JPH0733082Y2 - 空気調和機の吹出し部 - Google Patents
空気調和機の吹出し部Info
- Publication number
- JPH0733082Y2 JPH0733082Y2 JP1989095539U JP9553989U JPH0733082Y2 JP H0733082 Y2 JPH0733082 Y2 JP H0733082Y2 JP 1989095539 U JP1989095539 U JP 1989095539U JP 9553989 U JP9553989 U JP 9553989U JP H0733082 Y2 JPH0733082 Y2 JP H0733082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- fins
- air
- louver
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、壁掛形等の空気調和機の調和空気の吹出し部
に関する。
に関する。
従来の壁掛形空気調和機01の調和空気の吹出し部は、第
３図に示すように、合成樹脂等で成型された上部吹出し
グリル08と下部吹出しグリル09から構成され、両者を支
持固定する補強枠010を介して一体的に形成されてい
る。
３図に示すように、合成樹脂等で成型された上部吹出し
グリル08と下部吹出しグリル09から構成され、両者を支
持固定する補強枠010を介して一体的に形成されてい
る。
上部吹出しグリル08はその上部にドレンパン07を形成し
て室内熱交換器06の下方に配設され、下部吹出しグリル
09は吹出し空気の風向を左右に変更する多数のフィン01
1を回動自在に装着して空気調和機の本体ケーシング02
に係止されている。
て室内熱交換器06の下方に配設され、下部吹出しグリル
09は吹出し空気の風向を左右に変更する多数のフィン01
1を回動自在に装着して空気調和機の本体ケーシング02
に係止されている。
012は調和空気の吹出し口04に配設されたルーバで回転
軸013まわりに回動して風向が上下に変更されるように
なっている。同回転軸013は補強枠010から延出された支
持部材014bにより支持されている。
軸013まわりに回動して風向が上下に変更されるように
なっている。同回転軸013は補強枠010から延出された支
持部材014bにより支持されている。
なお、図中、03は室内空気の吸込み口、05は送風機、01
5は前面パネルである。
5は前面パネルである。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記の従来の壁掛形空気調和機の空気吹出し部は、ドレ
ンパン07を具えた上部吹出しグリル08とフィン011を装
着した下部吹出しグリル09が一体的に形成された構造で
あり、両者を支持固定する上で補強枠010を設ける必要
があるために、構造は複雑となり部材点数を多く要する
外、通風抵抗の増加を招くという不具合があった。
ンパン07を具えた上部吹出しグリル08とフィン011を装
着した下部吹出しグリル09が一体的に形成された構造で
あり、両者を支持固定する上で補強枠010を設ける必要
があるために、構造は複雑となり部材点数を多く要する
外、通風抵抗の増加を招くという不具合があった。
さらには、下部吹出しグリル09は、冷却又は加熱された
調和空気に曝されるため熱応力による部材の変形を起こ
し易いという欠点を有していた。
調和空気に曝されるため熱応力による部材の変形を起こ
し易いという欠点を有していた。
本考案は、上記従来の空気調和機の空気吹出し口の問題
点を解決しようとするものである。
点を解決しようとするものである。
本考案は、調和空気の吹出し部に風向を左右に変更する
フィン及び風向を上下に変更するルーバを備えた空気調
和機において、上記フィンを本体ケーシングに回動自在
に装着し、上部吹出しグリルより延出された支持部材を
設け、同支持部材の穿孔にルーバの回転軸を挿通して、
ルーバを回動自在に支持してなることを特徴とする空気
調和機の吹出し部に係る。
フィン及び風向を上下に変更するルーバを備えた空気調
和機において、上記フィンを本体ケーシングに回動自在
に装着し、上部吹出しグリルより延出された支持部材を
設け、同支持部材の穿孔にルーバの回転軸を挿通して、
ルーバを回動自在に支持してなることを特徴とする空気
調和機の吹出し部に係る。
本考案は上記構成を具えているので、フィンは空気調和
機の本体ケーシングに回動自在に装着され、またルーバ
は上部吹出しグリルから延出された支持部材で回動自在
に支持される。
機の本体ケーシングに回動自在に装着され、またルーバ
は上部吹出しグリルから延出された支持部材で回動自在
に支持される。
これにより空気吹出し部はそれを構成する部材点数が少
なくなり、構造が簡素化されると共に、通風抵抗が低減
される。
なくなり、構造が簡素化されると共に、通風抵抗が低減
される。
また、加熱又は冷却された調和空気に曝されるフィン等
の部材の熱応力は本体ケーシング全体に分担され熱応力
によるフィン装着部の熱変形が抑制される。
の部材の熱応力は本体ケーシング全体に分担され熱応力
によるフィン装着部の熱変形が抑制される。
本考案の一実施例を第１図及び第２図によって説明す
る。
る。
第１図は本実施例に係る壁掛形空気調和機の斜視図、第
２図は第１図のＡ−Ａ線による部分断面図である。１は
空気調和機の本体でその前面には室内空気の吸込み口３
及び調和空気の吹出し口４が形成され、さらに内部には
ABS等の合成樹脂で成型された空気調和機の本体ケーシ
ング２、送風機５室内熱交換器６、及びドレンパン７を
備えた上部吹出しグリル８がそれぞれ配設され、調和空
気の送風格を形成している。
２図は第１図のＡ−Ａ線による部分断面図である。１は
空気調和機の本体でその前面には室内空気の吸込み口３
及び調和空気の吹出し口４が形成され、さらに内部には
ABS等の合成樹脂で成型された空気調和機の本体ケーシ
ング２、送風機５室内熱交換器６、及びドレンパン７を
備えた上部吹出しグリル８がそれぞれ配設され、調和空
気の送風格を形成している。
11は相互に間隔を隔てて上下方向に伸びる多数のフィン
であり、取付片11aを介して本体ケーシング２に回動で
きるように装着されている。11bは、上記の多数のフィ
ン11を一体的に回動するための連結棒である。
であり、取付片11aを介して本体ケーシング２に回動で
きるように装着されている。11bは、上記の多数のフィ
ン11を一体的に回動するための連結棒である。
12は、調和空気の風向を上下に変更するルーバである。
14は上部吹出しグリル８より延出された支持部材で、こ
の支持部材14の穿孔にルーバ12の回転軸13が挿通されて
ルーバ12を回動自在に支持している。なお15は前面パネ
ルである。
の支持部材14の穿孔にルーバ12の回転軸13が挿通されて
ルーバ12を回動自在に支持している。なお15は前面パネ
ルである。
以上のように構成された本実施例においては、本体ケー
シング２にフィン11が装着され、また上部吹出しグリル
８から延出された支持部材14でルーバ12が支持されてい
るので、第３図で説明した従来例のような下部吹出しグ
リル、補強枠が不要となり空気吹出部の構造は簡単とな
り、通風抵抗が減少される。
シング２にフィン11が装着され、また上部吹出しグリル
８から延出された支持部材14でルーバ12が支持されてい
るので、第３図で説明した従来例のような下部吹出しグ
リル、補強枠が不要となり空気吹出部の構造は簡単とな
り、通風抵抗が減少される。
またさらには、加熱又は冷却された調和空気に曝されて
生ずるフィン11等の部材の熱応力は本体ケーシング２全
体に分担されるので、フィン11の装着箇所における熱変
形は抑制される。
生ずるフィン11等の部材の熱応力は本体ケーシング２全
体に分担されるので、フィン11の装着箇所における熱変
形は抑制される。
本考案は、フィンを本体ケーシングに装着し、ルーバを
上部吹出しグリルから延出された支持部材により回動自
在に支持する構成を備えているために、空気吹出し部の
構造が簡単となり通風抵抗の減少が図られると共に吹出
し部を構成する部材点数を少なくでき、かつ、安価に製
作できてコストダウンを図ることができる。
上部吹出しグリルから延出された支持部材により回動自
在に支持する構成を備えているために、空気吹出し部の
構造が簡単となり通風抵抗の減少が図られると共に吹出
し部を構成する部材点数を少なくでき、かつ、安価に製
作できてコストダウンを図ることができる。
また、ケーシングに直接フィンを装着したため、調和空
気によって生ずる、フィン装着部の熱変形を抑制するこ
とができる。
気によって生ずる、フィン装着部の熱変形を抑制するこ
とができる。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ線による部分断面図、第３図は従来の壁掛形空気
調和機の部分断面図である。 １…空気調和機本体,2…本体ケーシング,3…吸込み口,4
…吹出し口,5…送風機,6…室内熱交換器,8…上部吹出し
グリル,11…フィン,12…ルーバ,13…回転軸,14…支持部
材。
Ａ−Ａ線による部分断面図、第３図は従来の壁掛形空気
調和機の部分断面図である。 １…空気調和機本体,2…本体ケーシング,3…吸込み口,4
…吹出し口,5…送風機,6…室内熱交換器,8…上部吹出し
グリル,11…フィン,12…ルーバ,13…回転軸,14…支持部
材。
Claims (1)
- 【請求項１】調和空気の吹出し部に風向を左右に変更す
るフィン及び風向を上下に変更するルーバを備えた空気
調和機において、上記フィンを本体ケーシングに回動自
在に装着し、上部吹出しグリルより延出された支持部材
を設け、同支持部材の穿孔にルーバの回転軸を挿通して
ルーバを回動自在に支持してなることを特徴とする空気
調和機の吹出し部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989095539U JPH0733082Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 空気調和機の吹出し部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989095539U JPH0733082Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 空気調和機の吹出し部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0334546U JPH0334546U (ja) | 1991-04-04 |
| JPH0733082Y2 true JPH0733082Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31644797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989095539U Expired - Lifetime JPH0733082Y2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 空気調和機の吹出し部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733082Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5267482B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2013-08-21 | パナソニック株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62261852A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の吹出装置 |
| JPS63150245U (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-03 | ||
| JPH0434328Y2 (ja) * | 1987-09-04 | 1992-08-17 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1989095539U patent/JPH0733082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0334546U (ja) | 1991-04-04 |
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