JPH07297858A - 近接無線データ通信装置 - Google Patents

近接無線データ通信装置

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JPH07297858A
JPH07297858A JP6091072A JP9107294A JPH07297858A JP H07297858 A JPH07297858 A JP H07297858A JP 6091072 A JP6091072 A JP 6091072A JP 9107294 A JP9107294 A JP 9107294A JP H07297858 A JPH07297858 A JP H07297858A
Authority
JP
Japan
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unit
signal
wireless data
output
waveform
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6091072A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Yanagida
薫 柳田
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の小形化及び経済化を図る。 【構成】 信号処理部3では入力された送信データSD
に、エラー制御データ及びID番号を付加して出力す
る。波形変換部21では入力された2値信号がベースバ
ンド信号の一種である複流RZパルス信号(複流RZ信
号の内特にデューティ比の小さいもの)に変換され、電
力増幅部5で増幅された後、送信アンテナ6を励振す
る。送信アンテナ6からは入力波形と同様な電波が発信
される。この電波は変信アンテナ7で補捉され、プリア
ンプ8で増幅され、波形整形部11で整形され、波形変
換部22に入力される。この信号は上述の複流RZパル
ス信号であるので信号処理に都合のよい例えば単流NR
Z信号に変換されて信号処理部12に入力される。該部
では必要に応じクロックの再生と、ID番号、受信デー
タ、エラー制御データ等の検出及び誤りの検出と訂正が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は数メートル程度の近接
無線データ通信装置に関し、特にベースバンド信号を変
復調しないで直接電波として送受信する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の無線データの通信装置は図4に示
すように近接対向して配される送信部Sと受信部Rとで
構成される。送信部Sでは、外部より入力データSD及
び制御信号CTLが信号処理部3に入力され、クロック
発生部2のクロック信号CLKに同期して、送信データ
SDにエラー制御データ(ビットエラーを検出、訂正す
るために付加するデータ)及び送信すべき相手側のID
番号が付加されてベースバンド信号SD′が作られ、変
調部4に入力される。変調部4では、ベースバンド信号
SD′でキャリヤ信号発生部1より供給されるキャリヤ
信号が変調され、その変調信号(RF信号)が電力増幅
部5に入力され、増幅されて送信アンテナ6に供給さ
れ、送信電波SSが発信される。
【0003】受信部Rに伝搬した受信電波RSは受信ア
ンテナ7で受信され、プリアンプ8で増幅され、復調部
9に入力される。復調部9ではキャリヤ信号発生部10
より供給されるキャリヤ信号を用いて受信RF信号は復
調(検波)されてベースバンド信号が取り出され、波形
整形部11で整形された信号RD′が信号処理部12へ
入力される。信号処理部12ではベースバンドの入力信
号からクロックが再生され、そのクロックを用いて受信
データ、エラー制御データ及びID番号が検出され、更
にエラービットが検出、訂正される。自身のID番号が
検出されたときに受信データRDが外部に出力される。
【0004】なお、変調方式としては、AM,FM,P
M,PCM及びこれらを組合せた種々の方式が用いられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線データ送信
部及び受信部を、近接して配されるリモコン装置及びそ
のリモコン装置で制御される電子・電気装置(AV装置
を含む)に搭載すると、赤外線を利用したリモコン方式
と異なり、送信部(リモコン)と受信部との間で見通し
が得られなくとも使用でき、また近距離ではそれほど指
向性を気にせずに使用できる利点があり、種々利用され
ている。
【0006】ところで最近システムの小形化、経済化を
図る一環としてこれらの無線データ通信装置に対しても
同様の要請が出されるに至った。この発明はこれらの小
形化、経済化の要請に対処するためになされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1の発明は、近接対向して配される無線デ
ータ送信部と無線データ受信部とより成り、ベースバン
ド信号を直接空間に伝搬させる近接無線データ通信装置
である。前記無線データ送信部は、エラー検出、訂正用
のエラー制御データ及び送信相手先のID番号を入力デ
ジタルデータに付加して出力する信号処理部と、その信
号処理部の出力を複流RZパルス信号に変換して出力す
る波形変換部と、その波形変換部の出力を所定のレベル
に増幅する電力増幅部と、その電力増幅部の出力で励振
され、対応する電波を発信する送信アンテナとより成
る。
【0008】前記無線データ受信部は、受信アンテナ
と、その受信アンテナの出力を所定レベルに増幅するプ
リアンプと、そのプリアンプの出力を波形整形する波形
整形部と、その波形整形部の出力(複流RZパルス信
号)をデータ処理に適した波形に変換する波形変換部
と、その波形変換部の出力から受信データ、エラー制御
データ及びID番号を検出し、エラービットを検出、訂
正する信号処理部とより成る。
【0009】(2)請求項2の発明は、前記(1)項記
載の近接無線データ通信装置において、無線データ受信
部の信号処理部が、波形変換部の出力からクロックを再
生するようにしたものである。 (3)請求項3の発明は、前記(1)又は(2)項記載
の近接無線データ通信装置において、1つの無線データ
送信部と1つの無線データ受信部とを同一の場所に設置
して、送信及び受信が行える1つの送受信部を構成した
ものである。
【0010】(4)請求項4の発明は、前記(3)項記
載の近接無線データ通信装置において、前記送受信部が
前記送信アンテナと受信アンテナとを共用するものであ
る。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図1に、図4と対応する
部分に同じ符号を付して示し、重複説明を省略する。こ
の発明の無線データ通信装置(送信部S及び受信部Rよ
り成る)では、キャリヤ信号を用いた変復調は行われ
ず、ベースバンド信号のまま、電波として直接空間に放
出され、受信部で検波される。
【0012】送受部Sでは従来の図4のキャリヤ信号発
生部1、変調部4は削除され、その代りに波形変換部2
1が信号処理部3と電力増幅部5との間に設けられる。
波形変換部21では、図2に示すように、入力された2
値データSD′(図2C)がベースバンド信号の一種で
ある複流RZパルス信号(複流RZ信号で特にデューテ
ィ比の小さいもの)に変換される。複流RZパルス信号
の周波数スペクトル分布は直流から例えば100MHz
程度とかなり広く、他の電子装置に悪影響を与えないよ
うにするため、送信部Sと受信部R間の距離を数メート
ル程度以下の近接距離に設定し、送信電波SSは極めて
微弱な電界強度に制限される。
【0013】この発明では上述のように送信部では、2
値データを複流RZパルス信号に変換し、このベースバ
ンド信号で直接送信アンテナを励振させて電波を発信さ
せている。従って受信部Rでは、従来の復調部9及びキ
ャリヤ信号発生部10は削除される。その代りに、複流
RZパルス信号を信号処理に適した信号に変換する波形
変換部22が波形整形部11と信号処理部12との間に
設けられる。
【0014】超近距離を伝搬して受信部Rに到達した受
信電波RSは受信アンテナ7で捕捉され、プリアンプ8
で所定レベル(例えばTTLレベル)まで増幅される。
プリアンプ8の出力は図2Dに示すようにかなりなまっ
た波形であるので、波形整形部11で整形され、図2E
のような複流RZパルス信号が得られる。この信号は波
形変換部22で信号処理に適した信号、例えば図2Fに
示す単流NRZ信号に変換されて、信号処理部12に入
力され、従来例で述べたようにクロック再生、ID番号
の検出等が行われ、ID番号が自身の番号であることが
確認されたとき、受信データRDが出力される。
【0015】なお送信部Sの波形変換部21の出力の極
性は図2Bの極性を反転させたものでもよい。これ迄の
説明では信号処理部12で受信データRD′からクロッ
クを再生し、そのクロックを用いてデータを検出するも
のとしたが、この発明はこのような連続同期方式を用い
る場合に限らず、調歩同期方式などの非同期方式を用い
てもよい。その場合には受信側ではクロックの再生は行
われず、1文字毎にスタートビットの始まりを検出する
と、その後は受信側のタイミングで各ビットを検出す
る。
【0016】図1では1つの受信部Rのみを示したが、
一般には図3Aに示すようにID番号の異なる複数の受
信部NO.1〜NO.Nが存在する。これ迄の説明で
は、データを一方向にのみ伝送するものとしたが、双方
向に伝送する場合は、図3Bに示すように、送信部Sと
受信部Rとを組合せて一つの送受信装置とすればよい。
その際、送信アンテナ6と受信アンテナ7とを共用して
経済化するのが望ましい。図3Bは1つの親局とN個の
子局でシステムを構成した場合を示している。親局及び
子局のそれぞれが固有のID番号をもつのは勿論であ
る。
【0017】
【発明の効果】この発明では、従来の無線データ通信装
置と異なり、ベースバンド信号の一種である複流RZパ
ルス信号を用い、特に変復調を行わず、そのまま電波と
して送受信している。従って、従来のキャリヤ信号発生
部1,10及び比較的高価な変調部4及び復調部9を削
除できる。その代り波形変換部21,22が必要となる
が、これらは小形で安価なICロジック回路で構成でき
るので、全体として従来より大幅な小形化と経済化を達
成できる。
【0018】この発明の装置は電子・電機装置のリモコ
ンと本体とに搭載できるのは勿論、パソコンやワープロ
などのキーボード部と本体とに搭載すれば、両者間をワ
イヤレスにすることができ使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1の要部の動作波形図。しかしD,E,Fは
Cの2値データ101に対応する部分の波形を拡大して
示す。
【図3】A及びBはそれぞれデータを一方向又は双方向
に伝送する無線データ通信システムのブロック図。
【図4】従来の無線データ通信装置のブロック図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近接対向して配される無線データ送信部
    と無線データ受信部とより成り、ベースバンド信号を直
    接空間に伝搬させる近接無線データ通信装置であって、 前記無線データ送信部は、エラー検出、訂正用のエラー
    制御データ及び送信相手先のID番号を入力デジタルデ
    ータに付加して出力する信号処理部と、 その信号処理部の出力を複流RZパルス信号に変換して
    出力する波形変換部と、 その波形変換部の出力を所定のレベルに増幅する電力増
    幅部と、 その電力増幅部の出力で励振され、対応する電波を発信
    する送信アンテナとより成り、 前記無線データ受信部は、受信アンテナと、 その受信アンテナの出力を所定レベルに増幅するプリア
    ンプと、 そのプリアンプの出力を波形整形する波形整形部と、 その波形整形部の出力(複流RZパルス信号)をデータ
    処理に適した波形に変換する波形変換部と、 その波形変換部の出力から受信データ、エラー制御デー
    タ及びID番号を検出し、エラービットを検出、訂正す
    る信号処理部とより成る、 近接無線データ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の近接無線データ通信装置
    において、前記無線データ受信部の前記信号処理部が、
    前記波形変換部の出力からクロックを再生することを特
    徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の近接無線データ通
    信装置において、1つの前記無線データ送信部と1つの
    前記無線データ受信部とを同一の場所に設置して、送信
    及び受信が行える1つの送受信部を構成したことを特徴
    とする。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の近接無線データ通信装置
    において、前記送受信部が前記送信アンテナと受信アン
    テナとを共用することを特徴とする。
JP6091072A 1994-04-28 1994-04-28 近接無線データ通信装置 Withdrawn JPH07297858A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005243315A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明用通信システム
JP2008306730A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Advantest Corp 伝送システム、送信装置、受信装置、および伝送方式

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JP2005243315A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明用通信システム
JP4645041B2 (ja) * 2004-02-24 2011-03-09 パナソニック電工株式会社 照明用通信システム
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