JPH07300328A - 板ガラスを曲げる方法及び装置 - Google Patents

板ガラスを曲げる方法及び装置

Info

Publication number
JPH07300328A
JPH07300328A JP5280389A JP28038993A JPH07300328A JP H07300328 A JPH07300328 A JP H07300328A JP 5280389 A JP5280389 A JP 5280389A JP 28038993 A JP28038993 A JP 28038993A JP H07300328 A JPH07300328 A JP H07300328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
glass
station
wagon
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5280389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3718532B2 (ja
Inventor
Erkki Yli-Vakkuri
エルッキ・イーリ・ヴァルッキ
Arto Kaonpaeae
アルト・カオンパー
Tapio Salonen
タピオ・サローネン
Jukka Nikkanen
ユッカ・ニッカネン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamglass Engineering Oy
Original Assignee
Tamglass Engineering Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FI924666A external-priority patent/FI91521C/fi
Priority claimed from FI932861A external-priority patent/FI94233C/fi
Priority claimed from FI933318A external-priority patent/FI94234C/fi
Application filed by Tamglass Engineering Oy filed Critical Tamglass Engineering Oy
Publication of JPH07300328A publication Critical patent/JPH07300328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718532B2 publication Critical patent/JP3718532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/025Re-forming glass sheets by bending by gravity
    • C03B23/0258Gravity bending involving applying local or additional heating, cooling or insulating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10807Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor
    • B32B17/10889Making laminated safety glass or glazing; Apparatus therefor shaping the sheets, e.g. by using a mould
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B25/00Annealing glass products
    • C03B25/04Annealing glass products in a continuous way
    • C03B25/06Annealing glass products in a continuous way with horizontal displacement of the glass products
    • C03B25/08Annealing glass products in a continuous way with horizontal displacement of the glass products of glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B29/00Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins
    • C03B29/04Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way
    • C03B29/06Reheating glass products for softening or fusing their surfaces; Fire-polishing; Fusing of margins in a continuous way with horizontal displacement of the products
    • C03B29/08Glass sheets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板ガラスを曲げる方法及び装置に関する 【構成】 リング状金型によって支持された板ガラスは
曲げ温度に加熱され一つの加熱ステーションから次のス
テーションへと搬送される。加熱/曲げステーション
(4)では、板ガラスが一部又は全体的に重力作用によ
って所望の曲げ形状になるように加熱される。曲げ作業
中、放射熱の温度分布は調節される。加熱ステーション
(2)では板ガラスは対流噴射作用に露される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板ガラスを曲げる方法に
関するものであり、この方法では加熱前の曲がっていな
い状態の板ガラスを金型に置き、金型とそれに支持され
た板ガラスは予熱及び加熱ステーションを介して金型ワ
ゴンで搬送され、金型によって支持された板ガラスは各
予熱及び加熱ステーションでガラスの温度が曲げ温度に
達するまで加熱され、金型に支持された加熱された板ガ
ラスは曲げステーションへ搬送されそして板ガラスをさ
らに曲げステーションで加熱し重力作用によってガラス
の一部または全体を所望の形状に曲げる。
【0002】また本発明は板ガラスを曲げるための炉に
関するものであり、この炉は複数の連続した予熱及び加
熱ステーション、曲げステーション、前記予熱及び加熱
ステーションの下方に位置する複数の連続した冷却ステ
ーション、板ガラスを加熱、曲げそして冷却する間板ガ
ラスを支持する金型及び順次ステーションへ金型を搬送
するワゴンからなる。
【0003】
【従来の技術】本発明の好ましい態様例は積層板ガラス
の曲げ方法に関するものであり、この方法では重ね合わ
さった曲げられていない状態の板ガラスをリング状金型
に置き、このリング状金型とそれに支持された一組の積
層ガラスは金型ワゴンで予熱ステーションを介して搬送
され、金型に支持された一組の板ガラスは曲げステーシ
ョンへと移動し、曲げ作業を行うために曲げ温度に加熱
される。
【0004】この種の板ガラスを曲げる方法及び炉装置
は本願出願人の米国特許公告4,497,645号及び同4,986,8
42号から公知である。この種の炉は実質的にはリング状
金型を用いて重力によって積層されたウィンドシールド
を曲げるためのものである。当然、重力による曲げを補
うためにプレス曲げを用いることも可能である。通常の
ウィンドシールド形材を曲げる際、板ガラスが所望の曲
げ形状になるように熱を確実に配分するための加熱抵抗
が用いられる。例えば、板ガラスが急激に湾曲すること
によって、板ガラスの端部は比較的平坦である中央部分
より放射熱を多く受けることになる。
【0005】曲げ工程前に加熱工程で強制対流を用いる
ことは米国特許公報第5,009,691 号及び同第4,441,907
号から公知である。これらの特許公報いずれも板ガラス
が加熱され曲げられる金型にある際の強制対流について
何も触れていない。金型で曲げられる板ガラスに局部的
に放射熱を加えることは米国特許公報第2,967,378 号か
ら公知である。またガラスの下の金型の周りに熱空気を
向けることによって金型と板ガラスの温度差を最小限に
することは米国特許第4,755,204 号から公知である。
【0006】生産能力を向上させることは車両用ウィン
ドシールド及びバックライトの曲げ作業の開発に於いて
基本的な目的の一つである。
【0007】さらに板ガラスの中央部分が他の部分より
平坦にならずに序々にまたは均一に広範囲に湾曲するよ
うな曲げ形状にする必要が生じてきた。このような形状
は例えばウィンドシールドワイパーによるガラス面の圧
力がさらに均一になるのでワイパーがより効果的に作動
するという点で好ましい。また空気力学的にみても緩や
かな湾曲形状が好ましい。しかしこのことは従来のウィ
ンドシールドの形状に曲げるために用いた抵抗領域では
達成されない。原理的には同一の装置が従来のウィンド
シールドの形状及び中央部分が緩やかに湾曲した形状双
方の曲げるために用いることができるように抵抗領域の
形状及び配置を変えることは可能である。しかしなが
ら、このために抵抗領域を再編成することは不便であり
且つコストがかかる。板ガラスが曲げられて形成される
ポケットがより深くなり、板ガラスの表面積がより大き
くなったので形状を制御することは困難になった。
【0008】通常、撓みによる曲げは曲げ形状を制御す
るために長時間を要する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
方法及び炉装置を提供することであり、さらにこの方法
及び装置により実質的に生産能力を向上させ且つ抵抗領
域の構造上の再構成をせずに種々の形状に板ガラスを曲
げるために板ガラスの中央部分を集中して効果的に曲げ
ることが可能になった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は予熱ステー
ション及びまたは予備曲げステーション及びまたは曲げ
ステーションにおいて加熱する間、板ガラスは対流噴射
によって集中的に加熱され、曲げ工程の間放射熱の配分
は調節される。
【0011】好ましい態様例に於いて、噴射空気は炉内
の周囲空気より温度が低く、この結果、噴射ポイントで
過度に加熱することがなくなるが、対流効果がガラス面
に沿って広がりこれにより板ガラスは均一に分割され噴
射ポイントの周囲領域で強くなる。
【0012】対流噴射をポケットを形成する曲げが行わ
れるいかなる部分に集めることは可能である。典型的な
例として、対流噴射は板ガラスを緩やかに湾曲させるた
めに板ガラスの中央部分に集められる。
【0013】また「加熱レンズ」を形成するためにガラ
ス面を局部的に加熱しすぎない非常に弱い噴射を用いる
ことができる予熱ステーション(あるいはその次の予備
曲げまたは曲げステーション)でガラスが静止している
間対流噴射を用いることができる。
【0014】対流噴射はまた曲げステーション前の予備
曲げステーション及びまたは曲げステーションだけに用
いることが可能であるが、積層板ガラス(ウィンドシー
ルド)を曲げる場合は予備ステーションにおいてのみ対
流噴射を用いるのが効果的である。以下にその理由を述
べる。
【0015】本発明は特に積層板ガラスの曲げ加工後、
金型ワゴンと一組の曲げられた板ガラスを上方の搬送路
から下方の搬送路へと移送し前記予熱ステーションの下
方に位置する下方搬送路で一組の曲げられた板ガラスを
冷却するような方法に用いるのが適している。
【0016】この公知の方法には次のような問題があ
る。予熱ステーションの内側ではガラスの底部と頂部の
間に約100 °Cの温度差が生じる。この温度差は曲げス
テーションにおいても均等化されない。この結果、底部
のガラスは頂部のガラスの曲げに抵抗し、底部のガラス
が曲げ温度に加熱されるまで待たなければならないの
で、曲げ作業に時間を要することになる。このような現
象はガラスの中央にゆるやかなたわみ曲げ形状を形成す
る時または角を複雑な形状に曲げる際生じる。
【0017】上記の問題を克服し加熱及び曲げ加工を促
進させ且つ所望の曲げ形状が得られ炉の生産能力を向上
させることができるように前記温度差を均等化すること
も本発明の目的である。
【0018】この目的は予熱ステーションに位置する一
組の板ガラスの各板ガラス間の温度差を減少させるため
に前記下に位置する板ガラスの底面に少量の空気を噴射
させ、前記下に位置する板ガラスに対流による熱の移動
を集中させることによって達成される。
【0019】この特定の種類の炉では下方搬送路でガラ
スを冷却しその熱が上方搬送路に位置するガラスの底部
に移動することによってガラスの底部に集中的に熱が伝
達する。本発明の特定の用途に於いて、上記のことは上
下搬送路間に取り付けられたパイプから金型ワゴンの開
口した床部分を介して少量の空気を噴射することによっ
て行われる。
【0020】本発明には以下に示す利点がある。 1 )個々に加熱せずに対流を用いて上方搬送路のガラス
の底部を加熱するために上下搬送路に位置するガラスの
温度差(約100 °C)を有効に利用して実際の曲げ加工
が開始される前に板ガラスの頂部と底部の温度が等しく
なる。 2 )この温度が均一化されたガラスによって曲げ工程に
おいてガラスの底部が曲げ温度に加熱されるのを待つ必
要がないので迅速に曲げ加工が行われる。 3 )冷却工程はガラスの頂部と底部の温度差によるガラ
スの広がりまたは逆方向の曲げを発生させない。 4 )ガラスをリング状金型によって決められる特に複雑
な曲げ形状にすることができる。 5 )緩やかな撓みの曲がり形状が短時間の曲げ加工によ
って得られる。 本発明の炉またはレアは予熱ステーション及びまたは予
備曲げステーション及びまたは曲げステーションには断
熱天井または壁を介して延びている対流空気噴射パイプ
が設けられており、このパイプは予熱ステーション及び
または予備曲げステーション及びまたは曲げステーショ
ンに位置する板ガラスの下方およびまたは上方に開口し
た噴射オリフィスを有し、このオリフィスから板ガラス
面へ炉の周囲の空気より低い温度の空気を噴射すること
を特徴としている。対流空気噴射パイプにはガラスの温
度を測定する高温計を取り付けることが可能である。噴
射作用例えば噴射の停止はこの高温計による温度測定に
基づいて制御される。一つの例として、高温計によって
測定されるガラスの温度は曲げステーションにおける放
射熱の分配の制御及び調節に用いられ、このことはヨー
ロッパ特許公報第0486952 号に詳述されている。本発明
の好ましい態様を添付の図面を参照し詳述する。
【0021】
【実施例】本発明の方法に用いる炉は複数の連続した加
熱ステーションまたはセクション(1、2、3)を含
む。一組の積層板ガラスはリング状金型によって第1の
炉(1)へ搬送される。以後「一組の積層板ガラス」を
以下「板ガラス」と称する場合もある。板ガラスと伴に
金型(11)は順次一つの炉から次の炉へとワゴン
(9)によって進み、このワゴンには連続する部分を互
いに離隔する端壁(9a)が設けられている。この第1
の炉において、板ガラスは主に下方に位置する冷却ステ
ーション(7)での冷却工程による曲げられた板ガラス
からの熱エネルギーを受ける強制対流によって加熱さ
れ、このことは本願出願人の米国特許第4,986,842 号に
詳述されている。ステーション(1)における加熱の割
合は板ガラスからの強制対流が90% であり放射が10% で
ある。一定の温度に加熱するのに必要な加熱ステーショ
ン(1)の数は3乃至6であり、板ガラスが次の予熱ス
テーション(2)に進む前にそこで板ガラスの温度は23
0 乃至300 °Cに達する。予熱ステーション(2)では
加熱は一部、熱抵抗(12)によってそして一部は床及
びまたは搬送ワゴン(9)の縁部の周囲を介し且つ下方
に位置する冷却ステーション(6)の冷却工程にある板
ガラスからの対流熱によって行われる。ステーションに
おける加熱は放射熱が40% 、対流熱が60% である。予熱
ステーションの数は通常3乃至6である。予熱ステーシ
ョン(2)で板ガラスの温度は約530 乃至550 °Cにな
り、板ガラスは予備曲げステーション(3)へと進む。
予備曲げステーションでは温度はさらに20乃至30°C程
上昇し、板ガラスは僅かに折り曲がる。最後に板ガラス
は実際の曲げステーション(4)へと進み、そこで板ガ
ラスの温度は590 乃至635 °Cの範囲で上昇する。曲げ
温度ではガラスは温度の変化に非常に敏感に反応し、板
ガラスの温度が2、3度変化しても曲げに多大な影響を
与える。曲げステーション(4)での板ガラスへの熱伝
達は通常放射によるものが90% 、対流によるものが10%
となっている。
【0022】従って、上方搬送路(18)上で定期的に
ワゴン(9)が進行することによって連続したステーシ
ョン(1、2、3、及び4)が形成される。曲げ加工
後、前記ワゴン(9)と一組の曲げられた板ガラスは上
方搬送路(18)から同じ様に定期的に前記ワゴンを反
対方向に搬送する下方搬送路(19)に移送され、この
板ガラスは冷却され、上方搬送路(18)で加熱される
一組の板ガラスの下方に所定の時間に位置する。
【0023】本発明では曲げステーション(4)におい
て抵抗(12)のオン/オフの切り替えによる熱を配分
することに加えて、対流噴射が制御された方法で板ガラ
スを変化に富んだ形状にするために用いられることが上
記のことから明らかにされた。特に、この対流噴射は比
較的大きな表面積を有する板ガラスの中央部分を緩やか
な湾曲形状に曲げる際必要となる。このために本発明の
炉装置は対流空気噴射パイプ(13´)を含み、このパ
イプは曲げステーション(4)(及びまたは予備曲げス
テーション)の断熱天井部を介し且つ曲げステーション
に位置する板ガラスの頂面に近接した加熱抵抗(12)
間を延びている。パイプ(13)の下方端部と板ガラス
面の間の距離は10乃至20cmの範囲内にある。パイプ(1
3)の直径は8 乃至12mmである。通常の場合、パイプ
(13)は曲げ作業全体を通して実質的に板ガラスの中
央部分に非常に弱く対流空気を噴射するために用いられ
る。噴射速度は0.1l/s以下であり、通常0.1 から0.03l/
s の範囲内にある。曲げを促進させるために非常に弱い
噴射(例えば0.01l/s )を抵抗領域の温度配分を制御す
るためのプログラムを変更することによって従来の曲げ
形状に用いることも可能である。
【0024】高温計(14)は曲げられるガラスの温度
を測定するためにパイプ(13)に取り付けられてい
る。予め定められたプログラムに従って、制御ユニット
(15)が曲げ工程中、抵抗(12)をオフに切り替
え、これにより放射熱の分配パターンは曲げ作業中予め
定められた方法で変化する。制御ユニット(15)は測
定温度に基づいて制御バルブ(16、16´)を制御す
るためにも用いることができる。バルブ(16)は流動
速度を規制するための制御バルブであり、バルブ(16
´)はオン/オフバルブである。当然、双方のバルブを
噴射時間または速度を制御するために別個にまたは伴に
用いることは可能である。通常の場合、単独の板ガラス
の曲げ作業中噴射を制御する必要は全くないが、板ガラ
スの種類が変化する場合のみ必要となる。
【0025】噴射のオン/オフの切り替えは板ガラスが
一つのステーションから次のステーションへと移動する
度に必要であり、これにより移送の間、板ガラスの縁部
領域に噴射が加えられなくなる。このことはステーショ
ン(2、3及びまたは4)のいずれにおいての集中噴射
が確実に板ガラスを所望の形状にするために用いられる
ので必要となる。
【0026】従って、通常の場合ガラスが各ステーショ
ンに留まっている間連続した一定の噴射を行い且つ熱伝
達の配分は抵抗領域(12)の温度分布を調節すること
により調節される。この調節は主に何時そしていくつの
中央部分の抵抗が曲げステーション(4)の最終加熱段
階でオフに切り替えられるかということに関する。
【0027】同様の対流空気噴射システムを予熱ステー
ション(3)に配することも可能である。この場合必要
とされる対流噴射は非常に小型のパワーポンプ(17)
が必要である。噴射される空気の量は非常に少ないので
噴射空気は炉の周囲から得ることができる。従って、パ
イプ(13´)から排出される空気は炉内の空気より冷
たく、この場合もパイプ(13´)の空気が(例えば炉
内を包囲する空気によって)予熱される。
【0028】本発明の対流噴射は板ガラスを曲げる領域
の制御を向上させたことに加えて、曲げ作業が実質的に
早く行われ生産能力を向上させる役割を果たしている。
これは対流による熱伝導の増加によるものだけではな
く、以下に示す要因にもよる、 1 )ガラスの頂部及び底部(板ガラスの両面)間の温度
差を均等化することが可能である。 2 )抵抗の調節は熱伝導の配分を制御するだけのもので
はない。 3 )多くの場合、放射熱の総量は必要に応じて増加する
ことが可能である。 噴射ヶ所及び距離、空気排出温度は板ガラスの曲げ形状
に影響を与える。すでに指摘したように予熱ステーショ
ン(2)(第1図)ではガラスの頂部と底部間には約10
0 °Cの温度差が生じる。この温度差が本願明細書の導
入部で述べた欠陥の原因となる。予熱ステーション
(2)ではガラスの底部の温度は400°Cとなる。下方
搬送路(19)上の冷却処理中の一組のガラスの温度は
約500°Cである。ここで下方搬送路(19)上のガラ
スの熱の移動が上下搬送路間に取り付けられたパイプ
(13)からワゴン(9)の開口した床部を介して少量
の空気を噴射して上方搬送路(18)のガラスの底部に
対流を生じさせることによって集中させる。この場合、
1つまたは複数の噴射パイプ(13)を設けても良い。
例えば20mmの直径を有し2.0mm のオリフィスが50mmの間
隔をおいて長手方向に亘って設けられた水平に配された
パイプ(13)を用いることも可能である。パイプ(1
3)の中央のオリフィスの大きさが縁部のものと異なる
ようにしても良い。パイプ(13)内に送られる空気は
圧縮または噴射空気となり、この空気は炉の内側を循環
するパイプシステムでまたは別個のヒーターによって予
熱される。パイプ(13)を枝分かれさせることも可能
である。
【0029】本発明によって増強された対流を用いる場
合、ガラスの頂部と底部の温度は実際の曲げ作業開始前
に均等化される。温度が均一化されたことによって、底
部のガラスが曲げ温度に加熱されるまで待つ必要がなく
なったので曲げ作業に時間がかからなくなった。またこ
の方法はリング状金型によって特に複雑な形状にする場
合に適している。このことは第4図に示すカーブによっ
て明らかになる。最上部の曲線によって示された撓み具
合は底部のガラスの温度を上昇させるための本発明によ
る対流の集中化によって生じたものである。しかしなが
ら、対流噴射を用いない場合、同じ200 秒の曲げ時間で
得られた撓み具合は一番下の曲線で示したものである。
中央の曲線は板ガラスの頂面への強制対流も曲げを促進
させるということを示しているが、実質的にはガラスの
底部への対流噴射による撓み具合が少ないことを示して
いる。
【0030】通常の場合、前記パイプ(13)は板ガラ
スがステーション(2)に静止している際、加熱工程を
通して対流空気を噴射するために用いられる。板ガラス
が1つのステーションから次へと移送される時、必要で
あれば、縁部分に噴射しないように噴射を停止すること
ができる。噴射される空気の量は比較的少なくまた別個
の加熱を必要とするものではないが、本発明の方法は噴
射を用いない類似の炉と比較して約30-40%の生産能力の
増加が達成される。
【0031】さらに、パイプ(13)に含まれるオリフ
ィス(20)の大きさ及び配置と同様に噴射パイプ(1
3)を板ガラスの温度分布が所望の曲げ形状にするとい
う点で効果が得られるように配することが可能である。
【0032】言い換えれば、噴射スポットの位置または
噴射スポットの位置及び配分は板ガラスの曲げ形状に影
響を与える。板ガラスの中央部分と伴にまたは加えて、
多方向に比較的鋭角的な曲げを必要とする場合噴射を板
ガラスの角に集めるまたは配分することができる。必要
であれば、噴射パイプ(13)の噴射スポットを垂直ま
たは水平方向に操作できるようにしてもよい。噴射スポ
ットの操作は機械的に炉の外側から適した作動レバーに
よって行うことができる。当然、ガラスの頂面及び底面
に噴射するために上方及び下方から噴射することが可能
である。通常の場合、しかしながら、噴射は予熱ステー
ション(2)で板ガラスの中央部分下方から行われ、放
射熱の配分を制御するプログラムによって曲げ成型も行
われる。
【0033】好ましい態様に於いて、加熱及び曲げステ
ーション(4)に追加の抵抗(12w)を炉の側壁に加
熱されるガラスの縁部面より下方に位置するように設け
ることができる。これらの追加の抵抗は特に板ガラスの
角を曲げる場合用いられる。
【0034】板ガラスが加熱及び曲げステーション
(4)で曲げられる際、板ガラスの中央部分上に比較的
短い頂部抵抗(12a)のみを用いることが効果的であ
るということが判明した(第8図参照)。第10図はガ
ラスの高さ(H)と加熱される抵抗(12a)の長さ
(h)との比が2対1である場合の板ガラスの高さ方向
に於ける撓みプロフィールを示したものである。(抵抗
(12b)は撓み曲げ作業中オフに切り替えられる)前
記比が2対1では抵抗(12a)はガラスの長さに対し
て長すぎる即ち、加熱される領域が板ガラスの上下縁部
に接近して広がりすぎ、撓み具合が緩やかにならなくな
る。第11図は前記比が2.2 対1(白丸で示す)及び2.
6 対1(黒丸で示す)である場合の2つの異なる撓み具
合を示したものである。前記比が2.6 対1の場合が最も
完璧な緩やかさで撓む。最も好ましい比は2.6 対1以上
3.2 対1以下である。
【0035】このために中央部分上の抵抗(12)は3
つの部分に分けられ、それぞれにスイッチが切り替えら
れる(第9図参照)。必要であれば、中央部分上の抵抗
を中央部分を包囲する抵抗(12、12b)より実質的
に短くすることが可能である(第8図参照)。中央部分
を包囲する抵抗(12、12b)は実質的にガラスの輪
郭を越えて延びていなければならない。撓み曲げ成形
中、中央部分の抵抗(12a)とガラスの縁部に近いま
たは越えた中央部分の端部及び角に位置する抵抗(1
2)だけがオンに切り替えられる。これにより緩やかな
撓み曲げ成形が得られ、板ガラスの角の複雑な曲げは壁
部の抵抗(12w)によって確実に行われる(第7図参
照)。
【0036】中央部分の抵抗(12a)の周囲の抵抗
(12、12b)は撓み曲げ成形の初期または最中にオ
フに切り替えられる。この抵抗のオフへの切り替えは測
定されたガラスの温度によって制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】予熱ステーションでの本発明による炉装置の縦
断面図。
【図2】同じ炉装置の曲げステーションでの縦断面図。
【図3】同じ炉装置の入り口端部の縦断面図
【図4】本発明の噴射を板ガラスの底面に行った場合、
頂面に行った場合そして噴射しなかった場合の板ガラス
の撓み具合を曲線で示した図であり、これら全ての曲げ
時間は200秒であった。
【図5】予熱ステーション(2)での炉の横断面図。
【図6】噴射パイプ(13)の一部及びそのオリフィス
の平面図。
【図7】加熱/曲げステーションの略式横断面図。
【図8】加熱/曲げステーションの加熱抵抗の上部平面
【図9】中央部分に位置する抵抗(12a)を示す。
【図10】ガラスの高さ(H)と図8の中央部分の抵抗
(12a)の長さの比が2 である場合の撓み具合を曲線
で示した図。
【図11】ガラスの高さ(H)と図8の中央部分の抵抗
(12a)の長さの比が2.2 と2.6 の場合の撓み具合を
曲線で示した図。
フロントページの続き (72)発明者 タピオ・サローネン フィンランド、エフアイエヌ−33710 タ ンペレ、ユリセンカトー 1 ベー 15 (72)発明者 ユッカ・ニッカネン フィンランド、エフアイエヌ−33710 タ ンペレ、アンナランカトー 30

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板ガラスを曲げるための方法に於いて、 1 )金型ワゴンに支持されたリング状金型に板ガラスを
    置く 2 )前記金型ワゴンを放射及び強制対流によって板ガラ
    スを予熱するための少なくとも1つの予熱ステーション
    に移送する 3 )予熱された板ガラスと伴に金型ワゴンを板ガラスを
    曲げる間放射熱によって板ガラスをさらに加熱するため
    の加熱/曲げステーションに移送する 4 )前記曲げ作業中、前記加熱/曲げステーションで前
    記放射熱の配分を調節する 工程からなる方法。
  2. 【請求項2】 前記強制対流は各予熱ステーションで予
    熱される間実質的に一定であることを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記強制対流は板ガラスの少なくとも中
    央部分に向けられることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記強制対流は板ガラスの下方面に向け
    られることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記曲げはガラスの重力によって生じる
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記強制対流は予熱ステーションの周囲
    空気より冷たい空気噴射によって誘導されることを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 一組の積層板ガラスを曲げるための方法
    に於いて、 1 )金型ワゴンに支持されたリング状金型に一組の積層
    板ガラスを置く 2 )金型ワゴンを第1の水平な搬送路に沿って移送方向
    にワゴンの長さに対応する距離を移送する 3 )ワゴンの長さ分移動するごとにワゴンを停止する 4 )最初の2、3回のワゴンの長さ分の各移動後の停止
    期間中、対流熱によって一組の板ガラスの初期加熱を行
    う 5 )第2の2、3回のワゴンの長さ分の各移動後の停止
    期間中、板ガラスの上部から放射、下部から対流によっ
    て一組の板ガラスを予熱する 6 )積層板ガラスの上部及び下部のガラス間の温度差を
    補うために上部のガラスの温度に対して下部のガラスの
    温度を上昇させるための強制対流によって下方から前記
    対流を集中させる 7 )一組の積層板ガラスを初期の曲げ温度に加熱するた
    めに少なくとも一回のワゴンの長さ分の移動後少なくと
    も一回の停止期間中放射によって一組の積層板ガラスを
    さらに加熱する 8 )前記ワゴンを加熱/曲げステーションに移送しさら
    に放射熱によって板ガラスを加熱する 9 )前記積層板ガラスの曲げ作業中、前記加熱/曲げス
    テーションで放射熱の局部的な配分を調節する 10)前記一組の積層板ガラスが所望の深さを有する曲げ
    に成形された時前記第1の水平搬送路の下方に位置する
    第2水平搬送路にワゴンを下降させる 11)前記金型ワゴンを前記第2水平搬送路に沿って前記
    第1水平搬送路に沿ったワゴンの長さと同じ距離を移動
    させ、第1及び第2水平搬送路に沿った移動方向は互い
    に反対になる 12)前記第2搬送路で徐々に板ガラスを冷却する 工程からなる方法。
  8. 【請求項8】 下方からの対流による前記予熱の熱エネ
    ルギーは第1搬送路上のワゴンの開口底部または底縁部
    の周囲を介して対流空気を流して第2搬送路上の板ガラ
    スを冷却することによって得られることを特徴とする請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記対流空気流は前記第1搬送路上の開
    口部分を介して向けられた強制空気噴射によって集中さ
    れることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記強制対流は各予熱ステーションで
    予熱する間実質的に一定であることを特徴とする請求項
    7記載の方法
  11. 【請求項11】 前記強制対流は少なくとも板ガラスの
    中央領域に向けられることを特徴とする請求項7記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 前記強制対流は板ガラスの下方面に向
    けられることを特徴とする請求項7記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記曲げはガラスの重力によって生じ
    ることを特徴とする請求項7記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記強制対流は予熱ステーションの周
    囲空気より冷たい空気噴射によって誘導されることを特
    徴とする請求項7記載の方法。
  15. 【請求項15】 板ガラスを曲げるための方法に於い
    て、 1 )板ガラスを金型ワゴンに支持されたリング状金型上
    に置く 2 )金型ワゴンを板ガラスを予熱するための少なくとも
    1つの予熱ステーションに移送する 3 )予熱された板ガラスと伴に金型ワゴンを加熱/予備
    曲げステーションへと移送し、そこからさらに板ガラス
    を予備曲げ及びまたは曲げる間、放射及び強制対流によ
    って板ガラスを加熱するための加熱/曲げステーション
    へと移送する 4 )前記曲げ作業中、前記加熱/曲げステーションでの
    前記放射熱の配分を調節する ことからなる方法。
  16. 【請求項16】 前記強制対流は前記予備曲げ及びまた
    は曲げ作業加工の間実質的に一定であることを特徴とす
    る請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記強制対流は少なくとも板ガラスの
    中央領域に向けられることを特徴とする請求項15記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 前記強制対流は板ガラスの上方及びま
    たは下方面に向けられることを特徴とする請求項15記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 前記曲げはガラスの重力によって生じ
    ることを特徴とする請求項15記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記強制対流は加熱/予備曲げステー
    ション及びまたは加熱/曲げステーションの周囲空気よ
    り冷たい空気噴射によって誘導されることを特徴とする
    請求項15記載の方法。
  21. 【請求項21】 曲げ加工中、板ガラスはガラスの縁部
    面より下方に位置する炉の側壁に設けられたラジエータ
    ー及び板ガラスの中央部分の頂部に位置するラジエータ
    ーから放射熱が加えられ、板ガラスの中央部分の頂部に
    位置するラジエーターの長さは板ガラスの高さとの比が
    2.2 以上好ましくは2.4以上そして最も効果的である
    約2.6 乃至3.2 になるように高さ方向に制限されている
    ことを特徴とする請求項1、7及び15いずれか1項記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つの予熱ステーション
    (2)を含む複数の連続した加熱ステーション(1、
    2、3)、加熱/曲げステーション(4)、前記曲げス
    テーションの下方に位置する複数の連続した冷却ステー
    ション、加熱、曲げ及び冷却工程中板ガラスを支持する
    リング状金型(11)及び前記リング状金型を1つのス
    テーションから次のステーションへと搬送するワゴン
    (9)からなる板ガラス用曲げ成形炉に於いて、予熱ス
    テーション(2)には断熱天井部または壁部を介して延
    び且つ予熱ステーションに位置する板ガラスの下方に開
    口している噴射オリフィスを有する対流空気噴射パイプ
    (13)が設けられており、加熱/曲げステーション
    (4)には曲げられる板ガラスの温度を測定する手段
    (14)及び前記測定温度に反応して板ガラスの曲げ工
    程中放射熱の配分を調節する手段(12、15)が設け
    られていることを特徴とする板ガラス用曲げ成形炉。
  23. 【請求項23】 前記オリフィスから排出される対流空
    気は予熱ステーション(2)の周囲空気より冷たいこと
    を特徴とする請求項22記載の成形炉。
  24. 【請求項24】 追加の加熱抵抗(12w)を加熱/曲
    げステーション(4)の壁部にガラスの縁部面より下方
    に位置するように設け、板ガラスの中央部分の頂部に位
    置する加熱抵抗の長さはガラスの高さとの比が2.2 以上
    好ましくは2.4 以上そして最も効果的である2.6 乃至3.
    2 になるようにガラスの高さ方向に制限されていること
    を特徴とする請求項22記載の曲げ成形炉。
JP28038993A 1992-10-15 1993-10-14 板ガラスを曲げる方法及び装置 Expired - Fee Related JP3718532B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI924666A FI91521C (fi) 1992-10-15 1992-10-15 Menetelmä lasilevyjen taivuttamiseksi
FI932861A FI94233C (fi) 1993-06-21 1993-06-21 Menetelmä ja uuni lasilevyjen taivuttamiseksi
FI933318A FI94234C (fi) 1993-06-21 1993-07-23 Menetelmä laminoitujen lasilevyjen taivuttamiseksi
FI924666 1993-07-23
FI932861 1993-07-23
FI933318 1993-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07300328A true JPH07300328A (ja) 1995-11-14
JP3718532B2 JP3718532B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=27241529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28038993A Expired - Fee Related JP3718532B2 (ja) 1992-10-15 1993-10-14 板ガラスを曲げる方法及び装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5437704A (ja)
EP (1) EP0592862B1 (ja)
JP (1) JP3718532B2 (ja)
CN (1) CN1046255C (ja)
AT (1) ATE149978T1 (ja)
AU (1) AU666043B2 (ja)
CA (1) CA2107841C (ja)
DE (1) DE69308715T2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537492A (ja) * 2001-08-06 2004-12-16 サン−ゴバン グラス フランス 合わせガラスを処理する方法および用途
WO2009144943A1 (ja) * 2008-05-30 2009-12-03 Hoya株式会社 レンズ用鋳型の製造方法
US8197727B2 (en) 2005-11-30 2012-06-12 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, covering member, and forming apparatus comprising the same
US8277704B2 (en) 2005-11-18 2012-10-02 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, mold and method of manufacturing the same
US8641937B2 (en) 2009-02-27 2014-02-04 Hoya Corporation Method of manufacturing lens casting mold and method of manufacturing eyeglass lens
US9242889B2 (en) 2005-11-18 2016-01-26 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, glass material, and method of determining shape of glass material and mold
JP2016056033A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 旭硝子株式会社 湾曲ガラス板の製造方法及びその湾曲ガラス板を用いて製造された合わせガラス
JP2016525059A (ja) * 2013-07-16 2016-08-22 コーニング インコーポレイテッド 薄ガラスを曲げるための装置及び方法
JP2018528147A (ja) * 2015-08-06 2018-09-27 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. マイクロ波加熱ガラス屈曲プロセスおよび装置
JP2020040841A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 Agc株式会社 車両用ガラスの成形方法、及び車両用ガラス

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI92816C (fi) * 1993-04-23 1995-01-10 Tamglass Eng Oy Menetelmä ja uunilaitteisto rengasmuotilla kannatetun lasilevyn taivuttamiseksi ja karkaisemiseksi
GB9326288D0 (en) * 1993-12-23 1994-02-23 Pilkington Glass Ltd Glass bending system
GB9416893D0 (en) * 1994-08-20 1994-10-12 Triplex Safety Glass Co Heating and bending glass sheets
US5669952A (en) * 1994-10-14 1997-09-23 Ppg Industries, Inc. Pressure forming of glass sheets
FI96764C (fi) * 1995-01-10 1996-08-26 Tamglass Eng Oy Menetelmä karkaistavien tai lämpölujitettavien lasilevyjen lämmittämiseksi
AU702965B2 (en) * 1996-02-28 1999-03-11 Diniben Pty Ltd A method of bending glass sheets
IT1287941B1 (it) 1996-07-05 1998-08-26 Ianua Spa Forno per trattamenti termici di lastre di vetro
FI106256B (fi) * 1998-02-18 2000-12-29 Tamglass Ltd Oy Menetelmä ja laite lämmityksen kohdentamiseksi lasilevyjen karkaisu-uunissa
WO2000029339A1 (en) * 1998-11-12 2000-05-25 Glassrobots Oy Arrangement in a glass bending oven
EP1140711A1 (en) 1998-11-12 2001-10-10 Glassrobots Oy Arrangement in a glass bending oven
JP4457438B2 (ja) 1999-09-27 2010-04-28 旭硝子株式会社 ガラス板の曲げ成形装置および曲げ成形方法
FI109199B (fi) * 2001-02-28 2002-06-14 Tamglass Ltd Oy Laite lasilevyjen taivuttamiseksi
FI20021131A (fi) 2002-06-12 2003-12-13 Tamglass Ltd Oy Laite lasilevyjen taivuttamiseksi ja karkaisemiseksi
FI116726B (fi) 2002-06-12 2006-02-15 Tamglass Ltd Oy Laite lasilevyjen taivuttamiseksi
FI20035065A (fi) * 2003-05-14 2004-11-15 Tamglass Ltd Oy Menetelmä ja uuni lasilevyjen taivuttamiseksi
DE102006035555A1 (de) * 2006-07-27 2008-01-31 Eliog-Kelvitherm Industrieofenbau Gmbh Anordnung und Verfahren zur Verformung von Glasscheiben
WO2010098136A1 (ja) * 2009-02-27 2010-09-02 Hoya株式会社 レンズ用鋳型の製造方法および眼鏡レンズの製造方法
US8776550B2 (en) 2011-11-23 2014-07-15 Corning Incorporated Method and system for making glass articles
US8528366B2 (en) * 2011-12-22 2013-09-10 Sunpower Corporation Heat-regulating glass bending apparatus and method
CN102757169B (zh) * 2012-07-20 2014-08-20 福耀玻璃工业集团股份有限公司 一种用于弯曲玻璃板的弯曲炉和方法
CN103803781B (zh) * 2012-11-09 2016-04-13 信义汽车玻璃(深圳)有限公司 一种玻璃连续热弯炉
US9446977B2 (en) * 2012-12-10 2016-09-20 Corning Incorporated Method and system for making a glass article with uniform mold temperature
US10526232B2 (en) * 2013-05-30 2020-01-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Microwave heating glass bending process
CN103771693A (zh) * 2014-01-07 2014-05-07 珠海华尚汽车玻璃工业有限公司 一种新型大巴玻璃数控连续烘弯炉
RU2550611C1 (ru) * 2014-03-05 2015-05-10 Закрытое акционерное общество "МАКРОМЕР" Установка для изгибания листового стекла
CN107324641A (zh) * 2016-04-29 2017-11-07 深圳市尊泰自动化设备有限公司 一种热弯玻璃加工设备
HUE052009T2 (hu) 2017-01-30 2021-04-28 Saint Gobain Eljárás egy üveglap meghajlítására
CN107162399B (zh) * 2017-07-19 2020-07-03 安徽云融信息技术有限公司 一种玻璃加工***及加工方法
CN107352780B (zh) * 2017-07-19 2021-05-25 安徽云融信息技术有限公司 一种玻璃加工装置及加工方法
DE102018204476A1 (de) * 2018-03-23 2019-09-26 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung mit einem Ofen und Verfahren zu deren Verwendung
TWI660920B (zh) * 2018-06-25 2019-06-01 海納光電股份有限公司 非接觸成型裝置及方法
CN109297186A (zh) * 2018-10-23 2019-02-01 北京百恒达石油技术有限公司 一种油田专用的火筒式直接加热炉
DE112018007688T5 (de) * 2018-12-28 2021-06-17 Sanko Seikosho Co., Ltd. Thermoplastplattenbiegeverfahren, Bearbeitungshaltevorrichtung und konkave Thermoplastplatte
CN110253729A (zh) * 2019-06-03 2019-09-20 陈培鑫 一种陶瓷薄板的二次加工方法
CN114646218B (zh) * 2022-05-19 2022-10-25 蒙娜丽莎集团股份有限公司 岩板热弯炉及对岩板进行热弯处理的方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3001328A (en) * 1958-07-25 1961-09-26 Pittsburgh Plate Glass Co Glass bending lehrs and conveyors therefor
FR1123000A (fr) * 1958-12-09 1956-09-14 Pittsburgh Plate Glass Co Perfectionnements aux procédés et appareils pour cintrer et courber le verre
FI68390C (fi) * 1983-07-25 1986-12-30 Tamglass Oy Foerfarande och ungsanordning foer boejning av glasskivor.
GB8604246D0 (en) * 1986-02-20 1986-03-26 Pilkington Brothers Plc Manufacture of curved glass
US4986848A (en) * 1988-01-28 1991-01-22 Hitachi Chemical Company, Ltd. Catalyst for electroless plating
FI81330C (fi) * 1988-11-24 1990-10-10 Tamglass Oy Foerfarande och anordning foer att hindra boejning av formvagnens stoedskenor i en boejningsugn foer glasskivor.
FI81331C (fi) * 1988-11-24 1990-10-10 Tamglass Oy Vaermeoeverfoeringsfoerfarande i en boejningsugn foer glasskivor och en boejningsugn.
DE69003845T2 (de) * 1989-03-24 1994-05-05 Central Glass Co Ltd Verfahren zum Biegen von Glasscheiben.
FR2658808B1 (fr) * 1990-02-21 1993-05-14 Saint Gobain Vitrage Int Four de bombage de feuilles de verre par effondrement sur un cadre de bombage et son application a la realisation de vitrages de forme complexe.
FI86295C (fi) * 1990-09-21 1992-08-10 Tamglass Oy Foerfarande och anordning foer boejning av en glasskiva.
EP0486952B1 (en) * 1990-11-19 1995-10-18 Tamglass Engineering Oy Method for heating and bending a glass sheet

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537492A (ja) * 2001-08-06 2004-12-16 サン−ゴバン グラス フランス 合わせガラスを処理する方法および用途
US8277704B2 (en) 2005-11-18 2012-10-02 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, mold and method of manufacturing the same
US9242889B2 (en) 2005-11-18 2016-01-26 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, glass material, and method of determining shape of glass material and mold
US8197727B2 (en) 2005-11-30 2012-06-12 Hoya Corporation Method of manufacturing formed article, covering member, and forming apparatus comprising the same
WO2009144943A1 (ja) * 2008-05-30 2009-12-03 Hoya株式会社 レンズ用鋳型の製造方法
JP5393664B2 (ja) * 2008-05-30 2014-01-22 Hoya株式会社 レンズ用鋳型の製造方法
US8641937B2 (en) 2009-02-27 2014-02-04 Hoya Corporation Method of manufacturing lens casting mold and method of manufacturing eyeglass lens
JP2016525059A (ja) * 2013-07-16 2016-08-22 コーニング インコーポレイテッド 薄ガラスを曲げるための装置及び方法
JP2016056033A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 旭硝子株式会社 湾曲ガラス板の製造方法及びその湾曲ガラス板を用いて製造された合わせガラス
JP2018528147A (ja) * 2015-08-06 2018-09-27 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. マイクロ波加熱ガラス屈曲プロセスおよび装置
JP2020040841A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 Agc株式会社 車両用ガラスの成形方法、及び車両用ガラス

Also Published As

Publication number Publication date
CA2107841A1 (en) 1994-04-16
US5437704A (en) 1995-08-01
EP0592862B1 (en) 1997-03-12
JP3718532B2 (ja) 2005-11-24
AU4879593A (en) 1994-04-28
ATE149978T1 (de) 1997-03-15
CN1088550A (zh) 1994-06-29
EP0592862A1 (en) 1994-04-20
DE69308715T2 (de) 1997-06-19
DE69308715D1 (de) 1997-04-17
CA2107841C (en) 2004-11-23
CN1046255C (zh) 1999-11-10
AU666043B2 (en) 1996-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07300328A (ja) 板ガラスを曲げる方法及び装置
JP4283485B2 (ja) ローラーが設けられた強化炉でガラスパネルを加熱する方法及び装置
US5306324A (en) Method and apparatus for bending and tempering a glass sheet
JP3253312B2 (ja) 板ガラスを複雑な形状に曲げ成形する方法とその装置
US5472469A (en) Method of bending glass sheets
US6079227A (en) Method for manufacturing bent and tempered glass sheet and apparatus for manufacturing the same
EP1491509B1 (en) Method and apparatus for heating glass
JPS5924090B2 (ja) ガラス板を成形する方法
US5074900A (en) Method of heating glass sheet for laminated glass
GB2058743A (en) Method and apparatus for shaping glass sheets
EP1626938B1 (en) Method and furnace for bending glass panels
JPS5820893B2 (ja) ガラスシ−トの製造方法
JPH035330A (ja) 自動車用焼入れバルジングガラスの製造方法及び装置
JPH0826760A (ja) 板ガラスの曲げ及び焼戻し方法
JP2711000B2 (ja) 板ガラスの曲げ成形方法
US5078770A (en) Method for bending difficult bending shapes such as an s-shape in a glass sheet
JPS6362459B2 (ja)
US5185022A (en) Mould assembly for bending difficult bending shapes in a glass sheet
KR100186935B1 (ko) 유리의 연속 절곡장치
FI94233C (fi) Menetelmä ja uuni lasilevyjen taivuttamiseksi
FI94234B (fi) Menetelmä laminoitujen lasilevyjen taivuttamiseksi
CA1150053A (en) Shaping glass sheets using molds of different shapes
JPH111332A (ja) 曲げ強化ガラス板の製造方法および製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040924

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040924

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees