JPH0734158B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH0734158B2
JPH0734158B2 JP63030451A JP3045188A JPH0734158B2 JP H0734158 B2 JPH0734158 B2 JP H0734158B2 JP 63030451 A JP63030451 A JP 63030451A JP 3045188 A JP3045188 A JP 3045188A JP H0734158 B2 JPH0734158 B2 JP H0734158B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、オートリズム、オートコード、オートベー
ス等の自動演奏装置に関し、特に設定テンポに応じて演
奏音色、演奏パターン等の演奏条件(演奏態様)を変更
制御する技術に関するものである。
[発明の概要] この発明は、自動演奏装置において、設定テンポに応じ
て演奏音色、演奏パターン等の演奏条件(演奏態様)を
変更制御する際に、例えば演奏音色が変更されるべきテ
ンポ値と演奏パターンが変更されるべきテンポ値とを異
ならせることにより音楽的な不自然さを解消するように
したものである。
[従来の技術] 従来、オートコード等の自動伴奏装置において、設定テ
ンポに応じてコードパターン等の伴奏パターンを変更制
御することはすでに提案されている(例えば特願昭62−
159367号参照)。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような伴奏パターン変更技術を実施する場合、設
定テンポに応じてコード音色等も変更制御することが考
えられるが、あるテンポ値を境にしてコードパターンと
コード音色とを同時的に変更すると、伴奏内容の変化が
大きすぎて音楽的な不自然さを免れなかった。
また、このような不自然さは、例えばオートリズムとオ
ートベースコードとを並行的に遂行させる場合におい
て、あるテンポ値を境にしてリズムパターン、コードパ
ターン、ベースパターン、リズム音色、コード音色、ベ
ース音色等を同時的に変更制御するときにも生じる。
この発明の目的は、上記のような音楽的不自然さをなく
すことにある。
[課題を解決するための手段] この発明による自動演奏装置は、設定テンポに応じて異
なる種類の演奏条件(例えばリズムパターン、コードパ
ターン、ベースパターン等の演奏パターン,音色、効果
等の楽音パラメータ,楽器編成など)を変更制御するに
あたり、第1の演奏条件(例えばパターン内容)を変更
すべきテンポ値と第2の演奏条件(例えば音色)を変更
すべきテンポ値とを異ならせることを特徴とするもので
ある。
このような自動演奏装置にあっては、例えばリズムパタ
ーンとコードパターンのように種類の異なる演奏パター
ンを用いると共にパターン種類毎に設定テンポに応じて
パターン内容を変更制御する場合に、パターン内容を変
更すべきテンポ値をパターン種類毎に異ならせるように
してもよい。
また、例えば種類の異なる演奏パターンを用いると共に
パターン種類毎に設定テンポに応じて音色等を変更制御
する場合に、音色を変更すべきテンポ値をパターン種類
毎に異ならせるようにしてもよい。
さらに、例えば種類の異なる演奏パターンを用いると共
に設定テンポに応じてあるパターン種類に関するパター
ン内容と他のパターン種類に関する音色等とを変更制御
する場合に、パターン内容を変更すべきテンポ値と音色
を変更すべきテンポ値とを異ならせるようにしてもよ
い。
[作 用] この発明の構成によれば、設定テンポを一方向に変化さ
せていくと、あるテンポ値を境にして第1の演奏条件が
変更されると共に他のテンポ値を境にして第1の演奏条
件とは種類の異なる第2の演奏条件が変更される。
従って、異なる種類の演奏条件(例えば演奏パターンと
音色、演奏パターン同士又は音色と効果等)があるテン
ポ値を境にして同時的に変更されることがなく、音楽的
な不自然さをなくすことができる。また、あるテンポ値
と他のテンポ値との間のテンポ範囲にテンポを設定する
ことで、該テンポ範囲の両側のテンポ範囲とは異なる演
奏条件の自動演奏を楽しめる利点もある。
[実施例] 第1図は、この発明の一実施例による自動演奏装置の構
成を示すもので、この自動演奏装置では自動リズム演奏
及び自動コード演奏がマイクロコンピュータによって制
御されるようになっている。
自動演奏装置の構成(第1図) 第1図において、バス10には、鍵盤12、操作パネル14、
中央処理装置(CPU)24、プログラムメモリ26、レジス
タ群28、リズムパターンメモリ30、コードパターンメモ
リ32、テーブルメモリ34、テンポクロック発生器36、ト
ーンジェネレータ38等が接続されている。
鍵盤12は、多数の鍵を有するもので、各鍵毎に鍵操作情
報が検出されるようになっている。
操作パネル14は、楽音制御用及び演奏制御用の多数の操
作子を含むもので、各操作子毎に操作情報が検出される
ようになっている。操作パネル14には、この発明の実施
に関係する操作子として、8個のリズム選択スイッチ
(SW)16、2個のテンポ調整スイッチ18及び20、スター
ト/ストップスイッチ22等が設けられている。テンポ調
整スイッチ18はテンポを上昇させるためのアップ(UP)
スイッチであり、テンポ調整スイッチ20はテンポを下降
させるためのダウン(DOWN)スイッチである。
CPU24は、プログラムメモリ26にストアされたプログラ
ムに従って自動リズム・コード演奏のための各種処理を
実行するもので、各種処理の詳細については第7図乃至
第10図を参照して後述する。
レジスタ群28は、例えばRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)により構成されるもので、CPU24による各種処理
に際して利用される多数のレジスタを含んでいる。これ
らのレジスタの個々の機能については後述する。
リズムパターンメモリ30は、自動リズム演奏に用いるた
めの多数のリズムパターンを記憶したもので、その記憶
内容については第2図を参照して後述する。
コードパターンメモリ32は、自動コード演奏に用いるた
めの多数のコードパターンを記憶したもので、その記憶
内容については第3図及び第4図を参照して後述する。
テーブルメモリ34は、自動リズム・コード演奏を制御す
るために用いられる各種のテーブルを記憶したもので、
その記憶内容については第5図を参照して後述する。
テンポクロック発生器36は、テンポクロック信号TCLを
発生するもので、この信号TCLの周波数はテンポデータT
Dに応じて制御される。テンポクロック信号TCLの各クロ
ックパルスは、第10図のテンポ割込みルーチンを開始さ
せるための割込指令として使用されるものであり、リズ
ム及びコードの自動演奏のテンポは信号TCLの周波数
(すなわちデータTDの値)に応じて決定される。
ここで、テンポデータTDの値と、毎分当りの拍数(テン
ポ)と、毎分当りのテンポ割込回数との対応関係を例示
すると、次の通りである。
この例では、1拍当り8回のテンポ割込みが行なわれ
る。
トーンジェネレータ38は、リズム音信号を発生するため
のリズム音源TGRと、コード音信号を発生するためのコ
ード音源TGCとを含んでいる。リズム音源TGRは一例とし
て8つの発音チャンネルを有し、最大で8楽器分の楽音
を同時発音可能である。また、コード音源TGCは一例と
して3つの発音チャンネルを有し、最大で3音まで同時
発音可能である。
トーンジェネレータ38からのリズム音信号及びコード音
信号は、サウンドシステム40に供給され、各々リズム音
及びコード音として放音される。
リズムパターンメモリの記憶内容(第2図) リズムパターンメモリ30には、第2図(A)に示すよう
に、0〜7の各リズムナンバRNO毎に1〜3のテンポ範
囲ナンバTRNOにそれぞれ対応した3つのリズムパターン
(例えばRPT11〜RPT13、RPT21〜RPT23…)が記憶され
る。ここで、リズムナンバRNO=0〜7は、第1図の8
個のリズム選択スイッチ16によりそれぞれ選択される8
つのリズム種類に対応したもので、その対応関係は一例
として次のように定められている。
RNO リズム種類 0 マーチ 1 ワルツ 2 スイング 3 ラテンロック 4 バウンス 5 ボサノバ 6 サンバ 7 ラテン また、テンポ範囲ナンバTRNO=1、2、3はそれぞれ低
速、中速、高速のテンポ範囲に対応したものである。
リズムパターンは、リズム種類毎に異なるのは勿論のこ
と、同じリズム種類であってもテンポ範囲ナンバTRNO毎
に例えばRPT11〜RPT13のように異なるものが記憶され
る。
各リズムパターンRPTは、第2図(B)に示すように、
テンポカウンタCLKの0〜31の各カウント値に対応する
発音タイミング毎にチャンネルナンバ0〜7の8チャン
ネル分の音源駆動データを配置したもので、8チャンネ
ル分の音源駆動データは各チャンネル毎に発音要ならば
1、発音不要ならば0とされる。テンポカウンタCLK
は、前述のテンポクロック信号TCLを計数するもので、
レジスタ群28に属する。
コードパターンメモリの記憶内容(第3図及び第4図) コードパターンメモリ32には、第3図(A)に示すよう
なコードパターン群がリズム種類毎に記憶される。すな
わち、第3図(A)は一例としてリズムナンバRNO=0
に関するコードパターン群を示すもので、メジャ
(M)、マイナ(m)等のコードタイプTYPE毎に1〜3
のテンポ範囲ナンバTRNOにそれぞれ対応した3つのコー
ドパターン(例えばCPT11〜CPT13、CPT11′〜CPT13
…)が記憶される。
コードパターンは、リズム種類毎に異なると共に同じリ
ズム種類であってもコードタイプTYPE毎に異なるもので
あるが、同一リズム種類で同一コードタイプであっても
テンポ範囲ナンバTRNO毎に例えばCPT11〜CPT13のように
異なるものが記憶される。
各コードパターンCPTは、第3図(B)に示すように、
一例として3チャンネル分のデータ群D1〜D3からなるも
のである。各データ群は、テンポカウンタCLKの0〜31
の各カウント値に対応する発音タイミング毎にキーコー
ドデータKCを配置したもので、発音不要なタイミングで
はKCの値が0とされる。このような3チャンネル分のデ
ータ群D1〜D3を記憶しておくことにより同一発音タイミ
ングにつき最大で3音まで同時発音可能である。なお、
各コードパターンにおける3チャンネル分のキーコード
データKCは根音を「C」としたものを記憶しておき、
「C」以外の根音のコード音信号を発音するについては
コードパターンメモリから読出したキーコードを発音し
ようとするコード音の根音に応じて変換(音高変更)し
て発音させるようにする。
第4図は、テンポ範囲毎のコードパターンを例示するも
ので、テンポ範囲ナンバTRNO=1、2、3にそれぞれ対
応したコードパターンCPT1、CPT2、CPT3が示されてい
る。
テーブルメモリの記憶内容(第5図) テーブルメモリ34には、第5図(A)〜(C)に示すよ
うに、リズム楽器群テーブルIGNTBL、コード音色テーブ
ルCTNTBL、テンポ値テーブルTMPTBL等が記憶される。
リズム楽器群テーブルIGNTBLにあっては、0〜7の各リ
ズムナンバRNO毎に1〜3のテンポ範囲ナンバTRNOにそ
れぞれ対応した楽器群ナンバ(例えばIGN11〜IGN13、IG
N21〜IGN23…)が記憶される。
楽器群ナンバIGNは、自動リズム演奏に用いられる8チ
ャンネル分の打楽器からなる楽器群を指定するためのも
ので、リズム種類毎にそれに適したものが記憶される
が、同一リズム種類についてはテンポ範囲ナンバTRNO毎
に異なるものが記憶される。
例えば、TRNO=2(中速)に対応するマーチ(RNO=
0)及びラテン(RNO=7)について8チャンネル分
(チャンネルナンバCHNO=0〜7)の楽器名を示すと、
次の通りである。
この例において、マーチの楽器群ナンバは第5図の「IG
N12」に相当するものであり、マーチに関する他の楽器
群ナンバIGN11及びIGN13に相当する楽器編成は、上記IG
N12相当の楽器編成をそれぞれ低速用及び高速用に変更
したものとすることができる。このことは、他のリズム
種類の楽器群ナンバについても適用できる。
リズム楽器群テーブルIGNTBLから特定の楽器群ナンバ
(例えばIGN12)を読出してリズム音源TGRに供給する
と、このリズム音源TGRにおける8チャンネル分の楽器
編成が決定される。
コード音色テーブルCTNTBLにあっては、0〜7の各リズ
ムナンバ毎に1〜3のテンポ範囲ナンバTRNOにそれぞれ
対応した音色ナンバ(例えばCTN11〜CTN13、CTN21〜CTN
23…)が記憶される。
音色ナンバCTNは、自動コード演奏に用いられる音色名
に対応したもので、リズム種類毎にそれに適したものが
記憶されるが、同一リズム種類についてはテンポ範囲ナ
ンバTRNO毎に異なるもの(例えばTRNO=1、2、3にそ
れぞれ対応して「オルガン」、「ピアノ」、「バンジョ
ー」相当のもの)が記憶される。
コード音色テーブルCTNTBLから特定の音色ナンバ(例え
ばCTN11)を読出してコード音源TGCに供給すると、この
コード音源TGCにおける3チャンネル分のコード音色が
決定される。
テンポ値テーブルTMPTBLにあっては、0〜7の各リズム
ナンバRNO毎にテンポの初期値(例えばM0、M1…)が記
憶されると共に、各リズムナンバRNO毎に各演奏条件
(楽器群ナンバIGN、リズムパターンRPT、音色ナンバCT
N、コードパターンCPT)にそれぞれ対応してテンポの低
境界値(例えばL10〜L40、L11〜L41…)及び高境界値
(例えばH10〜H40、H11〜H41…)が記憶される。
テンポ範囲の設定例(第6図) ここで、第6図を参照してテンポ範囲の一設定例をリズ
ムナンバRNO=0で且つコードタイプTYPEがメジャ
(M)の場合について説明する。
第6図において、「TD値」は、前述したテンポデータTD
の値であり、0〜63の範囲で可変である。
楽器群ナンバIGNについては、TD値の変化に対して低境
界値L10及び高境界値H10を図示のように定めることによ
りTD値<L10の範囲を低速範囲(TRNO=1)とし、L10
TD値≦H10の範囲を中速範囲(TRNO=2)とし、H10<TD
値の範囲を高速範囲(TRNO=3)とする。このようにす
ると、楽器群ナンバIGNは、TRNO=1、2、3にそれぞ
れ対応してIGN11、IGN12、IGN13のように変化すること
になる。
リズムパターンRPTについては、TD値の変化に対して低
境界値L20及び高境界値H20を図示のように定めることに
よりTD値<L20の範囲を低速範囲(TRNO=1)とし、L20
≦TD値≦H20の範囲を中速範囲(TRNO=2)とし、H20
TD値の範囲を高速範囲(TRNO=3)とする。このように
すると、リズムパターンRPTは、TRNO=1、2、3にそ
れぞれ対応してRPT11、RPT12、RPT13のように変化す
る。
音色ナンバCTNについては、TD値の変化に対して低境界
値L30及び高境界値H30を図示のように定めることにより
TD値<L30の範囲を低速範囲(TRNO=1)とし、L30≦TD
値≦H30の範囲を中速範囲(TRNO=2)とし、H30<TD値
の範囲を高速範囲(TRNO=3)とする。このようにする
と、音色ナンバCTNは、TRNO=1、2、3にそれぞれ対
応してCTN11、CTN12、CTN13のように変化する。
コードパターンCPTについては、TD値の変化に対して低
境界値L40及び高境界値H40を図示のように定めることに
よりTD値<L40の範囲を低速範囲(TRNO=1)とし、L40
≦TD値≦H40の範囲を中速範囲(TRNO=2)とし、H40
TD値の範囲を高速範囲(TRNO=3)とする。このように
すると、コードパターンCPTは、TRNO=1、2、3にそ
れぞれ対応してCPT11、CPT12、CPT13のように変化す
る。
第6図に例示するように、低境界値L10〜L40を互いに異
ならせると共に高境界値H10〜H40を互いに異ならせるこ
とにより楽器群ナンバIGN(リズム音色)と、リズムパ
ターンRPTと、音色ナンバCTN(コード音色)と、コード
パターンCPTとが同一テンポ値を境にして同時的に変化
することがなくなる。また、例えばリズムパターンRPT
11がテンポ値L10を境にしてIGN11に相当する楽器編成か
らIGN12に相当する楽器編成に変って演奏されたり、コ
ードパターンCPT11がテンポ値L30を境にしてCTN11に相
当する音色からCTN12に相当する音色に変って演奏され
たり、IGN12相当の同じ楽器編成でもテンポ値L20を境に
してリズムパターンがRPT11からRPT12に変ったり、CTN
12相当の同じ音色でもテンポ値L40を境にしてコードパ
ターンがCPT11からCPT12に変ったりするようになる。
初期値M0は、一例として中速範囲(TRNO=2)に設定す
るが、低速範囲又は高速範囲に設定することもできる。
第6図では、リズムナンバRNO=0の場合について説明
したが、RNO=0以外のリズムナンバについても上記し
たと同様にテンポの初期値、低境界値及び高境界値を定
めることができ、しかもこれらの値はリズム種類毎にそ
れに適した値に設定することができる。例えば、スイン
グ(RNO=2)及びサンバ(RNO=6)については、コー
ドパターンCPTに関するテンポの初期値、低境界値及び
高境界値を次のように定めることができる。
初期値 低境界値 高境界値 スイング M2=16 L42=5 H42=26 サンバ M6=36 L44=21 H46=52 レジスタ群 レジスタ群28に属するレジスタのうち、この発明の実施
に関係するものを列挙すると、次の通りである。
(1)ランフラグRUN…これは、1ビットのレジスタで
あり、スタート/ストップスイッチ22をオンするたびに
1又は0が交互にセットされるものである。RUN=1は
自動演奏進行状態に対応し、RUN=0は自動演奏停止状
態に対応する。
(2)テンポカウンタCLK…これは、テンポクロック信
号TCLによる割込みのたびにカウント値が1アップされ
るレジスタであり、1小節内で0〜31のカウント値をと
り、32になるタイミングで0にリセットされるものであ
る。
(3)テンポレジスタTEMPO…これは、テンポデータTD
がストアされるものである。
(4)リズムナンバレジスタSEL…これは、リズムナン
バRNOがセットされるものである。
(5)コードレジスタCHORD…これは、鍵盤12での押鍵
状態に基づいて検出された和音情報がストアされるもの
で、コードタイプTYPEがセットされる部分と、コード根
音ROOTがセットされる部分とからなっている。
(6)テンポ範囲レジスタTRNO1〜TRNO4…これらのレジ
スタは、いずれもテンポ範囲ナンバTRNOがセットされる
ものであり、TRNO1、TRNO2、TRNO3及びTRNO4にはそれぞ
れ楽器群ナンバIGN、リズムパターンRPT、音色ナンバCT
N及びコードパターンCPTに関するTRNOがセットされる。
(7)初期値レジスタTMPI…これは、テンポの初期値が
セットされるものである。
(8)低境界値レジスタTMPL1〜TMPL4…これらのレジス
タは、いずれもテンポの低境界値がセットされるもの
で、TMPL1、TMPL2、TMPL3及びTMPL4にはそれぞれ楽器群
ナンバIGN、リズムパターンRPT、音色ナンバCTN及びコ
ードパターンCPTに関する低境界値がセットされる。
(9)低境界値レジスタTMPH1〜TMPH4…これらのレジス
タは、いずれもテンポの高境界値がセットされるもの
で、TMPH1、TMPH2、TMPH3及びTMPH4にはそれぞれ楽器群
ナンバIGN、リズムパターンRPT、音色ナンバCTN及びコ
ードパターンCPTに関する高境界値がセットされる。
メインルーチン(第7図) 第7図は、メインルーチンの処理の流れを示すもので、
このルーチンは電源投入等に応じて開始される。
まず、ステップ50では、イニシャライズ処理を実行し、
例えばフラグRUN、カウンタCLK等に0をセットする。そ
して、ステップ52に移る。
ステップ52では、スタート/ストップスイッチ22がオン
イベントか判定し、オンである(Y)ならばステップ54
に移り、1からRUNの値を差引いたものをRUNにセットす
る。従って、RUNの値は0であったときは1となり、1
であったときは0となる。
次に、ステップ56では、CLKに0をセットする。これ
は、演奏開始時には常に小節の頭からパターン読出しを
行なうのを可能とするためである。
ステップ52の判定結果が否定的(N)であったとき又は
ステップ56の処理を終ったときはステップ58に移り、ア
ップスイッチ18又はダウンスイッチ20がオンイベントか
判定する。この判定結果が肯定的(Y)であればステッ
プ60に移り、第8図について後述するようにテンポ変更
のサブルーチンを実行する。
ステップ58の判定結果が否定的(N)であったとき又は
ステップ60の処理を終ったときはステップ62に移り、リ
ズム選択スイッチ16のいずれかがオンイベントか判定す
る。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ64に
移り、レジスタSELにオンされたリズム選択スイッチに
対応するリズムナンバRNOをセットする。そして、ステ
ップ66に移る。
ステップ66では、テンポ値テーブルTMPTBLからSELのリ
ズムナンバRNOに対応した初期値、低境界値及び高境界
値を読出し、それぞれ対応するレジスタTMPI、TMPL1〜T
MPL4、TMPH1〜TPMH4にセットする。例えば、RNO=0で
あれば、TMPIにはM0が、TMPL1〜TMPL4にはL10〜L40が、
TMPH1〜TMPH4にはH10〜H40がそれぞれセットされる。こ
の後、ステップ68に移り、第9図について後述するよう
に音源制御のサブルーチンを実行する。
ステップ62の判定結果が否定的(N)であったとき又は
ステップ68の処理が終ったときはステップ70に移り、鍵
盤12においてキーイベント(キーオン又はキーオフ)あ
りか判定する。この判定結果が肯定的(Y)であればス
テップ72に移り、和音検出処理を行なう。すなわち、鍵
盤12での押鍵状態に基づいてコードタイプTYPE及びコー
ド根音ROOTを検出し、これらの和音情報をレジスタCHOR
Dにセットする。
ステップ70の判定結果が否定的(N)であったとき又は
ステップ72の処理が終ったときはステップ74に移り、そ
の他の処理を実行する。そして、ステップ52に戻る。
この後は、ステップ52以下の処理を上記したと同様に繰
返す。そして、このような処理が繰返されている過程に
おいて、操作パネル14では、自動演奏に関してリズム選
択、テンポ調整、演奏スタートの順に操作がなされる。
テンポ変更のサブルーチン(第8図) 第8図は、テンポ変更のサブルーチンを示すもので、ス
テップ80では、ダウンスイッチ20がオンか判定する。こ
の判定結果が否定的(N)であればステップ82に移り、
アップスイッチ18がオンか判定する。この判定結果が否
定的(N)であれば第7図のルーチンにリターンする。
ステップ82の判定結果が肯定的(Y)であったときはス
テップ84に移り、レジスタTEMPOのテンポデータTDの値
が63より小さいか判定する。この判定結果が否定的
(Y)であれば第7図のルーチンにリターンする。
ステップ84の判定結果が肯定的(Y)であったときはス
テップ86に移り、TEMPOの値を1アップする。そして、
ステップ96に移る。
一方、ステップ80の判定結果が肯定的(Y)であったと
きはステップ88に移り、アップスイッチ18がオンか判定
する。この判定結果が肯定的(Y)であればステップ90
に移り、TEMPOにレジスタTMPIの初期値をセットする。
すなわち、自動演奏のテンポを初期値に設定したいとき
は、アップスイッチ18及びダウンスイッチ20を同時にオ
ンすればよいものである。ステップ90の後は、ステップ
96に移る。
ステップ88の判定結果が否定的(N)であったときはス
テップ92に移り、TEMPOの値が0より大か判定する。こ
の判定結果が否定的(N)であれば第7図のルーチンに
リターンする。
ステップ92の判定結果が肯定的(Y)であったときはス
テップ94に移り、TEMPOの値を1ダウンする。そして、
ステップ96に移る。
上記した処理によれば、TEMPOの値(テンポデータTDの
値)は、0〜63の範囲においてアップスイッチ18及びダ
ウンスイッチ20の操作により任意に可変設定することが
できる。
ステップ96は、楽器群ナンバIGNに関するテンポ範囲決
定処理である。ステップ96Aでは、TEMPOの値がレジスタ
TMPL1の低境界値より小か判定する。この判定結果が肯
定的(Y)であればステップ96Bに移り、レジスタTRNO1
にテンポ範囲ナンバ1(低速範囲に対応)をセットす
る。そして、ステップ98に移る。
ステップ96Aの判定結果が否定的(N)であったときは
ステップ96Cに移り、TEMPOの値がレジスタTMPH1の高境
界値より大か判定する。この判定結果が否定的(N)で
あれば、TEMPOの値はTMPL1の値以上で且つTMPH1の値以
下の範囲にあったことになり、ステップ96Dに移る。ス
テップ96Dでは、TRNO1にテンポ範囲ナンバ2(中速範囲
に対応)をセットする。そして、ステップ98に移る。
ステップ96Cの判定結果が肯定的(Y)であったときは
ステップ96Eに移り、TRNO1にテンポ範囲ナンバ3(高速
範囲に対応)をセットする。そして、ステップ98に移
る。
ステップ98は、リズムパターンRPTに関するテンポ範囲
決定処理であり、レジスタTMPL2、TMPH2、TRNO2を用い
てステップ96と同様の処理を行なう。この結果、TRNO2
には、TEMPOの値がTMPL2の値より小であれば1が、TMPL
2の値以上で且つTMPH2の値以下であれば2が、TMPH2
り大であれば3がそれぞれセットされる。ステップ98の
後は、ステップ100に移る。
ステップ100は、音色ナンバCTNに関するテンポ範囲決定
処理であり、レジスタTMPL3、TMPH3、TRNO3を用いてス
テップ96と同様の処理を行なう。この結果、TRNO3
は、TEMPOの値がTMPL3の値より小であれば1が、TMPL3
の値以上でTMPH3の値以下であれば2が、TMPH3の値より
大であれば3がそれぞれセットされる。ステップ100の
後は、ステップ102に移る。
ステップ102は、コードパターンCPTに関するテンポ範囲
決定処理であり、レジスタTMPL4、TMPH4、TRNO4を用い
てステップ96と同様の処理を行なう。この結果、TRNO4
には、TEMPOの値がTMPL4の値より小であれば1が、TMPL
4の値以上で且つTMPH4の値以下であれば2が、TMPH4
値より大であれば3がそれぞれセットされる。ステップ
102の後は、ステップ104に移る。
ステップ104では、TEMPOのテンポデータTDに基づいてテ
ンポクロック発生器36を制御し、テンポクロック信号TC
Lの周波数をテンポデータTDの値に対応して設定する。
そして、ステップ106に移る。
ステップ106では、第9図の音源制御のサブルーチンを
実行する。そして、第7図のルーチンにリターンする。
上記したステップ96〜102の処理によれば、第6図に例
示したように異なるテンポL10〜L40、H10〜H40を用いて
テンポ範囲を決定するので、TEMPOの特定の値に対してT
RNO1〜TRNO4には異なるテンポ範囲ナンバがセットされ
ることがありうる。例えば、TEMPOの値が第6図におい
てL30以上でL20より小の範囲にあるときは、TRNO1には
2が、TRNO2には1が、TRNO3には2が、TRNO4には1が
それぞれセットされる。
音源制御のサブルーチン(第9図) 第9図は、音源制御のサブルーチンを示すもので、ステ
ップ110では、レジスタSELのリズムナンバRNOとレジス
タTRNO1のテンポ範囲ナンバTRNOとに基づいてリズム楽
器群テーブルIGNTBLから楽器群ナンバIGNを読出してリ
ズム音源TGRの楽器群を設定する。例えば、RNO=0、TR
NO=2であれば、IGNTBLからIGN12が読出されてTGRに供
給される。従って、TGRでは、IGN12に基づいて先に例示
したようにCHNO=0、1…7のチャンネルにそれぞれト
ップシンバル、ハイハットシンバル…重いスネアドラム
が割当てられる。
次に、ステップ112では、SELのリズムナンバRNOとレジ
スタTRNO3のテンポ範囲ナンバTRNOとに基づいてコード
音色テーブルCTNTBLから音色ナンバCTNを読出してコー
ド音源TGCの音色を設定する。例えば、RNO=0、TRNO=
2であれば、CTNTBLからCTN12が読出されてTGCに供給さ
れる。従って、CTN12が例えばピアノに対応するもので
あれば、TGCの3チャンネルにピアノ音色がそれぞれ割
当てられる。
ステップ112の後は、元のルーチン(第7図又は第8
図)にリターンする。
テンポ割込みルーチン(第10図) 第10図は、テンポ割込みルーチンを示すもので、このル
ーチンは、テンポクロック発生器36からテンポクロック
信号TCLの各クロックパルスからなる割込指令が与えら
れるたびに開始されるものである。
まず、ステップ120では、フラグRUNが1か判定し、この
判定結果が否定的(N)であれば第7図のルーチンにリ
ターンする。
ステップ120の判定結果が肯定的(Y)であったときは
ステップ122に移り、レジスタSEL、TRNO2及びCLKに基づ
いてリズム発音処理を行なう。すなわち、リズムパター
ンメモリ30において、SELのリズムナンバRNO及びTRNO2
のテンポ範囲ナンバTRNOに対応したリズムパターンRPT
を指定すると共に、指定に係るリズムパターンRPTにお
いて、CLKのカウント値に対応した発音タイミングの8
チャンネル分の音源駆動データを読出してリズム音源TG
Rに供給する。このときTGRに供給された音源駆動データ
の全ビットが0であればTGRのいずれのチャンネルから
も楽器音信号が発生されないが、いずれかのビットが1
であればそれに対応するチャンネルから割当てに係る楽
器音信号が発生される。
次に、ステップ124では、レジスタSEL、TRNO4、CHORD及
びCLKに基づいてコード発音処理を行う。すなわち、コ
ードパターンメモリ32において、SELのリズムナンバRNO
と、TRNO4のテンポ範囲ナンバTRNOと、CHORDのコードタ
イプTYPEとに対応したコードパターンCPTを指定すると
共に、指定に係るコードパターンCPTにおいて、CLKカウ
ント値に対応した発音タイミングの3チャンネル分のキ
ーコードデータKCを読出し、これに必要に応じてCHORD
のコード根音ROOTに基づく変更を加えてコード音源TGC
に供給する。このとき読出されたキーコードデータのい
ずれの値も0であればTGCのいずれのチャンネルからも
楽音信号が発生されないが、いずれかのキーコードデー
タが0以外の値を示しておればそれに対応するチャンネ
ルからその値(又は必要に応じてROOTに基づき修正され
た値)に対応する音高の楽音信号が割当てに係る音色で
発生される。
この後、ステップ126に移り、CLKの値を1アップする。
そして、ステップ128に移り、CLKの値が32か判定する。
この判定結果が否定的(N)であれば第7図のルーチン
にリターンする。
ステップ128の判定結果が肯定的(Y)であればステッ
プ130に移り、CLKに0をセットする。そして、第7図の
ルーチンにリターンする。
上記した処理によれば、選択したリズム種類と設定テン
ポの属するテンポ範囲とに対応したリズムパターンに基
づき且つ設定テンポに従って自動リズム演奏が行なわれ
ると共に、選択したリズム種類と設定テンポの属するテ
ンポ範囲と指定したコードタイプとに対応したコードパ
ターンに基づき(場合によってはコード根音ROOTを加味
して)且つ設定テンポに従って自動コード演奏が行なわ
れる。
[他の実施例] 第11図は、この発明の他の実施例を説明するためのもの
で、第8図のルーチンを若干変更したものである。
この実施例では、レジスタ群28において、TRNO1〜TRNO4
とは別にテンポ範囲ナンバTRNOをストアするためのレジ
スタTRNO0を設ける一方、テーブルメモリ34において、
第12図に示すような変換テーブルCNVTBLを設ける。この
テーブルCNVTBLは、レジスタTRNO0のテンポ範囲ナンバ
を楽器群ナンバIGN、リズムパターンRPT、音色ナンバCT
N及びコードパターンCPTの各用途別に変換するためのも
のである。また、テーブルメモリ34において、テンポ値
テーブルTMPTBLには、各リズムナンバ毎に低境界値及び
高境界値を1つずつ(例えばRNO=0についてはL10及び
H10を)記憶しておき、IGN、RPT、CTN及びCPTで別々と
はしない。従って、第7図のルーチンでは、ステップ66
において、選択されたリズム種類に対応する初期値(例
えばM0)、低境界値(例えばL10)及び高境界値(例え
ばH10)をそれぞれレジスタTMPI、TMPL1及びTMPH1にセ
ットし、他のレジスタTMPL2〜TMPL4、TMPH2〜TMPH4は不
使用とする。
第11図において、ステップ96Aの判定結果が肯定的
(Y)であればステップ96B′でTRNO0に1をセットす
る。また、ステップ96A及び96Cの判定結果が共に否定的
(N)であればステップ96D′でTRNO0に2をセットす
る。さらに、ステップ96Cの判定結果が肯定的(Y)で
あればステップ96E′でTRNO0に3をセットする。
ステップ96B′、96D′又は96E′の処理が終ったときは
ステップ140に移り、変換テーブルCNVTBLからTRNO0のテ
ンポ範囲ナンバに対応する用途別の変換値を読出して対
応する用途のレジスタTRNO1〜TRNO4にセットする。
この後は、第8図のステップ104以下の処理を行なう。
この実施例によれば、第6図において、IGNはTEMPOがH
10以下の範囲でIGN11、H10より大の範囲でIGN12とな
り、RPTはTEMPOがL10より小の範囲でRPT11、L10以上の
範囲でRPT12となり、CTNはTEMPOがL10より小の範囲でCT
N11、L10以上の範囲でCTN12となり、CPTはTEMPOがH10
下の範囲でCPT11、H10より大の範囲でCPT12となる。
この実施例では、IGN、RPT、CTN、CPT等が変更されるべ
きテンポ値を2つ(例えばL10とH10)としたが、3つ以
上に多くすればさらにきめ細かな変更制御が可能とな
る。
なお、この発明において、演奏条件とはパターン、音色
に限らず、リズム音やコード音に付与する効果、コード
音のピッチ、音量等を制御してもよいものである。ま
た、この発明は、上記した実施例に限定されるものでは
なく、例えばオートベース等にも適用可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、種類の異なる複数の
演奏条件(演奏パターンや音色など)があるテンポ値を
境にして同時的に変更されることがないので、自動演奏
における音楽的不自然さを解消できる効果がある。
また、テンポ変更の境となる2つのテンポ値の間のテン
ポ範囲にテンポを設定することで、該テンポ範囲の両側
のテンポ範囲とは異なる態様で自動演奏を行なわせるこ
とができ、演奏態様が豊富になる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による自動演奏装置の構
成を示すブロック図、 第2図(A)及び(B)は、リズムパターンメモリの記
憶内容を示す図、 第3図(A)及び(B)は、コードパターンメモリの記
憶内容を示す図、 第4図は、テンポ範囲毎のコードパターン内容を例示す
る五線図、 第5図(A)乃至(C)は、テーブルメモリの記憶内容
を示す図、 第6図は、テンポ範囲の設定例を示す図、 第7図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第8図は、テンポ変更のサブルーチンを示すフローチャ
ート、 第9図は、音源制御のサブルーチンを示すフローチャー
ト、 第10図は、テンポ割込みルーチンを示すフローチャー
ト、 第11図は、他の実施例を説明するためのフローチャー
ト、 第12図は、第11図の実施例で使用される変換テーブルの
記憶内容を示す図である。 10……バス、12……鍵盤、14……操作パネル、16……リ
ズム選択スイッチ、18,20……テンポ調整スイッチ、22
……スタート/ストップスイッチ、24……中央処理装
置、26……プログラムメモリ、28……レジスタ群、30…
…リズムパターンメモリ、32……コードパターンメモ
リ、34……テーブルメモリ、36……テンポクロック発生
器、38……トーンジェネレータ、40……サウンドシステ
ム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)任意のテンポを設定するためのテン
    ポ設定手段と、 (b)このテンポ設定手段による設定テンポが少なくと
    も第1のテンポ値で区分される2つのテンポ範囲の一方
    に属するときと他方に属するときとで内容が異なる第1
    の演奏条件制御情報を発生する第1の情報発生手段と、 (c)前記テンポ設定手段による設定テンポが前記第1
    のテンポ値と異なる第2のテンポ値で区分される少なく
    とも2つのテンポ範囲の一方に属するときと他方に属す
    るときとで内容が異なる第2の演奏条件制御情報を発生
    する第2の情報発生手段と、 (d)前記テンポ設定手段による設定テンポに従って自
    動的に演奏音を発生するものであって、前記第1及び第
    2の演奏条件制御情報に基づいて異なる種類の演奏条件
    が制御される演奏音発生手段と をそなえた自動演奏装置。
  2. 【請求項2】(a)任意のテンポを設定するためのテン
    ポ設定手段と、 (b)このテンポ設定手段による設定テンポが少なくと
    も第1のテンポ値で区分される2つのテンポ範囲の一方
    に属するときと他方に属するときとで内容を異にする第
    1の演奏条件制御情報を発生する第1の情報発生手段
    と、 (c)前記テンポ設定手段による設定テンポが前記第1
    のテンポ値と異なる第2のテンポ値で区分される少なく
    とも2つのテンポ範囲の一方に属するときと他方に属す
    るときとで内容を異にする第2の演奏条件制御情報を発
    生する第2の情報発生手段と、 (d)前記第1の演奏条件制御情報に基づき且つ前記テ
    ンポ設定手段による設定テンポに従って自動的に第1種
    類の演奏音を発生する第1の演奏音発生手段と、 (e)前記第2の演奏条件制御情報に基づき且つ前記テ
    ンポ設定手段による設定テンポに従って自動的に第2種
    類の演奏音を発生する第2の演奏音発生手段と をそなえた自動演奏装置。
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