JPH0733918U - ブラジャー及びバストパッド - Google Patents

ブラジャー及びバストパッド

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JPH0733918U
JPH0733918U JP6286293U JP6286293U JPH0733918U JP H0733918 U JPH0733918 U JP H0733918U JP 6286293 U JP6286293 U JP 6286293U JP 6286293 U JP6286293 U JP 6286293U JP H0733918 U JPH0733918 U JP H0733918U
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JP
Japan
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brassiere
pad
bust
breast
cup
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JP6286293U
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章 高津
磋利 神崎
Original Assignee
株式会社ダッチェス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳ガンによる***切除者用ブラジャーにおい
て、カップ部のずれ動き防止と、柔らかな肌当たりを得
る。 【構成】 義***としてのバストパッド1挿入用のポケ
ット2を有する伸縮性生地よりなるブラジャーにおい
て、左右カップ部3,3の内方上部3a及び左右上部3
bを夫々幅広く形成すると共に、左右カップ部3,3の
夫々両側部から下方部にわたる適当巾を上下方向Xに伸
びの大きなU字状生地5を用いて形成し、該U字状生地
5の下方部及び側方部を形成する伸縮する本体生地4を
左右方向Yに伸びの大きな生地とし、かつブラジャーの
外周縁部及びカップ部3、U字状生地5、本体生地4の
夫々の接続縫着部の仕立折代6が、ブラジャーの表側に
表れるようにして縫製してなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は乳ガンにより***を切除した女性が使用する義***としてのパッド装 着用のブラジャー及びバストパッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来実公昭59−28009号公報において、乳ガンにより***を切除した女 性が使用するブラジャー、即ち義***を装着するポケットを有するブラジャーが 提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のブラジャーは手術による傷あとを完全に覆いかくすこを目的として いるため、丈や巾を大きく形成してあるのみで、カップ部周囲の生地はすべて同 じ伸縮性をもった生地を用いて形成されている。普通のブラジャーでは、カップ 部のずれは***の盛り上がりによって或る程度カバーされるが、乳ガンで***が 切除されている場合は、***の盛り上がりが無いため、***によるブラジャーの 支えが不足することになり、ブラジャーがずれ動く問題があったが、前記従来の ブラジャーは何らこれに対する配慮がなされていなかった。更に切除された*** 部分の皮膚は過敏になっているが、前記従来のものは生地の縫目の折代が内面に 突出して縫製されていた。即ち、図6は従来にブラジャーを示し、***20を覆 うブラジャーのバストカップ部21の生地は表地22と裏地23よりなり、各縫 目部A,B,C,Dは内面にテープ24を当てて縫製しており、テープ24が人 体側に来るように当てられていた。従ってこのテープ24が皮膚側に突出してい ることにより、過敏になっている皮膚を刺激する欠点があり、場合によっては皮 膚が炎症を起こすなどの問題があった。 本考案はカップ部のずれ防止を図り、また過敏となっている皮膚を刺激するこ とのないブラジャー及びバストパッドを提供し、前記従来の課題を解決しようと するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、義***としてのバストパッドの挿入用ポケットを左右カッ プ部の内面に形成した伸縮性生地よりなるブラジャーにおいて、左右カップ部の 内方上部が左右上部を夫々幅広く形成すると共に、該左右カップ部の夫々両側部 から下方部にわたる適当巾を上下方向に伸びの大きなU字状生地を用いて形成し 、該生地の下方部及び側方部を形成する伸縮する本体生地を左右方向に伸びの大 きな生地としてなるものであり、またブラジャーの外周縁部及び前記カップ部、 U字状生地、本体生地の夫々の接続縫着部の仕上折代が、ブラジャーの表側に表 れるようにして縫製してなるもので、これを課題解決のための手段とするもので ある。 また本考案は、バストパッドにおいて、義***としてのパッド体と、該パッド 体を挿入するポケットを有し、該ポケットの周囲に、乳ガンの手術により***部 周囲の余分にえぐり取った部分を覆うバスト基底部を形成してなるものであり、 更にパッド体とバスト基底部を一体に形成してなるもので、これを課題解決のた めの手段とするものである。
【0005】
【作用】
本考案のブラジャーを装着した場合、身体の動きによりカップ部の位置が正常 位置より一時的にずれても、左右カップ部の夫々両側部から下方部にわたる適当 巾を形成している上下方向に伸びの大きなU字状生地は、身体の動きにつれてそ の方向に延びるものの、身体の姿勢が元に戻ると、該U字状生地は元の状態に復 元し、ずれたカップ部は元の***部位置に戻る。これは前記U字状生地の下方部 及び側方部を形成する伸縮する本体生地に、左右方向に伸びの大きな生地を用い たことにより、本体生地の左右方向へ伸びる機能と、前記U字状生地の上下方向 へ伸びる機能が異なることによる相乗作用によって生ずる効果により得られる。 また縫着部の仕上折代がブラジャーの表側に表れているため、内面は肌当たりが よく、肌の過敏な部分にも柔らかく当たって、皮膚を刺激するような欠点を防止 できる。また左右カップ部の内方上部及び左右上部を夫々幅広く形成したことに より、***部周囲の大きなえぐり取り部を充分に覆うことができる。そしてこの 大きくえぐり取られた***部周囲は、義***としてのパッド体を挿入するポケッ トの周囲に形成されたバストパッドのバスト基底部で完全にカバーされるため、 このブラジャーを着用すると手術による不自然さは全く感じられないものとなる 。
【0006】
【実施例】
以下本考案を図面の実施例について説明すると、図1は本考案の実施例を示す ブラジャーの斜視図、図2は各縫着部の生地の配置を示す説明図、、図3及び図 4は図1のポケットに挿入する義***としてのバストパッド1を示す。また2は バストパッド1を挿入口2aより挿入するポケット、3はブラジャーのカップ部 、4は伸縮性生地よりなる本体生地である。 5,5は左右カップ部3,3の夫々両側部から下方部にわたる適当巾に設けら れた矢印Xの如く上下方向に伸びの大きなU字状生地である。また左右カップ部 3,3の内方上部3a及び左右上部3bを夫々幅広く形成すると共に、前記本体 生地4は、U字状生地5の下方部及び側方部を形成するもので、矢印Y方向の左 右方向に伸びの大きな生地が用いられている。6はブラジャーの外周縁部及びカ ップ部3、U字状生地5、本体生地4の夫々の接続縫着部の仕立折代で、該折代 6はブラジャーの表側に表れるように縫製されている。図2において7は表地、 8は裏地、9は縫目を覆うテープで、ポケット2は表地7と裏地8間に形成され る。また義***としてのバストパッド1は、図3及び図4に示す如く義***とし てのパッド体10と、該パッド体10を挿入するポケット11を有し、該ポケッ ト11の周囲に、乳ガンの手術により***部12の周囲を余分にえぐり取った部 分13を覆うバスト基底部14よりなる。なお、バストパッド1の材質は発泡ウ レタン等で成形されている。またパッド体10とバスト基底部14を一体に形成 してもよい。
【0007】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如く本考案のブラジャーによると、身体の動きによりカッ プ部の位置が正常位置より一時的にずれても、左右カップ部の夫々両側部から下 方部にわたる適当巾を形成している上下方向に伸びの大きなU字状生地は、身体 の動きにつれてその方向に延びるものの、身体の姿勢が元に戻ると、該U字状生 地は元の状態に復元し、ずれたカップ部は元の***部位置に戻る。これは前記U 字状生地の下方部及び側方部を形成する伸縮する本体生地に、左右方向に伸びの 大きな生地を用いたことにより、本体生地の左右方向へ伸びる機能と、前記U字 状生地の上下方向へ伸びる機能が異なることによる相乗作用によって生ずる効果 により得られる。また縫着部の仕上折代がブラジャーの表側に表れていて滑らか に形成されているため、内面は肌当たりがよく、肌の過敏な部分にも柔らかく当 たって、皮膚を刺激するような欠点を防止できる。また左右カップ部の内方上部 及び左右上部を夫々幅広く形成したことにより、***部周囲の大きなえぐり取り 部を充分に覆うことができる。そしてこの大きくえぐり取られた***部周囲は、 義***としてのパッド体を挿入するポケットの周囲に形成されたバストパッドの バスト基底部で完全にカバーされるため、このブラジャーを着用すると手術によ る不自然さは全く感じられないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すブラジャーの斜視図であ
る。
【図2】本考案の実施例を示すブラジャーの縫目部分の
縫着例を示す説明図である。
【図3】本考案の1実施例を示すバストパッドの斜視図
である。
【図4】図3のバストパッドの側断面図である。
【図5】***部周囲の余分にえぐり取った部分を示す説
明図である。
【図6】従来のブラジャーの縫目部分の縫着例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 バストパッド 2 ポケット 2a 挿入口 3 カップ部 4 本体生地 5 U字状生地 6 仕立折代 7 表地 8 裏地 9 縫目を覆うテープ 10 パッド体 11 ポケット 12 ***部 13 余分にえぐり取った部分

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 義***としてのバストパッドの挿入用ポ
    ケットを左右カップ部の内面に形成した伸縮性生地より
    なるブラジャーにおいて、左右カップ部の内方上部及び
    左右上部を夫々幅広く形成すると共に、該左右カップ部
    の夫々両側部から下方部にわたる適当巾を上下方向に伸
    びの大きなU字状生地を用いて形成し、該生地の下方部
    及び側方部を形成する伸縮する本体生地を左右方向に伸
    びの大きな生地としてなることを特徴とするブラジャ
    ー。
  2. 【請求項2】 ブラジャーの外周縁部及び前記カップ
    部、U字状生地、本体生地等の夫々の接続縫着部の仕上
    折代が、ブラジャーの表側に表れるようにして縫製して
    なることを特徴とする請求項1記載のブラジャー。
  3. 【請求項3】 バストパッドにおいて、義***としての
    パッド体と、該パッド体を挿入するポケットを有し、該
    ポケットの周囲に、乳ガンの手術により***部周囲の余
    分にえぐり取った部分を覆うバスト基底部を形成してな
    ることを特徴とするバストパッド。
  4. 【請求項4】 バストパッドにおいて、義***としての
    パッド体と、該パッド体の周囲に、乳ガンの手術により
    ***部周囲の余分にえぐりとった部分を覆うバスト基底
    部を一体に形成してなることを特徴とするバスパッド。
JP1993062862U 1993-11-24 1993-11-24 ブラジャー Expired - Lifetime JP2584514Y2 (ja)

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