JPH07310816A - Oil passage connection structure for torque converter - Google Patents
Oil passage connection structure for torque converterInfo
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- JPH07310816A JPH07310816A JP12576194A JP12576194A JPH07310816A JP H07310816 A JPH07310816 A JP H07310816A JP 12576194 A JP12576194 A JP 12576194A JP 12576194 A JP12576194 A JP 12576194A JP H07310816 A JPH07310816 A JP H07310816A
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- F16H41/00—Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H41/24—Details
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
Description
【０００１】[0001]
【産業上の利用分野】本発明は、トルクコンバータの油
路接続構造に関するものである。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an oil passage connection structure for a torque converter.
【０００２】[0002]
【従来の技術】従来のトルクコンバータの油路接続構造
として、実開昭６４−１８６６６号公報、実開昭６３−
１５４８５７号公報、実公昭６２−２９６９８号公報な
どに示されるようなものがある。これらに示されるトル
クコンバータの油路接続構造は、インプットシャフトの
軸方向穴を通して供給された油が、インプットシャフト
の外径側に配置されたスラストワッシャとタービンハブ
との間に形成された接続油路を介してトルクコンバータ
のロックアップクラッチピストンの油室に導入されるよ
うになっている。すなわち、インプットシャフトの軸方
向穴から出た油は、穴の軸心に対して略９０度向きを変
えて、インプットシャフトの一方の端面とカバーの内面
との間に形成された油路を通り、上述の接続油路を介し
てロックアップクラッチピストンの油室に流入すること
になる。なお、ロックアップクラッチピストンの油室か
ら油を排出する場合には、上記とは反対の経路でインプ
ットシャフトの軸方向穴に向かって油が戻ることにな
る。2. Description of the Related Art As conventional oil passage connection structures for torque converters, Japanese Utility Model Publication No. 64-18666 and Japanese Utility Model Publication No. 63-
154857, JP-B-62-29698, and the like. In the torque converter oil passage connection structure shown in these figures, the oil supplied through the axial hole of the input shaft is the connection oil formed between the thrust washer arranged on the outer diameter side of the input shaft and the turbine hub. It is adapted to be introduced into the oil chamber of the lockup clutch piston of the torque converter via the passage. That is, the oil that has come out of the axial hole of the input shaft changes its direction by approximately 90 degrees with respect to the axial center of the hole and passes through the oil passage formed between one end surface of the input shaft and the inner surface of the cover. , Will flow into the oil chamber of the lockup clutch piston via the above-mentioned connecting oil passage. When the oil is discharged from the oil chamber of the lockup clutch piston, the oil returns to the axial hole of the input shaft in the route opposite to the above.
【０００３】[0003]
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油路接続構造では、図５中破線で示すよう
に、インプットシャフトが最もカバー内面に近づいた位
置において、接続油路の一端側が流路断面積が最も小さ
くなるように絞られた状態となり、所定の移動量までの
間（インプットシャフト端面からカバー内面までの距離
が、タービンハブ端面からカバー内面までの距離に等し
くなるまでの間）は、インプットシャフトがカバー内面
から離反すればするほど、絞りが開放されていくことに
なるので、インプットシャフトの軸方向の移動に応じ
て、ロックアップクラッチピストンの油室に供給（又
は、これから排出）される油の流量が変化していくこと
になるため、ロックアップクラッチピストンの作動が安
定しないことがあるという問題点がある。これを解決す
るためには、インプットシャフトが最もカバー内面に接
近した場合であっても、インプットシャフトが接続油路
を絞らないように、タービンハブの軸方向の寸法を設定
することが考えられるが、このようにすると、タービン
ハブの軸方向の寸法が大きくなり、トルクコンバータが
大形のものになってしまうことになる。本発明は、この
ような課題を解決することを目的としている。However, in such a conventional oil passage connection structure, as shown by the broken line in FIG. 5, one end side of the connection oil passage flows at the position where the input shaft is closest to the inner surface of the cover. It is in a state of being narrowed so that the road cross-sectional area becomes the smallest, and until a predetermined movement amount (until the distance from the input shaft end surface to the cover inner surface becomes equal to the distance from the turbine hub end surface to the cover inner surface). The more the input shaft moves away from the inner surface of the cover, the more the throttle is opened.Therefore, depending on the axial movement of the input shaft, the oil is supplied (or discharged from the oil chamber of the lockup clutch piston). It is said that the operation of the lockup clutch piston may not be stable because the flow rate of the oil to be changed will change. There is a problem. In order to solve this, it is conceivable to set the axial dimension of the turbine hub so that the input shaft does not throttle the connecting oil passage even when the input shaft is closest to the inner surface of the cover. By doing so, the axial dimension of the turbine hub becomes large, and the torque converter becomes large in size. The present invention aims to solve such problems.
【０００４】[0004]
【課題を解決するための手段】本発明は、インプットシ
ャフトが軸方向に移動しても、接続油路が絞られない
で、常に所定の流量が確保できるようにすることによ
り、上記課題を解決する。すなわち、本発明のトルクコ
ンバータの油路接続構造は、トルクコンバータがロック
アップクラッチピストン（１４）を有しており、トルク
コンバータのタービンハブ（１２）がインプットシャフ
ト（１０）にスプライン結合されており、タービンハブ
（１２）は、これのカバー（２０）側の軸端部において
スラストワッシャ（１６）によってスラスト力を支持可
能とされているトルクコンバータのためのものであっ
て、ロックアップクラッチピストン（１４）によって区
画されるトルクコンバータの一方の油室と連通する油路
（Ｂ）が、スラストワッシャ（１６）部の接続油路
（Ａ）を介して、インプットシャフト（１０）の軸方向
穴（１０ｂ）と連通されているものを対象としており、
上記接続油路（Ａ）は、上記カバー（２０）の内面と上
記スラストワッシャ（１６）のカバー（２０）側の面と
の間に形成されていることを特徴としている。なお、上
記接続油路（Ａ）は、上記カバー（２０）の内面側に形
成された溝部（２０ａ）を有しているようにすることが
できる。また、上記接続油路（Ａ）は、上記スラストワ
ッシャ（２６）のカバー（２０）と対向する面側に形成
された溝部（２６ａ）を有しているようにすることがで
きる。さらに、上記スラストワッシャ（１６）をトルク
コンバータのカバー（２０）内面に支持するつめ部（１
８ａ）が形成されたサポートワッシャ（１８）を設け
て、サポートワッシャ（１８）には、これのスラストワ
ッシャ（１６）外周側と対向する内周面側に油路形成用
の切欠き（１８ｂ）が形成されているようにすることが
できる。SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above problems by always ensuring a predetermined flow rate without restricting the connecting oil passage even when the input shaft moves in the axial direction. To do. That is, in the oil passage connection structure of the torque converter of the present invention, the torque converter has the lock-up clutch piston (14), and the turbine hub (12) of the torque converter is splined to the input shaft (10). The turbine hub (12) is for a torque converter in which a thrust force is supported by a thrust washer (16) at a shaft end portion on the cover (20) side of the turbine hub (12). The oil passage (B) communicating with one of the oil chambers of the torque converter defined by (14) is connected to the thrust washer (16) through the connecting oil passage (A), and the axial hole () of the input shaft (10) ( It is intended for those that are in communication with 10b),
The connection oil passage (A) is characterized in that it is formed between the inner surface of the cover (20) and the surface of the thrust washer (16) on the cover (20) side. The connection oil passage (A) may have a groove (20a) formed on the inner surface side of the cover (20). Further, the connection oil passage (A) may have a groove portion (26a) formed on the surface side of the thrust washer (26) facing the cover (20). Further, a pawl portion (1) for supporting the thrust washer (16) on the inner surface of the cover (20) of the torque converter.
8a) is provided with a support washer (18), and a notch (18b) for forming an oil passage is formed in the support washer (18) on the inner peripheral surface side facing the outer peripheral side of the thrust washer (16). Can be formed.
【０００５】[0005]
【作用】トルクコンバータのロックアップクラッチピス
トンの油室に対して油を給排する接続油路は、カバーの
内面とスラストワッシャのカバー側の面との間に形成さ
れている。通常、カバー内面に対するインプットシャフ
トの軸端面の位置は、インプットシャフトが最もカバー
内面に接近した場合であっても、互いに干渉しないで、
十分なすきまが維持できるように設計されているので、
このような場合であっても、接続油路がインプットシャ
フトによって絞られることはない。これにより、インプ
ットシャフトの軸方向の位置には無関係に、ロックアッ
プクラッチピストンの油室に導入される流量（又はこれ
から排出される流量）を所定のものとすることができ、
ロックアップクラッチピストンの作動を常に安定させる
ことができる。A connecting oil passage for supplying / discharging oil to / from the oil chamber of the lockup clutch piston of the torque converter is formed between the inner surface of the cover and the surface of the thrust washer on the cover side. Normally, the position of the shaft end surface of the input shaft with respect to the inner surface of the cover does not interfere with each other even when the input shaft is closest to the inner surface of the cover,
Since it is designed to maintain a sufficient clearance,
Even in such a case, the connecting oil passage is not throttled by the input shaft. With this, regardless of the position of the input shaft in the axial direction, the flow rate introduced into the oil chamber of the lock-up clutch piston (or the flow rate discharged therefrom) can be set to a predetermined value.
The operation of the lockup clutch piston can always be stabilized.
【０００６】[0006]
【実施例】図１及び図２に本発明の第１実施例を示す。
図２は、実線で示すカバー２０に、破線で示すスラスト
ワッシャ１６を重ね合わせた状態を示す。同図（ｂ）
は、同図（ａ）のｂ−ｂ線に沿った断面を示す。図１に
おいて、トルクコンバータのインプットシャフト１０に
は、これの図中右端側に、左端側よりもやや小径の、ス
プライン部１０ａが形成されており、また、これの軸心
部には油路（軸方向穴）１０ｂが形成されている。イン
プットシャフト１０の外周側には、タービンハブ１２が
配置されている。タービンハブ１２には、これの内周側
にスプライン穴１２ａが形成されている。すなわち、イ
ンプットシャフト１０のスプライン部１０ａは、タービ
ンハブ１２のスプライン穴１２ａとはめ合わされてい
る。これにより、インプットシャフト１０は、タービン
ハブ１２を回転可能であるが、タービンハブ１２に対し
て図示位置よりも左方向に相対移動可能とされている。
タービンハブ１２の外周側にはロックアップクラッチピ
ストン１４の中空軸部がはめ合わされている。タービン
ハブ１２の外周側とロックアップクラッチピストン１４
の中空軸内周側との間は、シール部材２４によってシー
ルされている。タービンハブ１２の図中右端部と対面し
てスラストワッシャ１６が配置されている。スラストワ
ッシャ１６は、サポートワッシャ１８をもってカバー２
０の内面（図中左側の面）に固定されている。サポート
ワッシャ１８は、カバー２０にスポット溶接により固着
されている。なお、図１は、インプットシャフト１０
が、図中右方向の力を受けて、これの段部１０ｃによっ
てタービンハブ１２を図中右方に押してスラストワッシ
ャ１６に押し付けており、スラストワッシャ１６がこの
右方向のスラスト力を支持している状態が示されてい
る。図示のように、インプットシャフト１０は、図中右
方向に最も移動した場合であっても、カバー２０の内面
との間に所定のすきまＨが形成されるように、これの段
部１０ｃからの軸方向寸法及びタービンハブ１２などの
相手部材の軸方向寸法諸元が設定されている。ロックア
ップクラッチピストン１４の図中右端側の面とカバー２
０の内面との間に油路Ｂが形成されている。後述するよ
うに、スラストワッシャ１６とカバー２０との間には、
インプットシャフト１０の油路１０ｂとロックアップク
ラッチピストン１４側の油路Ｂとを接続するように、接
続油路Ａが形成されている。これにより、インプットシ
ャフト１０の油路１０ｂとロックアップクラッチピスト
ン１４側の油路Ｂとは常時連通している。なお、カバー
２０には、これの外面のインプットシャフト１０と対向
する位置にパイロットボス２２が固着されている。な
お、図１中には、ポンプインペラ３０、タービンランナ
３２、ステータ３４、一方向クラッチ３６、ダンパ３
８、固定軸４０などが示されているが、本願の発明とは
直接関係ないので、これらの部材の詳細な説明は省略す
る。図２に示すように、カバー２０には、これの内面側
に、スラストワッシャ１６と対応する位置に、プレス成
形によって合計６つの長円形状の溝部２０ａが形成され
ている。すなわち、スラストワッシャ１６をカバー２０
に重ね合わせたとき、溝部２０ａによって接続油路Ａが
構成されるようになっている。接続油路Ａは、カバー２
０の内面に沿って形成されているので、インプットシャ
フト１０が、図１中最も右側に位置した場合であって
も、インプットシャフト１０によって接続油路Ａが絞ら
れるようなことはない。したがって、接続油路Ａを通る
流量が変化させられるようなことがない。これにより、
ロックアップクラッチピストン１４の作動を、常に安定
したものとすることができる。1 and 2 show a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 shows a state in which the thrust washer 16 shown by the broken line is superposed on the cover 20 shown by the solid line. The same figure (b)
Shows a cross section taken along line bb of FIG. In FIG. 1, the input shaft 10 of the torque converter is formed with a spline portion 10a on the right end side in the drawing, which has a diameter slightly smaller than that on the left end side, and an oil passage ( An axial hole) 10b is formed. A turbine hub 12 is arranged on the outer peripheral side of the input shaft 10. The turbine hub 12 has a spline hole 12a formed on the inner peripheral side thereof. That is, the spline portion 10 a of the input shaft 10 is fitted in the spline hole 12 a of the turbine hub 12. As a result, the input shaft 10 can rotate the turbine hub 12, but can move relative to the turbine hub 12 to the left of the illustrated position.
A hollow shaft portion of a lockup clutch piston 14 is fitted on the outer peripheral side of the turbine hub 12. The outer peripheral side of the turbine hub 12 and the lockup clutch piston 14
A seal member 24 seals between the inner circumference of the hollow shaft and the inner circumference of the hollow shaft. A thrust washer 16 is arranged facing the right end of the turbine hub 12 in the figure. The thrust washer 16 has a support washer 18 for the cover 2
It is fixed to the inner surface of 0 (the surface on the left side in the figure). The support washer 18 is fixed to the cover 20 by spot welding. 1 shows the input shaft 10
Receives the force in the right direction in the figure, and pushes the turbine hub 12 rightward in the figure by the step portion 10c thereof to press it against the thrust washer 16. The thrust washer 16 supports the thrust force in the right direction. The state is shown. As shown in the figure, the input shaft 10 is provided with a predetermined clearance H between the input shaft 10 and the inner surface of the cover 20 even when the input shaft 10 is most moved rightward in the drawing. The axial dimension and the axial dimension specifications of the mating member such as the turbine hub 12 are set. The surface of the lock-up clutch piston 14 on the right end side in the figure and the cover 2
An oil passage B is formed between the inner surface 0 and the inner surface. As will be described later, between the thrust washer 16 and the cover 20,
A connection oil passage A is formed so as to connect the oil passage 10b of the input shaft 10 and the oil passage B on the lockup clutch piston 14 side. As a result, the oil passage 10b of the input shaft 10 and the oil passage B on the lockup clutch piston 14 side are in constant communication. A pilot boss 22 is fixed to the outer surface of the cover 20 at a position facing the input shaft 10. In FIG. 1, the pump impeller 30, the turbine runner 32, the stator 34, the one-way clutch 36, the damper 3 are shown.
8, the fixed shaft 40 and the like are shown, but since they are not directly related to the invention of the present application, detailed description of these members will be omitted. As shown in FIG. 2, the cover 20 has a total of six oval grooves 20a formed on the inner surface of the cover 20 at positions corresponding to the thrust washers 16 by press molding. That is, the thrust washer 16 is covered by the cover 20.
When they are superposed on each other, the connecting oil passage A is constituted by the groove portion 20a. The connecting oil passage A has a cover 2
Since it is formed along the inner surface of 0, even if the input shaft 10 is located on the rightmost side in FIG. 1, the connection oil passage A is not restricted by the input shaft 10. Therefore, the flow rate through the connecting oil passage A is not changed. This allows
The operation of the lockup clutch piston 14 can always be made stable.
【０００７】次に、この第１実施例の作用を説明する。
ロックアップクラッチピストン１４をロックアップ位置
（図１に示す位置よりも図中右方向の位置）に位置させ
る場合には、インプットシャフト１０の油路１０ｂの圧
力を油室の圧力よりも低くして、油室から出た油が油路
Ｂ、接続油路Ａ、及びすきまＨ部を通ってインプットシ
ャフト１０の油路１０ｂに排出されるようにする。これ
により、ロックアップクラッチピストン１４をロックア
ップ位置に位置させることができる。また、ロックアッ
プクラッチピストン１４をロックアップ位置から非ロッ
クアップ位置に位置させる場合には、インプットシャフ
ト１０の油路１０ｂの圧力を油室の圧力よりも高くし
て、油路１０ｂから出た油が、すきまＨ部、接続油路
Ａ、及び油路Ｂを通って油室に流れ込むようにする。こ
れにより、ロックアップクラッチピストン１４を非ロッ
クアップ位置に位置させることができる。これらの油の
給排中に、インプットシャフト１０が、図示位置よりも
左方向から図示位置に向かって移動した場合（ロックア
ップ時）であっても、図５中実線で示すように、接続油
路Ａは、これの流路断面積が変化させられるようなこと
はなく、したがって接続油路Ａを通る流量が変化させら
れるようなことがない。これにより、ロックアップクラ
ッチピストン１４の作動を、常に安定したものとするこ
とができる。この第１実施例は、スラストワッシャ１６
の肉厚寸法が小さくて、スラストワッシャ１６側に油路
形成用の溝を設けるのが困難な場合に、実施されるもの
である。Next, the operation of the first embodiment will be described.
When the lockup clutch piston 14 is located at the lockup position (the position to the right in the figure from the position shown in FIG. 1), the pressure in the oil passage 10b of the input shaft 10 is set lower than the pressure in the oil chamber. The oil discharged from the oil chamber is discharged to the oil passage 10b of the input shaft 10 through the oil passage B, the connecting oil passage A, and the clearance H portion. As a result, the lockup clutch piston 14 can be positioned at the lockup position. When the lock-up clutch piston 14 is positioned from the lock-up position to the non-lock-up position, the pressure of the oil passage 10b of the input shaft 10 is made higher than the pressure of the oil chamber so that the oil discharged from the oil passage 10b is discharged. Through the clearance H portion, the connecting oil passage A, and the oil passage B so as to flow into the oil chamber. Accordingly, the lockup clutch piston 14 can be positioned at the non-lockup position. Even when the input shaft 10 moves from the left direction to the illustrated position (lock-up) during the supply and discharge of these oils, as shown by the solid line in FIG. The passage A does not have its flow passage cross-sectional area changed, and therefore the flow rate through the connecting oil passage A is not changed. As a result, the operation of the lockup clutch piston 14 can be made stable at all times. In this first embodiment, the thrust washer 16 is used.
This is carried out when it is difficult to provide a groove for forming an oil passage on the side of the thrust washer 16 due to the small wall thickness dimension.
【０００８】次に、図３に本発明の第２実施例を示す。
この第２実施例においては、接続油路Ａを形成させるた
めの溝部を（第１実施例のように）カバー２０側に形成
する代わりに、スラストワッシャ２６側に形成するよう
にしたものである。すなわち、この第２実施例の場合、
スラストワッシャ２６には、これのカバー２０と対面す
る側の面に放射状に６つの溝部２６ａが形成されてい
る。Next, FIG. 3 shows a second embodiment of the present invention.
In the second embodiment, instead of forming the groove portion for forming the connection oil passage A on the cover 20 side (as in the first embodiment), the groove portion is formed on the thrust washer 26 side. . That is, in the case of this second embodiment,
The thrust washer 26 has six grooves 26a formed radially on the surface of the thrust washer facing the cover 20.
【０００９】この第２実施例は、スラストワッシャ２６
が、溝部２６ａを形成させるに十分な厚さ寸法を有する
場合に好適なものであって、第１実施例の場合のよう
に、寸法の大きいカバー２０に油路形成のためのプレス
加工を行う、という必要がないので、加工費を安くする
ことができる。この第２実施例の作用は、接続油路Ａ
が、スラストワッシャ２６の溝部２６ａとカバー２０の
内面とによって構成されている点を除けば、第１実施例
のものと同様である。In the second embodiment, the thrust washer 26 is used.
Is suitable when the thickness dimension is sufficient to form the groove 26a, and the cover 20 having a large dimension is subjected to press working for oil passage formation as in the case of the first embodiment. Since there is no need to say, the processing cost can be reduced. The operation of the second embodiment is that the connecting oil passage A
However, it is the same as that of the first embodiment except that it is constituted by the groove portion 26a of the thrust washer 26 and the inner surface of the cover 20.
【００１０】次に、本発明を実施する場合の、サポート
ワッシャ１８の好適な形状について、図４に基づいて説
明する。サポートワッシャ１８のスラストワッシャ固定
用つめ部１８ａが形成された内周部には、３つの切欠き
部１８ｂが形成されている。この切欠き部１８ｂを形成
することにより、スラストワッシャ１６（又は２６）の
外周部とサポートワッシャ１８の内周部との間に入り込
んだ油を円滑に外部に流出させることができる。Next, a preferred shape of the support washer 18 for carrying out the present invention will be described with reference to FIG. Three notches 18b are formed on the inner peripheral portion of the support washer 18 where the thrust washer fixing pawl portion 18a is formed. By forming the cutout portion 18b, oil that has entered between the outer peripheral portion of the thrust washer 16 (or 26) and the inner peripheral portion of the support washer 18 can be smoothly discharged to the outside.
【００１１】なお、上記各実施例においては、カバー２
０又はスラストワッシャ２６に接続油路のための溝部を
形成するものとしたが、必要に応じて、両部材に接続油
路のための溝部をそれぞれ形成するようにすることもで
きる。In each of the above embodiments, the cover 2
0 or the thrust washer 26 is formed with the groove portion for the connecting oil passage, but it is also possible to form the groove portion for the connecting oil passage in both members, if necessary.
【００１２】[0012]
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、インプットシャフトの軸方向の位置には無関係に、
ロックアップクラッチピストンの油室に導入される流量
（又はこれから排出される流量）を所定のものとするこ
とができ、ロックアップクラッチピストンの作動を、常
に安定させることができる。スラストワッシャ側に接続
油路のための溝部を形成した場合には、大形で複雑な形
状をしたカバーに接続油路のための溝部形成加工をしな
いで済むので、加工費を安くすることができる。As described above, according to the present invention, regardless of the axial position of the input shaft,
The flow rate introduced into the oil chamber of the lock-up clutch piston (or the flow rate discharged from it) can be set to a predetermined value, and the operation of the lock-up clutch piston can always be stabilized. When the groove for the connecting oil passage is formed on the thrust washer side, it is not necessary to form the groove for the connecting oil passage on the large and complicated cover, so the processing cost can be reduced. it can.
【図１】本発明の第１実施例を示す図である。FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of the present invention.
【図２】カバーに形成した溝部の形状を説明する図であ
る。FIG. 2 is a diagram illustrating the shape of a groove formed in a cover.
【図３】本発明の第２実施例を示す図である。FIG. 3 is a diagram showing a second embodiment of the present invention.
【図４】サポートワッシャの形状を説明する図である。FIG. 4 is a diagram illustrating the shape of a support washer.
【図５】流路断面積を従来の場合と本発明の場合とを比
較して示す図である。FIG. 5 is a diagram showing a flow path cross-sectional area in comparison between the conventional case and the present invention.
１０ インプットシャフト １０ｂ 油路（軸方向穴） １２ タービンハブ １４ ロックアップクラッチピストン １６ スラストワッシャ １８ サポートワッシャ １８ｂ 切欠き部 ２０ カバー ２０ａ 溝部 ２６ スラストワッシャ ２６ａ 溝部 Ａ 接続油路 Ｂ 油路（ロックアップクラッチピストン側） 10 Input Shaft 10b Oil Path (Axial Hole) 12 Turbine Hub 14 Lockup Clutch Piston 16 Thrust Washer 18 Support Washer 18b Notch 20 Cover 20a Groove 26 Thrust Washer 26a Groove A Connection Oilway B Oilway (Lockup Clutch Piston) side)
Claims (4)
チピストン（１４）を有しており、トルクコンバータの
タービンハブ（１２）がインプットシャフト（１０）に
スプライン結合されており、タービンハブ（１２）は、
これのカバー（２０）側の軸端部においてスラストワッ
シャ（１６）によってスラスト力を支持可能とされてい
るトルクコンバータのためのものであって、ロックアッ
プクラッチピストン（１４）によって区画されるトルク
コンバータの一方の油室と連通する油路（Ｂ）が、スラ
ストワッシャ（１６）部の接続油路（Ａ）を介して、イ
ンプットシャフト（１０）の軸方向穴（１０ｂ）と連通
されているトルクコンバータの油路接続構造において、 上記接続油路（Ａ）は、上記カバー（２０）の内面と上
記スラストワッシャ（１６）のカバー（２０）側の面と
の間に形成されていることを特徴とするトルクコンバー
タの油路接続構造。1. A torque converter has a lock-up clutch piston (14), a turbine hub (12) of the torque converter is splined to an input shaft (10), the turbine hub (12) comprising:
A torque converter in which a thrust washer (16) can support a thrust force at a shaft end portion of the cover (20) side, the torque converter being partitioned by a lockup clutch piston (14). A torque in which an oil passage (B) communicating with one of the oil chambers is communicated with an axial hole (10b) of the input shaft (10) via a connecting oil passage (A) of the thrust washer (16). In the oil passage connection structure of the converter, the connection oil passage (A) is formed between the inner surface of the cover (20) and the surface of the thrust washer (16) on the cover (20) side. The oil passage connection structure of the torque converter.
０）の内面側に形成された溝部（２０ａ）を有している
ことを特徴とする請求項１記載のトルクコンバータの油
路接続構造。2. The connecting oil passage (A) is provided with the cover (2).
The oil passage connection structure for a torque converter according to claim 1, wherein the oil passage connection structure has a groove (20a) formed on the inner surface side of (0).
ッシャ（２６）のカバー（２０）と対向する面側に形成
された溝部（２６ａ）を有していることを特徴とする請
求項１記載のトルクコンバータの油路接続構造。3. The connecting oil passage (A) has a groove portion (26a) formed on a surface side of the thrust washer (26) facing the cover (20). The oil passage connection structure of the torque converter described in 1.
コンバータのカバー（２０）内面に支持するつめ部（１
８ａ）が形成されたサポートワッシャ（１８）を有して
おり、サポートワッシャ（１８）には、これのスラスト
ワッシャ（１６）外周側と対向する内周面側に油路形成
用の切欠き（１８ｂ）が形成されていることを特徴とす
る請求項１、２又は３記載のトルクコンバータの油路接
続構造。4. A pawl portion (1) for supporting the thrust washer (16) on an inner surface of a cover (20) of a torque converter.
8a) has a support washer (18) formed therein, and the support washer (18) has a notch (for forming an oil passage) formed on the inner peripheral surface side facing the outer peripheral side of the thrust washer (16). 18b) is formed, The oil passage connection structure of the torque converter of Claim 1, 2 or 3 characterized by the above-mentioned.
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| JP12576194A JP3560644B2 (en) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | Oil passage connection structure for torque converter |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004308855A (en) * | 2003-04-10 | 2004-11-04 | Valeo Unisia Transmission Kk | Thrust load support structure for fluid machine |
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1994
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| US7887240B2 (en) | 2005-12-22 | 2011-02-15 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Thrust washer with enclosed channels |
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