JPH072968A - 熱成形性軟質ポリウレタンフォームの製法、熱成形材及び熱成形方法 - Google Patents

熱成形性軟質ポリウレタンフォームの製法、熱成形材及び熱成形方法

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JPH072968A
JPH072968A JP5168467A JP16846793A JPH072968A JP H072968 A JPH072968 A JP H072968A JP 5168467 A JP5168467 A JP 5168467A JP 16846793 A JP16846793 A JP 16846793A JP H072968 A JPH072968 A JP H072968A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱プレス成形に適した熱成形性軟質ポリウ
レタンフォームの製法、熱成形材および熱成形方法の提
供。 【構成】 グリセリンのプロピレンオキシド付加物(平
均分子量3,000)とオレイン酸との特定比率の混合
物を発泡剤とともにポリイソシアネートと反応させて発
泡させる、熱成形性軟質ポリウレタンフォームの製法;
該ポリウレタンフォームからなる熱成形材;および該成
形材を用いる熱成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱成形性軟質ポリウレタ
ンフォームの製法、熱成形材および熱成形方法に関す
る。更に詳しくは、自動車等のドアトリム、アームレス
ト、ヘッドレスト、シートクッション、インストルメン
トパネル、コンソールボックス、サンバイザー等の内装
材、ダッシュサイレンサー、アンダーカーペット等の防
音材料、あるいは衣料用パッド類において有用な、加熱
プレスで容易に成形でき形状保持性の良い熱成形性軟質
ポリウレタンフォームの製法、熱成形材および熱成形方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の内装材あるいは防音材
料に用いられる軟質ポリウレタンフォームの製法として
は、金型内に軟質ポリウレタンフォーム混合反応液を直
接流し込み発泡させるモールド発泡成形法が知られてい
る。また、衣料用パッド類には汎用の軟質ポリウレタン
スラブストックフォームを適当な厚さに裁断し、これを
加熱成形用プレスで熱成形する方法が広く行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法は次の様な問題点があった。モールド発泡成形法
では、得られる成形品がその表面にモールド発泡特有の
スキン層を有しているため、表面通気性が低下し蒸れ易
く快適性あるいは防音性能に劣るという欠点;複雑ある
いは薄肉部を有する形状では成形不良を起こし易いとい
う欠点;あるいは金型設備、金型温調設備に要する費用
が高い。衣料用パッド類に使用する汎用の軟質ポリウ
レタンスラブストックフォームは、熱成形性が不十分
で、高温で長時間プレスする必要があり、フォームが変
色あるいは熱劣化を起こす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決すべく鋭意検討した結果、快適性、防音性
能、成形性等に優れた熱成形性軟質ポリウレタンフォー
ムの製法、熱成形材および熱成形方法を見いだし、本発
明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、ポリオールと有機ポリ
イソシアネート(b)とを触媒(c)、発泡剤(d)お
よび必要により他の添加剤(e)の存在下で反応させて
軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、該
ポリオールとして平均官能基数が2〜6、平均水酸基価
が20〜200であるポリオール(a1)を用い、脂肪
族または芳香族のモノまたはポリカルボン酸から選ばれ
る少なくとも1種の有機酸(a2)を、(a1):(a
2)=(99.9〜90):(0.1〜10)の重量比
で共存させて熱成形性軟質ポリウレタンフォームを製造
することを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製
法;該ポリウレタンフォームからなる熱成形材;ならび
に該成形材を加熱および加圧下に熱成形する熱成形方法
である。
【0006】本発明において用いられるポリオール(a
1)としては、例えば、アルコール類、フェノール類、
アミン類等の活性水素含有化合物のアルキレンオキサイ
ド付加物、ポリエステルポリオールおよびこれらのポリ
オール中でビニルモノマーを重合させて得られる重合体
ポリオールが挙げられる。アルコール類としては、例え
ば1価アルコール類[メタノール、エタノール、n−お
よびiso−プロパノール、ブタノール、2−エチルヘ
キサノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール
等];2価アルコール類[エチレングリコール、プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール等];および3価以上のアルコール類[グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、ショ糖等]が挙げられる。フェノー
ル類としては、アルキルフェノール類[フェノールおよ
びノニルフェノール等]が挙げられる。アミン類として
は、アンモニア;アルカノールアミン類[モノ−、ジ−
およびトリエタノールアミン、イソプロパノールアミ
ン、アミノエチルエタノールアミン等];炭素数1〜2
0のアルキルアミン類[ブチルアミン、ラウリルアミン
等];炭素数2〜6のアルキレンジアミン類[エチレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン等];ポリアルキレ
ンポリアミン類[ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン等];芳香族アミン類[アニリン、フェニレ
ンジアミン、ジアミノトルエン、キシリレンジアミン、
メチレンジアニリン、ジフェニルエーテルジアミン
等];脂環式アミン類[イソホロンジアミン、シクロヘ
キシレンジアミン等];アミノエチルピペラジンおよび
特公昭55−21044号公報明細書に記載の複素環式
アミン類が挙げられる。これらの活性水素含有化合物は
2種以上を併用することができる。
【0007】アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド(以下、EOと略記)、プロピレンオキサイ
ド(以下POと略記)、1,2−、1,4−および2,
3−ブチレンオキサイド等およびこれらの2種以上の併
用が挙げられる。これらのうち好ましいものは、POお
よびEOとPOの併用であり、併用の場合の付加形式
は、ブロックまたはランダムのいずれでもよい。
【0008】ポリエステルポリオールとしては、例え
ば、低分子ポリオール(前記2価アルコール、3価アル
コールなど)とポリカルボン酸(コハク酸、アジピン
酸、セバシン酸、マレイン酸、ダイマー酸などの脂肪族
ポリカルボン酸;フタル酸、テレフタル酸、トリメリッ
ト酸などの芳香族ポリカルボン酸など)とを反応させて
得られる縮合ポリエステルポリオール、上記記載のアル
コール類および/またはフェノール類とε−カプロラク
トンとの反応により得られるポリカプロラクトンポリオ
ールおよびポリカーボネートポリオール(ポリヘキシレ
ンカーボネートジオールなど)が挙げられる。
【0009】重合体ポリオールとしては、上記に例示し
たポリオールの少なくとも1種中で、ラジカル開始剤の
存在下、アクリロニトリル、スチレン等のビニルモノマ
ーを重合し安定分散させたものが挙げられる。重合体ポ
リオール中のビニルポリマーの含量は、通常50%以下
である。
【0010】以上(a1)として例示したものは2種以
上併用することができる。これらのうち好ましいもの
は、アルコール類のアルキレンオキサイド付加物、重合
体ポリオールおよびこれらの併用である。
【0011】該(a1)の平均官能基数は通常2〜6、
好ましくは2.5〜4であり、平均水酸基価は通常20
〜200、好ましくは20〜100である。平均官能基
数が2未満および6を超えると発泡安定性、防音性、熱
成形性が劣る。また、水酸基価が200を超えると得ら
れるポリウレタンフォームが硬くなり過ぎて目的とする
熱成形性軟質ポリウレタンフォームが得られない。
【0012】本発明において使用される有機酸(a2)
としては、脂肪族モノカルボン酸(ギ酸、酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、カプリル酸、カプ
リン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、シ
クロヘキサカルボン酸など);脂肪族ポリカルボン酸
(シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、マレイン酸など);芳香族モノまたはポリカルボ
ン酸(安息香酸、フタル酸など);脂肪族オキシカルボ
ン酸(クエン酸、ジオキシアジピン酸、トリオキシグル
タル酸など);芳香族オキシカルボン酸(サリチル酸な
ど)およびこれらの酸のハロゲン、ニトロ、ニトリル、
アシルおよびアルキル置換体(o−、m−またはp−ク
ロル安息香酸など);およびこれらの2種以上の混合物
が挙げられる。
【0013】以上(a2)として例示したもののうち特
に好ましいものは、脂肪族モノカルボン酸である。
【0014】本発明におけるポリオール(a1)と有機
酸(a2)の使用比率は重量比で(a1):(a2)が
(90.9〜90):(0.1〜10)、好ましくは
(90.8〜95):(0.2〜5)である。(a2)
の比率が0.1未満では得られるフォームの熱成形性が
劣り、10を超えると発泡反応性が低下し、フォームの
圧縮永久歪が増大する。
【0015】本発明において用いられる有機ポリイソシ
アネート(b)としては、ポリウレタンに通常使用され
るものが用いられる。該(b)の具体例としては、炭素
数(NCO基中の炭素数を除く)6〜20の芳香族ポリ
イソシアネート[2,4−および/または2,6−トリ
レンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4
−および/または4,4'−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDI)、粗製MDI、ポリアリールポリイ
ソシアネート(PAPI)等];炭素数2〜18の脂肪
族イソシアネート[ヘキサメチレンジイソシアネート、
リジンジイソシアネート等];炭素数4〜15の脂環式
ポリイソシアネート[イソフォロンジイソシアネート、
ジシクロヘキシルジイソシアネート等];炭素数8〜1
5の芳香脂肪族ポリイソシアネート[キシリレンジイソ
シアネート等];これらのポリイソシアネートの変性物
[ウレタン基、カルボジイミ基、アロファネート基、ウ
レア基、ビュウレット基、ウレトジオン基、ウレトンイ
ミン基、イソシアヌレート基、オキサゾリドン基含有変
性物等];特開昭61−76517号公報明細書に記載
の上記以外のポリイソシアネート;およびこれらの2種
以上の併用が挙げられる。これらのうち好ましいもの
は、TDI、TDIと粗製MDIの混合物および2,4
−および/または4,4'−MDIである。
【0016】本発明において、触媒(c)としては、ウ
レタン発泡用触媒として通常用いられるものであればよ
く、例えば、カルボン酸の金属塩[酢酸ナトリウム、オ
クチル酸鉛、オクチル酸亜鉛、ナフテン酸コバルト
等];アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のアルコ
キシドもしくはフェノキシド[ナトリウムメトキシド、
ナトリウムフェノキシド等];3級アミン類[トリエチ
ルアミン、トリエチレンジアミン、N−メチルモルホリ
ン、ジメチルアミノメチルフェノール、ピリジン等];
4級アンモニウム塩[テトラエチルヒドロキシアンモニ
ウム等];イミダゾール類[イミダゾール、2−エチル
−4−メチルイミダゾール等];およびスズまたはアン
チモン含有有機金属化合物[テトラフェニルスズ、トリ
ブチルアンチモンオキサイド、スタナスオクトエート
等]を挙げることができる。これらのうち好ましいもの
は、3級アミン類およびスズまたはアンチモン含有有機
金属化合物である。
【0017】本発明において、発泡剤(d)としては水
および/またはその他の発泡剤(トリクロロモノフルオ
ロメタン、メチレンクロライドなど)が挙げられる。
【0018】本発明において、必要により用いられる他
の添加剤(e)としては界面活性剤(例えば、日本ユニ
カー製のSZ−1306、L−520、L−540、ト
ーレシリコン製のSH−190、SRX−274C
等)、顔料、フィラー、アスファルト、難燃剤、溶剤、
揺変剤などが挙げられる。
【0019】本発明の製法において、(a)100重量
部に対する(b)〜(d)の使用量は、次の通りであ
る。(b)の量は、NCO指数が通常60〜140、好
ましくは80〜120となる部数である。(c)の量
は、通常0.01〜3部、好ましくは0.05〜2部で
ある。(d)の量は、一般のウレタンフォームの発泡に
使用される量(例えば水が1〜5部、その他の発泡剤が
0〜25部)である。
【0020】本発明の製法により得られる熱成形性軟質
ポリウレタンフォームの物性(熱成形前の原物性)とし
ては、フォーム密度は通常10〜500kg/m3であ
る。25%圧縮硬度は通常2〜60kg/314c
2、好ましくは3〜40kg/314cm2である。フ
ォームの反発弾性は通常20〜80%、好ましくは30
〜70%である。フォームの圧縮永久歪は通常30%以
下、好ましく15%以下である。フォームの原物性が上
記範囲外の場合は発泡性、熱成形性に劣るか、または正
常な熱成形性軟質ポリウレタンフォームとならない。
【0021】本発明における発泡方法は特に限定されな
いが、例えば、(b)以外の成分を混合したものと
(b)とを混合・攪拌して発泡させることにより熱成形
性軟質ポリウレタンフォームが得られる。この際、
(b)以外の成分を更に分割して用い、(b)と混合し
ても良い。また、(a2)は先に(b)と混合した後、
残りの成分を混合・攪拌して発泡させても良い。
【0022】本発明の製法を用いた軟質ポリウレタンフ
ォームは特別な製造装置を必要とせず、従来のスラブ方
式、スプレー方式、ホットキュアー方式、コールドキュ
アー方式等のいずれの方式でも製造できるが、好ましい
のはスラブ方式である。
【0023】本発明の製法により得られる熱成形性軟質
ポリウレタンフォームは熱成形材として有用であり、熱
成形は従来の装置により加熱及び加圧することにより行
われる。加熱は通常の方法以外にマイクロ波によっても
よい。熱成形はプレス直前にフォームを所定温度に加熱
しておき常温または冷却したプレス機でプレスしてもよ
いが、プレス面が加熱可能な熱プレス機を使用し加熱し
ながらプレスする方法が好ましい。加熱温度は通常10
0〜210℃、好ましく150〜200℃である。加熱
温度が100℃未満では熱成形性が悪く、210℃を超
えるとフォームが熱により変色、劣化を起こす。加圧は
通常0.5Kg/cm2以上で行う。加圧が0.5Kg
/cm2未満では熱成形性が悪い。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。以下
において、部は重量部、%は重量%を示す。
【0025】実施例1〜6および比較例1〜2 表1および表2に示した発泡処方にて、上部を開放した
紙箱内で自由発泡させた後、得られたポリウレタンフォ
ームを裁断し、その物性を測定した。熱成形性はフォー
ムを50mm×200mm×20mmに裁断し、プレス面17
0℃のプレス機で50kg/cm2の圧力で40秒プレ
ス後取り出し、その形状保持性を評価した。これらの評
価結果を表1および表2に示す。なお、発泡条件、使用
原料の記号の説明およびフォーム物性測定法は下記のと
おりである。
【0026】(発泡条件) 紙箱形状 :400mm×400mm×200mm ミキシング方法:3000rpmのミキサーで攪拌 原料温度 :25±2℃ 原料使用量 :(a1)を300g使用 キュアー条件 :室温、1日間
【0027】(使用原料の記号の説明) ・活性水素含有化合物(a1) a1−1:グリセリンのPO付加物、分子量3,000 a1−2:グリセリンのPO−EO付加物、分子量6,
000 a1−3:a1−2のポリマーポリオール、ポリマー成
分スチレン/アクリロニトリル=5/5、ポリマー含量
20% a1−4:ジエタノールアミン ・有機酸(a2) a2−1:酢酸 a2−2:ステアリン酸 a2−3:オレイン酸 ・イソシアネート(b) b−1 :TDI−80(2,4−トルエンジイソシア
ネート/2,6−トルエンジイソシアネート=80/2
0混合物) b−2 :TDI−80/粗製MDI=80/20 ・触媒(c) 33LV:DABCO 33LVすなわちトリエチレン
ジアミン33%ジプロピレングリコール溶液 DMEA:ジメチルアミノエタノール T−9 :スタナスオクテート ・発泡剤(d) 水 :水 ・添加剤(e) L520:日本ユニカー(株)製シリコーン系整泡剤L
−520 274C:トーレシリコーン(株)製シリコーン系整泡
剤SRX−274C
【0028】(フォーム物性の測定法)フォーム物性の
測定は、JIS K6401に基づいて行った。単位は
下記の通りである。 フリー発泡密度:kg/m3 25%圧縮硬度:kg/314cm2 圧縮永久歪 :% 反発弾性率 :%
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の製法により得られる熱成形性軟
質ポリウレタンフォームからなる熱成形材は熱成形性に
優れ、特にスラブフォームを裁断して加熱プレスにより
熱成形したものはモールド成形品と異なりスキン層を有
しないため快適性、防音性に優れており、自動車、航空
機、電車、住宅などの内装材、防音材および衣料用パッ
ドの材料として極めて有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08G 18/48 101:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオールと有機ポリイソシアネート
    (b)とを触媒(c)、発泡剤(d)および必要により
    他の添加剤(e)の存在下で反応させて軟質ポリウレタ
    ンフォームを製造する方法において、該ポリオールとし
    て平均官能基数が2〜6、平均水酸基価が20〜200
    であるポリオール(a1)を用い、脂肪族または芳香族
    のモノまたはポリカルボン酸から選ばれる少なくとも1
    種の有機酸(a2)を、(a1):(a2)=(99.
    9〜90):(0.1〜10)の重量比で共存させて熱
    成形性軟質ポリウレタンフォームを製造することを特徴
    とする軟質ポリウレタンフォームの製法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製法により製造した熱成
    形性軟質ポリウレタンフォームからなる熱成形材。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の熱成形材を加熱および加
    圧下に熱成形する熱成形方法。
  4. 【請求項4】 加熱温度が100〜210℃、プレス圧
    力が少なくとも0.5Kg/cm2の条件で熱成形を行
    う請求項3記載の熱成形方法。
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