JPH07318362A - 測位情報表示装置 - Google Patents

測位情報表示装置

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JPH07318362A
JPH07318362A JP18909194A JP18909194A JPH07318362A JP H07318362 A JPH07318362 A JP H07318362A JP 18909194 A JP18909194 A JP 18909194A JP 18909194 A JP18909194 A JP 18909194A JP H07318362 A JPH07318362 A JP H07318362A
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JP
Japan
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music
map
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positioning
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JP18909194A
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English (en)
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Takashi Takinami
崇 瀧浪
Tadanaka Ogaki
忠央 大垣
Hirotaka Yamamoto
浩孝 山本
Maki Tashiro
真樹 田代
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音楽CDを再生できるCD−ROM方式のナ
ビゲーションシステムにおいて、音楽CD再生情報と測
位情報とを同一画面上に表示し、モードを切り換えなく
ても音楽CDを再生しながら測位情報を確認可能とす
る。 【構成】 現在位置測位装置8により測定された現在位
置情報は、経由地点誘導装置16、経由地点変換回路1
7を介して映像合成回路13に送られる。また、音楽C
D読み出し部4からの音楽CD情報は、音楽CD情報変
換回路2を介して映像合成回路13に送られる。これら
の現在位置情報と音楽CD情報とは、映像合成回路13
で合成されて、画面表示装置14に同時に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の乗物の現在
位置を測定して表示するいわゆるナビゲーション装置等
の測位情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、地図情報記録媒体として
例えばいわゆるCD−ROM、すなわちコンパクトディ
スク(CD)を使った読み出し専用メモリを用い、ま
た、例えばいわゆるグローバルポジショニングシステム
(GPS)のような測位装置で現在位置を測定して、液
晶表示装置(LCD)や陰極線管(CRT)等の表示装
置に地図上の現在位置を表示するような測位情報表示装
置が普及されつつある。
【0003】このような従来の測位情報表示装置におい
て、使用者が、例えば地図情報記録媒体である上記CD
−ROM等の光学式地図情報再生専用ディスクの再生モ
ードを選択した場合に、現在位置に関する緯度、経度、
速度、進行方向等の測位情報を、測位情報表示装置のL
CD等の画面表示部に、地図上の位置とそれぞれの位置
が示す場所を表現したシンボルによって、もしくは具体
的な数値として表示が行われる。
【0004】また、使用者は、選択中の地図情報が及ぶ
範囲内において、任意の緯度、経度に情報を付随させ、
この情報を測位情報表示装置内部に記憶することが可能
であり、それらの位置を使用者が意味付けした異なるシ
ンボルで、地図上に表示させることができる。上記の付
随させる情報とは、出発地、経由地、自宅といった経路
情報と、これらのような経路情報としての意味は持たず
に、目印的な意味を持つマーク情報の2種類に分けられ
る。使用者によって設定された上記経路情報を基に上記
測位情報と組み合わせ、未到達経路地までの距離、方位
を上記測位情報表示装置と音声によって使用者に知らせ
ることも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したC
D−ROMの再生装置は、一般に音楽用のCDも再生可
能であり、例えば高速道路に乗っているときのように地
図確認の必要が無い場合等には、音楽CDを再生してい
ることも多い。このとき上記LCD等の表示部には、音
楽CDの再生内容に関する情報、例えば曲番号、曲再生
時間等を表示することが考えられている。
【0006】ところが、音楽CDの再生中でも測位情報
を知りたいことがあり、このような場合には、例えば地
図用のCD−ROMの再生モードに切り換える操作等が
必要となる。このため、切換操作に手間がかかるのみな
らず、測位情報を確認しようとする毎に音楽CDの再生
を中断しなくてはならず、不便である。
【0007】そこで、本発明は、音楽CDの再生時にで
も、地図CD−ROM再生時にのみ表示可能であった現
在地の測位情報等を音楽CDの再生情報と同時に表示で
きるような測位情報表示装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る測位情報表
示装置は、上述の課題を解決するために、音楽ソースを
再生可能な再生手段と、乗物の現在位置を検出する測位
装置と、この測位装置から得られた情報を表示する表示
手段とを有している。また、上記再生手段により再生し
ている音楽ソース情報と上記測位装置にて得られた測位
情報とを同時に上記表示手段にて表示することを特徴と
している。
【0009】ここで、地図情報記録媒体を再生する再生
手段からの地図情報を、上記表示手段に表示することが
好ましい。
【0010】また、上記音楽ソースとして光学式オーデ
ィオディスクを用い、上記地図情報記録媒体として光学
式再生専用ディスクを用いることが好ましい。
【0011】また、所望の位置を設定する位置設定手段
を設け、この位置設定手段により設定された位置までの
距離及び方向を上記表示手段にて表示することが好まし
い。
【0012】さらに、上記乗物の位置が、上記設定位置
の近傍に位置したときに報知する報知手段を設けること
が挙げられ、また、上記音楽ソース情報を上記表示手段
に表示した状態で上記乗物が上記設定位置の近傍に到達
するとき、上記地図情報を上記の表示手段にて表示する
ことが挙げられる。
【0013】
【作用】本発明に係る測位情報表示装置によれば、再生
手段により音楽ソースを再生しているとき、音楽ソース
関連情報と同時に、測位手段からの乗物の現在位置の情
報を表示手段で表示することにより、例えば地図表示モ
ードのような測位情報表示モードに切り換えることなく
測位情報を確認することができる。
【0014】また、位置設定手段を設けることで所望位
置の設定ができ、位置設定手段により設定された位置ま
での距離及び方向を表示手段にて表示することで、所望
の位置までの経由地を設定し、この経由地までの距離及
び方向が表示手段に表示される。
【0015】また、報知手段を設けることで、設定位置
の近傍に乗物が近付いたことが音声等で報知される。あ
るいは、音楽ソース情報を表示手段に表示した状態で、
設定位置の近傍に乗物が到達したとき、設定位置近傍の
地図情報が表示手段に表示される。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る測位情報表示装置の実施
例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る測位情報表示装置の
一実施例の概略構成を示すブロック回路図である。ま
た、図2は、本実施例の測位情報表示装置の概略的な動
作原理を示すフローチャートである。なお本実施例にお
いては、音楽ソースとして通常のオーディオCD(以
下、音楽CDという)を、地図情報記録媒体としてCD
を使った読み出し専用メモリ(以下、地図CD−ROM
という)を用いている。
【0018】先ず本実施例の全体の概略的な動作につい
て、図2を参照しながら説明する。図2中で、左半分は
音楽CD情報の処理の流れを、右半分は地図CD−RO
M情報の処理の流れを表している。
【0019】先ず、音楽CDを再生しているときの動作
の流れを説明する。ステップS1において、外部入力、
具体的にはキー入力があるか否かが判断され、NOの場
合、すなわちキー入力のない場合はステップS2に進ん
で音楽CDの再生を続行し、YESの場合、すなわち上
記キー入力がある場合は、ステップS3に進んでディス
クの変更か否かが判断される。このディスクの変更は、
チェンジャ機能付きのプレーヤの場合に、ディスク選択
操作によりチェンジャ機構が動作してディスクの自動交
換を行うこと意味するが、チェンジャ機能無しのプレー
ヤの場合における、手動によるディスク交換に対応させ
てもよい。
【0020】上記ステップS3でNOの場合、すなわち
上述のディスク変更がなされない場合は、ステップS2
に進んで音楽CDの再生を行う。ステップS3でYE
S、すなわちディスク変更がされた場合は、ステップS
4に進んで上記変更されたディスクが音楽CDか否かの
判別が行われ、YESの場合、すなわち音楽CDの場合
には、ステップS2に進んで音楽CDの再生が行われ
る。
【0021】この音楽CD再生動作中において、ステッ
プS5では、前記GPS等の測位装置からの測位データ
の処理を行い、次のステップS6で誘導モードあるいは
ナビゲーションモードがオンしているか否かの判別が行
われる。YESの誘導オンモード時には、ステップS7
で誘導処理をした後、NOのオフ時にはそのまま、ステ
ップS8に進み、画面表示や音声出力の処理が行われ
る。このときの画面表示としては、音楽CDの再生情報
表示と同時に、後述するような測位情報表示が行われ
る。このステップS8から上記ステップS1に戻って、
音楽CD再生動作の処理ループを構成している。
【0022】次に、地図CD−ROMの再生処理ループ
において、ステップS11でキー入力があるか否かを検
出しており、NOのキー入力無しの場合は、ステップS
12に進んで、地図CD−ROMの再生処理を行う。ス
テップS11でYES、すなわちキー入力有りの場合
は、ステップS13に進んで、ディスク変更か否かの判
別を行う。ステップS13でNOの変更無しの場合は、
上記ステップS12に進み、地図CD−ROMの再生処
理を行う。ステップS13でYES、すなわちディスク
変更有りのときは、上記ステップS4に進み、音楽CD
か否かの判別が行われる。このステップS4でNO、す
なわち音楽CDでないときには、ステップS14に進ん
で、変更されたディスクに合わせた初期設定を行った上
で、上記ステップS12に進み、後述するような地図C
D−ROM再生処理を行う。
【0023】次に、図1を参照しながら本実施例の測位
情報表示装置の具体的な構成及び動作について説明す
る。
【0024】図1のディスク駆動装置1は、チェンジャ
により交換された、あるいは手動で挿入された光学式デ
ィスクを再生駆動し、ディスク識別回路3が再生ディス
クの識別を行っている。
【0025】ディスク識別回路3では、ディスク駆動装
置1で再生駆動されるディスクが、オーディオディスク
すなわち音楽CDであるか、または地図情報記録媒体の
再生専用ディスクすなわち地図CD−ROMであるか
を、ディスク上の内容を表すテーブルであるいわゆるT
OC(table of contents )を読み取って識別する。音
楽CDの場合には、音楽CD読み出し部4がディスクの
記録信号を読み出し処理し、地図CD−ROMの場合に
は、地図CD−ROM読み出し部10がディスクの記録
信号を読み出し処理する。
【0026】次に、音楽CD読み出し部4は、再生され
る音楽CDのオーディオ信号部分を音楽CD再生回路5
へ、上記音楽CD情報のオーディオ信号以外の部分、例
えばいわゆるサブコード情報等を音楽CD情報変換回路
2へ送っている。
【0027】音楽CD情報変換回路2では、音楽CD読
み出し部4から送られた上記オーディオ信号以外の情
報、すなわち音楽CDの再生状態や再生されている音楽
CDの内容の情報を、表示情報に変換し、映像合成回路
13へ送っている。
【0028】音楽CD再生回路5では、音楽CD読み出
し部4より送られたオーディオ信号部分について、デコ
ード処理やD/A変換処理や増幅処理等を含む再生処理
を施し、スピーカ21に送っている。
【0029】次に、現在位置測位装置8について説明す
る。現在位置測位装置8は、例えば自動車のナビゲーシ
ョンシステムとして知られている、いわゆるGPS(グ
ローバルポジショニングシステム:global positioning
system )の測位情報を受信すること等により、現在位
置を測定している。現在位置測位装置8による複数のG
PSの受信により得られた測位情報は、地図情報選択回
路9及び経由地点誘導装置16へ送られる。
【0030】地図情報選択回路9では、現在位置測位装
置8から送られる測位情報や地図切換回路15により送
られる後述する誘導情報等に基づいて、ディスク識別回
路3から送られる地図情報の中から処理されるべき情報
の選択を行い、この選択情報を地図CD−ROM読み出
し部10へ送っている。
【0031】地図CD−ROM読み出し部10では、地
図情報選択回路9から送られる上記選択情報を基に、上
記地図CD−ROMから目的の地図情報を読み出して地
図情報変換回路11へ送っている。地図CD−ROMに
記録されている地図情報として、地図表示用情報の他
に、地名等の関連情報を音声で出力するための音声情報
が含まれていることもあり、この音声情報については音
声情報変換回路6を介して音声合成回路7に送ってい
る。音声合成回路7で合成された音声信号は、スピーカ
21に送られて出力される。
【0032】地図情報変換回路11では、地図CD−R
OM読み出し部10から送られる上記の情報が表示情報
に変換され、地図表示回路12へ送られる。地図表示回
路12は、現実にLCD等の表示画面上に表示される内
容の画像信号、例えば上記表示情報から自車位置あるい
は目的位置の近辺の地図表示信号を出力し、映像合成回
路13へ送る。
【0033】次に、外部入力操作装置18は、ボタンや
キー等を操作することに応じて、地図切換回路15、経
由地点誘導装置16及び経緯度付随情報入力装置19に
入力を行う。
【0034】経緯度付随情報入力装置19は、外部入力
操作装置18の入力操作により経緯度付随情報を入力す
るためのものである。ここで具体的な動作の一例として
は、地図表示画面上で目的の位置にカーソルを移して例
えばクリックすることで、自動的にクリック位置の経緯
度を求めて入力したり、緯度経度数値を直接入力するこ
とが挙げられ、目的位置情報が緯度及び経度の情報とし
て経緯度付随情報記憶装置20へ送られる。目的位置を
経由地としたり最終目的地とするかを、使用者が任意で
決められる。経緯度付随情報記憶装置20では、経緯度
付随情報入力装置19から送られる目的位置に関する経
緯度の数値の情報が記憶される。さらに経緯度付随情報
記憶装置20では、記憶された目的位置情報が経由地点
誘導装置16に送られる。
【0035】外部入力操作装置18からの入力に応じ
て、経由地点誘導装置16は、経緯度付随情報記憶装置
20より読み出された目的位置情報と、現在位置測位装
置8から送られる測位情報とを基に計算して誘導情報を
得る。この誘導情報及び上記測位情報は、地図切換回路
15及び経由地点変換回路17へ送られる。なお経由地
の自動更新については、経由地点誘導装置16が、現在
位置測位装置8から送られる測位情報及び経緯度付随情
報記憶装置20からの目的位置情報によって判断して、
必要ならば自動更新を行うことを実現する。
【0036】地図切換回路15では、外部入力操作装置
18からの入力に応じて経由地点誘導装置16から送ら
れる上記誘導情報及び上記測位情報が、地図情報選択回
路9の動作における前述の地図選択する際の情報として
地図情報選択回路9へ送られる。なお外部入力操作装置
18による入力がない場合は、上記誘導情報及び上記測
位情報は地図切換回路15から送られない。すなわち地
図切換回路15の動作入力をするか否かで、地図情報選
択回路9にて誘導情報を含んだ表示地図を選ぶか否かが
決定される。
【0037】経由地点変換回路17では、経由地点誘導
回路16から送られる上記誘導情報及び上記測位情報が
表示情報に変換され、映像合成回路13へ送られる。
【0038】次に、映像合成回路13は、前述の音楽C
D情報変換回路2、地図表示回路12及び経由地点変換
回路17からの各表示用信号を合成して映像信号を得
て、画面表示装置14に送る。画面表示装置14は、映
像合成回路13からの映像情報を出力する。
【0039】本実施例では、自動車の現在位置を知るた
めの装置に適用した例を示したが、これに限定されず、
船舶など他の輸送手段において適用しても同様の効果が
得られる。
【0040】また、音楽ソースとして、音楽CDを挙げ
たが、これに限定されず、他の光学式オーディオディス
クを用いてもよい。
【0041】また、上記経由地情報として、目的位置を
設定する経由地的な意味を持たせたが、これに限定され
ず、例えば使用者の要求に応じて外部入力操作装置18
を介して、目的位置を可動式にするとともに、表示地図
上で現在地付近のマークを表示させ、そのマーク情報を
読みに行かせることで、上記のマークに付随した情報例
えば現在位置からマーク位置までの距離や方向などの情
報を表示させることもできる。
【0042】また、誘導中に経由地点のシンボルのみで
なく、経由地点付近の地図もある範囲保存できるように
し、上記の範囲に自車位置が来たら、保存してある地図
を表示させる音楽CD再生時の地図付経由地誘導機能を
持たせることも可能である。また、保存させる地図に交
差点情報も含め、必要に応じて上記交差点付近の拡大表
示させたりすることも可能である。
【0043】次に図3は、本発明に係る測位情報表示装
置による測位情報等の画面表示の具体例を表す図であ
る。
【0044】図3において、LCD(液晶表示装置)等
の画面30内の例えば上部位置に、音楽CDの現在の再
生状態の情報を示すウィンドウ31が表示されるように
なっている。音楽CD再生中には、このウィンドウ31
内に、例えばディスク番号41、トラック番号42、演
奏時間43等の数値情報と共に、例えば視覚的な回転動
作を伴うディスクのパターン44が表示されている。
【0045】このような音楽CDの再生に関する情報と
同時に、表示画面30内には、例えば上記GPSによる
測位情報が表示されている。測位情報は、自車の進行方
向表示ウィンドウ32、高度表示ウィンドウ33、緯度
経度表示ウィンドウ34、自車の速度表示ウィンドウ3
5及びGPS受信状態表示ウィンドウ36内にそれぞれ
の情報が表示されている。また、必要に応じて時計表示
部37や、音楽再生中の文字表示部38を設けてもよ
い。なお本表示例は、上記誘導情報を含まない例または
誘導モードオフの状態のものである。
【0046】次に図4は、本発明に係る測位情報表示装
置による第2の具体的な表示例を、図5は、同じく第3
の具体例をそれぞれ示す正面図である。これらの図4、
図5において、図3と対応する部分には同じ指示符号を
付して説明を省略する。
【0047】これらの図4、図5の表示の具体例におい
て、図3の具体例と異なる点は、図3において自車の進
行方向表示ウィンドウ32の代わりに、誘導状態表示ウ
ィンドウ81が置き代わっている点である。すなわち誘
導モードオンの状態の表示例である。図4では、第1経
由地点またはウェイポイント(way point )WP1まで
の方向82と自車の向く方向83とこれを表す文字84
とを表示している。図5では、誘導状態表示ウィンドウ
81内に、自車がWP1を通過して、第2の経由地点ま
たはWP2へ向かうようすを表している。
【0048】次に図6は、本発明に係る測位情報表示装
置による第4の表示具体例を表す正面図である。
【0049】図6では、通常のいわゆるナビゲーション
モードが選択され、自車位置付近の地図が表示されてい
る。図6において、地図上にはウェイポイントWP1ま
での距離表示ウィンドウ51、地図の縮尺表示ウィンド
ウ52、方角表示ウィンドウ53及び時計ウィンドウ5
4が表示される。また、地図内には、第1、第2のウェ
イポイントWP1、WP2を示す各マーク61、62、
ウェイポイントWP1までの方向マーク72、及び自車
の進行方向マーク73等も表示されている。
【0050】ここで、音楽CDを再生中において、自車
が上記予め設定したウェイポイント等の経由地や目的地
に接近したときに、アラームや音声等で報知したり、自
動的に図6に示すような地図表示に切り換えるようにし
てもよい。
【0051】この経由地について、例えば交差点情報等
を地図CD−ROMからダウンロードしてメモリに展開
しておき、経由地が近付いたときに、次の交差点を左
折、等の案内情報を音声で知らせるようにしてもよい。
【0052】再生手段としては、オートチェンジャ機能
付きのCD−ROMプレーヤを用い、音楽CDと地図C
D−ROMとを自動交換して再生することを想定してい
るが、手動でディスクを交換する場合にも適用でき、ま
たCDプレーヤとCD−ROMプレーヤとを個別に設け
る場合にも適用できる。媒体もCDやCD−ROMに限
定されず、他の種類の光学式オーディオディスクやデー
タディスク等を用いるようにしてもよい。
【0053】また、具体的な表示形態は、上記図3〜図
6の例に限定されず、例えば地図表示の上に音楽再生情
報表示用のウィンドウを表示してもよく、また、自車の
マークや経由地への方向指示マーク等も任意の形状とす
ればよく、種々の表示形態が考えられる。
【0054】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々の変更が可能であることは勿論である。例え
ば、地図を表示しないで文字や数字のみを表示するよう
な簡易型の測位装置にも適用可能である。
【0055】
【発明の効果】以上の説明からも明らかように、本発明
に係る測位情報表示装置によれば、再生手段により音楽
ソースを再生しているとき、音楽ソース情報と同時に測
位情報を表示手段にて表示することができるため、測位
情報確認のためにモード切換操作等を行う必要がなく、
便利である。この測位情報としては、現在地のみならず
経由地誘導情報も表示できる。この誘導情報としては、
経由地や目的地を設定して、設定位置までの距離や方向
を表示するような例が挙げられる。このような誘導情報
を同時に表示することにより、音楽CDを再生しながら
目的地への案内誘導も同時に行われる。
【0056】また、予め経由地や目的地を設定してお
き、設定位置に近付いたときに、アラームや音声で報知
したり、自動的に地図表示モードに切り換えたりするこ
とによって、運転者の注意を促し、道に迷ったり設定コ
ースから外れることによる時間のロス等の不具合を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測位情報表示装置の一実施例の概
略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明に係る測位情報表示装置の概略的な動作
を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る測位情報表示装置により表示され
た画面の具体例を示す正面図である。
【図4】本発明に係る測位情報表示装置により表示され
た画面の第2の具体例を示す正面図である。
【図5】本発明に係る測位情報表示装置により表示され
た画面の第3の具体例を示す正面図である。
【図6】本発明に係る測位情報表示装置により表示され
た画面の第4の具体例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ディスク駆動装置 2 音楽CD情報変換回路 3 ディスク識別回路 4 音楽CD読み出し部 5 音楽CD再生回路 6 音声情報交換回路 7 音声合成回路 8 現在位置測位装置 9 地図情報選択回路 10 地図CD−ROM読み出し部 11 地図情報変換回路 12 地図情報回路 13 映像合成回路 14 画面表示装置 15 地図切換装置 16 経由地点誘導装置 17 経由地点変換回路 18 外部入力操作装置 19 経緯度付随情報入力装置 20 経緯度付随情報記憶装置 21 スピーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図1】
【図2】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 真樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の現在位置を測定し表示する測位情
    報表示装置において、 音楽ソースを再生可能な再生手段と、 上記乗物の現在位置を検出する測位装置と、 この測位装置から得られた情報を表示する表示手段とを
    有し、 上記再生手段により再生している音楽ソース情報と上記
    測位装置にて得られた測位情報とを同時に上記表示手段
    にて表示することを特徴とする測位情報表示装置。
  2. 【請求項2】 地図情報記録媒体を再生する再生手段か
    らの地図情報を、上記表示手段に表示することを特徴と
    する請求項1記載の測位情報表示装置。
  3. 【請求項3】 上記音楽ソースとして光学式オーディオ
    ディスクを用い、上記地図情報記録媒体として光学式再
    生専用ディスクを用いることを特徴とする請求項2記載
    の測位情報表示装置。
  4. 【請求項4】 所望の位置を設定する位置設定手段を設
    け、この位置設定手段により設定された位置までの距離
    及び方向を、上記表示手段にて表示することを特徴とす
    る請求項1記載の測位情報表示装置。
  5. 【請求項5】 上記乗物の位置が、上記設定位置の近傍
    に位置したときに報知する報知手段を有することを特徴
    とする請求項4記載の測位情報表示装置。
  6. 【請求項6】 上記音楽ソース情報を上記表示手段に表
    示された状態で、上記乗物が上記設定位置の近傍に到達
    するとき、上記地図情報を上記表示手段にて表示するこ
    とを特徴とする請求項4記載の測位情報表示装置。
JP18909194A 1994-05-20 1994-05-20 測位情報表示装置 Pending JPH07318362A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004151027A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Xanavi Informatics Corp 車載用情報装置および表示信号生成方法
JP2004317410A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Denso Corp 装置

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