JPH07329638A - 車外監視装置 - Google Patents

車外監視装置

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Publication number
JPH07329638A
JPH07329638A JP6130166A JP13016694A JPH07329638A JP H07329638 A JPH07329638 A JP H07329638A JP 6130166 A JP6130166 A JP 6130166A JP 13016694 A JP13016694 A JP 13016694A JP H07329638 A JPH07329638 A JP H07329638A
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JP
Japan
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display
vehicle
signal
circuit
monitor
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Withdrawn
Application number
JP6130166A
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English (en)
Inventor
Chiharu Tanaka
千春 田中
Atsuhiko Tanaka
篤彦 田中
Takaaki Kami
高明 上
Akiteru Kimura
昭輝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】撮像手段が回動動作を行った場合でも車体の特
定方向を運転者が容易に認識できる車外監視装置を提供
する。 【構成】車体に対して回動可能なカメラユニット10
と、カメラユニット10の回動位置を検出する位置セン
サ19と、カメラユニット10からの画像情報を表示す
るモニタ3と、位置センサ19からの出力に基づいて車
体の正面方向または真後ろ方向を示す表示を画像情報に
重畳させてモニタ3に表示させるシステムコントロール
回路21とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車外監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平3−63875号公報は車外監視
装置の一例として、撮像手段としての車載カメラの向き
をセンサによって検出し、このセンサからの出力に基づ
いて車載カメラの向きをマーカを用いて表示手段として
のモニタ上に表示する方法を開示している。
【0003】このような車外監視装置において、図13
は映像信号にマーカ信号を重畳して表示する表示方法の
一例を示している。同図において、モニタ画面1上に表
示された車両1bの一部に矢印で表すマーカ1aを表示
し、車載カメラの向きに従ってマーカ1aの矢印部分の
向きを変えることにより、車両に対する車載カメラの向
きを運転者に知らせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の車外監視装置は、車両に対するカメラの向きを
表しているのみであり、運転者は表示手段上の表示を見
ただけでは実際の車両の特定方向を容易に認識すること
ができなかった。
【0005】本発明の車外監視装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、撮像手段が回動動作を行った場合でも車体の特定方
向を運転者が容易に認識できる車外監視装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明に係る車外監視装置は、車体に対して
回動可能な撮像手段と、撮像手段の回動位置を検出する
検出手段と、撮像手段からの画像情報を表示する表示手
段と、検出手段からの出力に基づいて車体の特定方向を
示す表示を画像情報に重畳させて表示手段に表示させる
制御手段とを具備する。
【0007】また、第2の発明に係る車外監視装置は、
第1の発明に係る車外監視装置において、車体の特定方
向を示す表示が車の一部を表現する画像によって行われ
る。また、第3の発明に係る車外監視装置は、第1また
は第2の発明に係る車外監視装置において、車体の特定
方向を示す表示が車の進行方向を示す表示である。
【0008】
【作用】すなわち、第1の発明に係る車外監視装置は、
車体に対して回動可能な撮像手段からの画像情報を表示
するときに撮像手段の回動位置を検出する。そして、こ
の検出出力に基づいて車体の特定方向を示す表示を画像
情報に重畳させて表示するようにする。
【0009】また、第2の発明に係る車外監視装置は、
第1の発明に係る車外監視装置の作用において、車体の
特定方向を示す表示を車の一部を表現する画像によって
行なう。
【0010】また、第3の発明に係る車外監視装置は、
第1または第2の発明に係る車外監視装置の作用におい
て、車体の特定方向を示す表示を車の進行方向を示す表
示とする。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1及び第2実
施例を詳細に説明する。まず、第1実施例の概略を説明
する。第1実施例では、車両2の前面を監視する車載カ
メラ2aが図2(a)に示すように正面を向いている場
合は、モニタ画面3a内の重畳マーカ3bは画面中央部
に表示される(図2(c))。これに対して、車載カメ
ラ2aが図2(b)に示すように左に回動した場合は、
車両2の正面方向は画面の右側になるので、モニタ画面
3aの重畳マーカ3bは画面に右寄りに表示される(図
2(d))。
【0012】図1は第1実施例の構成を示す図である。
同図において、レンズ11と撮像素子12と撮像信号処
理回路13とから構成されるカメラユニット10は同期
分離回路14と文字信号ミキサ15とを介して出力アン
プ16に接続され、この出力アンプ16はモニタ3に接
続されている。また、システムコントロール回路21の
第1入力端子は位置センサ19を介してカメラユニット
10に接続されるとともに、第2入力端子は同期分離回
路14に接続され、さらに第3入力端子はカメラ回動制
御入力部23に接続されている。また、システムコント
ロール回路21の第1出力端子はモータドライブ回路1
8とモータ17とを介してカメラユニット10に接続さ
れるとともに、第2出力端子は文字信号発生回路20を
介して文字信号ミキサ15に接続されている。さらに文
字信号発生回路20は同期分離回路14に接続されてい
る。
【0013】上記した構成において、カメラユニット1
0のレンズ11を介して入射した像は撮像素子12上に
結像されて電気信号に変換され、撮像信号処理回路13
に入力される。この撮像信号処理回路13は通常の撮像
信号処理、すなわちCDS、AGC、ガンマ補正等を行
って映像信号を出力するものであり、ここでは詳細な動
作説明を省略する。次に同期分離回路14において垂直
同期信号及び水平同期信号が撮像信号処理回路13から
の映像信号から分離されてシステムコントロール回路2
1と文字信号発生回路20に送られる。次に文字信号ミ
キサ15において映像信号に文字信号発生回路20から
の重畳マーカとしての文字信号が重畳、すなわちスーパ
インポーズされて出力アンプ16で増幅された後モニタ
3に映像が表示される。
【0014】また、システムコントロール回路21にカ
メラ回動制御入力部23からカメラユニット10を回動
させるためのコントロール信号が入力されると、システ
ムコントロール回路21はモータドライブ回路18にモ
ータ駆動信号を出力する。モータドライブ回路18はモ
ータ17を駆動してカメラユニット10を回動させる。
同時に、システムコントロール回路21は、カメラユニ
ット10の回動角度位置を位置センサ19からの信号に
より検出し、この検出結果にもとづいて文字信号発生回
路20に重畳マーカの表示位置を制御する制御信号を送
出する。文字信号発生回路20で発生された重畳マーカ
は文字信号ミキサ15で映像信号に重畳され、同期分離
回路14からの水平同期信号と垂直同期信号に基づいた
画面表示がモニタ3において行われる。
【0015】図3(a)はモニタ3による画面表示の具
体的な表示パターンを示す図である。本実施例では横方
向に24文字、縦方向に12文字の文字表示を行なうこ
とができる。また、1文字を構成するドット構成は図3
(b)に示すように横方向が6ドット、縦方向が8ドッ
トである。本実施例では重畳マーカ3bを映像信号に重
畳した場合に、重畳マーカ3bの重なった部分の背景を
も視覚的に認識できるように市松模様の表示にしてい
る。またカメラユニット10の回動による重畳マーカ3
bの移動範囲は3桁目から21桁目での19文字であ
り、各文字位置には−9から+9までの表示アドレスデ
ータ3cが設けられている。そして、カメラユニット1
0の回動角度が表示アドレスデータ3cによって表され
るように、回動角度と表示アドレスデータ3cとが図3
(c)に示すように対応づけられている。
【0016】次に、システムコントロール回路21の動
作シーケンスを説明する。図4にメインフロー図を示
す。まずステップS30でメインフロー(MAIN)を
開始し、次のステップS31でコントロール信号の入力
処理を行なう。すなわち、カメラ回動制御入力部23か
らカメラユニット10の回動を要求する回動要求信号を
システムコントロール回路21に入力する。次にステッ
プS32の位置センサ信号入力処理において、システム
コントロール回路21はカメラユニット10の回動要求
を確認するとともに、位置センサ19からの位置センサ
信号を受けてカメラユニット10の回動位置データを得
る。次にステップS33のモータ駆動処理において、シ
ステムコントロール回路21は、カメラ回動制御入力部
23からの回動要求信号と位置センサ19からの位置デ
ータに基づいて、モータドライブ回路18によってモー
タ17を駆動して実際のモータ制御を行なう。次にステ
ップS34の表示回路制御処理において、システムコン
トロール回路21は、カメラユニット10の回動位置デ
ータに対応するマーカ表示の出力制御を行なう。そし
て、1ループ時間が経過するまで待機し(ステップS3
5)、経過したことが確認されたときにステップS31
に戻って上記した一連の処理を繰り返し行う。
【0017】上記した位置センサ信号入力処理(ステッ
プS32)、モータ駆動処理(ステップS33)、表示
回路制御処理(ステップS34)について以下に詳細に
説明を行う。
【0018】図5は位置センサ信号入力処理のサブルー
チンフローを示す図である。まずステップS40で位置
センサ信号入力処理を開始する。次にステップS41で
カメラユニット10が回動端点にあることを示す左端フ
ラグと右端フラグをクリアするとともに、ステップS4
2で位置センサ19からの位置センサ信号をA/D変換
して取り込む。そして、このA/D変換の結果から現在
の位置が左端か否かの判別を行い(ステップS43)、
もし左端なら左端フラグを設定し(ステップS46)、
表示アドレスを−9に設定して(ステップS47)、リ
ターンでサブルーチンを終了する。
【0019】一方、ステップS43の判別で左端でなか
ったときはA/D変換の結果から現在の位置が右端か否
かの判別を行い(ステップS44)、もし右端なら右端
フラグを設定し(ステップS48)、表示アドレスを+
9に設定して(ステップS49)、リターンでサブルー
チンを終了する。さらに、ステップS44の判別で右端
でない場合は、位置センサ19からの位置センサ信号を
図3(c)に示すような表示アドレスデータに変換して
(ステップS45)、サブルーチンを終了する。
【0020】図6はモータ駆動処理サブルーチンのフロ
ーを示す図である。まずステップS50でモータ駆動処
理を開始する。次にステップS51において、カメラ回
動制御入力部23からの回動要求信号すなわち回動制御
要求があるか否かを判別し、回動制御要求がないときは
モータ動作停止処理を行い(ステップS56)、リター
ンでサブルーチンを終了する。また、回動制御要求があ
る場合は、制御要求が右側駆動か否かを判別し(ステッ
プS52)、右側駆動であるならば、次に右端フラグが
設定されているか、すなわちカメラユニット10が右端
に達しているか否かを判断し(ステップS53)、右端
フラグが設定されていればモータ動作停止処理を行い
(ステップS54)、設定されていなければ右方向のモ
ータ回動制御処理を行って(ステップS55)、それぞ
れリターンでサブルーチンを終了する。
【0021】また、ステップS52の判別で右側駆動で
なくすなわち左側駆動が要求されている場合は、左端フ
ラグが設定されているか、すなわちカメラユニット10
が左端に達しているか否かを判断し(ステップS5
7)、左端フラグが設定されていればモータ動作停止処
理を行い(ステップS58)、設定されていなければ左
方向のモータ回動制御処理を行って(ステップS5
9)、それぞれリターンでサブルーチンを終了する。
【0022】図7は表示回路制御処理のサブルーチンの
フローを示す図である。まずステップS60で表示回路
制御処理を開始する。次にステップS61で位置センサ
信号を変換して得られた表示アドレスデータを図3で示
される文字位置に変換するために、表示アドレスデータ
に12を足してデータmとし(ステップS61)、1行
目の1桁目からm−1桁目までをブランク表示すなわち
表示なしとし(ステップS62)、1行目のm桁目につ
いてはマーカ文字表示を出力し(ステップS63)、1
行目のm+1桁から24桁までについてはブランク表示
を出力する(ステップS64)。これによって1行目の
データが全て出力される。
【0023】2行目以降の桁については上記した1行目
に関するステップS62乃至ステップS64の処理と同
様であり、行のデータをインクリメントしながら繰り返
し、最後にステップS65からステップS67で12行
目のデータが出力され、リターン(ステップS68)で
サブルーチンを終了する。
【0024】以上の処理により、重畳マーカ3bが図2
(c)、(d)に示すごとくモニタ画面3a上に表示さ
れる。上記した第1実施例によれば、カメラユニットが
回動しても運転者は常に車両の正面方向を容易に認識で
きるので、誤った認識を防止してより安全に車両の運転
操作を行なうことができる。また、カメラの回動角度を
対応するマーカ文字表示位置に変換して車の正面方向を
文字表示するので簡単な構成で本実施例を実現できる。
【0025】以下に本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例では重畳マーカを車両の一部、ここではフロン
ト部を表現する画像としてモニタ画面に表示させるもの
であり、以下にその概略を説明する。車両70に対して
車載カメラ70aが図9(a)に示すように正面方向を
向いているときは、モニタ画面71aに車両のフロント
部を表す重畳マーカ71bを表示して運転者にカメラユ
ニットが正面方向を向いていることを示す(図9
(c))。また、カメラが左側に回動した場合つまり、
車両70の車載カメラ70aが図9(b)に示すように
回動した場合はモニタ画面71aは図9(d)で示すよ
うに道の左側を中心に撮影されて正面方向が画面の右側
に移動してしまう。そこで、重畳マーカ71bも右側に
移動させて正面方向を運転者に認識させるようにする。
【0026】図10は車両70のフロント部を表現する
方法を説明するための図である。ここでは画像メモリを
用い、この画像メモリの画像メモリ領域72内に車両7
0のフロント部を表現するデータ72aを重畳マーカと
して設定するとともに、この画像メモリ領域72に任意
の基準位置72bを決めておく。そして、モニタ領域7
3の所定の位置に画像メモリ領域72を画面内の重畳領
域73aとし、カメラユニットの回動角度に応じて基準
位置72bを図の1点鎖線で示すように左右に移動させ
ることでカメラ角度に対する実際の重畳領域72′すな
わち重畳マーカ72aの位置が決まるようにする。
【0027】図8は第2実施例の構成を示す図である。
同図において、レンズ81と撮像素子82と撮像信号処
理回路83とから構成されるカメラユニット80は同期
分離回路87と重畳信号ミキサ88とを介して出力アン
プ89に接続され、この出力アンプ89はモニタ71に
接続されている。また、システムコントロール回路92
の第1入力端子は位置センサ86を介してカメラユニッ
ト80に接続されるとともに、第2入力端子は同期分離
回路87に接続され、さらに第3入力端子はカメラ回動
制御入力部94に接続されている。また、システムコン
トロール回路92の第1出力端子はモータドライブ回路
85とモータ84とを介してカメラユニット80に接続
されるとともに、第2出力端子は重畳メモリ91に接続
されたメモリ読み取り回路90を介して重畳信号ミキサ
88に接続されている。さらに、メモリ読み取り回路9
0は同期分離回路87に接続されている。
【0028】上記した構成において、まず、カメラユニ
ット80のレンズ81を介して入射した像は撮像素子8
2上に結像されて電気信号に変換され、撮像信号処理回
路83に入力される。この撮像信号処理回路83は通常
の撮像信号処理、すなわちCDS、AGC、ガンマ補正
等を行って映像信号を出力するものであり、ここでは詳
細な動作説明を省略する。次に同期分離回路87におい
て垂直同期信号と水平同期信号とが撮像信号処理回路8
3からの映像信号から分離されてシステムコントロール
回路92とメモリ読み取り回路90に送られる、また、
重畳信号ミキサ88において映像信号にメモリ読み取り
回路90からの重畳マーカとしての重畳信号が重畳され
て出力アンプ89で増幅された後、モニタ93に映像が
表示される。
【0029】また、システムコントロール回路92にカ
メラ回動制御入力部94からカメラユニット80を回動
させるためのコントロール信号が入力されると、システ
ムコントロール回路92はモータドライブ回路85にモ
ータ駆動信号を出力する。モータドライブ回路85はモ
ータ84を駆動してカメラユニット80を回動させる。
同時に、システムコントロール回路92は位置センサ8
6からの信号によりカメラの回動角度位置を検出し、こ
の検出結果に基づいて所定の制御信号をメモリ読み取り
回路90に出力する。メモリ読み取り回路90はこの制
御信号に基づいて重畳メモリ91から重畳マーカとして
の重畳信号を読み出して重畳信号ミキサ88に供給す
る。そして、同期分離回路87からの水平同期信号と垂
直同期信号に基づいた画面表示がモニタ71において行
われる。
【0030】ここで、第2実施例のシステムコントロー
ル回路92のアルゴリズムは第1実施例の図4に示すメ
インフローにおいてステップS32の位置センサ信号入
力処理とステップS34の表示回路制御処理34を変更
することによって実現できる。したがって、ここでは位
置センサ信号入力処理と表示回路制御処理についてのみ
説明する。
【0031】図11は第2実施例に係る位置センサ信号
処理に関するサブルーチンのフローを示す図である。ま
ずステップS100で位置センサ信号入力処理を開始す
る。次にステップS101でカメラユニット80が回動
端点にあることを示す左端フラグと右端フラグをクリア
するとともに、ステップS102で位置センサ86から
の位置センサ信号をA/D変換して取り込む。そして、
このA/D変換の結果から現在の位置が左端か否かの判
別を行い(ステップS103)、もし左端なら左端フラ
グを設定し(ステップS107)、表示位置を+MAX
に設定して(ステップS108)、リターン(ステップ
S109)でサブルーチンを終了する。
【0032】これに対して、ステップS103の判別で
左端でなかったときはA/D変換の結果から現在の位置
が右端か否かの判別を行い(ステップS104)、もし
右端なら右端フラグを設定し(ステップS110)、表
示位置を−MAXに設定して(ステップS111)、リ
ターン(ステップS112)でサブルーチンを終了す
る。さらに、ステップS104の判別で右端でない場合
は、位置センサ86からの位置センサ信号を、重畳デー
タのメモリ画素に対応するような表示位置データに変換
して(ステップS105)、サブルーチンを終了する
(ステップS106)。
【0033】図12は第2実施例に係る表示回路制御処
理のサブルーチンのフローを示す図である。まずステッ
プS120で表示回路制御処理を開始する。次にステッ
プS121で表示位置データを判別し(ステップS12
1)、このデータが0〜+MAXなら重畳書き込み位置
すなわちモニタ93の画面上の重畳書き込み基準位置に
この表示位置データを設定し(ステップS124)、重
畳メモリデータ取り出し位置すなわちメモリからの読み
だし先頭位置を0すなわち基準位置に設定する(ステッ
プS125)。
【0034】これに対して、ステップS121の表示位
置データの判別でデータが−1〜−MAXのときは重畳
書き込み基準位置に0、すなわちモニタ画面上左端を設
定し(ステップS122)、重畳メモリデータ取り出し
位置に0−表示位置データすなわち表示位置データの絶
対値を設定する(ステップS123)。
【0035】次に、それぞれ前記重畳書き込み位置デー
タと重畳メモリ取り出し位置データに基づいてメモリ読
み取り回路90の制御を行い(ステップS126)、そ
の後リターンして(ステップS127)、サブルーチン
を終了する。これにより重畳メモリ91からの画像デー
タが読み出されて映像信号に重畳され、図9(c)、
(d)に示すような表示が行われる。
【0036】上記した第2実施例によれば、カメラユニ
ットが回動しても運転者は常に車両の正面方向を容易に
認識できるので、誤った認識を防止してより安全に車両
の運転操作を行なうことができる。また、カメラユニッ
トの回動角度に対して車両の一部を表現する画像データ
を重畳して車両の正面方向を示すので、簡単な構成で本
実施例を実現できる。
【0037】なお、上記した第1及び第2実施例では車
両の前方すなわち正面を監視する場合について述べた
が、車両の後方を監視する場合は、後方確認用カメラを
使用して車両の真後ろを表示することで実施できる。
【0038】また、上記した第1及び第2実施例では、
カメラの回動位置を検出するために位置センサ19、8
6を用いたが、これに限定されず例えばステッピングモ
ータの様にある特定位置のみ検出すればモータの駆動ス
テップ数で位置を監視できる場合はシステムコントロー
ル回路21内で回動位置を求めることも可能である。
【0039】上記したように、本実施例の第1の構成に
係る車外監視装置は、車体(車両2、70)に対して回
動可能な撮像手段(カメラユニット10、80)と、撮
像手段の回動位置を検出する検出手段(位置センサ1
9、86)と、撮像手段からの画像情報を表示する表示
手段(モニタ3、71)と、検出手段からの出力に基づ
いて車体の特定方向(正面方向または真後ろ方向)を示
す表示を画像情報に重畳させて表示手段に表示させる制
御手段(システムコントロール回路21、92)とを具
備している。
【0040】また、本実施例の第2の構成に係る車外監
視装置は、第1の構成に係る車外監視装置において、車
体の特定方向を示す表示が車の一部、例えばフロント部
を表現する画像(図9の重畳マーカ71b)によって行
われる。
【0041】また、本実施例の第3の構成に係る車外監
視装置は、第1または第2の構成に係る車外監視装置に
おいて、車体の特定方向を示す表示が車の進行方向(前
方)を示す表示(図2の重畳マーカ3b)である。
【0042】さらに、上記した具体的な実施例から次の
ような構成の技術的思想が導き出され、以下のような効
果を奏する。 (1) 車体に対して回動可能な撮像手段と、撮像手段
の回動位置を検出する検出手段と、撮像手段からの画像
情報を表示する表示手段と、検出手段からの出力に基づ
いて車体の特定方向を示す表示を画像情報に重畳させて
表示手段に表示させる制御手段と、を具備する車外監視
装置。
【0043】(2) 車体の特定方向を示す表示が車の
一部を表現する画像によって行われる構成(1)に記載
の車外監視装置。 (3) 車体の特定方向を示す表示が車の進行方向を示
す表示である構成(1)または構成(2)に記載の車外
監視装置。
【0044】(4) 回動可能な車載カメラと、車載カ
メラの回動位置を検出する検出手段と、車載カメラから
の映像信号を表示する車載モニタと、検出された回動位
置に基づいて、モニタ画面上に車両の特定方向を示す画
像データを重畳する重畳手段と、を具備する車外監視装
置。
【0045】上記した構成(1)及び構成(4)によれ
ば、撮像手段(車載カメラ)が回動しても運転者は常に
車両の特定方向を容易に認識できるので、誤った認識を
防止してより安全に車両の運転操作を行なうことができ
るようになる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、撮像手段が回動しても
運転者は常に車両の特定方向を容易に認識できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車外監視装置の構成
を示す図である。
【図2】(a)、(b)、(c)、(d)は第1実施例
の概略を説明するための図である。
【図3】(a)はモニタ画面における表示アドレスデー
タの位置を示す図であり、(b)は1文字分のパターン
を示す図であり、(c)はカメラユニットの回動角度と
表示アドレスデータとの関係を示す図である。
【図4】第1実施例におけるシステムコントロール回路
のメインフローを示す図である。
【図5】位置センサ信号入力処理に関するサブルーチン
のフローを示す図である。
【図6】モータ駆動処理に関するサブルーチンのフロー
を示す図である。
【図7】表示回路制御処理に関するサブルーチンのフロ
ーを示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る車外監視装置の構成
を示す図である。
【図9】(a)、(b)、(c)、(d)は第2実施例
の概略を説明するための図である。
【図10】車両のフロント部を表示する方法を説明する
ための図である。
【図11】第2実施例におけるセンサ信号入力処理に関
するサブルーチンのフローを示す図である。
【図12】第2実施例における表示回路制御処理に関す
るサブルーチンのフローを示す図である。
【図13】従来の車外監視装置の表示方法の一例を説明
するための図である。
【符号の説明】
3…モニタ、10…カメラユニット、11…レンズ、1
2…撮像素子、13…撮像信号処理回路、14…同期分
離回路、15…文字信号ミキサ、16…出力アンプ、1
7…モータ、18…モータドライブ回路、19…位置セ
ンサ、20…文字信号発生回路、21…システムコント
ロール回路、23…カメラ回動制御入力部。
フロントページの続き (72)発明者 木村 昭輝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対して回動可能な撮像手段と、 撮像手段の回動位置を検出する検出手段と、 撮像手段からの画像情報を表示する表示手段と、 検出手段からの出力に基づいて車体の特定方向を示す表
    示を画像情報に重畳させて表示手段に表示させる制御手
    段と、 を具備したことを特徴とする車外監視装置。
  2. 【請求項2】 車体の特定方向を示す表示が車の一部を
    表現する画像によって行われることを特徴とする請求項
    1記載の車外監視装置。
  3. 【請求項3】 車体の特定方向を示す表示が車の進行方
    向を示す表示であることを特徴とする請求項1または2
    記載の車外監視装置。
JP6130166A 1994-06-13 1994-06-13 車外監視装置 Withdrawn JPH07329638A (ja)

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