、12……磁気セ
ンサ、13……先端部、14……カラー、15……基部、16…
…ホルダ、17……センサ穴、18……段付部、19……カバ
ー、20……スプリング、21,22……位置決めピン。
んおA−A線断面図、第3図は従来例の要部断面図であ
る。 10……シリンダ、11……ピストンロッド、12……磁気セ
ンサ、13……先端部、14……カラー、15……基部、16…
…ホルダ、17……センサ穴、18……段付部、19……カバ
ー、20……スプリング、21,22……位置決めピン。
Claims (1)
- 【請求項1】ピストンロッドの外周に磁気スケールを形
成し、この磁気スケールに対向してシリンダ側に形成し
たセンサ穴に磁気センサを設置した油空圧シリンダにお
いて、磁気センサを先端部に回転不能に固定する筒状の
ホルダを設けると共に、前記センサ穴をこのホルダを挿
通可能な寸法に形成して該センサ穴に磁気センサを保持
したホルダを挿入して、ホルダの磁気センサ側端部をピ
ストンロッド外周側に対向させ、このホルダと背後のシ
リンダ側との間に当該ホルダをピストンロッド側に押圧
するスプリングを介装し、ホルダとシリンダ側との間に
ホルダの回転を規制する位置決め手段を設けたことを特
徴とするストロークセンサを備えた油空圧シリンダ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193296U JPH0742082Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | ストロークセンサを備えた油空圧シリンダ |
US07/130,821 US4839591A (en) | 1986-12-16 | 1987-12-09 | Magnetic stroke sensor for detecting the stroke of a fluid-power cylinder |
DE3789366T DE3789366T2 (de) | 1986-12-16 | 1987-12-15 | Hubsensor für flüssigkeitsbetriebene Zylinder. |
EP87118581A EP0271878B1 (en) | 1986-12-16 | 1987-12-15 | Stroke sensor for a fluid-power cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986193296U JPH0742082Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | ストロークセンサを備えた油空圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6397806U JPS6397806U (ja) | 1988-06-24 |
JPH0742082Y2 true JPH0742082Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31149190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986193296U Expired - Lifetime JPH0742082Y2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | ストロークセンサを備えた油空圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742082Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5455509A (en) * | 1990-10-26 | 1995-10-03 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Device for mounting position detecting sensor |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2933557C2 (de) * | 1979-08-18 | 1982-11-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Meßumformer zur berührungslosen Weg- oder Geschwindigkeitsmessung |
JPS5960577U (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-20 | 三洋電機株式会社 | 磁気検出器 |
JPS59202018A (ja) * | 1983-05-02 | 1984-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気エンコ−ダ |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP1986193296U patent/JPH0742082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6397806U (ja) | 1988-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0742082Y2 (ja) | ストロークセンサを備えた油空圧シリンダ | |
CN221087284U (zh) | 一种主轴松拉刀结构及机床 | |
JPH034725Y2 (ja) | ||
JP2000179508A (ja) | 油空圧シリンダのストロークセンサの取付構造 | |
RU1794578C (ru) | Инструментальный узел к штампам дл обработки металлов преимущественно выдавливанием | |
CN210499498U (zh) | 一种机床的振动检测*** | |
JPH0413267U (ja) | ||
JP2904765B1 (ja) | 流体圧シリンダ用シリンダチューブとそのスイッチ取付具 | |
JPS609384Y2 (ja) | ピストンのトツプ位置指示名板の取付装置 | |
SU1625657A1 (ru) | Устройство дл установки деталей | |
JP2544377Y2 (ja) | センサ検出突起をもつプーリ | |
JPS6225288Y2 (ja) | ||
JPS593813Y2 (ja) | 内燃機関のピストン組込み用保護具 | |
JPH0315863Y2 (ja) | ||
JPS6327226U (ja) | ||
JP2000234603A (ja) | ストロークセンサ取り付け構造 | |
JPS61164802U (ja) | ||
JPS60129550U (ja) | 横形往復動機関におけるピストン | |
JPS60167265U (ja) | メカニカルシ−ル | |
JPH0375988U (ja) | ||
JPS6390543U (ja) | ||
JPS6175423U (ja) | ||
JPS6253971U (ja) | ||
JPH0370836U (ja) | ||
JPS61130415U (ja) |