JPH07311643A - データベース照合型入力方法、データベース照合型入力装置及びデータベース参照型日本語入力装置 - Google Patents

データベース照合型入力方法、データベース照合型入力装置及びデータベース参照型日本語入力装置

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JPH07311643A
JPH07311643A JP7061347A JP6134795A JPH07311643A JP H07311643 A JPH07311643 A JP H07311643A JP 7061347 A JP7061347 A JP 7061347A JP 6134795 A JP6134795 A JP 6134795A JP H07311643 A JPH07311643 A JP H07311643A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、電話機のボタンキーやダイ
ヤルから入力された記号(文字)列について、入力者が
意図した記号列を特定することが可能なデータベース照
合型入力装置を提供することである。 【構成】 本発明は、入力の可能性がある記号種類の数
よりも少ない字種しか指定できない入力装置から記号列
を入力する入力手段1と、入力された複数の記号からな
る記号列を文字列に変換する文字列変換手段3と、変換
された文字列の候補が実在するかを判定する候補判定手
段6と、候補判定手段6の結果、候補が複数実在する場
合には利用者に選択させる利用者選択手段5と、利用者
選択手段5により選択された候補を一意に特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース照合型入
力方法、データベース照合型入力装置及びデータベース
参照型日本語入力装置に係り、特に、電話機等のように
入力キー数が少ない装置を使用して迅速に日本語情報を
入力するデータベース照合型入力方法、データベース照
合型入力装置及びデータベース参照型日本語入力装置に
関する。
【0002】このような方法は、一般的に0から9まで
と“#”及び“*”で表される押しボタン式電話機より
記号を入力し、入力された文字を日本語に対応させよう
とするものである。
【0003】
【従来の技術】従来の第1の方式は、現在ワープロ、計
算機等で使用されているキーボードのように入力に必要
なキー(かな入力の場合は50音に対応するキー、ロー
マ字入力の場合は、アルファベット文字に対応するキ
ー)をほとんど全て揃えたキーボードを日本語入力装置
として本体に接続し、かな入力、ローマ字入力等の方法
によって日本語の文字列を投入する。
【0004】従来の第2の方式は、電話等のようにキー
の数が少なく数字を入力するような入力装置の場合は
「01」が「あ」、「02」が「い」、「11」が
「か」、「21」が「さ」といったように、入力したい
文字を数字の組合せに対応させて記号化して「あい」は
『0102』、「あさ」は「0121」のようにコード
化する。または「ひかり49号」が「1234」、「東
京駅」が「9876」などのように複合語、単語等を一
つの数字に対応させてコード化し、日本語情報を投入す
ることにより日本語文字列を投入する。
【0005】従来の第3の入力方式として、「あ」は、
1のボタンを1回、「い」は1のボタンを2回「う」は
1のボタンを3回、「か」は2のボタンを1回などのよ
うに、ボタンキーとボタンキーを押す回数の組合せで入
力する方法がある。また、第4の方式として諸外国にお
いては、電話機のキーに複数のアルファベット文字を以
下のように対応させ、 1=ABC,2=DEF,3=GHI 例えば、IBD社は、局番+312(IBD)、DIC
さんは、局番+231(DIC)等の会社や個人名を電
話番号と対応させる方式が存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の第1の方式は、日本語入力装置を補助装置として本
体に接続する場合は、入力自体の正確性は保証されてい
るが、入力装置以外の補助装置を必要とし、コストがか
かり余分な場所を必要とする。
【0007】また、上記従来の第2の方式は、文字を記
号化したり、単語をコード化したりする方式で入力自体
の正確性は保証されるが、投入する日本語の文字列に対
応して予め変換表を参照してコード化するか、投入すべ
き単語に対応したコードをコード表から探してから投入
する必要があり、投入に手間がかかる。
【0008】コード化する方式では、例えば、1つのひ
らがなを2つの数字に対応させると、1文字入力するた
めのボタン押下回数は2回となり、2倍の操作回数とな
り、また、1文字入力時間も約3.1秒かかる。従来の
第3の方式は、正確に日本語文字を入力できる点では優
れていいるが、しかし、上記具体例に示した場合におい
て、1文字を入力するためのボタンキーを押す平均的な
回数は、2.6と第2の方式より多くなる。また、一度
押し間違えると、さらに5回押して正しい文字にするこ
とや、表示装置がない場合には、何回押したかがわから
ない時にどの文字を入力したかが確認できない等の問題
がある。また、平均的な1文字の入力時間は1.9秒で
上記第2の方法(3.1秒)と比較すると速くなるが、
キーの押下回数が多いために効率的であるとは言えな
い。
【0009】さらに、第4の方式は、電話番号等を局番
+アルファベット列で表示する方式は、電話番号(数字
列)を特定の会社名や個人名に対応するように付与した
だけであり、このような装置は本発明で対象としている
文字の入力装置として使用されているわけではない。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、入力の可能性がある記
号(文字)種数よりも少ない字種しか指定できない入力
装置から入力された記号(文字)列について、入力者が
意図した記号列を特定することが可能なデータベース照
合型入力方法、データベース照合型入力装置及びデータ
ベース参照型日本語入力装置を提供することを目的とす
る。
【0011】本発明の更なる目的は、電話機から相手の
住所/氏名等を入力して電話番号の問い合わせや相手と
の接続を可能とするために用いるデータベース照合型入
力方法、データベース照合型入力装置及びデータベース
参照型日本語入力装置を提供することである。
【0012】本発明の詳細な目的は、ダイヤルキーにア
ルファベットまたはひらがなを対応させ、入力した記号
列に対して複数の記号や文字列が対応することを回避し
て、ある記号列には、一意の文字列が対応するようなデ
ータベース照合型入力方法、データベース照合型入力装
置及び法データベース参照型日本語入力装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図である。本発明のデータベース照合型入力方法は、
入力の可能性がある記号種類の数よりも少ない字種しか
指定できない入力装置から記号列を入力し(ステップ1
00)、複数の記号からなる記号列を文字列に変換し
(ステップ101)、変換された文字列候補が実在する
かを判定し(ステップ102)、文字列候補が複数実在
する場合には(ステップ103)、利用者に付加情報を
入力させ(ステップ104)、入力された変換された文
字列候補を一意に特定する(ステップ104)。
【0014】本発明は入力装置から入力された記号列で
文字列変換用の辞書を検索し、対応する文字列に変換す
る(ステップ101)。また、本発明は入力装置として
ボタンキーを有する電話機のボタンキーの番号に対応す
る文字を表記しておき、文字に対応する番号のボタンキ
ーを押下することにより、記号列を入力し(ステップ1
00)、入力された記号列で文字変換データベースを検
索して変換し、文字変換結果が複数存在する場合には
(ステップ103)、入力された2つ以上の記号列の接
続可能性を接続可能性要件を保持するデータベースから
検索し、接続可能である入力された記号列を一意の情報
と特定し(ステップ105)、接続可能である入力記号
列に対応する文字変換結果が複数ある場合には、利用者
に文字変換結果を提示して選択させることにより(ステ
ップ104)一意の情報を特定する。
【0015】また、本発明の上記ステップ101におい
て、上記入力装置としてダイヤル式の電話機のダイヤル
番号に対応する文字を表記しておき、文字に対応する番
号のボタンキーを押下することにより、記号列を入力
し、入力された記号列で文字変換データベースを検索し
て変換し、文字変換結果が複数存在する場合には、入力
された2つ以上の記号列の接続可能性を接続可能性要件
を保持するデータベースから検索し、接続可能である入
力された記号列を一意の情報と特定し(ステップ10
5)、接続可能である入力記号列に対応する文字変換結
果が複数ある場合には、利用者に文字変換結果を提示し
て選択させることにより(ステップ104)一意の情報
を特定する。
【0016】上記のボタンキーの番号又はダイヤル番号
に対応する文字は、かなまたはアルファベットを用い
る。図2は、本発明の原理構成図である。本発明のデー
タベース照合型入力装置は、入力の可能性がある記号種
類の数よりも少ない字種しか指定できない入力装置から
記号列を入力する入力手段1と、入力手段1から入力さ
れた複数の記号からなる記号列を文字列に変換する文字
列変換手段3と、文字列変換手段3により変換された文
字列の候補が実在するかを判定し、候補が単一の場合に
は該候補を一意に特定し、候補が複数実在する場合には
利用者に選択させる候補判定手段6を有する。
【0017】また、上記の入力手段1は、ボタンキーを
有し、ボタンキーの番号に文字列を対応させて表記し、
文字列に対応するボタンキーを押下することにより記号
列を入力する。また、上記の入力手段1は、ダイヤルを
有し、ダイヤルの番号に文字列を対応させて表記し、文
字列に対応するダイヤルを回すことにより記号列を入力
する。
【0018】また、本発明のボタンキーまたはダイヤル
の番号に対応して表記される文字列は日本語文字列また
はアルファベット記号である。また、本発明の文字列変
換手段3は、記号列に対応する文字列を有する数字−単
語変換データベース4を参照し、入力された記号列に対
応する文字列を出力する。
【0019】また、本発明の候補判定手段6は、文字列
変換手段3により変換された文字列の候補が実在するか
を判定するための実在性検定用のデータベース7を検索
して、該当する候補を得る。また、本発明の候補判定手
段6は、電話機の音声出力手段から確認するための音声
をアナウンスし、利用者に複数の文字列候補からの選択
を促し、利用者が選択した文字列候補を一意の情報とす
る利用者選択手段5を含む。
【0020】また、本発明のデータベース参照型日本語
入力装置は、入力に必要な日本語の文字の種類数よりも
少ない入力キーしか持たない入力部を有する装置で複数
の日本語の文字が一つのキーに割り当てた入力装置から
日本語の文字列を投入する日本語情報入力において、複
数のボタンキー及びボタンキーに対応する信号発生機能
と外部からの音声情報または文字情報を受信してその内
容を音声で提供または表示部に表示する機能を有する入
出力手段1と、複数のボタンキーに対応する信号または
それぞれのボタンキーに表示された数字または記号に変
換した信号を記号列として受信する入力信号受信手段2
と、入力信号受信手段2からの記号列を用いて数字−単
位変換辞書4を参照することにより、入力数字記号列に
対応する全ての日本語単語を出力する数字−単語変換手
段3と、数字−単語変換手段3により出力された日本語
単語を格納する数字−単語変換辞書4と、2つ以上の入
力の接続可能性を検査して単語間の組み合わせの数を絞
り込む接続検定手段6と、接続検定手段6に必要な情報
を保持する実在性検定辞書7と、利用者に対して入力促
進、確認、質問を行う対話制御手段8と、対話制御手段
8による入力情報に基づいて複数の候補単語、または、
単語間の組み合わせ候補の中から入力日本語情報を一意
に絞り込む候補選択手段5から構成される。
【0021】また、本発明のデータベース参照型日本語
入力装置は、入力に必要な日本語の文字の種類数よりも
少ない入力キーしか持たない入力部を有する装置で複数
の日本語の文字が一つのキーに割り当てた入力装置から
日本語の文字列を投入する日本語情報入力において、複
数のダイヤル及びダイヤルに対応する信号発生機能と外
部からの音声情報または文字情報を受信してその内容を
音声で提供または表示部に表示する機能を有する入出力
手段1と、複数のダイヤルに対応する信号またはそれぞ
れのダイヤルに表示された数字または記号に変換した信
号を記号列として受信する入力信号受信手段2と、入力
信号受信手段2からの数字記号列を用いて数字−単位変
換辞書4を参照することにより、入力数字記号列に対応
する全ての日本語単語を出力する数字−単語変換手段3
と、数字−単語変換手段3により出力された日本語単語
を格納する数字−単語変換辞書4と、2つ以上の入力の
接続可能性を検査して単語間の組み合わせの数を絞り込
む接続検定手段6と、接続検定手段6に必要な情報を保
持する実在性検定辞書7と、利用者に対して入力促進、
確認、質問を行う対話制御手段8と、対話制御手段8に
よる入力情報に基づいて複数の候補単語、単語間の組み
合わせ候補の中から入力日本語情報を一意に絞り込む候
補選択手段5から構成される。
【0022】
【作用】本発明は、電話機等の0から9までの数字と若
干の補助キーが付加されている装置の各々のキーに複数
の日本語文字(50音)を対応させて数字とともに文字
を表示した端末装置から利用者が表示された文字を見な
がら、日本語の文字列を投入することを許容し、この結
果生じる入力文字列の曖昧さは、入力対象となる分野で
使用される単語や単語間の接続可能性の情報を格納した
辞書等を利用した曖昧性解消処理、または、利用者との
簡単な対話によって解消する対話的処理により、既存の
電話機等の簡易な入出力端末装置から正確な日本語の情
報を迅速に入力することが可能である。
【0023】また、本発明は、利用者が利用する業務の
分野が限定されている場合に、その業務において利用さ
れる単語の数は限られていることを利用して、必要な単
語全てを予め登録した辞書を用いて、入力された数字・
記号列に対応する単語を辞書から検索して入力情報に変
換し、入力された数字・記号列に対応する単語が複数存
在するときは、利用者に質問をして一つの単語に絞り込
むか、または性と名、県名と市町村名等のように連続す
る複数の入力の間に接続の可・不可が存在することを利
用して、姓名、住所等の実在情報を予め登録した辞書を
参照してこの参照情報に基づいて、それらに対応する可
能性のある単語間の接続可能性を検定することにより入
力情報を一組の単語列として確定する。これらの処理過
程を経てもなお入力情報の内容が確定できない場合は、
利用者に適切な質問をして一組の単語列として確定する
方法により正確な日本語情報の入力を可能とする。
【0024】日本語の大文字のひらがな表記文字(あい
うえお、かきくけこ、…、ぱぴぷぺぽ等71種類ある)
を用いて表現できる日本語の文字列の組合せで示され
る。例えば、一文字の場合には、71通り、二文字の表
現は、71×71=5041通り、三文字の表現は、7
1×71×71×=357911通り、のようにn文字
では71のn乗通りの可能性がある。実際は、促音や拗
音もあるので、これより多い表現が可能であるが、ここ
では、考えないものとする。
【0025】しかしながら、現実の日本語で表現される
世界を見てみると、実際に使用されている文字列は、上
記の可能性よりもずっと少ない。例えば、日本人の名前
を見てみると、姓や名に使用される文字列は1文字では
約4種類、2文字では、約520種類、3文字では約3
000種類、4文字では約5200種類以上などであ
り、10文字以上の名前は存在しない等の特性を有して
いる。
【0026】これから、日本語の文字列の記述能力は、
現実世界に対して大きな余裕を持っていることがわか
る。1文字に対しては4種類、2文字に対しては23種
類、3文字に対しては15種類、4文字に対しては9種
類程度の文字列があれば、全ての姓や名が記述可能にな
る。最も多い3文字の文字列に対して15種類を用意す
れば、基本的には全ての可能な文字列を表現することが
できる。即ち、15進法で記述すればよいことが分か
る。
【0027】しかし、日本語は、70種類以上の文字種
類を用意している。これは、人間が自分自身や自分の回
りのものに名前を付けたりするときに、音の並びとして
覚え易い文字の並びを選択しており、単純な文字の組合
せの文字列として名前を付けているのではないことが推
定される。また、少なくとも自分の回りのものに対して
は、少なくとも区別しやすい音の並びを無意識に選択し
ていることも推定される。
【0028】本発明は、上記の推定される日本語の特性
を用いて、計算機の中では現実世界で必要な文字数より
もずっと少ない文字数で現実世界の実存するものを独立
したものとして扱うことが可能であることを利用してい
る。即ち、71種類の文字列を10数種類の文字列に縮
退させても、それぞれの名前のあるものを計算機の中等
で独立した者として扱うことができる。
【0029】我々の身の回りのもので、現実に20程度
の文字列を持っている適当な装置があれば、それを利用
すればよいが、パーソナルコンピュータ等ではキーの数
が多過ぎる。電話機は12個のボタンキーしか持たない
ので、必要な文字数には少し不足していて、これで表現
可能なものの数が現実世界のものの数に対して少ないた
め、同じ文字列に対して現実の複数のものの名前が対応
することになって、曖昧姓が必然的に生じる。
【0030】従って、本発明では、電話機のボタンキー
を利用して日本語のものの名前等を入力することとし、
これによって生じる可能性のある曖昧性は、そのものが
もっている付属的な情報(姓と名の組合せや、県名や市
名等)からそのものが実在していることや、付属的な情
報との接続関係が成立するか等の情報を利用して、絞り
込む方法を採用している。
【0031】
【実施例】以下、図面と共に本発明の実施例を説明す
る。図3は、本発明の一実施例のデータベース照合型日
本語入力装置の基本構成を示す。同図に示すデータベー
ス照合型日本語入力装置9は、入出力装置1、入力信号
受信部2、数字−単語変換部3、数字−単語変換辞書
4、候補選択部5、接続検定部6、実在性検定辞書7及
び対話制御部8より構成される。
【0032】入出力装置1は、本装置9の利用者とのイ
ンタフェースを司る。入出力装置1は、図4に示すよう
な入力用のキー及びキーからの入力を信号化する機能の
他に、利用者との対話を行うために必要な音声出力機
能、文字表示機能等を有している。同図に示す入力用の
キーは、番号毎に複数の文字に対応している。
【0033】入力信号受信部2は、入出力部1からの入
力データを受け取り、数字・記号列に変換する機能を有
する。入出力部1が既存の電話機等を利用し、データが
交換機を経て送られてくる場合には、データは、既に数
字列に変換されているので、この場合には、入力信号受
信部2は単なるデータバッファでよいが、入出力部1か
らのデータを数字列として受け取れない場合は、入出力
部1からの信号を数字・記号列に変換する機能を含む必
要がある。
【0034】数字−単語変換部3は、与えられた数字・
記号列をキーとして数字・記号列を数字−単語変換辞書
4を参照して対応する日本語の単語に変換する装置であ
る。対応する日本語単語が複数ある場合は、それらをす
べて抽出する機能を有する。数字−単語変換辞書4は、
対象とする業務に対応して、当該業務に使われる単語と
それに対応する数字・記号列を対にして格納する。
【0035】候補選択部5は、数字−単語変換部3及び
接続検定部6から送られてきた情報に基づいて、情報入
力を当初利用者が意図した入力データに絞り込む処理を
実行する。数字−単語変換部3、接続検定部6からの情
報だけで入力データを一意に絞り込めない場合には、対
話制御部8を介して確認対話を実行する。それでも、一
意に絞り込めない場合には、利用者に対して対話制御部
8を通じて絞り込みに必要な情報を要求する。利用者か
ら得られたYES/NOの応答や付加的な入力情報に基
づいて結果を一意に絞り込めるまで処理を実行する。こ
の処理結果は対話制御部8を介して利用者に確認したあ
と、さまざまな用途に利用される。
【0036】接続検定部6は、複数の入力データがあっ
た場合にそれらのデータの間の相互共起性を検定し、入
力データ内で組み合わせ可能な全ての可能性を出力する
機能を有する。実在性検定辞書7は、入力データの組み
合わせに関して起こり得る全ての組み合わせの可能性を
網羅した情報を有する辞書である。
【0037】対話制御部8は、利用者の意図するデータ
が入力されることを確認するまでの利用者との対話を行
う機能を有する。利用者に必要なデータの入力を促し、
利用者からのYES/NOの回答を入力信号受信部2か
ら受け取り候補選択部5に伝える他、候補選択部5から
の依頼に応じて利用者に必要な回答、確認を求めるため
の応対文を作成して入出力装置1に転送する。
【0038】データベース照合型日本語入力装置9は、
すべての構成要素を含む一つの端末装置として構成する
ことも可能であるが、入出力装置1だけを電話機のよう
な既存の装置を用いて実現し、他の構成要素を一つのセ
ンタ装置として構成し、両者を交換機等の通信手段によ
って接続する方法も可能である。
【0039】図4は、入出力装置(電話機)のボタンキ
ーへの日本語文字の割り当て例を示す。同図に示すよう
に、1つのボタンキーに複数の日本語文字が割り当てら
れている。例えば、『1』に対応する日本語文字は、
“あいうえお”であり、記号『#』には半濁音が割り当
てられ、これらは、例えば、ボタンキーの表面や筐体に
表記されている。
【0040】図5は、本発明の一実施例の数字−単語変
換辞書の例を示す。同図に示す数字−単語変換辞書4
は、入力された数字を住所入力として受け付け、対応す
る地名に変換する場合を示す。数字−単語変換辞書4
は、入力された数字・記号列をキーとしてそれを日本語
のひらがな列に展開するデータと対応する日本語単語の
漢字表現を保持する実現例を示す。
【0041】図6は、本発明の一実施例の実在性検定辞
書の例を示す。同図に示す実在性検定辞書7は、住所入
力を対象とした場合に当該住所が実在しているかを調べ
るための実在性検定辞書の例である。実在性検定辞書7
は、2つの住所情報が入力された時に、先に入力された
データをキーにして後に入力されたデータが接続可能な
場合の入力値とその結果として得られる情報を保持する
辞書である。
【0042】上記の各部及び辞書を用いて、ボタンキー
押下式の入力方式を採用した電話機を入力装置とした具
体的な入力方法を以下に示す。以下に示す例では、どの
ボタンキーにどの文字(50音)を割り当てるかは、い
ろいろなケースが考えられるがここでは、例として図4
に示す配列でボタンキーと文字が対応しているものとす
る。
【0043】図7は、本発明の一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。同図の例は、日本の地名を入力す
る方法を例として説明する。対話制御部8は、利用者に
『地名を入力して下さい』のメッセージを発行し、利用
者はこのメッセージに従って、地名をボタンキーを用い
て入力する。このとき、複数の地名を入力する場合は地
名と地名の間(例えば県名と市町村名との間)に空白を
入れる等の規則を決めておくことによってこれらの区別
をすることができるようにしておく。
【0044】[第1のパターン]地名の例としては、
『よこはま』という文字列を入力するものとする。利用
者は入出力装置1の『よ』、『こ』、『は』、『ま』の
それぞれに対応するキー「8」、「2」、「6」、
「7」を押下する。入出力装置1は「8」、「2」、
「6」、「7」を入力信号受信部2に送信する(ステッ
プ1)。
【0045】入出力装置1から送られた「8」、
「2」、「6」、「7」に対応する信号は入力信号受信
部2で数字列「8267」として認識される(ステップ
2)。数字−単語変換部3は入力されたデータが1つで
あるかどうかを調べる(ステップ3)、1つである場合
には、この数字列「8267」に対応する日本の地名が
存在するかを調べる。ここでは、地名とそれに対応する
数字列を格納した地名データベースが数字−単語変換辞
書4として利用される(ステップ4)。
【0046】入力された数字列「8267」に対応する
ひらがな文字列の可能性は多いが、例えば、図5に示す
地名DBである数字−単語変換辞書4を参照すると、こ
の数字列に対応する地名は「よこはま」しかないことが
判る(ステップ5)。数字−単語変換部3はこの結果を
候補選択部5へ送る。候補選択部5は、他の可能性がな
いため、地名は一意に決定できて、対話制御部8を通じ
て『只今の入力は「よこはま」ですね。』といった確認
対話が行われて「よこはま」という日本語情報データが
受け付けられる。
【0047】[第2のパターン]次に、「鶴見区」等に
現れる「つるみ」という文字列を入力する場合を説明す
る。この場合、第1のパターンと同様にして「つ」
「る」「み」に対応するキー「4」「9」「7」を押下
する。第1のパターンと同様にして地名データベースで
ある数字−単語変換辞書4を検索して「497」に対応
する地名の候補として「鶴見」以外にも「たるみ(垂
水)」が存在することがわかる(ステップ5、No)。
この場合にはこの情報を候補選択部5に送る。候補選択
部5では、2つの候補があるため(ステップ7、Ye
s)、対話制御部8から利用者に対して『只今の入力は
「つるみ」ですか?「はい」ならば、「1」、「いい
え」ならば、「0」を入力して下さい』等のメッセージ
を送る。利用者は「つるみ」を入力したので、「1」を
入力し、「つるみ」が日本語入力データとして受け付け
られる(ステップ8)。
【0048】[第3のパターン]次に、「横浜市鶴見
区」を入力する例として「よこはま」「つるみ」を連続
して入力する場合を示す(ステップ3,No)。入力す
るデータとしては「8267」「497」という数字列
が入力される。「8267」に対しては、「よこはま」
しか対応しないことが数字−単語変換辞書4からわかる
が、「497」には「つるみ」「たるみ」の可能性があ
ることがわかり、この結果は候補選択部5に送られる
(ステップ9)。
【0049】候補選択部5は、「よこはま」「つるみ」
と「よこはま」「たるみ」の接続の可能性を検定するこ
とを接続検定部6に依頼する(ステップ10)。接続検
定部6は、「よこはま」「つるみ」は接続可能であって
「横浜市鶴見区」の日本語情報に対応することがわかる
が、「よこはま」「たるみ」には接続の可能性がないこ
とがわかる。従って、接続検定部6は「よこはま」「つ
るみ」に対しては「横浜市鶴見区」を返し、「よこは
ま」「たるみ」に対しては接続不可能を返す。候補選択
部5は対話制御部8を介して『只今の入力は「横浜市鶴
見区」ですね』といった応対を返して入力データを確定
する(ステップ11)。
【0050】[第4のパターン]次に、「滋賀県大津
市」を入力する例として「しが」「おおつ」を連続して
入力する場合を示す。入力データとしては、「32*」
「114」という数字列が入力される。「32*」に対
しては「しが」「さが」の可能性があり、「114」に
は「おおつ」「おおた」の可能性があることが数字−単
語変換辞書4の検索でわかり、この結果は候補選択部5
に送られる(ステップ3、No)。
【0051】候補選択部5は、「しが」「さが」と「お
おつ」「おおた」の接続の可能性を検定することを接続
検定部6に依頼する(ステップ9)。接続検定部6で
は、「しが」「おおつ」は接続可能であり、「滋賀県大
津市」の日本語情報に対応することがわかるが、それ以
外の組み合わせ「しが」「おおた」、「さが」「おお
つ」、「さが」「おおた」には接続の可能性がないこと
がわかる(ステップ10、Yes)。従って、接続検定
部6は「しが」「おおつ」に対しては「滋賀県大津市」
を候補選択部5に返し、それ以外の組み合わせに対して
は接続不可能を候補選択部5に返す。候補選択部5は、
対話制御部8を介して『只今の入力は「滋賀県大津市」
ですね』といった応対を返して入力データを確定する
(ステップ11)。このような住所情報の組み合わせが
2つ以上可能性として存在する場合は、対話制御部8を
介して利用者に候補のうちのどれかを確認するメッセー
ジを送り、第2のパターンのようなプロセスにより確認
する(ステップ12、13)。
【0052】上記の住所入力と同様に、姓名を入力する
場合も適用が可能である。姓と名の間には地名のような
実在性の検定は一般にはできない(即ち、姓と名の組み
合わせに制約がない)が、住所録の情報データベースで
あれば、上記の住所情報と併用することで実在性の検定
が極めて容易になり、姓名候補を一意に絞り込むことが
可能になる。例えば、本発明のデータベース照合型入力
装置を用いた例として「横浜市鶴見区」の「いしかわ
まきこ」さんを入力する場合を考えると住所確定後に
「1329」「722」と入力することになる。「13
29」には「いしかわ」の他にも「あさくら」「あさか
わ」「いしくら」等の多くの姓が対応し、また、「72
2」には「まきこ」の他に「みかこ」「みきこ」等の名
が対応し、姓と名の組み合わせは(姓の数)×(名の
数)通りあることになる。しかし、住所情報には上記に
示すように殆ど曖昧性が生じないため、住所情報を併用
することで、例えば「横浜市鶴見区」までの情報があっ
た上での上記の姓名の絞り込みは予め登録された住所録
データベースを実在性検定辞書7として用いて、この情
報と照合することで、「横浜市鶴見区」に「いしかわ
まきこ」「いしかわ みかこ」「いしかわ みきこ」
「あさくら まきこ」等の全ての性と名に組み合わせの
姓名を有する人物が実在するかを検定することにより、
大幅に候補を絞り込むことができる。この処理で「横浜
市鶴見区」に住む「1329722」に対応する人が
「いしかわ まきこ」一人であれば、あとは確認するだ
けでよいが、同区域内に二人以上の可能性がある場合に
は、さらに行政区域の細部情報の入力を促すか、または
利用者に質問して絞り込むことになる。
【0053】上記の実施例では、電話機のボタンキーの
番号に対応する日本語の50音を対応させたが上記の例
に限定されることなく、アルファベット24文字を対応
させてもよい。図8は、本発明の他の実施例の入力用の
キーを示す図を示す。この場合には、例えば、ボタンキ
ー『1』に対応する文字を“A,B,C”とする。住所
に関する入力として、州名、市名を入力する。必要であ
れば郡名や住所に対応する道路名を入力してもよい。例
えば、“CARIFORNIA SAN FRANCISCO”を入力する場合
に、州名の“CARIFORNIA”の略語“CA”または、“SAN
FRANCISCO ”とその地域に対応するジップコードを対応
する番号で電話機のボタンキーから入力する。従って、
上記の方法で入力する場合には、“CA”に対応するもの
では、『11』“SAN FRANCISCO ”『71526151
3715』が入力される。また、図8の例において、州
名(略号)として「81」を入力した場合には地名デー
タベースである数字−単語変換辞書では、“WA”“VA”
の2つの候補が抽出されるが、市名が“SEATTLE ”『7
217742』が入力されることにより、“WA”と接続
可能な組み合わせが1通りとなる。
【0054】上記は適用する先として諸外国での適用を
想定した場合であるが、日本であってもよく、利用者が
地名をアルファベットに変え入力してもよい。例えば、
『よこはま』の場合には、「95453151」と入力
する。このボタンキーにアルファベットを割り当てた方
法は入力文字数が8文字となり、上記のひらがなを割り
当てた場合の4文字に比較して入力する文字数が多い
が、上記のように複数の地名が数字−単語変換辞書4を
検索した場合に複数の地名が候補として検索される確率
は低くなる。また、氏名についても同様に、住所確定後
にアルファベットに氏名を対応させて割り当てることに
より、やはり入力する文字数は多くなるが、上記のよう
に、「まきこ」「みかこ」「みきこ」等の複数の名前は
検索されない。但し、地名データベースである数字−単
語変換辞書4や住所録データベースである実在性検定辞
書7もアルファベットで構成しておく必要がある。
【0055】従って、ひらがな50音をボタンキーに対
応させてもよいし、アルファベット24文字をを対応さ
せてもよい。次に、上記の例を電話番号サービスに適応
した場合を考える。まず、利用者は、電話番号を知りた
い相手の住所及びその名称を入力する。このとき、例え
ば、“横浜市港北区”と入力する場合に図4に示すボタ
ンキーから入力する場合には、「82673」「216
22」と入力する。さらに、相手の名称として“にほん
かぶしきがいしゃ”を「56926*322*130」
と入力する。これにより、数字−単語変換部3は、まず
「82673」「21622」に対応する地名データベ
ースである数字−単語変換辞書4を検索し、“横浜
市”、“港北区”を得る。次に、数字−単語変換部3
は、「56926*322*130」に対応する名称
“にほんかぶしきがいしゃ”を得、これにより、電話番
号データベースを検索して、検索された電話番号を対話
制御部8より利用者に通知することが可能となる。
【0056】上記のように、本実施例において、電話機
のボタンキーにひらがなやアルファベットを表記してお
き、所望の名前、地名等の項目を入力することにより、
電話番号案内のような検索システムが利用でき、さらに
は、列車の予約や劇場のキップの手配等を電話機からコ
ード表等の補助手段を用いずに実行することができる。
【0057】また、電話機から、メールを扱う計算機に
自分のメールアドレスやパスワードを投入して、メール
を検索し、必要なメールだけを選択・指定する等して、
メールの内容を音声に変えてアクセスすることも可能で
ある。「ありがとう」や「きょう3じにあいましょ
う」、「たんじょうび、おめでとう」等のよく利用され
るページャ(携帯呼出装置)のメッセージ対応するデー
タベースを用意しておくことで、メッセージを直接電話
機から投入することができる。さらに、本入力方式によ
り、入力れた数字列に対して簡単な形態素解析を加える
ことで、単文であれば、更に複雑な文を入力することも
可能である。
【0058】通信販売における商品名や色の指定等にも
利用可能であることは言うまでもない。本発明の入力方
法は、既に敷設されている電話機(日本国内では数千万
台)をそのまま利用できるため、利用者が要求を直接入
力できる各種の予測・販売サービスや、情報案内・提供
サービスも提供可能となる。
【0059】本発明によれば、住所の区/市の2情報と
姓+名の情報から個人の電話加入者の略100%の加入
者を同定することができることを確認している。即ち、
氏名と住所を組にして格納している約470万件のデー
タベースの検索に際して、本発明により、姓名(姓だけ
の場合も許容)と住所の一部または、全部の情報を入力
して、検索の目的とするデータベースのレコード(人
名)を同定させる実験を行った結果、以下のような結果
が得られた。
【0060】 姓、名、住所(市区名及び町村名)の
入力により95%〜100%の同定率を得ることができ
た。 検索のためのキータッチ数は従来の方式の50〜4
0%に低減できた。 なお、上記の例は、ボタンキーに対してひらがなやアル
ファベットを表記しているがこの例に限定されることな
く、ダイヤル式の電話機の番号毎に対応させて表記し、
ダイヤルを回すことにより発生するダイヤル信号を用い
てもよい。
【0061】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、電話機の
ような記号(文字)種数(日本語の場合50音)よりも
少ない(0から9及び記号)字種しか指定できない入力
装置から入力された記号列について入力者が意図した記
号列を特定することが可能であるため、オペレータを介
さずに利用者の電話機から直接データ検索や、予約等の
処理が可能となる。
【0062】さらに、本発明を利用した方式によれば、
1文字の入力に関して平均的なボタンキーの押下回数
は、1.07回、平均的な入力時間は、1.3秒と電話
機を利用した他の方式と比較して効率のよい入力方式と
言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施例の基本構成図である。
【図4】本発明の一実施例の入力用のキーを示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の数字−単語変換辞書の例を
示す図である。
【図6】本発明の一実施例の実在性検定辞書の例を示す
図である。
【図7】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の他の実施例の入力用のキーを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 入出力装置、入力手段 2 入力信号受信部 3 数字−単語変換部、文字列変換手段 4 数字−単語変換辞書 5 候補選択部、利用者選択手段 6 接続検定部、候補判定手段 7 実在性検定辞書、実在性検定用データベース 8 対話制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/27 9288−5L G06F 15/20 510 C

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力の可能性がある記号種類の数よりも
    少ない字種しか指定できない入力装置から記号列を入力
    し、複数の記号からなる記号列を文字列に変換し、変換
    された文字列候補が実在するかを判定し、複数実在する
    場合には利用者に付加情報を入力させ、入力された付加
    情報に基づいて該変換された文字列候補を一意に特定す
    ることを特徴とするデータベース照合型入力方法。
  2. 【請求項2】 前記入力装置から入力された記号列で文
    字列変換用の辞書を検索し、対応する文字列に変換する
    請求項1記載のデータベース照合型入力方法。
  3. 【請求項3】 前記入力装置としてボタンキーを有する
    電話機のボタンキーの番号に対応する文字を表記してお
    き、該文字に対応する番号のボタンキーを押下すること
    により、記号列を入力し、 該入力された記号列で文字変換データベースを検索して
    変換し、文字変換結果が複数存在する場合には、入力さ
    れた2つ以上の記号列の接続可能性を接続可能性要件を
    保持するデータベースから検索し、接続可能である文字
    変換結果を一意の情報と特定し、さらに接続可能である
    該入力記号列に対応する文字変換結果が複数ある場合に
    は、利用者に文字変換結果を提示して選択させることに
    より一意の情報を特定する請求項1記載のデータベース
    照合型入力方法。
  4. 【請求項4】 前記入力装置としてダイヤル式の電話機
    のダイヤル番号に対応する文字を表記しておき、該文字
    に対応する番号のダイアルを回すことにより、記号列を
    入力し、 該入力された記号列で文字変換データベースを検索して
    変換し、文字変換結果が複数存在する場合には、入力さ
    れた2つ以上の記号列の接続可能性を接続可能性要件を
    保持するデータベースから検索し、接続可能である該入
    力された記号列を一意の情報と特定し、接続可能である
    該入力記号列に対応する文字変換結果が複数ある場合に
    は、利用者に文字変換結果を提示して選択させることに
    より一意の情報を特定する請求項1記載のデータベース
    照合型入力方法。
  5. 【請求項5】 前記ボタンキーまたは、前記ダイヤル番
    号に対応する文字として、かな又はアルファベットを用
    いる請求項3及び4記載のデータベース照合型入力方
    法。
  6. 【請求項6】 入力の可能性がある記号種類の数よりも
    少ない字種しか指定できない入力装置から記号列を入力
    する入力手段と、 該入力手段から入力された複数の記号からなる記号列を
    文字列に変換する文字列変換手段と、 出力される文字列として適格性を有する文字列の組を保
    持する適格文字列保持手段と、 該文字列変換手段により変換された文字列の候補のうち
    前記適格文字列保持手段に保持されている文字の候補を
    選択し、出力する候補判定手段とを有することを特徴と
    するデータベース照合型入力装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段は、ボタンキーを有し、該
    ボタンキーの番号に文字列を対応させて表記し、該文字
    列に対応するボタンキーを押下することにより前記記号
    列を入力する請求項6記載のデータベース照合型入力装
    置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、 ダイヤルを有し、該ダイヤルの番号に文字列を対応させ
    て表記し、該文字列に対応するダイヤルを回すことによ
    り前記記号列を入力する請求項6記載のデータベース照
    合型入力装置。
  9. 【請求項9】 前記文字列は日本語文字列またはアルフ
    ァベット記号である請求項7及び8記載のデータベース
    照合型入力装置。
  10. 【請求項10】 前記文字列変換手段は、 前記記号列に対応する文字列を有する数字−単語変換デ
    ータベースを参照し、入力された前記記号列に対応する
    文字列を出力する請求項6記載のデータベース照合型入
    力装置。
  11. 【請求項11】 前記候補判定手段は、 前記文字列変換手段により変換された文字列の候補が実
    在するかを判定し、該候補が単数の場合には該候補を一
    意に特定し、複数実在する場合には複数実在する場合に
    は、利用者に入力要求を行い、該利用者からの入力情報
    に基づいて特定する請求項6記載のデータベース照合型
    入力装置。
  12. 【請求項12】 前記候補判定手段は、 前記電話機の音声出力手段から確認するための音声をア
    ナウンスし、利用者に複数の前記文字列候補からの選択
    を促し、該利用者が選択した文字列候補を一意の情報と
    特定する利用者選択手段5を含むデータベース照合型入
    力装置。
  13. 【請求項13】 入力に必要な日本語の文字の種類の数
    よりも少ない入力キーしか持たない入力部を有する装置
    で複数の日本語の文字が一つのキーに割り当てられた入
    力装置から日本語の文字列を投入する日本語情報入力シ
    ステムにおいて、 複数のボタンキー及び該ボタンキーに対応する信号発生
    機能と、外部からの音声情報または文字情報を受信して
    その内容を音声で提供または表示部に表示する機能を有
    する入出力手段と、 該複数のボタンキーに対応する信号またはそれぞれのボ
    タンキーに表示された数字または記号を変換した信号を
    記号列として受信する入力信号受信手段と、 日本語単語を格納し、入力された記号に対応する日本語
    単語を検索するための数字−単語変換辞書と、 該入力信号受信手段からの該記号列を用いて該数字−単
    位変換辞書を参照することにより、入力された該記号列
    に対応する全ての日本語単語を出力する数字−単語変換
    手段と、 日本語単語間の接続可能性を調べるための情報を保持す
    る実在性検定辞書と、 該実在性検定辞書を参照して2つ以上の入力の接続可能
    性を検査して単語間の組み合わせの数を絞り込む接続検
    定手段と、 利用者に対して入力促進、確認、質問を行う対話制御手
    段と、 該対話制御手段による入力情報に基づいて複数の候補単
    語、または単語間の組み合わせ候補の中から入力日本語
    情報を一意に絞り込む候補選択手段から構成されるデー
    タベース参照型日本語入力装置。
  14. 【請求項14】 入力に必要な日本語の文字の種類数よ
    りも少ない入力キーしか持たない入力部を有する装置で
    複数の日本語の文字が一つのキーに割り当てた入力装置
    から日本語の文字列を投入する日本語情報入力システム
    において、 複数のダイヤル番号及び該ダイヤル番号に対応する信号
    発生機能と外部からの音声情報または文字情報を受信し
    てその内容を音声で提供または表示部に表示する機能を
    有する入出力手段と、 該複数のダイヤル番号に対応する信号またはそれぞれの
    ダイヤル番号に表記された数字または記号に変換した信
    号を記号列として受信する入力信号受信手段と、 日本語単語を格納し、入力された記号に対応する日本語
    単語を検索するための数字−単語変換辞書と、 該入力信号受信手段からの該記号列を用いて該数字−単
    位変換辞書を参照することにより、入力された該記号列
    に対応する全ての日本語単語を出力する数字−単語変換
    手段と、 日本語単語間の接続可能性を調べるための情報を保持す
    る実在性検定辞書と、 該実在性検定辞書を参照して2つ以上の入力の接続可能
    性を検査して単語間の組み合わせの数を絞り込む接続検
    定手段と、 利用者に対して入力促進、確認、質問を行う対話制御手
    段と、 該対話制御手段による入力情報に基づいて複数の候補単
    語、または該単語間の組み合わせ候補の中から入力日本
    語情報を一意に絞り込む候補選択手段から構成されるデ
    ータベース参照型日本語入力装置。
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