JPH07328718A - 巻取設備の鋼板速度検出方法 - Google Patents
巻取設備の鋼板速度検出方法Info
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- JPH07328718A JPH07328718A JP6123369A JP12336994A JPH07328718A JP H07328718 A JPH07328718 A JP H07328718A JP 6123369 A JP6123369 A JP 6123369A JP 12336994 A JP12336994 A JP 12336994A JP H07328718 A JPH07328718 A JP H07328718A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕上最終スタンドより常時検出される鋼板速
度の、検出精度の向上。 【構成】 巻取機前面サイドガイド内に、鋼板の通板方
向に２台のトラッキング装置４，５を設置し、それらの
距離Ｓを鋼板先端が移動する時間（時刻ｔ２−ｔ１）を
計測して速度ＶTRを算出し、仕上最終スタンド３により
検出される時刻ｔ２時点の鋼板速度ＶF(t2)との偏差Δ
Ｖ＝ＶTR−ＶF(t2)を算出し、その後の任意時点の鋼板
速度を、ＶF(t)’＝ＶF(t)＋ΔＶと算出する。Ｖ
F(t)は、時刻ｔ２後の任意時点の仕上最終スタンド３に
より検出される鋼板速度である。
度の、検出精度の向上。 【構成】 巻取機前面サイドガイド内に、鋼板の通板方
向に２台のトラッキング装置４，５を設置し、それらの
距離Ｓを鋼板先端が移動する時間（時刻ｔ２−ｔ１）を
計測して速度ＶTRを算出し、仕上最終スタンド３により
検出される時刻ｔ２時点の鋼板速度ＶF(t2)との偏差Δ
Ｖ＝ＶTR−ＶF(t2)を算出し、その後の任意時点の鋼板
速度を、ＶF(t)’＝ＶF(t)＋ΔＶと算出する。Ｖ
F(t)は、時刻ｔ２後の任意時点の仕上最終スタンド３に
より検出される鋼板速度である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延された鋼板
の、巻取機前面における鋼板速度検出方法に関する。
の、巻取機前面における鋼板速度検出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱間圧延工程における鋼板の製造では、
最終端に鋼板の巻取機が配置されており、その役割は圧
延機にて圧延された鋼板を高速でタイトに、かつ、良好
な巻形状で巻き取ることである。特に後者は、巻形状不
良状態でコイル搬送をした場合に発生する耳折れによる
歩留り低下の最大要因であるので、その改善が望まれて
いる。
最終端に鋼板の巻取機が配置されており、その役割は圧
延機にて圧延された鋼板を高速でタイトに、かつ、良好
な巻形状で巻き取ることである。特に後者は、巻形状不
良状態でコイル搬送をした場合に発生する耳折れによる
歩留り低下の最大要因であるので、その改善が望まれて
いる。
【０００３】このコイル巻形状を良好なものとするため
には、仕上圧延後、ミル中心からずれて走行してきた鋼
板最先端部を巻取機中心に最適なタイミングで、かつ、
迅速に誘導する必要がある。
には、仕上圧延後、ミル中心からずれて走行してきた鋼
板最先端部を巻取機中心に最適なタイミングで、かつ、
迅速に誘導する必要がある。
【０００４】鋼板をミル中心に誘導する手段として、巻
取機ピンチロール前面にはサイドガイド装置が設置され
ている。このサイドガイドには走行中の鋼板先端部の突
っかかりを防止するため、あらかじめ開度を板幅より数
１０〜１００mm程度広く設定し、鋼板先端部が通過した
後、迅速に板幅に設定するショートストローク機構が設
置されている。
取機ピンチロール前面にはサイドガイド装置が設置され
ている。このサイドガイドには走行中の鋼板先端部の突
っかかりを防止するため、あらかじめ開度を板幅より数
１０〜１００mm程度広く設定し、鋼板先端部が通過した
後、迅速に板幅に設定するショートストローク機構が設
置されている。
【０００５】このショートストローク機構の、サイドガ
イド開度を板幅に狭める開始タイミングは、サイドガイ
ドに設置されたトラッキング装置による鋼板先端部認識
タイミングより、仕上最終スタンドで計測される距離タ
イマー値（仕上最終スタンドからの鋼板先端部の送り出
し距離値）が、トラッキング装置〜ショートストローク
機構最適開始位置間の距離に等しくなった時である。
イド開度を板幅に狭める開始タイミングは、サイドガイ
ドに設置されたトラッキング装置による鋼板先端部認識
タイミングより、仕上最終スタンドで計測される距離タ
イマー値（仕上最終スタンドからの鋼板先端部の送り出
し距離値）が、トラッキング装置〜ショートストローク
機構最適開始位置間の距離に等しくなった時である。
【０００６】この距離タイマーは走行中の鋼板先端部の
移動距離を計測するもので、距離タイマー値をＳ、鋼板
速度のサンプリング間隔（時間軸）をΔｔi、各サンプ
リング時における鋼板速度をＶi（＝仕上最終スタンド
ワークロール周速×先進率より算出）とすると、 Ｓ＝Σ（Ｖi×Δｔi） ・・・（１） Ｓ ：距離タイマー値 Δｔi ：間隔 Ｖi ：各サンプリング間隔における鋼板速度 で表すことができる。
移動距離を計測するもので、距離タイマー値をＳ、鋼板
速度のサンプリング間隔（時間軸）をΔｔi、各サンプ
リング時における鋼板速度をＶi（＝仕上最終スタンド
ワークロール周速×先進率より算出）とすると、 Ｓ＝Σ（Ｖi×Δｔi） ・・・（１） Ｓ ：距離タイマー値 Δｔi ：間隔 Ｖi ：各サンプリング間隔における鋼板速度 で表すことができる。
【０００７】ここで距離タイマー値を計測するための鋼
板速度連続検出方法としては、冷間圧延工場等で用いら
れるレーザードップラー速度計があるが、高温水蒸気雰
囲気にある熱間圧延工場では鋼板の速度検出の精度が低
く、また、保守上問題がある。 そこで熱間圧延工場に
おける鋼板速度の連続検出方法は、一般にロール等回転
体によって行われる。本サイドガイドショートストロー
ク機構の場合は、仕上最終スタンドワークロール周速を
使用しており、また、ラッパーロール段差回避制御にお
ける鋼板の先端位置検出のためピンチロール周速を使用
する方法が、特開昭５７−２２８２０号公報に示されて
いる。
板速度連続検出方法としては、冷間圧延工場等で用いら
れるレーザードップラー速度計があるが、高温水蒸気雰
囲気にある熱間圧延工場では鋼板の速度検出の精度が低
く、また、保守上問題がある。 そこで熱間圧延工場に
おける鋼板速度の連続検出方法は、一般にロール等回転
体によって行われる。本サイドガイドショートストロー
ク機構の場合は、仕上最終スタンドワークロール周速を
使用しており、また、ラッパーロール段差回避制御にお
ける鋼板の先端位置検出のためピンチロール周速を使用
する方法が、特開昭５７−２２８２０号公報に示されて
いる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
はいずれも圧延スタンドにおける先進率，ロールスリッ
プ等で誤差を有しており高い精度の検出値を得るのは困
難である。図２により説明すると、巻取サイドガイド１
に設置されたトラッキング装置２より認識された鋼板先
端の通過タイミングより検出される仕上最終スタンド３
の距離タイマー値Ｓが、トラッキング装置〜サイドガイ
ドショートストローク開始最適位置間の距離Ｓ´に等し
くなった時つまり、 Ｓ＝Ｓ´ ・・・（２） になった時、実際のショートストローク駆動（サイドガ
イド開度を板幅に狭める設定）が開始する。しかし、仕
上最終スタンドにおける鋼板速度ＶF(t)（＝Ｖi）が先
進率において誤差を有し、真の鋼板速度Ｖに対しΔＶ
（＝｜Ｖ−ＶF(t)｜）の誤差を生じていた。
はいずれも圧延スタンドにおける先進率，ロールスリッ
プ等で誤差を有しており高い精度の検出値を得るのは困
難である。図２により説明すると、巻取サイドガイド１
に設置されたトラッキング装置２より認識された鋼板先
端の通過タイミングより検出される仕上最終スタンド３
の距離タイマー値Ｓが、トラッキング装置〜サイドガイ
ドショートストローク開始最適位置間の距離Ｓ´に等し
くなった時つまり、 Ｓ＝Ｓ´ ・・・（２） になった時、実際のショートストローク駆動（サイドガ
イド開度を板幅に狭める設定）が開始する。しかし、仕
上最終スタンドにおける鋼板速度ＶF(t)（＝Ｖi）が先
進率において誤差を有し、真の鋼板速度Ｖに対しΔＶ
（＝｜Ｖ−ＶF(t)｜）の誤差を生じていた。
【０００９】これら誤差の補正方法として、例えばピン
チロール手前に速度計を設置し、ピンチロール周速と速
度計から検出される鋼板速度よりピンチロールのすべり
率を演算し、ラッパーロール段差回避制御タイミングを
補正する方法が特開昭５９ー２２５８１５号公報に示さ
れているが、前述のように熱間圧延工場では、回転体以
外の鋼板速度の連続検出は精度が低く適用できない。
チロール手前に速度計を設置し、ピンチロール周速と速
度計から検出される鋼板速度よりピンチロールのすべり
率を演算し、ラッパーロール段差回避制御タイミングを
補正する方法が特開昭５９ー２２５８１５号公報に示さ
れているが、前述のように熱間圧延工場では、回転体以
外の鋼板速度の連続検出は精度が低く適用できない。
【００１０】そこで本発明は、熱延鋼板の先端トラッキ
ングならばその検出精度が高いことに着目し、トラッキ
ング装置を用い、巻取機前面サイドガイド内の鋼板速度
検出値を補正し、巻取サイドガイドのショートストロー
ク駆動開始タイミングの精度向上を図り、コイル巻形状
を良好なものとすることを目的とする。
ングならばその検出精度が高いことに着目し、トラッキ
ング装置を用い、巻取機前面サイドガイド内の鋼板速度
検出値を補正し、巻取サイドガイドのショートストロー
ク駆動開始タイミングの精度向上を図り、コイル巻形状
を良好なものとすることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻取機前面サ
イドガイドに設置した２台のトラッキング装置より鋼板
通過時に検出される鋼板速度の、同トラッキングタイミ
ングにおける速度補正を行うことにより、トラッキング
以降の仕上最終スタンドより検出される鋼板速度の精度
向上を図り、巻取サイドガイドショートストローク開始
タイミングの精度向上を図るものである。
イドガイドに設置した２台のトラッキング装置より鋼板
通過時に検出される鋼板速度の、同トラッキングタイミ
ングにおける速度補正を行うことにより、トラッキング
以降の仕上最終スタンドより検出される鋼板速度の精度
向上を図り、巻取サイドガイドショートストローク開始
タイミングの精度向上を図るものである。
【００１２】
【作用】図１に示すように仕上最終スタンド３における
鋼板速度をＶF(t)とすると、サイドガイド１に設置した
２台のトラッキング装置４，５の内、下流側トラッキン
グ装置５を鋼板が通過する時間ｔ２における鋼板速度は
ＶF(t2)である。一方、２台のトラッキング装置４，５
によって計測される鋼板速度をＶTRとすると、両者の偏
差ΔＶ（＝ＶTR−ＶF(t2)）を下流側トラッキング装置
５通過後の帯鋼速度ＶF(t)に加える。すなわち速度補正
後の鋼板速度ＶF(t)´は以下のようになる。
ＶF(t)´＝ＶF(t)＋ΔＶ ＝ＶF(t)＋ＶTR−ＶF(t2) ・・・（３） （ただしｔ≧２） 従って、仕上最終スタンドで検出される距離タイマー値
Ｓ´は、 Ｓ´＝Σ（Ｖi´×Δｔi） ・・・（４） Ｓ´ ：速度補正後の距離タイマー値、 Δｔi ：鋼板速度のサンプリング間隔、 Ｖi´（＝ＶF(t)´）：速度補正後の各サンプリング時
間における鋼板速度。
鋼板速度をＶF(t)とすると、サイドガイド１に設置した
２台のトラッキング装置４，５の内、下流側トラッキン
グ装置５を鋼板が通過する時間ｔ２における鋼板速度は
ＶF(t2)である。一方、２台のトラッキング装置４，５
によって計測される鋼板速度をＶTRとすると、両者の偏
差ΔＶ（＝ＶTR−ＶF(t2)）を下流側トラッキング装置
５通過後の帯鋼速度ＶF(t)に加える。すなわち速度補正
後の鋼板速度ＶF(t)´は以下のようになる。
ＶF(t)´＝ＶF(t)＋ΔＶ ＝ＶF(t)＋ＶTR−ＶF(t2) ・・・（３） （ただしｔ≧２） 従って、仕上最終スタンドで検出される距離タイマー値
Ｓ´は、 Ｓ´＝Σ（Ｖi´×Δｔi） ・・・（４） Ｓ´ ：速度補正後の距離タイマー値、 Δｔi ：鋼板速度のサンプリング間隔、 Ｖi´（＝ＶF(t)´）：速度補正後の各サンプリング時
間における鋼板速度。
【００１３】なお、２台のトラッキング装置４，５通過
時に検出される鋼板速度ＶTRは、以下の式により算出さ
れる； ＶTR＝Ｓ／（ｔ２−ｔ１） ・・・（５） ＶTR：トラッキング装置により計測される鋼板の先端速
度、 Ｓ ：上流側トラッキング装置４／下流側トラッキング
装置５間の距離、 ｔ１：鋼板先端部が上流側トラッキング装置を通過する
時刻、 ｔ２：鋼板先端部が下流側トラッキング装置を通過する
時刻。
時に検出される鋼板速度ＶTRは、以下の式により算出さ
れる； ＶTR＝Ｓ／（ｔ２−ｔ１） ・・・（５） ＶTR：トラッキング装置により計測される鋼板の先端速
度、 Ｓ ：上流側トラッキング装置４／下流側トラッキング
装置５間の距離、 ｔ１：鋼板先端部が上流側トラッキング装置を通過する
時刻、 ｔ２：鋼板先端部が下流側トラッキング装置を通過する
時刻。
【００１４】すなわち、本発明では、巻取機前面サイド
ガイド内に、鋼板の通板方向に２台のトラッキング装置
４，５を設置し、それらの距離Ｓを鋼板先端が移動する
時間（時刻ｔ２−ｔ１）を計測して速度ＶTRを算出し、
仕上最終スタンド３により検出される時刻ｔ２時点の鋼
板速度ＶF(t2)との偏差ΔＶ＝ＶTR−ＶF(t2)を算出し、
その後の任意時点の鋼板速度を、ＶF(t)’＝ＶF(t)＋Δ
Ｖと算出する。ＶF(t)は、時刻ｔ２後の任意時点の仕上
最終スタンド３により検出される鋼板速度である。
ガイド内に、鋼板の通板方向に２台のトラッキング装置
４，５を設置し、それらの距離Ｓを鋼板先端が移動する
時間（時刻ｔ２−ｔ１）を計測して速度ＶTRを算出し、
仕上最終スタンド３により検出される時刻ｔ２時点の鋼
板速度ＶF(t2)との偏差ΔＶ＝ＶTR−ＶF(t2)を算出し、
その後の任意時点の鋼板速度を、ＶF(t)’＝ＶF(t)＋Δ
Ｖと算出する。ＶF(t)は、時刻ｔ２後の任意時点の仕上
最終スタンド３により検出される鋼板速度である。
【００１５】
【実施例】既設トラッキング装置（図２の２，図１の
４）後面に、更に１台のトラッキング装置５を追加設置
し、２台のトラッキング装置４，５により鋼板速度の補
正を行った結果、ショートストローク駆動開始タイミン
グの精度が格段に向上し、鋼板先端部のコイル巻形状が
大幅に改善された。
４）後面に、更に１台のトラッキング装置５を追加設置
し、２台のトラッキング装置４，５により鋼板速度の補
正を行った結果、ショートストローク駆動開始タイミン
グの精度が格段に向上し、鋼板先端部のコイル巻形状が
大幅に改善された。
【００１６】〔応用例〕サイドガイドに設置された同ト
ラッキング装置以降の鋼板速度検出値の精度向上によ
り、鋼板先端位置の正確な推定が可能となるため、例え
ば、本機構とピンチロール後面のＡＪＣトラッキング装
置との組合せにより、ＡＪＣトラッキング装置の位置に
鋼板先端部が到達したと推定される時間に、実際のＡＪ
Ｃトラッキング装置にトラッキング信号が入力されなか
った場合には、鋼板のピンチロール噛み込み不良により
ミスコイルが発生したと推定し、瞬時に圧延を停止し、
ミスコイルによる被害を最小限に止める、などの方法に
適用できる。
ラッキング装置以降の鋼板速度検出値の精度向上によ
り、鋼板先端位置の正確な推定が可能となるため、例え
ば、本機構とピンチロール後面のＡＪＣトラッキング装
置との組合せにより、ＡＪＣトラッキング装置の位置に
鋼板先端部が到達したと推定される時間に、実際のＡＪ
Ｃトラッキング装置にトラッキング信号が入力されなか
った場合には、鋼板のピンチロール噛み込み不良により
ミスコイルが発生したと推定し、瞬時に圧延を停止し、
ミスコイルによる被害を最小限に止める、などの方法に
適用できる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は次のような効果を奏する： サイドガイドに設置されたトラッキング装置通過以降
の鋼板速度検出値の精度が向上する； 鋼板速度検出値の精度が向上するため、巻取サイドガ
イドのショートストローク駆動開始タイミング精度が向
上し、鋼板先端部のコイル巻形状が格段に向上する。
の鋼板速度検出値の精度が向上する； 鋼板速度検出値の精度が向上するため、巻取サイドガ
イドのショートストローク駆動開始タイミング精度が向
上し、鋼板先端部のコイル巻形状が格段に向上する。
【００１８】後面の例えばＡＪＣトラッキングレーザ
ーとの併用により鋼板先端位置の推定を行い、瞬時にミ
スコイルを判定し圧延停止を行うことにより、被害を最
小限に止めることができる。
ーとの併用により鋼板先端位置の推定を行い、瞬時にミ
スコイルを判定し圧延停止を行うことにより、被害を最
小限に止めることができる。
【図１】 本発明の実施態様を示す図面であり、（ａ）
は仕上スタンド３と巻取機の間のサイドガイドを示し、
（ｂ）は鋼板速度を示すグラフである。
は仕上スタンド３と巻取機の間のサイドガイドを示し、
（ｂ）は鋼板速度を示すグラフである。
【図２】 従来の鋼板速度検出態様を示す図面であり、
（ａ）は仕上スタンド３と巻取機の間のサイドガイドを
示し、（ｂ）は鋼板速度を示すグラフである。
（ａ）は仕上スタンド３と巻取機の間のサイドガイドを
示し、（ｂ）は鋼板速度を示すグラフである。
１：巻取機前面サイドガイド ２：既設トラ
ッキングセンサ ３：仕上最終スタンド ４：上流側ト
ラッキングセンサ ５：下流側トラッキングセンサ
ッキングセンサ ３：仕上最終スタンド ４：上流側ト
ラッキングセンサ ５：下流側トラッキングセンサ
Claims (2)
- 【請求項１】 巻取前面サイドガイドに設置した２台の
トラッキング装置より鋼板通過時に検出される鋼板先端
速度を用い、仕上最終スタンドより常時検出される鋼板
速度の、同トラッキングタイミングにおける速度補正を
行うことにより、トラッキング以降の仕上最終スタンド
より検出される鋼板速度の精度向上を図ることを特徴と
する巻取設備の鋼板速度検出方法。 - 【請求項２】 巻取前面サイドガイドに設置した２台の
トラッキング装置より、鋼板通過時に検出される鋼板先
端速度を用い適正速度に補正した仕上最終スタンドにお
ける鋼板速度、及び、トラッキング装置より検出される
鋼板先端部の通過タイミング、により決定される巻取機
前面サイドガイドショートストローク開始タイミングの
精度向上によりコイル巻形状の向上を図ることを特徴と
する巻取設備の鋼板速度検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6123369A JPH07328718A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 巻取設備の鋼板速度検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6123369A JPH07328718A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 巻取設備の鋼板速度検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328718A true JPH07328718A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14858885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6123369A Withdrawn JPH07328718A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 巻取設備の鋼板速度検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328718A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007222946A (ja) * | 2007-05-01 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 継目無管の圧延制御方法 |
| WO2012077457A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-14 | 旭硝子株式会社 | 板状物の搬送量検出装置及び板状物の切断装置並びに板状物の搬送量検出方法及び板状物の切線加工装置並びに板状物の切線加工方法 |
| CN102615143A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-08-01 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种动态判断卷取机卷筒精度异常的方法 |
| JP2013180325A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Jfe Steel Corp | サイドガイドの制御方法および制御装置 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP6123369A patent/JPH07328718A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007222946A (ja) * | 2007-05-01 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 継目無管の圧延制御方法 |
| JP4692511B2 (ja) * | 2007-05-01 | 2011-06-01 | 住友金属工業株式会社 | 継目無管の圧延制御方法および装置 |
| WO2012077457A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-14 | 旭硝子株式会社 | 板状物の搬送量検出装置及び板状物の切断装置並びに板状物の搬送量検出方法及び板状物の切線加工装置並びに板状物の切線加工方法 |
| CN103249687A (zh) * | 2010-12-06 | 2013-08-14 | 旭硝子株式会社 | 板状物的搬运量检测装置、切断装置、搬运量检测方法、切割线加工装置及切割线加工方法 |
| JP2013180325A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Jfe Steel Corp | サイドガイドの制御方法および制御装置 |
| CN102615143A (zh) * | 2012-03-15 | 2012-08-01 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种动态判断卷取机卷筒精度异常的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |