JPH07324475A - 外壁自動吹付け装置 - Google Patents

外壁自動吹付け装置

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JPH07324475A
JPH07324475A JP12026194A JP12026194A JPH07324475A JP H07324475 A JPH07324475 A JP H07324475A JP 12026194 A JP12026194 A JP 12026194A JP 12026194 A JP12026194 A JP 12026194A JP H07324475 A JPH07324475 A JP H07324475A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
wall
building
spraying
exterior wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP12026194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Abe
幸博 阿部
Keiichirou Ishiguro
馨一郎 石黒
Kenji Yamamoto
健司 山本
Hisashi Oi
尚志 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外壁への塗料の吹付けを、自動化可能
とした。 【構成】 建物1の外壁2に平行に敷設されるレール8
上を走行する走行装置7と、該走行装置7に立設された
ガイドレール18に沿って昇降する昇降駆動装置13と
該昇降駆動装置13の一側に取り付けられて、前記走行
装置7上に搭載される材料供給装置12にホース47を
介して接続される吹付け装置37と該吹付け装置37と
並列して前記昇降駆動装置13の他側に取り付けられる
ローラー装置46と前記走行装置7上に設置されて、前
記各装置を操作する操作装置11とからなることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築構造物の外壁面を、
現場の吹付け作業により自動的に仕上げる外壁自動吹付
け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築構造物の外壁仕上げの吹付け仕上げ
には、工場や現場サイドで製造されるプレキャストコン
クリート(PC板)等にプレフィニッシュされた外壁部
材を建築躯体に取り付ける方法や、被外壁仕上げ面に足
場を組立て同足場を使って吹付け工が吹付け場所にいっ
て吹付け塗料を用いて圧縮空気によってガン吹付けによ
る仕上げが行なわれている。
【0003】その他、本出願人が提案した特開平5−2
12328号があるがこの発明は、移動架台に上下方向
に駆動する駆動装置に水平ガイドレールを設置して水平
ガイドレールをスライドするように吹付け装置を設置し
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の吹付け方法にお
いて、前者のプレフィニッシュされた外壁部材は搬送時
や取り付けにはかなりの養生をしないと傷が付きやす
く、その補修は色むらがあったり凹凸が均一に成らずと
ても厄介である。後者の足場を使って吹き付ける場合、
吹付け工が吹付け塗料と圧縮空気によってガン吹き仕上
げは足場を使っての高所作業となり吹付け材料の移動や
圧縮空気のホースの移動が煩雑で、かつ、危険な作業で
あるばかりではなく、吹付けむらの無いようにするため
にはかなりの熟練工が必要であるという問題があった。
【0005】本発明は前記の問題点を解決するため提案
されるもので、その目的とするところは、建築構造物の
外壁仕上げにおいて足場を省略して自動吹付け装置によ
って外壁面を吹付け仕上げにより高品質な吹付けと安全
性の高い外壁自動吹付け装置を供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、建物の外壁に平行に敷設されたレ
ール上を走行する走行装置と、該走行装置に立設された
ガイドレールに沿って昇降する昇降駆動装置と、該昇降
駆動装置の一側に取り付けられて、前記走行装置上に搭
載される塗料圧送装置にホースを介して接続される吹付
け装置と、該吹付け装置と並列に前記昇降駆動装置の他
側に取り付けられるローラー装置と、前記走行装置上に
設置されて、前記各装置を操作する操作装置とからなる
ことを特徴とする。
【0007】又前記吹付け装置は、縦一列に列設される
複数のノズル群を有し、各ノズル群は建物の外壁に向か
って前後進自在に且つ左右回動と前後傾動とに首振り自
在に設けたことを特徴とする。更に前記ローラ装置は第
1ローラーと第2ローラーとを有し、第1ローラーは2
個の関節で屈折されるアーム上に取り付けると共に第2
ローラーは1個の関節で屈折されるアーム上に取り付け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】そして本発明は上記の手段により走行装置は建
物の外壁に沿って左右に走行し、又、昇降駆動装置は建
物の外壁に沿って上下に昇降するため昇降駆動装置の一
側に取り付けられる吹付け装置と他側に取り付けられる
ローラー装置とは建物の外壁に沿って上下、左右の任意
の位置に移動し、吹付け装置による建物の外壁の塗装
と、ローラー装置による塗装の仕上げとが行われる。
【0009】また吹付け装置の複数のノズル群は壁面の
正面に対して前後に可動して壁面との間隔を決めて、壁
面の正面の塗装と、その首振りにより軒裏や壁の見返し
(抱き)部の吹付けが可能となり、さらにローラー装置
の第1ローラーと第2ローラーとはそれぞれの関節部で
屈折されるアームによって壁面に当てて所望する仕上げ
の模様にできる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると図1及び図2は本発明によって吹付けが行われる
建物の立面図及び断面図を示し、図中1は建物、2は外
壁、3は窓、4は目地、5は基礎、6は屋根を示す。そ
して建物1の外側には図3及び図4に示すように建物1
の外壁2に沿って平行に走行する走行装置7を設け、該
走行装置7は建物の外壁に平行に敷設されるレール8に
沿って走行する走行台車9と、該台車9上に架設される
架台10とから形成され、該架台10上に操作装置11
と材料供給装置12と、昇降駆動装置13とを設置し、
前記材料供給装置12はプライマー圧送タンク14と塗
料タンク15と圧送ポンプ16とコンプレッサー17と
からなり、前記昇降駆動装置13は、図5及び図6に示
すように架台10上に立設されるガイドレール18と、
該ガイドレール18にガイドされるスライド枠19とか
ら形成され、該スライド枠19は、その内側面に設けた
ガイド溝20をガイドレール18の外側面に突設した突
条21に係合すると共に、その外側面に設けたモータ2
2の回転軸上のピニオン23をガイドレール18に設け
たラック24に噛合せることにより昇降される。
【0011】スライド枠19の一側面には吹付け用の受
台25を設け、その吹付け用の受台25にはモータ27
を介して前後動するスライド台28と、該スライド台2
8上にモータ29を介して回動する回動枠30と、該回
動枠30にモータ31からベルト31aを介して駆動さ
れる回動軸32と、該回動軸32に支承される縦形のノ
ズル受33と該ノズル受33に列設される主材吹付け用
のノズル34とスタッコ吹付け用のノズル35とシーラ
ートップ吹付け用のノズル36とのノズル群からなる吹
付け装置37が設けられている。
【0012】前記昇降するスライド枠19にローラーコ
テ用の受台26aを固着し、該受台26aを介して取り
付けられる第1の関節38と該第1の関節38にアーム
39を介して連結される第2の関節40と、該第2の関
節40にアーム41を介して連結される第1ローラー4
2と、下部受台26bを介して取り付けられる第1の関
節43と該第1の関節43にアーム44を介して連結さ
れる第2ローラー45とからなるローラー装置46が設
けられている。
【0013】図中47は材料供給装置12と吹付け装置
37とを接続するホース、48は操作装置11と各装置
とを接続するケーブル、49は各ローラー42、45を
支承するばね50は前記第1の関節と第2の関節と下部
ローラの第1関節を回動させるモータからなる駆動部を
示す。次にその作動を説明すると吹付け装置37は図7
に示すようにスライド台28の前後動によって各ノズル
群34、35、36を壁面に対し所定距離に対向させ
て、走行装置7の走行と昇降駆動装置13の昇降とによ
り壁面に塗料を吹付けることができ、更に回動枠30の
回動によりノズル群は左右に首振りすると共に回動軸3
2の回動により前後に首振り傾動して軒裏や壁の見返し
部に塗料を吹付けることができる。
【0014】一方ローラー装置46は、図8に示すよう
に第1ローラー42は第1の関節38を基点としてモー
ターを駆動し、第2の関節40を移動させ、この第2の
関節40を基点としてモーターを駆動し揺動できると共
に、図9に示すように第2ローラー45は、第1の関節
43を基点としてモーターで駆動し揺動でき、かくて第
1ローラー42と第2ローラー45とは吹付け装置37
の移動の場合は図10(a)に示すように壁面より離脱
させ、又スタッコ仕上げの際は図10(b)に示すよう
に吹付け塗料をローラーで押さえる。
【0015】そして初期操作のフローチャートは図11
の如くなる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によるときは建物の外
壁に平行に敷設されるレール上を走行する走行装置に、
直立のガイドレールを介して昇降駆動装置を設け、該昇
降駆動装置に、ホースを介して塗料圧送装置に接続され
る吹付け装置とローラー装置とを取り付けて、各装置を
走行装置上の操作装置で操作するようにしたものである
から建物の外壁への塗料の吹付けと吹き付けられた塗料
の押さえ仕上げとが足場等を省略して走行装置の走行と
昇降駆動装置の昇降とにより自動的に行われて塗装作業
を安全に且つ迅速に行うことができ而も吹付け装置は縦
一列の複数のノズル群を有して、各ノズル群は建物の外
壁に向かって前後進自在に且つ左右回動と、前後傾動と
の首振り自在に設けたから高品質の吹付けが可能とな
り、更にローラー装置は2個の関節で屈折される第1ロ
ーラーと1個の関節で屈折される第2ローラーとを設け
たからローラーにより塗料の仕上げ加工も容易である等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の立面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】本発明の昇降駆動装置と吹付け装置とローラー
装置との正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の吹付け装置の側面図である。
【図8】本発明の第1ローラーの側面図である。
【図9】本発明の第2ローラーの側面図である。
【図10】本発明のローラー装置の作動説明図で(a)
は原点時、(b)はローラー時を示す。
【図11】本発明の自動吹付けを行なう操作のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 建物 2 外壁 7 走行装置 8 レール 11 操作装置 12 材料供給装置 13 昇降駆動装置 37 吹付け装置 46 ローラー装置 47 ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大井 尚志 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に平行に敷設されたレール上
    を走行する走行装置と、該走行装置に立設されたガイド
    レールに沿って昇降する昇降駆動装置と、該昇降駆動装
    置の一側に取り付けられて、前記走行装置上に搭載され
    る材料供給装置にホースを介して接続される吹付け装置
    と、該吹付け装置と並列に前記昇降駆動装置の他側に取
    り付けられるローラー装置と、前記走行装置上に設置さ
    れて、前記各装置を操作する操作装置とからなる外壁自
    動吹付け装置。
  2. 【請求項2】 前記吹付け装置は縦一列に列設される複
    数のノズル群を有し、各ノズル群は建物の外壁に向かっ
    て前後進自在に且つ左右回動と前後傾動とに首振り自在
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の外壁自動吹付
    け装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラー装置は第1ローラーと第2
    ローラーとの2個を有し、第1ローラーは2個の関節で
    屈折されるアーム上に取り付けると共に第2ローラーは
    1個の関節で屈折されるアーム上に取り付けたことを特
    徴とする請求項1記載の外壁自動吹付け装置。
JP12026194A 1994-06-01 1994-06-01 外壁自動吹付け装置 Pending JPH07324475A (ja)

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