JPH0734771U - 額 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、絵や模様等に光りを中から当てる
事により、絵や模様等の色の濃さにより、凹凸感を持た
せることができ、また動物の目や爪等、特定の部分を光
らせ、従来の額と違ったイメージを持たせる額を提供す
るものである。 【構成】 額本体１の上面に蓋６、差込穴４を設け、内
周にパネル差込用溝５を設けた額本体１と、該額本体１
をテーブル、その他に置いた時、傾斜して支持する支持
台２の幅を額本体１より狭め、後面部８を垂直、前面部
９を傾斜状に形成し、側面に複数のスイッチ13、内部に
電源となる電池ボックス12、蛍光灯11を取り付けた支持
台２と、ガラス、プラスチック板に絵や模様を描いたパ
ネル３とで構成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ガラス、またはプラスチック板の絵や模様に光を当て、従来の額以 上の遠近感が得られる額に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の額は、内部に絵や模様が印刷、または描かれた紙製、布製等のパネルを 額の内部に入れ、前面をガラス、後面を押さえ板で固定して、室内の壁に掛けた り、テーブル等の上に置いて飾るのが一般的に知られ、使用されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来の額は絵や模様等を額の内部に入れて、飾り楽しむだけの 額であるが、本考案は、絵や模様等に光りを中から当てる事により、絵や模様等 の色の濃さにより、凹凸感を持たせることができ、また動物の目や爪等、特定の 部分を光らせ、従来の額と違ったイメージを持たせる額を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

額本体１の上面に蓋６、差込穴４を設け、内周にパネル差込用溝５、側面に蓋 ６を固定するねじ穴７を設けた額本体１と、該額本体１を傾斜して支持する支持 台２の幅を額本体１より狭め、後面部８を垂直、前面部９を傾斜状、即ち、三角 形状に形成し、側面に複数の押しボタンスイッチ13、内部に電源となる電池ボッ クス12、蛍光灯11を取り付けた支持台２と、ガラス、プラスチック板に絵や模様 を描いたパネル３とで構成した。

【０００５】

【作用】

本考案は以上の構成よりなるので、この使用方法を説明すると、絵や模様が描 かれているパネル３を額本体１の上面に設けられている差込穴に４差し込み、内 周のパネル差込用溝５に沿ってパネル３を挿入し、蓋６を側面のねじ穴７よりね じを捩込んで蓋６を固定し、テーブル等の上に置くときは、後部の支持台２によ り額本体１を支持する。 また壁に掛けて使用する場合は、額本体１の上下を逆にして、支持台２に設け られている穴10に釘等で引っ掛けて使用する。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図に示すように、１は額本体であり、ガラス、プラスチック板等に絵、模様を 描いたパネル３を差し込む差込穴４をあけ、この差込穴４からパネル３が出るの を防止する蓋６を設け、この蓋６の固定手段として、側面に小さなねじ穴７をあ け、該ねじ穴７にねじを捩込み蓋６が外れないように固定する。 また前記差込穴４より下方に向かってパネルを誘導、固定するため内部の側面 及び底を切り欠きパネル差込用溝５を設けて額本体１を形成する。

【０００７】 ２は支持台で、額本体１をテーブル等の上に置いて飾る場合に、額本体１を傾 斜して支持するため、幅を額本体１の幅より狭め、後面部８を垂直、前面部９を 傾斜状、即ち、三角形状に形成し、後面部の中央端部に釘等で壁に掛ける時の穴 10をあけ、内部に蛍光灯11を取り付け、該蛍光灯11の電源となる電池ボックス12 を中央付近に設け、側面に複数の押しボタンスイッチ13を取り付ける。 尚、複数の押しボタンスイッチ13は蛍光灯11の電源を切り変える押しボタンス イッチと、蛍光灯を点滅する押しボタンスイッチ及び点滅を中止し電源が入った ままの状態を継続する押しボタンスイッチとで構成されている。

【０００８】 ３はパネルで、絵や模様をガラス、プラスチック板等に描き、前記額本体１に 差し込み使用するもので、壁に掛けて使用しているものを、テーブル等に置いて 使用する時はパネル３が逆になるので入れ替えて使用する。 本考案は、絵や模様等に描かれているものにより個々の押しボタンのスイッチ 13を押す事により描かれている絵や模様等が変化し、また絵や模様等に蛍光灯11 の光りを当てる事によって、色の濃さにより、凹凸感をもたせる事ができ、また 動物の目や爪等、特定部分を光らす事もでき、従来の額と違ったイメージを持た せてくれる。 本考案は、上記のように額本体１、支持台２とパネル３とで構成されていて、 従来以上の遠近感を得られる額となる。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、従来の額と違い、蛍光灯の光りを利用してガラス、プラスチック板 に描かれている絵や模様等の色を濃くしたり、薄くしたりしている部分に光が当 たるので、一段と変化ができ、より楽しく鑑賞できる額を提供することができ、 また室内の鑑賞、装飾が従来の額より増大され、室内装飾としての実用価値が大 きく、優れた商品を提供することができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図。

【図２】本考案の支持台を示す斜視図。

【図３】額本体を壁に掛けた使用状態を示す断面図。

【符号の説明】 １ 額本体 ２ 支持台 ３ パネル ４ 差込穴 ５ パネル差込用溝 ６ 蓋 ７ ねじ穴 ８ 後面部 ９ 前面部 10 穴 11 蛍光灯 12 電池ボックス 13 押しボタンスイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 額の上面に蓋、差込穴を設け、内周に差
   込用溝を設けた額本体と、該額本体を傾斜して支持する
   支持台を後面を垂直、前面を傾斜状に形成し、側面に複
   数の押しボタンスイッチと、内部に電源となる電池ボッ
   クス、蛍光灯を取り付けた支持台と、ガラス、プラスチ
   ック板に絵や模様を描いたパネルとで構成したことを特
   徴とする額。