JPH07304360A - シートレール装置 - Google Patents

シートレール装置

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JPH07304360A
JPH07304360A JP12304094A JP12304094A JPH07304360A JP H07304360 A JPH07304360 A JP H07304360A JP 12304094 A JP12304094 A JP 12304094A JP 12304094 A JP12304094 A JP 12304094A JP H07304360 A JPH07304360 A JP H07304360A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いロック強度を有するシートレール装置を
提供する。 【構成】 ロックバー保持部材18の側壁18bの略下
端に形成されたロック部材20の側壁20b側を指向し
て突出するボス部18fに、ロック補強部ブラケット3
4が固定されているので、該ロック補強部ブラケット3
4は、ボス部18fの突出高さ分ロック部材20側に近
接して配置される。従って、車両衝突時の荷重は、ロッ
クバー16、ロック補強部ブラケット34の通孔34
d、及びロック部材20の通孔20aの間で剪断荷重と
して加わるため、これら部材は高いロック強度を保つこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用シートの前後位
置を調整するためのシートレール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベンチシート等の前後移動を可能にする
シートレール装置としては、車両衝突時の高い荷重に耐
えるようロック強度の高いものが用いられている。即
ち、セパレートシートのシートレール装置においては、
50km/hでの衝突時に加わる1t程度の荷重に耐え
得るよう設定されているが、ベンチシート用のシートレ
ール装置は、2名又は3名が腰掛けている状態において
該50km/hでの衝突時にかかる3t程度の荷重に耐
え得るよう設定される。
【0003】ベンチシート用の従来技術に係るシートレ
ール装置について、図6を参照して説明する。シートレ
ール装置は、車体床側に取り付けられるローアーレール
12と、このローアーレール12上に摺動自在に支持さ
れるアッパーレール14と、該アッパーレール14に取
り付けられ、ロックバー16を摺動可能に保持すると共
に、図示しないシートを固定するためのロックバー保持
部材18と、該ローアーレール12に取り付けられ、ロ
ックバー16の挿通するロック孔20aが車両進行方向
に対して複数穿設された側壁20bを有するロック部材
20とから主として成る。この従来のシートレール装置
では、車両衝突時におけるアッパーレール14のローア
ーレール12からの剥離を防ぐため、ロックバー保持部
材18の側壁18bにロックバー16を貫通させるパッ
チ板22が溶接により取り付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シートレール装置においては、上記パッチ板22と、ロ
ック部材20の側壁20bとの距離が離れているため
に、車両衝突時にロックバー16へ加わる荷重が、ロッ
クバー16と、パッチ板22と、ロック部材20の側壁
20bとの間に捩じり荷重として加わるため、高いロッ
ク強度を得ることが困難で、要求されるロック強度を得
るためには厚みのある鋼板を用いる必要があった。
【0005】また、ロックバー保持部材18は、その側
壁18bの下端においてアッパーレール14と溶接され
ている。このため、ロックバー保持部材18は当該溶接
部分にて強度が一番強くなる。しかしながら、車両衝突
時の荷重を受けるためのパッチ板22は、該溶接部分の
上方に取り付けられているため、この最も強度の強い溶
接部分がロック強度を高めるためには使用されていなか
った。
【0006】更に、上記パッチ板22はロックバー保持
部材18へ溶接により取り付けられるため、この溶接作
業に手間がかり、シートレール装置の製造コストを押し
上げていた。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、高いロ
ック強度を有するシートレール装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のシートレール装置は、アッパーレールと;
ローアーレールと;ロックバーを車両の進行方向と略直
角に摺動可能に保持するための通孔が穿設された一対の
側壁を有し、該側壁の略下端において前記アッパーレー
ルへ接合されたロックバー保持部材と、前記ロックバー
を挿通する通孔が複数穿設され、前記ロックバー保持部
材の一方の側壁に沿って配置される側壁を有し、前記ロ
ーアーレールに取り付けられたロック部材とを有するシ
ートレール装置であって、前記ロック部材の側壁側に位
置する前記ロックバー保持部材の側壁の略下端に前記ロ
ック部材の側壁側を指向して突出する複数のボス部を形
成し、前記ロックバーを挿通する通孔が前記ロック部材
の通孔と対応して穿設されたロック補強部材であって、
その略下端が固定手段により前記ボス部へ固定されたロ
ック補強部材とから成ることを特徴とする。
【0009】また、本発明の好適な態様において、ロッ
ク補強部材が一対の偏位片を有するクランク状に形成さ
れた鋼板からなり、上方の偏位片を前記ロック部材の側
壁側へ偏位するよう配置し、下方の偏位片を前記ロック
バー保持部材のボス部側へ偏位するよう配置して前記固
定手段としてリベットにより固定したことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】上記のように構成されたシートレール装置で
は、ロックバー保持部材の側壁の略下端に形成されたロ
ック部材の側壁側を指向して突出するボス部に、ロック
補強部材が固定されているので、該ロック補強部材は、
ボス部の突出高さ分ロック部材側に近接して配置され
る。従って、車両衝突時の荷重は、ロックバー、ロック
補強部材の通孔、及びロック部材の通孔の間で剪断荷重
として加わるため、これら部材は高いロック強度を保つ
ことができる。また、ロックバー保持部材はその側壁の
略下端において前記アッパーレールへ接合されており、
その接合された略下端にボス部が形成されおり、当該ボ
ス部にロック補強部材の略下端が固定手段により固定さ
れる。ロックバー保持部材の略下端は、アッパーレール
へ接合されると共にボス部が形成されたことにより非常
に高い強度を有する。この高い強度を有するロックバー
保持部材の略下端に、ロック補強部材が固定されるた
め、車両衝突時にロック補強部材に加わる荷重に対して
もロックバー保持部材は変形し難くい。このため本発明
のシートレール装置は高いロック強度を保つことができ
る。
【0011】更に本発明の好適な態様において、ロック
バー保持部材へのロック補強部材の固定がリベットにて
行われるため、ロック補強部材を安価に固定することが
できると共に、車両衝突時に荷重が加わってもロック補
強部材が剥がれにくい。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図を参照
して説明する。図1は本発明の1実施例に係るシートレ
ール装置の斜視図であり、図2は図1のシートレール装
置の平面図、図3は図2のG−G線断面図である。本実
施例のシートレール装置10は、図3に示すようにロー
アーレール12とこのローアーレール12上に摺動自在
に支持されるアッパーレール14と、該アッパーレール
14に取り付けられ、ロックバー16を摺動可能に保持
すると共に、図示しないシートを固定するためのロック
バー保持部材18と、該ローアーレール12に取り付け
られ、ロックバー16の挿通するロック孔20aが車両
進行方向に対して複数穿設された側壁20bを有するロ
ック部材20と、該アッパーレール14の剥離を防止す
るための剥離防止部材24とから主として成る。このシ
ートレール装置10は、ローアーレール12の底部を挿
通するボルト26により、車体床部に取り付けられた図
示しない回転盤に固定される。
【0013】本実施例のシートは、2名乗車可能なベン
チシートに折り畳み式の補助シートが取り付けられて成
り、この補助シートを展開した状態において、3名掛け
が可能なように構成されている。そして、図3に示すシ
ートレール装置10によって、前後方向に調整可能であ
ると共に、上記回転盤により車両進行方向とこれと反対
の方向へ向け得る所謂回転対座式に構成されている。
【0014】図3は、シートレール装置10のロック状
態を示している。前後調整の際には、ロックバー16が
図中左方向へ水平に移動されて、ローアーレール12側
に取り付けられているロック部材20のロック孔20a
から脱抜され、アッパーレール14の移動が可能とな
る。図4を参照してアッパーレール14及びローアーレ
ール12の構成について更に詳細に説明する。ローアー
レール12は、略コ字状の断面を有し、底壁12aには
前述した回転盤への取り付けのためのボルト26を挿通
するための通孔12dが穿設されており、上端には外方
を指向する水平片12cが形成されている。
【0015】一方、C字状の断面を有するアッパーレー
ル14は、頂部壁14aと、側壁14bと、内方を指向
する水平片14cとが形成されてなる。ローアーレール
12の側壁12b及び水平片12cと、アッパーレール
14の側壁14b及び水平片14cとの間に、ボール2
8が配置され、また、ローアーレール12とアッパーレ
ール14との間にローラ30が配置されることにより、
アッパーレール14は、ローアーレール12に対して摺
動可能に支持されている。
【0016】図4に示すように、略コ字状の断面を有す
るロックバー保持部材18は、頂部壁18aと、側壁1
8bと、図3に示すロック部材20側を指向する水平片
18cと、図3に示す剥離防止部材24側に設定された
U字状片18dとが形成されて成る。該ロックバー保持
部材18は、その側壁18bの下端部が、上記アッパー
レール14の側壁14bへ溶接されることにより該アッ
パーレール14へ固定されている。この側壁14bの略
中央位置には、ロックバー16を挿通するための一対の
通孔18eが形成されている。また、上記アッパーレー
ル14への溶接が成されている上記側壁18bの一方の
下端部には、ロック部材20の側壁20b側を指向して
突出するボス部18fが形成されている。このボス部1
8fは、図2に示されているように該ロックバー保持部
材18に6箇所形成されている。このボス部18fの略
中央には通孔18gが形成されている。
【0017】このロックバー保持部材18のボス部18
fには、リベット32によりロック補強ブラケット34
が取り付けられている。ロック補強ブラケット34は、
鋼板にクランク状の曲げを加えてなり、上方を指向する
偏位片34aと、下方を指向する偏位片34bと、両偏
位片34a、34bとの間の偏位部34cとを有し、上
方を指向する偏位片34aは、ロック部材20の側壁2
0b側へ偏位するよう配置され、下方を指向する偏位片
34bは前記ロックバー保持部材18のボス部18f側
へ偏位するよう配置される。上述した偏位部34cに
は、ロックバー16を挿通するための通孔34dが形成
され、また、下方を指向する偏位片34bには、上記リ
ベット32を挿通するための通孔34eが穿設されてい
る。
【0018】図3を参照して、ロック部材20及び剥離
防止部材24について説明する。ロック部材20の側壁
20bには、図2に示すようにロックバー16の挿通す
るロック孔20a、20a、20aが3箇所穿設され、
シートを中央位置、前進位置、後退位置で固定すること
を可能にしている。該ロック部材20の側壁20bの上
方には、車両衝突時に上記ロック補強ブラケット34の
偏位片34aと係合してアッパーレール14の剥離を防
ぐコ字状片20cが形成されている。また、該側壁20
bの下方には、該ロック部材20をローアーレール12
に固定するためのく字状壁20dが形成されている。一
方、剥離防止部材24は、その側壁24bの上方に、ロ
ックバー保持部材18のU字状片18dと係合してアッ
パーレール14の剥離を防ぐU字状片24cが形成され
ている。また、該側壁24bの下方には、該剥離防止部
材24をローアーレール12に固定するためのく字状壁
24dが形成されている。
【0019】次に、ロックバー16を摺動させてシート
レール装置10のロックを行うロック機構について図2
を参照して説明する。ロックバー16を摺動させるレバ
ー52は、軸56によって回動自在に枢支され、その一
方の端部52aは楕円形の通孔52bが穿設され、他方
の端部52cにはフック52dが形成され、そして、引
っ張りバネ58によって図中の反時計方向へ付勢されて
いる。レバー52の端部52aの通孔52bには、図3
に示すロックバー16の通孔16aと連通する軸54が
配置されている。また、レバー52の端部52cのフッ
ク52dには、レバー52を時計方向へ回動するための
ワイヤ60が接続されている。
【0020】上記構成のシートレール装置10は、シー
トの前後位置を調整する操作者が、シート側に設けられ
ている図示しないフックを持ち上げることにより、ワイ
ヤ60が引かれ、引っ張りバネ58の付勢力に対抗して
レバー52が図2中の時計方向へ回動される。これによ
り、ロックバー16が図中下方へ移動し、ロック部材2
0の側壁20bに設けられたロック孔20aから脱抜し
てロック解除される。このアンロック状態において、操
作者がシートに前方、又は、後方への力を加えることに
より、ボール28及びローラ30によって摺動可能に保
持されているアッパーレール14がローアーレール12
上を移動する。操作者は、所望のシート位置でフックを
開放することにより、引っ張りバネ58の付勢力によっ
てロックバー16が、ロック部材20のロック孔20a
を貫通し、この位置でシートが固定される。
【0021】本実施例のシートレール装置10は、車両
衝突時にシートの取り付けられているアッパーレール1
4に車両進行方向への力が加わる。この際に、アッパー
レール14をローアーレール12側に固定しているロッ
クバー16が貫通しているロックバー保持部材18の通
孔18e、ロック補強ブラケット34の通孔34d、及
びロック部材20のロック孔20aには非常に大きな荷
重が加わる。この際に図6を参照して前述した従来のシ
ートレール装置においては、ロックバー保持部材18の
側壁18bと、ロック部材20の側壁20bとの距離が
離れているために、車両衝突時の荷重が、ロックバー1
6と、ロックバー保持部材18の側壁18bと、ロック
部材20の側壁20bとの間で捩じり荷重として加わっ
ていた。これに対し、本実施例においては、ロックバー
保持部材18の側壁18bの略下端に形成されたロック
部材20の側壁20b側を指向して突出するボス部18
fに、ロック補強ブラケット34が固定されているの
で、該ロック補強ブラケット34は、ボス部18fの突
出高さ分ロック部材20側に近接して配置される。この
ため本実施例のシートレール装置10においては、車両
衝突時の荷重は、ロックバー16、ロック補強ブラケッ
ト34の通孔34d、及びロック部材20のロック孔2
0aの間で剪断荷重として加わるため、これら部材は高
いロック強度を保つことができる。
【0022】また、本実施例のシートレール装置10に
おいては、ロックバー保持部材18はその側壁18bの
下端においてアッパーレール14へ溶接されており、そ
の溶接された下端にボス部18fが形成されおり、当該
ボス部18fにロック補強ブラケット34の下端がリベ
ット32により固定される。ロックバー保持部材18の
下端は、ボス部18fが形成されると共にアッパーレー
ル14へ溶接されているため非常に高い強度を有する。
この高い強度を有するロックバー保持部材18の下端に
ロック補強ブラケット34が固定されるため、車両衝突
時にロック補強ブラケット34に加わる荷重に対してロ
ックバー保持部材18は変形し難くい。このため、本実
施例のシートレール装置10は高いロック強度を保つこ
とができる。
【0023】更に本実施例においては、ロックバー保持
部材18へのロック補強ブラケット34の固定がリベッ
ト32にて行われるため、ロック補強ブラケット34を
安価に固定することができる。また、車両衝突時に大き
な荷重が加わってもロック補強ブラケット34が剥がれ
難い。
【0024】またさらに、本実施例においては、ロック
補強ブラケット34のロックバー16を挿通する通孔3
4dが、上方を指向する偏位片34aと、下方を指向す
る偏位片34aとの間の偏位部34c、即ち、クランク
状に曲げられた強度の一番高い部分に設けられているた
め、車両衝突時に該通孔34dに大きな荷重が加わって
も、ロック補強ブラケット34は容易に変形することは
ない。
【0025】図5は本発明のシートレール装置の第2実
施例の断面を示している。この第2実施例において、前
述した第1実施例と同様な部材については、同一の参照
番号を用いその説明を省略する。図3を参照して前述し
た第1実施例においては、ロック補強ブラケット34の
ロックバー16を挿通する通孔34dは、上方を指向す
る偏位片34aと、下方を指向する偏位片34bとの間
の偏位部34cに設けられていたが、この第2実施例に
おいては、該通孔34dが、ロック部材20の側壁20
b側へ偏位するよう配置された上方を指向する偏位片3
4a側方、即ち、ロック部材20のロック孔20aに近
接させて取り付けられている。このため、車両衝突時の
荷重が、ロックバー16、ロック補強ブラケット34の
通孔34d、及びロック部材20のロック孔20aの間
で剪断荷重として加わり、これら部材は高いロック強度
を保つことができる。
【0026】
【効果】以上記述したように本発明のシートレール装置
では、ロックバー保持部材の側壁の略下端に形成された
ロック部材の側壁側を指向して突出するボス部に、ロッ
ク補強部材が固定されているので、該ロック補強部材
は、ボス部の突出高さ分ロック部材側に近接して配置さ
れる。従って、車両衝突時の荷重は、ロックバー、ロッ
ク補強部材の通孔、及びロック部材の通孔の間で剪断荷
重として加わるため、これら部材は高いロック強度を保
つことができる。また、ロックバー保持部材はその側壁
の略下端において前記アッパーレールへ接合されてお
り、その接合された略下端にボス部が形成されおり、当
該ボス部にロック補強部材の略下端が固定手段により固
定される。ロックバー保持部材の略下端は、アッパーレ
ールへ接合されると共にボス部が形成されたことにより
非常に高い強度を有する。この高い強度を有するロック
バー保持部材の略下端に、ロック補強部材が固定される
ため、車両衝突時にロック補強部材に加わる荷重に対し
てもロックバー保持部材は変形し難くい。このため本発
明のシートレール装置は高いロック強度を保つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシートレール装置の
斜視図である。
【図2】第1実施例のシートレール装置の平面図であ
る。
【図3】図2のG−G線に沿う断面図である。
【図4】図3のアッパーレールとローアーレールとの断
面図である。
【図5】第2実施例のシートレール装置の断面図であ
る。
【図6】従来技術に係るシートレール装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 シートレール装置 12 ローアーレール 14 アッパーレール 16 ロックバー 18 ロックバー保持部材 20 ロック部材 34 ロック補強ブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパーレールと;ローアーレールと;
    ロックバーを車両の進行方向と略直角に摺動可能に保持
    するための通孔が穿設された一対の側壁を有し、該側壁
    の略下端において前記アッパーレールへ接合されたロッ
    クバー保持部材と、 前記ロックバーを挿通する通孔が複数穿設され、前記ロ
    ックバー保持部材の一方の側壁に沿って配置される側壁
    を有し、前記ローアーレールに取り付けられたロック部
    材とを有するシートレール装置であって、 前記ロック部材の側壁側に位置する前記ロックバー保持
    部材の側壁の略下端に前記ロック部材の側壁側を指向し
    て突出する複数のボス部を形成し、 前記ロックバーを挿通する通孔が前記ロック部材の通孔
    と対応して穿設されたロック補強部材であって、その略
    下端が固定手段により前記ボス部へ固定されたロック補
    強部材とから成ることを特徴とするシートレール装置。
  2. 【請求項2】 ロック補強部材が一対の偏位片を有する
    クランク状に形成された鋼板からなり、上方の偏位片を
    前記ロック部材の側壁側へ偏位するよう配置し、下方の
    偏位片を前記ロックバー保持部材のボス部側へ偏位する
    よう配置して前記固定手段としてリベットにより固定し
    たことを特徴とする第1項記載のシートレール装置。
  3. 【請求項3】 前記ロックバーを挿通する前記ロック補
    強部材の通孔が上方の偏位片と下方の偏位片との間の偏
    位部に設けられたことを特徴とする第2項記載のシート
    レール装置。
  4. 【請求項4】 前記ロックバーを挿通する前記ロック補
    強部材の通孔が上方の偏位片に設けられたことを特徴と
    する第2項記載のシートレール装置。
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