JPH0731824B2 - 半導体レ−ザ駆動回路 - Google Patents
半導体レ−ザ駆動回路Info
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- JPH0731824B2 JPH0731824B2 JP61010816A JP1081686A JPH0731824B2 JP H0731824 B2 JPH0731824 B2 JP H0731824B2 JP 61010816 A JP61010816 A JP 61010816A JP 1081686 A JP1081686 A JP 1081686A JP H0731824 B2 JPH0731824 B2 JP H0731824B2
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- JP
- Japan
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- recording
- signal
- semiconductor laser
- pulse
- light emission
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/06—Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/04—Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Head (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光学的に記録再生できる光ディスクに情報を記
録し、この光ディスクから記録した情報を再生するため
の光学的情報記録再生装置に用いる半導体レーザ駆動回
路に関する。
録し、この光ディスクから記録した情報を再生するため
の光学的情報記録再生装置に用いる半導体レーザ駆動回
路に関する。
従来の技術 光学的情報記録再生装置には記録，再生用の光源として
半導体レーザが用いられている。再生時には半導体レー
ザの出力光は1mw程度の一定レベル（DC発光）であり、
記録時の出力光レベルは再生時の出力光レベルの数倍を
必要とし、さらに記録パルス信号によって半導体レーザ
の出力光はパルス変調される。（パルス発光）また、一
般に半導体レーザは温度変化によりその発光出力の変動
が大きいので、半力光の安定化のために、半導体レーザ
からの出力光をピンダイオード等の受光素子でモニタし
て半導体レーザ駆動回路に帰還して制御系を構成してい
る。（特願昭59−157805号明細書） そして、記録時（パルス発光時）と再生時（DC発光時）
との切換えは記録ゲート信号によって行なわれる。通
常、この記録ゲート信号と記録信号は、記録再生装置の
外部のホストコンピュータ等でつくられる。すなわち、
ホストコンピュータ側から記録信号を送出する際に、ま
ず記録ゲート信号を開き、次に記録信号を送出し、送出
が終了したらゲート信号を閉じる。第２図はこの記録ゲ
ート信号と記録信号のタイミングを示したものである。
第２図Ａは記録ゲート信号、Ｂは記録信号である。この
ように、記録信号の先頭と記録ゲート信号の先頭は一致
せず、記録ゲート信号の先頭から、記録信号の先頭まで
の時間遅れは、約10〜20μ秒程度であり、又、同様に、
記録ゲート信号の終端は記録信号の終端より同じタイミ
ングだけ遅れている。
半導体レーザが用いられている。再生時には半導体レー
ザの出力光は1mw程度の一定レベル（DC発光）であり、
記録時の出力光レベルは再生時の出力光レベルの数倍を
必要とし、さらに記録パルス信号によって半導体レーザ
の出力光はパルス変調される。（パルス発光）また、一
般に半導体レーザは温度変化によりその発光出力の変動
が大きいので、半力光の安定化のために、半導体レーザ
からの出力光をピンダイオード等の受光素子でモニタし
て半導体レーザ駆動回路に帰還して制御系を構成してい
る。（特願昭59−157805号明細書） そして、記録時（パルス発光時）と再生時（DC発光時）
との切換えは記録ゲート信号によって行なわれる。通
常、この記録ゲート信号と記録信号は、記録再生装置の
外部のホストコンピュータ等でつくられる。すなわち、
ホストコンピュータ側から記録信号を送出する際に、ま
ず記録ゲート信号を開き、次に記録信号を送出し、送出
が終了したらゲート信号を閉じる。第２図はこの記録ゲ
ート信号と記録信号のタイミングを示したものである。
第２図Ａは記録ゲート信号、Ｂは記録信号である。この
ように、記録信号の先頭と記録ゲート信号の先頭は一致
せず、記録ゲート信号の先頭から、記録信号の先頭まで
の時間遅れは、約10〜20μ秒程度であり、又、同様に、
記録ゲート信号の終端は記録信号の終端より同じタイミ
ングだけ遅れている。
発明が解決しようとする問題点 上記の様な記録ゲートと記録信号の構成の場合において
理想的な記録時の半導体レーザの出力光の信号波形は第
２図Ｃに示した様にならねばならない。すなわち、記録
ゲート信号の開いている間の未記録部の出力光レベルｂ
は再生時の出力光レベルａより低く、記録部の出力光レ
ベルｃは再生出力光レベルａの数倍でなければならな
い。
理想的な記録時の半導体レーザの出力光の信号波形は第
２図Ｃに示した様にならねばならない。すなわち、記録
ゲート信号の開いている間の未記録部の出力光レベルｂ
は再生時の出力光レベルａより低く、記録部の出力光レ
ベルｃは再生出力光レベルａの数倍でなければならな
い。
第３図は半導体レーザの駆動電流を記録時と再生時で、
記録ゲート信号によって切換える従来の半導体駆動回路
の一例である。１は半導体レーザ、２は半導体レーザの
出力光をモニタするピンダイオード、３はピンダイオー
ド２でモニタされた出力光によって半導体レーザの制御
信号を得るための半レパワー制御回路、４は半レパワー
制御回路３の出力によって、制御電圧を発生させるオペ
アンプ、5a,5bは記録信号ｂにより半導体レーザ１に流
れる電流を変調するためのトランジスタ、8,9は記録
時、再生時のそれぞれの出力光を設定するために基準電
圧を発生させる可変抵抗器、7a,7bはアナログゲートス
イッチで、再生時7bのみON、記録時は7aのみONする。こ
の記録再生の切換えは記録ゲート信号ａにより7a,7bの
アナログゲートスイッチのON/OFFを制御することにより
行う。又、６は半導体レーザ１を駆動する電流源を構成
しているトランジスタである。記録時には、コンピュー
タ10の指令によりコントローラ11から記録ゲート信号Ａ
が出力されアナログゲートスイッチ7aのみがONし、直前
までの再生時の制御電圧に比べて、数倍程度の大なる制
御電圧がオペアンプ４に加わり、よって、トランジスタ
６は半導体レーザ１を再生時の数倍の出力光レベルとな
るように駆動すべく、多大の電流が流れる方向にONす
る。この際にコントローラ11から出力された記録信号Ｂ
によって変調された、半導体レーザ１の出力光の信号波
形は、第２図Ｄに示すようになってしまう。これは、記
録ゲート信号の先頭から、記録時の出力光レベルとなる
様に駆動すべく、半レパワー制御回路３によって記録パ
ワー制御がかかるが、記録信号Ｂの先頭までの時間間隔
は、信号が無い区間なので半導体レーザ１のパワーはOF
Fとなっている。従って、ピンダイオード２のモニタ出
力光もゼロなので半レパワー制御回路３はさらに半導体
レーザ１のパワーを増大するべく制御がかかる。この信
号が無い区間はパワーを増大する方向にますます制御が
かかり、この様な状態で記録信号Ｂが入力され、半導体
レーザ１がOFFからONになると、トランジスタ６は、半
導体レーザ１を急激に多大のパワーを出力すべく駆動す
るので、規定の記録パワーよりも過大なパワーが出力し
てしまい、半導体レーザ１の出力信号Ｄの先頭部はオー
バシュート気味になってしまう。同様に、記録信号Ｂの
後端から記録ゲート信号Ａが閉じるまでの区間は、記録
パワー制御がかかっているにもかかわらず、信号が無い
ので半導体レーザ１の出力はOFFとなっている。すなわ
ち半レパワー制御回路３によりますますパワーを増大す
る方向に制御がかかり、記録ゲート信号Ａが閉じた時点
で、半導体レーザ１がONになった際に、規定の再生パワ
ーよりも、過大のパワーが出力されてしまうという問題
点があった。
記録ゲート信号によって切換える従来の半導体駆動回路
の一例である。１は半導体レーザ、２は半導体レーザの
出力光をモニタするピンダイオード、３はピンダイオー
ド２でモニタされた出力光によって半導体レーザの制御
信号を得るための半レパワー制御回路、４は半レパワー
制御回路３の出力によって、制御電圧を発生させるオペ
アンプ、5a,5bは記録信号ｂにより半導体レーザ１に流
れる電流を変調するためのトランジスタ、8,9は記録
時、再生時のそれぞれの出力光を設定するために基準電
圧を発生させる可変抵抗器、7a,7bはアナログゲートス
イッチで、再生時7bのみON、記録時は7aのみONする。こ
の記録再生の切換えは記録ゲート信号ａにより7a,7bの
アナログゲートスイッチのON/OFFを制御することにより
行う。又、６は半導体レーザ１を駆動する電流源を構成
しているトランジスタである。記録時には、コンピュー
タ10の指令によりコントローラ11から記録ゲート信号Ａ
が出力されアナログゲートスイッチ7aのみがONし、直前
までの再生時の制御電圧に比べて、数倍程度の大なる制
御電圧がオペアンプ４に加わり、よって、トランジスタ
６は半導体レーザ１を再生時の数倍の出力光レベルとな
るように駆動すべく、多大の電流が流れる方向にONす
る。この際にコントローラ11から出力された記録信号Ｂ
によって変調された、半導体レーザ１の出力光の信号波
形は、第２図Ｄに示すようになってしまう。これは、記
録ゲート信号の先頭から、記録時の出力光レベルとなる
様に駆動すべく、半レパワー制御回路３によって記録パ
ワー制御がかかるが、記録信号Ｂの先頭までの時間間隔
は、信号が無い区間なので半導体レーザ１のパワーはOF
Fとなっている。従って、ピンダイオード２のモニタ出
力光もゼロなので半レパワー制御回路３はさらに半導体
レーザ１のパワーを増大するべく制御がかかる。この信
号が無い区間はパワーを増大する方向にますます制御が
かかり、この様な状態で記録信号Ｂが入力され、半導体
レーザ１がOFFからONになると、トランジスタ６は、半
導体レーザ１を急激に多大のパワーを出力すべく駆動す
るので、規定の記録パワーよりも過大なパワーが出力し
てしまい、半導体レーザ１の出力信号Ｄの先頭部はオー
バシュート気味になってしまう。同様に、記録信号Ｂの
後端から記録ゲート信号Ａが閉じるまでの区間は、記録
パワー制御がかかっているにもかかわらず、信号が無い
ので半導体レーザ１の出力はOFFとなっている。すなわ
ち半レパワー制御回路３によりますますパワーを増大す
る方向に制御がかかり、記録ゲート信号Ａが閉じた時点
で、半導体レーザ１がONになった際に、規定の再生パワ
ーよりも、過大のパワーが出力されてしまうという問題
点があった。
この様な問題点は記録再生装置の記録，再生する情報の
信頼性を低下させるだけでなく、半導体レーザに過大な
電圧がかかることによって、半導体レーザの寿命を短め
るものである。
信頼性を低下させるだけでなく、半導体レーザに過大な
電圧がかかることによって、半導体レーザの寿命を短め
るものである。
問題点を解決するための手段 上記に述べたような問題点を解決するために、本発明
は、半導体レーザの出力光を再生時（DC発光時）と記録
時（パルス発光時）で切り換えるためのゲート信号を、
記録パルス信号の先頭部と後端部を用いて発生した信号
と、半導体レーザ駆動回路の外部から与える、パルス発
光時とDC発光時の状態を規定する制御信号との論理積に
より得るように構成し、このゲート信号の、再生時（DC
発光時）から記録時（パルス発光時）に切換わるタイン
ミグは、前記パルス信号の先頭のパルスに立ち上がりエ
ッジと一致させ、さらに、記録時（パルス発光時）から
再生時（DC発光時）に切換わるタイミングは、前記パル
ス信号の後端のパルスの立ち下がりエッジからある時間
間隔を有する時点となるように構成する。
は、半導体レーザの出力光を再生時（DC発光時）と記録
時（パルス発光時）で切り換えるためのゲート信号を、
記録パルス信号の先頭部と後端部を用いて発生した信号
と、半導体レーザ駆動回路の外部から与える、パルス発
光時とDC発光時の状態を規定する制御信号との論理積に
より得るように構成し、このゲート信号の、再生時（DC
発光時）から記録時（パルス発光時）に切換わるタイン
ミグは、前記パルス信号の先頭のパルスに立ち上がりエ
ッジと一致させ、さらに、記録時（パルス発光時）から
再生時（DC発光時）に切換わるタイミングは、前記パル
ス信号の後端のパルスの立ち下がりエッジからある時間
間隔を有する時点となるように構成する。
作 用 上記のような手段によれば、再生時から記録時に切換わ
った際に同時は半導体レーザはONになるので、過大な記
録パワー制御がかかることなく規定の記録パワーレベル
が出力されるので、半導体レーザによって光ディスクへ
記録する信号の先頭部は保証され、又、記録時から再生
時に切換る際にも、記録信号終端から記録ゲート信号が
閉じるまでの時間間隔が半レパワー制御回路が応答する
時間に比べて充分短いので、過大な再生パワー制御がか
かることなく、再生信号のレベルも保証され、信頼性の
高い記録再生装置が得られる。
った際に同時は半導体レーザはONになるので、過大な記
録パワー制御がかかることなく規定の記録パワーレベル
が出力されるので、半導体レーザによって光ディスクへ
記録する信号の先頭部は保証され、又、記録時から再生
時に切換る際にも、記録信号終端から記録ゲート信号が
閉じるまでの時間間隔が半レパワー制御回路が応答する
時間に比べて充分短いので、過大な再生パワー制御がか
かることなく、再生信号のレベルも保証され、信頼性の
高い記録再生装置が得られる。
実施例 第１図は、本発明における一実施例半導体レーザ駆動回
路の構成を示した図である。記録時において、コンピュ
ータ10よりコントローラ11を介して記録信号Ｂが出力さ
れる。この記録信号は、1T,2T……NTの周期をもつパル
ス信号列より成る。この記録信号ＢがＤフリップフロッ
プ12にクロックして入力すると、記録信号Ｂの先頭エッ
ジでＤフリップフロップのＱ出力は、ハイレベルに立ち
上がり、記録ゲート信号Ｅの先頭のエッジをつくる。
又、カウンタ13はＤフリップフロップ12のクリア入力を
つくり出し、記録ゲート信号Ｅの後端のエッジを構成す
るためのものである。端子16から、カウンタ13を駆動す
るためのクロック信号が入力され、このクロック信号
は、記録信号Ｂのパルス幅の1/2の周期を持つもので、
記録信号Ｂの最大パルス間隔nTをカウントする。記録信
号Ｂがカウンタ13のクリア端子に入力されている間はnT
をカウントすることはできず、NANDゲート15の出力、す
なわち、Ｄフリップフロップ12のクリア入力はハイレベ
ルのままで、Ｑ出力はハイレベルのまま保たれ、記録ゲ
ート信号はＥは開いた状態に保たれる。記録信号Ｂの最
後のパルスがカウンタ13のクリア端子に入力されてから
nTがカウントされるとNANDゲート15の出力はローレベル
となり、Ｄフリップフロップ12はクリアされ、Ｑ出力は
ハイレベルからローレベルとなり、記録ゲート信号Ｅの
終端のエッジを構成する。そして、次の記録信号が入力
されるまでは、ＤフリップフロップのＱ出力はローレベ
ルとなり記録ゲート信号Ｅは閉じた状態、すなわち再生
時の状態を示す。第２図Ｅは上記のように構成した記録
ゲート信号のタイミングを示したものである。すなわ
ち、第２図に示すように記録信号Ｂの先頭部と記録ゲー
ト信号Ｅの先頭立上り部のエッジのタイミングは一致し
ており、又、記録ゲート信号Ｅの後端のエッジは、記録
信号Ｂの後端パルスのエッジより、nT遅れており、これ
は従来の記録ゲートの後端部の遅れより短い。
路の構成を示した図である。記録時において、コンピュ
ータ10よりコントローラ11を介して記録信号Ｂが出力さ
れる。この記録信号は、1T,2T……NTの周期をもつパル
ス信号列より成る。この記録信号ＢがＤフリップフロッ
プ12にクロックして入力すると、記録信号Ｂの先頭エッ
ジでＤフリップフロップのＱ出力は、ハイレベルに立ち
上がり、記録ゲート信号Ｅの先頭のエッジをつくる。
又、カウンタ13はＤフリップフロップ12のクリア入力を
つくり出し、記録ゲート信号Ｅの後端のエッジを構成す
るためのものである。端子16から、カウンタ13を駆動す
るためのクロック信号が入力され、このクロック信号
は、記録信号Ｂのパルス幅の1/2の周期を持つもので、
記録信号Ｂの最大パルス間隔nTをカウントする。記録信
号Ｂがカウンタ13のクリア端子に入力されている間はnT
をカウントすることはできず、NANDゲート15の出力、す
なわち、Ｄフリップフロップ12のクリア入力はハイレベ
ルのままで、Ｑ出力はハイレベルのまま保たれ、記録ゲ
ート信号はＥは開いた状態に保たれる。記録信号Ｂの最
後のパルスがカウンタ13のクリア端子に入力されてから
nTがカウントされるとNANDゲート15の出力はローレベル
となり、Ｄフリップフロップ12はクリアされ、Ｑ出力は
ハイレベルからローレベルとなり、記録ゲート信号Ｅの
終端のエッジを構成する。そして、次の記録信号が入力
されるまでは、ＤフリップフロップのＱ出力はローレベ
ルとなり記録ゲート信号Ｅは閉じた状態、すなわち再生
時の状態を示す。第２図Ｅは上記のように構成した記録
ゲート信号のタイミングを示したものである。すなわ
ち、第２図に示すように記録信号Ｂの先頭部と記録ゲー
ト信号Ｅの先頭立上り部のエッジのタイミングは一致し
ており、又、記録ゲート信号Ｅの後端のエッジは、記録
信号Ｂの後端パルスのエッジより、nT遅れており、これ
は従来の記録ゲートの後端部の遅れより短い。
このように構成した記録ゲート信号Ｅとコンピュータ10
よりコントローラ11を介して出力される記録再生を規定
する制御信号Ａをアンド回路14に入力し、記録ゲート信
号Ｅを確実なタイミングで発生させ、記録ゲート信号Ｅ
と先頭エッジが一致するように補償している。この記録
信号がトランジスタ5a,5bに入力され、半導体レーザ１
に流れる電流が変調される。半導体レーザ１からの出力
光は半導体レーザと同一ケース内に配置されたピンダイ
オード２に受光され、ピンダイオード２に光電流が発生
する。この光電流をモニタして、電圧に変換し、半導体
レーザのパワーを安定に制御する。制御信号を半レパワ
ー制御回路３にて発生する。又、同時に記録ゲート信号
Ｅはアナログゲートスイッチ7a,7bを制御し、記録時は7
aのみONとなり、記録時における半導体レーザ１の出力
光レベルを設定する基準電圧を発生させる可変抵抗器８
が選択され４のオペアンプからは、半導体レーザ１の出
力光を再生時のパワーから記録時のパワーに変換すべく
制御電圧が出力されトランジスタ６に多大の順電流を流
し、半導体レーザ１を駆動する。このようにして出力さ
れた半導体レーザ１の出力光の信号波形はＦのようにな
る。すなわち、記録信号Ｂの先端エッジと記録ゲート信
号Ｅの先端エッジのタイミングが一致しているので、過
大なパワー制御がかかることなく再生パワーから記録パ
ワーに切換り、又記録ゲート信号Ｅの閉じるタイミング
は記録信号Ｂの後端エッジよりnTだけの遅れなので半導
体レーザ１がOFFの間隔は半レパワー制御回路３が応答
する時間に比べて充分短いので、過大な再生パワー制御
がかかることなく、規定の再生信号レベルを出力するこ
とができ、信頼性の高い半導体レーザの光変調信号が得
られる。
よりコントローラ11を介して出力される記録再生を規定
する制御信号Ａをアンド回路14に入力し、記録ゲート信
号Ｅを確実なタイミングで発生させ、記録ゲート信号Ｅ
と先頭エッジが一致するように補償している。この記録
信号がトランジスタ5a,5bに入力され、半導体レーザ１
に流れる電流が変調される。半導体レーザ１からの出力
光は半導体レーザと同一ケース内に配置されたピンダイ
オード２に受光され、ピンダイオード２に光電流が発生
する。この光電流をモニタして、電圧に変換し、半導体
レーザのパワーを安定に制御する。制御信号を半レパワ
ー制御回路３にて発生する。又、同時に記録ゲート信号
Ｅはアナログゲートスイッチ7a,7bを制御し、記録時は7
aのみONとなり、記録時における半導体レーザ１の出力
光レベルを設定する基準電圧を発生させる可変抵抗器８
が選択され４のオペアンプからは、半導体レーザ１の出
力光を再生時のパワーから記録時のパワーに変換すべく
制御電圧が出力されトランジスタ６に多大の順電流を流
し、半導体レーザ１を駆動する。このようにして出力さ
れた半導体レーザ１の出力光の信号波形はＦのようにな
る。すなわち、記録信号Ｂの先端エッジと記録ゲート信
号Ｅの先端エッジのタイミングが一致しているので、過
大なパワー制御がかかることなく再生パワーから記録パ
ワーに切換り、又記録ゲート信号Ｅの閉じるタイミング
は記録信号Ｂの後端エッジよりnTだけの遅れなので半導
体レーザ１がOFFの間隔は半レパワー制御回路３が応答
する時間に比べて充分短いので、過大な再生パワー制御
がかかることなく、規定の再生信号レベルを出力するこ
とができ、信頼性の高い半導体レーザの光変調信号が得
られる。
発明の効果 以上のように本発明の半導体レーザ駆動回路は記録再生
を切換える記録ゲート信号を記録信号より構成し、又、
記録信号の先頭エッジと記録ゲート信号の先端エッジの
タイミングを一致させることにより、半導体レーザの変
調出力信号の先端パルスが過大出力光レベルになること
なく、確実に保証し、又、記録ゲート信号の閉じるタイ
ミングを記録信号の後端のエッジより発生させることに
より記録から再生に切換った際の再生信号のパワーレベ
ルも過大出力光レベルになることなく、確実に保証し、
信頼性の高い信号を記録再生する装置を提供することが
できる。
を切換える記録ゲート信号を記録信号より構成し、又、
記録信号の先頭エッジと記録ゲート信号の先端エッジの
タイミングを一致させることにより、半導体レーザの変
調出力信号の先端パルスが過大出力光レベルになること
なく、確実に保証し、又、記録ゲート信号の閉じるタイ
ミングを記録信号の後端のエッジより発生させることに
より記録から再生に切換った際の再生信号のパワーレベ
ルも過大出力光レベルになることなく、確実に保証し、
信頼性の高い信号を記録再生する装置を提供することが
できる。
そして本発明は、記録信号の先頭のパルスが過大出力光
レベルになることなく、記録信号の先頭のデータは保障
され、さらに記録パルス信号終端から記録ゲート信号が
閉じるまでの時間間隔が半導体レーザパワー制御回路が
応答する時間に比べて充分短く設定できるので、記録か
ら再生に切換わった時に、過大な再生パワー制御がかか
ることなく、再生信号のレベルも保障され、また、記録
再生切換え制御信号と論理積をとることにより、何等か
の誤動作で記録パルス信号にノイズが発生したり、記録
再生切換え制御信号か記録パルス信号のどちらかが切断
された場合でも、誤って記録してしまうこと（たとえば
記録パルス信号が欠如している時に記録制御信号がONと
なりDC記録をしてしまうことなど）が防ぐことができ
る。
レベルになることなく、記録信号の先頭のデータは保障
され、さらに記録パルス信号終端から記録ゲート信号が
閉じるまでの時間間隔が半導体レーザパワー制御回路が
応答する時間に比べて充分短く設定できるので、記録か
ら再生に切換わった時に、過大な再生パワー制御がかか
ることなく、再生信号のレベルも保障され、また、記録
再生切換え制御信号と論理積をとることにより、何等か
の誤動作で記録パルス信号にノイズが発生したり、記録
再生切換え制御信号か記録パルス信号のどちらかが切断
された場合でも、誤って記録してしまうこと（たとえば
記録パルス信号が欠如している時に記録制御信号がONと
なりDC記録をしてしまうことなど）が防ぐことができ
る。
第１図は、本発明における一実施例の半導体レーザ駆動
回路の構成を示す回路図、第２図は第１図，第３図にお
ける各部の信号波形図、第３図は従来の半導体レーザ駆
動回路の構成を示す回路図である。 １……半導体レーザ、２……ピンダイオード、４……オ
ペアンプ、5a,5b,6……トランジスタ、7a,7b……アナロ
グゲートスイッチ、8,9……可変抵抗器、10……コンピ
ュータ、11……コントローラ、12……Ｄフリップフロッ
プ、13……カウンタ、14……アンドゲート、15……ナン
ドゲート。
回路の構成を示す回路図、第２図は第１図，第３図にお
ける各部の信号波形図、第３図は従来の半導体レーザ駆
動回路の構成を示す回路図である。 １……半導体レーザ、２……ピンダイオード、４……オ
ペアンプ、5a,5b,6……トランジスタ、7a,7b……アナロ
グゲートスイッチ、8,9……可変抵抗器、10……コンピ
ュータ、11……コントローラ、12……Ｄフリップフロッ
プ、13……カウンタ、14……アンドゲート、15……ナン
ドゲート。
Claims (1)
- 【請求項１】パルス信号により半導体レーザの出力光を
変調する光変調手段と、前記半導体レーザの出力光をDC
発光時とパルス発光時とで切換えるためのゲート信号を
発生するゲート信号発生手段とを備え、このゲート信号
は、前記パルス信号の先頭部と後端部を用いて発生させ
た信号と、半導体レーザ駆動回路の外部から与えるパル
ス発光時とDC発光時の状態を規定する制御信号との論理
積により得ることを特徴とし、このゲート信号の、前記
DC発光時からパルス発光時に切換わるタイミングは、前
記パルス信号の先頭のパルスの立ち上がりエッジと同じ
タイミングであり、さらに、前記パルス発光時からDC発
光時に切換わるタイミングは、前記パルス信号の後端の
パルスの立ち下がりエッジからある時間間隔を有する時
点であることを特徴とした半導体レーザ駆動回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61010816A JPH0731824B2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 半導体レ−ザ駆動回路 |
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