JPH0734843A - アクティブマフラ - Google Patents

アクティブマフラ

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Publication number
JPH0734843A
JPH0734843A JP5179348A JP17934893A JPH0734843A JP H0734843 A JPH0734843 A JP H0734843A JP 5179348 A JP5179348 A JP 5179348A JP 17934893 A JP17934893 A JP 17934893A JP H0734843 A JPH0734843 A JP H0734843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
muffler
speakers
speaker
sound
microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5179348A
Other languages
English (en)
Inventor
Juhei Takahashi
橋 寿 平 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5179348A priority Critical patent/JPH0734843A/ja
Publication of JPH0734843A publication Critical patent/JPH0734843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に実装可能小型で高性能なアクティブマ
フラの提供。 【構成】 スピーカキャビネット14内に、2台のスピ
ーカ12、13を、直線状に形成されたマフラ11に対
し対称位置にかつ振動板を出口11a側に向けて互いに
内側に傾けて配置する。比較的小口径のスピーカを使用
しても、比較的大口径のスピーカをした場合と同様にマ
フラ音を相殺することができ、車両に実装可能な小型で
高性能なアクティブマフラを実現することができる。ま
た、上記構成に加え、バスレフレックスをマフラ11と
平行に、かつ2台のスピーカ12、13の間の中央位置
に配置することにより、低音域におけるマフラ音相殺効
果をより高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のマフラにおい
て、燃費改善のためにマフラをできるだけ直線状に形成
し、これによって生じる大音量をスピーカからの音によ
って音響的に相殺させるアクティブマフラに関する。
【0002】
【従来の技術】図3はアクティブマフラの第1の従来例
の構成を示す概略断面平面図である。図3において、3
1は鉤型に折曲形成されたマフラ、32はマフラ31の
出口31a方向に振動板を向けて配置されたスピーカ、
33はスピーカ32をマフラ31の一部とともに収容す
るスピーカキャビネット、34はスピーカ32をスピー
カキャビネット33に取り付けるための取付板、35は
スピーカキャビネット33の開口端部に取り付けられ
て、マフラ31の出口31a近傍の音を集音するマイク
ロホン、36はマイクロホン35とスピーカ32との間
に接続されて、マイクロホン35で集音される音が最小
になるようにスピーカ32を制御するデジタルシグナル
プロセッサDSPを含む電子制御装置である。
【0003】次に上記第1の従来例の動作について説明
する。図3において、マフラ31の出口31aから排気
音が放射されると、マイクロホン35がこの音を集音し
て電気信号に変換して電子制御装置36に送出する。電
子制御装置36では、エンジンの回転数おおびマイクロ
ホン35で集音された音から、マイクロホン35に入射
するマフラ31とスピーカ32との合成音が最も小さく
なるように、スピーカ32から放射する音のレベルおよ
び位相を計算してスピーカ32に出力する。このように
してマフラ31から出力される排気音がスピーカ32に
より相殺される。
【0004】図4はアクティブマフラの第2の従来例の
構成を示す概略断面平面図である。図4において、41
は直線状に形成されたマフラ、42はマフラ41に対し
振動板の面を平行に配置されたスピーカ、43はスピー
カ42をマフラ41の一部とともに収容するスピーカキ
ャビネット、44はスピーカ42をスピーカキャビネッ
ト43に取り付けるための取付板、45はスピーカキャ
ビネット43の開口端部に取り付けられて、マフラ41
の出口41a近傍の音を集音するマイクロホン、46は
マイクロホン45とスピーカ42との間に接続されて、
マイクロホン45で集音される音が最小になるようにス
ピーカ42を制御するデジタルシグナルプロセッサDS
Pを含む電子制御装置である。
【0005】上記第2の従来例の動作は、上記第1の従
来例と同様であるが、マフラ41が直線状に形成されて
いるので、その分だけマフラ自体における消音効果は少
ないが、アクティブマフラとして構成することにより、
排気音を同様に相殺することができる。しかもマフラを
直線状に形成することにより、製作が容易であり、かつ
排気系における抵抗が少なくなるので、その分だけ燃費
が改善される利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクティブマフラにおいては、スピーカとして口径
が25cm程度の比較的大型のものを使用しているた
め、車両のボディの下に取り付けるためのスペースを確
保するのが難しいという問題があった。スピーカとして
小型のものを使用すると、スピーカの能力が不足してマ
フラの大音量を相殺することができず、またスピーカと
して楕円形のものを使用して上下方向の高さを小さくす
ると、スピーカの強度が低下し耐久力が低下するので、
同様にマフラの大音量を相殺することができなくなる。
図4に示す構成では、小型のスピーカをマフラの長手方
向に沿って複数台並べることが可能であるが、このよう
にすると、左端と右端のスピーカ音が、スピーカの口径
を半波長とする周波数で相殺されるため、その周波数で
はマフラの音を相殺することができなくなる。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、車両に実装可能な小型で高性能なアクテ
ィブマフラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、直線状に形成されたマフラに対し、2台
のスピーカを対称位置に、かつ振動板を出口側に向けて
互いに内側に傾けて配置するようにしたものである。ま
た、バスレフレックスをマフラと平行に、かつ2台のス
ピーカの位置の中央に配置するようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記構成により、比較的小口径のス
ピーカを使用することができるので、小型で高性能なア
クティブマフラを実現することができる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例の構成を示す
ものである。図1(a)はアクティブマフラの概略断面
平面図、(b)はその正面図である。図1において、1
1は直線状に形成されたマフラ、12および13はマフ
ラ11に対してその両側の左右対称位置に、かつ振動板
をマフラ11の出口11a側に向けて互いに内側に約4
5°の角度で傾けて配置された、同じ仕様の2台のスピ
ーカである。14は2台のスピーカ12、13をマフラ
11の一部とともに、収容するスピーカキャビネットで
ある。15はスピーカ12、13をスピーカキャビネッ
ト14に取り付けるための取付板である。16はスピー
カキャビネット14の開口端部に取り付けられて、マフ
ラ11の出口11a近傍の音を集音するマイクロホンで
ある。17はマイクロホン16と2台のスピーカ12、
13との間に接続されたDSPを含む電子制御装置であ
る。
【0011】次に上記実施例の動作について説明する。
図1において、マフラ11の出口11aから排気音が放
射されると、マイクロホン16がこの音を集音して電気
信号に変換して電子制御装置17に送出する。電子制御
装置17では、エンジンの回転数おおびマイクロホン1
5で集音された音から、マイクロホン16に入射するマ
フラ11と2台のスピーカ12、13との合成音が最も
小さくなるように、スピーカ12、13から放射する音
のレベルおよび位相を計算して、それぞれスピーカ1
2、13に同レベルで出力する。このようにしてマフラ
11から出力される排気音が、2台のスピーカ12、1
3により相殺される。
【0012】上記実施例において、スピーカ12、13
として口径16cmのものを使用した場合、従来例にお
いて口径25cmの大口径のスピーカを使用した場合と
比較して、同様なマフラ音相殺効果が得られるばかりで
なく、上下方向の大きさを2/3程度に小さくでき、ま
た2台のスピーカ12、13を互いにに約45°内側に
傾けて配置したため、左右方向の大きさも小さくするこ
とができる。また、図4に示す従来の構成において口径
25cmのスピーカを2台平行に並べた場合、680H
zの周波数ではマフラ音を相殺できないのに対し、上記
実施例の場合は、計算上は1500Hzの周波数でマフ
ラの音を相殺できないことになり、相殺できる帯域を従
来例に比べて2倍以上に広く取ることができる。
【0013】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
を示すものであり、図2(a)はアクティブマフラの概
略断面平面図、(b)はその正面図、(c)はその断面
側面図である。図2において、21は直線状に形成され
たマフラ、22および23はマフラ21に対してその両
側の左右対称位置に、かつ振動板をマフラ21の出口2
1a側に向けて互いに内側に約45°の角度で傾けて配
置された、同じ仕様の2台のスピーカである。24は2
台のスピーカ22、23をマフラ21の一部とともに、
収容するスピーカキャビネットである。25はスピーカ
22、23をスピーカキャビネット24に取り付けるた
めの取付板である。26はスピーカキャビネット24の
開口端部に取り付けられて、マフラ21の出口21a近
傍の音を集音するマイクロホンである。27はマイクロ
ホン26と2台のスピーカ22、23との間に接続され
たDSPを含む電子制御装置である。28はパイプ状の
バスレフレックスであり、後端部をスピーカキャビネッ
ト24内の取付板25の後方のバックキャビティ29に
臨ませ、前端部を取付板25の前方に臨ませて、スピー
カ22と23のそれぞれの位置の2等分線上の位置に配
置されている。
【0014】上記第2の実施例の動作は、基本的には上
記第1の実施例と同じであるが、バスレフレックス28
を設けたことにより、スピーカ22、23の振動板の背
面から出る低音を、バックキャビティ29で共振させて
スピーカ22、23の前方に導くため、低音域の音圧を
上昇させることができ、低音域におけるマフラ音相殺効
果をより高めることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、直線状に形成されたマフラに対し、2台のスピーカ
を対称位置に、かつ振動板を出口側に向けて互いに内側
に傾けて配置したので、比較的小口径のスピーカを使用
しても、比較的大口径のスピーカをした場合と同様にマ
フラ音を相殺することができ、車両に実装可能な小型で
高性能なアクティブマフラを実現することができる。
【0016】また、上記構成に加え、バスレフレックス
をマフラと平行に、かつ2台のスピーカの間の中央位置
に配置するようにしたので、低音域におけるマフラ音相
殺効果をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施例におけるアクティ
ブマフラの構成を示す概略断面平面図 (b)同アクティブマフラの概略正面図
【図2】(a)本発明の第2の実施例におけるアクティ
ブマフラの構成を示す概略断面平面図 (b)同アクティブマフラの概略正面図 (c)同アクティブマフラの概略断面側面図
【図3】アクティブマフラの第1の従来例の構成を示す
概略断面平面図
【図4】アクティブマフラの第2の従来例の構成を示す
概略断面平面図
【符号の説明】
11 マフラ 12、13 スピーカ 14 スピーカキャビネット 15 取付板 16 マイクロホン 17 電子制御装置 21 マフラ 22、23 スピーカ 24 スピーカキャビネット 25 取付板 26 マイクロホン 27 電子制御装置 28 バスレフレックス 29 バックキャビティ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状に形成されたマフラに対し、2台
    のスピーカを対称位置に、かつ振動板を出口側に向けて
    互いに内側に傾けて配置したアクティブマフラ。
  2. 【請求項2】 バスレフレックスをマフラと平行に、か
    つ2台のスピーカの間の中央位置に配置した請求項1記
    載のアクティブマフラ。
JP5179348A 1993-07-20 1993-07-20 アクティブマフラ Pending JPH0734843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5179348A JPH0734843A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 アクティブマフラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5179348A JPH0734843A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 アクティブマフラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734843A true JPH0734843A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16064278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5179348A Pending JPH0734843A (ja) 1993-07-20 1993-07-20 アクティブマフラ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0734843A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115707A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Toyota Motor Corp スピーカ装置及び車両用排気音低減装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115707A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Toyota Motor Corp スピーカ装置及び車両用排気音低減装置

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