JPH07335306A - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

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JPH07335306A
JPH07335306A JP12496194A JP12496194A JPH07335306A JP H07335306 A JPH07335306 A JP H07335306A JP 12496194 A JP12496194 A JP 12496194A JP 12496194 A JP12496194 A JP 12496194A JP H07335306 A JPH07335306 A JP H07335306A
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JP
Japan
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plug
shutter
connector
jack
contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP12496194A
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English (en)
Inventor
Akihiro Shimozu
昭浩 下津
Fujio Tokitsune
不二夫 常恒
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Hirose Electric Co Ltd
Sony Corp
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd, Sony Corp filed Critical Hirose Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 多極コネクタは、コネクタ本体部に嵌合方向
に突設させて光フェルールや電気接触子等の複数のコン
タクトを備えており、これらコンタクトを互いに仕切る
仕切壁を有したコネクタシェルで嵌合部を覆い、コネク
タシェルの嵌合面側にシャッターを設けている。 【効果】 相手コネクタとの嵌合、離脱に際して生ずる
摩耗粉が、隣接する光フェルールの端面に付着して、光
伝達効率の低下や、光フェルールの端面に傷をつけてし
まうような可能性をなくすることができる。隣接電気接
触子との間に仕切壁が存在するので、電気的絶縁のため
の空間距離を大きくとる必要がなく、また、隣接電気接
触子の間の絶縁沿面距離を大きくとれるので、隣接する
電気接触子の間隔をより小さくすることもでき、コネク
タ全体の外形寸法を減少させることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタ、電気コネ
クタ、光電気複合コネクタ等の多極コネクタに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光コネクタ、電気コネクタ、光電気複合
コネクタ等のコネクタとして、1つのハウジング内に、
2つ以上の電気接触子や光フェルールを配設した、いわ
ゆる、多極コネクタがある。このような多極コネクタで
ある従来の光電気複合コネクタの従来の構造例を、添付
図面の図5および図6に部分的に略示している。図5に
略示した光電気複合コネクタでは、ハウジング10内に
複数の電気接触子11と光フェルール12とが混在して
配設されている。この従来構造例では、電気接触子11
も光フェルール12も、互いに対して剥き出しのままと
なっている。
【0003】また、図6に略示した光電気複合コネクタ
においても、ハウジング10A内に複数の電気接触子1
1と光フェルール12とが混在して配設されているので
あるが、この従来構造例では、電気接触子11には、円
周保護筒13が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5の従来構造の光電
気複合コネクタにおいては、ハウジング10の同一の内
部空間内に多数の電気接触子11と光フェルール12と
が混在しているために、次のような問題があった。この
光電気複合コネクタを相手コネクタに対して嵌合させた
り、相手コネクタから離脱させたりすることを繰り返す
とき、ハウジング同士の摺動摩擦や電気接触子同士の摺
動接触やそこに使用されている偏移バネ等の摺動等によ
って、樹脂粉や金属粉等の摩耗粉が発生し、これら摩耗
粉が同一空間内にある光フェルールや電気接触子に付着
してしまう。特に、このような摩耗粉が光フェルールの
端面等に付着する場合には、光伝達効率を著し低下させ
てしまったり、光フェルールの端面に傷をつけてしまう
可能性が高くなってしまう。
【0005】図6の従来構造の光電気複合コネクタにお
いては、電気接触子の周りは、円周保護筒13によって
包囲されているが、円周保護筒の先端は、光フェルール
12が混在する同一空間内へと開口しているので、その
開口を通して前述したような摩耗粉が空間内へと飛散し
て、光フェルール12の端面に付着してしまい、前述し
たのと同様の問題を生じてしまう。
【0006】さらにまた、電気接触子が電源用端子とし
て結線されるような場合においては、同一空間内に配置
された他の電気接触子との間の空間距離を大きくとらね
ばならず、コネクタ全体の外形寸法が増大してしまった
り、外形寸法をできるだけ抑えようとする場合には、そ
のハウジングの同一空間内における各電気接触子の配置
を工夫しなければならない。
【0007】光フェルールのみを複数配設した多極の光
コネクタにおいても、各光フェルールがハウジング内の
同一空間内に配置された構造では、この光コネクタを相
手コネクタに対して嵌合させたり、相手コネクタから離
脱させたりすることを繰り返すとき、ハウジング同士の
摺動摩擦やそこに使用されている偏移バネ等の摺動等に
よって、樹脂粉や金属粉等の摩耗粉が発生して、これら
摩耗粉が同一空間内にある光フェルールに付着してしま
い、前述したのと同様の問題を生じてしまう。
【0008】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうる構造の多極コネクタを提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による多極コネク
タは、光フェルールや電気接触子等の複数のコンタクト
を嵌合方向へ突設させたコネクタ本体部と、該コネクタ
本体部の嵌合側に配置されて前記突設された複数のコン
タクトを、少なくとも2つのグループに分けて仕切る仕
切壁を有したコネクタシェルとを備えており、該コネク
タシェルの嵌合側には、相手コネクタとの非嵌合時に
は、前記仕切壁によって仕切られ各グループのコンタク
トを配置した各空間の嵌合側を閉じるが、相手コネクタ
との嵌合時には、各グループのコンタクトと相手コネク
タの対応するコンタクトとの接触を許すように各空間の
嵌合側を開放させうるシャッターが設けられていること
を特徴とする。
【0010】本発明の好ましい実施例によれば、前記シ
ャッターは、セルフ回転シャッターとされる。前記仕切
壁は、複数のコンタクトの数本ずつをまとめて仕切るよ
うな形状とされたり、1本1本を仕切る形状とされる。
さらにまた、本発明の多極コネクタは、複数のコンタク
トのあるものを、光フェルールとし、他のコンタクト
を、電気接触子とすることにより光電気複合コネクタと
されてもよいし、複数のコンタクトのすべてを電気接触
子として、多極電気コネクタとしてもよいし、複数のコ
ンタクトのすべてを光フェルールとして、多極光コネク
タとしてもよい。
【0011】
【実施例】次に、添付図面の図1から図4を参照して、
本発明の実施例について本発明をより詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例としての光電気
複合コネクタのプラグおよびジャックの嵌合部を非嵌合
状態にて相対峙させて示す部分破断斜視図である。この
図1に示すように、この実施例の光電気複合コネクタの
プラグ100は、雄型電気接触子や光フェルールである
プラグコンタクト1を嵌合方向へ突設させたプラグ本体
部120と、このプラグ本体部120の嵌合側に配置さ
れてプラグコンタクト1の貫通を許すプラグコンタクト
穴131を有したプラグ内部シェル130と、この内部
シェル130の嵌合側に配置されプラグコンタクト1の
貫通を許すプラグシャッター穴141を有したシャッタ
ー140とを備えている。
【0013】ジャック200は、ジャック本体部220
と、雌型電気接触子や光フェルールであるジャックコン
タクト2を配設したジャックコンクト穴221を有した
ジャック内部ブロック223と、このジャック内部ブロ
ック223の嵌合側に配置されプラグコンタクト1の貫
通を許すジャックシャッター穴(図に現れていない)を
有したジャックシャッター230とを備えている。
【0014】プラグ100には、プラグ本体部120、
プラグ内部シェル130およびプラグシャッター140
を包囲する全体として円筒状のプラグ外装110が備え
られている。このプラグ外装110は、プラグ本体部1
20の基部を包囲する後端部111と、この後端部11
1から嵌合側へと延びてプラグ内部シェル130および
プラグシャッター140を包囲する前端部112とを有
している。プラグ外装110の前端部112の先端の外
周には、プラグガイド溝113が形成されており、プラ
グ外装110の前端部112の先端の内周には、プラグ
ガイド114が設けられている。
【0015】プラグシャッター140は、プラグ内部シ
ェル130の外径を若干小さくされた前部133の周り
に回転しうるようなものとされており、プラグシャッタ
ー140とプラグ内部シェル130との間には、コイル
状のもどしバネ160が設けられている。このもどしバ
ネ160の一端は、プラグ内部シェル130の周囲に形
成された止め溝132にて固定され、他端は、プラグシ
ャッター140の周囲に形成された止め溝143にて固
定されている。このもどしバネ160は、プラグ100
とジャック200とが嵌合していないときには、プラグ
コンタクト穴131とプラグシャッター穴141とが互
いにずれた位置にあってプラグコンタクト穴131がプ
ラグシャッター140によって閉じられるように、プラ
グシャッター140をプラグ内部シェル130に対して
回動偏移させるように作用する。図1は、このような回
動偏移状態を示している。
【0016】さらに、プラグシャッター140の先端の
周囲には、シャッターガイド溝142が形成されてい
る。このように組み合わされたプラグ内部シェル130
およびプラグシャッター140とプラグ本体部120と
の間には、プラグ100とジャック200とが嵌合して
いないときに、プラグコンタクト1の先端がプラグシャ
ッター穴141より引き込んだ位置にくるように、プラ
グ本体部120に対してプラグ内部シェル130および
プラグシャッター140を相対的に偏移させるコイルス
プリング150が設けられている。
【0017】ジャック200には、ジャック本体部22
0、ジャック内部ブロック223およびジャックシャッ
ター230を包囲する全体として円筒状のジャック外装
210が備えられている。このジャック外装210は、
ジャック本体部220を包囲する後端部211と、この
後端部211から嵌合側へと延びてジャック内部ブロッ
ク223およびジャックシャッター230を包囲する前
端部212とを有している。ジャック外装210の前端
部212の先端の内周には、ジャックガイド(図には現
れていない)が形成されている。
【0018】ジャックシャッター230は、ジャック本
体部220およびジャック内部ブロック223の周りに
回転しうるようなものとされており、ジャックシャッタ
ー230とジャック内部ブロック223との間には、コ
イル状のもどしバネ240が設けられている。このもど
しバネ240の一端は、ジャック本体部220の周囲に
形成された止め溝222にて固定され、他端は、ジャッ
クシャッター230の周囲に形成された止め溝234に
て固定されている。このもどしバネ240は、プラグ1
00とジャック200とが嵌合していないときには、ジ
ャックコンタクト穴221とジャックシャッター穴とが
互いにずれた位置にあってジャックコンタクト穴221
がジャックシャッター230によって閉じられるよう
に、ジャックシャッター230をジャック本体部220
およびジャック内部ブロック223に対して回動偏移さ
せるように作用する。
【0019】ジャックシャッター230の先端の周囲2
個所には、シャッターガイド232が形成されている。
また、図1によく示されるように、シャッターガイド2
30の外周には、ガイド溝テーパ部233Aを先端近く
に有するシャッターガイド溝233が形成されている。
【0020】次に、本発明によるプラグ100のプラグ
本体部120およびプラグ内部シェル130の詳細構造
について、図2、図3および図4を参照して説明する。
先ず、プラグ本体部120の詳細構造について説明す
る。図2は、このプラグ本体部120の詳細構造を示す
斜視図である。図2によく示されるように、このプラグ
本体部120は、例えば、プラスチック材料等の電気絶
縁性の材料にて、全体として円筒状に一体成形されてな
るものでよく、光フェルール1Aを配設するための光フ
ェルール配設穴121Aおよび雄型電気接触子1Bを配
設するための接触子配設穴121Bが設けられている。
プラグ本体部120の中心部には、後述するような詳細
構造を有するプラグ内部シェル130の中央円筒部13
4と入れ子状となる中央開口122が形成されている。
また、プラグ本体部120には、中央開口122の中心
から放射状に外周に向かって且つ各光フェルール1Aお
よび雄型電気接触子1Bの間を通るようにして延長する
周辺溝123が形成されている。
【0021】図3は、プラグ内部シェル130の詳細構
造を示す斜視図である。このプラグ内部シェル130
も、プラグ本体部120と同様に、例えば、プラスチッ
ク材料等の電気絶縁性の材料にて、全体として円筒状に
一体成形されてなるものでよい。このプラグ内部シェル
130が、前面にプラグコンタクト穴131を有した前
部133および止め溝132を有することは前述したと
おりである。本発明によれば、さらに、このプラグ内部
シェル130は、後部に外周円筒部135と、中央円筒
部134と、これら外周円筒部135と中央円筒部13
4との間を連結して放射状に延びる仕切壁136とを備
えている。これら中央円筒部134、外周円筒部135
および仕切壁136は、この実施例では、6つの仕切空
間137を作り出しており、各仕切空間137は、前部
133の前面に設けられたプラグコンタクト穴131の
各々1つに連通するように配分されている。
【0022】図4は、図2のプラグ本体部120に対し
て、図3のプラグ内部シェル130を組み付けた状態を
示す部分破断斜視図である。この図4によく示されるよ
うに、プラグ内部シェル130の中央円筒部134は、
プラグ本体部120の中央開口122に入れ子状とさ
れ、各仕切壁136は、各対応する周辺溝123に入れ
子状とされている。この状態においては、プラグ本体部
120に配設された光フェルール1Aおよび雄型電気接
触子1Bは、各対応する仕切空間137内に配置されて
おり、互いに隔絶されており、また、各対応するプラグ
コンタクト穴131を除いては、外部からも隔絶されう
るようになっている。すなわち、前述したように、プラ
グシャッター140によって、プラグコンタクト穴13
1が閉じられている場合には、各光フェルール1Aおよ
び雄型電気接触子1Bは、互いに対しても、外部からも
完全に隔絶された空間内に配置されていることになる。
【0023】次に、前述したような構成を有するプラグ
100とジャック200とを互いに嵌合させるときの動
作について説明する。先ず、ジャック200のジャック
ガイド213がプラグ100のプラグガイド溝113に
挿入されるようにする。このとき、プラグガイド114
がシャッターガイド溝233の先端に挿入される。そし
て、シャッターガイド232がシャッターガイド溝14
2に挿入される。
【0024】この状態で、プラグ100をジャック20
0に対してさらに押し込むと、プラグガイド114がシ
ャッターガイド溝233のテーパ部233Aに当たるこ
とにより、ジャックシャッター230がもどしバネ24
0の偏移力に抗して矢印A方向に回動すると同時に、シ
ャッターガイド232がシャッターガイド溝142に係
合しているので、プラグシャッター140も連動して、
もどしバネ160の偏移力に抗して矢印B方向に回動さ
せられる。このとき、プラグシャッター140、もどし
バネ160およびプラグ内部シェル130は、一体とな
って、コイルスプリング150の軸方向嵌合側への偏移
力に抗して、矢印C方向へ移動させられる。この場合に
おいて、プラグ内部シェル130の中央円筒部134お
よび各仕切壁136は、それぞれプラグ本体部120の
中央開口122および周辺溝123に対して入れ子関係
にて押し込まれていくことになる。
【0025】プラグガイド114がシャッターガイド溝
233のテーパ部233Aを押しきり、ストレート部に
位置した時、ジャック内部ブロック223のジャック端
子穴221とジャックシャッター230のジャックシャ
ッター穴とが一致するようになる。これと同時に、プラ
グ内部シェル130のプラグコンタクト穴131とプラ
グシャッター140のプラグシャッター穴141とが一
致するようになる。この状態で、プラグコンタクト1と
ジャックコンタクト2とが互いに結合可能な位置となっ
ている。
【0026】このような状態からさらに、ジャック20
0に対してプラグ100を挿入し続けると、プラグ内部
シェル130およびプラグシャッター140がコイルス
プリング150の偏移力に抗して後退させられることに
より、プラグコンタクト1の先端がプラグシャッター1
40の各対応するプラグシャッター穴141から前方へ
と突き出されて、ジャックシャッター230の各対応す
るジャックシャッター穴を通して、ジャック内部ブロッ
ク223の各対応するジャックコンタクト2と接触また
は結合させられるようになる。
【0027】次に、このようなプラグ100とジャック
200との嵌合状態から、プラグ100を抜去する場合
の動作について説明する。この抜去動作は、前述した嵌
合動作とは全く逆の動作となり、プラグ100をジャッ
ク200から抜いていくにつれて、コイルスプリング1
50の偏移力により、プラグ内部ブロック130および
プラグシャッター140は、矢印D方向へと戻されてい
き、プラグコンタクト1がジャックコンタクト2から離
れジャックシャッター穴から抜け、さらに、プラグシャ
ッター穴141を抜けた後、プラグガイド114がシャ
ッターガイド溝233のテーパ部233Aを押し抜ける
ことにより、ジャックシャッター230およびプラグシ
ャッター140が元の位置へと回動させられ、各々もど
しバネ240およびもどしバネ160の偏移力によりそ
の状態に保たれる。この非嵌合状態では、プラグコンタ
クト穴131およびジャックコンタクト穴221は、プ
ラグシャッター140およびジャックシャッター230
のそれぞれによって完全に閉じられている。
【0028】前述した実施例では、回動するシャッター
を用いているが、本発明は、このような回動シャッター
に限定されるものではない。例えば、並進的にスライド
するようなシャッターを用いることもできるし、その他
の形式のセルフシャッターを用いることもできる。
【0029】また、前述した実施例では、プラグ本体部
120に配設したコンタクトは、光フェルール1Aの2
本と、雄型電気接触子1Bの4本とであったが、本発明
は、これらのコンタクトの数に限定されるものでなく、
プラグ本体部120に配設するコンタクトの総数は、6
本より少なくても、また、6本より多くてもよい。さら
にまた、コンタクト1の1本1本を仕切壁136で隔絶
するようにしたのであるが、本発明は、これに限らず、
コンタクト1の2本ずつ等任意数にグループ分けして、
このグループ毎に仕切壁にて隔絶するようにしてもよ
い。この場合において、2本の光フェルール1Aを1つ
のグループとし、4本の雄型電気接触子1Bを1つのグ
ループとして、これらグループを互いに隔絶するように
することもよい。
【0030】さらにまた、前述の実施例は、本発明を光
電気複合コネクタに適用した場合であったが、本発明
は、これに限らず、すべてのコンタクトを電気接触子と
して多極電気コネクタとする場合にも、または、すべて
のコンタクトを光フェルールとして多極光コネクタとす
る場合にも、同様に適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明の光電気複合コネクタにおいて
は、光フェルールおよび電気接触子とが互いに仕切壁に
よって隔絶されているので、相手コネクタに対して嵌合
させたり、相手コネクタから離脱させたりすることを繰
り返すときに、ハウジング同士の摺動摩擦や電気接触子
同士の摺動接触やそこに使用されている偏移バネ等の摺
動等によって、樹脂粉や金属粉等の摩耗粉が発生して
も、それら摩耗粉が他の隔絶空間にある光フェルールの
端面等に付着してしまうようなことはない。したがっ
て、このような摩耗粉が光フェルールの端面等に付着す
ることによる、光伝達効率の低下や、光フェルールの端
面に傷をつけてしまうような可能性をなくすることがで
きる。
【0032】さらにまた、本発明の多極電気コネクタに
おいては、各電気接触子が仕切壁によって互いに隔絶さ
れているので、電気接触子を電源用端子として結線する
ような場合でも、隣接電気接触子との間に仕切壁が存在
するので、電気的絶縁のための空間距離を大きくとる必
要はないので、コネクタ全体の外形寸法が増大させるよ
うなこともなく、また、電気接触子の配置もそれほど工
夫することなく任意の配置をとることができる。また、
電気接触子と隣接する電気接触子との間に周辺溝が存在
するので、隣接する電気接触子の間の絶縁沿面距離を大
きくとれるので、隣接する電気接触子の間隔をより小さ
くすることもでき、コネクタ全体の外形寸法を減少させ
ることも可能である。
【0033】本発明の多極光コネクタにおいても、各光
フェルールが仕切壁によって互いに隔絶されているの
で、相手コネクタに対して嵌合させたり、相手コネクタ
から離脱させたりすることを繰り返すときにハウジング
同士の摺動摩擦やそこに使用されている偏移バネ等の摺
動等によって、樹脂粉や金属粉等の摩耗粉が発生すると
しても、これら摩耗粉が他の隔絶空間にある光フェルー
ルに付着してしまうようなことがなく、そのような摩耗
粉の付着による光伝達効率の低下や、光フェルールの端
面の損傷等を生ずる恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての光電気複合コネクタ
のプラグおよびジャックの嵌合部を非嵌合状態にて相対
峙させて示す部分破断斜視図である。
【図2】図1の光電気複合コネクタのプラグのプラグ本
体部の詳細構造を示す斜視図である。
【図3】図1の光電気複合コネクタのプラグのプラグ内
部シェルの詳細構造を示す斜視図である。
【図4】図2のプラグ本体部に対して、図3のプラグ内
部シェルを組み付けた状態を示す部分破断斜視図であ
る。
【図5】従来の光電気複合コネクタの従来の構造例を部
分的に略示する図である。
【図6】従来の光電気複合コネクタの従来の別の構造例
を部分的に略示する図である。
【符号の説明】
1 プラグコンタクト 1A 光フェルール 1B 雄型電気接触子 2 ジャックコンタクト 100 プラグ 110 プラグ外装 113 プラグガイド溝 114 プラグガイド 120 プラグ本体部 121A 光フェルール配設穴 121B 接触子配設穴 122 中央開口 123 周辺溝 130 プラグ内部シェル 131 プラグコンタクト穴 132 止め溝 133 前部 134 中央円筒部 135 外周円筒部 136 仕切壁 137 仕切空間 140 プラグシャッター 141 プラグシャッター穴 142 シャッターガイド溝 143 止め溝 150 コイルスプリング 160 もどしバネ 200 ジャック 210 ジャック外装 213 ジャックガイド 220 ジャック本体部 221 ジャックコンタクト穴 223 ジャック内部ブロック 230 ジャックシャッター 232 シャッターガイド 233A ガイド溝テーパ部 240 もどしバネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光フェルールや電気接触子等の複数のコ
    ンタクトを嵌合方向へ突設させたコネクタ本体部と、該
    コネクタ本体部の嵌合側に配置されて前記突設された複
    数のコンタクトを、少なくとも2つのグループに分けて
    仕切る仕切壁を有したコネクタシェルとを備えており、
    該コネクタシェルの嵌合側には、相手コネクタとの非嵌
    合時には、前記仕切壁によって仕切られ各グループのコ
    ンタクトを配置した各空間の嵌合側を閉じるが、相手コ
    ネクタとの嵌合時には、各グループのコンタクトと相手
    コネクタの対応するコンタクトとの接触を許すように各
    空間の嵌合側を開放させうるシャッターが設けられてい
    ることを特徴とする多極コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記シャッターは、セルフ回転シャッタ
    ーである請求項1記載の多極コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記仕切壁は、前記複数のコンタクトの
    1本1本を仕切る形状とされている請求項1または2記
    載の多極コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記複数のコンタクトのあるものは、光
    フェルールであり、他のコンタクトは、電気接触子であ
    る請求項1または2または3記載の多極コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記複数のコンタクトのすべてが電気接
    触子である請求項1または2または3記載の多極コネク
    タ。
  6. 【請求項6】 前記複数のコンタクトのすべてが光フェ
    ルールである請求項1または2または3記載の多極コネ
    クタ。
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JP12496194A JPH07335306A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 多極コネクタ

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JP2015526852A (ja) * 2012-07-20 2015-09-10 アシスト・メディカル・システムズ,インコーポレイテッド 接続部を汚染物質から保護するコネクタカバー

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