JPH07325794A - 並列計算機システムの制御方式 - Google Patents

並列計算機システムの制御方式

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JPH07325794A
JPH07325794A JP12129594A JP12129594A JPH07325794A JP H07325794 A JPH07325794 A JP H07325794A JP 12129594 A JP12129594 A JP 12129594A JP 12129594 A JP12129594 A JP 12129594A JP H07325794 A JPH07325794 A JP H07325794A
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JP
Japan
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processor
svp
parallel computer
computer system
pes
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JP12129594A
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English (en)
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Motoaki Sakuma
元明 佐久間
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列計算機システムを構成するPEの論理レ
ベルの相違を自動的に認識して、その相違に対応した制
御を行うことができるようにする。 【構成】 並列計算機システムを構成する各PE1a〜
1nの中に自PEの論理レベル識別子12を持ち、SV
P3は、システムの立ち上げ時、全PEに対してSVP
3の互換性コード32を放送型通信バス4を介して同報
送信する。各PE1a〜1nは、前記識別子12とSV
P3から送られてきた互換性コード32とを比較チェッ
クし、結果をSVP3に報告する。SVP3は、これに
より、各PEの論理レベルの相違を自動的に認識して、
その論理レベルに対応して各PEの制御を行うことがで
きる。また、本発明は、SVP3から特定のPEにのみ
前記の互換性コード32を送信し、そのPEが他の全P
Eに対して互換性をチェックするメッセージを送信し、
チェック結果を取纏めてSVP3に報告するようにして
も同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサエレ
メント(以下、PEという)を備えて構成される並列計
算機システムの制御方式に係り、特に、異なる論理レベ
ルのPEにより並列計算機が構成される場合の制御に使
用して好適な並列計算機システムの制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による並列計算機システムは、
通常、多数のPEを、これらのPE間を相互に接続する
ネットワークに収容して構成されている。そして、この
種の並列計算機システムは、同一論理レベルのPEを多
数相互に接続して構成されるのが一般的であり、異なる
論理レベルのPEにより並列計算機システムが構成され
る場合の制御について配慮されていないものである。
【0003】なお、この種の並列計算機に関する従来技
術として、例えば、特開平4−287153号公報等に
記載された技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、数百ないしは
数千のPEにより構成される並列計算機システムにおい
て、並列計算機システムを構成するPEは、システム構
築の後、何らかの理由でその論理変更が行われる場合が
ある。この論理変更は、作業者により人手で行われる
が、作業の時間的な制約等のため、PEの論理変更を数
回に分けて実施する方が都合のよい場合が多い。このた
め、PEの論理変更の途中において、異なる論理レベル
のPEにより並列計算機システムが構成されることにな
る。
【0005】前述した従来技術は、異なる論理レベルの
PEにより並列計算機システムを構成する場合の制御に
ついて配慮されていないため、前述した並列計算機シス
テムにおけるPEの論理変更の作業の途中段階等におい
て、これらのPEに対してサービスを行うサービスプロ
セッサ(以下、SVPという)が、全PEを一元的に扱
うと誤った制御をしてしまうことがあるという問題点を
生じる。その理由は、PEの論理変更の途中では、異な
る論理レベルのPEにより並列計算機システムが構成さ
れ、システムの中に異なる論理レベルのPEが存在する
ことになるからである。
【0006】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、SVPが、並列計算機システムを構成する
PEの論理レベルの相違を自動的に認識して、その相違
に対応した制御を行うことができるようにした並列計算
機システムの制御方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、各PEの中に自PEの論理レベル識別子を持ち、S
VPから全PEに対してSVPの互換性コードを同報送
信し、各PEが前記識別子とSVPから送られてきた互
換性コードとを比較チェックし、このチェック結果をS
VPに報告するようにすることにより達成される。
【0008】また、前記目的は、SVPから特定のPE
にのみ前記の互換性コードを送信し、そのPEが、他の
全てのPEに対して互換性をチェックするメッセージを
送信し、チェック結果を取り纏めてSVPに報告するよ
うにすることにより達成される。
【0009】
【作用】各PEの中に自身の論理レベルを表す論理レベ
ル識別子が設定され、並列計算機システムの立ち上げ
時、SVPは、全てのPEに対してSVPの制御プログ
ラムとPEの論理レベルとの互換性を表す互換性コード
を同報送信する。各PEは、前記自PEの論理レベル識
別子とSVPから送られてきた互換性コードとを比較チ
ェックし、その結果をSVPに報告する。SVPは、こ
のチェック結果により論理レベルの異なっているPEを
個々に認識することができ、該当するPEに対して、そ
の論理レベルに応じた制御を行うことができる。
【0010】また、SVPから特定のPEに対してのみ
前述の互換性を表すコードを送信し、そのPEが、他の
全てのPEに対して互換性をチェックするメッセージを
送信して、チェック結果を取り纏めてSVPに報告する
ことによっても、SVPは、どのPEの論理レベルが、
自SVPの論理レベルと異なっているかを認識すること
ができ、該当するPEに対して、その論理レベルに応じ
た制御を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明による並列計算機システムの制
御方式の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例による並列計算機
システムの構成を示すブロック図である。図1におい
て、1a〜1nはPE、2は主ネットワーク、3はSV
P、4は放送型の通信バス、11は処理ユニット、12
は論理レベル識別子、13は制御回路、14は比較回
路、31は制御プログラム、32は互換性コード、33
は不一致フラグである。
【0013】本発明の一実施例による並列計算機システ
ムは、図1に示すように、複数のPE1a〜1nと、こ
れらの複数のPE相互間を任意に接続可能な主ネットワ
ーク2と、複数のPEに対してサービスを行うSVP3
と、複数のPEとSVP3とを接続する主ネットワーク
2とは別の放送型通信バス4とを備えて構成されてい
る。
【0014】各PE1a〜1nは、依頼されたデータの
処理を行うための処理ユニット11と、放送型通信バス
4に接続される制御回路13とを備えると共に、本発明
により、論理レベル識別子12と比較回路14とを備え
て構成されている。また、SVP3は、制御プログラム
31を備えると共に、本発明により、互換性コード32
と各PE対応の不一致フラグ33とを備えて構成されて
いる。
【0015】前述のように構成される本発明の一実施例
において、各PE1a〜1nは、予め自身の論理レベル
を表す論理レベル識別子12が設定されている。そし
て、並列計算機システムの立ち上げ時、SVPは、自身
の制御プログラム31とPEの論理レベルとの互換性を
表す互換性コード32を放送型通信バス4を介してPE
1a〜1nに対してブロードキャストする。
【0016】各PE1a〜1nは、制御回路13を介し
てSVP3からの互換性コード32を受信すると、予め
設定されている自PEの論理レベル識別子12と受信し
た互換性コード32とを比較回路14により比較して一
致チェックを行い、不一致の場合に、放送型の通信バス
4を介してSVP3に送信する。
【0017】SVP3は、各PEから送られてくる不一
致情報を、各PE対応に備えられている不一致フラグに
セットする。その後、SVP3は、PEに対する制御が
必要になった場合、制御プログラム31がこの不一致フ
ラグ33検索し、そのPEのアドレスと論理レベルとを
認識し登録し、以降そのPEの論理レベルに応じた制御
を行う。
【0018】なお、前述した本発明の一実施例におい
て、各PE間の論理レベルの相違は、これらのPEによ
り並列計算機を構成することができないような相違では
なく、SVPからの制御に対してのみ不都合となるよう
な相違である。従って、PE相互間の主ネットワーク2
を介する通信は可能であり、各PE間の論理レベルに相
違があっても、並列計算機システムとして動作可能なも
のである。
【0019】前述した本発明の一実施例によれば、SV
P3は、並列計算機処理を構成するPEの論理レベルの
相違を容易に知ることができ、その論理レベルに応じ
て、各PEの制御を行うことができ、誤った制御が行わ
れることを防止することができる。これにより、本発明
の一実施例によれば、並列計算機システムを構成するP
Eの論理レベルの変更作業の途中においても、並列計算
機システムを正常な状態で動作させておくことができ
る。
【0020】前述した本発明の一実施例は、各PEが、
自PEの論理レベル識別子12と受信した互換性コード
32とを比較して、不一致の場合に、放送型の通信バス
4を介してSVP3に送信するとして説明したが、本発
明は、各PEが一致、不一致の情報をSVP3に報告す
るようにしてもよく、これにより、SVPは、報告のな
いPEを障害として扱うことができる。
【0021】また、前述した本発明の一実施例は、SV
P3から全てのPEに対して互換性コード32を送信す
るとして説明したが、本発明は、SVP3が特定のP
E、例えば、PE1aにのみ前述の互換性コード32を
送信し、そのPE1aが、主ネットワーク2を介して他
の全てのPEに対して互換性をチェックするメッセージ
をブロードキャストし、各PEからのチェック結果を主
ネットワーク2を介して返送してもらい、その結果を取
り纏めてSVP3に報告するようにすることもでき、前
述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0022】また、前述した本発明の一実施例による並
列計算機システムは、PE相互間を接続する主ネットワ
ークと、各PEとSVPとを接続する放送型通信バスを
備えるとしたが、本発明は、各PEとSVPとを主ネッ
トワークを介して接続するようにしてもよく、また、他
の形式通信ネットワークにより接続するようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
に、大量のPEで構成される並列計算機システムが異な
る論理レベルのPEにより構成された場合にも、SVP
が各PEの論理レベルの相違を効率よく自動的に認識す
ることができるため、SVPは、そのPEの論理レベル
に合わせた制御を行うことが可能となり、これにより、
PEの誤った制御を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による並列計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a〜1n プロセッサエレメント(PE) 2 主ネットワーク 3 サービスプロセッサ(SVP) 4 放送型通信バス 11 処理ユニット 12 論理レベル識別子 13 制御回路 14 比較回路 31 制御プログラム 32 互換性コード 33 不一致フラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサエレメントと、これら
    の複数のプロセッサエレメント相互を接続する主ネット
    ワークと、前記複数のプロセッサエレメントに対してサ
    ービスを行うサービスプロセッサとを備えて構成される
    並列計算機システムの制御方式において、各プロセッサ
    エレメントは、自プロセッサエレメントの論理レベルを
    表す識別子を有し、並列計算機システムの立ち上げ時、
    前記サービスプロセッサは、全てのプロセッサエレメン
    トに対して、サービスプロセッサの制御プログラムとプ
    ロセッサエレメントの論理レベルとの互換性を表す互換
    性コードを同報送信し、各プロセッサエレメントは、自
    プロセッサエレメントの論理レベル識別子とサービスプ
    ロセッサから受け取った互換性コードとを比較し、その
    結果をサービスプロセッサに報告し、サービスプロセッ
    サは、各プロセッサエレメントのアドレスとその論理レ
    ベルとを登録して、以後、各プロセッサエレメントの論
    理レベルに対応して各プロセッサエレメントの制御を行
    うことを特徴とする並列計算機システムの制御方式。
  2. 【請求項2】 複数のプロセッサエレメントと、これら
    の複数のプロセッサエレメント相互を接続する主ネット
    ワークと、前記複数のプロセッサエレメントに対してサ
    ービスを行うサービスプロセッサとを備えて構成される
    並列計算機システムの制御方式において、各プロセッサ
    エレメントは、自プロセッサエレメントの論理レベルを
    表す識別子を有し、並列計算機システムの立ち上げ時、
    前記サービスプロセッサは、特定のプロセッサエレメン
    トに対して、サービスプロセッサの制御プログラムとプ
    ロセッサエレメントの論理レベルとの互換性を表す互換
    性コードを送信し、前記特定のプロセッサエレメント
    は、主ネットワークを介して全てのプロセッサエレメン
    トに対してサービスプロセッサの制御プログラムとプロ
    セッサエレメントの論理レベルとの互換性のチェックを
    指示するメッセージを同報送信し、各プロセッサエレメ
    ントから返送されたチェック結果を取り纏めてサービス
    プロセッサに報告し、サービスプロセッサは、各プロセ
    ッサエレメントのアドレスとその論理レベルとを登録し
    て、以後、各プロセッサエレメントの論理レベルに対応
    して各プロセッサエレメントの制御を行うことを特徴と
    する並列計算機システムの制御方式。
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