JPH0735328U - 断熱折畳式コンテナ - Google Patents

断熱折畳式コンテナ

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JPH0735328U
JPH0735328U JP7280993U JP7280993U JPH0735328U JP H0735328 U JPH0735328 U JP H0735328U JP 7280993 U JP7280993 U JP 7280993U JP 7280993 U JP7280993 U JP 7280993U JP H0735328 U JPH0735328 U JP H0735328U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
container
synthetic resin
resin sheet
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP7280993U
Other languages
English (en)
Inventor
明良 保坂
裕敬 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kagaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品数が少なくて組み立て作業が効率的で、軽
量化かつ低コストで、コンテナとして使用するとき以外
には板状にして省スペース化を図った断熱折畳式コンテ
ナを提供する。 【構成】連設される断熱板1の連設用端部11、11同
士を合計で略90度の角度で切り欠き、該連設用端部1
1の切り欠かれていない側の外面12、12同士を断熱
性を有する合成樹脂製シート2で接続する。該連設用端
部11の切り欠きのある側の内面13であって該連設用
端部11の近傍にコンテナ全体で少なくとも2個の切れ
込み14を設ける。さらに該切れ込み14のある断熱板
1の外面12、12同士を前記合成樹脂製シート2で接
続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保温又は冷却して運搬される物品を収納する断熱折畳式コンテナに 係り、特に部品数が少なくて組み立て作業が効率的、かつ低コストで軽量な断熱 折畳式コンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の断熱折畳式コンテナは、例えば実開平4−97030号公報に開示され ているように、断熱板で筐状に形成したものがある。この断熱折畳式コンテナは 、折り畳みを可能にすることによりコンテナ自体の保管・移動の際に無駄な空間 を生じさせないものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる断熱折畳式コンテナにあっては、各断熱板の接続部材が 特殊な形状でできており、接続の際に手間がかかるという課題がある。また、接 続部材自体やその重量によりコンテナのコスト高や重いという課題があった。
【0004】 本考案の目的は、上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、部 品数が少なくて組み立て作業が効率的で、軽量化かつ低コストで、コンテナとし て使用するとき以外には板状になるため省スペース化が図れる断熱折畳式コンテ ナを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、樹脂発泡体を基材とする複数の 断熱板と、該断熱板同士の端部を連設して筐状に形成した断熱折畳式コンテナに おいて、連設される断熱板の連設用端部同士を合計で略90度の角度で切り欠き 、該連設用端部の切り欠かれていない側の外面同士を合成樹脂製シートで接続し 、該連設用端部の切り欠きのある側の内面であって該連設用端部の近傍にコンテ ナ全体で少なくとも2個の切れ込みを設け、さらに該切れ込みのある断熱板の外 面同士を前記合成樹脂製シートで接続したことを特徴とする断熱折畳式コンテナ である。
【0006】 本考案における上記断熱板は、コンテナとして組み立てられた際に内壁の端部 となる断熱板の連設用端部同士が略直角につながるように合計で略90度の角度 で切り欠かれており、さらに断熱効果を有するものであれば適宜選択することが できるものであり、その基材としては、発泡させた合成樹脂がよく、その主要素 材としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、 ポリスチレン、ナイロン等のエンジニアリングプラスチックなどの単体又は複合 体がある。なお、該断熱板の長さをコンテナの側面全周の長さに形成し、該断熱 板の両面に上記合成樹脂製シートを被着し、さらに断熱板を該合成樹脂製シート ごと合計90度に切り欠くことによって形成してもよいのは勿論である。
【0007】 上記合成樹脂製シートは、上記断熱板同士を接続する他、該断熱板同士のヒン ジとしても機能である屈曲性を有するものである。その素材としては、例えば、 ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等のエンジニアリン グプラスチックなどの単体又は複合体がある。また、合成樹脂製シートは、上記 断熱板の端部同士を接続するために端部同士のみに接着させるだけでなく、形成 されるコンテナの側壁全周に接着されてもよい。なお、該合成樹脂製シートをコ ンテナの側壁全周に接着することにより断熱効果が高まるのは言うまでもない。
【0008】 上記合成樹脂製シートを上記断熱板に取り付けるのは、熱融着や接着剤で接着 することができる。接着剤を使用する場合には断熱板と合成樹脂製シートを接着 するものであれば適宜選択できるが、例えばシアノアクリレート系の接着剤など が好ましい。なお、この接着剤は、予めシートの片面に設けられていても合成樹 脂製シート取付の際に塗布してもよい。
【0009】 なお、断熱板の形状及びこれに伴うコンテナ自体の形状及び大きさは、収納さ れる物品に応じて適宜選択できるものであり、蓋までを一体化させたもの、分離 したものなど適宜選択できるものである。
【0010】
【作用】
本考案は、コンテナとして組み立てられた際に内壁の端部となる断熱板の連設 用端部同士が略直角につながるように該連設用端部を合計で略90度の角度で切 り欠く一方、該連設用端部同士を接続する部材として合成樹脂製シートを接着し 、該連設用端部の切り欠きのある側の内面であって該連設用端部の近傍にコンテ ナ全体で少なくとも2個の切れ込みを設け、さらに該切れ込みのある断熱板の外 面同士を前記合成樹脂製シートで接続し、これにより断熱性折畳式コンテナを、 部品数が少なくて組み立て作業が効率的、かつ低コストで軽量にすることができ る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る断熱折畳式コンテナの一実施例を示した斜視図である。
【0012】 本実施例の断熱折畳式コンテナは、発泡ポリプロピレンを基材とする断熱板1 、1、…と、該断熱板1、1、…同士の連設用端部11を連設して筐状に形成し た断熱折畳式コンテナである。前記断熱板1、1、…の端部11、11、…は、 互いに45度の角度で切り欠かれており、これにより、コンテナとして筐状に形 成したときに該断熱板1、1同士を略直角に接続している。
【0013】 この断熱板1、1同士の接続をする合成樹脂製シート2、2は、接続とヒンジ の用を足している。なお、図示外の床部分の断熱板の連設用端部と側壁部分の断 熱板の連設用端部同士も互いに切り欠かれて略直角に接続されており、蓋体の図 示は省略した。
【0014】 また、図2に示すように、この断熱折畳式コンテナは、コンテナとして使用す るとき以外には上記切れ込み14のところで折り畳むことにより略板状にするこ とができる。なお、図示は省略したが、床板は側壁部分の内部に収納される。
【0015】 本実施例に係る断熱折畳式コンテナは、断熱板同士の接続を軽量な合成樹脂製 シートで形成しているため、部品数が少なくて組み立て作業が効率的で、軽量化 かつ低コストで、コンテナとして使用するとき以外には板状になるため省スペー ス化が図れるという効果を有する。また、断熱板の外面及び内面のほとんどに合 成樹脂製シートを配設しているため、従来の断熱折畳式コンテナに比べてさらに 高い断熱効果を有する。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、樹脂発泡体を基材とする複数の断熱板と、該断熱板同士の端部を連 設して筐状に形成した断熱折畳式コンテナにおいて、連設される断熱板の連設用 端部同士を合計で略90度の角度で切り欠き、該連設用端部の切り欠かれていな い側の外面同士を合成樹脂製シートで接続し、該連設用端部の切り欠きのある側 の内面であって該連設用端部の近傍にコンテナ全体で少なくとも個の切れ込みを 設け、さらに該切れ込みのある断熱板の外面同士を前記合成樹脂製シートで接続 したことを特徴とし、これにより部品数が少なくて組み立て作業が効率的で、軽 量化かつ低コストで、コンテナとして使用するとき以外には板状になるため省ス ペース化が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る断熱折畳式コンテナの一実施例を
示した斜視図である。
【図2】図1の一実施例を折り畳んだ状態を示した上面
図である。
【符号の説明】
1 断熱板 11 連設用端部 12 外面 13 内面 14 切れ込み 2 合成樹脂製シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂発泡体を基材とする複数の断熱板
    (1)と、該断熱板(1、1)同士の端部を連設して筐
    状に形成した断熱折畳式コンテナにおいて、連設される
    断熱板(1)の連設用端部(11、11)同士を合計で
    略90度の角度で切り欠き、該連設用端部(11)の切
    り欠かれていない側の外面(12、12)同士を合成樹
    脂製シート(2)で接続し、該連設用端部(11)の切
    り欠きのある側の内面(13)であって該連設用端部
    (11)の近傍にコンテナ全体で少なくとも2個の切れ
    込み(14)を設け、さらに該切れ込み(14)のある
    断熱板(1)の外面(12、12)同士を前記合成樹脂
    製シート(2)で接続したことを特徴とする断熱折畳式
    コンテナ。
JP7280993U 1993-12-17 1993-12-17 断熱折畳式コンテナ Pending JPH0735328U (ja)

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JP7280993U JPH0735328U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 断熱折畳式コンテナ

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JP7280993U JPH0735328U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 断熱折畳式コンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0735328U true JPH0735328U (ja) 1995-06-27

Family

ID=13500109

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7280993U Pending JPH0735328U (ja) 1993-12-17 1993-12-17 断熱折畳式コンテナ

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JP (1) JPH0735328U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020504695A (ja) * 2016-12-30 2020-02-13 プラーデ, エルンストフリードPRADE, Ernstfried 膨張式輸送ボックス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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