JPH07323396A - クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法 - Google Patents

クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法

Info

Publication number
JPH07323396A
JPH07323396A JP12223694A JP12223694A JPH07323396A JP H07323396 A JPH07323396 A JP H07323396A JP 12223694 A JP12223694 A JP 12223694A JP 12223694 A JP12223694 A JP 12223694A JP H07323396 A JPH07323396 A JP H07323396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
motor
crank shaft
crank
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12223694A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Yoshida
吉田重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12223694A priority Critical patent/JPH07323396A/ja
Publication of JPH07323396A publication Critical patent/JPH07323396A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/26Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by cams, eccentrics, or cranks
    • B30B1/266Drive systems for the cam, eccentric or crank axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランクプレスにおいて、被加工物の低速度
高サイクル成形を可能とする。 【構成】 アクチュエータの動力をクランク軸18を介
してラム20に伝達し、これによってラム20を往復直
線運動させるクランクプレスであって、このクランクプ
レスのクランク軸18をラム20の移動方向を中心とし
て左右に所定角度θだけ揺動させ、斯くしてラム20を
往復直線運動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物の高速成形を
可能としたクランクプレスにおけるラムへの動力伝達方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】プレス装置はその駆動力の与え方によっ
て、機械的機構による機械プレスと、油圧や空気圧など
による液圧プレスとに大別されるが、液圧プレスに比べ
価格や保守の点で優位な機械プレスが主流となってい
る。
【0003】機械プレスとしては、クランク式、ナック
ル式、リンク式などリンク機構を利用する方式と、フリ
クションスクリュー式、カム式、スクリュー式、ラック
式などカムおよびねじ機構を利用する方式があるが、中
でもクランク式のクランクプレスが最も広く利用されて
いる。
【0004】このクランクプレスには、クランクピン
形、フルエキセン形、セミエキセン形、ピンエキセン形
があり、主としてクランクピン形は深絞り加工のように
比較的長いストロークを要求されるものに利用され、フ
ルエキセン形は圧印やエンボス成形用に、セミエキセン
形は一般成形用に、またピンエキセン形は打ち抜き用に
使われている。
【0005】なお、クランクプレスにおいて、クランク
軸はモータなどのアクチュエータから動力の伝達を受け
て回転し、これにラムが連動して上下に直線往復運動を
するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクランクプレスによれば、クランク軸が一回転する
間にラムは上死点〜下死点〜上死点というように一往復
されるだけであるので、毎分ストローク数が少なく高速
成形能力が低かった。
【0007】また、上記クランクプレスによれば、クラ
ンク軸の回転によってラムに大きなストロークを与えら
れるものの、その分消費電力が増すという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アクチュエー
タの動力をクランク軸を介してラムに伝達し、そのラム
を往復直線運動させるクランクプレスに於いて、このク
ランクプレスのクランク軸を前記ラムの移動方向を中心
として左右に所定角度だけ揺動させることを特徴とする
クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法を提供す
ることにより、上記課題を達成するものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、モータやシリンダなどのアク
チュエータを正逆駆動、また伸縮動させてクランク軸を
左右に揺動させると、このクランク軸の揺動にラムが連
動して上下に往復直線運動をする。
【0010】特に、クランク軸が一往復する間にラムは
上死点〜下死点〜上死点〜下死点〜上死点というように
上下に二往復するようになる。
【0011】従って、クランク軸の一往復中、二回の成
形が可能となり、成形効率が格段に向上するようにな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1はクランクプレスを示す側面概略図、
図2は同クランクプレスにおけるクランク軸の動作状態
図、図3は本発明の第2実施例を示す要部概略図、図4
は本発明の第3実施例を示す要部概略図である。
【0013】図1において、10,11はモータ、12
は動力伝達装置、14はフライホイール、18はクラン
ク軸、20はラム(スライド)、23は検出器、24は
コンピュータ、25はベッドを示す。
【0014】アクチュエータとしてのモータ10,11
は電気モータであり、特に一方のモータ10は正逆回転
可能なスピンドルモータなどから成る。
【0015】そして、このモータ10は動力伝達装置1
2に内蔵されている変速ギヤ(図示省略)にタイミング
ベルトなどを介して相対的に可動に連結され、また他方
のモータ11はタイミングベルト13を介してフライホ
イール14と相対的に可動に連結されている。
【0016】なお、その動力伝達装置12は、例えば特
願平6−4861号に開示した装置であって、詳細には
フライホイール14が入力軸15に回転自在に設けてあ
って、その入力軸15に対して並列に配設されるドラム
(図示省略)にフライホイール14の動力が伝達され、
そのドラムが互いに逆向きの回転をするようになってい
る。
【0017】また、双方のドラムの外周には巻き方向が
異なるコイル(図示省略)が装備してあって、その双方
のコイルの一端が前記変速ギヤに、また他端が前記入力
軸15に固定してある歯車と噛合うドライブホイール
(図示省略)に固定せしめてある。
【0018】従って、モータ10を正逆に駆動すると一
方のコイルがドラムに巻き付き、その他端でドライブホ
イールが引かれて回転し、斯くして入力軸15がモータ
10の駆動方向に回転されるようになるのである。
【0019】そして、図中16は出力軸であって、これ
は前記入力軸15と相対的に可動に連結されており、モ
ータ10の回転に合わせた正逆回転を行う。
【0020】一方、その出力軸16には歯車17が、ま
たクランク軸18の一端には歯車19がそれぞれ固着さ
れている。
【0021】図示するように、双方の歯車17,19は
互いに噛合されているとともに、前記クランク軸18と
ラム20とは連接桿21を介して連結せしめられてい
る。
【0022】斯くして、アクチュエータとしてのモータ
10,11の動力は、動力伝達装置12からクランク軸
18へ、またそのクランク軸18を介してラム20に伝
達され、これによってラム20がガイド面22に沿って
上下に往復直線運動を行うのである。
【0023】なお、クランク軸18は図示するようなク
ランクピン形の他に、フルエキセン形、セミエキセン
形、あるいはピンエキセン形を用いることもできる。
【0024】ところで、図2に示すように、クランク軸
18はラム20の移動方向(図中に示す中心線A)を中
心として左右に所定角度θだけ揺動される。
【0025】本実施例にあって、そのクランク軸18の
揺動操作はモータ10の正逆駆動を以て成されるのであ
り、詳細には図1に示す検出器23でクランク軸18の
角変位量を測定し、その測定値に応じてモータ10を正
逆駆動させるのであり、特にモータ10の正逆駆動は所
定のコンピュータ24を介して行う。
【0026】例えば、所定角度θを60度と設定し、そ
の設定値と検出器23による検出値が一致した時点で、
コンピュータ24からモータ10に対して逆転信号が発
せられるようにする。
【0027】なお、検出器23としては、ロータリエン
コーダや各種近接スイッチがあげられるが、タイマを用
いてモータ10の接点を切り替え、そうすることによっ
てクランク軸18を揺動させるようにしてもよい。
【0028】一方、ラム20が下死点に到達する直前の
情報を検出器23によって検出可能とし、このときモー
タ10を減速させるように制御すると効果的であり、こ
れによって騒音や衝撃を緩和することができる。
【0029】次に、図3および図4は本発明の他の実施
例を示す。図3に示す実施例では、アクチュエータとし
て油圧モータMを用いている。
【0030】図示するように、油圧モータMの駆動軸m
はクランク軸18の一端に直結してあって、その駆動軸
mを正逆駆動させることによりクランク軸18を揺動で
きるようにしてある。
【0031】詳細には、油圧モータMは歯車モータ、ベ
ーンモータ、ピストンモータなどから成り、これはバル
ブVを介して油圧ポンプPと接続されている。
【0032】そして、作動油の流れをバルブVの切替操
作によって変えることにより、駆動軸mを正逆駆動させ
ることができる。
【0033】なお、バルブVの切替操作は、前述のよう
にロータリエンコーダや各種近接スイッチを用いてクラ
ンク軸18の位置状態を検出し、その信号を受けて行う
ようにすればよい。
【0034】次に、図4に示す実施例では、アクチュエ
ータとして油圧シリンダSを用いてる。
【0035】図示するように、この油圧シリンダSのロ
ッドRはクランク軸18の一端に延設したアームTに固
定してあって、そのロッドRを伸縮させることによりク
ランク軸18を揺動できるようにしてある。
【0036】詳細には、この油圧シリンダSはバルブV
を介して油圧ポンプPと接続してあって、そして作動油
の流れをバルブVの切替操作によって変えることにより
ロッドRが伸縮し、そのロッドRが最長、最短時にあっ
てラム20が上死点に位置するようにしてある。
【0037】なお、バルブVの切替操作は、前述のよう
にロータリエンコーダや各種近接スイッチを用いてクラ
ンク軸18の位置状態を検出し、その信号を受けて行う
方法や、ロッドRの位置をリミットスイッチなどで検出
し、その信号を受けて行う方法などがある。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、アクチュエータの動力
をクランク軸を介してラムに伝達し、そのラムを往復直
線運動させるクランクプレスに於いて、このクランクプ
レスのクランク軸を前記ラムの移動方向を中心として左
右に所定角度だけ揺動させるようにしたことにより、ク
ランク軸を一往復させる間にラムを二往復させることが
できるので、ラムの往復直線運動の高速化、延いては加
工物の高速成形が可能となり、生産性が格段に向上する
ようになるという優れた効果を奏する。
【0039】また、クランク軸の動作量が少なくなるの
で、その分消費電力を軽減することができ、経済性が向
上するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランクプレスを示す側面概略図
【図2】同クランクプレスにおけるクランク軸の動作状
態図
【図3】本発明の第2実施例を示す要部概略図
【図4】本発明の第3実施例を示す要部概略図
【符号の説明】
10 モータ 11 モータ 12 動力伝達装置 13 タイミングベルト 14 フライホイール 15 入力軸 16 出力軸 17 歯車 18 クランク軸 19 歯車 20 ラム 21 連接桿 22 ガイド面 23 検出器 24 コンピュータ 25 ベッド V バルブ M 油圧モータ S 油圧シリンダ
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工物の低速度高サ
イクル成形を可能としたクランクプレスにおけるラムへ
の動力伝達方法に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクランクプレスによれば、クランク軸が一回転する
間にラムは上死点〜下死点〜上死点というように一往復
されるだけであるので、毎分ストローク数が少なく高サ
イクル成形能力が低かった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、アクチュエータの動力
をクランク軸を介してラムに伝達し、そのラムを往復直
線運動させるクランクプレスに於いて、このクランクプ
レスのクランク軸を前記ラムの移動方向を中心として左
右に所定角度だけ揺動させるようにしたことにより、ク
ランク軸を一往復させる間にラムを二往復させることが
できるので、被加工物の低速度高サイクル成形が可能と
なり、生産性が格段に向上するようになるという優れた
効果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータの動力をクランク軸を介
    してラムに伝達し、そのラムを往復直線運動させるクラ
    ンクプレスに於いて、このクランクプレスのクランク軸
    を前記ラムの移動方向を中心として左右に所定角度だけ
    揺動させることを特徴とするクランクプレスにおけるラ
    ムへの動力伝達方法。
JP12223694A 1994-06-03 1994-06-03 クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法 Pending JPH07323396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12223694A JPH07323396A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12223694A JPH07323396A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07323396A true JPH07323396A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14830954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12223694A Pending JPH07323396A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07323396A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001259748A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd コイルドウエーブスプリングの製造方法
WO2004056559A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-08 Siemens Aktiengesellschaft Pressvorrichtung
JP2008000786A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sumitomo Heavy Industries Techno-Fort Co Ltd 熱間鍛造プレスおよびその鍛造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001259748A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd コイルドウエーブスプリングの製造方法
JP4684382B2 (ja) * 2000-03-14 2011-05-18 三菱製鋼株式会社 コイルドウエーブスプリングの製造方法
WO2004056559A1 (de) * 2002-12-19 2004-07-08 Siemens Aktiengesellschaft Pressvorrichtung
JP2008000786A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sumitomo Heavy Industries Techno-Fort Co Ltd 熱間鍛造プレスおよびその鍛造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW542783B (en) Slide-driving device in press machine and its driving method
CN1067630C (zh) 往复式冲压驱动装置
US4530637A (en) Workpiece handling apparatus
CN1073929C (zh) 往复式冲压驱动装置
JPH07323396A (ja) クランクプレスにおけるラムへの動力伝達方法
US4107973A (en) Press drive mechanism
US4296625A (en) Crank press with lateral rod ejector
JP2003205394A (ja) プレス機のスライド駆動装置
US6606941B2 (en) Method of altering the drive mechanism of a mechanical press
KR900015903A (ko) 프레스 기계
KR101968050B1 (ko) 직선 및 회전 왕복 구동장치
US4919043A (en) Web tech drive assembly for stencil carriage
JP2524966Y2 (ja) 平形ダイス式ローリング装置
CN101096131A (zh) 开关磁阻数控式多坐标多动压力机
JP2003230986A (ja) プレス装置
JPH10175097A (ja) 機械プレスのスライド駆動装置
JP4153749B2 (ja) プレス機械
JP2502259Y2 (ja) プレス機械
SU702597A1 (ru) Радиально-ковочна машина
JP2007136528A (ja) ストローク可変装置
SU700258A1 (ru) Радиально-ковочна машина
JPH058269A (ja) クランク式駆動装置
JP2024009468A (ja) プレス装置
JPH0756147Y2 (ja) プレス機械のスライド駆動装置
JPS6280351A (ja) 長く休止する往復運動機構

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030107