JPH07336133A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH07336133A
JPH07336133A JP6122541A JP12254194A JPH07336133A JP H07336133 A JPH07336133 A JP H07336133A JP 6122541 A JP6122541 A JP 6122541A JP 12254194 A JP12254194 A JP 12254194A JP H07336133 A JPH07336133 A JP H07336133A
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JP
Japan
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antenna
power
microstrip
microstrip antenna
monopole
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Application number
JP6122541A
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English (en)
Inventor
Koichi Tsunekawa
光一 常川
Makoto Kijima
誠 木島
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NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビジネスコードレスホンの基地局アンテナと
して、アンテナ直下を含むサービス領域全てにほぼ均一
放射レベルとする。 【構成】 金属地板11上にリング状マイクロストリッ
プアンテナ22が形成され、その中心にモノポールアン
テナ25が立てられ、給電線43の信号は電力分配器2
6により分配比が変更可能に分配され、その一方の分配
端28はモノポールアンテナ25に給電され、他方の分
配端27は90度ハイブリッド回路29を通じ、マイク
ロストリップアンテナ22に、角度的に90度ずれた給
電点38,39に給電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばビジネスコード
レスホンの基地局アンテナに適するアンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8に従来のアンテナを示す。金属地板
11に形成された小孔12の中心から線状アンテナ素子
13が垂直に立てられ、線状アンテナ素子13の先端に
トップロードとして動作する金属板14が金属地板11
と平行に取付けられ、金属地板11の線状アンテナ素子
13と反対側において小孔12の位置で線状アンテナ素
子13及び金属地板11に整合回路15を介して給電線
16が接続されている。
【0003】このような構造であるため、放射特性は固
定となり、サービス領域の大きさに適用させる自由度が
全くない。またこのようなアンテナを例えばビルディン
グなどの屋内の天井にさかさにして取付け、ビジネスコ
ードレスホンの基地局アンテナとして用いる場合、アン
テナ真下の電界レベルが非常に低いものとなる。これ
は、アンテナがモノポール形式であるために、アンテナ
軸方向には放射しないためで、天井に付けて使用するに
はアンテナ真下のレベルが非常に低くなる。さらに放射
パターンはアンテナの長さには殆ど依存しないため、放
射パターンを変えることが出来ず、サービス領域半径な
どに対応した自由度が全くなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナでは、
放射特性は固定となり、サービス領域半径の大きさなど
に適合する自由度が全く無く、またこのアンテナを屋内
の天井に取り付けた場合、アンテナ真下のレベルが非常
に低くなる欠点があった。この発明はこのような問題点
を解決するためになされたもので、設置場所に対応して
任意に放射特性を変化させ、例えば携帯電話に対してサ
ービス領域内でほぼ均一な放射レベルを実現する高性能
なアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、トッ
プロード形モノポールアンテナと、円偏波リング状マイ
クロストリップアンテナとを近接し、かつモノポールア
ンテナが、マイクロストリップアンテナのなす面とほぼ
垂直に配置され、これら両アンテナに電力分配器を通じ
て分配給電される。
【0006】マイクロストリップアンテナは90度ハイ
ブリッド回路により、中心に対し角度時に90度離れた
2点給電により、又はマイクロストリップ導体に円偏波
発生用切り欠きが設けられ、1点給電によりTM11モ
ード円偏波放射とされる。モノポールアンテナはマイク
ロストリップアンテナのリング内に位置し、線状アンテ
ナ素子とその先端に取付けられ、マイクロストリップア
ンテナのなす面とほぼ平行な金属板とよりなる。
【0007】空間ダイバーシティ用にモノポールアンテ
ナが2本設けられ、これらに対し、2つの電力分配器の
各一方の分配端からそれぞれ給電され、マイクロストリ
ップアンテナに対する2点給電の90度ハイブリッド回
路のマイクロストリップアンテナと反対側の二つの二力
端が2つの電力分配器の各他方の分配端に接続される。
【0008】マイクロストリップアンテナと、モノポー
ルアンテナと、電力分配器とがそれぞれ2つ以上設けら
れ、マイクロストリップアンテナと、モノポールアンテ
ナと電力分配器との各1つが組とされ、又はマイクロス
トリップアンテナの1個と、モノポールアンテナ及び電
力分配器の各2個とが組とされてそれぞれ互いに接続さ
れ、かつこれら組は互いに放射特性又は偏波特性が異な
らされている。
【0009】更にマイクロストリップアンテナと同軸心
をなす無給電リング状素子が設けられる。
【0010】
【作用】マイクロストリップアンテナの放射特性と、モ
ノポールアンテナの放射特性とが合成された放射特性に
なり、モノポールアンテナの延長方向においても比較的
大きな電界レベルが得られ、電力分配器による両アンテ
ナへの電力分配比を変えることによりサービス領域の大
きさが変る。
【0011】
【実施例】図1に請求項2の発明の実施例を示す。金属
地板11と近接対向して円形リング状のストリップ導体
21が設けられてリング状マイクロストリップアンテナ
22が構成される。ストリップ導体21は適当な間隔で
設けられた誘電体スペーサ23により金属地板11に固
定されている。マイクロストリップアンテナ22の周長
はその電気的長さで使用波長とほぼ等しくされ、ストリ
ップ導体21の幅は例えば0.03波長程度とされ、幅
を広くすると使用帯域幅が広くなる。なお金属地板11
は誘電体板24の一面に貼り付けられている。
【0012】リング状マイクロストリップアンテナ22
のほぼ中心線上にこれとほぼ平行して線状アンテナ素子
13が立てられ、線状アンテナ素子13の先端にトップ
ロードとなる円形金属板14が取付けられてトップロー
ド形モノポールアンテナ25が構成されている。金属板
14は金属地板11とほぼ平行し、ほぼ中心で線状アン
テナ素子13に固定されている。モノポールアンテナ2
5はその電気長が使用波長のほぼ4分の1とされる。
【0013】電力分配器26の一方の分配端27からマ
イクロストリップアンテナ22がTM11モードで円偏
波放射するように給電され、電力分配器26の他方の分
配端28からモノポールアンテナ25が基本モードで直
線偏波放射するように給電される。この実施例では90
度ハイブリッド回路29が設けられ、ハイブリッド回路
29の一方の入力端に分配点27が接続され、他方の入
力端に給電線の特性インピーダンスと等しい抵抗値、こ
の例では50Ωのダミーロード31が接続され、ハイブ
リッド回路29の一対の出力端にそれぞれ給電線32,
33の各一端が接続され、給電線32,33の各他端は
誘電体板24の金属地板11と反対の面に形成された金
属板よりなる整合回路34,35の一端に中心導体が、
外導体が金属地板11にそれぞれ接続され、整合回路3
4,35の各他端は金属地板11及び誘電体板24に形
成された小孔を通じて金属地板11上に立てられた導線
36,37を通じて、ストリップ導体21のその中心に
対し角度的に90度離れた給電点38,39にそれぞれ
接続される。給電線32,33の信号は90°ハイプリ
ッド回路29により電気的に位相が90度互いにずらさ
れる。
【0014】電力分配器26の分配端28に給電線41
の一端が接続され、給電線41の他端は誘電体板24の
金属地板11と反対側に形成された金属板よりなる整合
回路42の一端に中心導体が、外導体が金属地板11に
それぞれ接続される。整合回路42の他端に、金属地板
11、誘電体板24にそれぞれ形成した小孔を通じて線
状アンテナ素子13の給電端が接続される。給電線42
の信号が電力分配器26で分配端27,28に分配され
る。その分配比が可変とされている。
【0015】このような構造となっているので、設置場
所に対応して任意に放射特性を変化させ、例えば携帯電
話に対してサービス領域の各部で均一の放射レベルを実
現することが出来る。この理由を以下に説明する。各ア
ンテナを天井に付けて下側に放射させた場合の垂直面内
の放射パターンを図2に示し、(a)はモノポールアン
テナ25のみの場合、(b)はマイクロストリップアン
テナ22のみの場合、(c)は両者を複合し、電力分配
比を変えた場合である。(a)に示すように、モノポー
ルアンテナ25は真下への放射は無く、横方向に強い放
射をする。これは図8に示した従来のアンテナと同一で
ある。一方、マイクロストリップアンテナ22はTM1
1モードで動作すると(b)に示すように真下方向に強
い放射をし、横方向には放射しない。従って、これらの
アンテナを基地局アンテナに使用した場合、モノポール
アンテナ25はサービス領域の境界近くで強い電界にな
り、中心付近は弱く、一方、マイクロストリップアンテ
ナ22はその反対である。そこで、図1に示したように
マイクロストリップアンテナをリング22とモノポール
アンテナ25とを組み合せることによって、(c)に示
すように両者のパターンが複合される。さらに、両者の
電力分配比を変えることによってサービス領域内の放射
レベルを調整出来る。
【0016】さらに偏波まで考慮した時のサービス領域
内の照射の様子を図2(d)に示す。一般に携帯電話は
通話状態が最も重要であるとともに、アンテナ特性も人
体によって最も劣化する。従って、通話状態を考えた場
合、図2(d)に示すように携帯電話45は傾いた状態
となる。この発明のアンテナ装置46の真下は下方向に
電波を飛ばすためには水平偏波でなくてはならない。垂
直偏波ではポインチィングベクトルが放射方向に一致せ
ず、真下に放射させることができない。一方、携帯電話
45は傾いているので、水平偏波に対して感度を有する
が、水平面内でのアンテナの向きは一定ではない。従っ
て、水平偏波で真下に放射しても携帯電話45に対する
感度は確保されるものの、偏波の向きとの関係により感
度に変化が生じる。そこで、アンテナ真下方向へは円偏
波47で放射することが、アンテナの向きによる感度の
変化が無く良好な放射特性となる。一方、基地局から離
れると、逆に垂直偏波が放射されやすくなる。また、携
帯電話も基地局から離れるにつれて、垂直偏波に感度を
もつようになる。すなわち、基地局から離れているエリ
アの端では垂直偏波48が適当である。
【0017】以上のことから、アンテナ装置46の真下
付近を照射するマイクロストリップアンテナ22は円偏
波特性を、アンテナ装置46から離れたサービス領域境
界近くを照射するモノポールアンテナ25は直線偏波特
性をもつことが望ましく、そのようなアンテナ給電系に
設計されてある。その結果が図1の給電回路であり、マ
イクロストリップアンテナ22は角度的に90度離れた
点で2点給電し、ハイブリッド回路29により90度位
相をずらして給電することにより、円偏波を発生させ、
モノポールアンテナ25と電力分配器26で合成してい
る。
【0018】図3は実際のサービス領域設計にこのアン
テナ装置46を用いた場合の例である。(a)は天井の
高さHが5m、サービス領域の半径Lが10mの場合、
(b)は同一の天井の高さでサービス領域の半径Lが5
0mの場合である。このサービス領域内で均一な電界を
得るために必要なパターンが所望パターンである。
(a)では、この所望パターンに対して、マイクロスト
リップアンテナ22とモノポールアンテナ25とに1:
2の電力比で給電した場合のパターンが太線で示してあ
る。このように約2dB以内の差で所望パターンが実現
出来る。一方(b)では、マイクロストリップアンテナ
とモノポールアンテナ25との電力比を1:6にするこ
とによって、領域境界近くで10dBレベルが高いもの
の、中心部分はほぼ所望のパターンとなる。また10d
Bの差は十分、システムの許容範囲となる。
【0019】従って以上の理由により、設置場所に対応
して任意に放射特性を変化させ、携帯電話に対してサー
ビス領域均一の放射レベルを実現することが出来る。マ
イクロストリップアンテナ22とモノポールアンテナ2
5との相対的高さは何れが高くても、同一でもよい。ま
たモノポールアンテナ25はマイクロストリップアンテ
ナ22の外側に設けてもよい。占有空間を小とする点か
らはマイクロストリップアンテナ22の内側の方がよ
い。
【0020】図4に請求項3の発明の実施例を示し、図
1と対応する部分に同一符号を付けてある。この実施例
はダイバーシチアンテナとした場合で、図1に対し、リ
ング状マイクロストリップアンテナ22内に2本のモノ
ポールアンテナ25と51とが設けられ、モノポールア
ンテナ25,51の各線状アンテナ素子13と52の間
隔は0.1波長程度あればよい。トップロードとしての
金属板14と53は共に半円形状をしており、両者でほ
ぼ1つの円形を構成するように配列されている。電力分
配器54が更に設けられ、電力分配器54は給電線55
の信号を分配端56,57に分配し、その分配比を可変
できるようにされている。その分配端56はハイブリッ
ド回路29の図1でダミーロード31が接続されている
端子に接続され、ダミーロード31は省略される。分配
端57は給電線58を通し、更に整合回路59を通じて
モノポールアンテナ51の給電点に接続される。
【0021】この構成によればモノポールアンテナ2
5,51の垂直偏波の放射特性と、マイクロストリップ
アンテナ22の右、左旋偏波の放射特性とが合成された
ものとなり、アンテナ装置46の真下では右、左旋偏波
によるダイバーシチと、アンテナ装置46から遠く離れ
た所ではモノポールアンテナ25,51によるスペース
ダイバーシチとなる。このように構成することにより図
1に示したものと同一大きさで、同様の効果があり、し
かもダイバーシチとすることができる。
【0022】図5に請求項6の発明を図1に示したアン
テナ装置に適用した例を示す。この実施例ではリング状
マイクロストリップアンテナ22と接近し、これと同軸
心的に無給電リング状素子61が設けられる。この例で
はマイクロストリップアンテナ22の金属地板11と反
対側において、マイクロストリップアンテナ22と近接
対向し、径がマイクロストリップアンテナ22より少し
小さいストリップ導体よりなる無給電リング状素子61
が、マイクロストリップアンテナ22と同軸心的に設け
られ、給電体スペーサ62によりマイクロストリップア
ンテナ22に固定される。
【0023】無給電リング状素子61のリング状マイク
ロストリップアンテナ22に対する高さ、半径は所望の
帯域特性となるように選定され、マイクロストリップア
ンテナ22より大であってもよい。この無給電リング状
素子61の付加により、マイクロストリップアンテナ2
2の動作帯域が広くなる。図4に示したダイバーシチ構
成にも同様に無給電リング状素子61を設けてもよい。
【0024】図6に請求項5の発明の実施例を示す。こ
の実施例ではリング状マイクロストリップアンテナ22
と同軸心的に、その外側にリング状マイクロストリップ
アンテナ64が設けられ、リング状マイクロストリップ
アンテナ22内にモノポールアンテナ25,51と、モ
ノポールアンテナ65,66とが、それぞれマイクロス
トリップアンテナ22の中心に対して角度的に180度
間隔をなし、かつモノポールアンテナ25と65とが角
度的に90度間隔とされて設けられる。
【0025】図に示していないがマイクロストリップア
ンテナ22とモノポールアンテナ25,51とは図4に
示したように、2つの電力分配器と1つの90度ハイブ
リッド回路とにより、マイクロストリップアンテナ22
には右、左旋偏波ダイバーシチを、モノポールアンテナ
25,51にはスペースダイバーシチをなすように2本
の給電線により給電される。同様に図に示していないが
マイクロストリップアンテナ64と、モノポールアンテ
ナ65,66とは2つの電力分配器と1つの90度ハイ
ブリッド回路とにより、左、右旋偏波ダイバーシチ給電
と、スペースダイバーシチ給電がなされる。ただし、マ
イクロストリップアンテナ22とモノポールアンテナ2
5,51の組と、マイクロストリップアンテナ64とモ
ノポールアンテナ65,66との組とは動作周波数が異
ならされ、後者の方が前者より低い動作周波数とされて
いる。なお図ではモノポールアンテナ25,51,6
5,66はすべて同一高さとしているが、整合回路を含
めた共振回路により、それぞれの動作周波数で共振する
ようにされている。
【0026】図7に請求項4の発明の実施例を示す。こ
の実施例においてはマイクロストリップアンテナ22の
ストリップ導体21のその中心に対して反対の位置に円
偏波発生用切り込み67,68が形成され、電力分配器
26の分配端27から給電線69によりストリップ導体
21にその中心導体が直接接続され、外導体が金属地板
11に接続されて直接1点給電される。またこの例では
モノポールアンテナ25の金属板14の直径とマイクロ
ストリップアンテナ22の直径とがほぼ等しくされた場
合である。この金属板14とストリップ導体21との間
隔に0.05波長以上、好ましくは0.1波長以上あればよ
い。この構成により、トップロードの金属板14の大き
さに影響されることなく、マイクロストリップアンテナ
22の直径を小さくすることができる。
【0027】このように切り込み67,68と1点給電
による円偏波の発生は図4、図5、図6の各実施例も適
用できる。また上述において90度ハイブリッド回路2
9としては、二つの出力間に90度の位相差を付ければ
よいから、90度移相回路と単なるハイブリッド回路と
の組合せでもよい。また上述では送信アンテナとして説
明したが受信アンテナとしても使用可能であることは明
白である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、モ
ノポールアンテナとマイクロストリップアンテナとを組
合せることにより、アンテナ装置直下の放射電界レベル
を小さくすることなく、サービス領域の各部の電界レベ
ルをほぼ均一とすることが可能である。また両アンテナ
に対する信号電力の分配比を調整することによりサービ
ス領域の大きさに適用させることができる。
【0029】更に大きさを大とすることなくダイバーシ
チアンテナとすることもでき、また多周波アンテナとし
たり、動作帯域を広げることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは請求項2の発明の実施例を示す斜視図、B
はその垂直断面図である。
【図2】aはモノポールアンテナ25の放射特性図、b
はマイクロストリップアンテナ22の放射特性図、cは
両アンテナの合成放射特性図、dはモノポールアンテナ
及びマイクロストリップアンテナの効果的放射領域を示
す図である。
【図3】アンテナからの距離と相対レベルとの関係を示
す図。
【図4】請求項3の発明の実施例を示す斜視図。
【図5】Aは請求項6の発明の実施例を示す斜視図、B
はその垂直断面図である。
【図6】Aは請求項5の発明の実施例を示す平面図、B
はその垂直断面図である。
【図7】Aは請求項4の発明の実施例を示す斜視図、B
はその垂直断面図である。
【図8】従来のアンテナ装置を示す斜視図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状マイクロストリップアンテナ
    と、 そのマイクロストリップアンテナのなす面とほぼ垂直
    に、かつこのアンテナと接近して設けられたトップロー
    ド形モノポールアンテナと、 一方の分配端が上記マイクロストリップアンテナに、こ
    れがTM11モードで動作し円偏波放射をするように給
    電接続され、他方の分配端が上記モノポールアンテナ
    に、これが基本モードで動作し、直線偏波放射するよう
    に給電接続された電力分配器と、 を具備するアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 上記モノポールアンテナは上記マイクロ
    ストリップアンテナのリング内に位置し、線状アンテナ
    素子と、その先端に取付けられ、上記マイクロストリッ
    プアンテナのなす面とほぼ平行な金属板とよりなり、 上記マイクロストリップアンテナは、その中心に対し、
    角度的にほぼ90度離れた2点で、そのマイクロストリ
    ップアンテナの金属地板から立ち上る給電線により給電
    され、 これら両給電線が90度ハイブリッド回路を介して上記
    電力分配器の一方の分配端に接続され、 上記線状アンテナ素子は上記金属地板から給電されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 上記モノポールアンテナが2本設けら
    れ、上記電力分配器が2個設けられ、上記90度ハイブ
    リッド回路の上記マイクロストリップアンテナとの給電
    側と反対側の二つの端子は上記二つの電力分配器の各一
    方の分配端に接続され、これら二つの電力分配器の各他
    方の分配端はそれぞれ上記2本のモノポールアンテナの
    給電端に接続されていることを特徴とする請求項2記載
    のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 上記モノポールアンテナは上記マイクロ
    ストリップアンテナのリング内に位置し、線状アンテナ
    素子とその先端に取付けられ、上記マイクロストリップ
    アンテナのなす面とほぼ平行な金属板とよりなり、上記
    マイクロストリップアンテナにはそのストリップ導体に
    円偏波発生用の切り込みが形成され、1点給電とされて
    いることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 上記リング状マイクロストリップアンテ
    ナ、上記トップロード形モノポールアンテナ及び上記電
    力分配器がそれぞれ2つ以上設けられ、 各1個のマイクロストリップアンテナとモノポールアン
    テナと電力分配器とが組とされ、又は1個のマイクロス
    トリップアンテナと各2個のモノポールアンテナ及び電
    力分配器とが組とされて互いに接続されて、各組ごとに
    動作周波数が異ならされていることを特徴とする請求項
    1乃至4の何れかに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 上記マイクロストリップアンテナとほぼ
    同軸心的に設けられた無給電リング状素子が設けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    アンテナ装置。
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