JPH07319362A - プロセスカートリッジの再生産方法及びプロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジの再生産方法及びプロセスカートリッジ

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JPH07319362A
JPH07319362A JP6105641A JP10564194A JPH07319362A JP H07319362 A JPH07319362 A JP H07319362A JP 6105641 A JP6105641 A JP 6105641A JP 10564194 A JP10564194 A JP 10564194A JP H07319362 A JPH07319362 A JP H07319362A
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toner
new
frame
process cartridge
developing
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JP6105641A
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Minoru Sato
実 佐藤
Kazuaki Odakawa
和彬 小田川
Shinichi Sasaki
新一 佐々木
Satoshi Kurihara
敏 栗原
Hiroo Kobayashi
尋夫 小林
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再使用に際してトナー漏れの生ずるおそれの
ないプロセスカートリッジの再生産方法及びそのプロセ
スカートリッジを提供する。 【構成】 プロセスカートリッジの再生産にあたって,
新しい感光体ドラム及び新しいトナーフレームと現像フ
レームとを,前記両フレームの間にトナー収納部内に収
納されているトナーが漏れるのを防止するための新しい
トナーシールを介在させた状態で係合した新しいトナー
現像フレームを準備し,且つ再使用ドラムフレームを準
備し,前記新しいトナーフレームのトナー収納部にトナ
ーを収納する工程と,新しい現像フレームに現像ローラ
を取り付ける工程と,再使用ドラムフレームに感光体ド
ラムを取り付ける工程と,新しいトナー現像フレームと
再使用ドラムフレームとを回動可能に係合する工程とを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,複写機,レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に着脱可能なプロセスカート
リッジの再生産方法及びそのプロセスカートリッジに関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機,レーザビームプリンタ等の画像
形成装置において,感光体ドラムと他のプロセス手段,
例えばクリーニングユニットや現像ユニットとを一体的
にカートリッジ化して,プロセスカートリッジを構成
し,該プロセスカートリッジを着脱自在に画像形成装置
の装置本体に着脱することにより,メインテナンスフリ
ーを実現したものが知られている。
【0003】従来,このような画像形成装置では,例え
ば,プロセスカートリッジに組み込まれた構成部材が寿
命に達した場合には,プロセスカートリッジを分解し
て,その寿命に達した部材を新規な部材に交換するとい
う方法はとらず,プロセスカートリッジ全体を新規のも
のと交換するのが一般的であった。この交換作業は,ワ
ンタッチで装置本体を開放し,装置本体内部から古いプ
ロセスカートリッジを取り出し,新品のプロセスカート
リッジを装着するといった,極めて簡単な作業であっ
て,操作者自身の手で容易に行うことができるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
プロセスカートリッジにあっては,現像剤がなくなった
場合(現像剤収容容器内の現像剤の残量が所定量以下に
なった場合をいう。以下同じ。)は勿論,例えばプロセ
スカートリッジの主要構成部材である感光体ドラムが劣
化して寿命に達した場合においても,プロセスカートリ
ッジ全体が新しいものに交換される。このため,古いプ
ロセスカートリッジの構成部材にはまだ寿命に達せず,
さらなる使用に十分耐えうる部材が含まれているにもか
かわらず,これらの部材が無駄になるおそれがあった。
【0005】そこで,プロセスカートリッジの各部品を
支持するフレーム等は,特に損傷していない限りは付着
しているトナー等を清掃して再使用することが考えられ
た。ここで,前記プロセスカートリッジとしてはトナー
収納部を有するトナーフレーム(Tフレーム)と,現像
ローラ等を取り付けるための現像フレーム(Dフレー
ム),感光体ドラムやクリーニング部材を取り付けるた
めのドラムフレームを結合して構成するものがある。こ
のようなカートリッジにあっては,トナーフレームに収
納したトナーが開口から漏れないように該開口をシール
部材でシールした後,トナーフレームと現像フレームを
溶着してトナー現像フレームを構成している。そして,
使用にあたっては前記トナーフレームと現像フレームと
の隙間から露出した前記シール部材を操作者が引き抜い
てトナーフレーム内のトナーを現像ローラに供給するよ
うにしている。
【0006】前記トナー現像フレームを再使用する場
合,トナーフレームの開口は再度シールしなければなら
ないが,トナーフレームの開口部分には現像フレームが
溶着されており,両者を分離することができない。その
ために,トナーフレーム開口にシール部材をシールする
ことができない。そこで,再使用に際してはトナーフレ
ームと現像フレームとの隙間から弾性を有する再シール
部材を差し込み,このシール部材によってトナーフレー
ムの開口を再シールするようにしていた。
【0007】しかし,前記再シール部材は圧縮変形した
弾性力によってトナーフレーム開口縁部に接触している
だけであるために,差し込むトナーフレームと現像フレ
ームの隙間に対する再シール部材の厚さを正確に管理
し,或いは再シール部材の材質を適宜選択して用いた場
合であってもシール性が損なわれ,トナーフレームから
トナーが漏れるおそれがあった。
【0008】そこで,本発明は上述の従来の課題を解決
すべく,再使用に際してトナー漏れの生ずるおそれのな
い,また高品質の画像を得ることができるプロセスカー
トリッジの再生産方法及びそのプロセスカートリッジを
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は,画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジを再生産するにあたっ
て,新しい感光体ドラムを準備し,トナーを収納するト
ナー収納部を有する新しいトナーフレームと,トナーを
前記感光体ドラムへ供給する現像ローラを取り付けるた
めのローラ取付部を有する新しい現像フレームとを,前
記両フレームの間に,前記トナー収納部内に収納されて
いるトナーが前記トナー収納部から漏れるのを防止する
ための新しいトナーシールを取り外し可能に介在させた
状態で係合した新しいトナー現像フレームを準備し,前
記感光体ドラムを取り付けるためのドラム取付部を有す
る再使用ドラムフレームを準備し,前記新しいトナーフ
レームが有するトナー収納部にトナーを収納する工程
と,前記新しい現像フレームに現像ローラを取り付ける
工程と,前記再使用ドラムフレームに感光体ドラムを取
り付ける工程と,前記新しいトナー現像フレームと前記
再使用ドラムフレームとを回動可能に係合する工程とを
有することを特徴とする。
【0010】なお,上述の,再使用ドラムフレームと
は,再使用するドラムフレームということである。
【0011】
【作用】前記構成にあっては,プロセスカートリッジを
再使用するにあたって,トナー現像フレームは新しいも
のを使用するために,トナーフレームの開口を完全に塞
ぐようにトナーシールを取り付けた後に,トナーフレー
ムと現像フレームとを結合することができる。これによ
って,トナー収納部からのトナー漏れを完全に防止する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下,図面に沿って,本発明の実施例につい
て説明する。
【0013】{プロセスカートリッジ及び画像形成装置
の全体構成}本発明の詳細な説明に入る前に,感光体ド
ラム及びクリーニングブレードが組み込まれたプロセス
カートリッジの構成の概略,さらに該プロセスカートリ
ッジを装着するレーザビームプリンタ(画像形成装置)
の構成の概略について説明する。
【0014】図1は,プロセスカートリッジCの概略を
示す縦断面である。プロセスカートリッジCは,まず,
大きくは4つのユニット,すなわち上枠(カートリッジ
カバー)1,一次帯電ユニット(帯電手段)2,現像ユ
ニット(現像手段)3及びクリーニングユニット(クリ
ーニング手段)4に分解可能となっている。また,現像
ユニット3及びクリーニングユニット4は,後述の各構
成部材を収納しまたは支持するトナー現像フレーム(T
−Dフレーム)3A及びドラムフレーム4Aを備えてい
る。なお,プロセスカートリッジCをこの4つのユニッ
トに分解した場合には,感光体ドラム(電子写真感光体
ドラム)41は,クリーニングユニット4に含まれる構
成となっている。
【0015】上枠1は,一次帯電ユニット2,現像ユニ
ット3及びクリーニングユニット4を上方から覆うフレ
ームによって構成され,前後方向(図1の矢印K1,K
2方向)のほぼ中央には,露光光,前露光光をそれぞれ
通過させるための透孔11a,11bが上下方向に貫通
するように穿設されている。
【0016】一次帯電ユニット2は,コ字型の断面を有
しその開口部を感光体ドラム41に向けたシールド21
と,該シールド21の内側に配置された放電ワイヤ22
と,シールド21の開口部に配置されたグリッド23と
を備えている。
【0017】現像ユニット3は,トナー(現像剤)収容
部を有するトナーフレーム31,該トナーフレーム31
に隣接して配置されトナーが通過するトナーフレーム3
1に設けられた開口部31a及び現像フレーム32に設
けられた開口32aを介して該トナーフレーム31に連
通された現像室を有する現像フレーム32,該現像フレ
ーム32に前記感光体ドラム41に対向するようにして
配置された現像ローラ33が取り付けられている。現像
ローラ33は,矢印R1方向に回転自在に支持され,ま
た現像ローラ33の上方には,現像ローラ33表面に塗
布されたトナーの層厚を規制する現像ブレード35が配
置されている。尚,32fは現像ローラ33を取り付け
るための取付部で,現像ローラ33はこの取付部32f
に左右のアーム36c,36dによって取り付ける。ま
た32g は端部シール,33aはギヤである。
【0018】クリーニングユニット4は,感光体ドラム
41及びクリーニング装置42を備えている。感光体ド
ラム41は,矢印R2方向に回転自在に支持されてお
り,その下方には感光体ドラム41を不要な露光や傷か
ら保護するための保護板(ドラムシャッター)が配置さ
れている。なお,この保護板43は,退避可能に構成さ
れていて,プロセスカートリッジCを後述の装置本体に
装着したときには,自動的に退避し,感光体ドラム41
の下部を露出するように構成されている。クリーニング
装置42は,感光体ドラム41表面に摺擦して該表面に
付着している残留トナーを除去する弾性クリーニングブ
レード(例えばウレタンゴム製)45,該クリーニング
ブレード45にて掻き落とされた残留トナーを捕獲する
スクイシート46,スクイシート46によって捕獲され
た残留トナーを前方(矢印K1方向)に移動させる廃ト
ナー送り部材47,移動された残留トナーを溜める廃ト
ナー溜め49を備えている。
【0019】このように構成されたプロセスカートリッ
ジCは,図2に図示するレーザビームプリンタ50に装
着される。レーザビームプリンタ50は,装置本体51
及び装置本体51前側(矢印K1方向)下端に回動中心
51aを有するカバー52を備えている。このカバー5
2は,平常時は,閉鎖されており(同図の実線),プロ
セスカートリッジCの交換時や,画像形成対象となる紙
等の転写材Pのジャム処理時等には開放される(同図の
二点鎖線)構成となっている。プロセスカートリッジC
は,開放状態のカバー52によって一旦保持され,この
カバー52を閉鎖することにより,装置本体51内の所
定の位置(同図の実線)に配置される。なお,所定の位
置に配置されたプロセスカートリッジCは,感光体ドラ
ム41,現像ローラ33等が装置本体51側の駆動手段
(不図示)に接続されて,それぞれ矢印R2,R1方向
(図1参照)に回転駆動され,また一次帯電ユニット2
の放電ワイヤ22,現像ローラ33は同じく装置本体5
1側の高圧電源に接続されるようになっている。
【0020】次に,図1,図2を参照してレーザビーム
プリンタ50による画像形成プロセスを説明する。スタ
ートボタン(不図示)を介して,画像形成開始が指令さ
れると,感光体ドラム41が矢印R2方向に回転駆動さ
れ,感光体ドラム41表面は,一次帯電ユニット2によ
って一様に帯電される。感光体ドラム41表面は,レー
ザユニット53,反射ミラー55等を備えた露光手段に
よって露光Lを受け,画像情報に応じた静電潜像が形成
される。静電潜像は,現像ユニット3の現像ローラ33
を介してトナーが付着されてトナー像となる。感光体ド
ラム41上に形成されたトナー像は,転写装置56を介
して転写材P上に転写される。この転写材Pは,装置本
体51の後側(矢印K2方向)に装着された給紙カセッ
ト57に収納されていたものが給紙ローラ59によって
給紙され,さらにレジストローラ対60によって感光体
ドラム41の回転に同期して供給されたものである。ト
ナー像が転写された転写材Pは,搬送ガイド61に沿っ
て搬送され,定着装置62に到達する。転写材Pは,こ
こで定着ローラ62aと加圧ローラ62bとによる加熱
加圧を受けて,トナー像が表面に固着(定着)される。
トナー像が定着された転写材Pは,その後,排紙ローラ
63によって,カバー52の上面に形成された排紙トレ
イ65上に排出される。
【0021】{プロセスカートリッジの再生産工程}次
に使用済のプロセスカートリッジCを再生再利用する場
合について説明する。尚,通常,使用済のプロセスカー
トリッジは市場から消費者の協力によって回収される。
ここで,交換が必要な部材として,長期使用に伴い表面
の感光層が劣化した感光体ドラム41をはじめとして,
寿命に達した,或いは何かの要因によって損傷した部材
等があげられる。
【0022】本実施例に係るプロセスカートリッジC
は,トナーを再充填したり,上述の部材を交換したりす
る際に,はじめに4つの大きなユニットに分解し,つづ
いて各ユニットと必要に応じて細部に分解するように構
成されている。
【0023】(分解手順)そこで,まず,プロセスカー
トリッジC全体を前述の4つの大きなユニット,すなわ
ち上枠1,一次帯電ユニット2,現像ユニット3,クリ
ーニングユニット4に分解する手順から説明する。
【0024】はじめに,分解対象となるプロセスカート
リッジCをエアダクト(不図示)内にセットし,エアを
吹き付けて,表面に付着しているトナーや塵埃を除去す
る。
【0025】次に,図3に示すように,上枠1の左右
(矢印K1方向を前方とする)の壁部1a,1bを,ク
リーニングユニット4に固定している左右2本ずつ,計
4本のピン12を外す。ピン12の頭部は,中央に凹部
を有するフランジ状に形成されており,このフランジ部
を例えばラジオペンチでつかみ,回しながら外側に引き
抜く。ピン12は,樹脂性で,先端側に係合部を有する
が,引き抜き時にこの係合部や,ラジオペンチでつかん
だフランジ部が破損しやすく,再組立時には,新品と交
換する。また,プロセスカートリッジCを使用する前,
トナーフレーム31と現像フレーム32を密閉している
シールフィルム(不図示)を保護するシールフィルムカ
バー13を,例えばラジオペンチで引き抜く。シールフ
ィルムカバー13の固定もピン12と同様に行っている
ため,再組み立て時には新品と交換する。
【0026】次に,図3に示すように,上枠1の左右両
側を左右の手でつかみ(二点鎖線)左右の親指を同図上
方の2箇所の斜線部にそれぞれ当て,これらの部分を下
方に押しながら,他の指で上枠1の左右の壁部1a,1
bの下部の斜線部(一方の斜線部のみ図示)をそれぞれ
左右外側に開くようにして全体を持ちあげる。これによ
って,図4に示すように,クリーニングユニット4の上
面の2箇所に突出されて,上枠1の係合孔1c,1dに
係止されている爪4a,4bの係合を解除し,上枠1を
クリーニングユニット4から外す。これで4つのユニッ
トのうち上枠1の取外しを完了する。上枠1は,エアダ
クト内でエアを吹き付け,表面や内側に付着したトナ
ー,埃等の異物を除去することにより,そのまま,再利
用する。
【0027】次に,クリーニングユニット4の上部に嵌
合されている一次帯電ユニット2を外す。一次帯電ユニ
ット2は,図4,図5に示すように,一方の端部に脚部
25を有し,脚部25と反対側に配置されたクリーニン
グユニット4の付勢部材(不図示)によって,脚部25
側に付勢された状態で,係合されている。脚部25を手
でつかみ,横方法(矢印方向)に軽く押しながら脚部2
5を上方に持ち上げる。これにより,一次帯電器ユニッ
ト2の取外しが完了する。
【0028】現像ユニット3とクリーニングユニット4
とを分解するに先立ち,図6に図示するように,現像フ
レーム3A側の凸部3c及びドラムフレーム4A側の凸
部4cに係合させ,両者の間に張設された圧縮ばね(ば
ね部材)41aを取り外す。この圧縮ばね41aとほぼ
同様の圧縮ばね41aが現像ユニット3及びクリーニン
グユニット4の反対側の端部にも張設されており,この
圧縮ばねも同様に取り外す。なお,これらの圧縮ばね4
1a等は,現像ユニット3側の現像ローラ33をクリー
ニングユニット4側の感光体ドラム41に向けて付勢す
るものであり,これにより,現像ローラ33の両端部の
外周に装着したスペーサ(不図示)が感光体ドラム41
両端部の非画像形成領域に当接し,感光体ドラム41表
面と,現像ローラ33表面とが所定の間隙で対向するよ
うに構成されている。なお,上述の圧縮ばね41aは,
検査者が検査して所定の基準に達していれば再組み立て
時に,再使用する。
【0029】この状態では,現像ユニット3とクリーニ
ングユニット4とは,左右両端部にて回転可能な状態で
係合されている。この係合を解除するには,現像ユニッ
ト3とクリーニングユニット4とを結合しているピン4
dをラジオペンチで引き抜く。そして,図6の矢印方向
に現像ユニット3を約80度程回転させた上,現像ユニ
ット3の図7中右端側を上方に少し持ち上げると,右端
側の係合が解除され,現像ユニット3とクリーニングユ
ニット4とが分離される。
【0030】これで,プロセスカートリッジCは,上枠
1,一次帯電ユニット2,現像ユニット3,クリーニン
グユニット4の4つの大きなユニットに分解されたこと
になる。
【0031】つづいて,各ユニットのさらに細部への分
解,部材の清掃そして部材の交換等について,各ユニッ
ト毎に説明する。
【0032】まず,上枠1は,他の部材によって摺擦さ
れたりする部分がない,つまり摩耗したりする部分がな
いので,上述のように,清掃した後,検査が検査を行
い,異常がなければそのまま再利用に供する。
【0033】(一次帯電ユニットの再生)次に,一次帯
電ユニット2は,シールド21,放電ワイヤ22,グリ
ッド23の清掃等を行う。まず,一次帯電ユニット2全
体の付着トナーや塵を除去する。これは,例えば,清掃
装置(不図示)を利用して行う。,清掃装置の収納室の
所定の位置に一次帯電ユニット2をセットし,全体にエ
アを吹き付けるとともに,収納室全体の雰囲気を吸引す
るようにする。次に,個別の部材の清掃に先立ち,連結
ばね(不図示)を外し,係合部の係合を解除して,シー
ルド21からグリッド23を取り外す。そして,シール
ド21を図8(a)に示すように,治具B1の傾斜面B
2に載せ,同図(b)のようにストッパB3で位置決め
する。一方の壁部21aの外面と他方の壁部21bの内
面(斜線部)とをIPA(アルコール液)を付けたシル
ボン紙で清掃し,次に180度反転して,今度は他方の
壁部21bの外面と一方の壁部21aの内面(斜線部)
とを同様にシルボン紙で清掃する。この際,シルボン紙
の塵やけばがシールド21に付着しないように注意す
る。シールド21は,清掃後,変形をチェックする。図
9に示すように,max部とmin部とを有するゲージ
G1を,シールド21の一方の端部に挿入し,min部
ではスムーズに通り,max部では軽く止まることを確
認する。同様にシールド21の中央部及び他端部におい
てもゲージG1を差し込み,min部とmax部とのそ
れぞれ通過と停止とを確認する。次に,グリッド23
は,図10(a)に示すように,治具B4の凸部B5に
被せるようにして載せ,表面側をシルボン紙B7によっ
て清掃する。その後,同図(b)のようにグリッド23
を反転し,今度は凹部B6に嵌め込むようにしてセット
し,裏面側を同様にシルボン紙B7によって清掃する。
放電ワイヤ22は,エアを吹き付け,CRゴムで空拭き
した後,図11に示すように,クリーナペンB8での清
掃を行う。クリーナペンB8のペン先B9には,V字型
に切り込んだフェルトが取り付けてあり,このフェルト
にはアルコールが含浸させてある。ペン先B9の谷部を
放電ワイヤ22にまたがせ,強制的に下方に押し付ける
ことなく,クリーナペンB8の自重をかけた状態で放電
ワイヤ22の一方の端部から,他方の端部へと矢印方向
に移動させる。その後,シールド21を180度反転し
て裏返し,クリーナペンB8による同様の動作を繰り返
し,放電ワイヤ22の清掃を終了する。これらの清掃に
よって,その性能が回復されたことを検査者が確認でき
た場合には,シールド及び放電ワイヤ22は,再使用す
る。 一次帯電ユニット2においては,必要に応じて,
すなわち,上述の清掃によっても放電ワイヤ22の性能
が所定の基準に達しないような場合には,次のようにし
て放電ワイヤ22を交換する。まず,一次帯電ユニット
2の構成を簡単に説明する。図12の分解斜視図に示す
ように,シールド21の左右両端部には,絶縁ブロック
21c,21dが固定されている。各絶縁ブロック21
c,21dの下端面には,ピン状の突起21c1 ,21
c2 (不図示),21d1 ,21d2 が突設されており
(図13参照,同図には,絶縁ブロック21dのものの
み図示),シールド21の左右両端部に穿設した小孔2
1e1 ,21e2 に貫通させた後,一方の突起21d2
を加熱圧着することによって,絶縁ブロック21c,2
1dをシールド21の左右両端部に固定している。絶縁
ブロック21c,21dには,嵌合穴21c4 (不図
示),21d4 (図14参照)が穿設されており,放電
ワイヤ22は,これらの嵌合穴21c4 ,21d4 に嵌
合するピン22a,22bによって左右両端を固定され
ている。なお,ピン22a,22bは,絶縁ブロック2
1c,21dよりも硬度の低い樹脂製の部材によって形
成されている。絶縁ブロック21c,21dの内側に
は,図12に示すように,上下方向のガイド部21c3
,21d3 が形成されており,このガイド部21c3
,21d3 によって駒21f,21gが上下動自在に
案内されている。これら駒21f,21gは,それぞれ
腕部21f1 ,21g1 ,V字状の切欠部21f2 ,2
1g2 を有する。各腕部21f1 ,21g1 にはこれら
を貫通するピン21f3 ,21g3 によって,ころ21
f4 ,21g4 が回動自在に支持され,一方切欠部21
f2 ,21g2 は,放電ワイヤ22の左右両端部にまた
がるようにして,これらの部分を同図中,下方に押圧す
る。したがって,感光体ドラム41表面に当接するころ
21f4 ,21g4 の先端から放電ワイヤ22までの距
離は正確に維持されるように構成されている。すなわ
ち,感光体ドラム41表面と,放電ワイヤ22の距離と
が,上述の駒21f,21gによって,正確に規制され
るようになっている。また,一方の絶縁ブロック21c
には,図12及び図15に示すように放電ワイヤ22に
電圧を印加するための電極22cが,ピン22aとの間
に介装されている。
【0034】左右の絶縁ブロック21c,21dには,
図12に示すように,カバー21h,21iが着脱容易
に取り付けられている。各カバー21h,21iには,
それぞれ,窓21h1 ,21i1 ,係止孔21h2 ,2
1h2 ,21i2 ,21i2が形成されている。カバー
21iは,図14に示すように,絶縁ブロック21dの
上方から被せると,係止孔21i2 ,21i2 が絶縁ブ
ロック21dの,爪21d5 ,21d5 に係合するよう
に構成されている。このとき,窓21i1 からは,駒2
1gの腕部21g1 及びころ21g4 が突出し,また,
ピン22bが係合穴21d4 に押圧されて,放電ワイヤ
22の保持を確実にするように構成されている。なお,
カバー21hの構成も,上述のカバー21iと同様であ
る。
【0035】放電ワイヤ22を交換するには,まず,左
右のカバー21h,21iの下端部を開くようにして,
係合孔21h2 ,212 ,21i2 ,21i2 を,それ
ぞれ爪21c5 ,21c5 ,2d5 ,21d5 から外
し,つづいて,矢印方向に持ちあげる。これによって,
左右の駒21f,21gと,放電ワイヤ22の左右両端
部を固定しているピン22a,22bとが露出する。左
右の駒21f,21gは,特にこれを固定しているもの
はないから,それぞれガイド部21c3 ,21d3 に沿
って上方に取り外す。次にピン22a,22bをそれぞ
れ絶縁ブロック21c,21dから引き抜き,これらの
ピン22a,22bに巻き付けてあった放電ワイヤ22
を取り外す。
【0036】放電ワイヤ22,及びピン22a,22b
を新品に交換し,新規の放電ワイヤ22の左右両端部を
それぞれピン22a,22bに4回ほど巻き付け,その
後各絶縁ブロック21c,21dの係合穴21c4 ,2
1d4 に嵌合する。さらに,このようにして左右のピン
22a,22bの間に張設された放電ワイヤ22の左右
両端部に,それぞれガイド部21c3 ,21d3 に沿う
ようにして,駒21f,21gをまたがす。さらに,絶
縁ブロック21c,21dにそれぞれカバー21h,2
1iを被せることによって,放電ワイヤ22の交換を完
了する。
【0037】シールド21や放電ワイヤ22の清掃,ま
たは交換によって,性能が回復した一次帯電ユニット2
は,後述の,分解,清掃,検査等の終了したクリーニン
グユニット4に再取り付けすることになる。このとき,
左右両端部付近に貼着されているシール部材21n(た
だし,図9には,一方のみ図示)も検査後,異常がなけ
れば再使用する。このシール部材21nは,人口皮革に
よって形成されており,感光体ドラム41表面に摺接さ
れているため,摩耗が激しく,多くの場合再利用不能で
あるので再利用可能か否かの検査を行わずに新品と交換
する。なお,シール部材21の近傍には,シール部材2
1mが配置されているが,発泡ポリウレタンによって形
成されたこのシール部材12は,固定部材に当接されて
いるだけで極めて損傷が少ないため,清掃後検査を行っ
て異常がなければ交換せずにそのまま再利用する。
【0038】(現像ユニットの再生)次に,現像ユニッ
ト3の再生産方法について説明する。再生産にあたって
は,まず,クリーニングユニット4と分離した現像ユニ
ット3を細部に分解する。そ手順は,図16に示すよう
に,ねじ35a,35bを外して,現像ブレード35を
取り外し,さらに左右両端のねじ36a,36bを外し
て左右のアーム36c,36dを引き抜く。左右のアー
ム36c,36dによって現像フレーム32に固定され
ていた現像ローラ33及びその内側の磁石33aを前方
(矢印K1方向)に取り外す。さらに,現像ローラ33
を細部に分解して,磁石33a,ローラギヤ33b,軸
受(前)33c,現像ローラ本体33e,ころ33d,
33d,軸受(奥)33h,ローラ電極(不図示)を再
利用するものと廃棄するものとに分ける。再利用するも
のについては,エア吹き付け等によって清掃を行う。な
お,上述の現像ブレード35,ローラギヤ33b等は,
検査を行って異常がなければ再使用することになるが,
これら再使用する部材であっても,検査を行った結果,
その性能が所定の基準を満たさないものについては,適
宜新品と交換する。
【0039】本実施例では,現像ローラ33や現像ブレ
ード35等の部品は検査の結果,その性能が基準を満た
していれば再使用をするが,トナーフレーム31及び現
像フレーム32は常に新しい部材を使用する。それは現
像ユニット3にあってはトナーフレーム31と現像フレ
ーム32とは溶着されていて分離できないために,再生
に際してトナーフレーム31の開口部31aを完全に再
シールすることが困難であるためである。そこで,本実
施例では図17に示すように,別体からなるトナーフレ
ーム31と現像フレーム32を新たに準備することによ
り,結合前のトナーフレーム31の開口部31aにシー
ルフィルム(トナーシール)を例えばヒートシールして
トナーフレーム31を密封し,この後に現像フレーム3
2を溶着したものを使用する。ここで,トナーフレーム
31,現像フレーム32,ドラムフレーム等は,ハイイ
ンパクトスチロール,或いはポリフェニレンオキサイド
等で形成されている。
【0040】即ち,図17に示すように,シールフィル
ム91を開口部31aに取り付ける以前には,トナーフ
レーム31と現像フレーム32とは別体であって,これ
らはシールフィルム91の取り付け後に一体に構成する
ようにしているため,開口部31aを完全に塞ぐように
シールフィルム91を取り付けることは容易である。図
17に示すように,トナーフレーム31の長方形状の開
口部31aの全周には額縁状のフランジ部31bが形成
されている。また,現像フレーム32にもほぼ同形状の
フランジ部32bが形成されている。一方,シールフィ
ルム91はこれらフランジ部31b,32bと同形の額
縁状の板部材であるプラスチック製の基材92に取り付
ける。つまり,シールフィルム91と基材92とをヒー
トシール等によって剥離可能な状態で一体に構成する。
なお,ここでシールフィルム91を基材92から取り外
し可能にする理由は,プロセスカートリッジの使用に先
立って,操作者がシールフィルム91を引き剥がすこと
により,トナーフレーム31に存するトナーを現像ロー
ラ33に供給するためである。さて,次にトナーフレー
ム31のフランジ部31bと現像フレーム32のフラン
ジ部32bとにより,基材92を挟み込むようにして,
トナーフレーム31と現像フレーム32とを一体に構成
する。ただし,シールフィルム91に対応する部分に
は,現像フレーム32側にスリット32c(図23参
照)を設けて,シールフィルム91の剥離を妨げないよ
うにしている。開口部31aの開放に際しては,一方の
スリット32cから突出しているシールフィルム91の
基端部91aを矢印K3方向に引くことによって,図2
0(b)のように,シールフィルム91の屈曲部91b
を移動させ,シールフィルム91を完全に引き抜けば,
開口部31aが完全に開放される。
【0041】ここで,前記シールフィルム91によるシ
ールは,まず開口部92aを有する基材92にシールフ
ィルム91をヒートシールする。この方法としては,厚
さが約0.3mm〜2mm程度のポリエステル板やポリ
スチレン板,ナイロン板,ABS板等のプラスチック板
をシート成型し,後に開口部92aを中抜きして製造す
るか,或いは通常の、モールド成型によって額縁状の基
材92を製造する。
【0042】この基材92に対して図18に示すよう
に,シートフィルム91を熱圧着によってヒートシール
する。シール条件としては,例えばホーン98のシール
バー98aを温度約110℃〜130℃,圧力約1.5
kgf/cm2 〜5kgf/cm2 ,時間約1秒〜3秒
程度の熱圧着によってシールを行う。
【0043】尚,このシールバー98aによって熱圧着
する場合には,基材92とシールバー98とが平行に,
且つ均一に圧接するようにしなければならない。これが
不均一であると,シールフィルム91に余分なストレス
がかかり,プロセスカートリッジに衝撃を与えたり,落
下させた場合にシールフィルム91のシール面の内側か
ら破れるおそれがあるからである。
【0044】次にシールフィルム92をヒートシールし
た基材92をトナーフレーム31のフランジ部31bに
溶着して取り付ける。そのために,前記フランジ部31
bには図17に示すように,基材92との接触部分に開
口部31aを囲むようにリブ条31eが設けてあり,超
音波溶着時には前記リブ条31eが溶けて基材92に溶
着する。
【0045】これにより,トナーフレーム31の開口部
31aはシールフィルム91を取り付けた基材92によ
って完全に密封される。
【0046】次にトナーフレーム31と現像フレーム3
2とを超音波溶着する。これは図19に示すように,治
具を用いて行う。即ち,受け治具99aの凹部99a1
にトナーフレーム31をセットし,基材92にヒートシ
ールしたシールフィルム91を折り返す。このシールフ
ィルム91は基材92における開口部92aの長手方向
長さの2倍以上の長さを有し,折り返すと基端部91a
がトナーフレーム31の長手方向一方端からはみ出す。
【0047】前記トナーフレーム31に現像フレーム3
2を重ねると共に,現像フレーム32の上方から押さえ
治具99bで押さえる。このとき,前記シールフィルム
91の自由端はスリット32c(図20(a)参照)か
ら外部に露出するようにする。そして,この状態でトナ
ーフレーム31と現像フレーム32に超音波を加える
と,現像フレーム32の溶着面長手方向に設けたリブ条
32e(図17参照)が溶けてトナーフレーム31の溶
着面に溶着し,両フレーム31,32が結合する。
【0048】尚,図17に示すように,現像フレーム3
2にはトナーフレーム31との接合面所定位置に位置決
めボス32dが設けてあり,これに対応してトナーフレ
ーム31には前記ボス32dが嵌入し得る位置決め孔3
1fが設けてある。このために,両フレーム31,32
を重ねるときに前記ボス32dを孔31fに嵌入して位
置決めしておくことにより,溶着時に両フレーム31,
32のズレ及び変形を防止することができる。
【0049】上記のように溶着して一体化されたトナー
現像フレームにトナーを充填する。このトナー充填は,
図21に示すように,トナー補給口31cを介して,現
像ホッパー97を利用する等によってトナーTの再充填
を行う。ロート状の本体97aの上部には,トナーTを
補給するための供給口97bが構成されており,また下
端部には,トナーフレーム31のトナー補給口31cに
適合するアダプタ97cが装着されている。さらに本体
97aの内部には,回転自在のオ−ガ97dが配置さ
れ,このオーガ97dの回転を適宜に制御することによ
って,トナーの補充速度を調整する。なお,本体97a
の内面等にフッ素処理を施す等して,摩擦係数を低減さ
せるようにした場合には,現像ホッパ−97からトナー
フレーム31に対するトナーの補充を効率よく実施する
ことが可能である。
【0050】トナーの補充が終了したトナーフレーム3
1には,トナー補給口31cにキャップ31dを装着し
(図17参照),さらに,分解時とは逆にエア等にて清
掃済みの現像ブレード35,現像ローラ33等を装着す
ることによって,現像ユニット3を再構成することがで
きる。因みに,通常は前記キャップ31dは新品を使用
する。これは,キャップ31dが不用意に外れることを
防止するためである。
【0051】本実施例のように,トナーフレーム31と
現像フレーム32を溶着することによって,両フレーム
31,32の結合力が強固となり,トナー漏れ等を生ず
ることがない。ここで,溶着としては,超音波溶着や振
動溶着等が挙げられる。超音波溶着によれば,より短い
時間で,より強固な結合とすることができる。
【0052】また,基材92を用いることによって,シ
ールフィルム91を適度な強度(操作者による引き抜き
に適した強度)でもって両フレーム31,32間に取り
付けることができる。また,基材92の開口面積を選択
することによってトナーフレーム31から現像フレーム
32へ供給されるトナー量を調整することができる。
【0053】(クリーニングユニットの再生)次にクリ
ーニングユニット4の再生について説明する。このクリ
ーニングユニット4にあってはドラムフレーム4Aを清
掃後に再使用する。そこで,まずクリーニングユニット
4の分解,清掃を行うための清掃装置について説明す
る。クリーニングユニット4から保護板43(図1参
照),感光体ドラム41を取外し,この状態で後述の廃
トナーの抜取り(清掃作業)を行う。なお,上述の説明
においては,感光体ドラム41,保護板43をも含めて
クリーニングユニット4としていたが,以下において
は,これらを含まないものについても適宜クリーニング
ユニット4というものとする。
【0054】図22参照して,清掃装置の構成を説明す
る。清掃装置170は,全体を覆うハウジング170a
を有しており,ハウジング170aの手前側上部(図2
2の左上)には,把手170c付きの透明なカバー17
0bが開閉自在に取り付けられている。このカバー17
0bの開閉状態は,検知センサ170dによって検知さ
れる。また,ハウジング170aの奥側上部(同図の右
上)には,排気口170eが構成されていて,補助吸引
装置の雰囲気吸引口178が接続されている。
【0055】ハウジング170aの内側の手前側下部に
は,ストッパ台171が配置されており,ストッパ台1
71の上面は水平面に形成され,また奥側の面は急勾配
の傾斜面に形成されている。これら水平面及び傾斜面に
は,それぞれゴム材からなるストッパ171a,171
bが固着されており,後述の揺動装置の揺動運動は,こ
れらストッパ171a,171bによって,その揺動限
が規制されている。
【0056】ストッパ台171の水平面には,受け台1
72が前後方向移動自在に配置されている。受け台17
2は,奥側に連結されたエアシリンダ175によって,
原点位置M1 (図22の二点鎖線)と清掃位置M2 (同
図の実線)との間を移動するように構成されている。受
け台172の上面は,クリーニングユニット4の下面に
適合する形状に形成されており,図22の二点鎖線で示
すように,原点位置M1 に配置された受け台172に対
して,クリーニングユニット4は,クリーニングブレー
ド45を奥側上方,スクイシ−ト46を奥側下方に配置
した姿勢で受け台172上面に載置する。したがって,
クリーニングブレード45先端とスクイシ−ト46の先
端とによって形成される間隙Gは,奥側に配置すること
になる。受け台172は,図23に示すように移動ブロ
ック172aと固定ブロック172bとからなるクラン
プ装置172cを備えている。なお,図23の斜視図に
は,原点位置M1 に位置する受け台172(不図示)に
上述の姿勢で載置した状態のクリーニングユニット4を
図示している。クランプ装置172cは,原点位置M1
の受け台172にクリーニングユニット4を載せるに先
立って開放されていたカバー170b(図22の二点鎖
線)を,クリーニングユニット4の載置後に閉鎖すると
(同図実線),この閉鎖を前述の検知センサ170dが
検知し,受け台172上のクリーニングユニット4を把
持して,位置決めするように構成されている。つまり,
クランプ装置172cは,カバー170bの閉鎖に連動
してクランプ動作を開始し,図23の位置決めブロック
172aを不図示のエアシリンダを介して伸長してクリ
ーニングユニット4の側面の嵌合部4bに当接させ,ク
リーニングユニット4を他の側面が固定ブロック172
bに当接されるまでスライドさせるように構成されてい
る。
【0057】上述の受け台172は,その奥側下端がス
トッパ173c(図22参照)にて規制される清掃位置
M2 においては,揺動装置(移動装置)173に積載さ
れる。揺動装置173は,図24(a)に示すように底
板の左右両端に側板173b,173bを立設させた揺
動台173aを備えている。この揺動台173aは,一
方の側板173bの外面に固着された回転軸173dを
介して揺動自在に支持されるとともに,他方の側板17
3bには,回転軸173dに対応する位置に,キー17
6cを介して揺動軸176bが連結されている。揺動軸
176bは,図22に示すように,エアシリンダ176
aを介してロータリアクチュエータ176により,所定
の角度αの範囲内において,正転と逆転とを繰り返すよ
うに構成されている。この揺動軸176bの正転,逆転
の反復によって,図24(b)((a)の断面A)に示
すように,揺動台173aは,水平位置N1 (同図の実
線)と,起立位置N2 (同図の二点鎖線)との間を角度
αをもって揺動するように構成されている。揺動台17
3aの水平位置N1 と起立位置N2 とは,それぞれ前述
のストッパ台171のストッパ171a,171bとに
よって位置決めされるようになっている。なお,本実施
例においてはα=80度に設定している。
【0058】揺動台173aの水平位置N1 (図22の
実線)における奥側上部には,モータ177aを介して
クリーニングユニット4に打撃を加える衝撃付与装置1
77が装着されている。衝撃付与装置177は,図25
(a)に示すように(ただし,同図は衝撃付与装置17
7を図22とは反対側から見た図である),モータ軸1
77bの端面に,その中心から偏心して突設されたカム
軸177c(同図(c)参照)と,基端側に揺動中心1
77eを有するとともに先端側に上述カム軸177cが
遊嵌するガイド溝177hを有する打撃台177dと,
該打撃台177dの先端側上面にねじ止めされた打撃板
177fと,該打撃板177f先端に下向きに固定され
た凸部材177gとを備えている。打撃板177fは適
度な弾性を有する板状の部材によって形成されている。
また凸部材177gは,例えば打撃対象となるクリーニ
ングユニット4の廃トナー溜め49よりも硬度の低い樹
脂によって構成されていて,クリーニングユニット4を
傷つけないようにしている。衝撃付与装置177は,モ
ータ軸177bと一体のカム軸177cの矢印方向の回
転によって,打撃台177dがほぼ上下方向に揺動す
る。これによって凸部材177gがクリーニングユニッ
ト4から離れたり(図25(a)),クリーニングユニ
ット4上面を打撃したり(同図(b))する動作を繰り
返す。なお,同図では,打撃台177d,打撃板177
f,凸部材177gは,1組のみを図示しているが,他
にもう1組のものを設けこれら2組を例えば軸で一体に
連結し,それぞれの凸部材177gによって,図26に
図示するクリーニングユニット4上面の矢印P,Pで示
す位置に打撃を加えるものとする。
【0059】図22に示すように,上述の,清掃位置M
2 における受け台172,エアシリンダ175,衝撃付
与装置177は,すべて揺動装置173の揺動台173
aに搭載されており,したがってこれらは,揺動台17
3aと一体に動作するように構成されている。
【0060】清掃位置M2 に移動された受け台172上
のクリーニングユニット4の奥側の間隙Gは,図22に
図示するように吸引装置179のエアブロック179a
によって覆われる。図26にエアブロック179aの詳
細図を示す。エアブロック179a全体は,ほぼ中空に
構成されており,クリーニングユニット4の間隙Gに対
面する密着面179gには,噴出口179d及び吸引口
179eの部分を除いて,ほぼ全体にゴム状のシール部
材179bが取り付けられている。エアブロック179
aの内側には,クリーニングユニット4にエアを吹き込
むための送気管179cが配設され,該送気管179c
の噴出口179dは,上述密着面179gの一方の端部
近傍に開口している。さらにエアブロック179aの内
側には,吸気管179fが配設され,該吸気管179f
の吸引口179eは密着面179gの他方の端部近傍に
配設されている。これら噴出口179d,吸引口179
eを有する密着面179gは,前述の受け台172を介
して矢印K3方向に搬送され,清掃位置M2 に配置され
たクリーニングユニット4のクリーニングブレード45
及びスクイシ−ト46に密着し,両者の先端の間の間隙
Gを完全に覆うように構成されている。その様子を図2
6の間隙G近傍の二点鎖線A1 ,A2 ,A3で示す。こ
れらの二点鎖線は,それぞれ密着面179g,噴出口1
79d,吸引口179eに対応する。このように,吸引
装置179は,エアブロック179aに密着されたクリ
ーニングユニット4に対し,送気管179cの基端側か
ら供給した圧縮エアQ1 を,A2 に密着された噴出口1
79dから間隙Gを介してクリーニングユニット4内部
に送り込んで(Q2 ),クリーニングユニット4内の廃
トナーを飛散させた上,A3 に密着された吸引口179
eからクリーニングユニット4内の空気とともに廃トナ
ーを吸引し(Q3 ),この吸引した廃トナーを基端側に
送り出す(Q4 )ように構成されている。
【0061】なお,この際,クリーニングユニット4及
びエアブロック179aの外部に漏れ出た廃トナーは,
図22に示すように,雰囲気吸引口178を介して,雰
囲気とともに補助吸引装置(不図示)によって吸引する
ようにしている。
【0062】つづいて,清掃装置170の構成を示す図
22及び動作の流れを示すフローチャート図27を中心
に,そして適宜他の図面を参照しながら,クリーニング
ユニット4の清掃方法及び清掃装置170の動作につい
て詳細に説明する。
【0063】まず,清掃装置(掃除機)170の作動を
開始する(S1)。次に,原点位置M1 に配置された受
け台172の上面に,清掃対象となるクリーニングユニ
ット4を載せる(S2)。カバー170bを閉じると
(S3),これを検知センサ(ドアスイッチ)170d
が検知し(S4),エアシリンダがオンされて(S
5),受け台172上の所定位置にクリーニングユニッ
ト4がクランプされる(S6)。エアシリンダ175が
オンされ(S7),受け台172が原点位置M1 から清
掃位置M2 に移動し(S8),クリーニングユニット4
の間隙Gが吸引装置179の密着面179gに密着され
る(図26参照)。モータ177aがオンされ(S
9),衝撃付与装置177が起動し,凸部材177gに
よるクリーニングユニット4の打撃が開始される(S1
0)。これにより,クリーニングユニット4の内壁に付
着していた廃トナーを強制的に落下させるとともに,廃
トナーを移動しやすいようにする。ロータリアクチュエ
ータ176が起動され(S11),揺動装置173の揺
動台173aがα=0〜80度の間を1往復する(S1
2)。吸引装置179の圧縮エアバルブ(不図示)が開
かれ(S13,S14),噴出口179d(図26参
照)から間隙Gを介してクリーニングユニット4内にエ
アを吹き込むのと並行して,クリーニングユニット4内
のエアを,廃トナーとともに間隙Gを介して吸引口17
9eから吸引する。これを適宜な時間だけ継続し,クリ
ーニング4内の廃トナーの吸引を完了する。
【0064】揺動台173aを1往復,揺動させる(S
15)。ロータリアクチュエータ176がオフされ(S
16),揺動台173aの水平位置N1 が確認された後
(S17),モータ177aがオフされ(S18,S1
9),衝撃付与装置177によるクリーニングユニット
4の打撃が終了する。圧縮エアバルブが閉じられ(S2
0,S21),エアシリンダ175がオフされると(S
22),清掃位置M2にあった受け台172が原点位置
M1 に復帰する(S23)。すると,エアシリンダがオ
フされて(S24),受け台172に対するクリーニン
グユニット4のクランプが解除される(S25)。つづ
いて,カバー170bを開放し(S26),ハウジング
170a内からクリーニングユニット4を取り出し(S
27),このクリーニングユニット4に対する清掃作業
が完了する。
【0065】ここで次のクリーニングユニット4の清掃
を行う場合には(S28),S2に戻り,一方,清掃作
業を終えるときは,清掃装置170をオフする(S2
9)。
【0066】上述の清掃工程においては,図27のフロ
ーチャートのS9からS18までの間,衝撃付与装置1
77によるクリーニングユニット4の打撃は,継続して
行われており,これと並行して,クリーニングユニット
4の揺動動作,及び廃トナーの吸引が行われている。し
たがって,クリーニングユニット4の内壁等に付着して
いる廃トナーをたたき落とすとともに,間隙Gに向け
て,円滑に移動させ,さらに噴出口179dから吹き出
す圧縮エアによってクリーニングユニット4内の廃トナ
ーを適宜舞い上がらせ,そして吸引口179eから吸引
する。これら一連の動作によって,クリーニングユニッ
ト4内の廃トナーを残すことなく確実に抜き取ることが
できる。
【0067】なお,上述の清掃作業において,揺動台1
73aの揺動回数や,吸引装置179による吸引時間等
は,クリーニングユニット4内の廃トナーの残量,吸引
装置179の性能等に基づいて任意に設定すればよい。
【0068】図27のフローチャートで示す清掃作業で
は,S1からS4は作業者が手動で行い,S5からS2
5は自動で行われ,最後のS26からS29までは再び
手動で行なっている。すなわち,作業者が手動で行うの
は,はじめは,クリーニングユニット4を,原点位置M
1 にある受け台172に載せるまで,そして終わりは,
原点位置M1 の受け台172上から清掃終了後のクリー
ニングユニット4を取り出すところからである。
【0069】ところで,クリーニングユニット4の清掃
に際し,例えば,図27に示す一連の清掃工程のうち,
どの工程を手動で行い,どの工程を自動で行うかについ
ては,まったく問うものではない。例えば,図28の斜
視図に示すように,すべて手動で行うものでもよい。ク
リーニングユニット4を適当な台の上に載せて固定し,
吸引装置(不図示)の吸引ノズル180を手で持って,
その吸引口180aをクリーニングユニット4の間隙G
に押し当てる。クリーニングユニット4の上面の矢印P
の部分を叩きながら,吸引口180aを間隙Gに沿って
横方向に移動させ,内部の廃トナーを吸引する。
【0070】この際,クリーニングユニット4の一方の
端部近傍に露出しているギヤ47aを矢印R3方向に回
転させながら(搬送工程を行いながら),吸引作業を行
うと,一層効率よく廃トナーの抜取りを行うことができ
る。すなわちギヤ47aは,図1の47にて示す廃トナ
ー送り部材に固定されたギヤ(不図示)に噛合されてお
り,したがって,ギヤ47aを図28の矢印R3方向に
回転させると,図1の廃トナー送り部材47が,同図に
おける反時計方向に回転し,これにより,廃トナー溜め
49の底部の廃トナーを順次,間隙Gに向けて移動させ
ることができるからである。
【0071】なお,図22にて図示する一部手動,いわ
ゆる半自動の清掃装置170においては,図28に図示
するギヤ47aを回転させるには及ばない。清掃装置1
70には,これに代わるものとして,前述のように,揺
動装置173が組み込まれており,揺動装置173によ
るクリーニングユニット4の揺動動作によって,廃トナ
ー送り部材47aを回転させる場合よりも効率よく廃ト
ナーを間隙G方向に移動させることができるからであ
る。
【0072】また,図28に示すような清掃装置181
を使用することもできる。清掃装置181は,ハウジン
グ70a,カバー170bを有し,基本的な構成は図2
2に示す清掃装置70とほぼ同様である。大きく異なる
点は,図29の清掃装置181では,クリーニングユニ
ット4内の廃トナーを吸引する吸引口(不図示)を手動
で移動させる点である。移動把手181aを横方向に移
動させることにより,これと一体に構成された吸引口を
クリーニングユニット4の間隙Gに沿って移動させ,内
部の廃トナーを吸引するものである。
【0073】トナーの抜取りの終了したクリーニングユ
ニット4は,クリーニングブレード45,スクイシ−ト
46を取り外して,廃トナー溜め49の内部をエア等に
よって清掃し,クリーニングブレード45,スクイシ−
ト46を新品に交換する。
【0074】一方,感光体ドラム41は,図30に示す
プレス装置182によって,細部に分解する。プレス装
置182の治具182a,182a上に,両端の駆動ギ
ヤ(本実施例では感光体ドラム41に駆動力伝達すると
きにスラスト方向に付勢して感光体ドラム41の位置決
めを確実且つ容易に行うために,駆動ギヤとしてはす歯
ギヤを使用している)41b,フランジギヤ41cが左
右に突出するようにしてドラムシリンダ41dをセット
する。プレス装置182の昇降部材182b,182b
と,治具182a,182aとの間に,それぞれ駆動ギ
ヤ41b,フランジギヤ41cを挟み込んでこれらをド
ラムシリンダ41dから外す。なお,これらの部材は,
再利用されるものではないが,上述のように,ドラムシ
リンダ41d等の金属部材と,駆動ギヤ41b,フラン
ジギヤ41c等の樹脂部材とに分別した上で,材料とし
て再利用する。
【0075】上述の,廃トナーの抜取り,清掃,クリー
ニングブレード45及びスクイシ−ト46の交換が済ん
だ廃トナー溜め49に,新品の感光体ドラム41,清掃
済の保護板43を取り付けることによって,クリーニン
グユニット4を再構成する。この際,感光体ドラム41
に対するクリーニングブレード45の取付け精度を確保
する必要があるが,両者は廃トナー溜め49を構成する
共通の枠体に対して,位置決め固定するようになってい
るので,精度の確保が容易である。なお,保護板43を
はじめとする,再利用を原則とする部材であっても,清
掃等によってその性能が所定の基準に達しない場合に
は,適宜新品と交換する。
【0076】次に,図3〜図7を参照して説明したプロ
セスカートリッジCの分解のときと逆の手順にしたがっ
て,クリーニングユニット4に,現像ユニット3,一次
帯電ユニット2,上枠1を取り付けて,プロセスカート
リッジCを再構成する。すなわち,クリーニングユニッ
ト4に現像ユニット3を組合せ(図7),現像ローラ3
3を感光体ドラム41に向けて付勢する圧縮ばね41a
を取付け(図6),プクリーニングユニット4の上面に
一次帯電ユニット2を装着し(図5),最後に,これら
一連の組立によって,一体に組まれたクリーニングユニ
ット4,現像ユニット3,一次帯電ユニット2の上方か
ら,上枠1を被せ(図4),ピン12によってこれを固
定する(図3)。この際,感光体ドラム1に対して取付
け精度を確保する必要のある一次帯電ユニット2の放電
ワイヤ22,及び現像ユニット3の現像ローラ33は,
それぞれ感光体ドラム41の画像形成領域以外の外周に
当接するスペーサによって位置決めされるため,上述手
順にしたがって,単にプロセスユニットCを再構成する
のみで,これらの精度は簡単に確保される。
【0077】このようにして再構成されたプロセスカー
トリッジC(図1参照)は,全ての部品を新しい部品で
構成した新品のプロセスカートリッジCとほぼ同等の性
能を発揮できるように,再生することができ,したがっ
て,省資源に貢献することができる。
【0078】この再構成されたプロセスカートリッジC
は,新品のものと同様に図2に示すレーザビームプリン
タ50に装着されて,新品のときとまったく同様に画像
形成に供される。
【0079】なお,プロセスカートリッジCの再構成に
際し,トナーフレーム31,廃トナー溜め49等は樹脂
性であり,例えばクリーニングブレード45は,この廃
トナー溜め49に対してタップねじによって取り付けら
れている。したがって,クリーニングブレード45の交
換時に,このタップねじを外し,再度取り付けた場合
に,これが弛みがちとなる。そこで,図31に図示する
ようなナイロック(商品名)と呼ばれる,ねじ部の中間
に樹脂部185aを設けたねじ185と交換する。これ
により,タップねじによって形成された雌ねじ部に,ね
じ185を螺合した場合でも,その弛み等を有効に防止
することができる。
【0080】{プロセス手段の他の構成}前述した本発
明に係るプロセスカートリッジは現像方法としては,公
知の2成分磁気ブラシ現像法,カスケード現像法,タッ
チダウン現像法,クラウド現像法等の種々の現像法を用
いることが可能である。
【0081】また像担持体としては,前記感光体ドラム
に限定されることなく,例えば次のものが含まれる。ま
ず感光体としては光導電体が用いられ,光導電体として
は例えばアモルファスシリコン,アモルファスセレン,
酸化亜鉛,酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が
含まれる。また前記感光体を搭載する形状としては,例
えばドラム状,ベルト状等の回転体及びシート状等が含
まれる。尚,一般的にはドラム状又はベルト状のものが
用いられており,例えばドラムタイプの感光体にあって
は,アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は
塗工等を行ったものである。
【0082】また帯電手段の構成も,前述した実施例で
は所謂コロナ帯電器を用いたが,他の構成として所謂接
触帯電ローラを用いてもよい。この帯電ローラは金属製
のローラ軸に導電性の弾性層を設け,さらにその上に高
抵抗の弾性層を設け,さらにその表面に保護膜を設けて
なる。導電性の弾性層はローラ軸に供給されるバイアス
電圧を導く作用をなす。また高抵抗の弾性層は感光体ド
ラムへのリーク電流を制限してバイアス電圧の急降下を
防ぐ作用をなす。また保護層は導電性弾性層や高抵抗の
弾性層の塑性物質が感光体ドラムに触れて感光体ドラム
の表面を変質させることがないように作用する。前記帯
電ローラを感光体ドラムに接触させると共に,感光体ド
ラムの回転に従動回転可能に取り付け,この帯電ローラ
に帯電バイアスを印加して感光体ドラムの表面を均一に
帯電させるものである。
【0083】尚,前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも,ブレード型(帯電ブレード),パッド型,ブロ
ック型,ロッド型,ワイヤ型等のものでも良い。
【0084】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても,ブレード,ファーブラシ,磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0085】{カートリッジの再生産に際して新品と再
使用品との組み合わせ態様}本発明は前述したようにプ
ロセスカートリッジを再生するにあたり,少なくともト
ナー現像フレーム(T−Dフレーム)と感光体ドラムは
新しい部品を使用するが,その他の部品は清掃,検査の
結果,基準を満たせば再使用し,満たさなければ交換し
て新しい部品を使用する。このとき,通常は再使用可能
な部品であっても態様によっては,以下の部材は新しい
部品と交換して再生することも可能である。
【0086】(1)トナー現像フレーム(T−Dフレー
ム)及び感光体ドラムは検査することなく新品と交換し
てプロセスカートリッジを再生する。具体的には,例え
ば新しいトナー現像フレームには再使用現像ローラを取
り付け,再使用ドラムフレームには新しい感光体ドラム
と,再使用弾性クリーニングブレードと,再使用帯電ロ
ーラを取り付けてプロセスカートリッジを再生する。
【0087】この場合,トナー現像フレームは新品を使
用することにより,前述したようにトナーフレームのシ
ールが容易且つ確実になし得,また感光体ドラムは新品
を使用することにより,再生プロセスカートリッジであ
っても新規カートリッジと全く同様の画質を得ることが
できる。そして,他の部材は再使用することによって省
資源に貢献することができる。
【0088】(2)トナー現像フレーム(T−Dフレー
ム)及び感光体ドラムの他に,クリーニングブレードも
検査することなく,新品を用いてプロセスカートリッジ
を再生する。具体的には,例えば新しいトナー現像フレ
ームには再使用現像ローラを取り付け,再使用ドラムフ
レームには新しい感光体ドラムと,新しい弾性クリーニ
ングブレードと,再使用コロナ帯電器を取り付けてプロ
セスカートリッジを再生する。
【0089】クリーニングブレードは感光体ドラムに常
時接触しており,感光体ドラムの回転によって摺擦して
消耗することがある。そのために,開発過程での検討時
に交換が必要である確率が高い場合には,クリーニング
ブレードは再生時に検査することなく新品と交換するよ
うにしてもよい。このようにすれば,クリーニングブレ
ードの検査工程が省略できて,カートリッジの再生の効
率が向上する。勿論,検査をして充分に再使用できる結
果のでる確率が高い場合には,再使用することが好まし
い。このようにすれば,さらに省資源に貢献できるから
である。
【0090】(3)トナー現像フレーム及び感光体ドラ
ムの他に,クリーニングブレード及び現像ローラも新し
い部品を使用してプロセスカートリッジを再生する。具
体的には,例えば新しいトナー現像フレームには,新し
い現像ローラを取り付け,再使用ドラムフレームには新
しい感光体ドラムと,新しい弾性クリーニングブレード
と,再使用帯電ローラを取り付けてプロセスカートリッ
ジを再生する。
【0091】現像ローラも現像ブレードと摺擦して磨耗
することがある。そこで,前述したように,開発過程で
の検討時に交換が必要である確率が高い場合には,検査
をすることなしに再生産時に新品と交換することが作業
の効率向上になる。
【0092】なお,上述のプロセスカートリッジの態様
としては,上述の実施例で説明したものも含み,次のよ
うなものがある。
【0093】まず,プロセス手段としての帯電手段,現
像手段,またはクリーニング手段と像担持体としての電
子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
装置本体に着脱可能とするもの。
【0094】次に,プロセス手段としての帯電手段,現
像手段,クリーニング手段の少なくとも一つと像担持体
としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に着脱するもの。
【0095】そして,プロセス手段としての少なくとも
現像手段と像担持体としての電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱するも
の,等である。
【0096】さらに,上述の画像形成装置としては,図
2に示すレーザビームプリンタをはじめとして,その
他,電子写真複写機,ファクシミリ装置がある。
【0097】本明細書において,新しい部品(例えば,
感光体ドラム,トナーフレーム,現像フレーム等)と
は,未使用の部品の他に回収したフレームを溶解して再
成型したものを含む。
【0098】また,再使用部品とは,使用後に市場等か
ら回収した使用済の部品を再度用いる部品のことを意味
する。再使用するにあたっては,清掃,検査を行い,充
分なる機能を発揮することが保証されたものである。ま
た,必要に応じて機能回復処理(例えば,切削,研磨,
研削,溶剤塗布等)を施したものを含む。
【0099】また,検査としては,検査者による目視に
よる検査,必要に応じて装置による検査が含まれる。
【0100】
【発明の効果】本発明は以上説明したように,使用可能
な部材を再使用してプロセスカートリッジを再生産する
ことにより,省資源に貢献することができる。このと
き,少なくともトナー現像フレーム及び感光体ドラムは
新しい部品を使用することにより,トナー収納部を有す
るトナーフレームの開口シールを容易且つ確実に行うこ
とができる。また,トナー現像フレームは溶着結合した
新しい部品を用いるので,より強固に結合され,トナー
漏れが生ずることがない。
【0101】また,さらに再生プロセスカートリッジに
あっても,新規カートリッジの場合と全く同様の画質を
得ることができる。
【0102】また,態様によっては,クリーニングブレ
ード又は現像ローラ,或いはその両方の部材も新しい部
品を用いてプロセスカートリッジを再生することによ
り,検査工程を省略することができるので,作業能率の
向上を図ることができる。
【0103】従って,上記再生産したプロセスカートリ
ッジを用いることにより,省資源及び省エネルギー化に
貢献しつつ,新規なプロセスカートリッジと全く同品質
の画像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジを装着したレーザビーム
プリンタの縦断面図である。
【図3】ピンを外したプロセスカートリッジを示す斜視
説明図である。
【図4】プロセスカートリッジから上枠を外した状態を
示す斜視図である。
【図5】クリーニングユニットから一次帯電ユニットを
外した状態を示す斜視図である。
【図6】現像ローラを感光体ドラムに向けて付勢する圧
縮ばねを外した状態を示す斜視図である。
【図7】現像ユニットとクリーニングユニットとを切り
離した状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は治具にシールドを載せた状態を示す斜
視図である。(b)は治具にシールドを載せた状態を示
す側面図である。
【図9】シールドの変形をチェックする様子を示す斜視
図である。
【図10】(a)はグリッドの表面を清掃する様子を示
す斜視図である。(b)はグリッドを反転する様子を示
す斜視図である。
【図11】放電ワイヤを清掃する様子を示す斜視図であ
る。
【図12】一次帯電ユニットの分解斜視図である。
【図13】シールドの絶縁ブロックの長手方向の縦断面
図である。
【図14】同じく絶縁ブロックの長手方向に直角な方向
の縦断面図である。
【図15】同じく他の絶縁ブロックの長手方向に直角な
方向の縦断面図である。
【図16】現像ユニットから現像ブレード,アームを取
り外した状態を示す分解斜視図である。
【図17】現像ユニットの分解説明図である。
【図18】シールフィルムを基材にヒートシールする説
明図である。
【図19】トナーフレームと現像フレームの溶着説明図
である
【図20】(a),(b)は,シールフィルムを剥して
開口部を開放する状態を示す動作説明図である。
【図21】現像ユニットに対するトナーの補給を示す動
作説明図である。
【図22】クリーニングユニットの清掃装置の概略を示
す縦断面図である。
【図23】プロセスカートリッジのクランプを示す斜視
図である。
【図24】(a)は揺動装置の斜視説明図である。
(b)は揺動台の動作を示す,(a)のA断面図であ
る。
【図25】(a)は衝撃付与装置の動作説明図である。
(b)は衝撃付与装置の動作説明図である。(c)はモ
ータ軸,カム軸の構成を示す斜視図である。
【図26】吸引装置の動作説明図である。
【図27】クリーニングユニットの清掃の流れを示すフ
ローチャートである。
【図28】吸引装置の他の実施例を示す斜視図である。
【図29】クリーニングユニットの清掃装置の他の実施
例を示す斜視図である。
【図30】感光体ドラムの分解に使用するプレス装置の
斜視図である。
【図31】弛み止めを施したねじを示す正面図及び側面
図である。
【符号の説明】
1 カートリッジカバー(上枠) 2 帯電手段(一次帯電ユニット) 3 現像手段(現像ユニット) 4 クリーニング手段(クリーニングユニッ
ト) 4A ドラムフレーム 11a 露光開口(透孔) 11b 前露光開口(透孔) 21 シールド 21n シール部材 22 放電ワイヤ 23 グリッド 31 トナーフレーム 31a 開口部 32 現像フレーム 33 現像ローラ 33b ローラギヤ 35 現像ブレード 41 像担持体(感光体ドラム,電子写真感光
体) 41a ばね部材(圧縮ばね) 42 クリーニング装置 43 ドラムシャッター(保護板) 45 クリーニングブレード 46 スクイシ−ト 47 廃トナー送り部材 49 廃トナー溜め 59 搬送手段(給紙ローラ) 60 搬送手段(レジストローラ) C プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小林 尋夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジの再生産方法において,新しい感光体ドラ
    ムを準備し,トナーを収納するトナー収納部を有する新
    しいトナーフレームと,トナーを前記感光体ドラムへ供
    給する現像ローラを取り付けるためのローラ取付部を有
    する新しい現像フレームとを,前記両フレームの間に,
    前記トナー収納部内に収納されているトナーが前記トナ
    ー収納部から漏れるのを防止するための新しいトナーシ
    ールを取り外し可能に介在させた状態で溶着係合した新
    しいトナー現像フレームを準備し,前記感光体ドラムを
    取り付けるためのドラム取付部を有する再使用ドラムフ
    レームを準備し,前記新しいトナーフレームが有するト
    ナー収納部にトナーを収納する工程と,前記新しい現像
    フレームに現像ローラを取り付ける工程と,前記再使用
    ドラムフレームに感光体ドラムを取り付ける工程と,前
    記新しいトナー現像フレームと前記再使用ドラムフレー
    ムとを回動可能に係合する工程と,を有することを特徴
    とするプロセスカートリッジの再生産方法。
  2. 【請求項2】 前記再使用ドラムフレームには,画像形
    成時に生じる前記感光体ドラムに付着した残留トナーを
    除去するための弾性クリーニングブレードが取り付けら
    れることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリ
    ッジの再生産方法。
  3. 【請求項3】 前記弾性クリーニングブレードは新しい
    弾性クリーニングブレードであることを特徴とする請求
    項2記載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  4. 【請求項4】 前記弾性クリーニングブレードは清掃を
    済ませた再使用弾性クリーニングブレードであることを
    特徴とする請求項2記載のプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  5. 【請求項5】 前記新しい現像フレームに取り付けられ
    る現像ローラは,新しい現像ローラであることを特徴と
    する請求項1記載のプロセスカートリッジの再生産方
    法。
  6. 【請求項6】 前記新しい現像フレームに取り付けられ
    る現像ローラは清掃を済ませた再使用現像ローラである
    ことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ
    の再生産方法。
  7. 【請求項7】 前記再使用ドラムフレームには,清掃を
    済ませた後に,画像形成時に前記感光体ドラムに帯電を
    行うための清掃を済ませた再使用帯電手段が取り付けら
    れることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリ
    ッジの再生産方法。
  8. 【請求項8】 前記清掃を済ませた再使用帯電手段は,
    コロナワイヤを有するコロナ帯電器であることを特徴と
    する請求項7記載のプロセスカートリッジの再生産方
    法。
  9. 【請求項9】 前記清掃を済ませた再使用帯電手段は,
    ローラを有する帯電ローラであることを特徴とする請求
    項7記載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  10. 【請求項10】 前記新しい現像フレームには清掃を済
    ませた再使用現像ローラを取り付け,前記再使用ドラム
    フレームには清掃を済ませた後に,新しい感光体ドラム
    と,新しい弾性クリーニングブレードと,清掃を済ませ
    た再使用コロナ帯電器が取り付けられることを特徴とす
    る請求項1記載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  11. 【請求項11】 前記新しい現像フレームには,新しい
    現像ローラを取り付け,前記再使用ドラムフレームには
    清掃を済ませた後に,新しい感光体ドラムと,新しい弾
    性クリーニングブレードと,清掃を済ませた再使用帯電
    ローラが取り付けられることを特徴とする請求項1記載
    のプロセスカートリッジの再生産方法。
  12. 【請求項12】 前記新しい現像フレームには清掃を済
    ませた再使用現像ローラを取り付け,前記再使用ドラム
    フレームには清掃を済ませた後に,新しい感光体ドラム
    と,清掃を済ませた再使用弾性クリーニングブレード
    と,清掃を済ませた再使用帯電ローラが取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ
    の再生産方法。
  13. 【請求項13】 前記新しい感光体ドラムは,円筒周面
    に有機感光体を有し,前記円筒端部にははす歯ギヤが取
    り付けられていることを特徴とする請求項1記載のプロ
    セスカートリッジの再生産方法。
  14. 【請求項14】 前記新しいトナー現像フレームは,前
    記新しいトナーフレームと新しい現像フレームとが,新
    しいトナーシールを介在させた状態で,超音波溶着され
    ていることを特徴とする請求項1,2,5〜7,10〜
    13の何れか1項に記載のプロセスカートリッジの再生
    産方法。
  15. 【請求項15】 前記新しいトナーシールは,前記トナ
    ー収納部内に収納されているトナーが通過するための開
    口を有するプラスチック製の板部材に,前記開口を塞ぐ
    ように取り付けられており,前記トナーシールは取り外
    し可能であることを特徴とする請求項14記載のプロセ
    スカートリッジの再生産方法。
  16. 【請求項16】 前記トナーシールは前記プラスチック
    製の板部材にヒートシールによって取り付けられてお
    り,前記板部材は前記トナーフレームに超音波溶着によ
    って取り付けられていることを特徴とする請求項15記
    載のプロセスカートリッジの再生産方法。
  17. 【請求項17】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセ
    スカートリッジにおいて,トナーを収納するトナー収納
    部を有する新しいトナーフレームと,トナーを前記感光
    体ドラムへ供給するための現像ローラを取り付けるため
    のローラ取付部を有する新しい現像フレームとを,前記
    両フレームの間に,前記トナー収納部内に収納されてい
    るトナーが前記トナー収納部から漏れるのを防止するた
    めの新しいトナーシールを介在させた状態で溶着係合し
    た新しいトナー現像フレームと,感光体ドラムを取り付
    けるためのドラム取付部を有する再使用ドラムフレーム
    と,前記再使用ドラムフレームの有するドラム取付部に
    取り付けられた新しい感光体ドラムと,前記新しい現像
    フレームに設けられたローラ取付部に取り付けられた現
    像ローラと,を有することを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
  18. 【請求項18】 前記再使用ドラムフレームには,画像
    形成時に生じる前記感光体ドラムに付着した残留トナー
    を除去するための弾性クリーニングブレードが設けられ
    ていることを特徴とする請求項17記載のプロセスカー
    トリッジ。
  19. 【請求項19】 前記弾性クリーニングブレードは,新
    しい弾性クリーニングブレードであることを特徴とする
    請求項18記載のプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記弾性クリーニングブレードは,再
    使用弾性クリーニングブレードであることを特徴とする
    請求項18記載のプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記新しい現像フレームはに設けられ
    ている現像ローラは,新しい現像ローラであることを特
    徴とする請求項17記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記新しい現像フレームに取り付けら
    れる現像ローラは,再使用現像ローラであることを特徴
    とする請求項21記載のプロセスカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記再使用ドラムフレームには,画像
    形成時に前記感光体ドラムに帯電を行うための再使用帯
    電手段が設けられていることを特徴とする請求項17記
    載のプロセスカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記再使用帯電手段は,コロナワイヤ
    を有するコロナ帯電器であることを特徴とする請求項2
    3記載のプロセスカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記再使用帯電手段は,ローラを有す
    る帯電ローラであることを特徴とする請求項23記載の
    プロセスカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記新しい現像フレームには再使用現
    像ローラを設け,前記再使用ドラムフレームには新しい
    感光体ドラムと,新しい弾性クリーニングブレードと,
    再使用コロナ帯電器を設けることを特徴とする請求項1
    7記載のプロセスカートリッジ。
  27. 【請求項27】 前記新しい現像フレームには新しい現
    像ローラを設け,前記再使用ドラムフレームには新しい
    感光体ドラムと,新しい弾性クリーニングブレードと,
    再使用帯電ローラを設けていることを特徴とする請求項
    17記載のプロセスカートリッジ。
  28. 【請求項28】 前記新しい現像フレームには再使用現
    像ローラを設け,前記再使用ドラムフレームには新しい
    感光体ドラムと,再使用弾性クリーニングブレードと,
    再使用帯電ローラを設けていることを特徴とする請求項
    17記載のプロセスカートリッジ。
  29. 【請求項29】 前記新しい感光体ドラムは,円筒周面
    に有機感光体を有し,前記円筒端部にははす歯ギヤが設
    けられていることを特徴とする請求項17記載のプロセ
    スカートリッジ。
  30. 【請求項30】 前記新しいトナー現像フレームは,前
    記新しいトナーフレームと新しい現像フレームとが,新
    しいトナーシールを介在させた状態で,超音波溶着され
    ていることを特徴とする請求項17,18,21〜2
    3,26〜29の何れか1項記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  31. 【請求項31】 前記新しいトナーシールは,前記トナ
    ー収納部内に収納されているトナーが通過するための開
    口を有するプラスチック製の板部材に,前記開口を塞ぐ
    ように取り付けられており,前記トナーシールは取り外
    し可能であることを特徴とする請求項30記載のプロセ
    スカートリッジ。
  32. 【請求項32】 前記トナーシールは,前記プラスチッ
    ク製の板部材にヒートシールによって取り付けられてお
    り,前記板部材は前記トナーフレームに超音波溶着によ
    って取り付けられていることを特徴とする請求項31記
    載のプロセスカートリッジ。
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