JPH07320120A - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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Publication number
JPH07320120A
JPH07320120A JP6115288A JP11528894A JPH07320120A JP H07320120 A JPH07320120 A JP H07320120A JP 6115288 A JP6115288 A JP 6115288A JP 11528894 A JP11528894 A JP 11528894A JP H07320120 A JPH07320120 A JP H07320120A
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JP
Japan
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paper
carry
carrying
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Application number
JP6115288A
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English (en)
Inventor
Masahisa Sato
雅久 佐藤
Hisafumi Yumoto
尚史 湯本
Masaaki Yoshikawa
雅章 吉川
Etsuro Tsuji
悦郎 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長方形を呈する紙葉類を装置に投入する場合等
において紙葉類の取扱いが容易で、しかも、装置のコン
パクト化が図れる紙葉類処理装置を提供する。 【構成】紙幣投入口6から短手方向に投入された紙幣4
を搬入する搬入機構26と、この搬入機構26により短
手方向に搬入された紙幣4を紙葉類搬送面上において9
0°方向変換させる整位搬送ローラ92,94,96,
98を備えた方向変換機構28と、この方向変換機構2
8により方向変換された紙幣4を搬出方向が長寸となる
長手方向に搬出するための搬出機構30とを備えた構成
となっている。これにより、紙幣投入口6に紙幣4を短
手方向に投入することができ取扱い性の向上が図れると
共に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるため、
装置のコンパクト化がなされたものとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば駅に設置される
券売機の紙幣処理装置として適用される紙葉類処理装置
に係り、詳しくは、長方形を呈する紙葉類を取扱う紙葉
類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、駅において、紙幣を取扱うことが
できる券売機が多数設置されているが、この券売機を始
め、従来、長方形を呈する紙幣,カード,チケット,切
符等の紙葉類の処理を行う装置において、紙葉類を搬送
する方向は、長手方向搬送か、短手方向搬送のいずれか
に限られている。
【0003】上記の長手方向搬送とは、紙葉類の長手方
向を進行方向に向けて搬送する方法であり、短手方向搬
送とは、紙葉類の短手方向を進行方向に向けて搬送する
方法である。
【0004】そして、短手方向搬送は、装置に紙葉類を
投入する場合等、紙葉類の取扱い性では、優れている
が、搬送路が進行方向に対して横長になるため、装置の
サイズが大きいものとなってしまう。一方、長手方向搬
送は、装置に紙葉類を投入する場合等、紙葉類の取扱い
性では劣るが、搬送路が進行方向に対して縦長になるた
め、装置のサイズをコンパクトに設計できるという利点
を有している。つまり、2つの方向は、利点、欠点の双
方を持ち合わせたものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、長方形を呈する
紙葉類の処理を行う装置においては、紙葉類を搬送する
方向が、長手方向搬送か、短手方向搬送のいずれかに限
られており、紙葉類の取扱い性、及び装置のコンパクト
化の両方を満足するものとなっていなかった。
【0006】そこで、本発明は、長方形を呈する紙葉類
を装置に投入する場合等において、紙葉類の取扱いが容
易で、しかも、装置のコンパクト化が図れる紙葉類処理
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための第1の手段として、長方形を呈する紙葉類
を取扱う紙葉類処理装置であって、前記紙葉類を投入方
向が短寸となる短手方向に投入可能な紙葉類投入口と、
この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を受
取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変換
した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方向
変換搬送手段とを具備してなる構成としたものである。
【0008】また、第2の手段として、長方形を呈する
紙葉類を取扱う紙葉類処理装置であって、前記紙葉類を
投入方向が短寸となる短手方向に投入可能な紙葉類投入
口と、この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉
類を受取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方
向変換した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出す
る方向変換搬送手段と、この方向変換搬送手段により方
向変換されて長手方向に搬送される紙葉類の鑑別を行う
鑑別手段と、券種や金額指定を行う入力手段と、この入
力手段からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑別内容
に基づいて乗車券を発行する乗車券発行手段とを具備し
てなる構成としたものである。
【0009】また、第3の手段として、長方形を呈する
紙葉類を取扱う紙葉類処理装置であって、前記紙葉類を
投入方向が短寸となる短手方向に投入可能な紙葉類投入
口と、この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉
類を搬入する搬入手段と、この搬入手段による紙葉類の
搬入方向側、かつ、紙葉類搬送面に周面の一部が沿うよ
うに配設された前記搬入方向と直交する回転中心軸を有
する複数の整位搬送ローラ及びこれら整位搬送ローラの
回転中心軸と直交する回転中心軸を有する複数の整位搬
送ローラを有し、これら複数の整位搬送ローラの回転を
制御することにより紙葉類の搬入搬出及び、短手方向に
搬入された紙葉類を前記紙葉類搬送面上において90°
方向変換させる方向変換手段と、この方向変換手段によ
り方向変換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方
向に搬出するための搬出手段と、前記搬入手段及び前記
搬出手段による紙葉類の搬入及び搬出時において搬入搬
出方向に沿う回転中心軸を有する前記整位搬送ローラを
前記紙葉類搬送面から離間させるローラ移動手段と、前
記方向変換手段による紙葉類の方向変換領域に配置され
紙葉類の状態を検知する複数の検知手段と、これら検知
手段の紙葉類検知信号に基づいて前記方向変換手段,搬
出手段,ローラ移動手段の動作を制御する制御手段とを
具備してなる構成としたものである。
【0010】また、第4の手段として、長方形を呈する
紙葉類を取扱う紙葉類処理装置であって、前記紙葉類を
投入方向が短寸となる短手方向に投入可能な紙葉類投入
口と、この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉
類を搬入する搬入手段と、この搬入手段による紙葉類の
搬入方向側、かつ、紙葉類搬送面に周面の一部が沿うよ
うに配設された前記搬入方向と直交する回転中心軸を有
する複数の整位搬送ローラ及びこれら整位搬送ローラの
回転中心軸と直交する回転中心軸を有する複数の整位搬
送ローラを有し、これら複数の整位搬送ローラの回転を
制御することにより紙葉類の搬入搬出及び、短手方向に
搬入された紙葉類を前記紙葉類搬送面上において90°
方向変換させる方向変換手段と、この方向変換手段によ
り方向変換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方
向に搬出するための搬出手段と、前記搬入手段及び前記
搬出手段による紙葉類の搬入及び搬出時において搬入搬
出方向に沿う回転中心軸を有する前記整位搬送ローラを
前記紙葉類搬送面から離間させるローラ移動手段と、前
記方向変換手段による紙葉類の方向変換領域に配置され
紙葉類の状態を検知する複数の検知手段と、これら検知
手段の紙葉類検知信号に基づいて前記方向変換手段,搬
出手段,ローラ移動手段の動作を制御する制御手段と、
前記搬出手段により長手方向に搬送される紙葉類の鑑別
を行う鑑別手段と、券種や金額指定を行う入力手段と、
この入力手段からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑
別内容に基づいて乗車券を発行する乗車券発行手段とを
具備してなる構成としたものである。
【0011】
【作用】上記第1の手段の紙葉類処理装置によれば、紙
葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を受取り、
かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変換した
後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方向変換
搬送手段を設けたから、紙葉類投入口付近のみを短手方
向搬送にし、後を長手方向搬送にする事ができる。これ
により、装置に紙葉類を短手方向に投入することができ
取扱い性の向上が図れると共に、後は搬送路が進行方向
に対して縦長になるため、装置のコンパクト化が可能と
なる。
【0012】また、第2の手段の紙葉類処理装置によれ
ば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を受
取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変換
した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方向
変換搬送手段と、この方向変換搬送手段により方向変換
されて長手方向に搬送される紙葉類の鑑別を行う鑑別手
段と、券種や金額指定を行う入力手段と、この入力手段
からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑別内容に基づ
いて乗車券を発行する乗車券発行手段とを具備してなる
構成としたから、乗車券の発行が行える装置において、
紙葉類投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長手方
向搬送にする事ができる。これにより、装置に紙葉類を
短手方向に投入することができ取扱い性の向上が図れる
と共に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるた
め、装置のコンパクト化が可能となる。
【0013】また、第3の手段の紙葉類処理装置によれ
ば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を搬
入する搬入手段と、この搬入手段により短手方向に搬入
された紙葉類を紙葉類搬送面上において90°方向変換
させる方向変換手段と、この方向変換手段により方向変
換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方向に搬出
するための搬出手段とを有する構成としたから、紙葉類
投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長手方向搬送
にする事ができる。これにより、装置に紙葉類を短手方
向に投入することができ取扱い性の向上が図れると共
に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるため、装
置のコンパクト化が可能となる。
【0014】また、方向変換手段が、紙葉類搬送面に周
面の一部が沿うように配設された90度の位相をもって
環状に配置された複数の整位搬送ローラを有し、これら
整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類の搬
入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を紙葉類搬送
面上において90°方向変換させる構成としたから、紙
葉類の長さより少し大きな直径を有する方向変換領域で
すむ。
【0015】さらに、紙葉類の搬入及び搬出時において
搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する整位搬送ローラ
を紙葉類搬送面から離間させるようにしたから、紙葉類
が整位搬送ローラに引っ掛かったり搬送抵抗となって搬
送姿勢が損なわれるのを防止できる。
【0016】また、方向変換手段による紙葉類の方向変
換領域に配置され紙葉類の状態を検知する複数の検知手
段を設け、これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて
前記方向変換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を
制御するようにしたから、動作がより確実になり、信頼
性の向上が可能となる。
【0017】また、第4の手段の紙葉類処理装置によれ
ば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を搬
入する搬入手段と、この搬入手段により短手方向に搬入
された紙葉類を紙葉類搬送面上において90°方向変換
させる方向変換手段と、この方向変換手段により方向変
換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方向に搬出
するための搬出手段とを有する構成としたから、紙葉類
投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長手方向搬送
にする事ができる。これにより、装置に紙葉類を短手方
向に投入することができ取扱い性の向上が図れると共
に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるため、装
置のコンパクト化が可能となる。
【0018】また、方向変換手段が、紙葉類搬送面に周
面の一部が沿うように配設された90度の位相をもって
環状に配置された複数の整位搬送ローラを有し、これら
整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類の搬
入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を紙葉類搬送
面上において90°方向変換させる構成としたから、紙
葉類の長さより少し大きな直径を有する方向変換領域で
すむ。
【0019】さらに、紙葉類の搬入及び搬出時において
搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する整位搬送ローラ
を紙葉類搬送面から離間させるようにしたから、紙葉類
が整位搬送ローラに引っ掛かったり搬送抵抗となって搬
送姿勢が損なわれるのを防止できる。
【0020】また、方向変換手段による紙葉類の方向変
換領域に配置され紙葉類の状態を検知する複数の検知手
段を設け、これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて
前記方向変換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を
制御するようにしたから、動作がより確実になり、信頼
性の向上が可能となる。
【0021】さらに、搬出手段により長手方向に搬送さ
れる紙葉類の鑑別を行う鑑別手段と、券種や金額指定を
行う入力手段と、この入力手段からの入力情報及び前記
鑑別手段による鑑別内容に基づいて乗車券を発行する乗
車券発行手段とを具備してなる構成としたから、乗車券
の発行が可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の紙葉類処理装置として
の紙幣処理装置1及び乗車券発行手段としての乗車券発
行装置2が組込まれた券売機3を側面から見た状態を概
略的に示し、図2は券売機3の接客面3A側から見た状
態を示すものである。
【0023】券売機3の接客面3Aには、長方形を呈す
る紙葉類である紙幣4を短手方向で投入し得る紙葉類投
入口である紙幣投入口6、紙幣4を長手方向で返却し得
る紙葉類返却口である紙幣返却口8、硬貨を投入する硬
貨投入口10、連絡券、カード、回数券、切符等の指
定、金額の指定、及び枚数の指定を行うための複数の押
し釦を配置してなる入力手段としての操作部12、金額
および「発売中止」等を表示する表示部14、カード等
の排出口16、切符の排出口18、および釣り銭口20
等が配設されたものとなっている。
【0024】図3は、券売機2内に収容された紙幣処理
装置1の構成を示すものであり、装置本体としての筐体
22の接客面側(図中、左側)に前記紙葉類投入口であ
る紙幣投入口6と、この下方部位に紙葉類返却口である
紙幣返却口8が配設されたものとなっている。
【0025】筐体22内の接客面側、かつ、紙幣投入口
6に対応する位置には、紙幣投入口6から短手方向に投
入された紙幣4を受取り、かつ、該紙幣4を同一平面状
態で90度方向変換した後、搬出方向が長寸となる長手
方向に搬出する方向変換搬送手段としての方向変換搬送
装置24が設けられている。
【0026】この方向変換搬送装置24は、大別して3
つの機構部分で構成されている。すなわち、後で詳細に
説明するが、紙幣投入口6から短手方向に投入された紙
幣4を搬入する搬入手段としての搬入機構26と、この
搬入機構26により短手方向に搬入された紙幣4を紙葉
類搬送面上において90°方向変換させる方向変換手段
としての方向変換機構28と、この方向変換機構28に
より方向変換された紙幣4を搬出方向が長寸となる長手
方向に搬出するための搬出手段としての搬出機構30と
から構成されている。
【0027】また、方向変換搬送装置24から長手方向
に搬出された紙幣4は、鑑別手段としての鑑別部32の
取込み搬送路32Aに送り込まれるようになっている。
鑑別部32を通過した紙幣4は、筐体22内の前後方向
の略中央部、かつ、上下方向に亘って形成された搬送路
36に送り込まれるようになっている。
【0028】さらに、筐体22内には、搬送路36を挟
むようにして各種処理部が配設されている。すなわち、
フロント側に位置して千円紙幣一次保留部38、5千円
紙幣一次保留部40、1万円紙幣一次保留部42が配設
されている。
【0029】また、リア側に位置して、千円紙幣補充カ
セット44、千円紙幣2次保留部46、千円紙幣収納金
庫48、5千円紙幣2次保留部50、5千円紙幣収納金
庫52、1万円紙幣2次保留部54、1万円紙幣収納金
庫56、リジェクト紙幣収納部58、満杯紙幣収納部6
0、取忘れ紙幣収納部62が配設されている。
【0030】また、搬送路36の下端側は、前記紙幣返
却口8に至る搬出路64と連通した状態となっていると
ともに、この搬出路64の中途部には、釣り札返却保留
部68が設けられた状態となっている。
【0031】また、前記紙幣搬送装置34の配設位置の
下方には、紙幣処理装置1の紙幣搬送手段の駆動源とな
るモータ70,72,74が配設された状態となってい
る。而して、紙幣投入口6から短手方向に投入された紙
幣4…は、後述する方向変換搬送装置24により長手方
向に方向変換された状態で鑑別部32の取込み搬送路3
2Aに送り込まれる。
【0032】鑑別部32では、紙幣4の金種や真偽が判
別される。鑑別部32を通過した紙幣4は、搬送路36
を搬送され、千円紙幣一次保留部38、5千円紙幣一次
保留部40、及び1万円紙幣一次保留部42に一次保留
される。(図4の実線矢印参照) ついで、全ての紙幣4…が所定の一次保留部38,4
0,42に保留された後、これら、一次保留部38,4
0,42に保留されていた紙幣4…は、千円紙幣2次保
留部46、5千円紙幣2次保留部50、及び1万円紙幣
2次保留部54に保留され、次の顧客による取引が開始
されるまで保留される。(図4の破線矢印参照) そして、次の顧客による取引が開始されると、千円紙幣
2次保留部46、5千円紙幣2次保留部50、及び1万
円紙幣2次保留部54に保留されていた紙幣4…が、千
円紙幣収納金庫48、5千円紙幣収納金庫52、1万円
紙幣収納金庫56に収容される。(図4の一点鎖線矢印
参照) また、釣り札発行時には、千円紙幣収納金庫48、5千
円紙幣収納金庫52から必要枚数の紙幣4を取出し、搬
送路36を介して搬出路64に送り込まれ、釣り札返却
保留部68に全ての紙幣4…が保留される。(図5の実
線矢印参照) ついで、札返却保留部68の紙幣4…が搬出路64を介
して紙幣返却口8に一括放出される。(図5の破線矢印
参照) なお、紙幣4…が、千円紙幣2次保留部46、5千円紙
幣2次保留部50、及び1万円紙幣2次保留部54に保
留された状態において、顧客による返却要求が出された
場合には、これら2次保留部46,50,54内の紙幣
4…を前述の釣り札発行時と同様にして紙幣返却口8に
一括放出される。
【0033】また、紙幣返却口8に一括放出された紙幣
4…が所定時間経過しても抜き取られない場合には、取
り忘れ紙幣として搬出路64を逆送され、取忘れ紙幣収
納部62に回収され、釣り札発行時において2枚取りさ
れた紙幣、汚れがひどい紙幣は、リジェクト紙幣収納部
58に回収される。
【0034】また、千円紙幣収納金庫48、5千円紙幣
収納金庫52、1万円紙幣収納金庫56が満杯になった
場合には、満杯紙幣収納部60に収納されるようになっ
ている。
【0035】上記のように、本発明の紙葉類処理装置と
しての紙幣処理装置1は、紙幣投入口6付近のみを短手
方向搬送にし、後を長手方向搬送にするように構成され
たものとなっている。これにより、紙幣投入口6に紙幣
4を短手方向に投入することができ取扱い性の向上が図
れると共に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になる
ため、装置のコンパクト化がなされたものとなってい
る。
【0036】次に、本発明の要部である方向変換搬送装
置24について、図6ないし図15を参照して説明す
る。まず、構成について、図6及び図7を参照して説明
する。
【0037】すなわち、方向変換搬送装置24は、大別
して3つの機構部分で構成されている。すなわち、紙幣
投入口6から短手方向に投入された紙幣4を搬入する搬
入手段としての搬入機構26と、この搬入機構26によ
り短手方向に搬入された紙幣4を紙葉類搬送面上におい
て90°方向変換させる方向変換手段としての方向変換
機構28と、この方向変換機構28により方向変換され
た紙幣4を搬出方向が長寸となる長手方向に搬出するた
めの搬出手段としての搬出機構30とから構成されてい
る。
【0038】搬入機構26は、駆動源である搬入ベルト
用モータ80にて駆動される駆動ローラ82と、この駆
動ローラ82に平行に設けられた従動ローラ84とに掛
け渡された2本の無端の搬入ベルト86,86を有し、
搬入ベルト86,86の走行に伴って紙幣4を短手方
向、かつ、図中右方向に搬送するようになっている。ま
た、紙幣4が搬送される紙葉類搬送路としての紙幣搬送
路88に沿って搬送ガイド90,90が配設された状態
となっている。
【0039】また、このように構成された搬入機構26
の紙幣4の搬入方向に設けられた方向変換機構28は次
のようになっている。すなわち、紙幣搬送路88の紙葉
類搬送面としての紙幣搬送面88Aに周面の一部が沿う
状態、かつ、互いに90°の位相をずらして環状に配設
された第1ないし第4の整位搬送ローラ92,94,9
6,98が配設されている。
【0040】これら整位搬送ローラ92,94,96,
98の内、紙幣4の搬入方向と直交する回転中心軸を有
する第1,第3の整位搬送ローラ92,96は後述する
ように上下方向に移動可能な構成となっており、また、
これら第1,第3の整位搬送ローラ92,96の回転中
心軸と直交する回転中心軸を有する第2,第4の整位搬
送ローラ94,98は上下方向に移動しない固定ローラ
となっている。
【0041】また、各整位搬送ローラ92,94,9
6,98の上面側には、スプリング102により押圧さ
れた押付ローラ100がそれぞれ配設されており、紙幣
4はこれら押付ローラ100…により整位搬送ローラ9
2,94,96,98に押付けられるようになってい
る。
【0042】第1ないし第4の整位搬送ローラ92,9
4,96,98は、正逆両方向に回転駆動可能な第1な
いし第4の整位搬送ローラ用モータ104,106,1
08,110(図8参照)により回転駆動されるように
なっている。そして、これら整位搬送ローラ92,9
4,96,98の回転を制御することにより紙幣4の搬
入搬出及び、短手方向に搬入された紙幣4を紙幣搬送面
88A上において90°方向変換させることができるよ
うになっている。
【0043】また、第1,第3の整位搬送ローラ92,
96は、ローラ移動手段としてのローラ移動機構112
により、紙幣4の搬入及び搬出時において紙幣搬送面8
8Aから離間するようになっている。そして、紙幣4が
整位搬送ローラ92,96に引っ掛かったり搬送抵抗と
なって搬送姿勢が損なわれるのを防止できるようになっ
ている。
【0044】すなわち、第1,第3の整位搬送ローラ9
2,96及び第1,第3の整位搬送ローラ用モータ10
4,108は、昇降台114に搭載されてユニット化さ
れており、ローラユニット昇降用ソレノイド116を作
動源として上下動するようになっている。ソレノイド1
16のプランジャ116Aの動きは、軸118を回動支
点とするリンク120を介して昇降台114のアーム1
14Aに伝達されるようになっている。
【0045】また、第1ないし第4の整位搬送ローラ9
2,94,96,98が配設されてなる方向変換領域1
22には、図6に示すように、紙幣4の状態を検知する
検知手段としての第1ないし第4のセンサ124,12
6,128,130が配設されている。
【0046】なお、132,132は、方向変換領域1
22を囲繞する状態に設けられたガイド枠である。搬出
機構30は、駆動源である搬出ベルト用モータ134に
て駆動される駆動ローラ136と、この駆動ローラ13
6に平行に設けられた従動ローラ138とに掛け渡され
た2本の無端の搬出ベルト140,140を有し、搬出
ベルト140,140の走行に伴って紙幣4を長手方
向、かつ、図中右方向に搬送するようになっている。ま
た、紙幣4が搬送される紙葉類搬送路としての紙幣搬送
路88に沿って搬送ガイド142,142が配設された
状態となっている。
【0047】図8は、要部である方向変換搬送装置24
の制御系を示すものであり、制御手段としての制御部1
43には、モータドライバ144,146,148,1
50を介して第1ないし第4の整位搬送ローラ用モータ
104,106,108,110が接続されている。さ
らに、ソレノイドドライバ152を介してローラユニッ
ト昇降用ソレノイド116が接続されていると共にモー
タドライバ154を介して搬入ベルト用モータ80が、
モータドライバ156を介して搬出ベルト用モータ13
4が接続された状態となっている。
【0048】さらに、制御部143には、第1ないし第
4のセンサ124,126,128,130が接続され
た状態となっている。つぎに、図9ないし図15を加え
て方向変換搬送装置24の作用について説明する。
【0049】紙幣投入口6から短手方向に投入された紙
幣4は、そのままの搬送姿勢で搬入機構26に取り込ま
れ、搬入ベルト86,86の走行に伴い方向変換機構2
8の方向変換領域122に向けて送り込まれる。
【0050】この時、ローラ移動機構112のソレノイ
ド116が図9に示すようにOFF状態となっていて、
第1,第3の整位搬送ローラ92,96が、紙幣搬送面
88Aから離れた下降状態にある。このため、紙幣4
は、整位搬送ローラ92,96に引っ掛かったり搬送抵
抗受けることがないようになっている。
【0051】そして、紙幣4の先端が図11の二点鎖線
で示すように方向変換領域122に配置された第1,第
2のセンサ124,126を遮ると、第2,第4の整位
搬送ローラ94,98が取込む方向(矢印方向)に回転
を開始し、紙幣4はこれら第2,第4の整位搬送ローラ
94,98の働きで、さらに送り込まれる。
【0052】そして、第1,第2のセンサ124,12
6を遮ってから所定時間後に第2,第4の整位搬送ロー
ラ94,98が停止し、紙幣4を図12に示すように方
向変換領域122の中央部分で停止させる。この時、第
1ないし第4のセンサ124,126,128,130
は全て「明」の状態にある。
【0053】この後、図10に示すように、ローラ移動
機構112のソレノイド116がON状態となってい
て、第1,第3の整位搬送ローラ92,96が、上昇し
た状態となる。そして、紙幣4は第1ないし第4の整位
搬送ローラ92,94,96,98と押付ローラ100
…との間に挾持された状態となる。
【0054】ついで、図13に示すように、第1ないし
第4の整位搬送ローラ92,94,96,98が、一斉
に矢印方向に回転を開始し、紙幣4を時計方向(矢印A
方向)に回転させる。
【0055】そして、図14に示すように90°方向変
換されると、全ての整位搬送ローラ92,94,96,
98が停止する。この時、第1ないし第4のセンサ12
4,126,128,130の全てが「暗」の状態にあ
る。この後、ローラ移動機構112のソレノイド116
が図9に示すようにOFF状態となっていて、第1,第
3の整位搬送ローラ92,96が下降した状態となる。
【0056】ついで、図15に示すように第2,第4の
整位搬送ローラ94,98が取込む方向(矢印方向)に
回転を開始し、長手方向に方向変換された紙幣4は、こ
れら第2,第4の整位搬送ローラ94,98の働きで、
そのままの搬送姿勢で搬出機構30に送り込まれ、搬出
ベルト140,140の走行に伴い後続の搬送経路、す
なわち、鑑別部32の取込み搬送路32Aに送り込まれ
ることになる。
【0057】また、上記一連の動作は、制御部143か
らの指令により実行される。なお、本発明の紙葉類処理
装置を、券売機の紙幣処理装置に適用した場合について
説明したが、これに限るものではなく、紙幣を取扱うそ
の他の装置や、紙幣以外の例えばカード,チケット,切
符等を取扱うその他の装置に適用しても良く、要は、長
方形を呈する紙葉類を取扱う装置に適用可能なことは勿
論である。その他、本発明は上記一実施例に限らず、要
旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する。請求項1記載の紙葉類処理装
置によれば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙
葉類を受取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度
方向変換した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出
する方向変換搬送手段を設けたから、紙葉類投入口付近
のみを短手方向搬送にし、後を長手方向搬送にする事が
できる。これにより、装置に紙葉類を短手方向に投入す
ることができ取扱い性の向上が図れると共に、後は搬送
路が進行方向に対して縦長になるため、装置のコンパク
ト化が可能となる。
【0059】また、請求項2記載の紙葉類処理装置によ
れば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を
受取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変
換した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方
向変換搬送手段と、この方向変換搬送手段により方向変
換されて長手方向に搬送される紙葉類の鑑別を行う鑑別
手段と、券種や金額指定を行う入力手段と、この入力手
段からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑別内容に基
づいて乗車券を発行する乗車券発行手段とを具備してな
る構成としたから、乗車券の発行が行える装置におい
て、紙葉類投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長
手方向搬送にする事ができる。これにより、装置に紙葉
類を短手方向に投入することができ取扱い性の向上が図
れると共に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になる
ため、装置のコンパクト化が可能となる。
【0060】また、請求項3記載の紙葉類処理装置によ
れば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を
搬入する搬入手段と、この搬入手段により短手方向に搬
入された紙葉類を紙葉類搬送面上において90°方向変
換させる方向変換手段と、この方向変換手段により方向
変換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方向に搬
出するための搬出手段とを有する構成としたから、紙葉
類投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長手方向搬
送にする事ができる。これにより、装置に紙葉類を短手
方向に投入することができ取扱い性の向上が図れると共
に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるため、装
置のコンパクト化が可能となる。
【0061】また、方向変換手段が、紙葉類搬送面に周
面の一部が沿うように配設された90度の位相をもって
環状に配置された複数の整位搬送ローラを有し、これら
整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類の搬
入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を紙葉類搬送
面上において90°方向変換させる構成としたから、紙
葉類の長さより少し大きな直径を有する方向変換領域で
すむ。
【0062】さらに、紙葉類の搬入及び搬出時において
搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する整位搬送ローラ
を紙葉類搬送面から離間させるようにしたから、紙葉類
が整位搬送ローラに引っ掛かったり搬送抵抗となって搬
送姿勢が損なわれるのを防止できる。
【0063】また、方向変換手段による紙葉類の方向変
換領域に配置され紙葉類の状態を検知する複数の検知手
段を設け、これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて
前記方向変換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を
制御するようにしたから、動作がより確実になり、信頼
性の向上が可能となる。
【0064】また、請求項4記載の紙葉類処理装置によ
れば、紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を
搬入する搬入手段と、この搬入手段により短手方向に搬
入された紙葉類を紙葉類搬送面上において90°方向変
換させる方向変換手段と、この方向変換手段により方向
変換された紙葉類を搬出方向が長寸となる長手方向に搬
出するための搬出手段とを有する構成としたから、紙葉
類投入口付近のみを短手方向搬送にし、後を長手方向搬
送にする事ができる。これにより、装置に紙葉類を短手
方向に投入することができ取扱い性の向上が図れると共
に、後は搬送路が進行方向に対して縦長になるため、装
置のコンパクト化が可能となる。
【0065】また、方向変換手段が、紙葉類搬送面に周
面の一部が沿うように配設された90度の位相をもって
環状に配置された複数の整位搬送ローラを有し、これら
整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類の搬
入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を紙葉類搬送
面上において90°方向変換させる構成としたから、紙
葉類の長さより少し大きな直径を有する方向変換領域で
すむ。
【0066】さらに、紙葉類の搬入及び搬出時において
搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する整位搬送ローラ
を紙葉類搬送面から離間させるようにしたから、紙葉類
が整位搬送ローラに引っ掛かったり搬送抵抗となって搬
送姿勢が損なわれるのを防止できる。
【0067】また、方向変換手段による紙葉類の方向変
換領域に配置され紙葉類の状態を検知する複数の検知手
段を設け、これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて
前記方向変換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を
制御するようにしたから、動作がより確実になり、信頼
性の向上が可能となる。
【0068】さらに、搬出手段により長手方向に搬送さ
れる紙葉類の鑑別を行う鑑別手段と、券種や金額指定を
行う入力手段と、この入力手段からの入力情報及び前記
鑑別手段による鑑別内容に基づいて乗車券を発行する乗
車券発行手段とを具備してなる構成としたから、乗車券
の発行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した紙幣処理装置が組込まれた券
売機の概略的側面図。
【図2】図1に示す券売機の正面図。
【図3】本発明を適用した紙幣処理装置の構成を示す概
略的断面図。
【図4】本発明を適用した紙幣処理装置の紙幣の流れを
示す説明図。
【図5】本発明を適用した紙幣処理装置の紙幣の流れを
示す説明図。
【図6】本発明の一実施例の要部である方向変換搬送装
置の概略的平面図。
【図7】同じく、方向変換搬送装置の概略的側面図。
【図8】同じく、方向変換搬送装置の制御系を示すブロ
ック図。
【図9】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する概
略的側面図。
【図10】同じく、方向変換搬送装置の異なる作用状態
を示す概略的側面図。
【図11】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する
概略的側面図。
【図12】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する
概略的側面図。
【図13】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する
概略的側面図。
【図14】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する
概略的側面図。
【図15】同じく、方向変換搬送装置の作用を説明する
概略的側面図。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置(紙葉類処理装置)、2…乗車券発行
装置(乗車券発行手段)、3…券売機、4…紙幣(紙葉
類)、6…紙幣投入口(紙葉類投入口)、12…操作部
(入力手段)、24…方向変換搬送装置(方向変換搬送
手段)、26…搬入機構(搬入手段)、28…方向変換
機構(方向変換手段)、30…搬出機構(搬出手段)、
32…鑑別部(鑑別手段)、32A…取込み搬送路、8
0…搬入ベルト用モータ、86…搬入ベルト、88…紙
幣搬送路(紙葉類搬送路)、88A…紙幣搬送面(紙葉
類搬送面)、92,94,96,98…整位搬送ロー
ラ、100…押付ローラ、102…スプリング、10
4,106,108,110…整位搬送ローラ用モー
タ、112…ローラ移動機構(ローラ移動手段)、11
6…ローラユニット昇降用ソレノイド、122…方向変
換領域、124,126,128,130…センサ(検
知手段)、134…搬出ベルト用モータ、140…搬出
ベルト、143…制御部(制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 悦郎 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長方形を呈する紙葉類を取扱う紙葉類処理
    装置であって、 前記紙葉類を投入方向が短寸となる短手方向に投入可能
    な紙葉類投入口と、 この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を受
    取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変換
    した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方向
    変換搬送手段と、を具備したことを特徴とする紙葉類処
    理装置。
  2. 【請求項2】長方形を呈する紙葉類を取扱う紙葉類処理
    装置であって、 前記紙葉類を投入方向が短寸となる短手方向に投入可能
    な紙葉類投入口と、 この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を受
    取り、かつ、該紙葉類を同一平面状態で90度方向変換
    した後、搬出方向が長寸となる長手方向に搬出する方向
    変換搬送手段と、 この方向変換搬送手段により方向変換されて長手方向に
    搬送される紙葉類の鑑別を行う鑑別手段と、 券種や金額指定を行う入力手段と、 この入力手段からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑
    別内容に基づいて乗車券を発行する乗車券発行手段と、
    を具備したことを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】長方形を呈する紙葉類を取扱う紙葉類処理
    装置であって、 前記紙葉類を投入方向が短寸となる短手方向に投入可能
    な紙葉類投入口と、 この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を搬
    入する搬入手段と、 この搬入手段による紙葉類の搬入方向側、かつ、紙葉類
    搬送面に周面の一部が沿うように配設された前記搬入方
    向と直交する回転中心軸を有する複数の整位搬送ローラ
    及びこれら整位搬送ローラの回転中心軸と直交する回転
    中心軸を有する複数の整位搬送ローラを有し、これら複
    数の整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類
    の搬入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を前記紙
    葉類搬送面上において90°方向変換させる方向変換手
    段と、 この方向変換手段により方向変換された紙葉類を搬出方
    向が長寸となる長手方向に搬出するための搬出手段と、 前記搬入手段及び前記搬出手段による紙葉類の搬入及び
    搬出時において搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する
    前記整位搬送ローラを前記紙葉類搬送面から離間させる
    ローラ移動手段と、 前記方向変換手段による紙葉類の方向変換領域に配置さ
    れ紙葉類の状態を検知する複数の検知手段と、 これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて前記方向変
    換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を制御する制
    御手段と、を具備したことを特徴とする紙葉類処理装
    置。
  4. 【請求項4】長方形を呈する紙葉類を取扱う紙葉類処理
    装置であって、 前記紙葉類を投入方向が短寸となる短手方向に投入可能
    な紙葉類投入口と、 この紙葉類投入口から短手方向に投入された紙葉類を搬
    入する搬入手段と、 この搬入手段による紙葉類の搬入方向側、かつ、紙葉類
    搬送面に周面の一部が沿うように配設された前記搬入方
    向と直交する回転中心軸を有する複数の整位搬送ローラ
    及びこれら整位搬送ローラの回転中心軸と直交する回転
    中心軸を有する複数の整位搬送ローラを有し、これら複
    数の整位搬送ローラの回転を制御することにより紙葉類
    の搬入搬出及び、短手方向に搬入された紙葉類を前記紙
    葉類搬送面上において90°方向変換させる方向変換手
    段と、 この方向変換手段により方向変換された紙葉類を搬出方
    向が長寸となる長手方向に搬出するための搬出手段と、 前記搬入手段及び前記搬出手段による紙葉類の搬入及び
    搬出時において搬入搬出方向に沿う回転中心軸を有する
    前記整位搬送ローラを前記紙葉類搬送面から離間させる
    ローラ移動手段と、 前記方向変換手段による紙葉類の方向変換領域に配置さ
    れ紙葉類の状態を検知する複数の検知手段と、 これら検知手段の紙葉類検知信号に基づいて前記方向変
    換手段,搬出手段,ローラ移動手段の動作を制御する制
    御手段と、 前記搬出手段により長手方向に搬送される紙葉類の鑑別
    を行う鑑別手段と、 券種や金額指定を行う入力手段と、 この入力手段からの入力情報及び前記鑑別手段による鑑
    別内容に基づいて乗車券を発行する乗車券発行手段と、
    を具備したことを特徴とする紙葉類処理装置。
JP6115288A 1994-05-27 1994-05-27 紙葉類処理装置 Pending JPH07320120A (ja)

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