JPH07329B2 - トグル式型締装置の型締力設定方法 - Google Patents

トグル式型締装置の型締力設定方法

Info

Publication number
JPH07329B2
JPH07329B2 JP6782391A JP6782391A JPH07329B2 JP H07329 B2 JPH07329 B2 JP H07329B2 JP 6782391 A JP6782391 A JP 6782391A JP 6782391 A JP6782391 A JP 6782391A JP H07329 B2 JPH07329 B2 JP H07329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
clamping force
toggle
mold
general
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6782391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04278318A (ja
Inventor
幸 清水
信利 林
快司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Plastic Industrial Co Ltd filed Critical Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority to JP6782391A priority Critical patent/JPH07329B2/ja
Publication of JPH04278318A publication Critical patent/JPH04278318A/ja
Publication of JPH07329B2 publication Critical patent/JPH07329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は型締力を型厚に応じて自
動設定する射出成形機におけるトグル式型締装置の型締
力設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、射出成形機の型締装置は金型に
対して所定の型締力を付与する。トグル式型締装置の場
合、型締力はトグル機構の特性から型締時におけるタイ
バーの伸びに比例する。このため、トグル式型締装置で
は金型を取付けた後、トグル機構を最大限まで広げた状
態で型締めするとともに、この際、タイバーの伸びが設
定型締力となるように、タイバー上におけるトグル機構
全体の位置を型厚に応じて調整していた。
【0003】従来、このような型締力の設定方法は、特
公昭61−35924号公報及び特開平1−27501
6号公報等で知られている。前者はトグル機構の駆動源
として型締シリンダを使用し、また、後者は同駆動源と
してサーボモータを使用したものであり、基本的な設定
方法は同じである。後者の場合には、後部にネジ部を形
成したタイバーを備え、このタイバー上に可動型を支持
する可動盤及び圧受盤(トグル受盤)をスライド自在に
装填し、かつ可動盤と圧受盤間にトグル機構を架設する
とともに、ネジ部に汎用モータにより回転駆動せしめら
れる型厚調整ナットを螺合し、この型厚調整ナットは圧
受盤に対して回動自在に結合する。そして、型締力の設
定時にはサーボモータの出力トルクを制限した状態で、
サーボモータ及び汎用モータを駆動し、トルク機構にお
けるクロスヘッドが型締力設定位置よりも後退した位置
で金型タッチを行わせるとともに、金型タッチを検出し
た後は、トグル機構により駆動される可動盤の前進速度
とトグル機構全体の後退速度が略同一となるように、汎
用モータの駆動速度に合わせてサーボモータの速度を制
御し、クロスヘッドが型締力設定位置に達したなら、両
モータを同時に停止させる。これにより、型厚に応じた
型締力が設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の型締力設定方法は、次のような問題点があった。即
ち、トグル機構全体を移動させ、型厚調整を行うための
駆動源に使用するモータは、単なる位置調整を目的と
し、また、過負荷が発生しにくいこと、位置制御が不要
なこと等の理由により、位置制御を要しない汎用モータ
が用いられている。このため、クロスヘッドが型締力設
定位置に達したときに汎用モータを停止させた場合、実
際には汎用モータの慣性に基づく惰行によって停止位置
が不安定となり、結局、正確な型締力を設定することが
できない難点があった。
【0005】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、汎用モータを用いた場合で
あっても、型厚に応じ、常に正確な型締力を設定できる
トグル式型締装置の型締力設定方法の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトグル式型
締装置の型締力設定方法は、汎用モータ2によりトグル
機構3全体を後退させると同時に、トグル駆動部4によ
りトグル機構3のクロスヘッド5を型締力設定位置の手
前からトグル機構3を広げる方向に前進させ、金型タッ
チ状態に維持しつつ、クロスヘッド5が型締力設定位置
に達したときに、汎用モータ2及びトグル駆動部4を停
止させ、トグル機構3全体の位置を、型厚に応じて調整
するに際し、汎用モータ2を停止させた後、さらに、汎
用モータ2をトグル機構3全体が前進する方向に予め設
定した所定の修正時間Tsだけ作動させるようにしたこ
とを特徴とする。この場合、修正時間Tsは少なくとも
汎用モータ2の停止後における惰行を相殺可能な時間以
上に設定する。なお、汎用モータ2は停止させた後、予
め設定した所定のインターバル時間Tiを経過した後
に、修正時間Tsだけ作動させることが望ましく、この
際、インターバル時間Tiは汎用モータ2を停止させた
後における惰行に要する時間よりも大きく設定する。
【0007】
【作用】本発明に係るトグル式型締装置の型締力設定方
法によれば、トグル機構3のクロスヘッド5が型締力設
定位置に達したときに、汎用モータ2を停止させた場
合、トグル機構3全体は汎用モータ2の惰行によって正
規の位置を過ぎてから停止する。本発明では、この後
に、予め設定した修正時間Tsだけ汎用モータ2を作動
させ、トグル機構3全体を反対方向に移動、即ち、前進
移動させる。したがって、惰行による後退距離が相殺さ
れ、トグル機構3は本来の型締力を発揮する正規の位置
に正確に設定される。なお、インターバル時間Tiを設
けることにより、汎用モータ2の惰行による移動中に、
修正時間Tsの設定に基づく前進移動が開始しないよう
にする。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本発明方法を実施できるトグル式型
締装置1の全体構成について、図2を参照して説明す
る。
【0010】10は型締装置ベッドであり、その一側に
は固定盤11を起立させて取付ける。固定盤11の略中
央には金型12の固定型12sを取付けるとともに、四
隅にはタイバー13…の一端をそれぞれ水平方向に平行
となるように固定する。なお、固定盤11に対向して不
図示の射出装置が設置され、本型締装置1とともに射出
成形機を構成する。また、タイバー13…の他端側には
ネジ部14…を設ける。一方、タイバー13…には可動
盤15をスライド自在に装填し、可動盤15の略中央に
は可動型12tを取付ける。他方、タイバー13…の他
側には圧受盤(トグル受盤)16をスライド自在に装填
するとともに、圧受盤16と可動盤15間にはトグル機
構3を架設する。トグル機構3は圧受盤16と可動盤1
5を連結する前トグルリンク3f、3f及び後トグルリ
ンク3r、3rを上下に備え、後トグルリンク3r、3
rは中間トグルリンク3m、3mを介して中央に配した
クロスヘッド5に連結するとともに、クロスヘッド5の
内側にはボールナット17を有し、ボールネジ18に螺
合する。ボールネジ18の後端側は圧受盤16に回動自
在に取付け、また、回転伝達機構20を介してサーボモ
ータ21により回転せしめられる。回転伝達機構20及
びサーボモータ21はトグル駆動部4を構成する。
【0011】さらに、タイバー13のネジ部14には型
厚調整ナット22を螺合する。型厚調整ナット22は圧
受盤16に対して回動自在に結合し、また、回転伝達機
構23を介してブレーキ付ギアードモータ2g(汎用モ
ータ2)により回転せしめられる。なお、ギアードモー
タ2gは圧受盤16に取付ける。
【0012】一方、24は中央コントローラである。中
央コントローラ24はマイクロコンピュータを内蔵し、
型締装置1及び射出装置を含む射出成形機全体の制御機
能を有する。中央コントローラ24は本発明に係る型締
力設定方法を実行する制御プログラムを格納したROM
25、データの一時記憶や演算処理のためのRAM26
をはじめ、ディスプレイ27、入力装置28等を備えて
いる。
【0013】また、中央コントローラ24にはサーボモ
ータ制御部29を介してサーボモータ21を接続すると
ともに、サーボモータ21に内蔵したエンコーダ(回転
位置検出器)30を接続する。サーボモータ制御部29
は中央コントローラ24の指令によりサーボモータ21
を駆動し、クロスヘッド5の速度及び位置を制御すると
ともに、サーボモータ21の出力トルクに対してトルク
リミット制御を行う。これにより、クロスヘッド5の前
進力及び後退力が制御される。エンコーダ30はアブソ
リュート式であり、クロスヘッド5の位置及び速度を検
出して中央コントローラ24に付与する。この場合、ト
グル機構3が最大限に広がるクロスヘッド5の最前進位
置(型締位置)がゼロ(0)になるとともに、トグル機
構3が縮む方向(型開き方向)がプラス(+)となり、
これに基づいて可動盤15の位置制御が行われる。ま
た、ギアードモータ2gはギアードモータ制御部31を
介して中央コントローラ24に接続する。ギアードモー
タ制御部31は中央コントローラ24の指令によりギア
ードモータ2gを作動させ、圧受盤16の移動制御或は
保持制御を行う。
【0014】次に、本発明に係る型締力設定方法につい
て、図1に示すフローチャートを参照して説明する。
【0015】制御に先立ち、金型12の固定型12sは
固定盤11に、可動型12tは可動盤15にそれぞれ取
付ける。また、入力装置28により型締力、型厚等の各
種データをインプットする。これにより、中央コントロ
ーラ24は型締力に対応したクロスヘッド5の位置を算
出し、型締力設定位置PoとしてRAM26に記憶す
る。
【0016】一方、型締力設定指令が発せられると、R
OM25から制御プログラムが読出され、型締力の自動
設定処理が実行される。
【0017】まず、サーボモータ21はトルクリミット
設定値L1により出力トルクを制限した状態で、クロス
ヘッド5を前進させる(ステップ51)。なお、トグル
機構3は予め縮めておく。トルクリミット設定値L1は
可動盤15を移動させることができる所定の大きさに予
め設定されている。クロスヘッド5の位置Pはエンコー
ダ30によって読取り、位置P1としてRAM26に更
新記憶するとともに(ステップ52)、さらに、時間T
o経過後における位置P2を読取り、RAM26に更新
記憶する(ステップ53、54)。このように、時間T
o経過する毎に順次位置Pを検出し、位置P1と位置P
2を比較することにより、位置P1と位置P2が一致し
たなら、クロスヘッド5の前進を停止させる(ステップ
55、56)。この状態はクロスヘッド5の位置が変化
しない金型タッチ状態である。
【0018】そして、クロスヘッド5の位置Pと型締力
設定位置Poを比較し、P≦Po(金型非タッチ)の場
合には警報処理を行い、警報を発する(ステップ57、
58)。なお、この場合、後述する金型タッチ制御処理
を行うこともできる。他方、P>Poの場合にはサーボ
モータ21をトルクリミット設定値L2により出力トル
クを制限した状態で、クロスヘッド5を前進させ、金型
タッチ状態を維持したままトグル機構3を徐々に広げる
ように制御する(ステップ59)。このとき、同時に、
ギアードモータ2gを圧受盤16が後退する方向に作動
させ、トグル機構3全体を後退させるように制御する
(ステップ60)。なお、トルクリミット設定値L2は
前記設定値L1よりも小さく、金型タッチはできるが、
タイバー13…を伸長させるには小さすぎる所定の大き
さに設定される。そして、クロスヘッド5の位置Pが型
締力設定位置Poに達したなら、サーボモータ21及び
ギアードモータ2gの作動を停止させる。これにより、
クロスヘッド5の前進が停止するとともに、圧受盤16
の後退が停止する。また、トルクリミット制御を解除
し、さらに、クロスヘッド5を停止位置に保持する制御
を行う(ステップ61、62、63)。
【0019】一方、ギアードモータ2gを停止させた
後、インターバル時間Tiをタイマで計時する(ステッ
プ64)。インターバル時間Tiは休止時間であり、ギ
アードモータ2gに対する停止指令が発せられた時点か
ら実際に停止するまでに要する時間よりも大きく設定さ
れている。さらに、インターバル時間Tiの経過後は、
ギアードモータ2gをトグル機構3全体が前進する方向
に作動させる。この作動は予め設定した修正時間Tsだ
けタイマにより継続させる(ステップ64、65、6
6)。修正時間Tsは少なくともギアードモータ2gに
対する停止指令が発せられ、ギアードモータ2gを停止
させた後における惰行距離を相殺可能な時間以上に設定
することが望ましく、通常、0.2秒前後の僅かな時間
を設定する。このため、モータの焼損等は防止される。
そして、修正時間Tsが経過したなら、ギアードモータ
2gを最終停止させるとともに(ステップ67)、停止
指令が発せられた時点から圧受盤16が最終的に停止す
るまでに要する予め設定した処理時間Teが経過したな
ら、型締力設定処理の全工程を終了させる(ステップ6
8)。これにより、クロスヘッド5は設定型締力を発揮
できる正規の位置に設定される。よって、型締工程時に
クロスヘッド5を型締力設定位置(P=0)に移動させ
れば、設定型締力を発生し、常に正確な型締力を設定で
きる。
【0020】なお、型締力設定処理の開始時において、
圧受盤16の位置によっては、クロスヘッド5の位置P
が型締力設定位置Poよりも小さい場合(P≦Po)が
生じる。この場合には、前述したように警報処理(ステ
ップ58)により警報を発することができるし、図3に
示すフローチャートに従って、金型タッチ制御処理を行
い、これにより、圧受盤16を型締力設定処理を実行可
能な金型タッチ状態まで前進させることもできる。
【0021】次に、金型タッチ制御処理について、図3
を参照して説明する。
【0022】前記ステップ57において、クロスヘッド
5の位置Pと型締力設定位置Poを比較し、P≦Poの
場合には、金型タッチ制御処理を行う(ステップ7
1)。まず、サーボモータ21をトルクリミット設定値
L3により出力トルクを制限した状態で作動させ、クロ
スヘッド5を後退させることにより、トグル機構3を徐
々に縮めるとともにるとともに(ステップ72)、同時
にギアードモータ2gを作動させて圧受盤16を前進さ
せる(ステップ73)。なお、トルクリミット設定値L
3は比較的小さく、可動盤15を移動可能な大きさに予
め設定されている。そして、P>Poとなる位置にクロ
スヘッド5が達したなら、クロスヘッド5の後退を停止
させるとともに、出力トルクを制御しつつクロスヘッド
5の位置を保持する制御を実行する(ステップ74、7
5)。また、圧受盤16がさらに前進し、金型タッチ状
態になったなら、可動盤15の移動を停止させる。この
場合、クロスヘッド5に圧受盤16の前進力が作用し、
クロスヘッド5の位置が変化するため、クロスヘッド5
の位置変化により、金型タッチ状態を検出できる。した
がって、この位置変化を検出したなら、圧受盤16の前
進を停止すべくギアードモータ2gの作動を停止させれ
ばよい。これにより、金型タッチ制御工程を終了する
(ステップ76、77)。
【0023】一方、金型12を取付ける方法としては、
可動盤15(クロスヘッド5)を最後退位置にセット
し、最初に、金型12を固定盤11に取付けて型厚調整
等を行うとともに、可動盤15を金型12に接触させ、
最後に、可動盤15に対して金型12を取付けてもよ
い。
【0024】次に、この場合の型締力設定方法につい
て、図4に示すフローチャートに従って説明する。
【0025】まず、型締力設定指令が発せられると、中
央コントローラ24は所定の制御プログラムに従って自
動型締力設定処理を実行する。
【0026】サーボモータ21はトルクリミット設定値
L1により出力トルクを制限した状態でクロスヘッド5
を低速前進させる(ステップ81)。そして、金型タッ
チ状態か否かを確認するため、クロスヘッド5の位置が
変化するか否かを常時監視する。クロスヘッド5の位置
が変化しないことが確認されれば、金型タッチ制御工程
を終了させる(ステップ82)。
【0027】一方、クロスヘッド5の位置Pを監視し、
P>Poの場合には、クロスヘッド5の前進を停止させ
る。また、トルクリミット設定値L2に変更して、クロ
スヘッド5を停止位置に保持する制御を行うとともに
(ステップ83、84)、同時にギアードモータ2gを
作動させて圧受盤16を前進させる(ステップ85)。
他方、クロスヘッド5の位置が変化しなくなったなら、
ギアードモータ2gの作動を停止させ、圧受盤16の前
進を停止させることにより、金型タッチの制御工程を終
了させる(ステップ86、87)。この場合、金型タッ
チ時のクロスヘッド5の位置は前記Poとしたが、最大
型締力を発生可能な位置に固定させてもよい。
【0028】そして、金型タッチの制御工程が終了した
なら、図1のフローチャートで説明したステップ59以
後のステップと同一処理を実行させて型締力設定処理を
終了させる。なお、図4において、図1と同一ステップ
については同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0029】以上、実施例について詳細に説明したが本
発明はこのような実施例に限定されるものではない。例
えば、汎用モータはブレーキ付ギアードモータを例示し
たが、位置制御機能を有しない各種モータが適用され
る。その他、細部の構成、手法等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0030】
【発明の効果】このように、本発明に係るトグル式型締
装置の型締力設定方法は、汎用モータによりトグル機構
全体を後退させると同時に、トグル駆動部によりトグル
機構のクロスヘッドを型締力設定位置の手前からトグル
機構を広げる方向に前進させ、金型タッチ状態に維持し
つつ、クロスヘッドが型締力設定位置に達したときに、
汎用モータ及びトグル駆動部を停止させ、トグル機構全
体の位置を、型厚に応じて調整するに際し、汎用モータ
を停止させた後、汎用モータをトグル機構全体が前進す
る方向に予め設定した所定の修正時間だけ作動させるよ
うにしたため、汎用モータを使用した場合であっても、
型厚に応じた正確な型締力を設定できるとともに、制御
プログラムの変更等により容易に実施できるという顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る型締力設定方法の手順を示すフロ
ーチャート、
【図2】同型締力設定方法を実施できる型締装置の構成
図、
【図3】金型タッチ制御処理を実施する際の手順を示す
フローチャート、
【図4】同型締力設定方法よる他の実施例の手順を示す
フローチャート、
【符号の説明】
1 トグル式型締装置 2 汎用モータ 3 トグル機構 4 トグル駆動部 5 クロスヘッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用モータによりトグル機構全体を後退
    させると同時に、トグル駆動部によりトグル機構のクロ
    スヘッドを型締力設定位置の手前からトグル機構を広げ
    る方向に前進させ、金型タッチ状態に維持しつつ、クロ
    スヘッドが型締力設定位置に達したときに、汎用モータ
    及びトグル駆動部を停止させ、トグル機構全体の位置
    を、型厚に応じて調整するトグル式型締装置の型締力設
    定方法において、汎用モータを停止させた後、さらに、
    汎用モータをトグル機構全体が前進する方向に予め設定
    した所定の修正時間だけ作動させることを特徴とするト
    グル式型締装置の型締力設定方法。
  2. 【請求項2】 修正時間は少なくとも汎用モータの停止
    後における惰行を相殺可能な時間以上に設定することを
    特徴とするトグル式型締装置の型締力設定方法。
  3. 【請求項3】 汎用モータは停止させた後、予め設定し
    た所定のインターバル時間を経過した後に、修正時間だ
    け作動させることを特徴とする請求項1記載のトグル式
    型締装置の型締力設定方法。
  4. 【請求項4】 インターバル時間は汎用モータを停止さ
    せた後における惰行に要する時間よりも大きく設定する
    ことを特徴とする請求項3記載のトグル式型締装置の型
    締力設定方法。
JP6782391A 1991-03-06 1991-03-06 トグル式型締装置の型締力設定方法 Expired - Fee Related JPH07329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6782391A JPH07329B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 トグル式型締装置の型締力設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6782391A JPH07329B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 トグル式型締装置の型締力設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04278318A JPH04278318A (ja) 1992-10-02
JPH07329B2 true JPH07329B2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=13356052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6782391A Expired - Fee Related JPH07329B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 トグル式型締装置の型締力設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07329B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4787894B2 (ja) * 2009-07-23 2011-10-05 日精樹脂工業株式会社 トグル式型締装置の型厚調整方法
CN108527802B (zh) * 2018-04-08 2020-05-15 宁波弘讯科技股份有限公司 一种用于获取推力座和动模板位置关系的方法和***

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04278318A (ja) 1992-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1584445B1 (en) Mold clamping force adjustment method of toggle type injection molding machine
JP3795323B2 (ja) 射出成形機の異物検出方法
KR960016026B1 (ko) 토글식 향체결장치에 있어서의 자동 형두께 조정방법
JPH0356527B2 (ja)
JPH0230848B2 (ja)
JPH07106580B2 (ja) ノズルタッチ装置
JPH0661808B2 (ja) 電動式直圧型締機構における金型タッチ位置検出方法
JP3002811B2 (ja) 射出成形機の制御方法及び装置
JPH0350617B2 (ja)
JPH07329B2 (ja) トグル式型締装置の型締力設定方法
JPH0473688B2 (ja)
JPH046534B2 (ja)
JP2772587B2 (ja) 電動射出成形機の金型保護制御方法及び装置
JP2668599B2 (ja) 射出成形機の自動型厚調整方法及びその装置
JPH07227891A (ja) 射出成形機の型締力調整装置
US5844391A (en) Device for controlling the clamping force of a motor-driven injection molding machine
JP2814262B2 (ja) 自動型厚調整方法
JP4253814B2 (ja) 射出成形機における高圧型締開始位置設定装置
JP3268759B2 (ja) 射出成形機の型厚検出方法および装置
JP2832626B2 (ja) 電動トグル式射出成形機の型締力調整方法
JPH0473687B2 (ja)
JPH074816B2 (ja) 型締装置の位置調整方法
JPH07164492A (ja) 電動射出成形機のスクリュ背圧力制御方法
JP3091262B2 (ja) 電動式射出成形機における射出制御方法および装置
JPH05200784A (ja) 射出成形機のノズルタッチ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees