JPH0731870B2 - デイスクレコード再生装置 - Google Patents

デイスクレコード再生装置

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JPH0731870B2
JPH0731870B2 JP2227926A JP22792690A JPH0731870B2 JP H0731870 B2 JPH0731870 B2 JP H0731870B2 JP 2227926 A JP2227926 A JP 2227926A JP 22792690 A JP22792690 A JP 22792690A JP H0731870 B2 JPH0731870 B2 JP H0731870B2
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key
address
memory
disc
pickup
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幸一 野口
儀高 片山
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は例えばCD(光学式コンパクトディスク)方式
のディスクレコード再生装置に関する。
(従来の技術) 近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度再生化を図
るためにPCM(パルスコードモージュレーション)技術
を利用したデジタル記録再生方式を採用しつつある。
つまり、これはデジタルオーディオ化と称されているも
ので、オーディオ特性が記録媒体の特性に依存すること
なく、在来のアナログ記録再生方式によるものに比して
格段に優れたものとすることが原理的に確立されている
からである。
この場合、記録媒体としてディスク(円盤)を対象とす
るものはDADシステムと称されており、その記録再生方
式としても光学式、静電式、および機械式といったもの
が提案されている。いずれの方式を採用する場合であっ
てもそのディスクを再生する再生装置としては、やはり
在来のそれにみられない種々の高度のコントロール機能
や性能等を満足し得るものであることが要求されてい
る。
すなわち、これはCD方式のものを例にとってみると、直
径12cm,厚さ1.2mmの透明樹脂円盤にデジタルPCM化デー
タに対応したピット(反射率の異なる凹凸)を形成する
金属薄膜を被着してなるディスクをCLV(線速度一定)
方式により約500〜200r.p.m.の可変回転速度で回転駆動
せしめ、それを半導体レーザおよび光電変換素子を内蔵
した工学式ピックアップで内周側から外周側に向けてリ
ニアトラックキング式に再生せしめるものである。この
ディスクはトラックピッチが1.6μmであって片面でも
約1時間のステレオ再生をなし得る膨大な情報量がプロ
グラムエリア(半径25〜58mm)にアドレスデータと共に
デジタル化されて収録されており、それらの各曲番の開
始アドレスを示すテーブルオブコンテンツ(TOC)デー
タがリードインエリア(半径23〜25mm)にデジタル化さ
れて収録されている。
このようなディスクに対しディスクレコード再生装置
は、ディスクの記録情報が膨大であることから、所望の
非再生用データを容易に選択的に再生し得るようにする
ため早送りおよび早戻し動作をなす高速送り機能、なら
びに自動的に所望のアドレスを検索するサーチ機能を設
けられるようになっている。また、ディスクレコード再
生装置には、サーチ機能に付随して、被再生用データの
アドレスを適時に検索できるようにするために所望の情
報を記憶し得るメモリ機能が設けられたものもある。
このようなディスクレコード再生装置をより高性能にす
るため種々の方法が考えられている。例えばサーチ動作
を高速に行なわせるためにピックアップ送りモータを改
良したり、サーチ動作に必要な回路の改良が試みられて
いる。またCLV制御系の引き込みを早めたり、ピックア
ップの位置表示をより正確に行なわせるために新しい回
路開発が行なわれている。しかしながらまだ現状では、
ディスクレコード再生装置の諸機能が高速、高精度とい
える程でなく、より一層の高性能化が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ディスク
レコード再生装置が有する諸機能をより高性能化したデ
ィスクレコード再生装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するためにこの発明のディスクレコー
ド再生装置は、複数の被再生用データ及びそれらのアド
レスデータとが共にデジタル化されて、線速度一定で記
録されたディスクレコードをこれらのデータを読み取る
ピックアップを用いて再生するディスクレコード再生装
置において、複数の被再生用データ及びそれらのアドレ
スデータとが共にデジタル化されて、線速度一定で記録
されたディスクレコードをこれらのデータを読み取るピ
ックアップを用いて再生するディスクレコード再生装置
において、前記ディスクレコードの所望の位置に前記ピ
ックアップを移動させるサーチ手段と、前記ディスクレ
コードから再生されるアドレスデータを用いて前記ディ
スクレコードのデータの記録線速度もしくは記録線速度
に関連した値を得る手段と、この手段により得られた記
録線速度もしくは記録線速度に関連した値を利用して前
記サーチ手段のサーチ動作を行なうことを特徴とする (作 用) このように構成されたものにおいては、この再生装置で
再生されるディスクレコード1枚1枚の記録線速度また
はこれに関連した値を得て、サーチ動作を高速、高精度
化し、より高性能なディスクレコード再生装置を得るこ
とができる。
(実施例) この発明が適用されるCD式のディスクレコード再生装置
について、その一実施例を図面を参照して説明する。
先ず、この実施例におけるディスクレコード再生装置の
概要を第2図及び第3図に基いて説明する。
第2図はディスクレコード再生装置の正面外観図を示し
ており、キャビネット(110)の前面中央部の左側には
開閉自在に設けられた水平ローディング式のディスク装
填部(111)が形成されている。そしてこのディスク装
填部(111)の下方右側にはディスク装填部開閉用のオ
ープン/クローズ(OPEN/CLOSE)キー(112)があり、
ディスク装填部(111)の左側には電源断接用のパワー
(POWER)キー(113)が設けられている。
また、キャビネット(110)の全面中央部の右側には後
述する各種の表示をなすための表示部(114)があり、
さらに右端にはプレイ操作用のプレイ(PLAY)キー(11
5)及びポーズ操作用のポーズ(PAUSE)キー(116)が
設けられている。そしてキャビネット(110)の前面下
方には左から順次0,1,2…,9の数字キー(117)〜(12
6)、メモリ(MEMORY)キー(127)、メモリリード(M
−READ)キー(128)、クリア(CLEAR)キー(129)、
タイム(TIME)キー(130)、リピート(REPEAT)キー
(131)、リバース(REV)キー(132)、ファーストフ
ォワード(FF)キー(133)、ダウン(DOWN)キー(13
4)、アップ(UP)キー(135)、オートポーズ(AUTO P
AUSE)キー(136)及びストップ(STOP)キー(137)が
設けられている。
なお、上述の表示部(114)には、その左端部にデータ
(DATA)表示器(114a)、ディスク(DISC)表示器(11
4b)、ストップ(STOP)表示器(114c)、ポーズ(PAUS
E)表示器(114d)、プレイ(PLAY)表示器(114e)及
びメモリプレイ(M−PLAY)表示器(114f)が設けら
れ、右端部にオートポーズ(A−PAUSE)表示器(114
g)、トータルタイム(T−TIME)表示器(114h)、リ
メイニングタイム(R−TIME)表示器(114i)及びリピ
ート(REPEAT)表示器(114j)が設けられている。また
その中央部には16チャンネルのメモリインジケータ(ME
MORY−INDICATOR)(114k)、曲番(MUSIC NO)表示器
(114l)及び時間(TIME)表示器(114m)があり、その
下方左端までピックアップ位置表示器(114n)が設けら
れている。
第3図は第2図に示したCD方式のディスクレコード再生
装置の電気回路系を示している。すなわち、前述した各
キー(112)〜(137)を選択的に操作することにより、
マイクロコンピュータ及びインターフェイス回路等を有
してなる制御回路(201)を介してディスク再生系(20
2)を所定の状態にコントロールすると共に、前述した
表示部(114)により必要な表示をなすものである。
図中ディスク再生系(202)は制御回路(201)から外部
制御回路(203)を介してディスクモータ(204)及びピ
ックアップ送りモータ(205)が駆動されると、ディス
ク(206)に収録されたデータがピックアップ(207)に
より再生されて、その再生信号をRF信号検出回路(20
8)に送出する。このRF信号検出回路(208)は再生信号
をサーボ回路(209)に供給する信号と復調回路(210)
に供給する信号とに分離する。
ここで、サーボ回路(209)はピックアップ(207)に対
してフォーカス及びトラッキングサーボをなさしめると
共に、ピックアップ送りモータ(205)に対してリニア
トラッキングサーボをなさしめる各種の信号を送出して
いる。
また、復調回路(210)は再生信号からアドレス検出用
となる同期信号を分離し、この同期信号をアドレス検出
器(211)に供給すると共に、同期信号が分離された再
生信号をEFM復調してD/A変換器(212)に供給してい
る。ここで、アドレス検出器(211)で検出されたアド
レス信号は、リードインエリアのテーブルオブコンテン
ツ(TOC)データの場合制御回路(201)を介してRAM(2
13)に取り込まれると共に、必要なコントロール機能を
奏するのに供せられ、プログラムエリアのアドレスデー
タ(曲番、経過時間等)であれば制御回路(201)を介
して必要な表示をなすのに供せられる。また、D/A変換
器(212)でアナログ信号に戻された再生データは必要
なエラー訂正、デインタリーブ、エラー補正等の処理が
伴なわれた状態でスピーカ(216)を奏鳴駆動するのに
供せられることになる。
なお、図中ROM(214)は制御回路(201)を所定のプロ
グラムで駆動するためのものであり、表示部(114)は
表示をなす各種の信号を制御回路(201)より表示出力
制御回路(215)を介して供給され所定の状態に駆動さ
れる。
次に、第2図及び第3図に基いて前述した各キー(11
2),(115)〜(137)及び表示部(114)の機能につい
て説明する。
<オープン/クローズ(OPEN/CLOSEキー(112)> 再生中にこのキーを操作すると、再生状態が解除される
もので、制御回路(201)及び外部制御回路(203)を介
してディスクモータ(204)が停止し、レーザダイオー
ドがオフしてピックアップ(207)が始点位置に戻った
後、ディスク装填部(111)が開くようになされてい
る。またディスク装填部(111)が開いている状態でこ
のキーを操作すると、ディスク装填部(111)が閉じる
ようになされている。
<プレイ(PLAY)キー(115)> このキーは単独で使用される場合と、メモリリード(M
−READ)キー(128)または数字(0〜9)キー(117)
〜(126)の操作の後に続いて操作される場合とがあ
る。
先ず、単独で使用される場合にはマニュアルプレイモー
ドとしてこのキーを操作する直前の状態が後述するポー
ズ状態であれば、ポーズ状態を解除してディスクモータ
(204)、ピックアップ送りモータ(205)及びピックア
ップ(207)が作動しプレイ状態となる。しかるに、こ
のキーを操作する直前の状態が後述するメモリプレイモ
ード時でプレイ状態であった場合には、その曲の演奏終
了後にマニュアルプレイモードに移行する。さらに、サ
ーチ(指定曲番に関するアドレスをRAM(213)に取り込
まれたTCOデータに基いて検索しピックアップ(207)を
その曲の頭出しを行う位置まで移動させる)動作中に操
作された場合には、サーチ完了後にプレイ状態となるよ
うになされている。
そして、メモリリード(M−READ)キー(128)または
数字(0〜9)キー(117)〜(126)と複合的に使用し
た場合には、サーチ動作状態となり、サーチ完了後にプ
レイ状態となる。
<ポーズ(PAUSE)キー(116)> このキーも単独で使用される場合とメモリリード(M−
READ)キー(128)または数字(0〜9)キー(117)〜
(126)の操作の後に続いて操作される場合とがある。
先ず、単独で使用される場合には、このキーを操作する
直前の状態がプレイ状態であれば、プレイ状態を解除し
ピックアップ送りモータ(205)が停止してポーズ状態
となる。また、サーチ動作中に操作された場合には、サ
ーチ完了後にポーズ状態となるようになされている。
そして、メモリリード(M−READ)キー(128)または
数字(0〜9)キー(117)〜(126)と複合的に使用し
た場合には、サーチ動作状態になり、サーチ完了後にポ
ーズ状態となる。
<数字(0〜9)キー(117)〜(126)> このキーを操作することにより、各キーがディスク(20
6)に収録された被再生用データの曲番(MUSIC NO)す
なわちトラックナンバー(TNO)及び1曲(1TNO)中の
インデックス番号(X)と対応し再生曲指定を行う。ま
た、メモリ(MEMORY)キー(127)と複合的に使用して
メモリチャンネルへ数字キーデータを書き込む動作がな
される。
<メモリ(MEMORY)キー(127)> 前述の数字(0〜9)キー(117)〜(126)あるいは後
述するダウン(DOWN)キー(134)、アップ(UP)キー
(135)を操作した後にこのキーを押すと、そこで指定
された曲番が被記憶用データとして制御回路(201)RAM
(213)のメモリチャンネル(1〜16)に空いている最
小番号のチャンネルから順に書き込まれるようになって
いる。
<メモリリード(M−READ)キー(128)> このキーを数回押しメモリインジケータ(114k)に表示
されるチャンネルを移動させ、そこで指定した前述の書
き込まれたメモリチャンネル内容を読み出す。その後プ
レイ(PLAY)キー(115)を押すことにより、サーチ動
作を行いサーチ完了後にメモリプレイモードとなり、順
次メモリチャンネルに従って再生するようになってい
る。また、メモリチャンネル内容を変更する場合に、こ
のキーを操作して変更したいメモリチャンネルを呼び出
しそのチャンネルのメモリインジケータ(114k)が点滅
している間に数字(0〜9)キー(117)〜(126)を押
しさらにメモリ(MEMORY)キー(127)を押すことによ
ってメモリチャンネル内容の変更がなされる。
<クリア(CLEAR)キー(129)> 数字(0〜9)キー(117)〜(126)を誤って操作した
ときにこのキーを押すことにより、そのデータが取消さ
れ、曲番(MUSIC NO)表示器(114l)に本来の曲番が表
示される。なお、メモリリード(M−READ)キー(12
8)とこのキーとが同時に操作された場合にはメモリオ
ールクリア動作状態となるようになされている。
<タイム(TIME)キー(130)> このキーを操作する毎に、時間表示器(114m)に表示す
る時間を一曲経過時間(通常表示)から全曲経過時間さ
らに全曲残時間の順に切替えるようになされている。
<リピート(REPEAT)キー(131)> このキーを操作する毎に全曲あるいは全メモリチャンネ
ルのリピート(繰り返し再生)のオン、オフとなるよう
になされている。
<リバース(REV)キー(132)> このキーを押している間ピックアップ送りモータ(20
5)によりピックアップ(207)をディスク半径方向の内
周側へ高速で移動せしめ早戻し動作がなされる。
<ファースト・フォワード(FF)キー(133)> このキーを押している間ピックアップ送りモータ(20
5)によりピックアップ(207)をディスク半径方向の外
周側へ高速で移動せしめ早戻り動作がなされる。
<ダウン(DOWN)キー(134)> マニュアルプレイモード時にこのキーが操作されると、
現在演奏中の曲の開始部分(頭)のアドレスを目的アド
レスとするサーチ動作が行われ、サーチ完了後にサーチ
前のモード状態になる。
また、メモリプレイモード時にこのキーが操作される
と、現在演奏中のメモリチャンネル内容(曲番)に対応
するメモリ演奏開始部分のアドレスを目的アドレスとす
るサーチ動作が行われ、サーチ完了後に再びサーチ前の
モード状態になる。
さらにサーチ動作中にこのキーが操作されると、マニュ
アルプレイモード時には曲番(MUSIC NO)表示器(114
l)に表示中のサーチ目的TNOに対しその一つ前のTNOを
有する曲の開始部分のアドレスを目的アドレスとするサ
ーチ動作が行われ、またメモリプレイモード時であれば
曲番(MUSIC NO)表示器(114l)に表示中の曲番すなわ
ちサーチ目的メモリチャンネル内容に対しその一つ前の
メモリチャンネル内容に対応するメモリ演奏開始部分の
アドレスを目的アドレスとするサーチ動作が行われるよ
うになっている。
<アップ(UP)キー(135)> マニュアルプレイモード時にこのキーが操作されると、
次の曲の開始部分のアドレスを目的アドレスとするサー
チ動作が行われ、サーチ完了後にサーチ前のモード状態
になる。
また、メモリプレイモード時にこのキーが操作される
と、次のメモリチャンネル内容に対応するメモリ演奏開
始部分のアドレスを目的アドレスとするサーチ動作が行
われ、サーチ完了後に再びサーチ前のモード状態にな
る。
さらにサーチ動作中にこのキーが操作されると、前述の
ダウン(DOWN)キー(134)の場合と対称的に、マニュ
アルプレイモード時にはサーチ目的TNOに対しその次のT
NOを有する曲の開始部分のアドレスを目的アドレスとす
るサーチ動作が行われ、またメモリプレイモード時であ
ればサーチ目的メモリチャンネル内容の次のメモリチャ
ンネル内容に対応するメモリ演奏開始部分のアドレスを
目的アドレスとするサーチ動作が行われるようになって
いる。
<オートポーズ(AUTO PAUSE)キー(136)> このキーを操作する毎にオートポーズ(1曲演奏終了後
に自動的にポーズ状態となる)のオン、オフとなるよう
になされている。
<ストップ(STOP)キー(137)> このキーを操作するとプレイ状態が解除され、第1曲目
サーチを行った後にディスクモータ(204)ピックアッ
プ送りモータ(205)及びピックアップ(207)が停止す
るようになっている。
<データ(DATA)表示器(114a)> ピックアップ(207)がデイスクのリードインエリアに
収録されたTOCデータを読み取っている場合に点滅し、T
OCデータが全て正常に読み取られた場合に点灯するよう
になされている。
<ディスク(DISC)表示器(114b)> オープン/クローズ(OPEN/CLOSE)キー(112)が操作
された後、ディスク装填部(111)が開閉動作を行って
いる時に点滅する。また、ディスク装填部(111)が開
いている時に消灯し、ディスク装填部(111)が閉じ且
つディスク(206)が装填されている時に点灯するよう
になっている。
<ストップ(STOP)表示器(114c)> ストップ状態の時に点灯するようになされている。
<ポーズ(PAUSE)表示器(114d)> ポーズ状態の時に点灯するようになされている。
<プレイ(PLAY)表示器(114e)> プレイモード時に点灯するようになされている。
<メモリプレイ(M−PLAY)表示器(114f)> メモリプレイモード時に点灯するようになされている。
<オートポーズ(A−PAUSE)表示器(114g)> オートポーズ機能がオンしている状態で点灯するように
なされている。
<トータルタイム(T−TIME)表示器(114h)> 時間(TIME)表示器(114m)に表示されている時間が全
曲経過時間の場合に点灯するようになされている。
<リメイニングタイム(R−TIME)表示器(114i)> 時間(TIME)表示器に表示されている時間が全曲残時間
の場合に点灯するようになされている。
<リピート(REPEAT)表示器(114j)> リピート機能がオンしている状態で点灯するようになさ
れている。
<メモリインジケータ(MEMORY−INDICATOR)(114k)
> 16チャンネル分を有しており、書き込まれている全ての
メモリチャンネルに対応する部分が点灯する。またメモ
リプレイモード時には再生中のメモリチャンネルに対応
する部分が点滅するようになっている。さらにメモリ書
き込みあるいは読み出し動作中にもその動作中のメモリ
チャンネルに対応する部分が点滅するようになってい
る。
<曲番(MUSIC NO)表示器(114l)及び時間(TIME)表
示器(114m)> これらは合せて8桁の数字表示器でなるもので、総称し
てアドレス表示部となる。すなわち左側より各々2桁ず
つがTNO(トラックナンバー)、X(インデックス番
号)、MIN(分)、SEC(秒)を表わしている。ここでMI
N,SECはタイム(TIME)キー(130)の操作に応じて1曲
経過時間(TNOが変わるごとに00分00秒から始まる)、
全曲経過時間、全曲残時間を表示するようになってい
る。また、ディスク装填部(111)が開いている時には
全てが消灯し、再生状態では全てが点灯して再生中のア
ドレスを表示するようになっている。
そして、数字(0〜9)キー(117)〜(126)またはメ
モリリード(M−READ)キー(128)を操作した場合、T
NO,Xのみ表示してMIN,SECは消灯する。また、サーチ動
作中はTNO,Xが点滅し、MIN,SECが消灯するようになって
いる。
<ピックアップ位置表示器(114n)> ピックアップ(207)のディスク(206)に対する現在の
演奏位置を表示するもので、左側から全曲経過時間に対
応する部分が点灯し、全曲残時間に対応する部分が消灯
するようになっている。
次に、ROM(214)に書込まれているプログラムをフロー
チャートで示すと第1図のようになる。プログラムがス
タートすると、制御回路(201)内のマイクロコンピュ
ータはこの制御回路内のインターフェース及びサーチ機
能回路、外部制御回路(203)、ピックアップ送りモー
タ(205)、RF検出回路(208)、サーボ回路(209)、
復調回路(210)アドレス検出回路(211)によりあらか
じめROM(214)に記憶された所定アドレス(T1)をピッ
クアップ(207)でサーチさせる。マイクロコンピュー
タはインターフェース、外部制御回路(203)を介し
て、ピックアップをNトラック先まで移動させる(ステ
ップ)。ここでNはN≧1の正の整数である。このピ
ックアップの半径方向への移動量(トラックの本数)は
例えばRF検出回路の出力信号の変化をカウントすること
により容易に行うことができる。ピックアップが実際に
到達した到着アドレス(T2)がアドレス検出回路(21
1)より読み出し可能となり、インターフェース、マイ
クロコンピュータを介してRAM(213)へ記憶される(ス
テップ)。あらかじめROM(214)に記憶されている所
定アドレス(T1)、予定アドレス(TT)、所定先速度
(VT)、RAM(213)へ記憶されている到達アドレス
(T2)により下記の式を演算し、ディスクレコードの
実際の線速度(VD)を求める(ステップ)。
ここでこの式について説明する。
一般にディスクレコード上の基準位置(アドレスTX)と
任意の位置(アドレスTY)の間のトラック数Nは次式で
表わされる。
ディスクレコード上の基準位置(アドレスTX)はディス
クレコードの中心からriの所にありこの位置から外周方
向にNトラック進んだ位置にアドレス(TY)の位置があ
る。ここでディスクレコードの中心からアドレス(TY
までを半径とするディスクレコード上の面積をS、中心
からアドレス(TX)までを半径とするディスクレコード
上の面積をS1,面積Sから面積S1を除いた部分の面積をS
2とする。
以上より式が導びかれる。
ここでピックアップの現在位置をアドレス(T1)としこ
の位置を基準位置(半径r)とする。この位置からピッ
クアップをディスクレコードの外周方向にNトラック移
動させるとすると、到達するであろう予定アドレスは上
述のテーブルより演算してアドレス(TT)となる。また
移動後のピックアップが実際に到達した位置をアドレス
(T2)とし、このディスクレコードの実際の線速度をVD
とすると式より次式が得られる。
式より という式の関係が成り立つ。すなわち、既知のトラッ
ク数を移動させた場合のアドレスの比率を求める事によ
りディスクレコードの実績の線速度を得ることができ
る。
このようにして、今までは必要としていなかったディス
クレコードの実際の線速度または線速度に関連するアド
レスの比率を求めた理由を説明する。
ディスクレコードへのデータの記録線速度については、
CDの場合の規格では1.2〜1.4m/sと定められている。市
販されているディスクの記録線速度は、1.2m/sのものが
多いようであるが、1.2m/s以外のディスクもある。この
記録線速度は、ディスクレコードの製造時に決まり、製
造会社や製造装置によって異なっている。ディスクレコ
ード1枚1枚が異なった記録線速度の場合、例えば標準
記録線速度を1.2m/sであると想定してサーチ機能を設計
したディスクレコード再生装置において、線速度が1.2m
/s以外のディスクレコードを再生した場合、他の設計努
力を行なってもサーチ時間をある程度以下に短縮するこ
とができないことに気付いた。これは、サーチ開始から
目標アドレスをサーチするまでの間にピックアップが半
径方向へ移動する(トラックジャンプ、トラックキッ
ク)回数が、線速度の相異により多くなってしまい時間
がかかるためである。したがって、現在再生中のディス
クレコードの実際の線速度か線速度に関連した値を求め
ることでこれまで不可能だったサーチ動作の高速・高精
度化が図れ、またCLV制御系の高速引き込みやピックア
ップの位置表示の正確度向上などが可能になると考えた
のである。
さて、本実施例により得られたディスクレコードの実際
の線速度は、例えばサーチ動作の高速・高精度化のため
に利用される。ROM(214)に記憶されているアドレス
(演奏時間)対ディスクレコードの半径距離のテーブル
を、その実際の線速度により補正する(ステップ)。
例えば、マニュアルプレイモード時にアップ(UP)キー
(135)が操作されると、次の曲の開始部分のアドレス
を目的アドレスとするサーチ動作が行われる。ピックア
ップ(207)は、ディスクレコードの半径方向に移動さ
せられるが、この移動すべき半径方向の距離に関するデ
ータを現在のアドレスをもとにしてテーブルより読み出
す。この距離を実際の線速度により補正する。すなわ
ち、実際の線速度が大の場合(例えば1.35m/s)は、こ
の距離を大きく、実際の線速度が小の場合(例えば、1.
20m/s)は、小さくなるように補正してピックアップ(2
07)を移動させる。このようにすることでサーチ動作の
精度を向上することができ、高速サーチが実現できる。
さらに、ここで得られたディスクレコードの実際の線速
度は、CLV制御系の引き込みを早めるためや、ピックア
ップの位置表示のためにも利用できる。
また、原出願である特願昭58−157759の出願明細書にも
記載したように、実際の線速度はアドレス(演奏時間)
の比率を求めることにより得ている。この比率を利用す
ることでも同様の作用が行なえる。すなわち、実際の線
速度のかわりに実際の記録線速度を得るための補正係数 例えば、 (記録線速度に関連した値)を利用しても良い。
以上説明したように本発明の実施例では制御回路内のマ
イクロコンピュータを使用したが各構成をハードのみ
(マイクロコンピュータを使用せずに)実現可能である
ことは自明である。またマイクロコンピュータを利用し
て本発明を実現した場合、そのフローチャートは第1図
に限定されるものではなく特許請求の範囲の各要件に対
応する機能実現手段が存在するようにソフトウェアを組
めばよく、そのフローチャートも種々変更できるもので
ある。
[発明の効果] 以上、詳述してきたように本発明によれば簡単な構成
で、ディスクレコード再生装置の各種機能を高速・高精
度化し、より高い性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作を示すフローチャー
ト、第2図はこの発明に係るディスクレコード再生装置
の一実施例を示す正面外観図、第3図は第2図に示した
ディスクレコード再生装置の電気回路系を示すブロック
構成図である。 201……制御回路 202……ディスク再生系 205……ピックアップ送りモータ 207……ピックアップ 209……サーボ回路 211……アドレス検出回路 213……RAM 214……ROM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の被再生用データ及びそれらのアドレ
    スデータとが共にデジタル化されて、線速度一定で記録
    されたディスクレコードをこれらのデータを読み取るピ
    ックアップを用いて再生するディスクレコード再生装置
    において、前記ディスクレコードの所望の位置に前記ピ
    ックアップを移動させるサーチ手段と、前記ディスクレ
    コードから再生されるアドレスデータを用いて前記ディ
    スクレコードのデータの記録線速度もしくは、記録線速
    度に関連した値を得る手段と、この手段により得られた
    記録線速度もしくは、記録線速度に関連した値を利用し
    て前記サーチ手段のサーチ動作を行なうことを特徴とす
    るディスクレコード再生装置。
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