JPH07317496A - セグメントの継手 - Google Patents

セグメントの継手

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JPH07317496A
JPH07317496A JP6110062A JP11006294A JPH07317496A JP H07317496 A JPH07317496 A JP H07317496A JP 6110062 A JP6110062 A JP 6110062A JP 11006294 A JP11006294 A JP 11006294A JP H07317496 A JPH07317496 A JP H07317496A
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JP
Japan
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bolt
segment
coupler
joint
sheath tube
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JP6110062A
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English (en)
Inventor
Munetaka Ozeki
宗孝 大関
Hiroki Someya
洋樹 染谷
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル工事におけるセグメント同士の接合
作業において、長ボルトを挿入する作業を排除し、セグ
メント同士の接合を容易とすることにより、該作業の作
業能率の向上を図ったセグメントの継手を提供すること
を目的とする。 【構成】 セグメント8は、セグメント本体17と、セ
グメント本体17のトンネルの軸方向の一端面18、他
端面19間に埋設されたシース管20と、シース管20
内に前記軸方向に抜き出し不可能に配設されたボルトユ
ニットとから構成されている。前記ボルトユニットに
は、セグメントの一端面18から露出する一端部に雄螺
子部32が形成され、セグメントの他端面19側に位置
する他端部に雌螺子孔40が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相互に複数接合するこ
とによりトンネルの軸線方向へ筒状壁体を構成するセグ
メントの継手に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、トンネル工事の方法としては、シ
ールド工法が一般に用いられている。シールド工法は、
シールド掘削機により地山を掘削しつつ、その掘削面の
周方向及び軸方向に複数のセグメントを配置し、これら
を相互に締結することによりトンネル壁を構築し、前記
シールド掘削機を前記トンネル壁に反力をとって推進さ
せ、前記シールド掘削機による地山の掘削、及び、セグ
メントによるトンネル壁の構築を順次繰り返すことによ
りトンネルを形成する方法である。従来、このようなシ
ールド工法に用いられるセグメントは、断面円弧状に形
成された平面視長方形状のものが主流であった。
【0003】この種のセグメントを複数組み付ける場合
には、図3に示すように、接合箇所の近傍におけるセグ
メント1、1の内面側に凹部4、4を形成するととも
に、この凹部4、4の側壁4a、4aにボルト5が挿通可
能な孔6、6を形成しておき、この孔6、6へボルト5
を挿通し、このボルト5とナット7とによってそれぞれ
の凹部4、4の側壁4a、4a同士を締結することによ
り、セグメント1、1同士を接合していたが、このよう
な接合構造にあっては、セグメント1、1の側部近傍の
みだけが接合された状態となってしまい、接合面3、3
同士の確実な圧接状態を確保することが困難であるとと
もに、既に構築された筒状壁体へ十分な軸力を与えるこ
とができず、筒状壁体が歪んだ状態に構築されてしまう
恐れがあった。また、セグメントには、内面側に凹部4
が形成されているので、筒状壁体の内面を平滑にするこ
とができず、美観を損なうとともに、製造能率の低下の
原因になるといった問題があった。
【0004】ところで、近年、トンネルの長距離化及び
施工期間の短縮化が要請されていることに対処すべく、
例えば図4に示す六角形形状に形成されたセグメント8
が提供されている。このセグメント8は、前記要請に応
えるとともに、図3の接合構造の欠点を改善すべく、各
セグメント8、8同士を長ボルトを用いて組み付けるよ
うに構成されている。以下、図4を参照して、前記長ボ
ルトを用いたセグメントの接合構造を説明する。図4
は、セグメント8を前記長ボルトを用いた接合構造によ
り接合した状態を示す図であって、互いに面方向に当接
されたセグメント8、8…は、長ボルト9を介して、互
いに接合されて、筒状壁体を形成している。
【0005】前記セグメント8には、トンネルの軸方向
に向く一方の端面と他方の端面との間を貫通してボルト
挿通孔10が形成されている。前記長ボルト9は、一端
には頭部を有し、該頭部には長ボルト9の先端が螺着可
能な固定孔11が形成され、他端には雄螺子部を有して
なっている。そして、セグメント8は、接合すべき相手
側のセグメント8に対して、該相手側のセグメント8に
挿通されている長ボルト9の固定孔11に、自身に挿通
されている長ボルト9の雄螺子部先端を螺着することに
より、互いに接合されている。
【0006】前記長ボルト9を用いたセグメント8の接
合構造は、セグメント8、8同士の接合応力を、接合端
面近傍のみならず、セグメント8全体で支持するので、
セグメント8、8同士の確実な圧接状態を確保すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す前記長ボル
ト9を用いたセグメント8の接合構造では、対向するそ
れぞれの接合端面に開口するボルト挿通孔10から挿入
した長ボルト9を固定孔11に螺着するが、長ボルト9
が長くて扱いづらいうえ、ボルト挿通孔10も長くて、
長ボルト9を挿入すべき固定孔11を作業中に目視でき
ないことから、長ボルト9の先端を固定孔11に正確に
位置させることが困難で、作業性が悪く、作業能率の低
下の原因となっていた。
【0008】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、長ボルトを挿入する作業を排除し、セグメント同
士の接合を容易とすることにより、セグメント接合作業
の作業能率の向上を図ったセグメントの継手を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
トンネルの軸方向及び周方向に複数配置され、隣接する
もの同士が互いに締結されてトンネル壁を形成するセグ
メントの継手であって、セグメント本体の前記軸方向の
一端面、他端面間に埋設されたシース管と該シース管内
に前記軸方向に抜き出し不可能に配設されたボルトユニ
ットとを有してなり、該ボルトユニットには、前記セグ
メント本体の一端面から露出する一端部に雄螺子部が形
成され、前記セグメントの他端面側に位置する他端部に
雌螺子孔が形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のセ
グメントの継手において、前記ボルトユニットには、該
ボルトユニットの軸線に直交する係合突部が形成され、
前記シース管には、前記係合突部を係合させて前記ボル
トユニットの抜け出しを阻止する係合凹部が形成されて
いることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載のセグメントの継手において、前記ボルトユ
ニットは、ボルトとこのボルトに係合するカプラとを有
してなり、前記ボルトは、一端に前記雄螺子部が形成さ
れ、他端に断面輪郭形状が多角形のボルト頭部が形成さ
れてなり、前記カプラは、一端に前記ボルト頭部と遊嵌
する断面輪郭形状が多角形の凹所を有し、他端に前記ボ
ルトの雄螺子部と螺着可能な雌螺子孔が形成されてなる
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載のセグメントの継手によれば、既
に締結されたセグメントの前記ボルトユニットの雌螺子
孔が露出する端面と、該セグメントに次に締結するセグ
メントの前記ボルトユニットの雄螺子部が露出する端面
とを対向させ、前記雌螺子孔にこれに対応する雄螺子部
を導き、締結機で雄螺子部を雌螺子孔に螺着することに
より、隣合うセグメントを締結する。請求項2記載のセ
グメントの継手によれば、互いに接続されたセグメント
のボルトユニットに引張り荷重が作用した際に、シース
管係合凹部とボルトユニットの係合突部とが係合してボ
ルトユニットの抜けを防止し、荷重を支持する。
【0013】請求項3記載のセグメントの継手によれ
ば、既に締結されたセグメントの前記カプラの雌螺子孔
が露出する端面と、該セグメントに次に締結するセグメ
ントの前記ボルトの雄螺子部が露出する端面とを対向さ
せ、前記雌螺子孔にこれに対応する雄螺子部を導き、締
結機で隣合うセグメントを締結する。この際、ボルトユ
ニットを構成するボルトとカプラが遊嵌されることで、
カプラの向きを変更することが可能になり、隣合うセグ
メントの位置ずれが生じてもカプラとこれに対応するボ
ルトとが同一直線上で螺着される。また、互いに接続さ
れたセグメントのボルトユニットに引張り荷重が作用し
た際に、シース管係合部とボルトユニット係合部とが係
合して、ボルトユニットの抜けを防止し、荷重を支持す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例を示す図であって、図
中符号8はセグメント、17は鉄筋コンクリート製のセ
グメント本体、20はシース管、28はボルトユニット
である。セグメント8は、図4において、長ボルト9に
換えてボルト29とカプラ30とで構成されるボルトユ
ニット28により隣接するセグメント8と接合されるよ
うに構成されている。
【0015】図1において、セグメント本体17のトン
ネル軸方向の一端面18、他端面19間には、シース管
20が埋設され、シース管20内に前記軸方向にボルト
29とカプラ30とから構成されるボルトユニット28
が配設されている。
【0016】シース管20は、第一小径部21、第一大
径部22、第二小径部23、及び第二大径部24から形
成され、第一小径部21の一端はセグメント本体8の一
端面18に開口しており、第二大径部24の一端はセグ
メント本体8の他端面19に開口している。前記第一大
径部22は、シース管20の係合凹部25を構成してお
り、シース管係合凹部25内ではトンネルの軸方向の対
向する端面がそれぞれ係合面26、係合面27となって
いる。また、シース管20は、図2に示す半割れシース
管41を二つ重ね合わせて構成されている。前記ボルト
29は、軸部33の一端に雄螺子部32を形成し、その
他端に断面輪郭形状が六角形の頭部34を形成したもの
である。雄螺子部32は、セグメント本体17の一端面
18から一定寸法突出しており、頭部34はシース管の
係合凹部25内に配置されている。前記カプラ30は、
筒状の締結部39と、締結部39の一端に連接された締
結部39より大径の連結部38とから構成される。連結
部38には断面輪郭形状が六角形の係合凹所37が形成
されている。締結部39の内部には、雌螺子孔40が形
成され、雌螺子孔40は前記係合凹所37まで貫通して
いる。カプラ30の連結部38は、前記シース管の係合
凹部25内に配置され、締結部39は、シース管20の
第二小径部23及び第二大径部24内に配置されてい
る。また、カプラの係合凹所37には、前記ボルト29
の頭部34が遊嵌されており、カプラ30の連結部38
とボルトの頭部34とにより、ボルトユニット28の係
合突部31が構成されている。
【0017】前記ボルトユニット28においては、ボル
ト29の頭部34とカプラ30の凹所37とが遊嵌され
ることにより、カプラの締結部39が締結機により回動
されれば、前記ボルトの雄螺子部32も同方向に回動さ
れる。
【0018】前記シース管20では、係合凹部25がボ
ルトユニット28の係合突部31と係合することによ
り、ボルトユニット28のシース管20からの抜け出し
を防止している。すなわち、シース管20の係合壁26
がカプラの係合壁35及びボルトの頭部34と係合し、
シース管20の係合壁27がカプラの係合壁36と係合
することにより、ボルトユニット28のシース管20か
らの抜け出しを防止している。
【0019】前記セグメント8を製造するには、あらか
じめ型枠内に鉄筋を配置するとともに、前記ボルトユニ
ット28を内部に配設した状態で、図2に示す半割れシ
ース管41を一対重ね合わせて定位置に設置し、型枠内
にコンクリートを充填して固化させることによりセグメ
ント8を製造する。
【0020】次に、上記のように製造された複数のセグ
メント8、8…間の接合方法について説明する。
【0021】セグメント8、8同士の接合においては、
既に締結されたセグメント8のカプラ30の雌螺子孔4
0が露出する端面19と、該セグメント8に次に締結す
るセグメント8のボルトの雄螺子部32が露出する端面
18とを対向させ、前記カプラ30の雌螺子孔40に、
これに対応する前記ボルト29の雄螺子部32を導いた
のち、締結機によりカプラ30の締結部39を回動す
る。このときボルト29の頭部34とカプラの凹所37
とが遊嵌されていることから、前記ボルトの雄螺子部3
2も同方向に回動されて前記カプラの雌螺子孔40に螺
着されることにより、セグメント8、8同士が接合され
る。
【0022】このセグメント8、8同士の接合において
は、あらかじめボルトユニット28がセグメント8内に
配設されていることにより、従来例のように長ボルト9
をボルト挿通孔10に挿入する作業が不要となり、接合
作業の能率が大幅に向上する。
【0023】また、このセグメント8、8同士の接合に
おいては、接合するセグメント8、8同士を対向させ
て、接合するセグメント8のボルトの雄螺子部32の先
端が接合されるセグメント8のカプラの雌螺子孔40の
位置に到達したことを確認したのち、カプラの締結部3
9を回動することによりボルトの雄螺子部32はカプラ
の雌螺子孔40に螺着される。カプラ30の雌螺子孔4
0はボルトの頭部34とカプラの凹所37とが遊嵌され
ていることから、カプラの雌螺子孔40の中心軸をボル
ト29の中心軸からずらすことが可能で、これによって
既設のセグメント8と接合作業を行なうセグメント8と
の間に僅かな位置ずれがあったり、各セグメント8、8
間のボルト29、29の軸線が僅かにずれていた場合に
も、ボルト29に対してカプラ30を変位させることに
より、カプラ30の雌螺子孔40へボルト29を容易に
螺着することができる。したがって、ボルトの雄螺子部
32の先端にカプラの雌螺子孔40の開口部が当接した
際に安定するので、作業者はボルトの雄螺子部32の先
端がカプラの雌螺子孔40に到達したことの確認が容易
であるうえ、ボルトの雄螺子部32とカプラの雌螺子孔
40の螺着も簡単であることから、セグメント8、8同
士の接合作業の能率が大幅に向上する。
【0024】なお、前記セグメント8の接合構造では、
接続したボルトユニット28、28に引張り荷重が作用
すれば、螺着されたボルト29、及びカプラ30とがト
ンネル軸方向に移動するが、ボルト29は、ボルト29
の頭部34とシース管20の係合壁27とが係合される
ことにより抜けが防止され、カプラ30は、カプラ30
の係合壁36とシース管20の係合壁27とが係合され
ることにより抜けが防止される。
【0025】前記ボルトの頭部34及びカプラの凹所3
7は、互いに相対回動が規制される形状であれば、前記
六角形形状以外であってもよい。また、カプラの締結部
39も、締結機との相対回動が規制される形状であれ
ば、六角形形状以外であってもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2に記載されたセグメントの継手は、セグメント本体
と、前記セグメント本体のトンネルの軸方向の一端面、
他端面間に埋設されたシース管と該シース管内に前記軸
方向に抜き出し不可能に配設されたボルトユニットとを
有し、該ボルトユニットには、前記セグメントの一端面
から露出する一端部に雄螺子部が形成され、前記セグメ
ントの他端面側に位置する他端部に雌螺子孔が形成され
ていることを特徴とするから、隣接するセグメント同士
の接合においては、前記ボルトユニットの雌螺子孔に、
これに締結されるボルトユニットの雄螺子部が導かれる
ように、隣接するセグメント同士を対向させたのち、締
結機により前記雌螺子孔に前記雄螺子部を螺着すること
でセグメント同士が接合されることから、従来技術のよ
うに長ボルトをボルト挿通孔に挿入する作業が不要とな
り、接合作業の能率が大幅に向上するといった効果を奏
する。
【0027】請求項3に記載されたセグメントの継手に
おいては、前記ボルトユニットは、ボルトと該ボルトに
係合するカプラとを有し、前記ボルトは、一端に前記雄
螺子部が形成され、他端に断面輪郭形状が多角形のボル
ト頭部が形成され、前記カプラは、一端に前記ボルト頭
部と遊嵌する断面輪郭形状が多角形の凹所を有し、他端
に前記ボルト雄螺子部と螺着可能な雌螺子孔が形成され
てなることを特徴とするから、隣接するセグメント同士
の接合においては、前記ボルトユニットの雌螺子孔に、
これに締結されるボルトユニットの雄螺子部を導いたの
ち、カプラを回動することにより螺着するが、前記ボル
ト頭部と前記カプラ凹所とが遊嵌されていることから、
前記カプラの雌螺子孔の中心軸を前記ボルト中心軸から
ずらすことが可能で、ボルト雄螺子部の先端にカプラ雌
螺子孔の開口部が当接した際に安定するので、作業者は
ボルト雄螺子部の先端がカプラ雌螺子孔に到達したこと
の確認が容易であるうえ、ボルト雄螺子部とカプラ雌螺
子孔の螺着も簡単であることから、隣接するセグメント
同士の接合作業の能率が大幅に向上するといった効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のセグメントの継手の一実施例
を示す断面図である。
【図2】図2は、図1のセグメントを製造する際に用い
られる半割れシース管を示す斜視図である。
【図3】図3は、従来のセグメントの接合構造を示す要
部断面図である。
【図4】図4は、長ボルトを用いた従来のセグメントの
接合構造を示す底面図である。
【符号の説明】
8 セグメント 17 セグメント本体 18 セグメント本体の一端面 19 セグメント本体の他端面 20 シース管 25 シース管の係合凹部 28 ボルトユニット 29 ボルト 30 カプラ 31 ボルトユニット係合突部 32 雄螺子部 34 ボルトの頭部 37 カプラの凹所 40 雌螺子孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルの軸方向及び周方向に複数配置
    され、隣接するもの同士が互いに締結されてトンネル壁
    を形成するセグメントの継手であって、セグメント本体
    の前記軸方向の一端面、他端面間に埋設されたシース管
    と、該シース管内に前記軸方向に抜き出し不可能に配設
    されたボルトユニットとを有してなり、該ボルトユニッ
    トには、前記セグメント本体の一端面から露出する一端
    部に雄螺子部が形成され、前記セグメントの他端面側に
    位置する他端部に雌螺子孔が形成されていることを特徴
    とするセグメントの継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセグメントの継手におい
    て、前記ボルトユニットには、該ボルトユニットの軸線
    に直交する係合突部が形成され、前記シース管には、前
    記係合突部を係合させて前記ボルトユニットの抜け出し
    を阻止する係合凹部が形成されていることを特徴とする
    セグメントの継手。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のセグメン
    トの継手において、前記ボルトユニットは、ボルトと、
    このボルトに係合するカプラとを有してなり、前記ボル
    トは、一端に前記雄螺子部が形成され、他端に断面輪郭
    形状が多角形のボルト頭部が形成されてなり、前記カプ
    ラは、一端に前記ボルト頭部と遊嵌する断面輪郭形状が
    多角形の凹所を有し、他端に前記ボルトの雄螺子部と螺
    着可能な雌螺子孔が形成されてなることを特徴とするセ
    グメントの継手。
JP6110062A 1994-05-24 1994-05-24 セグメントの継手 Withdrawn JPH07317496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007869A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Kajima Corp セグメントの継手構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007869A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Kajima Corp セグメントの継手構造

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