JPH07330462A - 多孔質SiC焼結体とその製造方法 - Google Patents

多孔質SiC焼結体とその製造方法

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JPH07330462A
JPH07330462A JP14087694A JP14087694A JPH07330462A JP H07330462 A JPH07330462 A JP H07330462A JP 14087694 A JP14087694 A JP 14087694A JP 14087694 A JP14087694 A JP 14087694A JP H07330462 A JPH07330462 A JP H07330462A
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Chomei Yamada
朝明 山田
Yukio Hayashi
幸雄 林
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Tokai Carbon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気孔特性および強度特性に優れた多孔質Si
C焼結体とその製造方法を提供する。 【構成】 多孔質体を構成するSiC粒子の結合粒界部
にMoSi2 を溶着充填した多孔質SiC焼結体。その
製造方法は、SiC粉末にMoSi2 粉末を配合した混
合粉末を成形し、非酸化性雰囲気下にMoSi2 の融点
以上、かつ2200℃以下の温度で焼成する。好ましく
は、SiC粉末の平均粒子径0.1〜10μm 、MoS
2 粉末の平均粒子径5〜30μm 、MoSi2 粉末の
配合割合はSiC粉末100重量部に対し10〜30重
量部、MoSi2 の融点以下の温度で熱処理したのち焼
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高気孔率と高強度を有
し、例えば排気ガス濾過用のフィルターとして好適な多
孔質SiC焼結体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SiCは耐熱性および耐食性が優れてい
るので、SiC多孔質体は触媒担体や腐食性溶液の濾過
用フィルターとして使用されている。また、最近では、
ディーゼルエンジン等の内燃機関における排気ガス浄化
装置において、排気ガス中のカーボン煤を濾過するとと
もにこのカーボン煤を燃焼除去する触媒担体として、ハ
ニカム状に形成したフィルターが検討されている。
【0003】SiC多孔質体を排気ガス浄化用のフィル
ターとして用いる場合には、高強度である上に、排気ガ
スの流通濾過時における圧損を少なくするとともにカー
ボン煤の捕集効率を高めるために、気孔率が約45%以
上であること、気孔分布がシャープで平均気孔径が約1
0μm 以上であることなどの気孔特性が要求される。
【0004】従来SiC多孔質体を製造する方法として
は、ポリウレタンフォームのような三次元編目構造の有
機質多孔体にSiCのスラリーを含浸させて乾燥したの
ち、熱処理して有機質体を焼却除去する方法が知られて
いる(例えば、特開昭58−122016号公報)が、この方法
で得られるSiC多孔質体は気孔率が80%以上と高い
反面、強度が低いという欠点がある。
【0005】また、多孔質SiC焼結体の製造方法とし
てSiCの微粒子を焼成することにより粒成長させる方
法があり、特開平3−215374号公報には平均粒径
が100〜150μm で、平均粒径の±20%以内に9
0重量%以上が存在する粒度分布を有するSiC顆粒
を、その表面部分が潰れて相互に連結し、かつその内部
が未潰れの状態で成形体中に残存するように成形圧縮し
たのち焼結する方法が提案されている。また、特開平3
−215375号公報には、SiC粉末に炭素質物質を
配合して成形、焼結したのち、焼結体を酸化性雰囲気下
に加熱して炭素質物質を燃焼消失させる方法が、更に特
開平4−187578号公報にはβ型SiC粉末にα型
SiC粉末を配合して成形したのち焼成することにより
β型SiCの異常粒成長を抑制して気孔径を制御する方
法が提案されている。しかしながら、これらの方法では
多孔体を構成するSiC粒子の結合はSiC微粒子の粒
成長のみによるものであるから機械的強度が小さく、気
孔特性と強度特性の両立を図るには十分でないという問
題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】とくに排気ガス浄化装
置のフィルターとして使用する場合には、衝撃などによ
りクラックが発生するとそのクラックを通して排気ガス
が流通して濾過機能を果たさなくなるために高強度の多
孔質体が要求されており、また、濾過により捕集したカ
ーボン煤の燃焼除去に際しては通電により自己発熱する
ものが望まれている。
【0007】本発明の目的は、気孔特性ならびに強度特
性に優れ、また通電による自己発熱性の良好な、例えば
排気ガス浄化用のフィルターとして好適な多孔質SiC
焼結体とその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による多孔質SiC焼結体は、多孔質体を構
成するSiC粒子の結合粒界部にMoSi2 を溶着充填
してなることを構成上の特徴とする。
【0009】多孔質SiC焼結体は、焼結によりSiC
微粒子を粒成長させるとともにこれらの粒子を相互に結
合することにより多孔質体を形成するものであるから、
SiC粒子間の結合粒界部の強度が最も小さくなる。本
発明の多孔質SiC焼結体はこの結合粒界部にMoSi
2 を溶着充填することにより、SiC粒子間の結合粒界
部の強化を図るものである。MoSi2 は強度および耐
熱性に優れ、またSiCとの濡れ性が良好であるから、
結合粒界部に溶着充填することにより気孔特性および耐
熱性を低下させることなく、SiC粒子間の結合強度の
増大がもたらされる。
【0010】本発明の多孔質SiC焼結体の製造方法
は、SiC粉末にMoSi2 粉末を配合した混合粉末を
成形し、非酸化性雰囲気下にMoSi2 の融点以上、か
つ2200℃以下の温度で焼成することを特徴とする。
【0011】原料となるSiC粉末は結晶構造に係わり
なく、α型、β型いずれも用いることができるが、粉末
粒度として平均粒径が0.1〜10μm の粉末を使用す
ることが好ましい。平均粒径が0.1μm 未満では気孔
率および気孔径が低下するため、フィルターとして好ま
しい気孔特性を付与することが困難となる。一方、平均
粒径が10μm を越える場合には、焼結性が悪化し、強
度が低下するためである。
【0012】また、MoSi2 粉末は平均粒径が5〜3
0μm の粉末を用いることが好ましい。MoSi2 は焼
成の際に溶融してSiC粒子の結合粒界部に充填され、
凝固時に溶着することにより結合粒界部を強化するが、
MoSi2 粉末が存在した跡は気孔となる。したがっ
て、MoSi2 粉末の平均粒径はSiC焼結体の気孔特
性に大きく影響するために、平均粒径が5μm 未満では
多孔質SiC焼結体の平均気孔径が小さくなって排気ガ
スの濾過抵抗が増大し、また30μm を越えると平均気
孔径が大きくなりフィルターとしての機能が低下するた
めである。
【0013】このMoSi2 粉末は、SiC粉末100
重量部に対して10〜30重量部の割合で配合される。
配合量が10重量部未満の場合にはSiC粒子の結合粒
界部への溶着充填量が少ないために強度向上が十分に果
たされず、一方30重量部を越えると一部が気孔部分に
も充填されるために気孔率や気孔径の減少などによりフ
ィルターとしての機能の低下を招くためである。
【0014】SiC粉末とMoSi2 粉末は、カルボキ
シルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリ
ビニルアルコール等の有機質バインダーおよび水を加え
て均一なスラリー状に調製し、これを鋳込み成形、押出
し成形など公知の成形手段により所定形状に成形され
る。
【0015】この成形体はN2 やArなどの非酸化性雰
囲気下にMoSi2 の融点以上の温度で、かつ2200
℃以下の温度により焼成される。MoSi2 は焼成時に
溶融し、またSiCとの濡れ性が大きいので凝固する際
に溶着して、SiC粒子の結合粒界部の強化が図られ
る。しかしながら、焼成温度が2200℃を越えると、
SiCおよびMoSi2 の分解が生じるので、焼成温度
は2200℃以下に設定される。
【0016】なお、この場合にMoSi2 の融点以下の
温度、例えば1900〜2000℃の温度で一定時間熱
処理してSiCの粒成長を進行させて、多孔質体を形成
してから所定温度に昇温、焼成することが気孔特性の向
上を図る上で好ましい。
【0017】
【作用】本発明の多孔質SiC焼結体は、多孔質体を構
成するSiC粒子の結合粒界部に溶融したMoSi2
充填したものであるから、強度の最も小さい粒界部が溶
着充填したMoSi2 によって補強されて、気孔特性を
損なうことなく強度特性の向上がもたらされる。更に、
MoSi2 は導電性が良好であるから通電発熱性も向上
し、排気ガス浄化用のフィルターや多孔質セラミックヒ
ータとして極めて好適である。
【0018】また、本発明の製造方法によれば、SiC
粉末にMoSi2 粉末を配合した混合粉末を成形し、非
酸化性雰囲気下にMoSi2 の融点以上で、かつ220
0℃以下の温度で焼成することにより、焼成時に溶融し
たMoSi2 はSiCとの界面濡れ性が良好なために粒
成長したSiC粒子の結合粒界部の凹部に優先的に充填
され、凝固する際に溶着して結合粒界部の強化が図られ
る。また、混合粉末中のMoSi2 の存在した跡は空隙
となるために、気孔特性の劣化を招くことなく強度特性
の向上がもたらされる。
【0019】また、用いるSiC粉末およびMoSi2
粉末の平均粒径や配合比率を調整することにより、多孔
質SiC焼結体の気孔特性の制御ならびに強度特性を向
上させることが可能となる。更に、MoSi2 の融点以
下の温度で一定時間熱処理して、SiC粒子の粒成長を
進行させて多孔質体を形成してから焼成すると、気孔特
性のより一層の向上を図ることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と対比して具
体的に説明する。
【0021】実施例1 平均粒径5μm のα型SiC粉末100重量部に対し
て、平均粒径20μm のMoSi2 粉末を30重量部の
割合で配合し、更にポリビニルアルコール1重量部、水
22重量部を加えてスラリーを調製した。次いで、この
スラリーを鋳込み成形法によって直径12mm、長さ50
mmの円柱状に成形し、乾燥後、N2 雰囲気中で2100
℃の温度に1時間保持して焼成した。得られたSiC焼
結体の気孔率、平均気孔径および3点曲げ強度を測定し
て表1に示した。なお、気孔率、平均気孔径は水銀圧入
法により、3点曲げ強度はJIS R1601によりそ
れぞれ測定した。また、SiC焼結体の両端部にAgペ
ーストを塗布して電極とし、100℃および500℃に
設定した電気炉中で比抵抗を測定し、その結果も表1に
示した。なお、このSiC焼結体の粒子構造を走査型電
子顕微鏡で撮影した写真(倍率;1000倍)を図1に
示した。図1からSiC粒子の結合粒界部にMoSi2
が溶着充填されており、また焼成時にMoSi2 が存在
した跡はそのまま空隙となっていることが判る。
【0022】比較例1 MoSi2 粉末を配合しなかったほかは実施例1と同一
の方法によりSiC焼結体を作製し、実施例1と同一の
方法で諸特性を測定して、その結果を表1に併載した。
また、このSiC焼結体の粒子構造を走査型電子顕微鏡
で撮影した写真(倍率;1000倍)を図2に示した。
【0023】実施例2 平均粒径が0.3μm のβ型SiC粉末100重量部に
対して、平均粒径20μm のMoSi2 粉末10重量
部、メチルセルロース30重量部、グリセリン10重量
部および水20重量部を加えてスラリーを調製し、この
スラリーを押出し成形法によって直径12mm、長さ50
mmの円柱状の成形体を作製した。この成形体をArガス
雰囲気中で10℃/min.の昇温速度で加熱し、1950
℃の温度で4時間熱処理したのち再び昇温して、210
0℃の温度に1時間保持して焼成した。得られたSiC
焼結体について実施例1と同一の方法により諸特性を測
定して、その結果を表1に併載した。
【0024】実施例3 MoSi2 粉末の配合量を20重量部に変えたほかは、
実施例2と同一の方法によりSiC焼結体を製造した。
得られたSiC焼結体について実施例2と同様にして諸
特性を測定し、その結果を表1に併載した。
【0025】実施例4 MoSi2 粉末の配合量を30重量部に変えたほかは、
実施例2と同一の方法によりSiC焼結体を製造した。
得られたSiC焼結体について実施例2と同様にして諸
特性を測定し、その結果を表1に併載した。
【0026】実施例5 MoSi2 粉末の平均粒径を13μm に変えたほかは、
実施例2と同一の方法によりSiC焼結体を製造した。
得られたSiC焼結体について実施例2と同様にして諸
特性を測定し、その結果を表1に併載した。
【0027】比較例2 MoSi2 粉末を配合しないほかは、実施例2と同一の
方法によりSiC焼結体を製造した。得られたSiC焼
結体について実施例2と同様にして諸特性を測定し、そ
の結果を表1に併載した。
【0028】比較例3 MoSi2 粉末の代わりに平均粒径20μm のα型Si
C粉末を用いたほかは実施例2と同一の方法によりSi
C焼結体を製造した。得られたSiC焼結体について実
施例2と同様にして諸特性を測定し、その結果を表1に
併載した。
【0029】比較例4 MoSi2 粉末の代わりに平均粒径20μm のα型Si
C粉末を使用し、N2ガス雰囲気で焼成したほかは実施
例2と同一の方法によりSiC焼結体を製造した。得ら
れたSiC焼結体について実施例2と同様にして諸特性
を測定し、その結果を表1に併載した。
【0030】比較例5 1950℃の温度で4時間熱処理して焼成を終了したほ
かは、実施例2と同一の方法によりSiC焼結体を製造
した。得られたSiC焼結体について実施例2と同様に
して諸特性を測定し、その結果を表1に併載した。
【0031】比較例6 焼成温度を2300℃としたほかは、実施例2と同一の
方法によりSiC焼結体を製造した。得られたSiC焼
結体について実施例2と同様にして諸特性を測定し、そ
の結果を表1に併載した。
【0032】
【表1】
【0033】表1の結果から、実施例の多孔質SiC焼
結体は、比較例の多孔質SiC焼結体に比べて気孔率、
平均気孔径とも大きく優れた気孔特性を有する上に、強
度も高いことが認められ、また、MoSi2 粉末の平均
粒径や配合率を調整することにより気孔特性および強度
特性の調節が可能なことが判る。更に、比抵抗が小さ
く、その温度変化も少ないので通電発熱性にも優れてい
る。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の多孔質SiC焼
結体は、多孔質体を構成するSiC粒子の結合粒界部に
MoSi2 が溶着充填されているために、気孔特性を低
下させることなく高い強度特性を備え、通電発熱性も優
れている。また、本発明の製造方法によれば、特定の焼
成条件により焼結することにより前記SiC焼結体の製
造が可能であり、排気ガス濾過用のフィルターや多孔質
セラミックヒータなどに使用される多孔質SiC焼結体
およびその製造技術として極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1により製造された多孔質SiC焼結体
の粒子構造を示した電子顕微鏡写真(倍率;1000
倍)である。
【図2】比較例1により製造された多孔質SiC焼結体
の粒子構造を示した電子顕微鏡写真(倍率;1000
倍)である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質体を構成するSiC粒子の結合粒
    界部にMoSi2 を溶着充填してなることを特徴とする
    多孔質SiC焼結体。
  2. 【請求項2】 SiC粉末にMoSi2 粉末を配合した
    混合粉末を成形し、非酸化性雰囲気下にMoSi2 の融
    点以上、かつ2200℃以下の温度で焼成することを特
    徴とする多孔質SiC焼結体の製造方法。
  3. 【請求項3】 SiC粉末の平均粒径が0.1〜10μ
    m である請求項2記載の多孔質SiC焼結体の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 MoSi2 粉末の平均粒径が5〜30μ
    m である請求項2又は3記載の多孔質SiC焼結体の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 SiC粉末100重量部に対し、MoS
    2 粉末を10〜30重量部の割合で配合する請求項
    2、3又は4記載の多孔質SiC焼結体の製造方法。
  6. 【請求項6】 MoSi2 の融点以下の温度で熱処理し
    たのち焼成する請求項2、3、4又は5記載の多孔質S
    iC焼結体の製造方法。
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Cited By (4)

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