JPH0731910A - 板ガラスに対する塗布液の塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

板ガラスに対する塗布液の塗布方法及び塗布装置

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JPH0731910A
JPH0731910A JP17912093A JP17912093A JPH0731910A JP H0731910 A JPH0731910 A JP H0731910A JP 17912093 A JP17912093 A JP 17912093A JP 17912093 A JP17912093 A JP 17912093A JP H0731910 A JPH0731910 A JP H0731910A
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JP
Japan
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plate glass
sheet glass
primer
coating liquid
frame
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Withdrawn
Application number
JP17912093A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Suzuki
好明 鈴木
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板ガラスの周縁部に一定幅で効率良く接着剤
を塗布する。 【構成】 台車2上の板ガラスGを搬送装置4の吸盤8
にて吸着し、搬送装置4にて板ガラスGを一方の槽10
上まで搬送し、治具17に板ガラスを受け渡す。これと
並行してプライマー9中に埋没していたパッド11を上
昇させ、パッド11を板ガラスGの周縁部に押し当て
る。これにより板ガラスGの周縁部にぷりまー9が一定
幅で転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板ガラスの周縁部にプラ
イマー、接着剤、被膜形成剤などの塗布液を塗布する方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントウインド、リヤウイン
ドとして板ガラスの周縁に樹脂モールを一体成形したも
のが用いられている。樹脂モールの成形は図4に示すよ
うに、回転治具100の吸盤101にて板ガラスGを保
持し、この状態で板ガラスGを回転しつつフェルト10
2やハケなどでプライマーを塗布し、このプライマーが
塗布された板ガラスGの周縁部を成形型のキャビティ内
に臨ませ、キャビティ内に溶融樹脂を射出することで成
形するようにしている。
【0003】プライマー等の塗布液の塗布方法として
は、上記の他にロボットのアーム先端に取り付けたディ
スペンサーを板ガラス周縁部に沿って移動させつつ塗布
する方法、スプレーやガンによって板ガラス周縁部に沿
って塗布する方法、更には定量分配弁による塗布方法等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の方
法では、人手による部分が多いため、極めて効率が悪
い。また塗り始めはフェルトに塗布液が多量に付着して
いるのと、人手によるため、塗布幅が均一にならず、食
み出しやカスレを生じる。
【0005】一方、ロボット等を用いる場合には、複雑
形状の板ガラスに対応することができず、特に深曲げ形
状品を採用することが多い自動車のウインドガラスに適
用する場合には、その形状に追従することができず大き
な課題となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
願発明に係る塗布液の塗布方法は、板ガラスの周縁形状
と等しい形状の枠状パッドを用意し、この枠状パッド表
面に塗布液を塗布若しくは含浸せしめた後、この枠状パ
ッドと板ガラスの一面側の周縁とを合せて接触せしめる
ことで板ガラスの一面側の周縁に塗布液を転写するよう
にした。
【0007】また本願発明に係る塗布液の塗布装置は、
塗布液を満たした槽と、この槽内に設けられるとともに
板ガラスの周縁形状と等しい形状の枠状パッドと、この
枠状パッドを槽内の塗布液の液面より上昇せしめるとと
もに塗布液中に埋没せしめる昇降機構と、板ガラスを前
記槽の上方まで搬送する搬送機構とを設けた。
【0008】
【作用】塗布液が塗布若しくは含浸せしめられている枠
状パッドの幅は一定であるので、この枠状パッドに板ガ
ラスを押し付ければ、均一な幅で塗布液が転写される。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る塗布液の塗布装
置の一例を示す全体図、図2は同塗布装置の一部を構成
する枠状パッドの斜視図、図3は図2のA−A線拡大断
面図である。
【0010】塗布液としてプライマーを塗布する塗布装
置は基台1の一側にプライマー塗布前の板ガラスGを積
載した台車2を、他側にプライマー塗布後の板ガラスG
を積載した台車3を配置し、これら台車2,3間の上方
に搬送装置4を配置している。この搬送装置4はパンタ
グラフ状のリンク5を介して上プレート6に対して下プ
レート7を昇降可能に取り付け、下プレート7には板ガ
ラスGを持上げ支持する吸盤8を設けている。
【0011】また、基台1上の左右にはプライマー9を
満たした槽10,10を設け、これら槽10内には一定
幅の枠状パッド11を配置している。枠状パッド11は
図2及び図3に示すようにスポンジやフェルト等のプラ
イマーが含浸しやすい材料から構成され、その形状はプ
ライマーを塗布する板ガラスGの外周縁形状に等しい形
状となっている。
【0012】また、枠状パッド11は枠体12上に貼着
され、この枠体12はフレーム13を介してロッド14
上端に取り付けられている。そして、ロッド14は槽1
0の底面を貫通して下方に延び、その下半部にはラック
15が刻設され、このラック15にモータにて回転する
ピニオン16が噛合している。
【0013】而して、ピニオン16が正転することでロ
ッド14が上昇し、パッド11は槽10のプライマー9
の液面よりも上昇し、ピニオン16が逆転することでロ
ッド14が下降し、パッド11は槽10のプライマー9
内に埋没する。
【0014】また、各槽10,10の上方には搬送装置
4との間で板ガラスGを授受する治具17を配置し、更
に各槽10,10の間には板ガラスの反転装置18を配
置している。
【0015】以上において、台車2上の板ガラスGを搬
送装置4の吸盤8にて吸着し、搬送装置4にて板ガラス
Gを一方の槽10上まで搬送し、治具17に板ガラスを
受け渡す。これと並行してプライマー9中に埋没してい
たパッド11を上昇させ、パッド11を板ガラスGの周
縁部に押し当てる。これにより板ガラスGの周縁部にプ
ライマー9が一定幅で転写される。
【0016】次いで、搬送装置4によって下面にプライ
マーが塗布転写された板ガラスGを反転装置18まで搬
送し、上下面を反転せしめ、更に搬送装置4によって板
ガラスGを他方の槽10上方まで搬送し、前記と同様に
して板ガラスG下面周縁部に一定幅でプライマーを転写
塗布する。これにより板ガラスGの両面にプライマーが
塗布されたことになる。
【0017】この後、搬送装置4によってプライマーの
塗布が完了した板ガラスGを台車3上に載置する。この
場合塗布したプライマー同士が重ならないように板ガラ
スG間にスペーサを入れる。
【0018】尚、図示例にあってはプライマー槽内にお
いて枠状パッドを昇降動せしめるようにしたが、枠体を
中空とし、この枠体内にプライマーを加圧して送り込
み、枠体に形成した孔からパッドにプライマーを供給
し、パッドからプライマーを滲み出させるようにしても
よい。このようにするとプライマーに空中の塵等が混入
することを防げる。またこの方法は、プライマーの粘性
が低い場合等に好適する。又、本発明はプライマーの塗
布に限らず、接着剤やセラミックカラー等の被膜を形成
する塗布液にも適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る塗布
液の塗布方法によれば、板ガラスの周縁形状と等しい形
状の枠状パッドの表面に塗布液を塗布若しくは含浸せし
めた後、この枠状パッドと板ガラスの一面側の周縁とを
合せて接触せしめるようにしたので、板ガラスの周縁に
一定幅で且つ正確に塗布液を塗布することができる。
【0020】また本願発明に係る塗布液の塗布装置によ
れば、塗布液を満たした槽と、この槽内に設けられると
ともに板ガラスの周縁形状と等しい形状の枠状パッド
と、この枠状パッドを槽内の塗布液の液面より上昇せし
めるとともに塗布液中に埋没せしめる昇降機構と、板ガ
ラスを前記槽の上方まで搬送する搬送機構とを設けたの
で、塗布液の塗布が自動で行える。更に、槽を一対設け
てこれら槽間に板ガラスの反転機構を配置するようにす
れば、板ガラスの表裏両面に連続して塗布液を塗布する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布液の塗布装置の一例を示す全
体図
【図2】同塗布装置の一部を構成する枠状パッドの斜視
【図3】図2のA−A線拡大断面図
【図4】従来の塗布方法を説明した斜視図
【符号の説明】
1…基台、2,3…台車、4…搬送装置、9…プライマ
ー(塗布液)、10…槽、11…パッド、12…枠体、
18…反転装置、G…板ガラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスの周縁形状と等しい形状の枠状
    パッド表面に塗布液を塗布若しくは含浸せしめ、この枠
    状パッドと板ガラスの一面側の周縁とを合せて接触せし
    めることで板ガラスの一面側の周縁に塗布液を転写し、
    次いで、同様の手段によって板ガラスの他面側周縁にも
    塗布液を転写するようにしたことを特徴とする板ガラス
    に対する塗布液の塗布方法。
  2. 【請求項2】 塗布液を満たした槽と、この槽内に設け
    られるとともに板ガラスの周縁形状と等しい形状の枠状
    パッドと、この枠状パッドを前記槽内の塗布液の液面よ
    り上昇せしめるとともに塗布液中に埋没せしめる昇降機
    構と、板ガラスを前記槽の上方まで搬送する搬送機構と
    を備えたことを特徴とする板ガラスに対する塗布液の塗
    布装置。
  3. 【請求項3】 前記槽は一対設けられ、これら槽間に板
    ガラスの反転機構が配置されていることを特徴とする請
    求項2に記載の板ガラスに対する塗布液の塗布装置。
JP17912093A 1993-07-20 1993-07-20 板ガラスに対する塗布液の塗布方法及び塗布装置 Withdrawn JPH0731910A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008075929A1 (es) * 2006-12-20 2008-06-26 Tenedora Nemak, S.A. De C.V. Método y aparato para ahumado automático de camisas de hierro
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