JPH07315573A - ピッキング装置 - Google Patents
ピッキング装置Info
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- JPH07315573A JPH07315573A JP6112909A JP11290994A JPH07315573A JP H07315573 A JPH07315573 A JP H07315573A JP 6112909 A JP6112909 A JP 6112909A JP 11290994 A JP11290994 A JP 11290994A JP H07315573 A JPH07315573 A JP H07315573A
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- JP
- Japan
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- ejection
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- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G59/00—De-stacking of articles
- B65G59/06—De-stacking from the bottom of the stack
- B65G59/067—De-stacking from the bottom of the stack articles being separated substantially perpendicularly to the axis of the stack
- B65G59/068—De-stacking from the bottom of the stack articles being separated substantially perpendicularly to the axis of the stack by means of endless elements
Landscapes
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品投出時に、物品収納部13内の最下位の物
品Aに加わる上側の物品Aの荷重を除去し、小さな投出
力で物品Aを投出し、物品Aの損傷を防止する。 【構成】 物品収納部13内に、複数の物品Aを上下方向
に重積収納する。物品収納部13の底部に、最下位の物品
Aの下面を支える荷受台32を設ける。物品収納部13の底
部の投出方向に、荷受台32に沿って最下位の物品Aのみ
が通過可能とする投出口28を設ける。最下位の物品Aを
投出口28から投出する投出手段44を設ける。物品収納部
13の底部の投出方向とは反対側に、押上手段61を配設す
る。押上手段61は、駆動部62で押上体66を物品収納部13
内に進退させ、押上体66の進出時に最下位より上側の物
品Aを押し上げる。
品Aに加わる上側の物品Aの荷重を除去し、小さな投出
力で物品Aを投出し、物品Aの損傷を防止する。 【構成】 物品収納部13内に、複数の物品Aを上下方向
に重積収納する。物品収納部13の底部に、最下位の物品
Aの下面を支える荷受台32を設ける。物品収納部13の底
部の投出方向に、荷受台32に沿って最下位の物品Aのみ
が通過可能とする投出口28を設ける。最下位の物品Aを
投出口28から投出する投出手段44を設ける。物品収納部
13の底部の投出方向とは反対側に、押上手段61を配設す
る。押上手段61は、駆動部62で押上体66を物品収納部13
内に進退させ、押上体66の進出時に最下位より上側の物
品Aを押し上げる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品収納部に収納され
た物品をピッキングするピッキング装置に関する。
た物品をピッキングするピッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピッキング装置は、複数の物品を
上下方向に重積収納する物品収納部が設けられ、この物
品収納部の底部に最下位の物品の下面を支える荷受台が
配設されているとともに、物品収納部の底部一側に荷受
台に沿って最下位の物品のみが通過可能とする投出口が
設けられ、かつ、荷受台に沿って最下位の物品を投出口
から投出する投出手段が配設される。
上下方向に重積収納する物品収納部が設けられ、この物
品収納部の底部に最下位の物品の下面を支える荷受台が
配設されているとともに、物品収納部の底部一側に荷受
台に沿って最下位の物品のみが通過可能とする投出口が
設けられ、かつ、荷受台に沿って最下位の物品を投出口
から投出する投出手段が配設される。
【0003】投出手段としては、往復移動方式が一般的
に用いられており、例えば、物品収納部の最下位の物品
の下面を支える荷受台上に出没可能とする投出片を有
し、この投出片の定位置を物品の投出口とは反対側の位
置とし、投出時には荷受台上に突出する投出片が最下位
の物品を投出口に押し出して投出し、復帰時には投出片
が荷受台より下降して定位置に復帰する。
に用いられており、例えば、物品収納部の最下位の物品
の下面を支える荷受台上に出没可能とする投出片を有
し、この投出片の定位置を物品の投出口とは反対側の位
置とし、投出時には荷受台上に突出する投出片が最下位
の物品を投出口に押し出して投出し、復帰時には投出片
が荷受台より下降して定位置に復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ピッキング装置では、物品収納部内に多量の物品が上下
方向に重積収納されている場合、荷受台に接している最
下位の物品にはその上側に重積された物品の荷重が加わ
った状態にあり、この状態では最下位の物品と荷受台と
の摩擦および最下位の物品と2段目の物品との摩擦力が
大きい。
ピッキング装置では、物品収納部内に多量の物品が上下
方向に重積収納されている場合、荷受台に接している最
下位の物品にはその上側に重積された物品の荷重が加わ
った状態にあり、この状態では最下位の物品と荷受台と
の摩擦および最下位の物品と2段目の物品との摩擦力が
大きい。
【0005】そのため、最下位の物品の投出抵抗が大き
く、安定した投出を行なえない。また、最下位の物品を
その摩擦力に抗して投出するには投出手段の投出片に大
きな投出力を与えることになるため、投出手段の投出片
で最下位の物品に損傷を与えやすく、さらに、最下位の
物品をその摩擦力に抗して投出しても、物品の表面に擦
れ傷が生じたり、物品の表面に施した印刷が剥がれた
り、物品を包装する包装物が破れるなどの損傷が発生し
やすい。
く、安定した投出を行なえない。また、最下位の物品を
その摩擦力に抗して投出するには投出手段の投出片に大
きな投出力を与えることになるため、投出手段の投出片
で最下位の物品に損傷を与えやすく、さらに、最下位の
物品をその摩擦力に抗して投出しても、物品の表面に擦
れ傷が生じたり、物品の表面に施した印刷が剥がれた
り、物品を包装する包装物が破れるなどの損傷が発生し
やすい。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、物品収納部内の最下位の物品を確実に投出でき、
その投出の際に物品に損傷を与えるのを防止できるピッ
キング装置を提供することを目的とする。
ので、物品収納部内の最下位の物品を確実に投出でき、
その投出の際に物品に損傷を与えるのを防止できるピッ
キング装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の物品を
上下方向に重積収納する物品収納部と、この物品収納部
の底部に設けられ、前記最下位の物品の下面を支える荷
受台と、前記物品収納部の底部の投出方向に設けられ、
前記荷受台に沿って最下位の物品のみが通過可能とする
投出口と、前記最下位の物品を前記投出口から投出する
投出手段と、前記物品収納部の底部の投出方向とは反対
側に配設された駆動部を有するとともに、この駆動部に
よって前記物品収納部内に進退されて進出時に最下位よ
り上側の物品を押し上げる押上体を有する押上手段とを
備えたものである。
上下方向に重積収納する物品収納部と、この物品収納部
の底部に設けられ、前記最下位の物品の下面を支える荷
受台と、前記物品収納部の底部の投出方向に設けられ、
前記荷受台に沿って最下位の物品のみが通過可能とする
投出口と、前記最下位の物品を前記投出口から投出する
投出手段と、前記物品収納部の底部の投出方向とは反対
側に配設された駆動部を有するとともに、この駆動部に
よって前記物品収納部内に進退されて進出時に最下位よ
り上側の物品を押し上げる押上体を有する押上手段とを
備えたものである。
【0008】
【作用】本発明では、物品を投出する際、押上手段の駆
動部により押上体を物品収納部内に進出させて、物品収
納部に収納された物品のうち最下位より上側の物品を押
し上げることにより、最下位の物品に上側の物品の荷重
がかからなくする。この状態で、投出手段により最下位
の物品を投出口から投出する。投出後は、押上体を物品
収納部から退避させて、押し上げていた物品を荷受台上
に下降させ、次の投出に備える。
動部により押上体を物品収納部内に進出させて、物品収
納部に収納された物品のうち最下位より上側の物品を押
し上げることにより、最下位の物品に上側の物品の荷重
がかからなくする。この状態で、投出手段により最下位
の物品を投出口から投出する。投出後は、押上体を物品
収納部から退避させて、押し上げていた物品を荷受台上
に下降させ、次の投出に備える。
【0009】
【実施例】以下、本発明のピッキング装置の一実施例の
構成を図面を参照して説明する。
構成を図面を参照して説明する。
【0010】図4はピッキング装置の斜視図を示し、図
5はピッキング装置の正面図を示す。ピッキング装置
は、中央にベルトコンベヤ11が設置され、このベルトコ
ンベヤ11の両側に跨がって略A字状のフレーム12が設置
され、このフレーム12の両側に沿って種類別に複数の物
品Aを上下方向に重積収納する複数の物品収納部13が並
列に取り付けられ、この各物品収納部13の下部に各物品
収納部13内の最下位の物品Aをベルトコンベヤ11上へ投
出する投出ユニット14がカバー15で覆われて取り付けら
れ、投出ユニット14とベルトコンベヤ11との間に投出さ
れる物品Aをベルトコンベヤ11上へ導くシュート16が配
設されている。
5はピッキング装置の正面図を示す。ピッキング装置
は、中央にベルトコンベヤ11が設置され、このベルトコ
ンベヤ11の両側に跨がって略A字状のフレーム12が設置
され、このフレーム12の両側に沿って種類別に複数の物
品Aを上下方向に重積収納する複数の物品収納部13が並
列に取り付けられ、この各物品収納部13の下部に各物品
収納部13内の最下位の物品Aをベルトコンベヤ11上へ投
出する投出ユニット14がカバー15で覆われて取り付けら
れ、投出ユニット14とベルトコンベヤ11との間に投出さ
れる物品Aをベルトコンベヤ11上へ導くシュート16が配
設されている。
【0011】さらに、ベルトコンベヤ11の搬送方向の端
部下方に1ピッキング単位に物品Aを収容するボックス
17を供給するボックスコンベヤ18がベルトコンベヤ11と
直交して配設されている。
部下方に1ピッキング単位に物品Aを収容するボックス
17を供給するボックスコンベヤ18がベルトコンベヤ11と
直交して配設されている。
【0012】図1および図2は物品収納部13および投出
ユニット14の断面図を示す。物品収納部13は、フレーム
12に沿って傾斜状に取り付けられた収納枠21を備え、こ
の収納枠21内に複数の物品Aが上下方向に重積収納され
る。収納枠21は、物品Aの投出方向Fの前面を支える前
面板22およびこの前面板22の一側に直角に折曲された側
面板23から断面略L字状に形成されている。そして、収
納枠21の前面板22および側面板23によって物品収納部13
の投出方向Fの前面および一側面が形成されるととも
に、隣接配置される収納枠21の側面板23によって他側面
が形成されている。
ユニット14の断面図を示す。物品収納部13は、フレーム
12に沿って傾斜状に取り付けられた収納枠21を備え、こ
の収納枠21内に複数の物品Aが上下方向に重積収納され
る。収納枠21は、物品Aの投出方向Fの前面を支える前
面板22およびこの前面板22の一側に直角に折曲された側
面板23から断面略L字状に形成されている。そして、収
納枠21の前面板22および側面板23によって物品収納部13
の投出方向Fの前面および一側面が形成されるととも
に、隣接配置される収納枠21の側面板23によって他側面
が形成されている。
【0013】収納枠21の側面板23には、物品Aの投出方
向Fと反対の後面を支える後面板24が取り付けられてい
る。この後面板24は、一側に取付片25が直角に折曲形成
され、この取付片25に投出方向Fに沿って長く形成され
た長孔26を介して図示しないボルトで側面板23に取り付
けられており、長孔26によって物品Aの投出方向Fの長
さに応じて取付位置を調節可能としている。
向Fと反対の後面を支える後面板24が取り付けられてい
る。この後面板24は、一側に取付片25が直角に折曲形成
され、この取付片25に投出方向Fに沿って長く形成され
た長孔26を介して図示しないボルトで側面板23に取り付
けられており、長孔26によって物品Aの投出方向Fの長
さに応じて取付位置を調節可能としている。
【0014】物品収納部13の底面は投出ユニット14の後
述する荷受台32にて形成され、この荷受台32上に最下位
の物品Aの下面が接して支えられる。ベルトコンベヤ11
に臨む物品Aの投出方向Fには、収納枠21の前面板22に
取り付けられたガイド部材27と荷受台32との間に、最下
位の物品Aが1個ずつ通過可能とする投出口28が形成さ
れている。
述する荷受台32にて形成され、この荷受台32上に最下位
の物品Aの下面が接して支えられる。ベルトコンベヤ11
に臨む物品Aの投出方向Fには、収納枠21の前面板22に
取り付けられたガイド部材27と荷受台32との間に、最下
位の物品Aが1個ずつ通過可能とする投出口28が形成さ
れている。
【0015】投出ユニット14は、図3の斜視図にも示す
ように、垂直状のフレーム板31を備え、このフレーム板
31の上部に投出方向Fに沿って細長い板状に形成された
一対の荷受台32が取り付けられている。この荷受台32の
上面には最下位の物品Aの下面が当接する支持面33およ
びこの支持面33の投出方向Fの先端にベルトコンベヤ11
に向けて下降傾斜するシュート面34が形成され、一対の
荷受台32間には投出方向Fに沿って溝部35が形成されて
いる。
ように、垂直状のフレーム板31を備え、このフレーム板
31の上部に投出方向Fに沿って細長い板状に形成された
一対の荷受台32が取り付けられている。この荷受台32の
上面には最下位の物品Aの下面が当接する支持面33およ
びこの支持面33の投出方向Fの先端にベルトコンベヤ11
に向けて下降傾斜するシュート面34が形成され、一対の
荷受台32間には投出方向Fに沿って溝部35が形成されて
いる。
【0016】フレーム板31の一側には、搬送方向Fの下
流側および上流側に回転輪としての大径のタイミングプ
ーリ36および小径のタイミングプーリ37がそれぞれ回転
自在に軸支されている。大径のタイミングプーリ36は、
周面に凹凸状の噛合部38が形成されており、中央のボス
39がフレーム板31から突出する駆動軸40に固定されて、
上部が溝部35の下面に近接して臨む位置に配置されてい
る。小径のタイミングプーリ37は、周面に凹凸状の噛合
部41が形成されるとともに両側に鍔部42が形成されてお
り、中央のボス43がフレーム板31から突設された図示し
ない支軸に回転自在に軸支されて、上部が溝部35に進入
した位置に配置されている。
流側および上流側に回転輪としての大径のタイミングプ
ーリ36および小径のタイミングプーリ37がそれぞれ回転
自在に軸支されている。大径のタイミングプーリ36は、
周面に凹凸状の噛合部38が形成されており、中央のボス
39がフレーム板31から突出する駆動軸40に固定されて、
上部が溝部35の下面に近接して臨む位置に配置されてい
る。小径のタイミングプーリ37は、周面に凹凸状の噛合
部41が形成されるとともに両側に鍔部42が形成されてお
り、中央のボス43がフレーム板31から突設された図示し
ない支軸に回転自在に軸支されて、上部が溝部35に進入
した位置に配置されている。
【0017】一対のタイミングプーリ36,37によって、
投出手段としての無端体からなるタイミングベルト44が
張設されている。このタイミングベルト44は、内周にタ
イミングプーリ36,37の噛合部38,41に噛合する噛合部
45が形成されており、一対のタイミングプーリ36,37の
上部間で溝部35に嵌合して荷受台32の上面と平行移動す
る平行移動域46が形成され、ベルト表面に3つの投出突
起47が等間隔毎に突設されている。投出突起47は、タイ
ミングベルト44と同幅の四角形状に形成されており、平
行移動域46において荷受台32上に突出して物品Aを押出
可能とする突出高さ寸法に形成されている。
投出手段としての無端体からなるタイミングベルト44が
張設されている。このタイミングベルト44は、内周にタ
イミングプーリ36,37の噛合部38,41に噛合する噛合部
45が形成されており、一対のタイミングプーリ36,37の
上部間で溝部35に嵌合して荷受台32の上面と平行移動す
る平行移動域46が形成され、ベルト表面に3つの投出突
起47が等間隔毎に突設されている。投出突起47は、タイ
ミングベルト44と同幅の四角形状に形成されており、平
行移動域46において荷受台32上に突出して物品Aを押出
可能とする突出高さ寸法に形成されている。
【0018】フレーム板31の他側には、モータ48および
このモータ48の回転駆動力を駆動軸40に伝達するギヤ機
構49が配設されている。モータ48には回転量を検知する
検知手段としてのエンコーダ50(図6に示す)が組み込
まれており、このエンコーダ50から出力されるパルス信
号に基づいてタイミングベルト44の回転量が求められ
る。
このモータ48の回転駆動力を駆動軸40に伝達するギヤ機
構49が配設されている。モータ48には回転量を検知する
検知手段としてのエンコーダ50(図6に示す)が組み込
まれており、このエンコーダ50から出力されるパルス信
号に基づいてタイミングベルト44の回転量が求められ
る。
【0019】一方の荷受台32の支持面33には切欠孔51が
形成され、この切欠孔51の下側に、切欠孔51から出没可
能とする検知片52の押下時に物品有を検知するとともに
突出時に物品無を検知するエンプティ検知センサ53(図
6に示す)が配設されている。また、一方の荷受台32の
シュート面34には切欠部54が形成され、この切欠部54内
に、物品Aの通過を検知する光学式の投出検知センサ55
が配設されている。さらに、タイミングプーリ37の支軸
にブラケット56が取り付けられ、このブラケット56に、
タイミングベルト44の投出突起47の通過を検知する光学
式の投出突起検知センサ57が配設されている。
形成され、この切欠孔51の下側に、切欠孔51から出没可
能とする検知片52の押下時に物品有を検知するとともに
突出時に物品無を検知するエンプティ検知センサ53(図
6に示す)が配設されている。また、一方の荷受台32の
シュート面34には切欠部54が形成され、この切欠部54内
に、物品Aの通過を検知する光学式の投出検知センサ55
が配設されている。さらに、タイミングプーリ37の支軸
にブラケット56が取り付けられ、このブラケット56に、
タイミングベルト44の投出突起47の通過を検知する光学
式の投出突起検知センサ57が配設されている。
【0020】物品収納部13の底部で投出口28とは反対側
に、物品収納部13内の最下位の物品Aより上側の物品A
を押し上げて離反させる押上手段61が配設されている。
この押上手段61は、駆動部としてのエアシリンダ62を備
え、このエアシリンダ62が取付片63によって収納枠21の
側面板23に取り付けられている。取付片63には、投出方
向Fに沿って長い長孔64が形成され、この長孔64を介し
て図示しないボルトで側面板23に取り付けられている。
エアシリンダ62の作動によって進退するロッド65の先端
には押上体66が取り付けられ、この押上体66には、最下
位の物品Aを投出方向Fに押し出す押出面67が形成さ
れ、最下位から2段目の物品Aの下側角部に当接して押
し上げる傾斜面状の押上面68が形成されている。
に、物品収納部13内の最下位の物品Aより上側の物品A
を押し上げて離反させる押上手段61が配設されている。
この押上手段61は、駆動部としてのエアシリンダ62を備
え、このエアシリンダ62が取付片63によって収納枠21の
側面板23に取り付けられている。取付片63には、投出方
向Fに沿って長い長孔64が形成され、この長孔64を介し
て図示しないボルトで側面板23に取り付けられている。
エアシリンダ62の作動によって進退するロッド65の先端
には押上体66が取り付けられ、この押上体66には、最下
位の物品Aを投出方向Fに押し出す押出面67が形成さ
れ、最下位から2段目の物品Aの下側角部に当接して押
し上げる傾斜面状の押上面68が形成されている。
【0021】図6はピッキング装置の制御系のブロック
図を示す。71は制御手段で、この制御手段71には、エン
プティ検知センサ53、投出検知センサ55、投出突起検知
センサ57が接続されているとともに、エンコーダ50、モ
ータ48、エアシリンダ62のエア切換用の電磁弁72が接続
されている。
図を示す。71は制御手段で、この制御手段71には、エン
プティ検知センサ53、投出検知センサ55、投出突起検知
センサ57が接続されているとともに、エンコーダ50、モ
ータ48、エアシリンダ62のエア切換用の電磁弁72が接続
されている。
【0022】そして、制御手段71は、エンコーダ50から
入力されるパルス信号に基づいてタイミングベルト44の
回動位置を判断し、モータ48を制御して、タイミングベ
ルト44の投出突起47が投出口28に位置する位置を定位置
として、タイミングベルト44を回動させる。また、電磁
弁72を制御し、エアシリンダ62によって押上体66の後退
位置を定位置として押上体66を進退させる。
入力されるパルス信号に基づいてタイミングベルト44の
回動位置を判断し、モータ48を制御して、タイミングベ
ルト44の投出突起47が投出口28に位置する位置を定位置
として、タイミングベルト44を回動させる。また、電磁
弁72を制御し、エアシリンダ62によって押上体66の後退
位置を定位置として押上体66を進退させる。
【0023】次に、本実施例の作用を説明する。
【0024】投出待機状態では、図2に示すように、押
上体66が後退した定位置に位置し、物品収納部13に収納
された物品Aのうち最下位の物品Aが荷受台32に接し、
その最下位の物品Aの上に複数の物品Aが重積されてい
る。タイミングベルト44の投出突起47の1つが投出口28
の定位置に位置し、その投出突起47によって最下位の物
品Aが投出口28から出るのが規制されている。
上体66が後退した定位置に位置し、物品収納部13に収納
された物品Aのうち最下位の物品Aが荷受台32に接し、
その最下位の物品Aの上に複数の物品Aが重積されてい
る。タイミングベルト44の投出突起47の1つが投出口28
の定位置に位置し、その投出突起47によって最下位の物
品Aが投出口28から出るのが規制されている。
【0025】そして、物品投出時には、図1および図7
(a) に示すように、エンプティ検知センサ53でエンプテ
ィ検知無し(物品有り)が検知されていれば、エアシリ
ンダ62が作動されて押上体66が物品収納部13内に進出
し、この押上体66の押上面68で最下位より上側の物品A
を押し上げ、最下位の物品Aに上側の物品Aの重量がか
からないようにする。
(a) に示すように、エンプティ検知センサ53でエンプテ
ィ検知無し(物品有り)が検知されていれば、エアシリ
ンダ62が作動されて押上体66が物品収納部13内に進出
し、この押上体66の押上面68で最下位より上側の物品A
を押し上げ、最下位の物品Aに上側の物品Aの重量がか
からないようにする。
【0026】その後、モータ48が作動されてタイミング
ベルト44が回動し、図7(b) に示すように、最下位の物
品Aよりも投出方向Fの上流側に位置していた投出突起
47が最下位の物品Aに当接し、図7(c) に示すように、
最下位の物品Aを投出口28へ押し出す。この投出口28へ
押し出される物品Aを投出検知センサ55により検知す
る。
ベルト44が回動し、図7(b) に示すように、最下位の物
品Aよりも投出方向Fの上流側に位置していた投出突起
47が最下位の物品Aに当接し、図7(c) に示すように、
最下位の物品Aを投出口28へ押し出す。この投出口28へ
押し出される物品Aを投出検知センサ55により検知す
る。
【0027】投出動作中の投出突起47が定位置に達する
手前であって、最下位の物品Aが物品収納部13の下部か
ら押し出される際、図8(d) に示すように、エアシリン
ダ62が作動されて押上体66が後退し、押し上げられてい
た物品Aが下降する。
手前であって、最下位の物品Aが物品収納部13の下部か
ら押し出される際、図8(d) に示すように、エアシリン
ダ62が作動されて押上体66が後退し、押し上げられてい
た物品Aが下降する。
【0028】投出動作中の投出突起47が定位置に達する
わずかに手前であって、最下位の物品Aが物品収納部13
の下部から押し出された際、図8(e) に示すように、次
に投出動作を行なう投出突起47を投出突起検知センサ57
が検知する。
わずかに手前であって、最下位の物品Aが物品収納部13
の下部から押し出された際、図8(e) に示すように、次
に投出動作を行なう投出突起47を投出突起検知センサ57
が検知する。
【0029】そして、物品Aを1個だけ投出する場合で
あれば、投出を行なった投出突起47が投出口28内の定位
置で停止するようにモータ48が停止され、図2に示す状
態となり、次回の物品投出に待機する。
あれば、投出を行なった投出突起47が投出口28内の定位
置で停止するようにモータ48が停止され、図2に示す状
態となり、次回の物品投出に待機する。
【0030】また、物品Aを連続投出する場合であれ
ば、図8(f) に示すように、エアシリンダ62が作動され
て押上体66が最下位より上側の物品Aを押し上げ、モー
タ48が継続作動されて前述のように最下位の物品Aの投
出動作を連続して行なう。所定数の物品Aの投出完了後
は、投出を行なった投出突起47が投出口28内の定位置で
停止するようにモータ48が停止され、図2に示す状態と
なり、次回の物品投出に待機する。
ば、図8(f) に示すように、エアシリンダ62が作動され
て押上体66が最下位より上側の物品Aを押し上げ、モー
タ48が継続作動されて前述のように最下位の物品Aの投
出動作を連続して行なう。所定数の物品Aの投出完了後
は、投出を行なった投出突起47が投出口28内の定位置で
停止するようにモータ48が停止され、図2に示す状態と
なり、次回の物品投出に待機する。
【0031】このように、タイミングベルト44を連続し
て回動させることにより、物品Aを連続的に高速ピッキ
ングすることができる。さらに、投出を行なった投出突
起47が投出口28内の定位置で停止するため、荷受台32が
ベルトコンベヤ11の方向へ傾斜されていても、投出口28
から物品Aが流出するようなことがなく、誤ピッキング
を防止できる。
て回動させることにより、物品Aを連続的に高速ピッキ
ングすることができる。さらに、投出を行なった投出突
起47が投出口28内の定位置で停止するため、荷受台32が
ベルトコンベヤ11の方向へ傾斜されていても、投出口28
から物品Aが流出するようなことがなく、誤ピッキング
を防止できる。
【0032】しかも、物品投出時には、押上体66によっ
て最下位より上側の物品Aを押し上げるため、最下位の
物品Aに上側の物品Aの荷重がかからず、最下位の物品
Aを小さな投出力でもって確実に投出でき、さらに、物
品Aの表面に擦り傷が生じたり、物品Aの表面に施した
印刷が剥がれたり、物品Aを包装する包装物が破れるな
どの物品Aの損傷を防止することができる。
て最下位より上側の物品Aを押し上げるため、最下位の
物品Aに上側の物品Aの荷重がかからず、最下位の物品
Aを小さな投出力でもって確実に投出でき、さらに、物
品Aの表面に擦り傷が生じたり、物品Aの表面に施した
印刷が剥がれたり、物品Aを包装する包装物が破れるな
どの物品Aの損傷を防止することができる。
【0033】なお、投出突起検知センサ57が次に投出動
作を行なう投出突起47を検知しない場合には、異常と判
断する。さらに、投出検知センサ55が投出される物品A
を検知しない場合、あるいは検知したままの場合には、
物品Aの投出詰まりが生じたと判断し、オペレータに報
知する。
作を行なう投出突起47を検知しない場合には、異常と判
断する。さらに、投出検知センサ55が投出される物品A
を検知しない場合、あるいは検知したままの場合には、
物品Aの投出詰まりが生じたと判断し、オペレータに報
知する。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、物品投出時に、押上手
段の押上体を物品収納部内に進出させて、物品収納部に
収納された物品のうち最下位より上側の物品を押し上
げ、最下位の物品に上側の物品の荷重がかからないよう
にできるため、最下位の物品を小さな投出力でもって確
実に投出でき、しかも、その投出の際に物品に損傷を与
えるのを防止できる。
段の押上体を物品収納部内に進出させて、物品収納部に
収納された物品のうち最下位より上側の物品を押し上
げ、最下位の物品に上側の物品の荷重がかからないよう
にできるため、最下位の物品を小さな投出力でもって確
実に投出でき、しかも、その投出の際に物品に損傷を与
えるのを防止できる。
【図1】本発明のピッキング装置の一実施例を示す押上
体進出状態の断面図である。
体進出状態の断面図である。
【図2】同上実施例の押上体退避状態の断面図である。
【図3】同上実施例のピッキング装置の投出遮断の斜視
図である。
図である。
【図4】同上実施例のピッキング装置の斜視図である。
【図5】同上実施例のピッキング装置の正面図である。
【図6】同上実施例のピッキング装置の制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】同上実施例の物品の投出動作を(a) 〜(c) の順
に説明する説明図である。
に説明する説明図である。
【図8】同上実施例の物品の投出動作を(d) 〜(f) の順
に説明する説明図である。
に説明する説明図である。
13 物品収納部 28 投出口 32 荷受台 44 投出手段としてのタイミングベルト 61 押上手段 62 駆動部としてのエアシリンダ 66 押上体 A 物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 賢一 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の物品を上下方向に重積収納する物
品収納部と、 この物品収納部の底部に設けられ、前記最下位の物品の
下面を支える荷受台と、 前記物品収納部の底部の投出方向に設けられ、前記荷受
台に沿って最下位の物品のみが通過可能とする投出口
と、 前記最下位の物品を前記投出口から投出する投出手段
と、 前記物品収納部の底部の投出方向とは反対側に配設され
た駆動部を有するとともに、この駆動部によって前記物
品収納部内に進退されて進出時に最下位より上側の物品
を押し上げる押上体を有する押上手段とを備えたことを
特徴とするピッキング装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112909A JPH07315573A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ピッキング装置 |
US08/699,987 US5755551A (en) | 1994-05-26 | 1996-08-20 | Object discharge mechanism |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6112909A JPH07315573A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ピッキング装置 |
US08/699,987 US5755551A (en) | 1994-05-26 | 1996-08-20 | Object discharge mechanism |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07315573A true JPH07315573A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=26451966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6112909A Pending JPH07315573A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | ピッキング装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5755551A (ja) |
JP (1) | JPH07315573A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002012324A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-15 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 物品の取扱装置 |
JP2009155011A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Takazono Sangyo Co Ltd | 調剤装置のシート取り出し機構 |
CN110921299A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-03-27 | 张家港市易华润东新材料有限公司 | 一种地板打包*** |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TW455557B (en) * | 1998-09-08 | 2001-09-21 | Ind Tech Res Inst | Automatic goods picking device and method of controlling same |
WO2001005235A2 (en) * | 1999-07-16 | 2001-01-25 | Stuck Robert M | Loader for conveyorized cooking apparatus |
JP4092452B2 (ja) * | 2000-06-05 | 2008-05-28 | 旭精工株式会社 | 箱状体の自動排出装置 |
US6435370B1 (en) * | 2000-09-06 | 2002-08-20 | Nextrx Corporation | Medication package ejection mechanism |
CA2381894A1 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-19 | Yuyama Mfg. Co., Ltd. | Medicine feed apparatus |
TWI294861B (en) * | 2002-10-18 | 2008-03-21 | Yuyama Mfg Co Ltd | Medicine dispensing apparatus |
US9938082B2 (en) | 2008-12-05 | 2018-04-10 | Remedi Technology Holdings, Llc | Pharmaceutical dispensing system and associated method |
US10916340B2 (en) * | 2008-12-05 | 2021-02-09 | Remedi Technology Holdings, Llc | System and methodology for filling prescriptions |
US11786072B2 (en) * | 2019-04-01 | 2023-10-17 | Marmon Foodservice Technologies, Inc. | Bun holding and thawing |
DE102021118654A1 (de) | 2021-07-20 | 2023-01-26 | Gebr. Willach Gmbh | Warenlagervorrichtung |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3981494A (en) * | 1975-05-08 | 1976-09-21 | Prestegaard Paul G | Blank feeder apparatus |
US4331260A (en) * | 1980-06-06 | 1982-05-25 | Pako Corporation | Slide mounter with slide separator/out-of-slide inhibitor |
US4966521A (en) * | 1983-12-02 | 1990-10-30 | Beloit Corporation | Tail stopping and knockdown device |
CH677103A5 (ja) * | 1989-02-27 | 1991-04-15 | Grapha Holding Ag | |
US5476191A (en) * | 1994-06-23 | 1995-12-19 | Technicolor Videocassette Of Michigan, Inc. | Package dispensing apparatus |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6112909A patent/JPH07315573A/ja active Pending
-
1996
- 1996-08-20 US US08/699,987 patent/US5755551A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5755551A (en) | 1998-05-26 |
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