JPH07330451A - 熱硬化性不定形耐火物とその施工方法 - Google Patents

熱硬化性不定形耐火物とその施工方法

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JPH07330451A
JPH07330451A JP6129040A JP12904094A JPH07330451A JP H07330451 A JPH07330451 A JP H07330451A JP 6129040 A JP6129040 A JP 6129040A JP 12904094 A JP12904094 A JP 12904094A JP H07330451 A JPH07330451 A JP H07330451A
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refractory
weight
binder
heat
thermosetting
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JP6129040A
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English (en)
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Toshihisa Sasaki
俊久 佐々木
Isamu Ide
勇 井出
Naoto Higuchi
尚登 樋口
Chiyomi Aoyama
千代実 青山
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Kurosaki Refractories Co Ltd
Lignyte Co Ltd
Original Assignee
Kurosaki Refractories Co Ltd
Lignyte Co Ltd
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    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常温で流動性が良好であること、ウェット状
で保存中に経時変化がないこと、流し込み施工ができる
こと、加熱硬化を容易にするために、60〜100℃の
低温加熱で保形性があり脱枠可能な状態になること、加
熱硬化が短時間でできること、乾燥強度が高く中間温度
で劣化のないこと、耐食性が良好であること等の熱硬化
性不定形耐火物に要求される特性の充足。 【構成】 44μm以下の微粉を10〜30重量%含む
粒度調整された耐火骨材100重量%と、結合剤として
して軟化点70〜200℃のフェノール樹脂を0.1〜
10重量%と多糖類系感熱ゲル化剤0.1〜10重量%
と、また難溶解性バインダーとして難溶解性リン酸ナト
リウム、及び/又は、縮合リン酸アルミニウムを0.5
〜3重量%配合し、水を添加混練し、流し込んだ後60
〜100℃に加熱し、硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高炉樋、樋カバー、
混銑車受銑口、ランス、熱風炉、均熱炉、加熱炉、電気
炉、DH、RH、タンディッシュ、ロータリーキルン、
焼却炉、煙道等の耐火炉の内張り用の不定形耐火物とそ
の施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記に示されるような耐火炉の内
張り材料の施工方法としては、流し込み施工が主体とな
っている。流し込み施工の材料としては、一般に粒度調
整された耐火原料の配合物に、結合剤としてアルミナセ
メント、高アルミナセメント等を使用したセメント系流
し込み材が主体に使用され、一部バインダーとして珪酸
塩、リン酸塩等を添加したものもある。
【0003】これらの不定形耐火物は、施工面では事前
に水と混練したものを施工現場に搬入して施工すること
は、常温硬化性があるので不可能であった。このことか
ら通常は粉末材料を施工現場に搬入して混練、搬送、施
工する。このため、ミキサー等の大型設備が必要であ
り、施工が煩雑で人手がかかり、能率が悪い。また、混
練時の粉塵などの発生も大であり、作業環境面でも好ま
しくない。
【0004】これらの問題を解決するために使用される
耐火組成物を、従来のような粉末材料でなく、ウェット
状の耐火組成物を熱硬化することで施工箇所での混練が
不要になり、省力化及び作業環境が改善されるとする熱
硬化性不定形耐火物が種々提案されている。
【0005】この熱硬化性不定形耐火物として、例えば
特開昭63−162579号公報には、あらかじめ材料
を水分で混練したものを施工箇所で加熱硬化させるとい
う不定形耐火物が開示されている。しかし、これは特に
硬化を引き起こすバインダーが添加されていないため、
加熱する熱のみにより添加水分が蒸発して硬化するもの
で、硬化に長時間かかり、組織体としても十分でない。
【0006】さらに、バインダーとして粗目に粒度調整
した珪酸ソーダガラスを使用することが、特開平4−8
3764号公報に開示されているが、常温において少量
溶出した珪酸ソーダガラスと微粉原料との反応性が大き
いために、製造後からの保存日数が長くなる程流動性が
低下し、使用不可能となり実用的でない。
【0007】さらに粒度調整した珪酸ソーダガラスにパ
ラフィンを被覆して使用することが特開平4−3317
75号公報に開示されているが、パラフィンに十分な被
覆強度がないために混練、搬入時に骨材と擦れ合って被
覆剤が剥離され易い。その結果前記同様に保存中に経時
変化を起こし、流動性不良となる。また、加熱して硬化
させる際には材料中のパラフィンが揮発するため、亀裂
が生じて組織劣化となり施工体としては十分でない。
【0008】その他、熱硬化剤として合成樹脂エマルジ
ョンと感熱ゲル化剤の併用により使用することが特開平
5−70246号公報に開示されているが、合成樹脂エ
マルジョンは粘性が高く、わずかの添加で作業性が著し
く低下する。また、施工体を乾燥する際にこうした有機
バインダーは300〜500℃の比較的低温度域でその
ほとんど全てが熱分解して揮散するため、組織の劣化が
激しい。その結果、高温度下での使用時に十分な耐用を
得られない。即ち、合成樹脂エマルジョンと感熱ゲル化
剤を併用したバインダーは耐火物を加熱硬化することは
できても、乾燥時〜中間温度域で強度を著しく低下させ
るため、耐火物用のバインダーとしては最適ではない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、 常温で流動性が良好であること、 ウェット状で保存中に経時変化がないこと、 流し込み施工ができること、 加熱硬化を容易にするために、60〜100℃の低
温加熱で保形性があり、脱枠可能な状態になること、 加熱硬化が短時間でできること、 乾燥強度が高く、中間温度で劣化のないこと、 耐食性が良好であること等の熱硬化性不定形耐火物
に要求される特性を全て充分に満足する熱硬化性不定形
耐火物と、その施工法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の熱硬化性不定形
耐火物は、その目的を達成するために44μm以下の微
粉を10〜30重量%含む粒度調整された耐火骨材10
0重量%と、熱硬化剤として軟化点70〜200℃のフ
ェノール樹脂を0.1〜10重量%と多糖類系感熱ゲル
化剤を0.1〜10重量%と、また結合剤である難溶解
性バインダーとして難溶解性リン酸ナトリウム、及び/
又は、縮合リン酸アルミニウムを0.5〜3重量%配合
したことを特徴とする。
【0011】また、その施工法は、この不定形耐火物に
水を添加混練し、流し込んだ後60〜100℃に加熱
し、硬化させることを特徴とする。
【0012】本発明に使用する耐火骨材としては、酸化
物を含む原料として珪石、珪砂、電融シリカ、含水無定
形シリカ、無水無定形シリカ等のシリカ質、ムライト、
ボーキサイト、バン土頁岩、シリマナイト、カイヤナイ
ト、焼結アルミナ、電融アルミナ、仮焼アルミナ等のア
ルミナ質、ロー石、シャモット、陶石、粘土、カオリ
ン、ベントナイトなどのアルミナ−シリカ質、ジルコ
ン、ジルコニア等のジルコニア質、電融マグネシア、焼
結マグネシア、アルミナ−マグネシアスピネル、酸化カ
ルシウム等の塩基性質、スピネル、酸化クロム、クロム
鉄鉱等のクロム質等、炭化物としては炭化珪素、炭化ア
ルミニウム、炭化ジルコニウム等の炭化物、窒化物とし
ては窒化ジルコニウム、窒化珪素、窒化珪素鉄、窒化硼
素、窒化アルミニウム等、カーボンを含む原料としては
コークス、天然黒鉛、人造黒鉛、仮焼無煙炭、ピッチ
粉、カーボンブラック、カーボンレンガ及び電極屑など
の炭素質、以上の他に炭化硼素等の硼化物、珪素、フェ
ロシリコン等の珪化物等の全ての耐火物原料からなる群
より選択し、必要に応じて1種又は2種以上を併用する
ことができる。
【0013】熱硬化剤の内で、フェノール樹脂の添加量
としては、耐火骨材100重量%に対して0.1〜10
重量%が好ましい。フェノール樹脂は、レゾール型フェ
ノール樹脂、ノボラック型フェノール樹脂又はそれらの
混合物を用いることができる。フェノール樹脂の原料と
してはフェノール以外にクレゾール、キシレノール、ア
ルキルフェノール、エチルフェノール、プロピルフェノ
ール、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニル
フェノール、フェニルフェノール、カテコール、レゾル
シノール、ハイドロキノン、ビスフェノールA等のフェ
ノール類があり、これらのフェノール類を単独、あるい
は組み合わせて使用することができる。ここでレゾール
型フェノール樹脂は、60℃以上に加熱すると脱水縮合
反応を起こし、不溶不融の固体となり、固化する。しか
し、ノボラック型フェノール樹脂を使用する場合には、
そのままでは熱硬化しないため、硬化補助剤としてヘキ
サメチレンテトラミン(以下ヘキサミンと言う)をフェ
ノール樹脂に対して1〜20重量%程度使用する。ヘキ
サミンは、ノボラック型フェノール樹脂と混合して水を
添加すると水中で付加化合物を作り、60℃より低い温
度で安定化する性質があるが、60℃以上になると結合
が切れて重合が開始され不溶不融の固体となり固化す
る。
【0014】多糖類系感熱ゲル化剤の添加量は、耐火骨
材100重量%に対して0.1〜10重量%が望まし
い。使用する多糖類系感熱ゲル化剤としては、小麦粉澱
粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉、米澱粉、サ
ゴ澱粉、コーンスターチ、ハイアミロースコーンスター
チ等の澱粉類、及び小麦粉、米粉、卜ウモロコシ粉、切
干藷粉末、切干タピオカ粉末、グァーガム、ローカスト
ビーンガム、サンザンガム、カラヤガム、寒天、ゼラチ
ン、カラギーナン、アラビアガムが代表的であるが、こ
れらを1種ないしは2種以上組み合わせて使用できる。
【0015】これらの多糖類系感熱ゲル化剤は温度が6
0℃位まで上昇すると水和が急激に進み、膨張して粘性
が急激に上昇し、ゲル化状態になる。このため、多糖類
系感熱ゲル化剤を使用すると乾燥時に施工体の流動性を
抑制させると共に有機糊料として施工体の初期強度を発
現するので前述のフェノール樹脂と併用することにより
乾燥硬化後に良好な組織体が得られる。
【0016】本発明に使用する難溶解性バインダーとし
ては、難溶解性リン酸ナトリウム、縮合リン酸アルミニ
ウムを1種以上使用する。
【0017】難溶解性リン酸ナトリウムとは、リン酸ナ
トリウムの縮合過程で、Al2 3、SiO2 、B2
3 、MgO、CaO等を少量添加し、リン酸ナトリウム
粒子表面又は一部を水に不溶化したものであり、縮合リ
ン酸アルミニウムとは、第一リン酸アルミニウムを軽焼
後、水蒸気によりダスティングしたものである。これら
の添加量は、0.5〜3重量%の範囲で使用される。
【0018】本発明の流し込み材には、通常の流し込み
材に使用する分散剤を使用することができる。分散剤と
しては、例えばアルカリ金属リン酸塩、アルカリ金属カ
ルボン酸塩、アルカリ金属フミン酸塩、ポリカルボン酸
ナトリウム、アルキルスルホン酸ナトリウム、芳香族ス
ルホン酸ナトリウム等、アルカリ金属珪酸塩、アルカリ
金属炭酸塩、又はリグニンスルホン酸ナトリウム、更
に、これらと同様な効果が得られる物質から1種又は2
種以上を選択して使用できる。
【0019】これら分散剤の使用量は、慣用の使用範囲
内であり、例えば耐火骨材100重量%当たり0.00
5〜1.000重量%程度である。
【0020】本発明の熱硬化性不定形耐火物は、さらに
この種の流し込み施工用耐火物の添加物として既知なる
各種金属ファイバー類、有機繊維、無機繊維、金属粉、
ガラス等の酸化防止剤や通常モルタルの添加物として既
知なる増粘剤や凝結調整剤、消泡剤等を添加しても良
い。
【0021】
【作用】熱硬化性不定形耐火物は、前記の条件を満足さ
せるために100℃以下の低温で加熱硬化を引き起こす
バインダーはそれ自体、常温硬化性がないことが必要で
あり、第2にそのバインダーが加熱硬化後に乾燥又は使
用時の高温において施工体の組織を劣化することなく、
強度及び耐食性に優れていなけばならない。
【0022】本発明者らは種々の試作を行なった結果、
粒度調整された耐火性骨材とフェノール樹脂及び多糖類
系感熱ゲル化剤、さらに難溶解性バインダーを任意に組
み合わせ、水を加えて混練した混練物は常温では安定
で、60℃〜100℃に加熱すると24時間以内の短時
間で強度を発現し、高温まで乾燥しても強度を持続する
ことを見出だした。即ち、上記バインダーを添加した混
練物は、施工に必要な流動性を常温では製造した後から
1ヶ月以上保持することができ、60℃〜100℃に加
熱するとバインダー中の多糖類系感熱ゲル化剤の水和、
及びフェノール樹脂のゲル化が進行し、硬化するもので
ある。
【0023】本発明の熱硬化性不定形耐火物は、あらか
じめ粉末材料を水と混練したウェット状の混練物を常温
で長期間保存していても使用するまでの間、経時変化は
極めて小さく、混練直後から施工時まで流動性の低下が
少なく、その施工は容易で通常の流し込み施工が可能で
あり、施工後、低温で加熱することにより、流動性が低
下して短時間で硬化するとともに脱枠可能な乾燥強度を
発現し、使用時に高強度、高耐食性を有する。
【0024】施工法は、具体的にはウェット状の混練物
を搬送し、施工箇所において、振動モーター、電磁振
動、エアーランマー等で直接又は間接的に振動を与え、
流動性を与えて通常の流し込み施工の後、施工体にバー
ナー等で直接又は間接的に熱を与えて硬化させて保形性
をもたせて脱枠可能な状態にする施工法である。
【0025】本発明はこの通常の流し込み施工を行うこ
とができることに特質があり、このことが施工時の充填
を密にして施工体の組織を良好にして使用時の耐用をあ
げると共に、施工を容易にする。また、現地による施工
のみならずプレキャタブルブロックとして事前に混練物
を型枠に流し込み加熱硬化及び乾燥してその成形体を使
用することも可能である。
【0026】本発明において、施工体を60〜100℃
の温度域で加熱により硬化させるのは、この温度範囲の
下限の60℃より低い温度で加熱硬化するような材料設
計にすると加熱硬化する温度が常温に近くなり、常温で
の搬送又は保存中に加熱硬化したり、流動性が低下する
可能性が大きくなるからである。また、この温度範囲の
上限の100℃より高い温度で加熱硬化するような材料
設計にすると、現地施工後に熱硬化のための特別な装置
を必要とするばかりでなく、加熱硬化時に施工体に充分
に熱が伝わらずに加熱硬化が不充分となっていわゆる部
分硬化をおこして脱枠不能になり易くなる。
【0027】フェノール樹脂は、水により軟化温度、ゲ
ル化温度が低下する。そのため、混練物の経時変化を抑
制し、60℃以上の温度で硬化させるには軟化点は70
〜200℃程度が良好である。これより温度が低いと水
で混練した混練物の経時変化が大きくなり、保存中に混
練物の流動性が低下する。また、これより温度が高いと
硬化するのに高温を必要とするばかりでなく、熱軟化時
にフェノール樹脂の粘性が高く、施工体中の組織内への
浸透力の低下、すなわち骨材の粒子間にフェノール樹脂
が充分に浸透しないためにバインダーとしての効果が低
下することがある。
【0028】フェノール樹脂の添加量が0.1重量%未
満の添加では、強度不足で添加による効果がなく、10
重量%を越えると強度は高いが施工体の通気性を阻害
し、乾燥性に劣る。更に、熱分解時に発生するガスによ
る環境の悪化やそれに伴う気孔率の上昇があり、好まし
くない。
【0029】一方、多糖類系感熱ゲル化剤は冷水には不
溶であるが、温度が60℃位まで上昇すると水和が急激
に進み、膨張して粘性も急激に上昇して、ゾルからゲル
化状態になる。更にこうしたゲル化状態から水分の除去
によりゲル化合物は固化し、有機糊料としてその結合力
は増加する。この多糖類系感熱ゲル化剤を使用する施工
体は、乾燥時の温度上昇により施工体の流動化が低下
し、水分の蒸発により施工体の初期強度を発現する。
【0030】多糖類系感熱ゲル化剤の添加量が0.1重
量%未満では、初期強度を得るのに長時間を要する。ま
た、初期強度を得るには10重量%で充分であり、それ
を越える添加はあまり効果的でない。本発明の熱硬化性
不定形耐火物の硬化には、60℃以上の温度が必要であ
り、その硬化温度はフェノール樹脂の種類、軟化点、添
加量及び多糖類系感熱ゲル化剤の添加量により影響を受
ける。従って、本熱硬化性不定形耐火物の使用時に、施
工箇所の温度が高い温間施工の場合は、特別の加熱は必
要としないが、施工箇所の温度が低い冷間施工の場合
は、材料内部温度が60℃以上の温度になるように加熱
養生を行ない硬化させることが良い方法である。逆に本
発明の熱硬化性不定形耐火物は、100℃以上の高温施
工でも加熱硬化させることはできるが、混練物中の添加
水分及びピッチ等の有機物が急激に気化するために施工
体の組織がかえって劣化する。このため、加熱硬化時に
必要以上に高温にせずに加熱硬化後に徐々に高温まで乾
燥する方が良好な組織を得ることができる。
【0031】このようにフェノール樹脂及び多糖類系感
熱ゲル化剤を前記添加量で組み合わせたバインダーを使
用することにより混練物を加熱硬化することができる
が、こうしたバインダーは揮発分が少ないため、施工体
は組織を劣化することなく、乾燥及び高温使用ができ
る。
【0032】つまり、フェノール樹脂と多糖類系感熱ゲ
ル化剤はそれぞれ単味で使用しても十分な効果はなく、
これら2つを併用した施工体は60℃以上に加熱するこ
とでフェノール樹脂は硬化、多糖類系感熱ゲル化剤がゾ
ルからゲル化して、施工体中の水分の移動による樹脂の
移動は高粘度化により抑制されるために、養生から乾燥
まで強度が均一な組織体となる。
【0033】本発明において使用する難溶解性バインダ
ーの目的は、難溶解性バインダーであるため加熱養生が
可能な60℃以下では経時変化が少なく、また、ボンド
マイグレーションによる耐爆裂性の低下が少ないことに
ある。難溶解性バインダーは、一般に水温の上昇と共に
溶解性が増すので、施工体の加熱乾燥過程において十分
な強度を与えるだけの溶解量となるが、可溶性バインダ
ーと異なり初期にはほとんど溶解していないのでボンド
マイグレーションの傾向が少なく、耐爆裂性に優れた特
性を有する。
【0034】バインダーの添加量が0.5重量%より少
ない範囲では耐火組成物の強度を発現するのに十分でな
く、また、3重量%より多い範囲ではこれらのバインダ
ーの耐火性が骨材に比較して低いために耐火性の劣化を
もたらし、好ましくない。
【0035】以上のように本発明に使用するバインダー
としては、60℃から硬化して乾燥後までの熱硬化性を
一次バインダーとしてフェノール樹脂、及び多糖類系感
熱ゲル化剤を使用することで、更に乾燥後〜中高温域の
強度発現を二次バインダーとして難溶解性バインダーを
使用することでかかる目的を達成することができる。
【0036】すなわち、前記フェノール樹脂と多糖類系
感熱ゲル化剤を併用した施工体は、乾燥後は強度が高く
揮発分も比較的少ないバインダーであるが、乾燥後〜中
高温度において、炭化が進み、水蒸気、炭酸ガス、フェ
ノール、その他のガスの発生により、施工体の強度がや
や劣化する。このため、こうした温度域で難溶解性バイ
ンダーを使用することにより、施工体中で難溶解性バイ
ンダーが加熱されて一時的に水飴状に溶融するととも
に、混在する耐火骨材の界面間に浸透して結合剤として
の作用をなして固化することで、養生〜中高温域まで連
続的に強度の高い施工体を得ることができる。即ち、フ
ェノール樹脂と多糖類系感熱ゲル化剤並びに難溶解性バ
インダーの添加量を調整して水で混練された混練物はバ
インダー同志がお互いに反応することがほとんどないの
で、経時変化による保存中に流動性の低下がなく、しか
も加熱硬化時には養生〜中高温域まで連続的に強度発現
を可能にすることができる。
【0037】本発明の熱硬化性不定形耐火物は、結合剤
としてフェノール樹脂と多糖類系感熱ゲル化剤、さらに
難溶解性バインダーを使用することにより、従来のセメ
ント系流し込み材と同等以上の強度特性を得ることがで
きるが、更にセメント系流し込み材のような結合剤中に
CaOを含んでいないために、耐火組成物の耐食性向上
を期待することができる。
【0038】耐火性骨材物100重量%中に、44μm
以下の微粉が10〜30重量%としたのは、30重量%
以上を越えると、微粉の可溶性不純物が上記難溶解性バ
インダーと反応しやすくなり、経時変化が生じて充分な
流動性が得難くなり、施工性を発揮しにくくなる。ま
た、10重量%未満では、配合の超微粉量が少ないため
に流動性が下がるとともに、使用時の焼結強度が低下す
る。
【0039】
【実施例】表1に示す耐火物骨材により表2、表3に示
す本発明の実施例1〜14及び比較例2〜12のバイン
ダー及び結合剤を混合してなる組成物に所定の水を加え
混練した混練物を保存し、7日後に40×40×160
mmの金枠に流し込んだ後、80℃で5時間加熱養生後
脱枠した。
【0040】
【表1】
【表2】
【表3】 また、実施例15、16は前記同様に配合物を混練後、
常温で保存し7日後に40×40×160mmの金枠に
流し込んだ後、それぞれ60℃及び100℃で5時間加
熱養生後脱枠した。比較例1については混練後、直ちに
40×40×160mmの金枠に鋳込み、20℃で24
時間養生後脱枠した。比較例13、14は前記同様に配
合物を混練後、常温で保存し7日後に40×40×16
0mmの金枠に流し込んだ後、それぞれ50℃及び12
0℃で5時間加熱養生後脱枠した。以上のように脱枠し
たサンプルを110℃で24時間乾燥後、所定の温度に
加熱して強度及び見掛気孔率を測定した。また、混練物
の流動性については振動フロー値を測定した。
【0041】得られた結果を表4、表5に示す。
【0042】
【表4】
【表5】 これより実施例1〜16の熱硬化性不定形耐火物の品質
例は、比較例1の流し込み材に対して強度面、耐食性と
も同等以上だった。さらに混練直後から常温で保存し7
日後、14日後、30日後と経過した振動フロー値の低
下は少なく、30日後の状態でも充分施工可能な200
mm以上を示した。
【0043】次に、比較例2、3はバインダーとしてそ
れぞれフェノール樹脂のみ及び多糖類系感熱ゲル化剤の
みであったため、60℃での加熱では硬化が十分でな
く、物性の測定ができるサンプルを得られなかった。
【0044】また、比較例4、5はフェノール樹脂及び
多糖類系感熱ゲル化剤を併用していても添加量が少ない
ため、結果的には比較例2、3同様に60℃での加熱で
は硬化が十分でなく、物性の測定ができるサンプルを得
られなかった。比較例6、7はフェノール樹脂及び多糖
類系感熱ゲル化剤の添加量がそれぞれ過剰であるため、
配合物の流動性が低下すると共に鋳込み終了後、鋳込み
面へこれらのバインダー及び超微粉が浮いて加熱硬化時
にいわゆる皮張り現象が生じて乾燥硬化時にサンプルが
やや膨れた。それ故、品質結果は、前記実施例に比べて
やや気孔率が高くなり、耐食性も低下した。比較例8、
9、11は難解性バインダーの添加量が少なく、中間強
度が著しく低下した。比較例10、12は難解性バイン
ダーの添加量が過剰で、混練直後から保存日数が経過す
るにつれて流動性が低下すると共に耐食性の大幅な低下
を招いた。比較例13は50℃での加熱では硬化が十分
でなく、物性の測定ができるサンプルを得られなかっ
た。逆に比較例13は120℃での加熱では加熱硬化時
にバインダーによる熱硬化速度よりも添加水分やピッチ
による内部蒸気圧が高くなることで、結果としてサンプ
ルがやや膨れた。それ故、品質結果は、前記実施例に比
べてやや気孔率が高くなり、耐食性も低下した。 更
に、表1の配合物の粒度構成について44μm以下の微
粉が5重量%、35重量%となるように調整し、混練し
た。このそれぞれの配合を表6及び表7に示す。
【0045】
【表6】
【表7】 なお、バインダー部は、実施例1のバインダーを使用し
た。この結果、表6の配合物は、超微粉量が少ないため
に実施例で示される添加水分6.5%では振動フロー値
200mm以下になり、大幅な流動性の低下を招いた。
このため、施工可能な200mm以上の振動フロー値を
とるように添加水分を8.0%にせざるを得なくなり、
前記実施例と同様にして加熱硬化させた所、硬化強度が
著しく低下したため、加熱硬化後のサンプルを鋳込み金
枠から脱枠する時に折れて品質測定が不能となった。
【0046】次に、配合原料の成分を変え配合粒度は表
1とほぼ同じになるように調整し、混練した。この配合
を表8、表9に示す。
【0047】
【表8】
【表9】 表8の配合物では、気孔率の高いSiC骨材を多く使用
したため、施工可能な200mm以上の振動フロー値を
得ようとするには、添加水分は実施例11より多い7.
0%となった。この混練物を他の実施例同様に、常温に
て保存し、7日後に金枠鋳込んで、80℃で5時間加熱
養生後脱枠したところ、その鋳込面はヒビ、膨れもなく
硬化した。この配合物は常温で30日保存した後でも、
振動フロー値は200mm以上であった。
【0048】また、表9の配合物は添加水分5.5%で
振動フロー値が200mm以上になった。この混練物を
表8の実施例同様に鋳込み加熱養生した。得られたサン
プルはヒビ、膨れもなく硬化した。この配合物も常温で
30日保存後でも、振動フロー値は200mm以上であ
った。
【0049】以上のように過剰に添加水分を加えること
は、鋳込みサンプルの骨材と微粉とが分離して不均一な
施工体となる。そのため本発明では、流動性を維持出来
る範囲に止めることに心掛けた。
【0050】次に表7の配合物は、逆に超微粉量が多す
ぎるために混練直後の配合物の流動性は良好であるが、
比較例6、7同様に鋳込み終了後、鋳込み面へバインダ
ー及び超微粉が浮いて加熱硬化時に施工体の著しい膨れ
現象が生じた。このため、サンプルの品質測定が不能と
なった。
【0051】
【発明の効果】本発明の熱硬化性不定形耐火物はあらか
じめ粒度調整された粉末材料を水と混練したウェット状
の混練物であり、フェノール樹脂と感熱ゲル化剤並びに
難溶解性バインダーの添加量を調整して添加すること
で、常温では未硬化で混練後の流動性を下げることなく
保存することができる。
【0052】また、60〜100℃の低温で加熱するこ
とにより短時間で硬化することができ、しかも加熱硬化
後乾燥〜中高温域まで連続的に強度が発現できる優れた
流し込み材であり、施工の省力化、能率化に効果を奏す
る。更にセメントレスであるため、耐食性の向上が期待
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F27D 1/10 1/16 F R (72)発明者 樋口 尚登 大阪府泉大津市東雲町5−43−211 (72)発明者 青山 千代実 大阪府堺市桜之町西3−3−7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 44μm以下の微粉を10〜30重量%
    含む粒度調整された耐火骨材100重量%と、熱硬化剤
    として軟化点70〜200℃のフェノール樹脂を0.1
    〜10重量%と多糖類系感熱ゲル化剤を0.1〜10重
    量%と、また結合剤である難溶解性バインダーとして難
    溶解性リン酸ナトリウム、及び/または、縮合リン酸ア
    ルミニウムを0.5〜3重量%配合した熱硬化性不定形
    耐火物。
  2. 【請求項2】 44μm以下の微粉を10〜30重量%
    含む粒度調整された耐火骨材100重量%と、熱硬化剤
    として軟化点70〜200℃のフェノール樹脂を0.1
    〜10重量%と多糖類系感熱ゲル化剤を0.1〜10重
    量%と、また結合剤である難溶解性バインダーとして難
    溶解性リン酸ナトリウム、及び/または、縮合リン酸ア
    ルミニウムを0.5〜3重量%配合した熱硬化性不定形
    耐火物に水を添加混練し流し込んだのち、60〜100
    ℃に加熱し硬化させる耐火物の施工方法。
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