JPH0731937Y2 - 搬送台装置 - Google Patents
搬送台装置Info
- Publication number
- JPH0731937Y2 JPH0731937Y2 JP6287590U JP6287590U JPH0731937Y2 JP H0731937 Y2 JPH0731937 Y2 JP H0731937Y2 JP 6287590 U JP6287590 U JP 6287590U JP 6287590 U JP6287590 U JP 6287590U JP H0731937 Y2 JPH0731937 Y2 JP H0731937Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusting member
- carrier
- product
- protrusions
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Automatic Assembly (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、各種電子機器、各種部品などを製造するため
の製造ラインで使用する搬送台装置に関する。
の製造ラインで使用する搬送台装置に関する。
従来の技術 第６図は従来の搬送台装置を示している。第６図におい
て、１は搬送ベルト２で矢印方向に搬送されるパレッ
ト、３はパレット１上に固定された搬送台であり、この
搬送台３は、底面部3aと、この底面部３の両側部に平行
に形成された突部3b,3cから構成されている。４は製造
途中又は完成した製品であり、この製品４は、上記搬送
台３の突部3b,3c間に載置されて搬送される。
て、１は搬送ベルト２で矢印方向に搬送されるパレッ
ト、３はパレット１上に固定された搬送台であり、この
搬送台３は、底面部3aと、この底面部３の両側部に平行
に形成された突部3b,3cから構成されている。４は製造
途中又は完成した製品であり、この製品４は、上記搬送
台３の突部3b,3c間に載置されて搬送される。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の搬送台装置は、搬送台３の突
部3b,3c間の間隔を、製品４の幅とほぼ同じ寸法にする
ことが困難であり、製品４の側面と突部3b,3cの内側面
との間に隙間が生じ、このために搬送台３に載置された
製品４が搬送中に搬送台３上で動き易い欠点があった。
部3b,3c間の間隔を、製品４の幅とほぼ同じ寸法にする
ことが困難であり、製品４の側面と突部3b,3cの内側面
との間に隙間が生じ、このために搬送台３に載置された
製品４が搬送中に搬送台３上で動き易い欠点があった。
本考案は、上記従来の問題点を除去するものであり、製
品を安定に保持して搬送できる搬送台装置を提供するも
のである。
品を安定に保持して搬送できる搬送台装置を提供するも
のである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、底面部の両側部に
突部が形成された搬送台と、この搬送台の上記突部の内
側面を含めて形成された穴と、切欠部を有し上記穴に回
転可能に挿入された調整部材とを具備し、上記調整部材
を回動させることにより上記調整部材の一部を上記突部
の内面部より内方に突出可能としたことを特徴とするも
のである。
突部が形成された搬送台と、この搬送台の上記突部の内
側面を含めて形成された穴と、切欠部を有し上記穴に回
転可能に挿入された調整部材とを具備し、上記調整部材
を回動させることにより上記調整部材の一部を上記突部
の内面部より内方に突出可能としたことを特徴とするも
のである。
作用 本考案は上記のような構成であり、搬送台の穴に挿入さ
れた調整部材を回動させると、調整部材の一部が搬送台
の突部の内側面より内方に突出し、搬送台上に載置され
る製品又は部品の挟持幅がかわり、製品又は部品の保持
が確実になり、製品、部品の搬送が安定に行えるもので
ある。
れた調整部材を回動させると、調整部材の一部が搬送台
の突部の内側面より内方に突出し、搬送台上に載置され
る製品又は部品の挟持幅がかわり、製品又は部品の保持
が確実になり、製品、部品の搬送が安定に行えるもので
ある。
実施例 第１図は、本考案の一実施例を示している。第１図にお
いて、１は搬送ベルト２で搬送されるパレット、３はパ
レット１上に固定された搬送台であり、この搬送台３は
導電性のゴムでできている。この搬送台３は、底面部3a
と、この底面部３の両側部に平行に形成された突部3b,3
cから構成されている。４は製造途中又は完成した製品
であり、この製品４は、上記搬送台３の突部3b,3c間に
載置されて次工程に搬送される。第１図において、５は
導電性のゴムからなる円柱状の調整部材であり、この調
整部材の形状を第２図に示す。第２図おいて、５は上記
調整部材、６は調整部材５の上部外周部に形成された切
欠部、6aは切欠側面、6bは切欠底面、７は調整部材５の
上面に形成された溝である。第３図は上記搬送台３の上
面図であり、搬送台３の突部3b,3cには、突部3b,3cの内
側面3dを含めて穴８が形成されている。この穴８は底面
部3aにまで達している。第２図に示す円柱状の調整部材
５が上記穴８に挿入されている。第４図は、円柱状の調
整部材５を穴８に挿入した状態を示しており、切欠部６
の切欠側面6aは突部3b,3cの内面部3dとほぼ同一面とな
り、また切欠部６の切欠底面6bは搬送台３の底面部3aと
ほぼ同一面となる。第４図において、調整部材５の溝７
にドライバーを挿入して時計方向に回動させると、調整
部材５が時計方向に回動し、第５図に示すように、調整
部材５の上部が突部3b,3cの内側面3dより内方に突出す
る。このように、調整部材５の上部を突部3b,3cの内側
面3dより突出させることにより、突部3b,3cの内側面3d
と製品４の側面との間の隙間によるガタが吸収され、製
品４を安定に搬送できるものである。なお、搬送台３と
調整部材５はゴムで作られているため、調整部材５と搬
送台３との接触による摩擦抵抗が大きく、このために第
５図に示す状態で使用していても、調整部材５が第４図
に示す状態に戻り難くいものである。なお上記実施例で
は静電気による影響を除去するために、搬送台３及び調
整部材５を導電性ゴムで造っているが、特に静電対策を
必要としない場合には、搬送台、調整部材を絶縁性のゴ
ム等で造ってもよいものである。
いて、１は搬送ベルト２で搬送されるパレット、３はパ
レット１上に固定された搬送台であり、この搬送台３は
導電性のゴムでできている。この搬送台３は、底面部3a
と、この底面部３の両側部に平行に形成された突部3b,3
cから構成されている。４は製造途中又は完成した製品
であり、この製品４は、上記搬送台３の突部3b,3c間に
載置されて次工程に搬送される。第１図において、５は
導電性のゴムからなる円柱状の調整部材であり、この調
整部材の形状を第２図に示す。第２図おいて、５は上記
調整部材、６は調整部材５の上部外周部に形成された切
欠部、6aは切欠側面、6bは切欠底面、７は調整部材５の
上面に形成された溝である。第３図は上記搬送台３の上
面図であり、搬送台３の突部3b,3cには、突部3b,3cの内
側面3dを含めて穴８が形成されている。この穴８は底面
部3aにまで達している。第２図に示す円柱状の調整部材
５が上記穴８に挿入されている。第４図は、円柱状の調
整部材５を穴８に挿入した状態を示しており、切欠部６
の切欠側面6aは突部3b,3cの内面部3dとほぼ同一面とな
り、また切欠部６の切欠底面6bは搬送台３の底面部3aと
ほぼ同一面となる。第４図において、調整部材５の溝７
にドライバーを挿入して時計方向に回動させると、調整
部材５が時計方向に回動し、第５図に示すように、調整
部材５の上部が突部3b,3cの内側面3dより内方に突出す
る。このように、調整部材５の上部を突部3b,3cの内側
面3dより突出させることにより、突部3b,3cの内側面3d
と製品４の側面との間の隙間によるガタが吸収され、製
品４を安定に搬送できるものである。なお、搬送台３と
調整部材５はゴムで作られているため、調整部材５と搬
送台３との接触による摩擦抵抗が大きく、このために第
５図に示す状態で使用していても、調整部材５が第４図
に示す状態に戻り難くいものである。なお上記実施例で
は静電気による影響を除去するために、搬送台３及び調
整部材５を導電性ゴムで造っているが、特に静電対策を
必要としない場合には、搬送台、調整部材を絶縁性のゴ
ム等で造ってもよいものである。
考案の効果 本考案は上記のような構成であり、搬送台の穴に挿入さ
れた調整部材を回動させることにより、容易に搬送台の
製品挟持幅を微調整することができ、製品を安定に搬送
できるものである。
れた調整部材を回動させることにより、容易に搬送台の
製品挟持幅を微調整することができ、製品を安定に搬送
できるものである。
第１図は本考案の一実施例における搬送台装置の斜視
図、第２図は同装置に使用する調整部材の斜視図、第３
図は同装置の搬送台の上面図、第４図第５図は同装置の
搬送台の要部斜視図、第６図は従来の搬送台装置の斜視
図である。 １……パレット、２……搬送ベルト、３……搬送台、3a
……底面部、3b,3c……突部、3d……内側面、４……製
品、５……調整部材、６……切欠部、6a……切欠側面、
6b……切欠底面、７……溝、８……穴。
図、第２図は同装置に使用する調整部材の斜視図、第３
図は同装置の搬送台の上面図、第４図第５図は同装置の
搬送台の要部斜視図、第６図は従来の搬送台装置の斜視
図である。 １……パレット、２……搬送ベルト、３……搬送台、3a
……底面部、3b,3c……突部、3d……内側面、４……製
品、５……調整部材、６……切欠部、6a……切欠側面、
6b……切欠底面、７……溝、８……穴。
Claims (3)
- 【請求項１】底面部の両側部に突部が形成された搬送台
と、この搬送台の上記突部の内側面を含めて形成された
穴と、切欠部を有し上記穴に回転可能に挿入された調整
部材とを具備し、上記調整部材を回動させることにより
上記調整部材の一部を上記突部の内面部より内方に突出
可能とした搬送台装置。 - 【請求項２】搬送台と調整部材とをゴムで構成した請求
項第１項記載の搬送台装置。 - 【請求項３】搬送台と調整部材とを導電性ゴムで構成し
た請求項第１項記載の搬送台装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6287590U JPH0731937Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 搬送台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6287590U JPH0731937Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 搬送台装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0423227U JPH0423227U (ja) | 1992-02-26 |
| JPH0731937Y2 true JPH0731937Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31592420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6287590U Expired - Fee Related JPH0731937Y2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 搬送台装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731937Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP6287590U patent/JPH0731937Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0423227U (ja) | 1992-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |