JPH0731786A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JPH0731786A
JPH0731786A JP5182540A JP18254093A JPH0731786A JP H0731786 A JPH0731786 A JP H0731786A JP 5182540 A JP5182540 A JP 5182540A JP 18254093 A JP18254093 A JP 18254093A JP H0731786 A JPH0731786 A JP H0731786A
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JP
Japan
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water level
water
washing
detecting means
output
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Application number
JP5182540A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Asagoe
孝良 浅越
Fumio Ota
文夫 太田
Yoshitoyo Kenjo
好豊 見城
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量に応じた水量を
給水できる脱水兼用洗濯機において、洗濯時の洗濯物の
動きが適度な量になるよう必要以上の水を用いることな
く、水位を設定することを目的とする。 【構成】 洗濯兼脱水槽内部の洗濯物の量を検知する布
量検知手段27と、水受け槽内の水位を検知する水位検
知手段30と、布量検知手段27の出力と水位検知手段
30の出力とを入力し洗濯兼脱水槽への給水を制御する
とともにモータ13の動作を制御する制御手段24とを
備え、制御手段24は、布量検知手段27で検知した布
量に対応した設定水位まで給水した後、パルセーターを
複数回反転駆動したときの水位検知手段の30出力変動
幅が所定値より小さい場合、所定量追加給水するように
し、必要以上の水を用いることなく、洗濯時の洗濯物の
動きが適度な量になるよう水位を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯兼脱水槽内の洗濯
物の量に応じた水量を給水できる脱水兼用洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、脱水兼用洗濯機は、洗濯物の量を
検知して検知結果に対応した水量を給水するものが多く
を占めている。
【0003】従来、この種の脱水兼用洗濯機は、布量検
知手段と水位検知手段を備えており、布量検知手段は、
パルセーターを回転させて回転量を計測する方式のもの
が多く用いられている。この方式のものは、洗濯物がパ
ルセーターの回転を妨げ、洗濯物の量が多いほど回転を
妨げる力が大きくなることを利用したもので、パルセー
ターが回転するときの回転量が多いときは洗濯物の量が
少ないと判断し、回転量が少ないときは洗濯物の量が多
いと判断するものである。この布量検知手段で検知した
洗濯物の量に対応した水位まで給水するようにしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の脱水
兼用洗濯機では、布量検知手段で検知した洗濯物の量に
対応した水量を給水後、撹拌するとき、タオルシーツな
ど吸水し易い洗濯物の場合は、乾布で検知した洗濯物の
量の負荷よりも大きな負荷になるので、適切な洗濯がで
きないという問題を有していた。その対策として、最適
な水量を補給水して洗濯する必要があるが、この不具合
を精度よく検知する手段を持っていなかった。
【0005】また、布量検知手段がパルセーターの回転
量を計測するなどの間接的な方式である場合、正確に洗
濯物の量を検知をすることは難しいため、検知誤差分だ
け水位を高く設定しており、必要以上の水を使用すると
いう問題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、必要
以上の水を用いることなく、洗濯時の洗濯物の動きが適
度な量になるよう水位を設定することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、水受け槽と、前記水受け槽内に配設した洗
濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に配
設したパルセーターと、前記パルセーターを駆動するモ
ータと、前記洗濯兼脱水槽内部の洗濯物の量を検知する
布量検知手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水位
検知手段と、前記布量検知手段の出力と水位検知手段の
出力とを入力し前記洗濯兼脱水槽への給水を制御すると
ともに前記モータの動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記布量検知手段で検知した布量に対
応した設定水位まで給水した後、パルセーターを複数回
反転駆動したときの水位検知手段の出力変動幅が所定値
より小さい場合、所定量追加給水するようにしたことを
第1の課題解決手段としている。
【0008】また、上記第1の課題解決手段の制御手段
は、パルセーター回転時の水位検知手段の出力の最低値
とパルセーター停止時の前記水位検知手段の出力の最高
値との差が所定値より小さい場合、所定量追加給水する
ようにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0009】また、上記第1の課題解決手段の制御手段
は、パルセーターの回転、停止を一周期としたとき、一
周期内の任意期間の水位検知手段の出力の平均値と残り
の期間の前記水位検知手段の出力の平均値の差が所定値
より小さい場合、所定量追加給水するようにしたことを
第3の課題解決手段としている。
【0010】さらに、上記第1から第3の課題解決手段
の制御手段は、水位検知手段の出力変動幅に対応した水
量を追加給水するようにしたことを第4の課題解決手段
としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
給水後にパルセーターを複数回反転すると、水位検知手
段出力のの変動は、パルセーターの回転と密接に関係す
るため、水位検知手段の出力変動幅よりパルセーターが
適切に回っているかどうかを知ることができる。そのと
きの水位の変動を水位検知手段で検知して、この水位検
知手段の出力変動幅より水流の強さを判定して追加給水
を行うことにより、水流がある一定の強さになるよう
に、無駄のない水位設定を行うことができる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、洗濯物
の動きによって強い水流がおこり、大きな水位変動が起
きたときの誤検知を防止できる。
【0013】また、第3の課題解決手段により、検知の
精度を上げることができ、また、検知期間にパルス上の
ノイズが入っても無視することができる。
【0014】さらに、第4の課題解決手段により、追加
給水量を水位検知手段の出力変動幅に対応した水量とす
ることにより、きめ細かい水位制御ができ、より不必要
な水を用いない水位設定を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
【0016】図に示すように、水受け槽1は、底部にパ
ルセーター2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽(以
下、洗濯槽という)3を内包し、吊り棒4により洗濯機
外枠5に吊り下げている。循環水路カバー6は、洗濯槽
3の内面に複数個取着し、洗濯槽3との間に独立した複
数の循環水路7を形成している。パルセーター2の裏面
に下側羽根8を一体に設け、下側羽根8の外周に形成し
たポンプ室9を複数の循環水路7に連通している。複数
の循環水路7の上部を洗濯槽3の内部に向けて開口した
開口部10を形成し、この開口部10にそれぞれシャワ
ーノズル11を設けている。また、開口部10の一部に
はリントフィルター12を設けている。
【0017】水受け槽1の下側には、モータ13を配設
しており、Vベルト14および減速機構兼クラッチ15
を介して、洗濯時にはパルセーター2を駆動し、脱水時
は洗濯槽3を脱水回転させる。16は洗濯液の排水を制
御する排水弁で、水受け槽1の下側に配設している。水
受け槽1の外側下部にエアートラップ17を形成して水
受け槽1の内部と連通している。水位センサ18は、エ
アチューブ19を通してエアートラップ13の圧力を検
知する。20は給水を制御する給水弁、21は洗濯機外
枠5の上側に設けた蓋、22はモーターなどを制御する
制御装置である。23は脱水時の振動を低減させるため
の流体バランサーで洗濯槽3の上部に設けている。
【0018】制御装置22は、図2に示すように、マイ
クロコンピュータよりなる制御手段24と、制御手段2
4からの信号によりモータ13、排水弁16、給水弁2
0などを制御するパワースイッチング手段25と、キー
スイッチおよび表示装置などからなる操作表示手段26
と、布量検知手段27と、記憶手段28などで構成して
いる。布量検知手段27は、洗濯槽3内に洗濯物29を
投入し、パルセーター2を回転させて回転量を計測する
ことによって洗濯物29の量を検知する。水位検知手段
30は、エアートラップ17、エアチューブ19、水位
センサ18より構成し、水受け槽1内の水がエアートラ
ップ17に流れ込み、エアートラップ17内の空気に加
わる圧力をエアチューブ19を通じて水位センサ18で
測定することで、水受け槽1内の水位を検知し、そのデ
ータを制御手段24に入力する。
【0019】制御手段24は、操作表示手段26、布量
検知手段27の出力と水位検知手段30の出力とを入力
し、洗濯槽3への給水を制御するとともに、洗濯、すす
ぎ、脱水の各行程を逐次制御する。そして、洗濯行程に
おいて、布量検知手段27で検知した布量に対応した設
定水位まで給水した後、パルセーター2を複数回反転駆
動したときの水位検知手段30の出力変動幅が所定値よ
り小さい場合、所定量追加給水するようにしている。
【0020】以上の構成において図3を用いて動作を説
明すると、図3(A)は制御手段24からパワースイッチ
ング手段25へ出力されるモータ13の駆動信号で、中
央が停止、上が右回転、下が左回転を示している。図3
(B)はこの駆動信号に基づいて駆動されるモータ13に
より駆動されるパルセーター2の回転数を示し、図3
(C)はそのときの水位検知手段30の出力変動を示して
いる。
【0021】まず、水受け槽1内に水が入っているとき
にパルセーター2が回転すると、パルセーター2に設け
た下側羽根8が回転し、洗濯槽3の中の洗濯物29と洗
濯液が撹拌され、洗濯物29が洗浄される。一方、パル
セーター2の下側羽根8と循環水路カバー6との間の洗
濯液は、パルセーター2の回転に応じて下側羽根8の回
転により遠心力で外側に押し出され、循環水路7を通っ
てシャワーノズル11およびリントフィルター12から
洗濯槽3内に間欠的に注がれる。
【0022】パルセーター2の下側羽根8によって循環
水路7に押し出された洗濯液のあとには、水受け槽1と
洗濯槽3の間の洗濯液が下側羽根8の中央部下から供給
され、その水路に設けられたエアートラップ17の圧力
が下がるとともに、水受け槽1内の水位aが低くなり、
水位検知手段30の出力が変動する。すなわち、水位検
知手段30の変動は、パルセーター2の回転と密接に関
係する。そのため、水位検知手段30の変動幅よりパル
セーター2が適切に回っているかどうかを知ることがで
きる。したがって、水位検知手段30の出力変動幅が所
定値より小さいとき、補給水することができる。
【0023】つぎに、図4を参照しながら動作の詳細を
説明すると、まず、洗濯物29を洗濯槽3の中に投入
し、スタートスイッチ(図示せず)を押すと、図4のス
テップ40に入り、布量検知手段27で洗濯物29の量
wを検知する。ステップ41でこの洗濯物29の量wに
対応する設定水位H(w)を決定し、ステップ42で給水
弁20を制御して設定水位H(w)まで給水する。つぎ
に、ステップ43で、パワースイッチング手段25を制
御しモータ13を駆動し、ステップ44で水位検知手段
30の出力を測定し、その結果を記憶手段28に記憶
し、ステップ45を通してステップ43に戻る。
【0024】以上の繰り返しを10回繰り返すとステッ
プ46に進む。ステップ46で記憶手段28で記憶した
データの最高値と最低値の差を算出し、水位検知手段3
0の出力変動幅△hとする。つぎに、ステップ47で、
この出力変動幅△hと所定値を比較する。△h>=所定
値のとき、洗濯を行うのに十分な水位とみなして水位設
定行程を終わり洗濯行程に入る。△h<所定値のとき、
洗濯を行うには水量が不足とみなし、ステップ48に入
る。ステップ48では設定水位をH(w)からH(w)+H1
に変更し、ステップ49で設定水位H(w)+H1まで給
水して、水位設定行程を終える。
【0025】このように本実施例によれば、水位設定時
に水位検知手段30で水位の変動を検知し、その水位変
動幅に応じて追加給水することにより、必要以上の水を
給水することなく、洗濯時の洗濯物29の動きが適度な
量になるよう水位を設定することができる。
【0026】なお、上記実施例では、ステップ45にて
水位検知手段30の測定値より出力変動幅△hを導くと
したが、水位の変動の度合いが現れる関数X(h
(t))としてもよい。
【0027】つぎに、本発明について第2の実施例を説
明する。図2に示した制御手段24は、パルセーター回
転時の水位検知手段30の出力の最低値とパルセーター
停止時の水位検知手段30の出力の最高値との差が所定
値より小さい場合、所定量追加給水するようにしてい
る。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0028】上記構成において図3および図5を参照し
ながら動作を説明する。図5のステップ40から42
と、ステップ48から49は上記第1の実施例と同じで
あるので説明を省略する。
【0029】ステップ42が終了すると、ステップ50
からステップ54までの繰り返しにより、パワースイッ
チング手段25を制御しモータ13を駆動する。ステッ
プ51で、図3(C)のモータ駆動期間T1における水位の
最低値hLを測定する。つぎに、ステップ52でモータ
休止期間T2における水位の最高値hHを測定する。ステ
ップ53で測定した最高値hHと最低値hLから1回のモ
ータ駆動ごとの出力変動幅△h(hH−hL)を計算し、
記憶手段28に記憶する。ステップ50からステップ5
4までの繰り返しが終了すると、ステップ55にて記憶
手段28に記憶している1回のモータ駆動ごとの出力変
動幅△hの平均値△haveを算出し、この平均値△have
を出力変動幅として、ステップ56へ進み、上記第1の
実施例と同様に所定値と比較する。
【0030】このように本実施例によれば、判定値とな
る出力変動幅をモータ13の駆動ごとの変動幅の平均と
することにより、洗濯物の動きによって強い水流がおこ
り、大きな水位変動が起きたときの誤検知を防止でき
る。
【0031】なお、上記実施例にでは、ステップ55で
水位変動幅△hを記憶している(最高値hH−最低値h
L)の平均としたが、水位変動幅△hを記憶手段28に
記憶している(最高値hH−最低値hL)の内のいくつか
を選択した平均としてもよい。
【0032】つぎに、本発明について第3の実施例を説
明する。図2に示した制御手段24は、パルセーター2
の回転、停止を一周期としたとき、一周期内の任意期間
の水位検知手段30の出力の平均値と残りの期間の水位
検知手段30の出力の平均値の差が所定値より小さい場
合、所定量追加給水するようにしている。他の構成は上
記第1の実施例と同じである。
【0033】上記構成において図6および図7を参照し
ながら動作を説明する。図6のステップ40から42
と、ステップ48から49は上記第1の実施例と同じで
あるので説明を省略する。
【0034】ステップ42が終了すると、ステップ60
に入り、ステップ60からステップ65までの繰り返し
により、パワースイッチング手段25を制御しモータ1
3を駆動する。ステップ61で、モータ駆動の1サイク
ル期間T0中の水位を水位検知手段30で測定し、ステ
ップ62にて、1サイクル期間T0のうち、水位検知手
段30の出力値の高い期間t1、t4の平均値h1を計算
し、ステップ63にて、出力値の低い期間t2、t3の平
均値h2を計算する。ステップ64で平均値h1、h2よ
り1サイクル期間T0中の出力変動幅△hA(h1−h2)
を計算し、記憶手段28に記憶する。ステップ60から
ステップ65までの繰り返しが終了すると、ステップ6
6で、記憶手段28に記憶している1サイクル期間T0
中の出力変動幅△hAをすべて取り出し、この出力変動
幅△hAの平均値△hAaveを算出し、この平均値△hAav
eを出力変動幅として、ステップ67へ進み、上記第1
の実施例と同様に所定値と比較する。
【0035】このように本実施例によれば、水位の変化
する過程を、水位の高い期間と水位の低い期間に分け、
それぞれの平均の差を水位の判定基準となる水位変動幅
にすることで、水位変動の全体を判断基準にすることに
より、検知の精度を上げることができる。また、検知期
間にパルス上のノイズが入っても平均値をとるのでほぼ
無視することができる。
【0036】つぎに、本発明について第4の実施例を説
明する。図2に示した制御手段24は、水位検知手段3
0の出力変動幅に対応した水量を追加給水するようにし
ている。他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0037】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明する。図8のステップ40から47と、ステップ
49は上記第1の実施例と同じであるので説明を省略す
る。
【0038】ステップ47において、△h<所定値のと
き、ステップ70に入る。ステップ70で記憶手段28
より予め記憶させていた出力変動幅△hと追加給水水位
差H1の関係を表す(表1)に基づいて追加給水水位を
設定する。
【0039】
【表1】
【0040】(表1)より、出力変動幅△hに対応する
追加給水水位差H1(△h)を導き、設定水位を(初期
設定水位H(w)+追加給水水位差H1(△h))に変更
して、ステップ49で設定水位まで給水する。
【0041】このように本実施例によれば、出力変動幅
に対応した水量を追加給水することにより、きめ細かな
水位の設定ができ、より無駄の少ない水位設定を行うこ
とができる。
【0042】なお、上記実施例では、第1の実施例の場
合について述べたが、第2および第3の実施例の場合も
同様である。また、ステップ40で布量検知し、ステッ
プ41での初期設定水位を決定しているが、ステップ4
0の布量検知をなくし、初期設定水位は洗濯の最低水位
としてもよい。また、ステップ70で追加給水量H1は
(表1)により導いているが、追加給水量H1は算術演
算で算出するなどの方式としてもよいことはいうまでも
ない。
【0043】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、布量検知手段の出力と水位検知手段の出力と
を入力し前記洗濯兼脱水槽への給水を制御するとともに
前記モータの動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、前記布量検知手段で検知した布量に対応した
設定水位まで給水した後、パルセーターを複数回反転駆
動したときの水位検知手段の出力変動幅が所定値より小
さい場合、所定量追加給水するようにしたから、必要以
上の水を用いることなく、洗濯時の洗濯物の動きが適度
な量になるよう水位を設定することができる。
【0044】また、制御手段は、パルセーター回転時の
水位検知手段の出力の最低値とパルセーター停止時の前
記水位検知手段の出力の最高値との差が所定値より小さ
い場合、所定量追加給水するようにしたから、洗濯物の
動きによって強い水流がおこり、大きな水位変動が起き
たときの誤検知を防止できる。
【0045】また、制御手段は、パルセーターの回転、
停止を一周期としたとき、一周期内の任意期間の水位検
知手段の出力の平均値と残りの期間の前記水位検知手段
の出力の平均値の差が所定値より小さい場合、所定量追
加給水するようにしたから、水位変動の全体を判断基準
にすることになり、検知の精度を上げることができ、ま
た、検知期間にパルス上のノイズが入っても平均値を取
るのでほぼ無視することができる。
【0046】さらに、制御手段は、水位検知手段の出力
変動幅に対応した水量を追加給水するようにしたから、
きめ細かな水位の設定ができ、より無駄の少ない水位設
定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の脱水兼用洗濯機の断面
【図2】同脱水兼用洗濯機のブロック図
【図3】(A)〜(C) 同脱水兼用洗濯機の動作タイムチャ
ート
【図4】同脱水兼用洗濯機の動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例の脱水兼用洗濯機の動作
フローチャート
【図6】本発明の第3の実施例の脱水兼用洗濯機の動作
フローチャート
【図7】(A)(B) 同脱水兼用洗濯機の動作タイムチャー
【図8】本発明の第4の実施例の脱水兼用洗濯機の動作
フローチャート
【符号の説明】
1 水受け槽 2 パルセーター 3 洗濯兼脱水槽 24 制御手段 27 布量検知手段 30 水位検知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水受け槽と、前記水受け槽内に配設した
    洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の底面に回転自在に
    配設したパルセーターと、前記パルセーターを駆動する
    モータと、前記洗濯兼脱水槽内部の洗濯物の量を検知す
    る布量検知手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水
    位検知手段と、前記布量検知手段の出力と水位検知手段
    の出力とを入力し前記洗濯兼脱水槽への給水を制御する
    とともに前記モータの動作を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、前記布量検知手段で検知した布量
    に対応した設定水位まで給水した後、パルセーターを複
    数回反転駆動したときの水位検知手段の出力変動幅が所
    定値より小さい場合、所定量追加給水するようにした脱
    水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、パルセーター回転時の水位
    検知手段の出力の最低値とパルセーター停止時の前記水
    位検知手段の出力の最高値との差が所定値より小さい場
    合、所定量追加給水するようにした請求項1記載の脱水
    兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、パルセーターの回転、停止
    を一周期としたとき、一周期内の任意期間の水位検知手
    段の出力の平均値と残りの期間の前記水位検知手段の出
    力の平均値の差が所定値より小さい場合、所定量追加給
    水するようにした請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、水位検知手段の出力変動幅
    に対応した水量を追加給水するようにした請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の脱水兼用洗濯機。
JP5182540A 1993-07-23 1993-07-23 脱水兼用洗濯機 Pending JPH0731786A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040009851A (ko) * 2002-07-26 2004-01-31 삼성전자주식회사 세탁기의 급수 제어방법
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