JPH0731319Y2 - カ−ド送り機構 - Google Patents
カ−ド送り機構Info
- Publication number
- JPH0731319Y2 JPH0731319Y2 JP1987112833U JP11283387U JPH0731319Y2 JP H0731319 Y2 JPH0731319 Y2 JP H0731319Y2 JP 1987112833 U JP1987112833 U JP 1987112833U JP 11283387 U JP11283387 U JP 11283387U JP H0731319 Y2 JPH0731319 Y2 JP H0731319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- card holder
- card
- frame
- feeding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Conveying Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、光カードや磁気カード等に対し情報を記録
したり、記録情報を再生したりする装置に適用されるカ
ード送り機構に関する。
したり、記録情報を再生したりする装置に適用されるカ
ード送り機構に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種カード送り機構として、第５図および第６
図に示す構造のものが用いられている。このカード送り
機構は、２本のガイド軸6,6を平行させて各々の両端部
を取付具61によりフレーム62に固定し、一方、カードホ
ルダ７の両側辺のうち、一側辺には両端部に固定軸受7
1,71を、他の側辺にはその中間部に予圧部材72を介して
予圧軸受73を設けて、対応するガイド軸6,6に摺動可能
に軸承されている。
図に示す構造のものが用いられている。このカード送り
機構は、２本のガイド軸6,6を平行させて各々の両端部
を取付具61によりフレーム62に固定し、一方、カードホ
ルダ７の両側辺のうち、一側辺には両端部に固定軸受7
1,71を、他の側辺にはその中間部に予圧部材72を介して
予圧軸受73を設けて、対応するガイド軸6,6に摺動可能
に軸承されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記の構成では、ガイド軸6,6が予圧軸受73
の予圧力によって撓み、カード送りにともない予圧位置
が変位することによりガイド軸6,6に振動が発生し、こ
れによりカードが振動し、光ヘッド８のオートフォーカ
ス制御およびオートトラック制御の追従性能が低下し、
高速なカード送りや記録再生速度の向上ができない、と
いう不都合がある。
の予圧力によって撓み、カード送りにともない予圧位置
が変位することによりガイド軸6,6に振動が発生し、こ
れによりカードが振動し、光ヘッド８のオートフォーカ
ス制御およびオートトラック制御の追従性能が低下し、
高速なカード送りや記録再生速度の向上ができない、と
いう不都合がある。
前記ガイド軸6,6の撓みを防ぐには、真直度の高い太い
ガイド軸が必要であり、装置の小型，軽量化，ローコス
ト化のネックとなる。
ガイド軸が必要であり、装置の小型，軽量化，ローコス
ト化のネックとなる。
この考案は、ガイド部材の背面全長をフレームに支持す
ることにより、上記諸問題を解消したカード送り機構を
提供することを目的とする。
ることにより、上記諸問題を解消したカード送り機構を
提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、カードホルダの両側辺が平行なガイド部材
に摺動可能に支持されたカード送り機構であって、両ガ
イド部材は、カードホルダの平面上において、カードホ
ルダとフレームとの間にフレームに接するよう支持され
ると共に、各ガイド部材の互いに対向する内側面はガイ
ド面に形成されたものである。そして前記カードホルダ
の両側辺には前記ガイド面を摺動する回転車より成る案
内子が軸止されている。
に摺動可能に支持されたカード送り機構であって、両ガ
イド部材は、カードホルダの平面上において、カードホ
ルダとフレームとの間にフレームに接するよう支持され
ると共に、各ガイド部材の互いに対向する内側面はガイ
ド面に形成されたものである。そして前記カードホルダ
の両側辺には前記ガイド面を摺動する回転車より成る案
内子が軸止されている。
〈作用〉 ガイド部材は、カードホルダの平面上において、カード
ホルダとフレームとの間にフレームに接するように支持
されて、軸受予圧力による撓みが阻止されているので、
ガイド部材およびカードホルダの振動が低減する。従ッ
て、オートフォーカス制御やオートトラック制御の追従
性能が向上し、カード送りの高速化を実現できる。
ホルダとフレームとの間にフレームに接するように支持
されて、軸受予圧力による撓みが阻止されているので、
ガイド部材およびカードホルダの振動が低減する。従ッ
て、オートフォーカス制御やオートトラック制御の追従
性能が向上し、カード送りの高速化を実現できる。
また仮にガイド部材として細いガイド軸を使用しても、
ガイド系の振動発生がないので、装置の小型，軽量化，
ローコスト化が可能となる。
ガイド系の振動発生がないので、装置の小型，軽量化，
ローコスト化が可能となる。
〈実施例〉 第１図〜第３図は、この考案の一実施例にかかるカード
送り機構の構成を示すもので、カードホルダ１の両側辺
が平行なガイド軸2a,2bに摺動可能に支持されている。
両ガイド軸2a,2bは、外側面の全長がフレーム21の内側
にそれぞれ接した状態で支持されており、適所を止め具
22で固定し、互いに対向する内側面にガイド面23が形成
してある。
送り機構の構成を示すもので、カードホルダ１の両側辺
が平行なガイド軸2a,2bに摺動可能に支持されている。
両ガイド軸2a,2bは、外側面の全長がフレーム21の内側
にそれぞれ接した状態で支持されており、適所を止め具
22で固定し、互いに対向する内側面にガイド面23が形成
してある。
前記カードホルダ１の一側辺には両端部に直接案内子3
b,3cが配備され、他側辺にはその中間部に予圧部材11を
介して案内子3aを配備して、各案内子3a,3b,3cを対応す
るガイド面23に摺動可能に係合している。
b,3cが配備され、他側辺にはその中間部に予圧部材11を
介して案内子3aを配備して、各案内子3a,3b,3cを対応す
るガイド面23に摺動可能に係合している。
前記案内子3b,3cはカードホルダ１に対し、また他の案
内子3aは予圧部材11に対し、それぞれ上記斜め方向に突
出しかつ互いに直角をなす支軸31を設けて一対の回転車
32,32を軸止し、両回転車32,32をガイド面23の上下対称
位置に摺動可能に係合している。
内子3aは予圧部材11に対し、それぞれ上記斜め方向に突
出しかつ互いに直角をなす支軸31を設けて一対の回転車
32,32を軸止し、両回転車32,32をガイド面23の上下対称
位置に摺動可能に係合している。
前記カードホルダ１の下側には、往復駆動機構４が配備
される。
される。
この往復駆動機構４は、カードホルダ１の往復動に合わ
せて対向配備したプーリ41,42間に無端ベルト43を捲回
張設し、この無端ベルト43の上辺をカードホルダ１の下
面に取り付け、かつ一方のプーリ41を正逆回転する駆動
モータ44の回転軸45に軸止してなる。
せて対向配備したプーリ41,42間に無端ベルト43を捲回
張設し、この無端ベルト43の上辺をカードホルダ１の下
面に取り付け、かつ一方のプーリ41を正逆回転する駆動
モータ44の回転軸45に軸止してなる。
カードホルダ１の上方には、前記ガイド軸2a,2bと直交
する案内軸41およびリードネジ52を配備して、光ヘッド
５を往復動可能に支持している。
する案内軸41およびリードネジ52を配備して、光ヘッド
５を往復動可能に支持している。
然して、駆動モータ44を作動するとき、カードホルダ１
は両側辺の案内子3a,3b,3cが各々ガイド軸2a,2bの案内
によって往復動する。このとき、ガイド軸2a,2bは全長
がフレーム21に接合状態で支持されているために全く撓
みがない。従って、予圧部材11には、第４図に示す如
く、予圧力Ｆに応じて、常に一定の変形量δが生じてお
り、もって、カードホルダ１は、無振動の安定走行が実
現される。
は両側辺の案内子3a,3b,3cが各々ガイド軸2a,2bの案内
によって往復動する。このとき、ガイド軸2a,2bは全長
がフレーム21に接合状態で支持されているために全く撓
みがない。従って、予圧部材11には、第４図に示す如
く、予圧力Ｆに応じて、常に一定の変形量δが生じてお
り、もって、カードホルダ１は、無振動の安定走行が実
現される。
〈考案の効果〉 この考案は上記の如く、カードホルダの平面上におい
て、カードホルダとフレームとの間にガイド部材をフレ
ームに接するように支持して互いに対向する内側面にガ
イド面を形成し、カードホルダの両側辺に回転車より成
る案内子を配備して前記ガイド面に沿い摺動させるよう
にしたから、ガイド部材は、案内子の予圧力を受けても
フレームの支持によって撓みが発生せず、カードホルダ
の振動が低減される。従って、オートフォーカス制御お
よびオートトラック制御の追従性が向上し、高速カード
送りが可能となると共に、ガイド部材の細軸化により装
置の小型や軽量化が可能となり、大幅なコストダウンを
実現し得る等、構成簡易にして考案目的を達成した効果
を奏する。
て、カードホルダとフレームとの間にガイド部材をフレ
ームに接するように支持して互いに対向する内側面にガ
イド面を形成し、カードホルダの両側辺に回転車より成
る案内子を配備して前記ガイド面に沿い摺動させるよう
にしたから、ガイド部材は、案内子の予圧力を受けても
フレームの支持によって撓みが発生せず、カードホルダ
の振動が低減される。従って、オートフォーカス制御お
よびオートトラック制御の追従性が向上し、高速カード
送りが可能となると共に、ガイド部材の細軸化により装
置の小型や軽量化が可能となり、大幅なコストダウンを
実現し得る等、構成簡易にして考案目的を達成した効果
を奏する。
第１図はこの考案の一実施例にかかるカード送り機構の
概略構成を示す平面図、第２図は第１図のII−II線矢視
図、第３図は第１図のIII−III線矢視図、第４図は第１
図の要部を拡大して示す平面図、第５図は従来例の平面
図、第６図は第５図のVI−VI線矢視図である。 １……カードホルダ 2a,2b……ガイド軸 23……ガイド面 3a,3b,3c……案内子 32……回転車
概略構成を示す平面図、第２図は第１図のII−II線矢視
図、第３図は第１図のIII−III線矢視図、第４図は第１
図の要部を拡大して示す平面図、第５図は従来例の平面
図、第６図は第５図のVI−VI線矢視図である。 １……カードホルダ 2a,2b……ガイド軸 23……ガイド面 3a,3b,3c……案内子 32……回転車
Claims (1)
- 【請求項１】カードホルダの両側辺が平行なガイド部材
に摺動可能に支持されたカード送り機構であって、 各ガイド部材は、カードホルダの平面上において、カー
ドホルダとフレームとの間にフレームに接するように支
持されると共に、各ガイド部材の互いに対向する内側面
はガイド面に形成されており、 前記カードホルダの両側辺には前記ガイド面を摺動する
回転車より成る案内子が軸止されて成るカード送り機
構。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987112833U JPH0731319Y2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 | カ−ド送り機構 |
| EP88110030A EP0296590B1 (en) | 1987-06-23 | 1988-06-23 | Optical card processing apparatus |
| DE19883885159 DE3885159T2 (de) | 1987-06-23 | 1988-06-23 | Verarbeitungsgerät für optische Karten. |
| AT88110030T ATE96570T1 (de) | 1987-06-23 | 1988-06-23 | Verarbeitungsgeraet fuer optische karten. |
| US07/449,452 US5264687A (en) | 1987-06-23 | 1989-12-12 | Optical card processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987112833U JPH0731319Y2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 | カ−ド送り機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6418369U JPS6418369U (ja) | 1989-01-30 |
| JPH0731319Y2 true JPH0731319Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31352127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987112833U Expired - Lifetime JPH0731319Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-07-22 | カ−ド送り機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731319Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6292267A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Canon Inc | 情報記録再生装置 |
| JPS6299961A (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-09 | Canon Inc | 情報記録再生装置 |
-
1987
- 1987-07-22 JP JP1987112833U patent/JPH0731319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418369U (ja) | 1989-01-30 |
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