JPH0732516A - 内装材の端末処理方法および内装材 - Google Patents
内装材の端末処理方法および内装材Info
- Publication number
- JPH0732516A JPH0732516A JP5198867A JP19886793A JPH0732516A JP H0732516 A JPH0732516 A JP H0732516A JP 5198867 A JP5198867 A JP 5198867A JP 19886793 A JP19886793 A JP 19886793A JP H0732516 A JPH0732516 A JP H0732516A
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- Japan
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- heat
- base material
- skin material
- interior
- shrinkable
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は自動車等に用いられる内装材の端末処
理を手間をかけることなく容易に行なうことを目的とす
る。 【構成】内装材１の端末において少なくとも表皮材３の
縁部３Ａに熱収縮性シート１５を裏打ちし、加熱するこ
とによって該熱収縮性シート１５を熱収縮せしめ、該表
皮材３の縁部３Ａを基材２側へ巻き込む。
理を手間をかけることなく容易に行なうことを目的とす
る。 【構成】内装材１の端末において少なくとも表皮材３の
縁部３Ａに熱収縮性シート１５を裏打ちし、加熱するこ
とによって該熱収縮性シート１５を熱収縮せしめ、該表
皮材３の縁部３Ａを基材２側へ巻き込む。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車の天井材、
ドアトリム、ピラーのトリムカバー等の内装材の端末処
理方法および該端末処理が施された内装材に関するもの
である。
ドアトリム、ピラーのトリムカバー等の内装材の端末処
理方法および該端末処理が施された内装材に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すようにこの種の内装材(1) は
基材(2) と、該基材(2) 表面にホットメルトフィルム
(4) 等によって接着されている表皮材(3) とからなり、
端末においては従来表皮材(3) の縁部(3A)を基材(2) の
裏側へ巻き込んでタッカー(5) で止着したり、あるいは
接着剤で接着したりして固定していた。
基材(2) と、該基材(2) 表面にホットメルトフィルム
(4) 等によって接着されている表皮材(3) とからなり、
端末においては従来表皮材(3) の縁部(3A)を基材(2) の
裏側へ巻き込んでタッカー(5) で止着したり、あるいは
接着剤で接着したりして固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、基材(2) の裏側へ巻き込んだ表皮材(3) の縁
部(3A)を固定するためにタッカー止めあるいは接着剤に
よる接着と云う手間のかゝる手段が必要であった。
構成では、基材(2) の裏側へ巻き込んだ表皮材(3) の縁
部(3A)を固定するためにタッカー止めあるいは接着剤に
よる接着と云う手間のかゝる手段が必要であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、基材(2) と、該基材(2)
表面に貼着されている表皮材(3) と、該表皮材(3) の少
なくとも縁部(3A)に裏打ちされている熱収縮性シート(1
5)とからなる内装材(1) の端末部分を加熱して該熱収縮
性シート(15)を熱収縮させることによって該表皮材(3)
縁部(3A)を基材(2) 側に巻き込む内装材(1) の端末処理
方法を提供するものであり、更に上記端末処理によって
表皮材(3) の縁部(3A)が該熱収縮性シート(15)の熱収縮
によって基材(2) 側へ巻き込まれている内装材(1) を提
供するものである。
を解決するための手段として、基材(2) と、該基材(2)
表面に貼着されている表皮材(3) と、該表皮材(3) の少
なくとも縁部(3A)に裏打ちされている熱収縮性シート(1
5)とからなる内装材(1) の端末部分を加熱して該熱収縮
性シート(15)を熱収縮させることによって該表皮材(3)
縁部(3A)を基材(2) 側に巻き込む内装材(1) の端末処理
方法を提供するものであり、更に上記端末処理によって
表皮材(3) の縁部(3A)が該熱収縮性シート(15)の熱収縮
によって基材(2) 側へ巻き込まれている内装材(1) を提
供するものである。
【０００５】
【作用】本発明の内装材(1) において、表皮材(3) の縁
部(3A)を加熱すると、表皮材(3) は収縮せず熱収縮性シ
ート(15)のみが熱収縮するから、表皮材(3) は基材(2)
側へ自然に巻き込まれた状態となる。
部(3A)を加熱すると、表皮材(3) は収縮せず熱収縮性シ
ート(15)のみが熱収縮するから、表皮材(3) は基材(2)
側へ自然に巻き込まれた状態となる。
【０００６】
【実施例】本発明を図１および図２に示す一実施例によ
って説明すると、(1) は自動車の天井材、ドアトリム、
ピラーのトリムカバー等の内装材であり、該内装材(1)
は基材(2) と、該基材(2) にホットメルトフィルム(4)
または接着剤によって接着されている表皮材(3) とから
なる。
って説明すると、(1) は自動車の天井材、ドアトリム、
ピラーのトリムカバー等の内装材であり、該内装材(1)
は基材(2) と、該基材(2) にホットメルトフィルム(4)
または接着剤によって接着されている表皮材(3) とから
なる。
【０００７】該基材(2) は例えばレジンボード、ダンボ
ール、ハードボード、ポリスチレン発泡体、合成樹脂含
浸ポリウレタン発泡体からなり、所定形状に成形されて
おり、該表皮材(3) は例えば不織布、織物、合成皮革、
あるいはこれらにポリエチレン発泡体、ポリプロピレン
発泡体、ポリウレタン発泡体等を積層した積層シートか
らなり、縁部(3A)には熱収縮性シート(15)が裏打ちされ
ている。該熱収縮性シート(15)は例えば熱収縮性ポリエ
ステル繊維、熱収縮性ポリプロピレン繊維等の熱収縮性
繊維の一種または二種以上を混合した熱収縮性不織布ま
たは熱収縮性織物、あるいは熱収縮性ポリエチンフィル
ム、熱収縮性ポリプロピレンフィルム等の熱収縮性プラ
スチックフィルム等である。好ましい熱収縮性シート(1
5)としては熱収縮性ポリプロピレン繊維を４０〜６０重
量％混合したポリエステル繊維不織布がある。該熱収縮
性シート(15)は表皮材(3) の全面に裏打ちされてもよい
が、縁部(3A)のみに裏打ちする方が望ましい。
ール、ハードボード、ポリスチレン発泡体、合成樹脂含
浸ポリウレタン発泡体からなり、所定形状に成形されて
おり、該表皮材(3) は例えば不織布、織物、合成皮革、
あるいはこれらにポリエチレン発泡体、ポリプロピレン
発泡体、ポリウレタン発泡体等を積層した積層シートか
らなり、縁部(3A)には熱収縮性シート(15)が裏打ちされ
ている。該熱収縮性シート(15)は例えば熱収縮性ポリエ
ステル繊維、熱収縮性ポリプロピレン繊維等の熱収縮性
繊維の一種または二種以上を混合した熱収縮性不織布ま
たは熱収縮性織物、あるいは熱収縮性ポリエチンフィル
ム、熱収縮性ポリプロピレンフィルム等の熱収縮性プラ
スチックフィルム等である。好ましい熱収縮性シート(1
5)としては熱収縮性ポリプロピレン繊維を４０〜６０重
量％混合したポリエステル繊維不織布がある。該熱収縮
性シート(15)は表皮材(3) の全面に裏打ちされてもよい
が、縁部(3A)のみに裏打ちする方が望ましい。
【０００８】上記内装材(1) において端末部分を該熱収
縮性シート(15)の熱収縮温度以上に加熱すると、該熱収
縮性シート(15)のみが収縮し、該表皮材(3) は収縮しな
いから、該表皮材(3) の縁部(3A)は図２に示すように基
材(2) の裏側へ自然に巻き込まれる。上記内装材(1) の
端末には所望なればウェザストリップ等がタッカー止め
される。
縮性シート(15)の熱収縮温度以上に加熱すると、該熱収
縮性シート(15)のみが収縮し、該表皮材(3) は収縮しな
いから、該表皮材(3) の縁部(3A)は図２に示すように基
材(2) の裏側へ自然に巻き込まれる。上記内装材(1) の
端末には所望なればウェザストリップ等がタッカー止め
される。
【０００９】
【発明の効果】したがって本発明においては内装材の端
末処理を極めて簡単に行なうことが出来る。
末処理を極めて簡単に行なうことが出来る。
図１および図２は本発明の一実施例を示すものである。
【図１】表皮材巻き込み前の内装材端末部分断面図
【図２】表皮材巻き込み後の内装材端末部分断面図
【図３】従来例の内装材端末部分断面図
1 内装材 2 基材 3 表皮材 3A 縁部 15 熱収縮性シート
Claims (2)
- 【請求項１】基材と、該基材表面に貼着されている表皮
材と、該表皮材の少なくとも縁部に裏打ちされている熱
収縮性シートとからなる内装材の端末部分を加熱して該
熱収縮性シートを熱収縮させることによって該表皮材縁
部を基材側に巻き込むことを特徴とする内装材の端末処
理方法 - 【請求項２】基材と、該基材表面に貼着されている表皮
材と、該表皮材の少なくとも縁部に裏打ちされている熱
収縮性シートとからなり、該表皮材の縁部は該熱収縮性
シートの熱収縮によって基材側へ巻き込まれていること
を特徴とする内装材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198867A JPH0732516A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 内装材の端末処理方法および内装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5198867A JPH0732516A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 内装材の端末処理方法および内装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732516A true JPH0732516A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16398249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5198867A Withdrawn JPH0732516A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 内装材の端末処理方法および内装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732516A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531349A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | フォーレシア・アンテリュール・アンドゥストリ | レザー外皮を備える被着材およびその製造方法 |
| CN101659238A (zh) * | 2008-08-25 | 2010-03-03 | 河西工业株式会社 | 汽车用内饰部件及其制造方法 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP5198867A patent/JPH0732516A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008531349A (ja) * | 2005-03-01 | 2008-08-14 | フォーレシア・アンテリュール・アンドゥストリ | レザー外皮を備える被着材およびその製造方法 |
| JP4729586B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2011-07-20 | フォーレシア・アンテリュール・アンドゥストリ | レザー外皮を備える被着材およびその製造方法 |
| CN101659238A (zh) * | 2008-08-25 | 2010-03-03 | 河西工业株式会社 | 汽车用内饰部件及其制造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |