JPH0733123A - 外面殺菌装置 - Google Patents
外面殺菌装置Info
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- JPH0733123A JPH0733123A JP17447893A JP17447893A JPH0733123A JP H0733123 A JPH0733123 A JP H0733123A JP 17447893 A JP17447893 A JP 17447893A JP 17447893 A JP17447893 A JP 17447893A JP H0733123 A JPH0733123 A JP H0733123A
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- JP
- Japan
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- mist
- chamber
- container
- hot air
- sterilized
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＰＥＴボトル等の大型の被殺菌体についても
均一に、しかも効率良く簡便に外面の殺菌処理を行なう
ことができる外面殺菌装置を提供する。 【構成】 全体がトンネル状のチャンバー１で覆われ、
このチャンバー１内には、殺菌ミスト吹き付け部３を有
する殺菌ゾーンＡと、これに続いて形成されたものであ
って乾燥用熱風吹き付け部４を有する乾燥ゾーンＢと
が、排気口５の配置によって形成されたエアーバランス
により形成され、殺菌ゾーンＡでは被殺菌体ｂの外面に
殺菌剤ミストｍが噴霧され、乾燥ゾーンＢでは被殺菌体
ｂの外面に薄膜状に付着した殺菌剤ミストｍを気化させ
て被殺菌体ｂを乾燥させるための熱風が吹き付けられ
る。
均一に、しかも効率良く簡便に外面の殺菌処理を行なう
ことができる外面殺菌装置を提供する。 【構成】 全体がトンネル状のチャンバー１で覆われ、
このチャンバー１内には、殺菌ミスト吹き付け部３を有
する殺菌ゾーンＡと、これに続いて形成されたものであ
って乾燥用熱風吹き付け部４を有する乾燥ゾーンＢと
が、排気口５の配置によって形成されたエアーバランス
により形成され、殺菌ゾーンＡでは被殺菌体ｂの外面に
殺菌剤ミストｍが噴霧され、乾燥ゾーンＢでは被殺菌体
ｂの外面に薄膜状に付着した殺菌剤ミストｍを気化させ
て被殺菌体ｂを乾燥させるための熱風が吹き付けられ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は外面殺菌装置に関し、特
にＰＥＴボトル等のボトル状容器の外面殺菌に好適に用
いられる殺菌装置に関する。
にＰＥＴボトル等のボトル状容器の外面殺菌に好適に用
いられる殺菌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば果汁飲料、コーヒー等の清涼飲料
水の容器にはいわゆるＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレ
ート）ボトル等の成形容器が広く用いられているが、こ
の成形容器を用いて無菌充填製品を製造する際には充填
に先立ち、内容物を収納する容器内面は勿論のこと、充
填時における内容物への汚染防止あるいは無菌充填シス
テムの無菌性維持の点から容器外面の殺菌処理も必要と
なる。
水の容器にはいわゆるＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレ
ート）ボトル等の成形容器が広く用いられているが、こ
の成形容器を用いて無菌充填製品を製造する際には充填
に先立ち、内容物を収納する容器内面は勿論のこと、充
填時における内容物への汚染防止あるいは無菌充填シス
テムの無菌性維持の点から容器外面の殺菌処理も必要と
なる。
【０００３】このような成形容器の殺菌方法としては、
常温または加温した過酸化水素（Ｈ 2 Ｏ2 ）水溶液等の
殺菌液を容器にスプレーした後、ホットエアーを吹き付
けて燥するいわゆるスプレー法が知られており、従来の
容器外面殺菌装置は、このスプレー法によるものであっ
た。そして、従来の容器外面殺菌装置は、容器の外面に
過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の殺菌液を吹き付ける
ためのスプレーノズルを備える構成とされていた。
常温または加温した過酸化水素（Ｈ 2 Ｏ2 ）水溶液等の
殺菌液を容器にスプレーした後、ホットエアーを吹き付
けて燥するいわゆるスプレー法が知られており、従来の
容器外面殺菌装置は、このスプレー法によるものであっ
た。そして、従来の容器外面殺菌装置は、容器の外面に
過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の殺菌液を吹き付ける
ためのスプレーノズルを備える構成とされていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スプレー法を行なうための従来の容器外面殺菌装置によ
り例えばＰＥＴボトル等の大型の成形容器を殺菌しよう
とすれば、多数のスプレーノズルが必要になるとともに
殺菌液粒子の吹き付け圧が高いために容器外面に付着し
た殺菌液粒子が大粒子化し、容器外面全体への均一な付
着が難しく、その結果、乾燥も困難になるという欠点が
あり、例えばＰＥＴボトルのような大型の成形容器の外
面殺菌処理を均一に、しかも効率良く簡便に行なうこと
は困難であった。
スプレー法を行なうための従来の容器外面殺菌装置によ
り例えばＰＥＴボトル等の大型の成形容器を殺菌しよう
とすれば、多数のスプレーノズルが必要になるとともに
殺菌液粒子の吹き付け圧が高いために容器外面に付着し
た殺菌液粒子が大粒子化し、容器外面全体への均一な付
着が難しく、その結果、乾燥も困難になるという欠点が
あり、例えばＰＥＴボトルのような大型の成形容器の外
面殺菌処理を均一に、しかも効率良く簡便に行なうこと
は困難であった。
【０００５】本発明はかかる事情に基づいてなされたも
のであり、本発明の目的は例えば無菌充填製品に用いら
れるＰＥＴボトル等の容器の外面殺菌処理を簡便に、し
かも効率良く行なうことができる容器外面の殺菌装置を
提供することにある。
のであり、本発明の目的は例えば無菌充填製品に用いら
れるＰＥＴボトル等の容器の外面殺菌処理を簡便に、し
かも効率良く行なうことができる容器外面の殺菌装置を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明の容器外面殺菌装置は、全体がチャンバーで
覆われ、このチャンバー内で被殺菌体である容器を搬送
する搬送手段と、いずれも該チャンバー内に設けられた
殺菌剤ミスト吹き付け部と、乾燥用熱風吹き付け部と、
排気口とを備え、前記搬送手段によりチャンバー内に搬
入された容器の外面に前記殺菌剤ミスト吹き付け部から
殺菌剤ミストを吹き付け、該殺菌剤ミストが吹き付けら
れた容器の外面に前記乾燥用熱風吹き付け部から熱風を
吹き付けて該容器の外面の乾燥を行なう構成とした。
めに本発明の容器外面殺菌装置は、全体がチャンバーで
覆われ、このチャンバー内で被殺菌体である容器を搬送
する搬送手段と、いずれも該チャンバー内に設けられた
殺菌剤ミスト吹き付け部と、乾燥用熱風吹き付け部と、
排気口とを備え、前記搬送手段によりチャンバー内に搬
入された容器の外面に前記殺菌剤ミスト吹き付け部から
殺菌剤ミストを吹き付け、該殺菌剤ミストが吹き付けら
れた容器の外面に前記乾燥用熱風吹き付け部から熱風を
吹き付けて該容器の外面の乾燥を行なう構成とした。
【０００７】
【作用】本発明の容器外面殺菌装置は全体がトンネル状
のチャンバーで覆われている。このチャンバー内には殺
菌剤ミスト吹き付け部、乾燥用熱風吹き付け部および排
気口が設けられている。殺菌剤ミスト吹き付け部からは
搬送手段によりチャンバー内に搬入される被殺菌体であ
る容器に向けて殺菌剤ミストが噴霧され、噴霧された殺
菌剤ミストは一部が容器外面に付着し、残りはチャンバ
ー内に充満する。このチャンバー内に充満した殺菌剤ミ
ストは、続いて搬送手段によりチャンバー内に搬入され
る容器の外面全体にむらなく薄膜状に付着する。したが
って、この殺菌装置によると、容器の形状が複雑な場合
でも、短時間で、しかも効率良く殺菌剤を容器の外面に
付着させることができる。チャンバー内には、殺菌剤ミ
スト吹き付け部に隣接して乾燥用熱風吹き付け部が設け
られている。この乾燥用熱風吹き付け部からは、殺菌剤
ミストが外面に付着した容器の隅々に熱風が吹き付けら
れ、これにより容器の外面に付着している殺菌剤ミスト
は、むらなく気化し、容器の乾燥が行われる。このと
き、容器の外面に付着している殺菌剤ミストは前述のよ
うに薄膜状であるため、熱風の吹き付けによる乾燥処理
に要する時間は、容器外面に大粒子化した殺菌液が付着
している場合と比較して短時間で済む。したがって、こ
の容器外面の殺菌装置によれば、例えばＰＥＴボトルの
ような大型のボトル状容器についても簡便に、短時間
で、しかも効率良く容器外面の殺菌処理を行なうことが
できる。
のチャンバーで覆われている。このチャンバー内には殺
菌剤ミスト吹き付け部、乾燥用熱風吹き付け部および排
気口が設けられている。殺菌剤ミスト吹き付け部からは
搬送手段によりチャンバー内に搬入される被殺菌体であ
る容器に向けて殺菌剤ミストが噴霧され、噴霧された殺
菌剤ミストは一部が容器外面に付着し、残りはチャンバ
ー内に充満する。このチャンバー内に充満した殺菌剤ミ
ストは、続いて搬送手段によりチャンバー内に搬入され
る容器の外面全体にむらなく薄膜状に付着する。したが
って、この殺菌装置によると、容器の形状が複雑な場合
でも、短時間で、しかも効率良く殺菌剤を容器の外面に
付着させることができる。チャンバー内には、殺菌剤ミ
スト吹き付け部に隣接して乾燥用熱風吹き付け部が設け
られている。この乾燥用熱風吹き付け部からは、殺菌剤
ミストが外面に付着した容器の隅々に熱風が吹き付けら
れ、これにより容器の外面に付着している殺菌剤ミスト
は、むらなく気化し、容器の乾燥が行われる。このと
き、容器の外面に付着している殺菌剤ミストは前述のよ
うに薄膜状であるため、熱風の吹き付けによる乾燥処理
に要する時間は、容器外面に大粒子化した殺菌液が付着
している場合と比較して短時間で済む。したがって、こ
の容器外面の殺菌装置によれば、例えばＰＥＴボトルの
ような大型のボトル状容器についても簡便に、短時間
で、しかも効率良く容器外面の殺菌処理を行なうことが
できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図１は本実施例の容器外面殺菌装置の構
成を概念的に示す説明図であり、図２はその詳細を示す
説明図である。
して説明する。図１は本実施例の容器外面殺菌装置の構
成を概念的に示す説明図であり、図２はその詳細を示す
説明図である。
【０００９】図１に示すように、この殺菌装置は、チャ
ンバー１と、搬送手段２と、殺菌剤ミスト吹き付け部３
と、乾燥用熱風吹き付け部４と、排気口５とを備え、全
体がトンネル状のチャンバー１で覆われている。そし
て、このトンネル状のチャンバー１の出口側には、通
常、殺菌済み容器に内容物を充填する充填装置を構成す
るチャンバーが接続される。これらの殺菌装置、充填装
置等による処理はいずれもＨＥＰＡフィルターで瀘過し
た無菌エアーにより陽圧に保たれた無菌チャンバー内で
行われ、これにより無菌充填システムが構成される。
ンバー１と、搬送手段２と、殺菌剤ミスト吹き付け部３
と、乾燥用熱風吹き付け部４と、排気口５とを備え、全
体がトンネル状のチャンバー１で覆われている。そし
て、このトンネル状のチャンバー１の出口側には、通
常、殺菌済み容器に内容物を充填する充填装置を構成す
るチャンバーが接続される。これらの殺菌装置、充填装
置等による処理はいずれもＨＥＰＡフィルターで瀘過し
た無菌エアーにより陽圧に保たれた無菌チャンバー内で
行われ、これにより無菌充填システムが構成される。
【００１０】図１および図２には、これらの他の処理工
程に用いられる装置のチャンバーを外した状態が示して
ある。図１に示すように、この殺菌装置においては、例
えばＰＥＴボトル等の被殺菌体ｂが、搬送手段２で搬送
されてチャンバー１内を通過するが、このチャンバー１
内にはエアーバランスにより殺菌ゾーンＡおよび乾燥ゾ
ーンＢが形成されており、殺菌ゾーンＡ→乾燥ゾーンＢ
の順に通過することにより被殺菌体ｂの殺菌処理および
乾燥処理がなされる。
程に用いられる装置のチャンバーを外した状態が示して
ある。図１に示すように、この殺菌装置においては、例
えばＰＥＴボトル等の被殺菌体ｂが、搬送手段２で搬送
されてチャンバー１内を通過するが、このチャンバー１
内にはエアーバランスにより殺菌ゾーンＡおよび乾燥ゾ
ーンＢが形成されており、殺菌ゾーンＡ→乾燥ゾーンＢ
の順に通過することにより被殺菌体ｂの殺菌処理および
乾燥処理がなされる。
【００１１】搬送手段２は、たとえば搬送ベルトを用い
て構成されている。この搬送手段２は、たとえば２本の
搬送ベルト２ａ，２ｂを間隔を設けて並設することによ
り構成することが好ましい。このように構成することに
より、たとえば図３に示すように、２本の搬送ベルト２
ａ，２ｂにまたがって被殺菌体ｂを載置するようにすれ
ば、２本の搬送ベルト２ａ，２ｂ間の空隙から被殺菌体
ｂの底面がチャンバー１内で露出することになる。これ
により、被殺菌体ｂの底面への殺菌剤ミストの付着およ
び乾燥用熱風の吹き付けが可能になり、被殺菌体ｂの底
面についても殺菌処理を行なうことができる。
て構成されている。この搬送手段２は、たとえば２本の
搬送ベルト２ａ，２ｂを間隔を設けて並設することによ
り構成することが好ましい。このように構成することに
より、たとえば図３に示すように、２本の搬送ベルト２
ａ，２ｂにまたがって被殺菌体ｂを載置するようにすれ
ば、２本の搬送ベルト２ａ，２ｂ間の空隙から被殺菌体
ｂの底面がチャンバー１内で露出することになる。これ
により、被殺菌体ｂの底面への殺菌剤ミストの付着およ
び乾燥用熱風の吹き付けが可能になり、被殺菌体ｂの底
面についても殺菌処理を行なうことができる。
【００１２】図１に示すように、チャンバー１内には、
被殺菌体ｂの搬入口側に殺菌剤ミスト吹き付け部３が設
けられ、被殺菌体ｂの搬出口側には殺菌剤ミスト吹き付
け部３に隣接して乾燥用熱風吹き付け部４が設けられて
いる。これにより、チャンバー１内には、図１に示すよ
うに、殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとが形成されること
になる。
被殺菌体ｂの搬入口側に殺菌剤ミスト吹き付け部３が設
けられ、被殺菌体ｂの搬出口側には殺菌剤ミスト吹き付
け部３に隣接して乾燥用熱風吹き付け部４が設けられて
いる。これにより、チャンバー１内には、図１に示すよ
うに、殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとが形成されること
になる。
【００１３】図２に示す外面殺菌装置は、チャンバー
１、搬送手段２、殺菌剤ミスト吹き付け部３、乾燥用熱
風吹き付け部４、排気口５、ミスト噴霧ノズル６、エア
ーノズル７および熱風管８を備え、被殺菌体ｂはガイド
バー１０に案内されて搬送手段２によりチャンバー１内
に搬送される。なお、図２において、１１はフレームで
あり、１２はフレーム１１を支持する支持脚であり、１
３はチャンバー１内を殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとに
区画し、殺菌剤ミストと熱風とが互いに混入するのを防
止するためのエアーカーテンを形成するように無菌空気
を吹き出すエアー供給管である。
１、搬送手段２、殺菌剤ミスト吹き付け部３、乾燥用熱
風吹き付け部４、排気口５、ミスト噴霧ノズル６、エア
ーノズル７および熱風管８を備え、被殺菌体ｂはガイド
バー１０に案内されて搬送手段２によりチャンバー１内
に搬送される。なお、図２において、１１はフレームで
あり、１２はフレーム１１を支持する支持脚であり、１
３はチャンバー１内を殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとに
区画し、殺菌剤ミストと熱風とが互いに混入するのを防
止するためのエアーカーテンを形成するように無菌空気
を吹き出すエアー供給管である。
【００１４】図２に示すように、殺菌剤ミスト吹き付け
部３は、例えば過酸化水素（Ｈ2 Ｏ 2 ）水溶液ミスト等
の殺菌剤ミストをチャンバー１内で被殺菌体ｂに向けて
噴霧するミスト噴霧ノズル６と、このミスト噴霧ノズル
６から噴霧された殺菌剤ミストがチャンバー１内の隅々
にゆきわたるようにエアーを吹き出すエアーノズル７と
を備えている。
部３は、例えば過酸化水素（Ｈ2 Ｏ 2 ）水溶液ミスト等
の殺菌剤ミストをチャンバー１内で被殺菌体ｂに向けて
噴霧するミスト噴霧ノズル６と、このミスト噴霧ノズル
６から噴霧された殺菌剤ミストがチャンバー１内の隅々
にゆきわたるようにエアーを吹き出すエアーノズル７と
を備えている。
【００１５】搬送手段２により容器ｂがチャンバー１内
に搬入されると、図４に示すように、殺菌剤ミスト吹き
付け部３のミスト噴霧ノズル６から被殺菌体ｂに向けて
殺菌剤ミストｍが噴霧されるとともにエアーノズル７か
らエアーａが噴出され、これにより殺菌剤ミストがチャ
ンバー１内の隅々にゆきわたる。ここで、殺菌剤として
は、例えば過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液が好適に使用
される。
に搬入されると、図４に示すように、殺菌剤ミスト吹き
付け部３のミスト噴霧ノズル６から被殺菌体ｂに向けて
殺菌剤ミストｍが噴霧されるとともにエアーノズル７か
らエアーａが噴出され、これにより殺菌剤ミストがチャ
ンバー１内の隅々にゆきわたる。ここで、殺菌剤として
は、例えば過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液が好適に使用
される。
【００１６】ミスト噴霧ノズル６は、殺菌剤ミスト噴霧
手段の先端に設けられている。図５は、この殺菌剤ミス
ト噴霧手段３０の一例の詳細を示す説明図である。図５
に示すように、殺菌剤ミスト噴霧手段３０は、例えば過
酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の殺菌剤を供給する殺菌
剤供給部３１と、この殺菌剤供給部３１から供給された
殺菌剤を加熱手段３２により沸点以上の温度に加熱して
気化させる気化部３３とを備えるものである。
手段の先端に設けられている。図５は、この殺菌剤ミス
ト噴霧手段３０の一例の詳細を示す説明図である。図５
に示すように、殺菌剤ミスト噴霧手段３０は、例えば過
酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の殺菌剤を供給する殺菌
剤供給部３１と、この殺菌剤供給部３１から供給された
殺菌剤を加熱手段３２により沸点以上の温度に加熱して
気化させる気化部３３とを備えるものである。
【００１７】殺菌剤供給部３１を構成する供給部本体３
１ａには、二流体スプレーが用いられている。この供給
部本体３１にはエクステンションパイプ３４を介してノ
ズル３１ｂが接続されている。これは、気化部３３を形
成する気化管３３ａからの熱が、該気化管３３ａの上部
を閉塞しているアルミ製プラグ３５およびノズル３１ｂ
を介して供給部本体３１ａに伝達され、供給部本体３１
ａが加熱されるのを防止するためである。気化管３３ａ
は、たとえばアスベストリボンからなる外筒３６と、気
化管３３ａの内壁を形成するサニタリパイプからなる内
筒３７と、外筒３６および内筒３７との間に設けられた
加熱手段３２とからなる。気化管３３ａの下端にはミス
ト噴霧ノズル６が接続されている。そして、このミスト
噴霧ノズル６は、被殺菌体ｂの真上を避けて側方から被
殺菌体ｂの外面に殺菌剤ミストｍを噴霧できる位置に配
設されていることが望ましい。このような位置から殺菌
剤ミストｍを噴霧するようにすれば、万一、ミスト噴霧
ノズル６の先端からいわゆるボタ落ちが生じて過酸化水
素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の液滴が発生しても、この液滴
が被殺菌体ｂの表面に付着することはない。したがっ
て、殺菌剤の液滴が付着することにより生じる乾燥不良
を招くことはない。なお、図５中、７１は過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液入口、７２は圧縮空気を供給する噴
霧用空気入口であり、それぞれ図示しない過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）供給源、噴霧用圧縮空気供給源に接続され
ている。
１ａには、二流体スプレーが用いられている。この供給
部本体３１にはエクステンションパイプ３４を介してノ
ズル３１ｂが接続されている。これは、気化部３３を形
成する気化管３３ａからの熱が、該気化管３３ａの上部
を閉塞しているアルミ製プラグ３５およびノズル３１ｂ
を介して供給部本体３１ａに伝達され、供給部本体３１
ａが加熱されるのを防止するためである。気化管３３ａ
は、たとえばアスベストリボンからなる外筒３６と、気
化管３３ａの内壁を形成するサニタリパイプからなる内
筒３７と、外筒３６および内筒３７との間に設けられた
加熱手段３２とからなる。気化管３３ａの下端にはミス
ト噴霧ノズル６が接続されている。そして、このミスト
噴霧ノズル６は、被殺菌体ｂの真上を避けて側方から被
殺菌体ｂの外面に殺菌剤ミストｍを噴霧できる位置に配
設されていることが望ましい。このような位置から殺菌
剤ミストｍを噴霧するようにすれば、万一、ミスト噴霧
ノズル６の先端からいわゆるボタ落ちが生じて過酸化水
素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液等の液滴が発生しても、この液滴
が被殺菌体ｂの表面に付着することはない。したがっ
て、殺菌剤の液滴が付着することにより生じる乾燥不良
を招くことはない。なお、図５中、７１は過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液入口、７２は圧縮空気を供給する噴
霧用空気入口であり、それぞれ図示しない過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）供給源、噴霧用圧縮空気供給源に接続され
ている。
【００１８】気化管３３ａにおいては、気化を平均化す
るために温度の低い部分、温度の下がり易い部分を生じ
ないことが重要であり、そのために気化管３３ａの全長
にわたって加熱手段３２、例えばリボンヒータが設けら
れている。また、供給部本体３１ａにエクステンション
パイプ３４を介して接続されているノズル３１ｂから過
酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液が噴霧されるときに管内に
圧が加わらないように気化管３３ａの径は充分に大きく
設定され、しかも管内で気化した過酸化水素（Ｈ
2 Ｏ2 ）が抜け易いように気化管３３ａの内面は平滑に
形成されている。なお、この外面殺菌装置においては、
過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）供給源（図示せず）と殺菌剤ミ
スト噴霧手段３０との間に定量ポンプを設け、この定量
ポンプによって殺菌剤ミスト噴霧手段３０に過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液を供給することが好ましい。
るために温度の低い部分、温度の下がり易い部分を生じ
ないことが重要であり、そのために気化管３３ａの全長
にわたって加熱手段３２、例えばリボンヒータが設けら
れている。また、供給部本体３１ａにエクステンション
パイプ３４を介して接続されているノズル３１ｂから過
酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液が噴霧されるときに管内に
圧が加わらないように気化管３３ａの径は充分に大きく
設定され、しかも管内で気化した過酸化水素（Ｈ
2 Ｏ2 ）が抜け易いように気化管３３ａの内面は平滑に
形成されている。なお、この外面殺菌装置においては、
過酸化水素（Ｈ2 Ｏ2 ）供給源（図示せず）と殺菌剤ミ
スト噴霧手段３０との間に定量ポンプを設け、この定量
ポンプによって殺菌剤ミスト噴霧手段３０に過酸化水素
（Ｈ2 Ｏ2 ）水溶液を供給することが好ましい。
【００１９】図４に示すように、ミスト噴霧ノズル６か
らチャンバー１内に噴霧された殺菌剤ミストｍは、一部
が被殺菌体ｂの外面に直接に付着し、残りはエアーノズ
ル７からチャンバー１内に吹き出された圧縮空気により
撹拌されてチャンバー１内に均一に充満する。したがっ
て、この外面殺菌装置における殺菌ゾーンＡにおいて
は、被殺菌体ｂの外面全体にわたってむらなく均一に殺
菌剤ミストｍが付着する。
らチャンバー１内に噴霧された殺菌剤ミストｍは、一部
が被殺菌体ｂの外面に直接に付着し、残りはエアーノズ
ル７からチャンバー１内に吹き出された圧縮空気により
撹拌されてチャンバー１内に均一に充満する。したがっ
て、この外面殺菌装置における殺菌ゾーンＡにおいて
は、被殺菌体ｂの外面全体にわたってむらなく均一に殺
菌剤ミストｍが付着する。
【００２０】なお、殺菌ゾーンＡにおいては、図６に示
すように、チャンバー１の天井部を船底形に形成した
り、あるいは図７に示すように、チャンバー１内にミス
ト反射板５０を設けることが好ましい。これにより、チ
ャンバー隅部に滞留する殺菌剤ミストが減少し、例えば
ＰＥＴボトル等のボトル状容器であってもその口部にま
で均一にむらなく殺菌剤ミストｍを付着させることがで
きる。
すように、チャンバー１の天井部を船底形に形成した
り、あるいは図７に示すように、チャンバー１内にミス
ト反射板５０を設けることが好ましい。これにより、チ
ャンバー隅部に滞留する殺菌剤ミストが減少し、例えば
ＰＥＴボトル等のボトル状容器であってもその口部にま
で均一にむらなく殺菌剤ミストｍを付着させることがで
きる。
【００２１】殺菌ゾーンＡを通過した被殺菌体ｂは、次
いで、搬送手段２により乾燥ゾーンＢに搬送される。乾
燥ゾーンＢには乾燥用熱風吹き付け部４が設けられ、こ
の乾燥用熱風吹き付け部４は、熱風管８を備える。
いで、搬送手段２により乾燥ゾーンＢに搬送される。乾
燥ゾーンＢには乾燥用熱風吹き付け部４が設けられ、こ
の乾燥用熱風吹き付け部４は、熱風管８を備える。
【００２２】熱風管８には多数の小孔が設けられ、この
小孔から熱風が吹き出す。そして、このような熱風管８
は、殺菌剤ミストｍが付着した被殺菌体ｂの特に乾燥し
にくい部分、たとえば被殺菌体ｂがボトル状容器であれ
ば、口部および底部に対向する位置に配設される。図２
に示す外面殺菌装置では、被殺菌体ｂの搬送方向に沿っ
て被殺菌体ｂの上方から該被殺菌体ｂに向けて熱風を吹
き付けるようにチャンバー１の天井に熱風管８が配設さ
れている。
小孔から熱風が吹き出す。そして、このような熱風管８
は、殺菌剤ミストｍが付着した被殺菌体ｂの特に乾燥し
にくい部分、たとえば被殺菌体ｂがボトル状容器であれ
ば、口部および底部に対向する位置に配設される。図２
に示す外面殺菌装置では、被殺菌体ｂの搬送方向に沿っ
て被殺菌体ｂの上方から該被殺菌体ｂに向けて熱風を吹
き付けるようにチャンバー１の天井に熱風管８が配設さ
れている。
【００２３】熱風管８から吹き出される熱風の温度は、
被殺菌体ｂの材質等に応じて適宜に決定すれば良いが、
例えば被殺菌体ｂがＰＥＴボトルである場合、熱風の温
度は６０〜９０℃程度である。
被殺菌体ｂの材質等に応じて適宜に決定すれば良いが、
例えば被殺菌体ｂがＰＥＴボトルである場合、熱風の温
度は６０〜９０℃程度である。
【００２４】このような熱風管８からチャンバー内に吹
き出された熱風は、乾燥ゾーンＢに設けられた排気口５
から排出される。この外面殺菌装置においては、チャン
バー１内に隔壁を設けることなくエアーカーテンによる
エアーバランスにより殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとが
形成されるが、そのようなエアーバランスを成立させる
ためには、排気口５の設置位置がきわめて重要である。
き出された熱風は、乾燥ゾーンＢに設けられた排気口５
から排出される。この外面殺菌装置においては、チャン
バー１内に隔壁を設けることなくエアーカーテンによる
エアーバランスにより殺菌ゾーンＡと乾燥ゾーンＢとが
形成されるが、そのようなエアーバランスを成立させる
ためには、排気口５の設置位置がきわめて重要である。
【００２５】具体的には、図１に示すように、排気口５
は乾燥ゾーンＢの入口および出口における搬送手段２の
下側に設けられている。これにより乾燥ゾーンＢの上方
から吹き出した熱風は乾燥ゾーンＢの下方まで流れるこ
とになり、被殺菌体ｂの底部までむらなく乾燥が行われ
る。そして、排気口５からの排気量は熱風管８から供給
される熱風量と同等もしくはそれ以上であることが好ま
しい。排気口５からの排気量は熱風管８から供給される
熱風量よりも少ないと、上記のエアーバランスが崩れて
熱風が殺菌ゾーンＡに混入し、殺菌ゾーンＡにおける殺
菌剤ミストｍの生成を妨げることになるからである。
は乾燥ゾーンＢの入口および出口における搬送手段２の
下側に設けられている。これにより乾燥ゾーンＢの上方
から吹き出した熱風は乾燥ゾーンＢの下方まで流れるこ
とになり、被殺菌体ｂの底部までむらなく乾燥が行われ
る。そして、排気口５からの排気量は熱風管８から供給
される熱風量と同等もしくはそれ以上であることが好ま
しい。排気口５からの排気量は熱風管８から供給される
熱風量よりも少ないと、上記のエアーバランスが崩れて
熱風が殺菌ゾーンＡに混入し、殺菌ゾーンＡにおける殺
菌剤ミストｍの生成を妨げることになるからである。
【００２６】図１に示すように、殺菌ゾーンＡの出口、
すなわち殺菌ゾーンＡにおける乾燥ゾーンＢとの隣接部
にも排気口５が設けられている。この排気口５は、乾燥
ゾーンＡに充満している乾燥剤ミストｍが乾燥ゾーンＢ
に流れ込むのを防止するとともに乾燥ゾーンＢにおける
熱風が殺菌ゾーンＡに混入し、殺菌ゾーンＡにおける殺
菌剤ミストｍの生成を妨げるのを防止する作用乃至機能
を有するものである。
すなわち殺菌ゾーンＡにおける乾燥ゾーンＢとの隣接部
にも排気口５が設けられている。この排気口５は、乾燥
ゾーンＡに充満している乾燥剤ミストｍが乾燥ゾーンＢ
に流れ込むのを防止するとともに乾燥ゾーンＢにおける
熱風が殺菌ゾーンＡに混入し、殺菌ゾーンＡにおける殺
菌剤ミストｍの生成を妨げるのを防止する作用乃至機能
を有するものである。
【００２７】このように構成される本発明の外面殺菌装
置は、例えば清涼飲料水等の無菌充填製品に使用される
ＰＥＴボトル等の容器の外面殺菌に好適に使用可能であ
る。
置は、例えば清涼飲料水等の無菌充填製品に使用される
ＰＥＴボトル等の容器の外面殺菌に好適に使用可能であ
る。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、殺菌剤ミストを被殺菌
体の外面にむらなく薄膜状に吹付けた後に、被殺菌体の
外面に付着した殺菌剤ミストを気化させる構成としたの
で、例えばＰＥＴボトル等の大型の被殺菌体についても
その外面殺菌処理を均一に、しかも効率良く簡便に行な
うことができる外面殺菌装置が提供される。
体の外面にむらなく薄膜状に吹付けた後に、被殺菌体の
外面に付着した殺菌剤ミストを気化させる構成としたの
で、例えばＰＥＴボトル等の大型の被殺菌体についても
その外面殺菌処理を均一に、しかも効率良く簡便に行な
うことができる外面殺菌装置が提供される。
【図１】本発明の外面殺菌装置の構成を概念的に示す説
明図である。
明図である。
【図２】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図３】本発明の一実施例における搬送ベルトと被殺菌
体との関係を示す断面図である。
体との関係を示す断面図である。
【図４】図２に示す外面殺菌装置におけるチャンバー内
の状態を示す一部断面説明図である。
の状態を示す一部断面説明図である。
【図５】本発明の一実施例において好適に使用される殺
菌剤ミスト噴霧手段の一例を示す断面図である。
菌剤ミスト噴霧手段の一例を示す断面図である。
【図６】本発明の外面殺菌装置の一例におけるチャンバ
ー内の状態を示す一部断面説明図である。
ー内の状態を示す一部断面説明図である。
【図７】本発明の外面殺菌装置の他の一例におけるチャ
ンバー内の状態を示す一部断面説明図である。
ンバー内の状態を示す一部断面説明図である。
１…チャンバー ２…搬送手段 ３…殺菌剤ミスト吹き付け部 ４…乾燥用熱風吹き付け部 ５…排気口 Ａ…殺菌ゾーン Ｂ…乾燥ゾーン ｂ…被殺菌体 ｍ…殺菌剤ミスト
Claims (1)
- 【請求項１】 全体がチャンバーで覆われ、このチャン
バー内で被殺菌体である容器を搬送する搬送手段と、い
ずれも該チャンバー内に設けられた殺菌剤ミスト吹き付
け部と、乾燥用熱風吹き付け部と、排気口とを備え、前
記搬送手段によりチャンバー内に搬入された容器の外面
に前記殺菌剤ミスト吹き付け部から殺菌剤ミストを吹き
付け、該殺菌剤ミストが吹き付けられた容器の外面に前
記乾燥用熱風吹き付け部から熱風を吹き付けて該容器の
外面の乾燥を行なうことを特徴とする外面殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17447893A JPH0733123A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 外面殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17447893A JPH0733123A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 外面殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733123A true JPH0733123A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15979189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17447893A Pending JPH0733123A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 外面殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733123A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08244730A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 容器の外面殺菌装置 |
| US6395812B1 (en) | 1998-02-25 | 2002-05-28 | Danisco A/S | Composition |
| JP2008532866A (ja) * | 2005-03-16 | 2008-08-21 | クロネス・アクチェンゲゼルシャフト | 液体の無菌充填方法および装置 |
| JP5739101B2 (ja) | 2007-09-03 | 2015-06-24 | 大日本印刷株式会社 | 包装体の製造装置 |
| WO2015137480A1 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 容器の殺菌方法及び装置 |
| CN107814009A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-03-20 | 芜湖杨燕制药有限公司 | 一种中药注射剂生产中的输液瓶灭菌方法 |
| JP2019059554A (ja) * | 2013-11-14 | 2019-04-18 | 大日本印刷株式会社 | ボトルの殺菌方法及び装置 |
| US11465330B2 (en) | 2013-11-14 | 2022-10-11 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Method and apparatus for sterilizing bottle |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17447893A patent/JPH0733123A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08244730A (ja) * | 1995-03-10 | 1996-09-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 容器の外面殺菌装置 |
| US6395812B1 (en) | 1998-02-25 | 2002-05-28 | Danisco A/S | Composition |
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| JP2012184034A (ja) * | 2005-03-16 | 2012-09-27 | Krones Ag | 液体の無菌充填方法および装置 |
| JP5739101B2 (ja) | 2007-09-03 | 2015-06-24 | 大日本印刷株式会社 | 包装体の製造装置 |
| JP2019059554A (ja) * | 2013-11-14 | 2019-04-18 | 大日本印刷株式会社 | ボトルの殺菌方法及び装置 |
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| WO2015137480A1 (ja) * | 2014-03-14 | 2015-09-17 | 大日本印刷株式会社 | 容器の殺菌方法及び装置 |
| CN105939937A (zh) * | 2014-03-14 | 2016-09-14 | 大日本印刷株式会社 | 容器的杀菌方法及装置 |
| JPWO2015137480A1 (ja) * | 2014-03-14 | 2017-04-06 | 大日本印刷株式会社 | 容器の殺菌方法及び装置 |
| US10105459B2 (en) | 2014-03-14 | 2018-10-23 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Method and apparatus for sterilizing container |
| CN107814009A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-03-20 | 芜湖杨燕制药有限公司 | 一种中药注射剂生产中的输液瓶灭菌方法 |
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