JPH07310709A - 板部材の係止構造 - Google Patents

板部材の係止構造

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Publication number
JPH07310709A
JPH07310709A JP6105091A JP10509194A JPH07310709A JP H07310709 A JPH07310709 A JP H07310709A JP 6105091 A JP6105091 A JP 6105091A JP 10509194 A JP10509194 A JP 10509194A JP H07310709 A JPH07310709 A JP H07310709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate member
plate
locking
hook
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6105091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kamiari
秀明 上栫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH07310709A publication Critical patent/JPH07310709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非係止部材の表面に板部材を重ね合わせるこ
とによって該板部材が着脱自在に係止される板部材の係
止構造に関し、板部材の着脱に際して特別な工具を用い
ることなく着脱が容易に行えるようにすることを目的と
する。 【構成】 非係止部材の表面に板部材を重ね合わせるこ
とによって該板部材が該非係止部材の表面に着脱自在に
係止される板部材の係止構造であって、前記板部材の一
方の裏面には突出するフック爪を設けると共に、他方の
先端には舌片を設け、前記非係止部材には該フック爪に
噛合するフック穴と、該舌片を挿脱する落とし込み穴と
が具備されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非係止部材の表面に板
部材を重ね合わせることによって該板部材が着脱自在に
係止される板部材の係止構造に関する。
【0002】電子装置を構成するケースなどは、例え
ば、図5の電子装置の概要図の(a) に示す斜視図のよう
に、複数のキー14が配列された本体部11と、表示パネル
13が設けられたカバー部12とよりケース10が形成され、
また、カバー部12が矢印のようにヒンジ部15によって開
閉されるように形成さている。
【0003】この場合、図5の(b) に示す(a) のA-A 断
面図のように、カバー部12が内カバー12A と、外カバー
12B とによって構成され、内カバー12A と、外カバー12
B との互いを重ね合わせることで互いを係止するよう止
めネジ16が螺着されるように形成されている場合は、止
めネジ16の頭部が外部に露出し、外観を損なうことにな
る。
【0004】そこで、通常では、止めネジ16の頭部を覆
う蒲鉾状の断面を有する飾板4-1 が係止され、止めネジ
16の頭部が外部に露出されないようにし、外観を損なう
ことのないように配慮されている。
【0005】一方、このような止めネジ16は、保守点検
などに際して取外しが行われることがあり、したがっ
て、飾板4-1 の係止は、必要に応じて、着脱自在に形成
されることが望まれる。
【0006】
【従来の技術】従来は、図6の従来の説明図に示すよう
に形成されていた。図6は図5 のB-B断面図である。
【0007】図6に示すように、内カバー12A に形成さ
れた凹部7 にはエンボス12C を設け、エンボス12C に止
めネジ16を挿入し、外カバー12B に設けられたスタッド
12Dに螺着することによって内カバー12A と外カバー12B
との互いを係止することにより、カバー12は、内カバ
ー12A と外カバー12B とを重ね合わせることによって構
成されている。
【0008】この場合、凹部7 には飾板4-1 を係止さ
せ、止めネジ16の頭部が露出することのないように形成
されている。また、飾板4-1 の係止は、例えば、飾板4-
1 の裏面4-1Bと凹部7 との間に両面接着テープ18を挿入
し、両面接着テープ18によって接着させることで行われ
ていた。
【0009】そこで、凹部7 に飾板4-1 を係止した時、
飾板4-1 の表面4-1Aと内カバー12Aの表面12E とは同面
となるように形成し、外観を良くすると共に、前述のよ
うなカバー12の開閉によって、飾板4-1 が突出すること
で障害にならないように配慮されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような飾板4-1 で
ある板部材4 をカバー12である非係止部材1 に形成され
た凹部7 に係止することを両面接着テープ18によって行
うことでは、止めネジ16の取外しが必要となった場合
は、図6に示すように、マイナスドライバ17の先端によ
って板部材4 を剥がすことが必要となる。しかし、実際
には、外観を良くするように凹部7 の周囲と、板部材4
の外周とには隙間が生じることのないように形成されて
いるため、ドライバ17の先端によって剥がすことは困難
となる。
【0011】したがって、板部材4 を非係止部材1 から
取り外す場合は、工具が必要であり、しかも、取外しに
は板部材4 を損傷させ、再係止に際しては、新たな板部
材4を準備しなければならない問題を有していた。
【0012】そこで、本発明では、板部材の着脱に際し
て特別な工具を用いることなく着脱が容易に行えるよう
にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本第1の発明の原
理説明図であり、図2は本第2の発明の原理説明図であ
る。
【0014】図1に示すように、非係止部材1 の表面1A
に板部材4 を重ね合わせることによって該板部材4 が該
非係止部材1 の表面1Aに着脱自在に係止される板部材の
係止構造であって、前記板部材4 の一方の裏面4Bには突
出するフック爪5 を設けると共に、他方の先端には舌片
6 を設け、前記非係止部材1 には該フック爪5 に噛合す
るフック穴2 と、該舌片6 を挿脱する落とし込み穴3 と
が具備されるように、また、前記落とし込み穴3 の長さ
L は前記板部材4 の他方を押圧することにより該板部材
4 の他方が沈み込む大きさに形成され、該板部材4 の他
方の沈み込みによって該板部材4 のほぼ中央部が前記非
係止部材1 の表面1Aより離れるように湾曲され、かつ、
前記フック爪5 と前記フック穴2 との噛合が外れるよう
に、更に、図2に示すように、前記非係止部材1 の表面
1Aに前記板部材4 を重ね合わせることにより該非係止部
材1 の表面1Aと、該板部材4 の表面4Aとが同面となる凹
部7 が該非係止部材1 の表面1Aに設けられ、該凹部7 に
前記フック穴2 と、前記落とし込み穴3 とが配設される
ように構成する。
【0015】このように構成することによって前述の課
題は解決される。
【0016】
【作用】即ち、板部材の一方にはフック爪を設け、他方
には舌片を設け、非係止部材にはフック爪に噛合するフ
ック穴と、舌片を挿脱する落とし込み穴とを設け、非係
止部材に板部材を係止することは舌片を落とし込み穴に
挿入させ、フック爪をフック穴に噛合させることで行
い、板部材を非係止部材から取り外す場合は、板部材の
他方を押圧することによって容易に板部材の取外しが行
えるようにしたものである。
【0017】したがって、このような板部材の他方を押
圧することは指によって行えるので特別な工具を準備す
ることなく、板部材の取外しを容易に行うことができ
る。
【0018】
【実施例】以下本発明を図3および図4を参考に詳細に
説明する図3は本発明による一実施例の説明図で、(a)
は断面図,(b)は取外しの説明図, 図4は本発明による他
の実施例の説明図で、(a) は斜視図,(b)は断面図であ
る。全図を通じて、同一符号は同一対象物を示す。
【0019】図3の(a) に示すように、内カバー12A と
外カバー12B とを止めネジ16によって固着することで構
成されるカバー12に凹部7 を形成し、凹部7 にはフック
穴2と、落とし込み穴3 とを設け、飾板4-1 である板部
材4 にはフック穴2 に噛合するフック爪5 と、落とし込
み穴3 に挿脱される舌片6 とが設けられるように構成し
たものである。
【0020】そこで、カバー12である非係止部材1 に板
部材4 を係止することは、フック穴2 にはフック爪5 を
噛合させ、落とし込み穴3 には舌片6 を挿入させること
によって行われる。
【0021】このように構成すると、非係止部材1 から
板部材4 を取り外す場合は、図3の(b) に示すように、
落とし込み穴3 が形成された板部材4 を矢印F1のように
押圧することでP 点を支点として板部材4 を湾曲させる
力が作用し、板部材4 の中央部が凹部7 から突出するよ
う矢印F2方向に板部材4 が湾曲し、フック爪5 は矢印F3
方向に傾き、フック穴2 と、フック爪5 との噛合が外
れ、板部材4 の取り外しが行える。
【0022】また、この場合のフック穴2 は、板部材4
を矢印F1のように押圧した時、板部材4 の押圧箇所がフ
ック穴2 に沈み込むことが可能なサイズに形成する必要
があり、フック穴2 の長さL は、板部材4 の厚みt の約
3 〜5 倍に形成することが良い。
【0023】このように構成すると、非係止部材1 から
板部材4 を取り外す場合は、前述のようなトライバーな
どの工具を用いることなく、板部材4 の一端を指によっ
て押圧することで容易に取り外しを行うことができる。
【0024】更に、板部材1 の係止された箇所の外観を
良くするように、凹部7 の周囲と、板部材1 の外周とに
は隙間が生じることのないように形成されても、板部材
1 の取り外しは容易に行えることができる。
【0025】図4の(a) の場合は、操作するキー21が配
列された操作盤20にトッププレート4-2 を係止し、トッ
ププレート4-2 に表示文字22を表示し、キー21の機能を
表示するように形成されものである。
【0026】このような場合、図4の(b) に示すよう
に、操作盤20である非係止部材1 にはフック穴2 と、落
とし込み穴3 とを設け、トッププレート4-2 である板部
材4 にはフック爪5 と、舌片6 とを設けるようにする
と、フック穴2 にフック爪5 を噛合させ、落とし込み穴
3 に舌片6 を挿入させることで、止めネジなどを用いる
ことなく、しかも、外観を損なうことなく板部材4 を非
係止部材1 に係止させることが行える。
【0027】一方、表示文字22の変更によりトッププレ
ート4-2 を操作盤20から取り外しが必要となった場合
は、指によってトッププレート4-2 の一端を押圧するこ
とによって容易に取り外しが行える。
【0028】したがって、トッププレート4-2 の交換を
容易に行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、板部材にはフック
爪と、舌片とを設け、板部材を係止する非係止部材には
フック爪に噛合するフック穴と、舌片を挿脱する落とし
込み穴とを設けることによって、板部材を非係止部材か
ら着脱させることを容易に行うことができる。
【0030】したがって、従来のような板部材を接着に
よって非係止部材に係止するような構成に比較して着脱
が容易となり、しかも、着脱に際して、特別な工具を用
いることなく、更に、板部材を損傷させることがないよ
うにすることが行え、実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本第1の発明の原理説明図
【図2】 本第2の発明の原理説明図
【図3】 本発明による一実施例の説明図
【図4】 本発明による他の実施例の説明図
【図5】 電子装置の概要図
【図6】 従来の説明図
【符号の説明】
1 非係止部材 2 フック穴 3 落とし込み穴 4 板部材 5 フック爪 6 舌片 7 凹部 1A,4A 表面 4B 裏面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非係止部材(1) の表面(1A)に板部材(4)
    を重ね合わせることによって該板部材(4) が該非係止部
    材(1) の表面(1A)に着脱自在に係止される板部材の係止
    構造であって、 前記板部材(4) の一方の裏面(4B)には突出するフック爪
    (5) を設けると共に、他方の先端には舌片(6) を設け、
    前記非係止部材(1) には該フック爪(5) に噛合するフッ
    ク穴(2) と、該舌片(6) を挿脱する落とし込み穴(3) と
    が具備されることを特徴とする板部材の係止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前記落とし込み穴(3) の
    長さ(L) は前記板部材(4) の他方を押圧することにより
    該板部材(4) の他方が沈み込む大きさに形成され、該板
    部材(4) の他方の沈み込みによって該板部材(4) のほぼ
    中央部が前記非係止部材(1) の表面(1A)より離れるよう
    に湾曲され、かつ、前記フック爪(5)と前記フック穴(2)
    との噛合が外れることを特徴とする板部材の係止構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の前記非係止部材(1) の表
    面(1A)に前記板部材(4) を重ね合わせることにより該非
    係止部材(1) の表面(1A)と、該板部材(4) の表面(4A)と
    が同面となる凹部(7) が該非係止部材(1) の表面(1A)に
    設けられ、該凹部(7) に前記フック穴(2) と、前記落と
    し込み穴(3) とが配設されることを特徴とする板部材の
    係止構造。
JP6105091A 1994-05-19 1994-05-19 板部材の係止構造 Pending JPH07310709A (ja)

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JP (1) JPH07310709A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018179267A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 大和化成工業株式会社 ブラケットの取付構造及びブラケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018179267A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 大和化成工業株式会社 ブラケットの取付構造及びブラケット

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Effective date: 20011009