JPH07308157A - 養殖魚介類用飼料の製造方法 - Google Patents

養殖魚介類用飼料の製造方法

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JPH07308157A
JPH07308157A JP6125918A JP12591894A JPH07308157A JP H07308157 A JPH07308157 A JP H07308157A JP 6125918 A JP6125918 A JP 6125918A JP 12591894 A JP12591894 A JP 12591894A JP H07308157 A JPH07308157 A JP H07308157A
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ferm
strain
polysaccharide
reaction
feed
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JP6125918A
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Terukazu Uchida
輝一 打田
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Sapporo Breweries Ltd
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Sapporo Breweries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 養殖魚介類用固形飼料を製造するにあたり、
多糖(α−1,6結合を主結合とするα−グルカン)を
配合することを特徴とする。 【効果】 多糖はバインダーとして作用すると同時に、
各種魚病の治療・予防剤として有効に作用し、かつ魚介
類の体内で分解吸収されてエネルギー源および栄養にな
り飼料効果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は養殖魚介類用飼料の製造
方法に関し、詳しくは養殖魚介類用固形飼料を製造する
にあたり、特定の多糖を配合することを特徴とする養殖
魚介類用固形飼料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、海洋資源の高度利用を目的とし
て、魚介類の養殖が盛んに行われている。しかし、魚介
類の養殖場では、過密養殖や水質汚濁等飼育環境の悪化
により、しばしば細菌性やウイルス性の魚病が発生し、
莫大な損害を業者に与えている。この原因の一つは、養
魚場での魚介類の生体防御機能が低下して、ウイルスや
細菌に感染し易くなっていることが指摘されている。こ
れら魚病の対策として抗生物質やワクチンが開発され、
使用されてきたが、抗生物質は耐性菌の出現で効果が小
さいことや人体への移行などの問題点から、その使用が
規制される傾向にあり、またワクチンも適用できる魚
種、魚病が限られている。以上のことから、安全で効果
的な新たな魚病予防剤の開発が望まれていた。
【0003】一方、養殖魚介類用固形飼料を製造する場
合、バインダーが必要である。これまでに使用されてい
るものは、澱粉,デキストリン,グルテン,寒天,ゼラ
チン,カゼイン,カラゲナン,アルギン酸ナトリウム,
ポリアクリル酸ナトリウム,カルボキシメチルセルロー
ス(CMC),ハイドロキシプロピルセルロース(HP
C),リグニンスルホン酸ナトリウム等が代表的なもの
であり、澱粉やグルテンなどのように5〜20%と比較
的多量に用いられるものも多いが、一般的には1〜10
%程度の添加が普通である。しかし、可及的に少量の添
加で有効なバインダーが望ましく、新たな物質の開発が
期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは抗腫瘍活
性、免疫調節活性、感染防御活性等の生理活性を有する
無味無臭、水溶性の多糖の製造方法を確立すると共にそ
の用途開発についても検討を重ねてきた(例えば特開平
3−35791号公報,特開平3−224494号公
報)。この多糖の用途開発にあたり、その免疫賦活作用
による感染防御活性の生理活性に着目して鋭意検討を重
ねた結果、魚類,貝類,甲殻類等の魚介類に対してもこ
れらの生理活性を示し、魚病予防剤として利用できるこ
とを見出した。また、検討過程で多糖は高い粘稠性を有
する溶液として生産され、その強い粘着性のため液状の
ままで混合して粉体原料を強く結着せしめ、乾くと固化
することから、固形飼料製造時のバインダーとしても利
用できることを見出した。その結果、養殖魚介類用飼料
の粉体原料に粘稠な多糖溶液をそのまま直接混入させて
各種固形飼料を他のバインダーを使うことなく製造する
ことが可能になった。
【0005】なお、水溶性グルカンを魚病予防剤として
利用した例は、特開平2−218615号、同2−25
6620号などに挙げられているが、該グルカンをバイ
ンダーとして利用するという知見は得られていなかっ
た。また、養殖魚介類用飼料は水中給餌のため、固形飼
料の水中崩壊による水質汚染や摂餌効率低下が養殖漁業
の重要問題であり、固形飼料のバインダーはその重要な
ファクターである。しかしながら、現在多用されている
CMC,ポリアクリル酸ソーダなどの非消化性高分子物
質は免疫賦活作用がないだけでなく、魚類の成長,消化
に悪影響を及ぼすことが明らかとなってきている。これ
に対して本発明で用いる特定の多糖は消化性であるた
め、栄養物として消化吸収され、生体に利用されるもの
である。
【0006】本発明において用いる多糖は、バインダー
としての利用できるだけでなく、免疫賦活作用を有する
感染症予防剤として、さらに栄養剤としての複合的作用
を併せて有することが特徴である。ペレット等の成形飼
料は、硬すぎず壊れず粉にならない等飼料の形状や水中
での安定性が十分に保持されるものが理想的であり、そ
のバインダーとして該多糖は極めて適したものである。
さらに、該多糖は飼料の固形化に際しての結着機能と同
時に表面被膜をも形成するという利点があるので、例え
ば甲殻類幼生、貝類幼生や仔稚魚用に供されるマイクロ
バインディング飼料などの微粒子飼料の製造にも好適で
ある。以上の知見に基づいて、養殖魚介類用固形飼料を
製造する際に、魚病予防剤およびバインダーとして後記
する特定の多糖を使用する新規な方法を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、養殖魚介類用
固形飼料を製造するにあたり、特定の性質を有する多糖
を配合することを特徴とする養殖魚介類用固形飼料の製
造方法を提供するものである。
【0008】すなわち、本発明は養殖魚介類用固形飼料
を製造するにあたり、下記の性質を有する多糖を配合す
ることを特徴とする養殖魚介類用固形飼料の製造方法を
提供するものである。 (1) 性状:白色の無晶性粉末で無味無臭 (2) 溶解性:水,ホルムアミド,ジメチルスルホキシ
ドに可溶、アルコール,アセトン,ベンゼン,酢酸エチ
ル,ヘキサン,クロロホルム,四塩化炭素に不溶 (3) 水溶液のpH:中性ないし弱酸性 (4) 構成糖:グルコースのみ (5) 元素分析値:C:43.0〜45.0%,H:6.0 〜6.3
% (6) 構造:α−1,6 結合を主結合とするα−グルカン (7) 蛋白質:ローリー法によると検出されない。 (8) 分子量:透析膜を通過せず、分子量1万以上と推
定される。 (9) 呈色反応:アンスロン硫酸反応,フェノール硫酸
反応が陽性、ビウレット反応,ローリー・フォーリン反
応,エルソン・モルガン反応,ヨード反応が陰性 (10) 融点:明確な融点を示さない。 (11) 紫外部吸収スペクトル:特徴的吸収を有していな
い。 (12) 赤外部吸収スペクトル:α−グルカンに特徴的吸
収を示す。 (13) 13C−NMRスペクトル:α−1,6 グルカンに特
徴的なスペクトルを示す。 (14) 抗腫瘍作用を示す。
【0009】本発明に使用する多糖は、水溶性のα−
1,6結合を主結合とするα−グルカンである。この多
糖は種々の方法で得ることができるが、実用的には蔗糖
を基質とした特定の微生物の培養による発酵生産物とし
て得ることが好ましい。例えばロイコノストック・メセ
ンテロイデス・サブスピーシーズ・デキストラニカムBL
-75 株(FERM BP-2242),同NCFB 517株(FERM BP-271
1),同NCFB 531株(FERMBP-2712),同NCFB 861株(FE
RM BP-2713),同NCFB 864株(FERM BP-2714),同NCFB
880株(FERM BP-2715),同46-1株(FERM BP-2670) ,
同ATCC 1956 株,同IFO 3349株並びにラクトバチルス・
コンヒューサス40-1株(FERM BP-2865), 同40-3株(FERM
BP-2866), 同77-1株(FERM BP-2867), 同78-1株(FERM BP
-2868), 同80-1株(FERM BP-2869)及びそれらの変異株か
らなる群から選ばれる1種または2種以上の微生物を蔗
糖含有液で蔗糖含有培地で培養することにより、粘稠な
溶液として目的の多糖が得られる(例えば特開平3−3
5791号公報)。
【0010】培養物からの該多糖の分離は常法により行
えばよく、例えば除菌濾過や遠心分離することにより容
易に分離することができる。多糖は菌体含有の培養液そ
のものを粗製物として用いたり、この培養液を加熱殺菌
して用いてもよいが、必要に応じて濾過や遠心分離等の
手段により菌体を除去して適当に精製してもよい。さら
に、上記微生物から抽出した多糖合成酵素を蔗糖溶液に
反応させることにより、菌体を含まない純度の高い多糖
を粘稠な溶液として直接容易に製造することができる
(特開平3−224494号公報)。
【0011】本発明において養殖魚介類用固形飼料の製
造に用いる原料は、魚粉,粉乳,油粕粉,小麦粉,乾燥
酵母,卵粉,米糠,肉粉および微量添加物などであり、
飼料の組成などは魚介類の種類などを考慮して適宜決定
すればよい。その1例としてアユの養殖用飼料の場合の
組成を以下に示す。
【0012】
【表1】 アユ成魚用配合飼料組成(固形飼料の形状はクランブルが適当である。) 魚粉 30%, 胚芽 5%, 肉粉 20%, 乾燥ビール酵母 5%, 小麦粉 15%, 全卵粉末 3%, きな粉 5%, 微量添加物 1%, 大豆油粕 10%, 多糖 1% ふすま 5%,
【0013】養殖魚介類用固形飼料の製造にあたり、上
記多糖は他の飼料成分の重量に基づいて無水物換算で通
常0.01〜5.0%、好ましくは0.05〜2.0%の割合で
用いられる。飼料の製造法は、通常使用されるバインダ
ーの代わりに多糖を用いること以外は特別な条件はな
く、その代表的な製造法を示すと、各種魚介類対応の配
合飼料、乾物原料等の混合物に所定濃度の多糖(液状)
を加えて練り合わせ、細粒,微細粒,ペレット,うず巻
状棒等に成形した後、乾燥させる。なお、クランブルは
ペレットを乾燥した後に破砕して選粒層別する。また、
多糖として粉末状のものを使用するときは、液状多糖を
スプレードライなどにより粉末化し、これを飼料原料粉
体に混合し、適当に加水、混和し、ペレット状などに成
形することができる。しかし、粉末状多糖は保存、輸送
等に便利であるが、粉末化に費用がかかり、経済的でな
い。
【0014】本発明により得られる飼料で養殖される魚
介類は魚類,貝類,甲殻類等を指称し、これらには各種
のものがあり、例えば淡水養殖ではコイ,ウナギ,ア
ユ,ニジマス,ドジョウ,キンギョ,ティラピア,ヒメ
マス,キャットフィッシュ等があり、海水養殖ではハマ
チ,ブリ,マダイ,クロダイ,フグ,アジ,シマアジ,
ギンザケ,マス,ヒラメ,クロマグロ,アイゴ,チダ
イ,イシダイ,クルマエビ,ロブスター,ホタテ貝,カ
キ等が挙げられる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 実施例1 (多糖の製造)ロイコノストック・メセンテロイデス・
サブスピーシーズ・デキストラニカムBL-75 株(FERM B
P-2242) を穿刺培養したものから、8mlの培地(蔗糖
4.0%,乾燥ビール酵母0.05%,リン酸水素2カリウ
ム0.5%,塩化ナトリウム0.1%)を入れた直径15m
mの試験管に菌を接種し、26℃で24時間静置培養し
た。次いで、同組成の培地1Lを入れた3L容の三角フ
ラスコに上記の菌体濃度1×107 /cm2 の種菌20
mlを接種し、28℃で20時間静置培養した。得られ
た粘稠な培養液に加水して多糖濃度を1%に調整した
後、遠心分離を行い菌体及び不溶物の除去を行い、1%
の多糖溶液1.8Lを得た。なお、この多糖の製造法の詳
細は特開平3−35791号公報に記載されている。
【0016】(飼料の製造)魚粉100g,スキムミル
ク70g,カキ殻粉10g,チキンミール200g,油
粕粉200g,トウモロコシ粉250g,小麦胚芽10
g,米糠80g,乾燥ビール酵母等微量添加物10gを
均一に混合した後、上記の1%多糖溶液150gを加え
て混和したものを、ペレッターで直径5mmのペレット
にしたものを蒸気殺菌した後、乾燥してマス用のペレッ
ト飼料1kgを調製した。この飼料は水中で崩壊せず、
水質を汚染させることなく、効率よく摂餌された。
【0017】実施例2 (多糖の製造)蔗糖28%,酵母エキス0.1%,リン酸
水素カリウム0.5%,塩化ナトリウム0.1%を含有する
加熱殺菌済みの培地1Lに実施例1と同様にして得た1
%の除菌多糖溶液(粗酵素液)100mlを加えて30
℃で24時間静置反応させた後、加水して10%の多糖
溶液2Lを得た。なお、この多糖の製造法の詳細は特開
平3−224494号公報に記載されている。
【0018】(飼料の製造)魚粉450g,脱脂粉乳2
00g,小麦粉150g,パン粉50g,油粕粉50
g,乾燥ビール酵母等微量添加物40gを均質に混合し
た後、上記で得た多糖溶液150gを加えて混和し、次
いでペレッターで直径6mmのペレットにしたものを蒸
気殺菌後、熱風乾燥してウナギ用のペレット飼料1kg
を調製した。この飼料を養殖場でウナギに給餌したとこ
ろ、水中で崩壊せず、水質を汚染させることなく、極め
て効率的に摂餌された。
【0019】実施例3 (多糖の製造)ラクトバチルス・コンヒューサス40-1株
(FERM BP-2865) を穿刺培養したものから、5mlの培
地(蔗糖2.0%,酵母エキス0.5%,リン酸水素二カリ
ウム2.0%,pH7.4)を入れた直径15mmの試験管
に菌を接種し、26℃で24時間静置培養した。次い
で、この培養液10mlを同組成の培地500mlを入
れた1L容の三角フラスコに加え、26℃で24時間静
置培養した。得られた培養液を加熱殺菌したのち、遠心
分離して菌体を除去し、1%濃度の多糖溶液470ml
を得た。なお、この多糖の製造法の詳細は特開平4−3
6187号公報に記載されている。
【0020】(飼料の製造)魚粉500g,小麦粉20
0g,肉骨粉100g,油粕粉50g,米糠50g,乾
燥ビール酵母等微量成分50gを均質に混合した後、上
記で調製した1%濃度の多糖溶液180gを加えて混和
し、ペレッターで直径5mmのペレットにしたものを蒸
気殺菌後、乾燥してマダイ用のペレット飼料1kgを調
製した。この飼料は水中で崩壊せず、水質を汚染させる
ことなく、効率よく摂餌された。
【0021】
【発明の効果】本発明はペレット,クランブル,うず巻
棒,細粒,微粒等各種成型体の養殖魚介類用固形飼料の
製造にあたり、特定の多糖を配合することに特色があ
り、該多糖はバインダーとして用いられると同時に、各
種魚病の治療・予防剤として有効に作用し、かつ魚介類
の体内で分解吸収されてエネルギー源および栄養になり
飼料効果を高めることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/715 AER

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 養殖魚介類用固形飼料を製造するにあた
    り、下記の性質を有する多糖を配合することを特徴とす
    る養殖魚介類用固形飼料の製造方法。 (1) 性状:白色の無晶性粉末で無味無臭 (2) 溶解性:水,ホルムアミド,ジメチルスルホキシ
    ドに可溶、アルコール,アセトン,ベンゼン,酢酸エチ
    ル,ヘキサン,クロロホルム,四塩化炭素に不溶 (3) 水溶液のpH:中性ないし弱酸性 (4) 構成糖:グルコースのみ (5) 元素分析値:C:43.0〜45.0%,H:6.0 〜6.3
    % (6) 構造:α−1,6 結合を主結合とするα−グルカン (7) 蛋白質:ローリー法によると検出されない。 (8) 分子量:透析膜を通過せず、分子量1万以上と推
    定される。 (9) 呈色反応:アンスロン硫酸反応,フェノール硫酸
    反応が陽性、ビウレット反応,ローリー・フォーリン反
    応,エルソン・モルガン反応,ヨード反応が陰性 (10) 融点:明確な融点を示さない。 (11) 紫外部吸収スペクトル:特徴的吸収を有していな
    い。 (12) 赤外部吸収スペクトル:α−グルカンに特徴的な
    吸収を示す。 (13) 13C−NMRスペクトル:α−1,6 グルカンに特
    徴的なスペクトルを示す。 (14) 抗腫瘍作用を有す。
  2. 【請求項2】 多糖が、固形飼料製造時のバインダー並
    びに魚介類の病気の治療,予防剤として使用される請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 多糖が、ロイコノストック・メセンテロ
    イデス・サブスピーシーズ・デキストラニカムBL-75 株
    (FERM BP-2242),同NCFB 517株(FERM BP-2711),同
    NCFB 531株(FERM BP-2712),同NCFB 861株(FERM BP-
    2713),同NCFB 864株(FERM BP-2714),同NCFB 880株
    (FERM BP-2715),同46-1株(FERM BP-2670) ,同ATCC
    1956 株,同IFO 3349株並びにラクトバチルス・コンヒ
    ューサス40-1株(FERM BP-2865), 同40-3株(FERM BP-286
    6), 同77-1株(FERM BP-2867),同78-1株(FERM BP-2868),
    同80-1株(FERM BP-2869)及びそれらの変異株からなる
    群から選ばれる1種または2種以上の微生物により生産
    されたものである請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 魚介類が養殖用の魚類,貝類及び甲殻類
    のいずれかである請求項1記載の方法。
JP6125918A 1994-05-17 1994-05-17 養殖魚介類用飼料の製造方法 Withdrawn JPH07308157A (ja)

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