JPH0730859U - 吸盤フック - Google Patents

吸盤フック

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JPH0730859U
JPH0730859U JP064392U JP6439293U JPH0730859U JP H0730859 U JPH0730859 U JP H0730859U JP 064392 U JP064392 U JP 064392U JP 6439293 U JP6439293 U JP 6439293U JP H0730859 U JPH0730859 U JP H0730859U
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JP
Japan
Prior art keywords
suction
plate
hook
hook member
suction plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP064392U
Other languages
English (en)
Inventor
三津夫 福島
Original Assignee
イタルトービジャパン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by イタルトービジャパン株式会社 filed Critical イタルトービジャパン株式会社
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着盤の吸着力を増大せしめるとともに、そ
の着脱を容易にし、しかも適宜フック部材の取替えを可
能にすることを目的とする。 【構成】 ナット部の締めつけにより、吸着盤の表面中
央部に埋設され、ねじが立設された基盤が引き上げられ
て真空空間を形成するとともに、押え盤を介して、その
外周端部が吸着盤の外縁部に形成された係止部に係止さ
れ吸着盤を押圧し、その吸着力を増大させるとともに、
その着脱を容易にする。吸着盤は、緩やかなアール状の
吸着面を有する、やや肉厚の部材で形成され、広い吸着
面積が確保される。ナット部の外周には、ナット部材取
付孔を有するフランジ部を複数カ所設け、その取付孔に
適宜の形状のフック部材もしくは横架棒取付具を取り付
ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平滑な壁面に吸着させた吸着盤に設けたフックに物を掛けて収容す る吸盤フックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭内もしくは事業所内において日常使用される小物類、例えば衣服、 袋物等を掛けて収容する吸盤フックとしては、図6に示されるようなものが用い られてきた。すなわち、図6に示すように、フック部材aが設けられた吸着盤b を壁面Cに押し当てて、壁面Cと吸着盤bとの間の空気を排出して真空状態を形 成し、吸着力を生じさせて吸着するものであった。
【0003】 しかしながら、これによると、フック部材aに過大な荷重の物が掛けられた場 合、その物の荷重により吸着盤bの上部端面が引っ張られて空気が侵入し、遂に は吸着盤bが壁面Cよりはがれ落ちてしまうという問題点があった。
【0004】 また、前記吸盤フックを壁面に吸着させた後、位置を変更するため取りはずそ うとする場合、吸着盤bと壁面Cとの間に爪等を挿入して取りはずしたり、フッ ク部材aと吸着盤bとを把持して吸着盤bが壁面Cよりはずれるまで前後左右に 揺動して取りはずさなければならず、多大の労力を要することも問題であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、その 目的とするところは、吸着盤の吸着力を増大せしめるとともに、その着脱を容易 にし、しかも適宜フック部材の取替え可能な吸盤フックを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、実用新案登録請求の範囲に記載した通 りの吸盤フックを構成した。
【0007】
【作用】
本考案に係る吸盤フックは、以下の手順により着脱される。すなわち、平滑な 壁面に吸着盤の吸着面を押し当てて、ナット部を回転してねじを締めつけていく 。ナット部の締めつけとともに、吸着盤は押え盤を押圧し、ねじが固着された基 盤が埋設された吸着盤中央部は引き上げられ、壁面と吸着面との間に真空空間が 形成されていく。吸着盤の表面外縁部には、押え盤の外周端部を係止させる係止 部が設けられているため、ナット部の締めつけにより押え盤の外周端部が吸着盤 の係止部により係止されて、吸着盤は内側に引き込まれることなく、壁面に押圧 吸着される。
【0008】 ナット部には、その外周部にフック部材取付孔を有するフランジ部が複数設け られており、容易かつ強固にナット部を締めつけ、押え盤を押圧することができ る。フック部材にかかる品物の荷重は、押え盤を介して吸着盤全体に分散され、 吸盤フックの吸着力は低下しない。そしてナット部の締めつけ具合に応じて、垂 直下方の適宜のフック部材取付孔を選択して、フック部材を取り付け、物を掛け て収納する。フック部材は、品物に応じて適宜の形状、大きさのフック部材に取 り替えることが可能であり、フック部材に代えて横架棒取付具を装着して横架棒 を取付けることも可能である。
【0009】 吸盤フックを取りはずす場合、ナット部を逆に回転してねじの締めつけを緩め ていくことにより容易に取りはずすことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案に係る一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】 本考案に係る吸盤フック1は、図1及び図2に示すように、平滑な壁面に吸着 させる吸着盤3と、吸着盤1の上部表面を覆って載置される押え盤5と、押え盤 5を介して吸着盤3を吸着させるナット部7と、ナット部7の外周に形成された フランジ部9と、品物を掛けて収納するフック部材11から構成される。
【0012】 図2及び図4において、円形の吸着盤3は、その表面中央部に埋設された基盤 13にねじ15が立設して固着されており、その表面外縁部には、押え盤5の外 周端部を係止させる係止部17が凸設されている。また、吸着盤3の底部吸着面 19は中空の緩やかなアール形状をなし、やや肉厚の部材で形成されている。
【0013】 押え盤5は、図2及び図4に示すように、一端が開口する椀状のもので、その 頂***部には、吸着盤3の表面中央部に立設されたねじ15に嵌合する貫通孔 21が開口されている。また、押え盤5の直径は、その外周端部が吸着盤3の外 縁部に凸設された係止部17の内側に嵌合し、係止せられる大きさのものとなっ ている。
【0014】 ナット部7は、図2及び図4に示すように、その中央部に、吸着盤3の表面中 央部に立設されたねじ15に螺合するねじ孔23が貫通している。ナット部7の 外周には、フック部材を取り付けるフック部材取付孔25を有するつば状のフラ ンジ部9が3カ所設けられ、ナット部7と一体に形成されている。
【0015】 フック部材11は、その先端がフック部材取付孔25より挿入して引掛かるよ うに折曲げられており、他端は品物を引掛けるフックとなっている。
【0016】 本考案に係る吸盤フックを平滑な壁面に押し当てて、フランジ部9が形成され たナット部7を回転してねじを締めつけていく。ナット部7の外周部にフランジ 部9が設けられ、ナット部7と一体に形成されているため、容易かつ強固にねじ の締め付けを行うことができる。
【0017】 押え盤5は、その外周端部が吸着盤3の外縁部に形成された係止部17に係止 されて吸着盤3を上部より押圧するとともに、ナット部7の締めつけに応じて吸 着盤3の表面中央部に埋設された基盤13が引き上げられ、壁面と吸着面19と の間に真空空間が形成されていく。ナット部7の締めつけにより、押え盤5の外 周端部が、吸着盤3の外縁部に形成された係止部17に係止されるので、吸着盤 3の外周端部を内側に引き込むことなく、押え盤5は吸着盤3を強固に吸着させ ることができる。しかも、フック部材9に掛けられた品物の荷重は、押え盤5の 外周端部全体にかかるため、強い吸着力は維持される。
【0018】 吸着盤3は、緩やかなアール形状の吸着面19を有する、やや肉厚の部材で形 成されているため、広い吸着面積が確保され、品物の荷重に対しても頑強である 。
【0019】 また、ナット部7の外周3カ所に設けられたフランジ部9には、それぞれフッ ク部材取付孔25が設けられているため、ナット部7の締め付け具合に応じて、 垂直下方の適宜のフック部材取付孔23を選択して、フック部材11を取り付け ることができる。
【0020】 吸盤フックを取りはずす場合、ナット部7を逆に回転してねじを緩めれば、容 易に取りはずすことができる。
【0021】 本実施例においては、押え盤5を係止させるため係止部17を吸着盤3の外周 端部に凸設しているが、この係止突起に代えて、吸着盤3の外周端部に係止溝を 凹設したものであってもよい。
【0022】 また、本実施例においては、ナット部7の外周にフランジ部9が3カ所設けら れているが、これに限定されるものではなく、適宜複数カ所設けたものであって もよい。
【0023】 また、フック部材11は、引掛ける品物の状況に応じて、適宜の形状、大きさ のフックとすることが可能である。
【0024】 また、吸盤フック1のフック部材11に代えて、横架棒取付具27を装着した 少くとも一対の吸盤フック1を並設吸着せしめ、横架棒29に物を掛けて収容す ることもできる。
【0025】 すなわち、横架棒取付具27は図5に示すように構成されている。一端が開口 する椀状の本体基部31の内側中央部に、ナット部7に嵌合する筒状の嵌合筒3 3が突設されており、その周りにはフック部材取付孔25に嵌合する複数の筒状 の挿入脚部35が突設されている。本体基部31の外側頂上部には横架棒29を 嵌挿して支持するリング状の支持部材37が固着されている。支持部材37の内 側には横架棒29の嵌挿口39が開口している。
【0026】 横架棒29の両端には、着脱自在の係止片41が装着されている。
【0027】 吸盤フック1のフック部材11に代えて、横架棒取付具27を嵌合装着した少 くとも1対の吸盤フック1を、支持部材37の嵌挿口39が対向するように並設 吸着せしめ、一方の嵌挿口39より他方の嵌挿口39へ横架棒29を嵌挿して、 両端を係止片41,41で係止することにより、幅広の物等掛けて収容すること ができる。
【0028】 また、横架棒29の長さ及び品物の荷重に応じて、複数の横架棒取付具27を 装着して支持することもできる。
【0029】 本実施例において、本体基部31は、椀状のものとしているが、これに限定さ れるものではなく、板上のものであってもよい。
【0030】 また、本実施例において、支持部材37は、リング状のものとしているが、こ れに限定されるものではなく、対向する押え片で挾持するもの、もしくはフック 状のものであってもよい。
【0031】
【考案の効果】
本考案によれば、ナット部の締め付けにより、ねじが立設された基盤を引き上 げ壁面と吸着面との間に真空空間を形成するとともに、押え盤を介して吸着盤が 押圧されるため、吸着盤はより強固に吸着し、しかもねじを緩めることにより容 易にこれを取りはずすことができる。
【0032】 また、吸着盤の外縁部に形成された係止部が押え盤の外周端部を係止するため め、ナット部の締めつけにより吸着盤の外周端部が内側に引き込まれることなく 、押え盤は吸着盤を強固に押圧することができる。
【0033】 また、吸着盤は緩やかなアール状の吸着面を有する、やや肉厚の部材で形成さ れているため、ナット部材を締めつけても広い吸着面積が確保されるとともに、 頑強なものとなる。
【0034】 また、ナット部の外周にフック部材取付孔を有するフランジ部が複数カ所形成 されているので、ナット部を容易かつ強固に締めつけることができるとともに、 その締めつけ具合に応じて垂直下方の適宜の取付孔を選択して、フック部材を取 り付けることができる。
【0035】 また、フック部材は取付孔に容易に着脱することができるため、品物に応じて 適宜の形状、大きさのフック部材を選択、取り付けることができる。
【0036】 また、フック部材に代えて、横架棒取付具を装着して、横架棒を取付けること により、幅広の物を掛けて収容することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同I−I線断面図である。
【図5】(1)本考案の一実施例に係る横架棒取付具を
示す側面図である。 (2)同背面図である。 (3)横架棒取付具を装着して横架棒を取り付けた状態
を示す概略図である。
【図6】従来の吸盤フックを示す正面図及び同III−
III線断面図である。
【符号の説明】
1 吸盤フック 3 吸着盤 5 押え盤 7 ナット部 9 フランジ部 11 フック部材 13 基盤 15 ねじ 17 係止部 19 吸着面 21 貫通孔 23 ねじ孔 25 フック部材取付孔 27 横架棒取付具 29 横架棒 31 本体基部 33 嵌合筒 35 挿入脚部 37 支持部材 39 嵌挿口 41 係止片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤に立設されたねじを設けた吸着盤
    と、前記ねじを貫通して前記吸着盤上面を覆って載置さ
    れる押え盤と、前記押え盤を介して前記吸着盤をねじの
    締めつけにより壁面に吸着させるナット部から成り、前
    記吸着盤の表面外縁部に前記押え盤の外周端部を係止さ
    せる係止部を設け、かつ前記吸着盤の吸着面を緩やかな
    アール形状に形成するとともに、前記ナット部の外周部
    にフック部材取付孔を有するフランジ部を複数設け、前
    記取付孔にフック部材を取り付けたことを特徴とする吸
    盤フック。
  2. 【請求項2】 前記吸盤フックのフック部材に代えて、
    本体基部内側に前記フック部材取付孔に嵌合する複数の
    挿入脚部を突設し、前記本体基部外側に横架棒を支持す
    る支持部材を固着して成る横架棒取付具を装着したこと
    を特徴とする請求項1記載の吸盤フック。
JP064392U 1993-12-01 1993-12-01 吸盤フック Expired - Lifetime JPH0730859U (ja)

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JP064392U JPH0730859U (ja) 1993-12-01 1993-12-01 吸盤フック

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JP064392U JPH0730859U (ja) 1993-12-01 1993-12-01 吸盤フック

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JPH0730859U true JPH0730859U (ja) 1995-06-13

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JP064392U Expired - Lifetime JPH0730859U (ja) 1993-12-01 1993-12-01 吸盤フック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100753431B1 (ko) * 2006-04-24 2007-09-03 김영남 회전 개폐구를 갖는 흡착구

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4088713B2 (ja) * 2001-11-14 2008-05-21 沖電気工業株式会社 光学素子,その実装方法および光モジュール

Patent Citations (1)

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